まじめで勤勉そして工夫が日本人の働き方だった [仕事についてのエトセトラ]
どうも心になじまない言葉というのがあるものです。
最近では「働き方改革」という言葉がそうでした。
今の現場ではどういう働き方なのか?あるいは「今だってそうだよ」とお叱りを受けそうですが、「仕事が趣味」と周りから言われてしまいそうな光景が浮かんできません。
なんとなく、本当になんとなくですが「いかに楽していかにかっこよく」働くかがテーマのように見えてしまいます。
「苦労は買ってでもしろ」という言葉など死語になっているのかもしれません。
「働き方改革」が国会で審議されましたが、これだけ機械やコンピュータ(AI)が発達した今の時代ですから、それぞれの職場で工夫すれば働き方の改革など簡単にできてしまいそうな気がします。
・・・・「人手不足」社会では「工夫しない」企業や「イージーな取り組み」の企業は生き残っていけないでしょう。
心配なのは、かつて後進地域とされた各国がまるでかつての日本のように産業を活性化させていることです。
資源のない日本にできることは「勤勉」で「真面目」でそして「工夫」で乗り越えていくことだったような気がしますが。。。。。
なんとなく「いかに働かないか」を競う国になってしまうような気がしてならないのです。