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高校生に「会計」(収入と支出)の知識を! [無駄の効用かやっぱり無駄か]


「地域の活性化」とか「地方創生」に頑張っているらしき人たちとお話しするとうんざりすることがあります。

「やる気」のようなものは伝わってくるのですが、「収入」と「支出」の知識と言うか思いが伝わってきません。

そこで出てくるのが「補助金」という「打ち出の小づち」の話ばかりで、「短期的な収支」のみならず「長期的な収支」への思い遣りが感じられません。

「費用対効果」だけがすべてではないのでしょうが、「会計」の知識や発想が余りにもなさすぎです。


ある古老が私に教えてくれました。
彼らはこの集落の「資産を作る」と息巻いていたが、それは「負の資産」を作ることに過ぎない
と。。。「私らの意見は聞こうともしない」とも。
まだ新しい建物なので誰も気づかないようですが、山の中に補助金で作られた施設はすでにほとんど使われていません。
そのうちクモの巣が張り朽ちていくことでしょう。

補助金頼り」がメインですから誰にも大きな損害がありません。



ふと思うのは、「彼らに会計の知識があれば」ということです。
せめて高校時代に「損益計算書」とか「貸借対照表」や「資金繰り表」の知識を備えておいてほしいと思う。

いつまでも「学園祭」のようなことでは世の中はうまく行きません







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