「日馬富士の引退」に思うこと [どう受け止めたらいいのか]
昨日(17.11.29)、渦中の人大相撲:日馬富士が引退届を日本相撲協会に提出しました。
引退の記者会見を見ていて、
〇あーぁ。もったいない。
〇残念だなぁ。
〇結局こうなってしまうんだよな。
と考える私もいます。
まぁ、受け止め方はいろいろあるのでしょうが、マスコミがあまり触れない点について少し書き留めておきましょう。
1.事件があったのは10月25日の深夜午前2時頃のことで、「白鵬」「日馬富士」「鶴竜」と3横綱が揃っていたことの不思議。
●大相撲が興行なのか?スポーツなのか?よくわかりませんが、翌日は巡業相撲があるというのにこの時間まで深酒をしていることはこの角界では一般的なのでしょうか?
●貴ノ岩の母校:鳥取城北高校の懇親会になぜ3横綱が出席していたのか?
ありがちなこととはいえ、アマスポーツといわゆる「たにまち」づきあいの境界線が曖昧なように思えてしまいます。
●巡業の地で、土地勘もない人たちが深夜にこのように飲み歩くことも、私のように酒を飲まないものから見れば違和感があります。
2.貴乃花親方が「協会」に報告せず、また口を開こうとしないことを解き明かす人がない不思議。
●今、日本では、「著名企業」という組織の不正問題が話題になっています。
こういう企業の中の役員の皆さんは、本当に知らなかったのでしょうか?「役員会」などでおかしいんじゃないのか?と異を唱えることができたのでしょうか?
そういうことも思い遣ってください。
「改革を目指す」なら時には極端も必要かもしれません。
●「事実」に対するアプローチの仕方はあるとは思いますが、日本の著名企業の不正事案が行くところまでいかないと表沙汰にならなかったように、「問題意識にストレートに向き合うタイプ」の貴乃花親方にはこうするしかなかったのではないでしょうか?
●貴乃花親方に対して、「美学」を押し通すだけではなく「大人の対応」を期待するあるいは「貴乃花は頑固だから」と呆れる向きもあるかもしれませんが、おそらくあの傷口を見れば「事態の大きさ」に驚いたのでしょうし、またそれを求めるにはあまりにも彼が若かったということでしょう。
3.警察の取り調べ中にもかかわらず「被害者」(貴ノ岩、貴乃花親方)の話を聞きたがる不思議。
●「刑事事件」として捜査中であり、並行的に話をするには難しさがあるのではないでしょうか?
●「警察の捜査の結論が出てから」と考える方が自然です。
4.テレビのワイドショーなどのコメンテーターと出演されている方に偏りがあること。
●杉山邦博氏(1930年生まれの87歳。NHKのアナウンサー出身。東京相撲記者クラブ会友)
●銅谷志朗氏(1944年生まれの73歳。テレビ朝日「大相撲ダイジェスト」のキャスター。東京相撲記者クラブ会友)
●山崎 正 氏(1944年生まれの73歳。テレビ朝日「大相撲ダイジェスト」のキャスター。東京相撲記者クラブ会友)
この御三方は「相撲取りのこと」「取組みのこと」「相撲の歴史」などには詳しいが、今の大相撲経営に苦言を呈してきたタイプではなく、もし「大相撲経営に改革が必要」だとすれば時計の針を戻すような発言が多いような気がします。
5.今回の当事者は「モンゴル力士」ばかりでした。そのためどうやら「モンゴルでも大きな話題になっている」ようです。海外への伝わり方を考えるのならもう少し論理的に説明していくことが必要です。
●モンゴル人力士OBとしてよく登場する「朝青龍」と「旭鷲山」は、巷間伝えられているところでは不仲な様子です。
●モンゴル:ザイサンの丘にある「戦勝記念碑」の壁画には、どういう経緯なのか握手をする足元で「日章旗が踏みにじられて」います。親日の国のはずですが、誤解を生みやすい環境にあるかもしれません。
●「横綱の品格」というような言葉遣いが伝わるかどうか。。。。
(参考)
★2枚の診断書は当然~このところの「大相撲」報道は何かを変えるのだろうか?(2017-11-21)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2017-11-20-1
も併せてご笑読ください。
引退の記者会見を見ていて、
〇あーぁ。もったいない。
〇残念だなぁ。
〇結局こうなってしまうんだよな。
と考える私もいます。
まぁ、受け止め方はいろいろあるのでしょうが、マスコミがあまり触れない点について少し書き留めておきましょう。
1.事件があったのは10月25日の深夜午前2時頃のことで、「白鵬」「日馬富士」「鶴竜」と3横綱が揃っていたことの不思議。
●大相撲が興行なのか?スポーツなのか?よくわかりませんが、翌日は巡業相撲があるというのにこの時間まで深酒をしていることはこの角界では一般的なのでしょうか?
●貴ノ岩の母校:鳥取城北高校の懇親会になぜ3横綱が出席していたのか?
ありがちなこととはいえ、アマスポーツといわゆる「たにまち」づきあいの境界線が曖昧なように思えてしまいます。
●巡業の地で、土地勘もない人たちが深夜にこのように飲み歩くことも、私のように酒を飲まないものから見れば違和感があります。
2.貴乃花親方が「協会」に報告せず、また口を開こうとしないことを解き明かす人がない不思議。
●今、日本では、「著名企業」という組織の不正問題が話題になっています。
こういう企業の中の役員の皆さんは、本当に知らなかったのでしょうか?「役員会」などでおかしいんじゃないのか?と異を唱えることができたのでしょうか?
そういうことも思い遣ってください。
「改革を目指す」なら時には極端も必要かもしれません。
●「事実」に対するアプローチの仕方はあるとは思いますが、日本の著名企業の不正事案が行くところまでいかないと表沙汰にならなかったように、「問題意識にストレートに向き合うタイプ」の貴乃花親方にはこうするしかなかったのではないでしょうか?
●貴乃花親方に対して、「美学」を押し通すだけではなく「大人の対応」を期待するあるいは「貴乃花は頑固だから」と呆れる向きもあるかもしれませんが、おそらくあの傷口を見れば「事態の大きさ」に驚いたのでしょうし、またそれを求めるにはあまりにも彼が若かったということでしょう。
3.警察の取り調べ中にもかかわらず「被害者」(貴ノ岩、貴乃花親方)の話を聞きたがる不思議。
●「刑事事件」として捜査中であり、並行的に話をするには難しさがあるのではないでしょうか?
●「警察の捜査の結論が出てから」と考える方が自然です。
4.テレビのワイドショーなどのコメンテーターと出演されている方に偏りがあること。
●杉山邦博氏(1930年生まれの87歳。NHKのアナウンサー出身。東京相撲記者クラブ会友)
●銅谷志朗氏(1944年生まれの73歳。テレビ朝日「大相撲ダイジェスト」のキャスター。東京相撲記者クラブ会友)
●山崎 正 氏(1944年生まれの73歳。テレビ朝日「大相撲ダイジェスト」のキャスター。東京相撲記者クラブ会友)
この御三方は「相撲取りのこと」「取組みのこと」「相撲の歴史」などには詳しいが、今の大相撲経営に苦言を呈してきたタイプではなく、もし「大相撲経営に改革が必要」だとすれば時計の針を戻すような発言が多いような気がします。
5.今回の当事者は「モンゴル力士」ばかりでした。そのためどうやら「モンゴルでも大きな話題になっている」ようです。海外への伝わり方を考えるのならもう少し論理的に説明していくことが必要です。
●モンゴル人力士OBとしてよく登場する「朝青龍」と「旭鷲山」は、巷間伝えられているところでは不仲な様子です。
●モンゴル:ザイサンの丘にある「戦勝記念碑」の壁画には、どういう経緯なのか握手をする足元で「日章旗が踏みにじられて」います。親日の国のはずですが、誤解を生みやすい環境にあるかもしれません。
●「横綱の品格」というような言葉遣いが伝わるかどうか。。。。
(参考)
★2枚の診断書は当然~このところの「大相撲」報道は何かを変えるのだろうか?(2017-11-21)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2017-11-20-1
も併せてご笑読ください。
「憲法改正」論議で考えなければいけないこと [どう受け止めたらいいのか]
今まで思いもよらなかった「憲法改正」が議論として表に出てきたようです。
どういう事情や経緯や必要性で「憲法を変えなければいけないのか」今一つ伝わってきません。
議論を小耳にはさむたびに思うのは、
1.そんな細かなことまで憲法に盛り込むのか?
2.現在の憲法下で「違憲訴訟が起きているもの」にはどのようなものがあるのか?
3.今考えられている憲法案の下で「どんな違憲訴訟」が起きるのか?
という点も併せ考えていただきたいと思うのは私だけでしょうか?
今まで、「憲法が変わる」という現実味のない世界で暮らしていたものにとってはなんだかこのイージーさが不安でなりません。
「餃子ブーム」なのか? [一人合点の「いい加減な話」]
東京の街というのはやはり賑やかなのだと思います。
この前まで「〇〇屋」さんだったお店が、ある日閉店してもすぐさま「◇◇屋」さんに変わっています。
昨日紹介した「歯医者」さんも、ほんの先日までは「ケーキ屋」さんでした。
思い返せばその「ケーキ屋」さんも以前は「居酒屋」さんでした。
「オムレツ」を得意としていたお店が「スパゲティ」の店になる看板も出ていました。
「ラーメン屋」さんだったところが「美容院」に変わっていたり、その逆で「美容院」が「ラーメン屋」になっていたり、「携帯電話屋」さんが「たこ焼き屋」さんに変わっていたり。
似たようなお店に変わるのではなく、全然違う業種のお店に変わっているのもおもしろかったりします。
巷間よく言われるように、「誰がやっても長続きしない場所」というのもあるようです。
※確かに「携帯ショップ」の数が減りました。
「倒産」したのか?「廃業」したのか?「移転」したのか?
派手にオープンしたお店も、なくなる時は静かにが鉄則のようです。
「あのお店で働いていた人はどうなったのかな?」と思ってみても、深刻な倒産話も聞こえてきません。
シャッター通りになることもなく、また何かのご商売に変わっています。
気のせいかテレビが取り上げなくなるとその種のお店も減るようです。
テレビが取り上げた時がそのご商売のピークということもあるようです。
街を歩いていてふと気になったのは、「焼肉屋」さんや「ラーメン屋」さんが減り、「餃子」の看板を掲げるお店が目につくことです。
そういえば、昨夜も「餃子」のお店をテレビが取り上げていました。
ひょっとして「餃子ブーム」なのかと思ってしまいました。
値段が比較的安いのと、チルドの商品も多く簡単に作れるのがありがたい。
この前まで「〇〇屋」さんだったお店が、ある日閉店してもすぐさま「◇◇屋」さんに変わっています。
昨日紹介した「歯医者」さんも、ほんの先日までは「ケーキ屋」さんでした。
思い返せばその「ケーキ屋」さんも以前は「居酒屋」さんでした。
「オムレツ」を得意としていたお店が「スパゲティ」の店になる看板も出ていました。
「ラーメン屋」さんだったところが「美容院」に変わっていたり、その逆で「美容院」が「ラーメン屋」になっていたり、「携帯電話屋」さんが「たこ焼き屋」さんに変わっていたり。
似たようなお店に変わるのではなく、全然違う業種のお店に変わっているのもおもしろかったりします。
巷間よく言われるように、「誰がやっても長続きしない場所」というのもあるようです。
※確かに「携帯ショップ」の数が減りました。
「倒産」したのか?「廃業」したのか?「移転」したのか?
