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「自民党総裁候補」の岡目八目 [少し政治的な話を。。。。]


私にはこの秋の「自民党総裁選挙」の投票権はありませんが、自民党総裁=日本国総理大臣ということであれば興味がないわけではありません。

私なりに「候補」と評される皆さんのことを書き留めておきましょう。


1.安倍晋三首相

首相職を通じて窺われるのは、
①「言葉の遊び」行政
②個々の「政策に成功がなく」次から次へと「手が広がる」ばかり
③お友達によって構成された「有識者会議」重視の「お友達のための規制緩和」
④手の届かない「外遊」で塗(まぶ)されてしまう
という印象があります。

「世論調査」によると「人柄が信用できない」ということもよく指摘されています。「攻め」には勢いがあるものの「守り」に弱いということと相まって今の日本に「安倍流」を続けていくことがいいのかどうかは甚だ疑問です。


2.石破茂元幹事長

テレビや地方では人気が高いと評されているようですが、どこかの知事経験者同様「政治タレント」化している点が気になります。
標榜される個々の政策は粗く、初代大臣であった「地方創生」も発想・着眼が古臭く、情緒的文学的なものが多いようです。
防衛政策然り、安部さんより危険な感じがします。
要は「国家観」や「どんな日本にしたいか」という点が弱いようです。
30年も国会議員をなさっている割には地元に成果がないというのも特徴的です。
地元では「がんばらない人」が応援しているとも言われているようです。


3.野田聖子総務相

女性候補として活躍してもらいたいのはやまやまですが、「言動が粗い」ということがあります。
特に「憲法の全面改正」という主張には引いてしまいます。
小池東京都知事に比べると「ロマン」や「冷静さ」を感じません。
石破さん同様、もう少し「国家観」とか「日本をどうしたいか」というメッセージを発信していくことが必要です。
おそらく優秀な「ご側用人」の方がいらっしゃらないのかもしれません。
選挙区は「緻密」な産業が多いところだと思いますがそういう空気感が伝わってこないのも不思議です。


4.岸田文雄政調会長

図らずも24日に不出馬宣言をなさいました。
私は「彼のような方が今の日本のトップには必要かも」と思っていました。
彼にも「国家観」とか「どんな日本にしたいのか」というものが伝わってきませんが、彼のような地味な方のほうが今の「静かな混とん」時代には向いているような気がします。

安倍さんのようなイケイケでもなく、石破さんのような古い派手さもなく、かえって「次世代が育つ」「意見が言いやすい」という思いもあります。

彼の姿をテレビで見るたびに韓流時代劇「仮面の王 イ・ソン」(NHK BSプレミアム 毎週日曜21時)に出てくる辺首会(ぴょんすかい)の首領「テモク」の息子で、後継者「ファグン」の父である「キム・ウジェ」にそっくりだと思ってしまいます。
あまり自己主張もなく、迫力もないのですが、それなりに「詳しい」という気がします。


さてさて、皆さんのお考えはいかがでしょう。。。。


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