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「世界中から観光客を集める」必要があるのか? [どう受け止めたらいいのか]

「世界中から観光客を集める滞在型観光を推進していきたい」と安倍首相がおっしゃったとか(NHK 2018年7月17日)。

昨日(17日)午前の参議院内閣委員会で安倍首相は「IRが日本の成長戦略に資する経済効果が期待されることなど国民に日本型IRのイメージを共有してもらうための取り組みを推進し、世界中から観光客を集める滞在型観光を推進していきたい」とおっしゃったそうです。



NHKによれば多数の「雇用」も確保ができるとも。


不思議で仕方がありません。
ここのところ「人手不足」という国難が叫ばれています。
もしこの「人手不足」が一過的なものでないのなら「雇用」よりも「人手不足」対策を優先しなければいけないはずです。


そもそも「利益率」を考えても「観光」よりは「ものづくり」の方がはるかに高いはずです。


いま日本国民が考えなければいけないのは、「少子高齢化」「人手不足」「雇用のミスマッチの是正」などのはずであり、「カジノ」などと手を広げる時間はなくまた時期でもないのです。


「成長戦略」と言うと耳にやさしいものがありますが、「国家の維持・整備戦略」の方がはるかに重要なはずです。


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