SSブログ

「古民家」ってなんだろう? [どう受け止めたらいいのか]

いわゆる「地域おこし」や「まちづくり」をなさっている事例をニュース番組などで取り上げられる機会が増えました。

特に「古民家を活用して」というような枕詞を冠してです。


私は、この「古民家」という言葉がどうもすっきりと頭の中に入ってきません。
おそらく最近よく使われるようになった言葉だからでしょうか?
あるいは今まで生まれ育った環境の中で特に「古民家」などと使ったことがなかったからでしょうか?

ウィキペディアで「古民家」を探すと、

古民家の定義には、どの時代に建てられたものか、あるいは建造され何年を経たものを指すかの定義はないが、通常は戦前以前のもの、特に大正以前のものをさすことが多い。また、その建築方式が釘などを使わない伝統的日本建築で建てられた建物を特定することが多い。

というようなことも書いてありました。


そういう解釈をすれば、わが家などは「新築」でもなく「古民家」でもない存在となりなんだか寂しくなってしまいます。


特別に歴史的な価値があるものを除き、「古民家」などと言わなくても「居住に使わなくなった住宅を有効活用している」という程度でも十分なような気がします。

空き家」が問題視される中、「使わない住宅をリフォームやリノベーションして有効活用」しているという方が親しみがわきます。

そういえば、リノベーションとリフォームは別の言葉のようです。


なんと肩が凝ることでしょう。


「地域おこし」「地域の活性化」がうまく行っていないとしたら「言葉の遊び」に囚われ過ぎていることも原因になっていませんでしょうか?


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事