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「ものづくり」の火を消すな! [どう受け止めたらいいのか]

シャープ、東芝のパソコン事業買収へ=50億円で」(18.06.04時事通信)というヤフーのニュースのコメント欄には、こういうコメントも載っていました。

観光立国目指してるんでしょ。バンコクみたいに外国人観光客ばっかりの街になっちゃうのかな。

科学立国とかいっていた時代が懐かしい。

訳の分からんサービス業がはびこり大切なモノづくり業がないがしろに。


私が日頃思っている不安が言葉となって伝わってくるようです。

「アベノミクス」ということばが一般化してからというものどちらかと言うと「サービス業」を中心に日本経済の今後が語られているようなところがあります

「地方創生」とか「起業」という言葉にもそういう状況が見えてしまいます。


時には首相あるいは地方自治体の首長自らが先頭を切って「観光」を語っていらっしゃることもあるようです。

●資源の少ない日本が「技術立国」を合言葉に加工貿易で経済成長を遂げてきた歴史もあります。

●おそらく利益率も「ものづくり」の方が高率だと思います。

「観光」や「サービス産業」を否定するつもりはありませんが、「少子高齢化」とか「人手不足」を解決するにはやはり「人に変わる機械やAI」の開発やシフトが急務です。


行政のトップが「観光」や「サービス業」に奔走する状況を見て若者や子どもたちは何を考えるのでしょうか?

大きくなったら「ユーチューバーになる」「デイトレーダーになる」「カジノデーラーになる」というのが子どもの夢の上位になったりすることがあるのならなんだか寂しい気持ちになってしまいます。


「農業」も立派なものづくりビジネスですが、「お百姓さん」に代表される「生業的な農家」を農業と呼ぶのも少し違うような気がします。


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わが家の上空には昨日も(おそらく)テレビ局の取材ヘリが舞っていました。
「関係のないところを飛ぶなよ!」「危ないだろ!」と言いたくなってしまいます。



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