派手にオープンしたお店も、なくなる時は静かにが鉄則のようです。
「あのお店で働いていた人はどうなったのかな?」と思ってみても、深刻な倒産話も聞こえてきません。
シャッター通りになることもなく、また何かのご商売に変わっています。
気のせいかテレビが取り上げなくなるとその種のお店も減るようです。
テレビが取り上げた時がそのご商売のピークということもあるようです。
街を歩いていてふと気になったのは、「焼肉屋」さんや「ラーメン屋」さんが減り、「餃子」の看板を掲げるお店が目につくことです。
そういえば、昨夜も「餃子」のお店をテレビが取り上げていました。
ひょっとして「餃子ブーム」なのかと思ってしまいました。
値段が比較的安いのと、チルドの商品も多く簡単に作れるのがありがたい。
近頃の「歯医者」さん事情(その2) [どう受け止めたらいいのか]
駅前でこんな「歯科見学会」という「のぼり旗」を持ったおねぇーさんとお話ししました。
彼女の手にはお子様用の風船まであります。
「今はこんなことまでやるの?」
と聞くと、彼女は、
「歯医者さんはコンビニの数よりも多く、今は歯医者さんが新規オープンするとよくやっています。」
「いつ頃からやっているの?」
「10年前くらいからです。」
「へー!ひょっとしたら、『その歯医者さんの出身大学はどこか?』なんて聞く人もいるんじゃないの?」
「そうなんですよ。さっきも聞かれたばかりです。なんでも『自宅のそばに〇〇大学出身の歯医者さんがあるから』とおっしゃっていました。」
「でも、歯医者さんは技術者の部分もあるから勘所がよく指先が器用で資格があれば大学は関係ないんじゃないの?」
「たしかに~」
「なんだか分譲住宅の販売会みたいだよね。」
「言われてみればそうですね。そういう時代なのですよ。」
私には「歯医者事情」ともども「こういうコンサルがある」ということが興味そのものでした。
(ご参考)
●「歯医者」と「歯科検診」と「歯のエステ」(2016-03-03)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2016-03-03
●近頃の「歯医者」さん事情 (2017-11-02)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2017-11-02
彼女の手にはお子様用の風船まであります。
「今はこんなことまでやるの?」
と聞くと、彼女は、
「歯医者さんはコンビニの数よりも多く、今は歯医者さんが新規オープンするとよくやっています。」
「いつ頃からやっているの?」
「10年前くらいからです。」
「へー!ひょっとしたら、『その歯医者さんの出身大学はどこか?』なんて聞く人もいるんじゃないの?」
「そうなんですよ。さっきも聞かれたばかりです。なんでも『自宅のそばに〇〇大学出身の歯医者さんがあるから』とおっしゃっていました。」
「でも、歯医者さんは技術者の部分もあるから勘所がよく指先が器用で資格があれば大学は関係ないんじゃないの?」
「たしかに~」
「なんだか分譲住宅の販売会みたいだよね。」
「言われてみればそうですね。そういう時代なのですよ。」
私には「歯医者事情」ともども「こういうコンサルがある」ということが興味そのものでした。
(ご参考)
●「歯医者」と「歯科検診」と「歯のエステ」(2016-03-03)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2016-03-03
●近頃の「歯医者」さん事情 (2017-11-02)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2017-11-02
「富士山の見える景色」を小さな子どもにどう説明するか [どう受け止めたらいいのか]
東京の街中でも「富士山が見える」季節になりました。
※あるショッピングモールの4階部分から見た景色です。
私は「富士山」の姿がとても好きで、新幹線や飛行機の窓から、あるいは静岡や山梨や箱根や湘南にドライブした時、あるいは高層ビルから望む姿等々、小躍りしながら眺めてしまいます。
そんな富士山が、寒い季節の訪れとともに東京周辺の各所でも普通に見えるようになります。
このところ連日こういうスポットまで行っては富士山を眺めています。
そこでは同好の方とお話しすることもあります。
一昨日は富士山のあたりが曇っていたこともあり、あるおじさんに説明してあげました。
「あの雲のあたりが富士山なんですよ」と。
おじさんは、
「やっぱりなぁ、あのあたりだと思っていたんですよ。ダイヤモンド富士は見えますか?」
「どうでしょうね。。。。」
などと。
昨日は、隣で眺めていたおばぁちゃんが、
「私は小学校5年生の時、住んでいた関西から来て富士山登山をした。本当に富士山はきれいな山。やっぱり雪が積もっている時がいいわね。」
「関西なら大台ケ原でも見えることがあるようですね。あそこが富士山が見える西端だとか。」
「そこにも私は行ったわよ。」
「〇〇駅のホームなら正面に大きく見えますよね。」
「あそこは高台だからね。」
かなり富士山の見える景色にはお詳しいようです。
そんな中、後ろの方で、「ほら、富士山は大きいだろ。」と小さなお子さんを抱え上げて説明するパパの姿がありました。
お子さんは「何のこと?」状態です。
彼らが立ち去った後、お子さん連れのママさん(さっきとは違う親子連れ)が近寄ってきたので、
「お子さんは実際に富士山を見たことはありますか?」
と私が聞くと、
「新幹線の車窓から見た程度で記憶にあるかどうか」
とお答えされました。
さっきのおばぁちゃんは、
「きっと見たことのない人には小さな山に見えてるでしょうね。手前の大山(おおやま)の方が大きく見えるものね。」
と。。。。
日本人の多くは「♪♪頭を雲の上に出し・・・・富士は日本一の山」と子どものころから歌い、写真や映像でもその姿を見てきました。
※松竹映画の冒頭には大きな富士山が出てきたと思います。
でも、この小さなお子さんのように明らかに「富士山の大きさや勇姿」を理解できていない子どもさんにとっては(おそらく)意味不明のパパの言葉だったかもしれません。
※あるショッピングモールの4階部分から見た景色です。
私は「富士山」の姿がとても好きで、新幹線や飛行機の窓から、あるいは静岡や山梨や箱根や湘南にドライブした時、あるいは高層ビルから望む姿等々、小躍りしながら眺めてしまいます。
そんな富士山が、寒い季節の訪れとともに東京周辺の各所でも普通に見えるようになります。
このところ連日こういうスポットまで行っては富士山を眺めています。
そこでは同好の方とお話しすることもあります。
一昨日は富士山のあたりが曇っていたこともあり、あるおじさんに説明してあげました。
「あの雲のあたりが富士山なんですよ」と。
おじさんは、
「やっぱりなぁ、あのあたりだと思っていたんですよ。ダイヤモンド富士は見えますか?」
「どうでしょうね。。。。」
などと。
昨日は、隣で眺めていたおばぁちゃんが、
「私は小学校5年生の時、住んでいた関西から来て富士山登山をした。本当に富士山はきれいな山。やっぱり雪が積もっている時がいいわね。」
「関西なら大台ケ原でも見えることがあるようですね。あそこが富士山が見える西端だとか。」
「そこにも私は行ったわよ。」
「〇〇駅のホームなら正面に大きく見えますよね。」
「あそこは高台だからね。」
かなり富士山の見える景色にはお詳しいようです。
そんな中、後ろの方で、「ほら、富士山は大きいだろ。」と小さなお子さんを抱え上げて説明するパパの姿がありました。
お子さんは「何のこと?」状態です。
彼らが立ち去った後、お子さん連れのママさん(さっきとは違う親子連れ)が近寄ってきたので、
「お子さんは実際に富士山を見たことはありますか?」
と私が聞くと、
「新幹線の車窓から見た程度で記憶にあるかどうか」
とお答えされました。
さっきのおばぁちゃんは、
「きっと見たことのない人には小さな山に見えてるでしょうね。手前の大山(おおやま)の方が大きく見えるものね。」
と。。。。
日本人の多くは「♪♪頭を雲の上に出し・・・・富士は日本一の山」と子どものころから歌い、写真や映像でもその姿を見てきました。
※松竹映画の冒頭には大きな富士山が出てきたと思います。
でも、この小さなお子さんのように明らかに「富士山の大きさや勇姿」を理解できていない子どもさんにとっては(おそらく)意味不明のパパの言葉だったかもしれません。
籠池夫妻の4か月 [どう受け止めたらいいのか]
あれだけ大騒ぎしたにもかかわらずその後は軽視されてしまうことが世の中ではありがちなようです。
先日のこと、あるラジオ番組で森友学園事件の主役:籠池夫妻の拘置生活のことを伝えていました。
このお二人が「大阪・豊中市で進めていた小学校の建設工事をめぐる国の補助金や、学園が運営する大阪・淀川区の幼稚園に対する大阪府や大阪市の補助金をだまし取った」などとして詐欺等の罪で起訴拘置されてから、そろそろ4か月になるとか。
一人はエアコンはあるが窓のない部屋に、一人は窓はあるがエアコンのない部屋にいるとの話。
※番組では、「自分ならどちらの部屋がいいのか」という話題で盛り上がりそれはそれで面白かったです。
弁護士以外の接見も認められず、また逃亡や証拠隠滅の恐れが少ない二人も「保釈申請も認められない」状況にあるようです。
なぜ「保釈」が認められないかと言うと、
「二人が罪を認めていない」
からだとか。
罪を認めない限り保釈されない→「冤罪」を生むこともある ということもあるようです。
「もし皆さん(私)が、誤認逮捕されてこういう状況になったらどうなるのか?」と考えるとぞっとします。
一方の当事者、国については会計検査院が「値引き額の積算には十分な根拠が確認できないうえ、検証に必要な資料が十分残されていない、などとする検査結果をまとめ、22日にも国会に報告」したばかりです。
「豊洲移転問題」「加計問題」然り、正義の味方らしいマスコミはあれほど大騒ぎしたのに今は「過去のこと」状態です。
今朝もマスコミは「大相撲:日馬富士の暴行事件」を夢中になって取り上げています。
ある番組では「国際問題に発展しそうだ」とも。
憶測ばかりでストーリーを作っているマスコミの報道ぶりをどこまで許していいのでしょうか?
国際問題になるのだとしたら、モンゴルにまで押し寄せて大騒ぎしているマスコミの素人臭い姿勢にこそ問題があるのではないでしょうか。。。
ラジオの番組では、テレビのワイドショーに出ているタレントが「誰も思い切った発言をしない」「相撲話一辺倒なのは視聴率が取れるかららしい」とぼやいていました。
※「あんたが言えばいいんじゃないの」とスタジオでは笑い話になっていましたが。。。
先日のこと、あるラジオ番組で森友学園事件の主役:籠池夫妻の拘置生活のことを伝えていました。
このお二人が「大阪・豊中市で進めていた小学校の建設工事をめぐる国の補助金や、学園が運営する大阪・淀川区の幼稚園に対する大阪府や大阪市の補助金をだまし取った」などとして詐欺等の罪で起訴拘置されてから、そろそろ4か月になるとか。
一人はエアコンはあるが窓のない部屋に、一人は窓はあるがエアコンのない部屋にいるとの話。
※番組では、「自分ならどちらの部屋がいいのか」という話題で盛り上がりそれはそれで面白かったです。
弁護士以外の接見も認められず、また逃亡や証拠隠滅の恐れが少ない二人も「保釈申請も認められない」状況にあるようです。
なぜ「保釈」が認められないかと言うと、
「二人が罪を認めていない」
からだとか。
罪を認めない限り保釈されない→「冤罪」を生むこともある ということもあるようです。
「もし皆さん(私)が、誤認逮捕されてこういう状況になったらどうなるのか?」と考えるとぞっとします。
一方の当事者、国については会計検査院が「値引き額の積算には十分な根拠が確認できないうえ、検証に必要な資料が十分残されていない、などとする検査結果をまとめ、22日にも国会に報告」したばかりです。
「豊洲移転問題」「加計問題」然り、正義の味方らしいマスコミはあれほど大騒ぎしたのに今は「過去のこと」状態です。
今朝もマスコミは「大相撲:日馬富士の暴行事件」を夢中になって取り上げています。
ある番組では「国際問題に発展しそうだ」とも。
憶測ばかりでストーリーを作っているマスコミの報道ぶりをどこまで許していいのでしょうか?
