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「築地」に行ってみた [みんなうすうす気づいている]

地方からお客さんがあったので「築地」に行ってきました。
彼らの強い希望によるものです。


驚いたのは、「お客さんの8割がたは外国人」ということです。
「場外市場の混雑」も「場内の飲食店の行列」も外国人観光客の皆さんでいっぱいです。

それどころか「案内」や「表示」や「陳列品」までもが外国人向けです。


場外市場でお店をやっているおにいさんに
「景気はどうですか?」
と聞いてみると、

彼からは、
「見てのとおりですよ。誰も買い物袋を提げていないでしょ」

「えっ、じゃぁ赤字じゃないですか?」

「うちはほかのところでも商売をやっているので、ここで儲けなくても。。。。」


場外市場の通りには市場に出入りする車両が行き来しますが、信号もなくこの人出は明らかに邪魔かもしれません。


「豊洲移転」という話も水産物の物流業者さんの立場から見れば当然かもしれません。
しかし、「観光客」目当ての飲食屋さんや小売屋さんにはこの雑踏のような姿の方がいいかもしれません。

小池知事が「豊洲」も「築地」もとおっしゃった意味がよく伝わってきます

一つ言えるのは、「築地」の飲食店さんは「高い」「美味しいわけではない」ということです。
賢明な日本人の方なら自分の行きつけの近所のお寿司屋さんの方がはるかに美味しいということをご存じなのでしょう。

「豊洲」「築地」の話がマスコミのニュースから減ったのも好機かもしれません。
先々の絵姿を思い浮かべてみたらどうでしょう。


築地で働く皆さんに「豊洲移転」のことを尋ねてみても皆さんは「貝」のようでした。




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