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「危機管理」とは「経営体質」と「危機対応」のことだった [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

このところ脚光を浴びてきた言葉に「危機管理」というのがあります。

特に今回の「日大アメフト危険タックル」問題から日常語のように私自身も受け止めるようになってきました。


しかしよーく考えてみると、

1.危機やトラブルが起きないように平素から運営していくこと

おそらく専門家の方は、危機やトラブルの「予知」「予測」とか「予防」などとおっしゃるのでしょう。



2.危機やトラブルが起きた時の対応ぶり

おそらく専門家の方は、危機やトラブルを「最小限にとどめる」「早期収束と正常化」そして「二次被害を防ぐ」ということにほかならないのでしょう。



最近の相次ぐ「行政不祥事」「官僚不祥事」「企業不祥事」「スポーツ不祥事」などの報じ方を見ていると「危機管理がまずい」と言いながらもその後が曖昧あるいは立ち消え状態になってしまうものも多いような気がします。


これらの事象はどちらかと言えば「杜撰」とか「専横」という言葉が似合うような「経営体質」に起因しているのでしょう。


「経営」と言うと他人ごとのように伝わることもありますが、「町内会」のような組織運営まで見渡せば、「経営体質=運営体質」の改善ということに尽きるような気がします。

何かトラブルがあると「第三者委員会」という言葉がすぐ出てきますが、「第三者委員会」を作らなくてもいいような「経営・運営」ぶりが求められているのではないでしょうか!


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