国際問題になるのだとしたら、モンゴルにまで押し寄せて大騒ぎしているマスコミの素人臭い姿勢にこそ問題があるのではないでしょうか。。。
ラジオの番組では、テレビのワイドショーに出ているタレントが「誰も思い切った発言をしない」「相撲話一辺倒なのは視聴率が取れるかららしい」とぼやいていました。
※「あんたが言えばいいんじゃないの」とスタジオでは笑い話になっていましたが。。。
堅苦しい「忘年会」のすすめ [仕事についてのエトセトラ]
もういくつか寝ると「12月」です。
皆さんの手元にも「忘年会」のご案内があったり、あるいは幹事として「設営」の最中だったりするのではないでしょうか。。。。。
「労をねぎらう」とか「無礼講」と言いつつ「真顔で臨むと嫌われる」ことも多いので本音は「行きたくない」「どうでもいい」という人も中にはあるかもしれません。
私のように「肩書もなく」「酒も飲まない」ものには苦痛にもつながる会の一つなので、最近はあまり出席しない、その結果次の案内が来なくなるという状況にあるものもあります。
そう言う私にもいくつか「忘年会」の案内が届きました。
とある地方で本業の傍ら「町おこし」の事務局をやっている知人からも「忘年会」の案内が届きました。
ひょっとしたら「誤メールかも」とか「こんなことやっているよ紹介メール」なのかもしれません。
私が「行くよ」と返事をしたらおそらく「どうぞ」と言って受け入れてくれるかもしれませんが、おそらく「こないことを前提としたご案内」だろうということで、いつものことながら「堅苦しいメール」を返しておきました。
私も「地域おこし」についてはすごく関心がありますが、この「地域おこし」とか「地方創生」という言葉のゴールにあるものは結局何なのでしょう。
特に、コメンテーターやアドバイザーやコンサルタントの方が情緒的な話をテーマにされる「大学の先生」などの場合はつくづくそう思ってしまいます。
今回の「忘年会」でもし皆さんのコメントをぶつけられること(意見交換)があるのなら、「プロセスの満足感」にとどまらないように
①「ゴールはなんだったのか?」
②「譲れないことはなにか?」
③「ゴールに照らしてどういう状況か?」
④「来年の力点は何なのか?」
ということも併せて語られたらいかがでしょうか?
お住まいの地方は「資産(資源)」も「ストーリー」も他地域に比べたくさんあります。
10年先20年先のイメージを想定されながらご注力なさったらよりわかりやすくなるのではないでしょうか。。。。
かつて「ファミリーで学ぶ事業承継」という講演会を企画したことがあります。
※「相続」や「事業承継」の話は「同床異夢」状態でなかなか意思疎通が難しいので「経営者一族皆さんでお集まりください」という企画で、講師は大阪で事業承継を得意とする税理士さん(私の友人)でした。
案の定、普段見たこともお会いしたこともないような創業者やその奥さんや息子、娘、婿の皆さんがかなり集まり広い会場が満席になりました。
「主催される会」が5年10年20年後を意識した活動であるためにも、時には「メンバーが身内を一人連れてくる」という会合があってもいいのではないかと思ってしまいました。
と。。。。
今度私が出席する忘年会は参加者には必ず3分間スピーチが求められます。
「近況報告」であったり「提案」であったり「苦労談」であったり「自慢話」であったり「不満話」であったり。。。。
なんでもいいのです。
ここに「無礼講」の良さがあります。
昔と違い、皆さんは時間が足りないほどおしゃべりをなさいます。
しかも「質問」も次から次に出てくるものですから、幹事さんの腕の見せ所でもあります。
こういう話が結構楽しかったりうらやましかったりするものです。
堅苦しいのは「会議だけにしてください」などという人はずいぶん減りました。
皆さんの手元にも「忘年会」のご案内があったり、あるいは幹事として「設営」の最中だったりするのではないでしょうか。。。。。
「労をねぎらう」とか「無礼講」と言いつつ「真顔で臨むと嫌われる」ことも多いので本音は「行きたくない」「どうでもいい」という人も中にはあるかもしれません。
私のように「肩書もなく」「酒も飲まない」ものには苦痛にもつながる会の一つなので、最近はあまり出席しない、その結果次の案内が来なくなるという状況にあるものもあります。
そう言う私にもいくつか「忘年会」の案内が届きました。
とある地方で本業の傍ら「町おこし」の事務局をやっている知人からも「忘年会」の案内が届きました。
ひょっとしたら「誤メールかも」とか「こんなことやっているよ紹介メール」なのかもしれません。
私が「行くよ」と返事をしたらおそらく「どうぞ」と言って受け入れてくれるかもしれませんが、おそらく「こないことを前提としたご案内」だろうということで、いつものことながら「堅苦しいメール」を返しておきました。
私も「地域おこし」についてはすごく関心がありますが、この「地域おこし」とか「地方創生」という言葉のゴールにあるものは結局何なのでしょう。
特に、コメンテーターやアドバイザーやコンサルタントの方が情緒的な話をテーマにされる「大学の先生」などの場合はつくづくそう思ってしまいます。
今回の「忘年会」でもし皆さんのコメントをぶつけられること(意見交換)があるのなら、「プロセスの満足感」にとどまらないように
①「ゴールはなんだったのか?」
②「譲れないことはなにか?」
③「ゴールに照らしてどういう状況か?」
④「来年の力点は何なのか?」
ということも併せて語られたらいかがでしょうか?
お住まいの地方は「資産(資源)」も「ストーリー」も他地域に比べたくさんあります。
10年先20年先のイメージを想定されながらご注力なさったらよりわかりやすくなるのではないでしょうか。。。。
かつて「ファミリーで学ぶ事業承継」という講演会を企画したことがあります。
※「相続」や「事業承継」の話は「同床異夢」状態でなかなか意思疎通が難しいので「経営者一族皆さんでお集まりください」という企画で、講師は大阪で事業承継を得意とする税理士さん(私の友人)でした。
案の定、普段見たこともお会いしたこともないような創業者やその奥さんや息子、娘、婿の皆さんがかなり集まり広い会場が満席になりました。
「主催される会」が5年10年20年後を意識した活動であるためにも、時には「メンバーが身内を一人連れてくる」という会合があってもいいのではないかと思ってしまいました。
と。。。。
今度私が出席する忘年会は参加者には必ず3分間スピーチが求められます。
「近況報告」であったり「提案」であったり「苦労談」であったり「自慢話」であったり「不満話」であったり。。。。
なんでもいいのです。
ここに「無礼講」の良さがあります。
昔と違い、皆さんは時間が足りないほどおしゃべりをなさいます。
しかも「質問」も次から次に出てくるものですから、幹事さんの腕の見せ所でもあります。
こういう話が結構楽しかったりうらやましかったりするものです。
堅苦しいのは「会議だけにしてください」などという人はずいぶん減りました。
「引き出物 商品券はいかが」はいかがか? [無駄の効用かやっぱり無駄か]
昨日(17.11.22)の読売新聞の投書欄、
「終活のため」
「ワイングラス10個分の処分には困りました。」
「四十数年前、結婚式の引き出物として頂いた物で、一度も使ったことがありません。」
「引き出物には商品券はいかがでしょうか。」
「カタログギフトだとほしいものが見つからないこともありますが、商品券だと、好きな物を選べるので、もらった方も喜ぶと思います。」
というようなお話が載っていました。
さてさて、皆さんはいかがお考えでしょうか?
かつてのこと、「香典返しに商品券が包んである」地域がありました。
この地域では当然のことだとか。。。。
「お金をお金でお返しいただく」ようでなんだか心地が良くありませんでした。
ほどなくこの地域では「香典辞退」が一般的になりました。
「結婚式の引き出物」はおめでたごとなのですから、「なくてもよし」「新郎新婦のささやかなお気持ちの記念品」と受け止めればいいのではないのかと私は思います。
いっそのこと「会費制」で「引き出物なし」でもいいでしょう。
わが家の物置にも古い時代の「引き出物」や「〇〇返し」の品物が置きっぱなしになっています。
お気持ちはわからないでもないですが、
それにしても「40年前のワイングラス10個」というのはそれなりにお考えなさった珍しいもののような気がします。
「世界中の青空を集めたような」快晴 [コーヒーブレーク]
「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます。」
これは、前回の東京オリンピックの開会式の時(1964年10月10日)、実況を担当したNHK:北出アナウンサーの冒頭の言葉だそうです。
昨日の朝のラジオ番組が教えてくれました。
昨日は、この「世界中の青空を集めたような」快晴でした。
そんなこともあり、黄葉の銀杏と国立競技場の建設状況を眺めに神宮に行ってきました。
国立競技場はと言うと、すでにその威容を見るに足る状況になっています。
私が写真を撮っていると、どこからともなくカメラを構えた人が集まっています。
きっと「気になる」皆さんなのでしょう。
近県からいらしたという団塊夫婦にお話を聞くと、
「この姿が見たかった。ずいぶんできているけど間に合うかなぁ?」
「東京オリンピックの時は高校三年生で重量挙げやバレーボールに興奮した。三宅さんの姪が重量挙げをやっているのがうれしい。当時の女子バレーは今のような可愛いお嬢さんではなかった」
等々、感慨深そうに昔話をなさってくださいました。
私はと言うと、
「チャスラフスカ」
とちゃんと言えるかどうか子ども同士で言い合ったものでした。
この団塊のご夫婦も「神宮外苑の銀杏並木」を見て、「将棋会館」に行ってお孫さんのために将棋グッズを買うのだとか。。。。
あれから50余年。多くの皆さんには新鮮な行事に映るのだと思います。
帰り道、「過去にばかり生きて明日への夢がないな」と自らに苦笑いをしてしまいました。
これは、前回の東京オリンピックの開会式の時(1964年10月10日)、実況を担当したNHK:北出アナウンサーの冒頭の言葉だそうです。
昨日の朝のラジオ番組が教えてくれました。
昨日は、この「世界中の青空を集めたような」快晴でした。
そんなこともあり、黄葉の銀杏と国立競技場の建設状況を眺めに神宮に行ってきました。
国立競技場はと言うと、すでにその威容を見るに足る状況になっています。
私が写真を撮っていると、どこからともなくカメラを構えた人が集まっています。
きっと「気になる」皆さんなのでしょう。
近県からいらしたという団塊夫婦にお話を聞くと、
「この姿が見たかった。ずいぶんできているけど間に合うかなぁ?」
「東京オリンピックの時は高校三年生で重量挙げやバレーボールに興奮した。三宅さんの姪が重量挙げをやっているのがうれしい。当時の女子バレーは今のような可愛いお嬢さんではなかった」
等々、感慨深そうに昔話をなさってくださいました。
私はと言うと、
「チャスラフスカ」
とちゃんと言えるかどうか子ども同士で言い合ったものでした。
この団塊のご夫婦も「神宮外苑の銀杏並木」を見て、「将棋会館」に行ってお孫さんのために将棋グッズを買うのだとか。。。。
あれから50余年。多くの皆さんには新鮮な行事に映るのだと思います。
帰り道、「過去にばかり生きて明日への夢がないな」と自らに苦笑いをしてしまいました。
2枚の診断書は当然~このところの「大相撲」報道は何かを変えるのだろうか? [みんなうすうす気づいている]
このところのニュースやワイドショーの大きな話題の一つになってしまったのが大相撲横綱:日馬富士の暴行事件。
真実がどうのこうのというよりも、国技(?)と言われる大相撲の生末になにか貢献するのでしょうか?
