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老舗企業の「ぼんぼん経営」と「原巨人」~巨人が弱くなっていく [裏づけのない経営学]

「老舗企業」とか「ぼんぼん経営」と言うと何を思い浮かべますか?

老舗企業」と言うと、
たとえば、

●伝統的な企業
●ブランド力あるいは知名度は抜群であり少々のことでは業績は落ちない
●しかしながら「勢い」は徐々に落ちて行っている
●何か改善とか改革をしなければいけないけど「大旦那」様の顔も立てなければいけないし、結局身贔屓な対応しかできない
●「これはたいへん」と「外の血」を入れようとするが、期待された「外の血」も歴史伝統的な経営ぶりになじめず実力が思うように発揮できない

などと私は思い浮かべてしまいました。


では「若旦那(ぼんぼん)」経営と聞けばどんなことを思い浮かべますか?

たとえば、
●伝統に頼ったおぼっちゃま経営
●周りを支えるのはYESマンばかり
●取り巻きの「おだて」に乗りやすい
●新しいことをしなければという思いもあるが「言葉の遊び」「新しい血を入れる気持ち」が先行しがちで、「力のある部下」などのやる気を奪ってしまう
●「場当たり的」で「欲しがり屋」
●姿を見せなくなった「大旦那」の威光のだより

等々と私は思い浮かべてしまってしまいました。


かつてどこかで見た企業経営の風景です。

意外とありがちではないでしょうか。。。。


監督が変わった巨人。
これから地道に戦力を鍛え上げようとしていた矢先、若旦那が帰ってきました
ただし、むかしのように「若い」という年齢でもないようです。


「勝てばいいんだ」という応援者も多いかもしれませんが、今までの彼のやり方は「強さが持続しない」ものが多いようです。
言葉の遊び」の呪術に掛かった若者も日の目を見ないままです。
今年もまた「新しい芽が摘まれ」「若手のやる気がそがれ」ていくのかもしれません。


それでもファンをやめることができないのが「巨人ファン」の所以です。
他チームが「企業力」を着実に蓄えていく中、また新しい一年が始まって行くのです。



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