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「専業主婦」や「悠々自適の老後」なんてない時代が来るそうな [どう受け止めたらいいのか]


「人口バランスの悪さ」、あるいはそういうことに伴う「年金支給の遅れ」から、「みんな働け!」時代が来ると昨日の朝のラジオで言っていました。


公務員の定年が65歳まで延長されることなどはその第一段階だとか。

定年を迎え「悠々自適に暮らそう」と思っていた人も、「専業主婦で子育て」を夢見ていた人も、元気な人は皆さん働きましょう!ということを意味しているとか

ラジオのコメンテーターの口が滑ったのは、「みんな働かないと景気が回復しない」という言葉でした。


本当は、「みんなが働かないと世帯収入も増えず暮らしていけない、経済的にやっていけない」「一家の中で働ける人間は働かないと経済的に豊かにならない」「働かないと生活が立ち行かない」という時代になったということのようです。

悠々自適な老後はない」「専業主婦なんて贅沢だ!」ということかもしれないと。


となると、「働き方改革」「教育改革」「健康対策」「地方創生」などもそういう「ライフプラン」に合わせたものにならなければいけないはずです。


ただ、多くの方々が「ゴールもわからないまま働き」、「納めた税金は何に使われているのかよくわからない」ということでは笑うしかないでしょう。


言葉遣いの微妙な綾かもしれませんが、「言葉の遊び」と「情緒的・文化的な取り組み」や「本末転倒な伝え方」にならないようによく吟味していただきたいものです。

そういえば「人づくり革命」という言葉があったような。。。。
「革命」的な変革が求められているのです。




ご関心の高い方は、「高齢社会対策大綱」(平成30年2月16日閣議決定)をご覧ください。
http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taikou/h29/hon-index.html
http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taikou/pdf/p_honbun_h29.pdf

「これまでの我が国の社会モデルが今後もそのまま有効である保証はなく、10 年、20 年先の風景を見据えて持続可能な高齢社会を作っていくことが必要である。」


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