例えば、
1.ニュースやワイドショーは何を伝えたいのか?
①横綱日馬富士の暴行という大問題の「真実」を報じたい。
②日本相撲協会の閉鎖性を問う。
③「相撲取り」のあり方を問う。
④「相撲取り」の心身の健康問題を訴える。
⑤「大相撲」のあり方を問う。
そもそも報道スタンスはどこにあるのでしょう?
最近の政治報道にみられるように、大騒ぎして「忘れ去られるのか?」「改善の余地を掘り当てるのか?」着地はどうなっていくのか楽しみです。
2.複数の「診断書」があるのは当たり前のこと。
頭を打ったご経験のある方だとご存知だと思いますが、
①特に「脳」は頭蓋骨で覆われており、本人ですら症状がよくわからないものです。
②「脳」の傷病は、即重大化するものもあれば、時間が経ってから発症するものもあります。
私は停車中の追突事故で顔面をハンドルに痛打した時、
・救急車で運ばれた病院でのCT検査では「異常なし」との診断でした。
・友人の医師に相談したところ、「すぐにMRIを撮るよう」に言われ、2~3か月後に症状が出る可能性が高いので様子見が必要との診断で、即大学病院を紹介されました。
・結果、悪い方に発症し、事故から3か月後には入院・頭部手術を余儀なくされました。
つまり、頭部打撲は時間の経過に連れて症状が出る(または自然治癒する)と考える必要があり、複数の診断書が必要になります。
3.暴行事件が起きて以降の組織対応がなんとなく不透明です。
①日本相撲協会には、こういう事件・事故が起きた時の対応ルールがあったのでしょうか?
②刑事告訴と協会対応は並行するものでしょうか?
「協会ルール」での対応と「警察」対応が異なった場合はどうなるのでしょうか?
少なくとも土俵外での「暴行」というからには「刑事事件」とされてもやむをえないところもあります。
そういう課題が明確でないため、ゴシップのようなマスコミの取り上げ方が本来の問題の所在を不明確にしています。
4.直接は関係ありませんが、巨漢の「相撲取り」の健康管理はどうなっているのだろう?とふと思ってしまいます。
①相撲はそもそも「頭をぶつける」スポーツです。「頭部の症状」が相撲に起因するものなのか?暴行事件に起因するものなのか?わかりにくいという実情もあるようです。
②けがの多さ、休場の多さ、相撲取りなるが故の病気のことなどにも光を当てるチャンスです。
5.大相撲は「興行」なのか?「スポーツ」なのか?
まぁ、議論するほどの重要性はないかと思いますが、今回の事件の現場となった場所には「アマチュア相撲」関係者も同席していたとか。。。。
ある「関取」の親という立場もお持ちの方ですから「目くじらを立てる」ほどの話でもないとは思いますが。。。。
6.今回の事件の当事者が日本人だったらどうだったのか?
今回の暴行事件の関係者は「モンゴル出身者」の皆さんです。
「日本人」が当事者だった場合にはどうなっていたのでしょう。
7.協会の運営(役員)は、ほぼ「相撲取り出身者」で行われていることでいいのか
「コンプライアンス」や「適正手続き」全盛の世情です。
一般人による「事務取扱」責任者が必要な時期に来ているのではないでしょうか。
今回の対応の裏には「相撲協会」の役員人事のしこりも見え隠れしていると言った報道ぶりもあります。
「きれい」なはずの裸の勝負に水を差すような気がしてなりません。
「公益財団法人」という組織の色彩はよくわかりませんが、「公共性」の高い文化的団体のような気がします。
※私的には、ある親方の「パーマ頭」姿にも違和感を隠せません。
等々と思いながら今回の「暴行事件」報道を見るのもまた楽しからずや状態かもしれません。
そして、筋肉質の四つ相撲を楽しみたいのは私だけでしょうか?
真実がどうのこうのというよりも、国技(?)と言われる大相撲の生末になにか貢献するのでしょうか?
例えば、
1.ニュースやワイドショーは何を伝えたいのか?
①横綱日馬富士の暴行という大問題の「真実」を報じたい。
②日本相撲協会の閉鎖性を問う。
③「相撲取り」のあり方を問う。
④「相撲取り」の心身の健康問題を訴える。
⑤「大相撲」のあり方を問う。
そもそも報道スタンスはどこにあるのでしょう?
最近の政治報道にみられるように、大騒ぎして「忘れ去られるのか?」「改善の余地を掘り当てるのか?」着地はどうなっていくのか楽しみです。
2.複数の「診断書」があるのは当たり前のこと。
頭を打ったご経験のある方だとご存知だと思いますが、
①特に「脳」は頭蓋骨で覆われており、本人ですら症状がよくわからないものです。
②「脳」の傷病は、即重大化するものもあれば、時間が経ってから発症するものもあります。
私は停車中の追突事故で顔面をハンドルに痛打した時、
・救急車で運ばれた病院でのCT検査では「異常なし」との診断でした。
・友人の医師に相談したところ、「すぐにMRIを撮るよう」に言われ、2~3か月後に症状が出る可能性が高いので様子見が必要との診断で、即大学病院を紹介されました。
・結果、悪い方に発症し、事故から3か月後には入院・頭部手術を余儀なくされました。
つまり、頭部打撲は時間の経過に連れて症状が出る(または自然治癒する)と考える必要があり、複数の診断書が必要になります。
3.暴行事件が起きて以降の組織対応がなんとなく不透明です。
①日本相撲協会には、こういう事件・事故が起きた時の対応ルールがあったのでしょうか?
②刑事告訴と協会対応は並行するものでしょうか?
「協会ルール」での対応と「警察」対応が異なった場合はどうなるのでしょうか?
少なくとも土俵外での「暴行」というからには「刑事事件」とされてもやむをえないところもあります。
そういう課題が明確でないため、ゴシップのようなマスコミの取り上げ方が本来の問題の所在を不明確にしています。
4.直接は関係ありませんが、巨漢の「相撲取り」の健康管理はどうなっているのだろう?とふと思ってしまいます。
①相撲はそもそも「頭をぶつける」スポーツです。「頭部の症状」が相撲に起因するものなのか?暴行事件に起因するものなのか?わかりにくいという実情もあるようです。
②けがの多さ、休場の多さ、相撲取りなるが故の病気のことなどにも光を当てるチャンスです。
5.大相撲は「興行」なのか?「スポーツ」なのか?
まぁ、議論するほどの重要性はないかと思いますが、今回の事件の現場となった場所には「アマチュア相撲」関係者も同席していたとか。。。。
ある「関取」の親という立場もお持ちの方ですから「目くじらを立てる」ほどの話でもないとは思いますが。。。。
6.今回の事件の当事者が日本人だったらどうだったのか?
今回の暴行事件の関係者は「モンゴル出身者」の皆さんです。
「日本人」が当事者だった場合にはどうなっていたのでしょう。
7.協会の運営(役員)は、ほぼ「相撲取り出身者」で行われていることでいいのか
「コンプライアンス」や「適正手続き」全盛の世情です。
一般人による「事務取扱」責任者が必要な時期に来ているのではないでしょうか。
今回の対応の裏には「相撲協会」の役員人事のしこりも見え隠れしていると言った報道ぶりもあります。
「きれい」なはずの裸の勝負に水を差すような気がしてなりません。
「公益財団法人」という組織の色彩はよくわかりませんが、「公共性」の高い文化的団体のような気がします。
※私的には、ある親方の「パーマ頭」姿にも違和感を隠せません。
等々と思いながら今回の「暴行事件」報道を見るのもまた楽しからずや状態かもしれません。
そして、筋肉質の四つ相撲を楽しみたいのは私だけでしょうか?
税金の「取られ方」と「使われ方」を確認していますか? [どう受け止めたらいいのか]
「消費税が引き上げられる」というニュースや「保育料の補助が出る」等のニュースが伝えられています。
最近では「こんな風に税金がとられている」ということについてはずいぶん知識が豊富になりました。
給与明細にも「税金」の額が書いてありますし、お店のレシートにも消費税が明示されています。
ところで、あなたが払った税金は「どんなことに」「どのように」使われているのでしょうか?
なんとなく、うすうすわかっているようでも
・「有意義なのか?」「有意義かもしれないか?」
・「無駄なのか?」「無駄かもしれないのか?」
まではよくわかりません。
たまにはそういうことにも思いを馳せてみませんか。。。。
「無駄の効用」ということはあるにせよ、「本当に無駄」もあるとは思いますよね。
「ハーゲンダッツ」はお好きですか? [みんなうすうす気づいている]
皆さんは「ハーゲンダッツ」のアイスクリームはお好きですか?
それから街角や旅先で売っている「ソフトクリーム」の値段をご存知ですか?
昨日、大阪から上京して東京の大学に通っている甥っ子母親と連れなって遊びに来たので、この「ハーゲンダッツ」のアイスクリームをデザートに出したところ、
「うちでは、いつになったらハーゲンダッツが食べられることか?家族みんなでハーゲンダッツを食べるのが夢だと言っているんです。」
と面白いことを言い始めたのです。
そこで、私は、
「皆さんは街角や旅先(道の駅)で売っているソフトクリームをよく食べているでしょ。あれって1個350円から380円くらいが相場だよ。僕は皆さんがあのソフトクリームを食べているのを黙ってみているけど、自分はよほどのことがないとまず食べない。近所のスーパーでハーゲンダッツが1個200円を切ったらたまに買う程度だよ。それからIKEAの50円のソフトクリームで十分だよ。」
と。。。。
私が酒も飲まず、ゴルフもしないことも彼らは承知しています。
彼らには高い「ハーゲンダッツ」でも、私には「ずいぶん安いアイスクリーム」なのです。
コーヒーもまず外では飲まず、自宅でペーパードリップを飲んでいます。
人様には贅沢に映るかもしれませんが、私には納得のいくささやかな贅沢なのです。
そういえば「自動販売機のペットボトル」もあまり買わない方かもしれません。
近所のスーパーの特売日に買いだめておいたものやお茶を沸かして水筒に入れて出かけることの方が多いかもしれません。
それから街角や旅先で売っている「ソフトクリーム」の値段をご存知ですか?
