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「ポスト安倍は安倍」という意味 [少し政治的な話を。。。。]

昨日のこと、石破さんが自民党総裁選への出馬を表明されました。


テレビのニュースを見る限りの感想は、

なんて新鮮味がないんだろう
わくわくしないな

ということです。
立候補表明の内容に具体性がなく、「これからの日本をどういう方向に向けたいのか?」「そのためには今どんなことをやらなければいけないのか?」というダイナミズムとか躍動感とか高揚感が伝わってきません。
重箱の隅の議論なら総理総裁にならなくてもやってくださいな」と言いたくなります。

安倍さんには飽きた」派の皆さんにも次の展望があるような気がしません。
「〇〇と畳は新しいほうがいい」的な評価も見え隠れします。


今の日本の最重要課題は、
・「景気がよさそうだ」という中にあるこの閉塞感をどうするのか?
・「少子高齢化」という社会状況の中に何をしなければいけないのか?
・「人手不足社会」をどのようにマイルドにやって行くか?
ということではないかと思われますが、具体的な方策や方向性が見えてきません。


ポスト安倍は安倍

と少し前に言われたことがありました。
なんだかわかるような気がしてきました。

つまり「いいか悪いかは別として安倍さんほど色のある後継がいない」ということかもしれません。


この時期、下手に首相(総裁)を変えると、中途半端な人材が居続けてしまうおそれがある
おそらく安倍さんの政治生命は長くはない。せいぜい東京オリンピックまで
その間に、きちんと次代を担う後継者と政策を作り出さなければいけない
という「時間稼ぎ」を自民党をよく知る人たちが考えても不思議ではありません。


「東京オリンピック」が終わる頃には、古いタイプの政治家の皆さんも進退を窺うタイミングになるかもしれません。

思い浮かべてみてください。
あの人もこの人もいい歳のはずです。
かの人は若すぎたあるいは経験不足だった印象もあります。

今、中途半端な人材が登場して世の中を混乱させるくらいなら、もう少し今の状況を続けて、新しい次の時代へ大きく舵を切るほうが日本のため」と考えることもできます。


ポスト安倍は安倍

よくできた言葉なのかもしれません。


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