SSブログ

あなたの職場に「若手」はいますか? [仕事についてのエトセトラ]


あなたの「職場」に「若い人」はいますか?

「人手不足」「賃上げ」「働き方改革」などが報じられる昨今ですが、皆さんの職場ではどのように取り組まれていますか?

●人は足りていますか?

●給料やボーナスは増えていますか?

●残業は減っていますか?

●休暇は取れていますか?


皆さんの職場は

●大企業ですか?中小企業ですか?

●業種は何ですか?

●現場仕事ですか?デスクワークですか?営業職ですか?


こういう細かな切り口での違いがよくわかりません。


ここのところわが家の斜向かいに2軒の同じような新築住宅が建っています(工事中です)。

1軒は大手のA社、もう1軒は大手のB社です。
現場の施工管理者はA社、B社の方のようですが常駐ではありません。

工事をしているのはグループ会社及び協力会にでも入っているらしいその下請けの皆さんのようです。

工事の様子を眺めていたり、職人さんたちとお話ししている限りでは、

「ビケ(足場)工事」や「持ち上げ方」(木材等を階上に持ち上げる仕事)のような「力仕事」には若い人の姿が見受けられますが、「基礎」「大工」「左官」「電気」等々の少し「技のいる仕事」にはどうみても若い人がいません。


職人さんに聞くと開口一番「だって給料安いもの」と。

そして、「納期が厳しく残業も多い」「少し叱るといなくなる」等々とも。

昨日はテレビでもラジオでも「叱られ方研修」が今の時代はあるんだというような話題を報じていました。

※この職人さんは、「収入もよく、年取ってからも働けるし、働き方に自由度がありそうだ」ということでこの仕事を選ばれたそうですが「少し違った」と。




A社の方は毎晩21時前後まで明かりがついています
「納期」については「背広族が自分らの都合で決めている。そのツケが現場に来ている」と。

B社の方は、現場の休みの日も多く、少ない数の職人さんが17時くらいまでで切り上げていきます

同じ時期に着工した現場なのに竣工時期が違います
B社の方が遅い(工事期間が長い)ようです。

A社の職人さんお話では、「B社は受注が多くて人手が足りないみたいだ」と。


まぁ、「時代の要請が解決してしまう」と言えばそうかもしれませんが、

「働き方」についてのエトセトラを論じる時にはもっともっと「現場」の姿をピックアップして「原因とか優先順位を見極める」必要がありそうです。

そして「子育て」とか「教育」の現場もこういうことでよかったのか?と振り返ってみる必要がありそうです。




nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事