昨日、大阪から上京して東京の大学に通っている甥っ子母親と連れなって遊びに来たので、この「ハーゲンダッツ」のアイスクリームをデザートに出したところ、
「うちでは、いつになったらハーゲンダッツが食べられることか?家族みんなでハーゲンダッツを食べるのが夢だと言っているんです。」
と面白いことを言い始めたのです。
そこで、私は、
「皆さんは街角や旅先(道の駅)で売っているソフトクリームをよく食べているでしょ。あれって1個350円から380円くらいが相場だよ。僕は皆さんがあのソフトクリームを食べているのを黙ってみているけど、自分はよほどのことがないとまず食べない。近所のスーパーでハーゲンダッツが1個200円を切ったらたまに買う程度だよ。それからIKEAの50円のソフトクリームで十分だよ。」
と。。。。
私が酒も飲まず、ゴルフもしないことも彼らは承知しています。
彼らには高い「ハーゲンダッツ」でも、私には「ずいぶん安いアイスクリーム」なのです。
コーヒーもまず外では飲まず、自宅でペーパードリップを飲んでいます。
人様には贅沢に映るかもしれませんが、私には納得のいくささやかな贅沢なのです。
そういえば「自動販売機のペットボトル」もあまり買わない方かもしれません。
近所のスーパーの特売日に買いだめておいたものやお茶を沸かして水筒に入れて出かけることの方が多いかもしれません。
意外と「喫煙者」は減っている~言い続けることに意味がある [みんなうすうす気づいている]
「たばこ」とか「喫煙」とか「禁煙」という話が何かと話題になる今日この頃です。
早朝、自宅から最寄り駅に向う道すがらは、必ずタバコを手に持った男性に出会います。
せっかく朝の清々しい空気が台無しです。
おそらく「たばこ」を吸う人にはわからない話です。
「おまえなぁ!たばこの煙を何とかしろよ!煙を出すな!」
と言いたくなってしまいます。
ところが、都心のオフィス街を歩くと「歩きスマホ」を見かけることがあっても、「歩きタバコ」人はまず見かけません。
世の中がこれだけやかましくなればやはり「くわえタバコ」「歩きタバコ」も難しいのでしょう。
「いい続ける」効果は間違いなくあるようです。
次は、
・コンビニの入り口付近でも喫煙禁止
・新幹線の完全分煙・分臭(喫煙コーナーから戻ってくる人の体臭の不快さと言ったらありません)
も言い続けないといけません。
この流れが「歩きスマホ」にも及ぶといいですね。
あの「姿勢の悪さ」を言い続ける必要があります。
タバコの臭いあるいは健康被害が言い続けられたように。
早朝、自宅から最寄り駅に向う道すがらは、必ずタバコを手に持った男性に出会います。
せっかく朝の清々しい空気が台無しです。
おそらく「たばこ」を吸う人にはわからない話です。
「おまえなぁ!たばこの煙を何とかしろよ!煙を出すな!」
と言いたくなってしまいます。
ところが、都心のオフィス街を歩くと「歩きスマホ」を見かけることがあっても、「歩きタバコ」人はまず見かけません。
世の中がこれだけやかましくなればやはり「くわえタバコ」「歩きタバコ」も難しいのでしょう。
「いい続ける」効果は間違いなくあるようです。
次は、
・コンビニの入り口付近でも喫煙禁止
・新幹線の完全分煙・分臭(喫煙コーナーから戻ってくる人の体臭の不快さと言ったらありません)
も言い続けないといけません。
この流れが「歩きスマホ」にも及ぶといいですね。
あの「姿勢の悪さ」を言い続ける必要があります。
タバコの臭いあるいは健康被害が言い続けられたように。
「帰還困難区域」の常磐道を走る [どう受け止めたらいいのか]
先日、仙台から東京まで「常磐道」を利用しました。
東京に向って左側の路肩には「放射線量」を示す案内版が所々にありました。
NEXCO東日本のHPによれば、
広野~南相馬間の各IC間に3カ所づつモニタリングポストを設置
とあります。
https://jobando.jp/hibakusenryo/hibakuryo.html
運転しながらなので、はっきりと記憶に残っていませんが、低いところで0.1μ㏜/h、高いところでは3.4μ㏜/hの表示だったと思います。
これらの数値がどういうことを意味するのかはよくわかりませんが、重苦しい気持ちのまま運転を続けました。
おそらく気のせいだとは思いますが、車窓に点在する家々では「洗濯物」も「布団」も干していない様子です。(普段はそういうつもりで車窓を見ないのでたぶん気のせいです)
私に何ができるのかわかりません。
こういうブログを書くことがいいのかもよくわかりません。
しかしこの「重苦しい気分」だけは伝えないといけないのかもしれません。
東京に向って左側の路肩には「放射線量」を示す案内版が所々にありました。
NEXCO東日本のHPによれば、
広野~南相馬間の各IC間に3カ所づつモニタリングポストを設置
とあります。
https://jobando.jp/hibakusenryo/hibakuryo.html
運転しながらなので、はっきりと記憶に残っていませんが、低いところで0.1μ㏜/h、高いところでは3.4μ㏜/hの表示だったと思います。
これらの数値がどういうことを意味するのかはよくわかりませんが、重苦しい気持ちのまま運転を続けました。
おそらく気のせいだとは思いますが、車窓に点在する家々では「洗濯物」も「布団」も干していない様子です。(普段はそういうつもりで車窓を見ないのでたぶん気のせいです)
私に何ができるのかわかりません。
こういうブログを書くことがいいのかもよくわかりません。
しかしこの「重苦しい気分」だけは伝えないといけないのかもしれません。
「加計」問題のやり取りや報道ぶりを見て思うこと [少し政治的な話を。。。。]
行政を行う上では「適正手続き」に則るというのが大原則です。
今回の「森友」「加計」についてはこの行政の意思決定手続きが不明朗なままです。
※「森友」は不法行為があるらしいですが。。。
「加計」については、
1.「岩盤規制」の撤廃と安倍総理は再三口にされるようですが、「文部省省令」「文部省内部規則(内規)」「通達」などを変更すればできることなのになぜこんなに大事になっているのか不思議です。
また、「石破4条件」(私は出来が悪いと思っていますが)も「閣議了解」のはずです。総理大臣が閣議で変更を指示すれば済んだはずです。
力のある安倍総理なら「岩盤規制の撤廃」などと派手なことを言わず、「国民ニーズ」の構造変化に伴う各省庁の行政のやり方の見直しをやりながらいわゆる「規制緩和」的なことをやればいいはずです。
この調子でオーソドックスな「行政手続き」を軽んじていたらいわゆる「なんでもあり」になってしまいます。
前川元文部事務次官が「歪められた」とおっしゃっているのもこの手続き論のことではないかと思います。
※ちなみに判例では「高度な政治判断」(統治行為)という考え方もありますが、今回はそこまでの話ではないと思います。
2.問題の所在は
①獣医不足の実態はどうか?
②既存の獣医学部・獣医学科の定員増をもって対応できないものなのか?
という議論がなされていません。
一民間企業が自己資金で行うならいざ知らず、「多額の税金」が投入されかつこれからも「多額の税金」が投入されることを考えるともっと「そもそも論」を議論するべきだったと思います。
「石破4条件」の出来が悪いと申し上げたのは、
獣医師養成系大学・学部の新設に関する検討ということで、
①現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化し、
②ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野に おける具体的な需要が明らかになり、
③かつ、既存の大学・学部 では対応が困難な場合には、
④近年の獣医師の需要の動向も考慮 しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。
というもので、既存の「獣医学部」に対しても「今後のあり方」を縛ってしまう懸念すらありそうです。
3.「加計」学園が新設される愛媛県今治市は歓迎ムードのようですが、税金を使って「誰も住んでいない山の中に若者が常時1,000人程度が住むようになる」のですからその気持ちもわからないではないです。
国立大学の獣医関連学部(学科)の定員は30~40人程度ですが、ここを50~80人くらいに増員するニーズはなかったのか?と不思議でなりません。
「狂牛病」や「鳥インフルエンザ」の時、宮崎・鹿児島大学の獣医学部の果たした(または果たさなかった)役割なども検証する必要があります。
野党もマスコミもこういう点を整理しながら対峙していく必要があったにも関わらずなんとなく残尿感のあるものになってしまうようですね。
大手金融機関の「人員削減」や「業務削減」を歓迎する [仕事についてのエトセトラ]
このところ大手金融機関(銀行)の「人員削減」や「業務量削減」の話が報じられています。
昨今の銀行業界は、
①低金利が続いているにもかかわらず本業の貸出(融資)が伸びない
②貸出が低迷している中、続く低金利に「預金」が集まらなくなり、かつ無理をしてまで預金を集める必要がなくなった
③クレジットカードの浸透、コンビニによる利便の向上、ATMやネットバンキングの普及により従来からあった銀行業務も別の形態に置き換えられてきた
④「貸出」(運用)-「預金」(調達)=利鞘 という古典的な収益獲得から、「保険」「投信」「外為」あるいは「M&A」などの手数料収入に頼らざるを得なくなった
等々社会構造変化の大きな波を直接受けてしまうようになりました。
また、普通に「AI」が現場に浸透しつつあり、「人手が要らなくなった」現実も無視できません。
かつては、優秀な「商業高校」卒業生の有力な就職先の一つが銀行でした。
そして、彼・彼女たちがこれらの基本的な銀行事務の担い手でした。
その「高卒」人材も昭和50年頃を境に極端に採用が減り、40数年経った今、その彼らが退職時期を迎えようとしています。
つまり、銀行側から言えば「業務のやり方の変化」や「人材構成の変化」が、お客様側から言えば「何も銀行の店頭でなくても」という変化が起きています。
ところで世の中は「人手不足」とか。。。。
世代別人口の多い「団塊の世代とその少し後の世代」が退職時期を迎え、「新卒の30%が3年以内に辞める」状況も見逃せません。
今の銀行は、生活者には「余計なお世話」サービスビジネスになってしまいました。
大手金融機関の「人員削減」は、本来世の中に必要なビジネスへの人材の傾斜を促します。
「人員削減」のためには「更なる業務の見直し」も行わなければいけません。
これからは「若年層不足」と「働けない高齢者増」という人口構成になっていくのですから、「余計なお世話サービス」のソフトランディング(人員削減とAI化)がさらに必要となってくるはずです。
今後「人手不足が恒常化」するかもしれない必需ビジネス(例えば介護、保育、学校等)なども、生身の人手が携わる部分と「機械化」や「AI化」で置き換えられる部分の区別化が求められているのだと思います。
世の中にはいろいろな補助金があるようですが、こういう「区別化」の分野は国を挙げて技術・ノウハウ開発をすべきであり、経済的な資金支援も必要なのだと思います。
資源の少なかった戦後日本の発展には「加工貿易」が富をもたらしました。
「人手のかかるビジネス」の「機械化」「AI化」のノウハウを輸出することも夢ではないと思います。
昨今の銀行業界は、
①低金利が続いているにもかかわらず本業の貸出(融資)が伸びない
②貸出が低迷している中、続く低金利に「預金」が集まらなくなり、かつ無理をしてまで預金を集める必要がなくなった
③クレジットカードの浸透、コンビニによる利便の向上、ATMやネットバンキングの普及により従来からあった銀行業務も別の形態に置き換えられてきた
④「貸出」(運用)-「預金」(調達)=利鞘 という古典的な収益獲得から、「保険」「投信」「外為」あるいは「M&A」などの手数料収入に頼らざるを得なくなった
等々社会構造変化の大きな波を直接受けてしまうようになりました。
また、普通に「AI」が現場に浸透しつつあり、「人手が要らなくなった」現実も無視できません。
かつては、優秀な「商業高校」卒業生の有力な就職先の一つが銀行でした。
そして、彼・彼女たちがこれらの基本的な銀行事務の担い手でした。
その「高卒」人材も昭和50年頃を境に極端に採用が減り、40数年経った今、その彼らが退職時期を迎えようとしています。
つまり、銀行側から言えば「業務のやり方の変化」や「人材構成の変化」が、お客様側から言えば「何も銀行の店頭でなくても」という変化が起きています。
ところで世の中は「人手不足」とか。。。。
世代別人口の多い「団塊の世代とその少し後の世代」が退職時期を迎え、「新卒の30%が3年以内に辞める」状況も見逃せません。
今の銀行は、生活者には「余計なお世話」サービスビジネスになってしまいました。
大手金融機関の「人員削減」は、本来世の中に必要なビジネスへの人材の傾斜を促します。
「人員削減」のためには「更なる業務の見直し」も行わなければいけません。
これからは「若年層不足」と「働けない高齢者増」という人口構成になっていくのですから、「余計なお世話サービス」のソフトランディング(人員削減とAI化)がさらに必要となってくるはずです。
今後「人手不足が恒常化」するかもしれない必需ビジネス(例えば介護、保育、学校等)なども、生身の人手が携わる部分と「機械化」や「AI化」で置き換えられる部分の区別化が求められているのだと思います。
世の中にはいろいろな補助金があるようですが、こういう「区別化」の分野は国を挙げて技術・ノウハウ開発をすべきであり、経済的な資金支援も必要なのだと思います。
資源の少なかった戦後日本の発展には「加工貿易」が富をもたらしました。
「人手のかかるビジネス」の「機械化」「AI化」のノウハウを輸出することも夢ではないと思います。
「獣医師不足」問題と「加計」問題は別物 [少し政治的な話を。。。。]
何かと議論のあった「加計」学園は認可されるとか。
安倍シンパのコメンテーターの皆さんを中心に「獣医師不足」や「獣医師の偏在」なのだから「加計」は必要、当然と声高におっしゃる方が多いようです。
この一年ほどなんとなく胡散臭そうな議論や報道が「加計」問題ですが、
〇獣医師の地域的な偏在
〇公務員獣医師、産業用獣医師の不足
という問題と、
〇獣医師養成大学の問題
が混在されたまま「だから『加計』」という議論がなされているのが不思議でなりません。
1.そもそも不足している獣医師はどの分野か?
