SSブログ

がんばれ!30代。20年後は何してる? [みんなうすうす気づいている]

注目された米朝首脳会談が終わりました。
私が一番印象に残ったのは、30歳台半ばという北朝鮮の金正恩委員長が老けて見えるというかおっさん臭いこと。


先日、居酒屋のカウンターの中にいたおにいさんに「20代なの?」と聞いたら、「これでも30越えているのですよ」と。。。。
「そうなの若く見えるよ」と返すと、ずいぶん喜んでいました。

幼く見える」というのが正直な感想でしたが、まぁ持ち上げておきました。
雰囲気に年相応の躍動感がありません。
彼は、この夜のバイトが定職だそうです。
「20年後もこの仕事をやっているの?」と聞くと、「考えてない」と不安そうな顔つきです。
いろいろ話すと「人柄のいい人」のようです。
「長い人生を考えたら、手に職を持つか、得意分野を作るか、正社員になる必要があるんじゃないの?人生100年時代と言われ幾つになっても働かなきゃいけないしね」と言うと、少し「ハットした」ような会話になってしまいました。
この手の話を正面切って言われたことはなかったようです。

「人手不足」という世の中ですが、若い人たちにもう少しライフプランを示していくことにより「今やっておいた方がいいこと」「将来像」を意識してもらうことも必要ではないかと思いました。

彼だけではありません。
ある電気屋さんの販売員君も「派遣」のような非正規っぽい若者が目立ちます。
売り込みに一所懸命でしたが私は「品定め」に寄っただけでした。
ある若者に「40,50歳になってもこの仕事をやっているの?」と聞くと顔色が曇ってきました。「言われたくないことを言われた」然です。

「人手不足」と言われる日本社会ですが、「機械に置き換われるものは機械に」「高齢者やリタイア組でできることは高齢世代に」というようなシェアリングをしていかないといつまでも人手不足の解消は望めません。

何よりも社会の担い手不足になってしまいます。
若い時でなければできないこと」「若い時でなければ身につかないこと」はたくさんあるはずです。
若者には「不安定な仕事で時間を過ごしてほしくない」とつくづく思ってしまいました。
今の日本社会を見た時、ライフプランを見据えた「若者」論が少なすぎるような気がします



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事