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「衆議院選挙の公約」を覚えていますか?~「現状」と「必要性」と「優先順位」を考える [どう受け止めたらいいのか]

「無償化より待機児童対策を」 保育園児の母親らが訴え (17.12.05 TBS NEWS)

というニュースが気になりました。

ところで、先に行われた衆議院選挙の与党自民党の公約を覚えていらっしゃいますか?

(1)北朝鮮への圧力強化
(2)アベノミクス加速によるデフレ脱却
(3)「生産性革命」による国民所得の増加
(4)保育・教育の無償化を柱とした「人づくり革命」
(5)震災復興を含む地方創生
(6)自衛隊の明記など4分野を中心とする憲法改正
-の6項目を重点項目 (2017.10.2産経ニュース)

だったとか。。。。

あの頃「国難」というような言葉もあったと思います。

前回の衆議院選挙(17年10月)は、突然の解散で吟味期間がとても短かったせいか争点が今一つ思い出せません。

この

「無償化より待機児童対策を」 保育園児の母親らが訴え

という見出しに「おや?」と思ってしまいました。

「政治」でも「行政」でも「企業経営」でも

①現状はどうか?

②必要性はどうか?

③優先順位はどうか?

ということが出発点のはずです。


国難」という言葉が一体何を意味していたのか分からぬまますっかり現実から消えてしまいました。

「無償化」より「待機児童対策」あるいは「保育の『質』の向上」を訴える姿がニュースになっています。

いったい「国民生活」での「必要性」「優先順位」はどうだったのでしょうか?


高等教育(大学教育)の無償化」然り。。。。


ある地方では、人事委員会の「県職員の給与が一般職の月額で県内の民間企業の平均を下回っている」と言うことで公務員給与の4月に遡っての引き上げが行われるようです。

地方自治体ベースでは「地元の民間企業の平均を下回る」という公務員の給与水準を信じることができない住民の人たちも多いと聞きました。


かつてのように「社会構造の実情」を分析・主張する研究者も国家機関もマスコミも少なく感じてしまいます
豊かな国ニッポン
世の中は何を基準に進んでいくのでしょう


いろいろと情報が流されても、「吟味・検討する」「批判や不満に寛大になる」ことがなければ、かつての戦争の時のように「敗退を転進」と言うように伝えられる愚が繰り返されてしまいそうです

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