2.獣医師不足の原因はなにか?
「仕事の内容」なのか?
「待遇」なのか?
「養成大学の不足」なのか?
3.その解決策にはどんなことがあるのか?
という丁寧な整理が必要な気がします。
たとえば、大学の獣医学部・獣医学科の状況を見てみましょう。
★北海道大学(北海道) 獣医学部 共同獣医学課程 入学定員 40人 (H30年)
▲帯広畜産大学(北海道) 畜産学部 共同獣医学課程 入学定員 40人 (H29年)
▲酪農学園大学(北海道) 獣医学類 入学者数 137人 (H29年)
▲北里大学(青森県) 獣医学部
獣医学科 入学者数 132人 (H29年)
動物資源科学科 入学者数 138人 (H29年)
生物環境科学科 入学者数 89人 (H29年)
★岩手大学(岩手県) 農学部 共同獣医学科 募集人員 30人 (H29年)
★東京農工大学(岩手県) 農学部 共同獣医学科 入学定員 35人 (H30年)
▲日本獣医生命科学大学(東京都) 獣医学部 獣医学科 募集人員 80人 (H29)
★東京大学(東京都) 農学部 獣医学課程 進学人員30人
▲麻布大学(神奈川県) 獣医学部 獣医学科 募集人員 120人 (H29年)
▲日本大学(神奈川県) 生物資源科学部 獣医学科 収容定員 120人 (H29年)
★岐阜大学(岐阜県) 応用生物科学部 共同獣医学科 入学定員 30人 (H29年)
☆大阪府立大学(大阪府) 生命環境科学域 獣医学類 入学定員 40人(H30年)
★鳥取大学(鳥取県) 農学部 共同獣医学科 入学定員 35人 (H29年)
★山口大学(山口県) 共同獣医学部 獣医学科 入学定員 30人 (H30年)
★宮崎大学 (宮崎県) 農学部 獣医学科 入学定員 30人 (H29年)
★鹿児島大学 (鹿児島県) 共同獣医学部 獣医学科 入学定員 30人(H30年)
(★国立 ☆公立 ▲私立)
(参照)獣医学関係大学設置状況(平成26年度)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/140805siryou01.pdf
今度の「加計」学園の定員は140人?だとか。
大学の新設に拘るのなら、
〇既存大学の獣医学科入学定員の増
〇既存大学の農学部の中へ「獣医学科」の新設
獣医師不足に応えるのなら
〇不足している公務員獣医師・産業用獣医師の待遇改善
なども併せて行う必要もあるのではないでしょうか。。。
安倍シンパのコメンテーターの皆さんを中心に「獣医師不足」や「獣医師の偏在」なのだから「加計」は必要、当然と声高におっしゃる方が多いようです。
この一年ほどなんとなく胡散臭そうな議論や報道が「加計」問題ですが、
〇獣医師の地域的な偏在
〇公務員獣医師、産業用獣医師の不足
という問題と、
〇獣医師養成大学の問題
が混在されたまま「だから『加計』」という議論がなされているのが不思議でなりません。
1.そもそも不足している獣医師はどの分野か?
2.獣医師不足の原因はなにか?
「仕事の内容」なのか?
「待遇」なのか?
「養成大学の不足」なのか?
3.その解決策にはどんなことがあるのか?
という丁寧な整理が必要な気がします。
たとえば、大学の獣医学部・獣医学科の状況を見てみましょう。
★北海道大学(北海道) 獣医学部 共同獣医学課程 入学定員 40人 (H30年)
▲帯広畜産大学(北海道) 畜産学部 共同獣医学課程 入学定員 40人 (H29年)
▲酪農学園大学(北海道) 獣医学類 入学者数 137人 (H29年)
▲北里大学(青森県) 獣医学部
獣医学科 入学者数 132人 (H29年)
動物資源科学科 入学者数 138人 (H29年)
生物環境科学科 入学者数 89人 (H29年)
★岩手大学(岩手県) 農学部 共同獣医学科 募集人員 30人 (H29年)
★東京農工大学(岩手県) 農学部 共同獣医学科 入学定員 35人 (H30年)
▲日本獣医生命科学大学(東京都) 獣医学部 獣医学科 募集人員 80人 (H29)
★東京大学(東京都) 農学部 獣医学課程 進学人員30人
▲麻布大学(神奈川県) 獣医学部 獣医学科 募集人員 120人 (H29年)
▲日本大学(神奈川県) 生物資源科学部 獣医学科 収容定員 120人 (H29年)
★岐阜大学(岐阜県) 応用生物科学部 共同獣医学科 入学定員 30人 (H29年)
☆大阪府立大学(大阪府) 生命環境科学域 獣医学類 入学定員 40人(H30年)
★鳥取大学(鳥取県) 農学部 共同獣医学科 入学定員 35人 (H29年)
★山口大学(山口県) 共同獣医学部 獣医学科 入学定員 30人 (H30年)
★宮崎大学 (宮崎県) 農学部 獣医学科 入学定員 30人 (H29年)
★鹿児島大学 (鹿児島県) 共同獣医学部 獣医学科 入学定員 30人(H30年)
(★国立 ☆公立 ▲私立)
(参照)獣医学関係大学設置状況(平成26年度)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/140805siryou01.pdf
今度の「加計」学園の定員は140人?だとか。
大学の新設に拘るのなら、
〇既存大学の獣医学科入学定員の増
〇既存大学の農学部の中へ「獣医学科」の新設
獣医師不足に応えるのなら
〇不足している公務員獣医師・産業用獣医師の待遇改善
なども併せて行う必要もあるのではないでしょうか。。。
複雑な気持ちになってしまう「おみやげ」 [どう受け止めたらいいのか]
福島:浪江町の「津島マツ」 [どう受け止めたらいいのか]
福島県浪江町~原発事故で大きな被害を受けた地域です。
旅先会津のホテルで見た福島のローカルニュースでは、浪江町の山師の方の話をしていました。
「避難指示」が緩和されたことから「事務所をオープンさせた」と。
この浪江町は「津島マツ」という真っ直ぐに伸びるアカマツが有名とのことで、彼はその目利きができる山師の方のようでした。
しかし、山に入るにも、あの白い防護服を着用し、絶えず線量計で放射線を測りながらの作業です。
そして、製材した「津島マツ」などの材木も福島県が「線量」を測定しながらの出荷です。
山師の彼は「このマツで2軒くらい家を建てたい」と。。。。
「原発事故」の影響は想像以上に深いようです。
地方の国立大学の充実を優先すべき [みんなうすうす気づいている]
いわゆる「加計」学園の認可がほぼ決まったようです。
〇この大学の必要性がどうのこうのという以前に認可までの行政手続きが適正であったかどうか?
〇かつて田中真紀子さんが文部科学大臣の時に、
●大学の設置認可のあり方について「抜本的に見直す」と言及。大学設置・学校法人審議会の委員に、大学関係者以外をより積極的に登用することなどを検討する
●少子化で学生数が定員を大幅に下回ったり、運営に問題を抱えたりしている大学が多いことがあり、田中文科相は「教育の質の保証を徹底する」
※「大学の設置認可を抜本見直し 文科相が表明」 (2012/11/2付日本経済新聞)
などと言った話があったはずです。
この時の議論がその後どうなったのか?などと思ってしまいます。
さてさて、「地方創生」とか「高等教育の無償化」を政策課題としている安倍政権ですが、
・国民が望んでいる
・国民にとって有意義な
具体的な政策となるのでしょうか?
「地方に若者を呼びこむ」あるいは「若者が地元に留まる」あるいは「進学者の生活費負担を低減する」方策の一つとしては、
「地方にある国立大学の拡充・充実」
こそ正攻法ではないのでしょうか?
地元の大学が充実すればより多くの「若者」あるいは「社会人」が大学進学・大学での勉強を目指しやすくなるのではないでしょうか!
「国立競技場」の工事はここまで進んでいました [旅紀行・県民性の謎]
このあたりに来るとやはり「国立競技場」の工事の進捗状況が気になります。
オリンピックまで1000日というニュースの中でも伝えられていましたからご存知の方も多いかと思いますが、目を見張るほど工事が進んでいます。
スタンドの形状がわかるほどになっています。
工事作業をなさっていると思われる二人組に「できてますねぇ」と言うと、彼らは「立ち上がり始めると早いんですよ」と説明してくれました。
銀杏並木で「地下鉄の駅はどこが近いのか?上野に行くんだけど」と尋ねられたご夫婦に「一番近いのは今下りてこられた駅だと思うけど」と答えると、「別の駅で乗りたい」とのこと。
「それなら国立競技場の工事現場でも見ながらJRの千駄ヶ谷が近いですよ」と教えると、「そこ行ってみましょう」とお返事が。。。。
歩きに同行すると、お二人はすっかり感激の様子で「こんなにできているんだね」「地方にはこういう情報は伝わってこない」「もっと遅れていると思った」「今回の東京はこれが一番感激した」と。。。。
「今回の選挙では『マスコミの小池イジメ』がひどく、小池さんを利するような報道はほとんどされていないですからね」「まだまだ内装にかかりますよ」と説明すると、ご夫婦して得心なさったようでした。
「オリンピック」も「豊洲」も本当は小池さんより前の人たちのアバウトさが原因であるにも関わらず、さも「小池さんが悪い」かのように伝えられている部分が実はたくさんあるのです。
「神宮外苑」の銀杏は。。。。 [旅紀行・県民性の謎]
「ひま」だとミーハーに~トランプ大統領に [どう受け止めたらいいのか]
昨日は、「ひま」だとミーハーになってしまうものだとつくづく思う一日でした。
昨日はお天気も良かったので、「神宮外苑の銀杏」でも見に行こうかと愛車の「ママチャリスポーツ」でおでかけです。
「国立競技場」の工事の進み具合を見たり、神宮外苑の銀杏の黄葉ぶりも見たりと大忙しでした。
いつもより警察官さんが多い気が様子。
ふと思い出したのは、そういえば「迎賓館にトランプ大統領が来ているんだな」と気づき、迎賓館に向いました。
なんとなく「ひょっとしたらトランプさんが出てくるのかも」と思わせる雰囲気です。
私のそばにいた人たちはスマホでテレビを見ながら「記者会見」の様子を確認しています。
「アメリカ側の警備担当者がもっと下がるように言っているので皆さん下がってください」と案内があります。
※警備はアメリカペースで行われています。
国賓を迎えた時はこのあたりには両国の国旗が飾られます。
迎賓館の正面にある公園にはかなりの警察車両がいます。
私の隣にはNHKのカメラが陣取っています。名古屋からの応援だそうです。
3mほど向こうにもNHKのクルーです。
ものすごい数のクルーが各所に出ているそうです。
警察官の皆さんがスタンバイです。
目の前の白バイもエンジンONでスタンバイです。
実は同じ車が2台走っていきます。
こちらは警察車両が寄り添ってしかも箱乗りの警護の人の姿があります。
上空には見慣れないヘリコプターも飛んでいます。
ひょっとしたら米軍のものかも。。。。
この車両には「あれ」が積み込まれているのかも?
不審車両が路上にとどまると警察官が寄ってきます。
どうやらマスコミ(?)スタッフに届け物のようでした。
※私も東宮御所のあたりで自転車を止めてぼ~と眺めていたらお巡りさんが寄ってきました。
一昨日(5日)は、わが家の上空を聞きなれない爆音と機影のヘリコプターが飛んでいきました。
おそらくゴルフが終わった大統領を都心に運んでいたのでしょう。
写真がないのが残念です。
昨日はお天気も良かったので、「神宮外苑の銀杏」でも見に行こうかと愛車の「ママチャリスポーツ」でおでかけです。
「国立競技場」の工事の進み具合を見たり、神宮外苑の銀杏の黄葉ぶりも見たりと大忙しでした。
いつもより警察官さんが多い気が様子。
ふと思い出したのは、そういえば「迎賓館にトランプ大統領が来ているんだな」と気づき、迎賓館に向いました。
なんとなく「ひょっとしたらトランプさんが出てくるのかも」と思わせる雰囲気です。
私のそばにいた人たちはスマホでテレビを見ながら「記者会見」の様子を確認しています。
「アメリカ側の警備担当者がもっと下がるように言っているので皆さん下がってください」と案内があります。
※警備はアメリカペースで行われています。
国賓を迎えた時はこのあたりには両国の国旗が飾られます。
迎賓館の正面にある公園にはかなりの警察車両がいます。
私の隣にはNHKのカメラが陣取っています。名古屋からの応援だそうです。
3mほど向こうにもNHKのクルーです。
ものすごい数のクルーが各所に出ているそうです。
警察官の皆さんがスタンバイです。
目の前の白バイもエンジンONでスタンバイです。
実は同じ車が2台走っていきます。
こちらは警察車両が寄り添ってしかも箱乗りの警護の人の姿があります。
上空には見慣れないヘリコプターも飛んでいます。
ひょっとしたら米軍のものかも。。。。
この車両には「あれ」が積み込まれているのかも?
不審車両が路上にとどまると警察官が寄ってきます。
どうやらマスコミ(?)スタッフに届け物のようでした。
※私も東宮御所のあたりで自転車を止めてぼ~と眺めていたらお巡りさんが寄ってきました。
一昨日(5日)は、わが家の上空を聞きなれない爆音と機影のヘリコプターが飛んでいきました。
おそらくゴルフが終わった大統領を都心に運んでいたのでしょう。
写真がないのが残念です。
「電話セールス」の良しあし [みんなうすうす気づいている]
最近はすっかり自宅にいることが増えました。
意外と電話もかかってきます。
例の「電話セールス」というやつです。
妻に言わせれば「その手の電話は早く切った方がいい」と。。。。
妻の言う通りで「まず、必要なものはない」と言った方が正しいかもしれません。そして「かかわりにならない方がいい」ものの方が多い気がします。
先日の「電話セールス」の話をしましょう。
私はよほどのことがない限りお話は聞くことにしています。
時々、いい話もあるからです。
また、生来の好奇心が勢いをつけてくれます。
相手:「〇〇さんのお宅ですか?」
※「電話セールス」の多くはアトランダムにかかるものが多いのですが、今回は名前が特定されていました。明らかに私がリストアップされています。→リストが漏れていることも想定されます。
当方:「どちら様ですか?」
※私は一切名乗ることはしません。わざわざわが家の名前を教えてしまうことになるからです。
相手:「私どもは『×××××』という会社ですが、今日は『東京電力』の電気代がお安くなるお話を『●●区の皆様に」差し上げようと思います。」
相手:「ご主人さまですか?」
※話を前に勧めたがっていらっしゃる様子です。
当方:「留守ですが、私が代わりに聞きましょう。」
※ここで終わりかと思ったら、話は続きました。
相手:「現在の毎月の電気代はいくらぐらいですか?」
当方:「30万円くらいです。」
相手:「事業をなさっているのですか?」
当方:「いいや、普通の一般家庭ですよ。」
※さすがに電気代が多いのに気づいているはずなのに話は進みました。
相手:「昼間の電気代をお安くする方法のご紹介です。」
※飽きてきたので聞き流しておきました。
当方:「ところであなたはどちらからお電話されているのですか?」
相手:「埼玉からです。」
※ディスプレーは「03」(東京)を表示しています。
当方:「うちはオール電化ですが。」
相手:「この話はオール電化のお客様にはメリットがないのです。」
・・・・・
こんな感じで彼女のお仕事の邪魔をしてしまいました。
話を聞いていると、1時間に何軒か電話するように決められているパートさんのようでした。
「電話セールス」で気をつけたいのは、
1.有名な会社の名前(例えば電話会社、電力会社等)を出しながら、別の会社の名前で電話してくるのはまず「歩合セールス」なので「余計なお世話」のような話です。
2.パソコンなどを使ってアトランダムに電話をかけてくるケースも多いので「名乗ったり同意したりはダメ」です。
3.ある企業の「サポートセンター」の名前を語る場合は有利な話もありますが注意が必要です。
「サポートセンター」の場合は、事前に「ダイレクトメール」か「メールマガジン」などで案内が送られてきた後で電話がかかってくるケースが多いようです。
電話かけて来た方はおそらく「成約歩合」もあるので「せっかちな説明ぶり」が多いようです。
こういう時は必ず「事前に送られてきたご案内」を読んでからお話を聞く必要があります。
あくまでも「正規の案内」の「念押しセールス」なのですから。。。。
「事前の案内」がない場合は、「メールかダイレクトメールで案内を送ってください。」と必ず注文を付ける必要があります。
ここまでお読みになるとお分かりになると思いますが、「電話セールス」に応じなくても「大きな損得はない」ということです。
少しお気の毒かなと思うのは「こういう世の中に必要性の薄いお仕事」をなさっている人がいるということです。
世の中は「人手不足」と言われています。
また、安倍首相のお話では「有効求人倍率」も高止まりし、「失業率も低い」と。。。。
数字のマジックの可能性が多分にあります。
こういう仕事では出入りが激しく「求職と求人と退職」が繰り返されている可能性があります。
※大手企業でも新卒採用の3割が3年以内に辞めると言われている昨今です。
こういうサービス業のあり方を見直さなければいけません。
また「電話詐欺」のようなものが後を絶たないこともよく考えなければいけません。
「手っ取り早く働きたい」というお気持ちもわかりますが、少し慎重になるべきではないでしょうか!
特に今回の「電話セールス」は「大手電力会社」の影が見え隠れするものでした。
こういう業務委託はやっちゃいけないと思いますよ。
意外と電話もかかってきます。
例の「電話セールス」というやつです。
妻に言わせれば「その手の電話は早く切った方がいい」と。。。。
妻の言う通りで「まず、必要なものはない」と言った方が正しいかもしれません。そして「かかわりにならない方がいい」ものの方が多い気がします。
先日の「電話セールス」の話をしましょう。
私はよほどのことがない限りお話は聞くことにしています。
時々、いい話もあるからです。
また、生来の好奇心が勢いをつけてくれます。
相手:「〇〇さんのお宅ですか?」
※「電話セールス」の多くはアトランダムにかかるものが多いのですが、今回は名前が特定されていました。明らかに私がリストアップされています。→リストが漏れていることも想定されます。
当方:「どちら様ですか?」
※私は一切名乗ることはしません。わざわざわが家の名前を教えてしまうことになるからです。
相手:「私どもは『×××××』という会社ですが、今日は『東京電力』の電気代がお安くなるお話を『●●区の皆様に」差し上げようと思います。」
相手:「ご主人さまですか?」
※話を前に勧めたがっていらっしゃる様子です。
当方:「留守ですが、私が代わりに聞きましょう。」
※ここで終わりかと思ったら、話は続きました。
相手:「現在の毎月の電気代はいくらぐらいですか?」
当方:「30万円くらいです。」
相手:「事業をなさっているのですか?」
当方:「いいや、普通の一般家庭ですよ。」
※さすがに電気代が多いのに気づいているはずなのに話は進みました。
相手:「昼間の電気代をお安くする方法のご紹介です。」
※飽きてきたので聞き流しておきました。
当方:「ところであなたはどちらからお電話されているのですか?」
相手:「埼玉からです。」
※ディスプレーは「03」(東京)を表示しています。
当方:「うちはオール電化ですが。」
相手:「この話はオール電化のお客様にはメリットがないのです。」
・・・・・
こんな感じで彼女のお仕事の邪魔をしてしまいました。
話を聞いていると、1時間に何軒か電話するように決められているパートさんのようでした。
「電話セールス」で気をつけたいのは、
1.有名な会社の名前(例えば電話会社、電力会社等)を出しながら、別の会社の名前で電話してくるのはまず「歩合セールス」なので「余計なお世話」のような話です。
2.パソコンなどを使ってアトランダムに電話をかけてくるケースも多いので「名乗ったり同意したりはダメ」です。
3.ある企業の「サポートセンター」の名前を語る場合は有利な話もありますが注意が必要です。
「サポートセンター」の場合は、事前に「ダイレクトメール」か「メールマガジン」などで案内が送られてきた後で電話がかかってくるケースが多いようです。
電話かけて来た方はおそらく「成約歩合」もあるので「せっかちな説明ぶり」が多いようです。
こういう時は必ず「事前に送られてきたご案内」を読んでからお話を聞く必要があります。
あくまでも「正規の案内」の「念押しセールス」なのですから。。。。
「事前の案内」がない場合は、「メールかダイレクトメールで案内を送ってください。」と必ず注文を付ける必要があります。
ここまでお読みになるとお分かりになると思いますが、「電話セールス」に応じなくても「大きな損得はない」ということです。
少しお気の毒かなと思うのは「こういう世の中に必要性の薄いお仕事」をなさっている人がいるということです。
世の中は「人手不足」と言われています。
また、安倍首相のお話では「有効求人倍率」も高止まりし、「失業率も低い」と。。。。
数字のマジックの可能性が多分にあります。
こういう仕事では出入りが激しく「求職と求人と退職」が繰り返されている可能性があります。
※大手企業でも新卒採用の3割が3年以内に辞めると言われている昨今です。
こういうサービス業のあり方を見直さなければいけません。
また「電話詐欺」のようなものが後を絶たないこともよく考えなければいけません。
「手っ取り早く働きたい」というお気持ちもわかりますが、少し慎重になるべきではないでしょうか!
特に今回の「電話セールス」は「大手電力会社」の影が見え隠れするものでした。
こういう業務委託はやっちゃいけないと思いますよ。
衆議院選挙から2週間 [どう受け止めたらいいのか]
2週間前に衆議院選挙の投票・開票が行われたというのに、あの時の空気感が今はない。
「この半年はなんだったんだろうか?」
という1年になりそうな気もする。
時間が止まっているというか、何もなかったのかのような。。。。
あなたの旅行「一泊いくら」ですか? [旅紀行・県民性の謎]
「旅行好きな方」あるいは「旅行に行きたいと思う方」は多いと思います。
ところで、1泊いくらくらいの宿泊代ですか?
思わず聞いてみたくなります。
温泉旅館に泊まりたいと思ってもやはり経済的な負担感があります。
そんな思いをある有名観光ホテルの経営者の方に伝えました。
1.総じて一人では泊まりにくい
私もネットでいろいろな宿泊場所を探すのですが、どちらも「二人様~」という価格設定が多いようです。
そのため、やむなくビジネスホテルを選ぶようになってしまいます。
ビジネスホテルなら、いっそのこと「カプセルホテル」か「レステル」「ユースホステル」のようなものでもいいのかと思ってしまいます。
年を取ると、元気な女性の方が多いので、男1人と女性2人という組み合わせも多いような気がします。
この男一人というのがなかなか泊まりにくいのです。
つまり入り口アウトのような気がして気後れしているのも実情です。
「領収書族」や「団体さん」狙いなら関係はないと思いますが。。。
2.総予算を考えなければいけない
どこの旅先も「行ってみればいいところだった」というのが本音なのでしょうが、
「東京から」「名古屋から」「大阪から」
①総予算いくら
②所要時間いくら
のようなイメージも必要かもしれません。
※今度「会津」「山形」方面へ行こうと計画していますが、
費用的には
@6,000円/日×2日+ガソリン代9,000円+高速代20,000円 ≒40,000円 + 飲食代
くらいかかりそうです。
私のように遊んでいるものにはそれなりに大出費です。
私はお酒も飲まないし、誰かが同行しないと行かないというタイプではありませんので「総費用を抑えて、何度も、いろいろなところに行きたい」と考えています。
世の中の観光客の皆さんはどういうお考えなのでしょうね。
と。。。。
ところで、1泊いくらくらいの宿泊代ですか?
思わず聞いてみたくなります。
温泉旅館に泊まりたいと思ってもやはり経済的な負担感があります。
そんな思いをある有名観光ホテルの経営者の方に伝えました。
1.総じて一人では泊まりにくい
私もネットでいろいろな宿泊場所を探すのですが、どちらも「二人様~」という価格設定が多いようです。
そのため、やむなくビジネスホテルを選ぶようになってしまいます。
ビジネスホテルなら、いっそのこと「カプセルホテル」か「レステル」「ユースホステル」のようなものでもいいのかと思ってしまいます。
年を取ると、元気な女性の方が多いので、男1人と女性2人という組み合わせも多いような気がします。
この男一人というのがなかなか泊まりにくいのです。
つまり入り口アウトのような気がして気後れしているのも実情です。
「領収書族」や「団体さん」狙いなら関係はないと思いますが。。。
2.総予算を考えなければいけない
どこの旅先も「行ってみればいいところだった」というのが本音なのでしょうが、
「東京から」「名古屋から」「大阪から」
①総予算いくら
②所要時間いくら
のようなイメージも必要かもしれません。
※今度「会津」「山形」方面へ行こうと計画していますが、
費用的には
@6,000円/日×2日+ガソリン代9,000円+高速代20,000円 ≒40,000円 + 飲食代
くらいかかりそうです。
私のように遊んでいるものにはそれなりに大出費です。
私はお酒も飲まないし、誰かが同行しないと行かないというタイプではありませんので「総費用を抑えて、何度も、いろいろなところに行きたい」と考えています。
世の中の観光客の皆さんはどういうお考えなのでしょうね。
と。。。。
「足つる選手続出」 という巨人秋季キャンプの受け止め方 [どう受け止めたらいいのか]
プロ野球巨人の秋季キャンプが始まったようです。
※日程:11月1日(水)~11月19日(日)
セリーグ4位と不甲斐ない成績で終わった今年の巨人。
巨人ファンとしてはこの激:秋季キャンプに期待するところが大です。
新聞の見出しでは、
「足つる選手続出」
「2時間振りっぱなしの鬼メニューに悲鳴」
と頼もしい言葉が終わっています。
ヤフコメのコメント欄を見ても、
「それくらいやらないとね」
「ガンガンやったらいいと思う」
「これ位で足がつるなんて、今までどんな練習してたんだ。甘っちょろいね」
「根性論はもうやめろ」
「自分で考えられない選手は結局伸びない」
等々。。。。巨人ファン(含むアンチ)ならではのものでいっぱいです。
ただ、毎年巨人の試合を見ているものとしては、巨人選手の「頭の悪さ」にうんざりということもあります。
つまり「野球脳」みたいなものがあるとしたらそういうセンスみたいなものです。
厳しいキャンプに臨む巨人選手の皆さんは、
〇「自らの課題」は何か把握なさっているのでしょうか?
〇「解決策」をイメージしてキャンプに臨んでいらっしゃるのでしょうか?
〇解決のための「理屈」は理解なさっているのでしょうか?
厳しいキャンプをして「身体で覚える」と言うだけでは寂しいような気もします。
近頃の「歯医者」さん事情 [一人合点の「いい加減な話」]
しばらく歯医者さんにはご無沙汰だったのですが、詰め物の具合が悪くなったので、久々に近所の歯医者さんに行ってきました。
「歯石を取ります」
「歯間ブラシを使っていますか?」
「次回はお使いになっている『歯ブラシ』と『歯間ブラシ』を持ってきてください」
こんなお話をいただきました。
「歯間ブラシ」は使っていないのでこの歯医者さんの受付で買うことに。。。。
次回、「歯ブラシ」と「歯間ブラシ」を持参すると、
・歯の磨き方
・歯茎の磨き方
・歯間ブラシの使い方
について丁寧にご教示いただきました。
ずいぶん昔に歯医者さんに行った時にもご指導をいただいたので、それ以来、一回の歯磨きには15分~30分は費やすようにしています。
そのせいか当初は「歯ブラシはよく当たっていますが、でも。。。。。」と更なる高いハードルをいただいてしまいました。
気のせいか、歯のチェックが終わると歯茎から出血もしています。
いつもの「なにくそ」が出たせいか、言われたとおりに今まで丁寧に歯ブラシが当たっていなかった部分を特に丁寧に磨くようにしました。
一昨日、3回目を受診したら「ずいぶんよくなりましたね。歯茎が締まってきましたよ。でも、ここは不安なのでレントゲンを撮って確認しましょう」とまたハードルが上がってしまいました。
しかし、これから先は「歯周病」の不安もいっぱいです。
「はい、わかりました」と素直に従うことにしました。
隣の席で治療を受けていた方も「歯ブラシ」と「歯間ブラシ」の話をされているようです。
「うちの主人は歯間ブラシにハミガキをつけてやっていますよ」と目からうろこの話題が出てきました。
「なるほど~」です。
帰宅して、さっそく「歯間ブラシ」に「ハミガキ」をつけてやってみると「とても爽快」です。
・歯ブラシの「大きさ」や「毛のかたさ」を尋ねると、歯ブラシは「小さめ」「ふつう」で一個一個の歯を一つ一つ磨くこと
・歯ブラシは1か月をめどに交換のこと
・「電動歯ブラシ」はそれなりですが、「水圧をかけるもの」は疑問
・利き腕の方ばかり磨きがちになるのでまんべんなく
・「歯間ブラシ」は大き目なものを。。。薬局には大きいのはあまり売っていないかもしれないので受付にありますよ
等々ご託宣は続きます。
別の歯医者さん(ご主人は歯学部の教授)の話では、歯医者はコンビニの数より多く、かつ、お子さんの「虫歯予防教育」が進んだことで虫歯が少なくなり「歯医者も儲からない」とか。。。。
近頃は「歯は万病のもと」的なところもありますので素直に歯医者さんのご指示に従うことにしました。
「歯石を取ります」
「歯間ブラシを使っていますか?」
「次回はお使いになっている『歯ブラシ』と『歯間ブラシ』を持ってきてください」
こんなお話をいただきました。
「歯間ブラシ」は使っていないのでこの歯医者さんの受付で買うことに。。。。
次回、「歯ブラシ」と「歯間ブラシ」を持参すると、
・歯の磨き方
・歯茎の磨き方
・歯間ブラシの使い方
について丁寧にご教示いただきました。
ずいぶん昔に歯医者さんに行った時にもご指導をいただいたので、それ以来、一回の歯磨きには15分~30分は費やすようにしています。
そのせいか当初は「歯ブラシはよく当たっていますが、でも。。。。。」と更なる高いハードルをいただいてしまいました。
気のせいか、歯のチェックが終わると歯茎から出血もしています。
いつもの「なにくそ」が出たせいか、言われたとおりに今まで丁寧に歯ブラシが当たっていなかった部分を特に丁寧に磨くようにしました。
一昨日、3回目を受診したら「ずいぶんよくなりましたね。歯茎が締まってきましたよ。でも、ここは不安なのでレントゲンを撮って確認しましょう」とまたハードルが上がってしまいました。
しかし、これから先は「歯周病」の不安もいっぱいです。
「はい、わかりました」と素直に従うことにしました。
隣の席で治療を受けていた方も「歯ブラシ」と「歯間ブラシ」の話をされているようです。
「うちの主人は歯間ブラシにハミガキをつけてやっていますよ」と目からうろこの話題が出てきました。
「なるほど~」です。
帰宅して、さっそく「歯間ブラシ」に「ハミガキ」をつけてやってみると「とても爽快」です。
・歯ブラシの「大きさ」や「毛のかたさ」を尋ねると、歯ブラシは「小さめ」「ふつう」で一個一個の歯を一つ一つ磨くこと
・歯ブラシは1か月をめどに交換のこと
・「電動歯ブラシ」はそれなりですが、「水圧をかけるもの」は疑問
・利き腕の方ばかり磨きがちになるのでまんべんなく
・「歯間ブラシ」は大き目なものを。。。薬局には大きいのはあまり売っていないかもしれないので受付にありますよ
等々ご託宣は続きます。
別の歯医者さん(ご主人は歯学部の教授)の話では、歯医者はコンビニの数より多く、かつ、お子さんの「虫歯予防教育」が進んだことで虫歯が少なくなり「歯医者も儲からない」とか。。。。
近頃は「歯は万病のもと」的なところもありますので素直に歯医者さんのご指示に従うことにしました。
マスコミの「政治」報道を考える~なんか変ではないか! [どう受け止めたらいいのか]
衆議院解散報道があった頃から最近のマスコミの「政治」報道は何か違和感がありませんか?
結論から言えば、
1.政治家AさんBさんの話ばかりで大局観がない
2.「国難解散」であったのなら衆議院選挙の結果、日本の行く末の議論がない
3.小選挙区制の違和感についての検証がない
ということです。
「鉄は熱い打て」
と言います。
有権者の投票行動の記憶が新しいうちに、先日行われたばかりの選挙の結果を丁寧に「明日の日本に活かす」という作業が今こそ大切なのではないでしょうか!
野党各党は、かつてマスコミが「ふがいない」と評してきた人たちです。
生まれ変わるための時間帯だと考えればいいだけのことです。
議論もないような国会を前にして慌てることもないはずです。
マスコミの方々は、混乱すればするほど仕事が増えるという側面があります。
そういう人たちにつき合わされるのは勘弁してほしいと思います。
今のマスコミは、まるで芸能ニュースのように「政局」(政界のなりわい)を語るだけであり、「政治」も「行政」も語ることがないようです。
特に「行政」とか「行政手続き」を語れる人や番組は本当に少ないような気がします。
日本はマスコミがダメにすると言っても過言ではないでしょう!