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「現状分析」をしない「経営計画」や「政策」は成功しない [裏づけのない経営学]

何かと「平成最後」と形容詞のつくこの頃です。
元号が変わることが予定されている初めての1年を迎えているのですからマスコミ的には「キャッチ―」な言葉なのでしょうが「それがどうした?」と言う側面も見逃せません。

平成の時代というかここ何年かは「カタカナ語」や「造語」がとてもたくさん通り過ぎていきました。
政治の分野では、「マニフェスト」とか「アジェンダ」と言うのもありました。
ひょっとしたら平成生まれの若者ですら使わない言葉になってしまったのかもしれません。


私が一番気になるのは「どうしてこんなに『言葉の遊び』が好まれる時代になってしまったのだろうか?
ということです。



私は長い間「企業の経営ぶり」とつきあってきました。
「成功」した企業、「成功が持続している企業」がある反面、残念ながら「忘れ去られた企業」「世の中に存在しなくなった企業」も数多くあります。


その分かれ目となるキーワードは、
基本に忠実
丁寧な現状分析
の二つです。

そこを出発点に「やり方」とか「商品」とか「こと」や「もの」が生まれてきたはずです。


この「言葉の遊び」は政治特に地方政治の世界にも数多く見受けられるようです。
来年は統一地方選挙の年です。
多選知事の出馬も取りざたされています。
彼らは長きにわたって携わってきた行政トップとして「現状」をどう分析しているのでしょうか?

とかく国の政策で政治を語る方も多いようですが、「地方政治」「地方行政」の中途半端さも検証しないと暮らしはよくなりませんし明るいそして豊かな将来も描けないのではないでしょうか?


年始に当たり「この一年の経営方針」を語る企業経営者あるいは企業幹部の方も多いのではないかと思いますが、「政治のやり方になぞられて経営を見直す」と言うのも一つの方法です。


サステナビリティ」(sustainability)という言葉は私の好きなカタカナ語の一つです。

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一人でも、二人でもよし「高尾山」 [旅紀行・県民性の謎]

昨日は「高尾山」に行ってきました。
ここ数年は、年末に「高尾山」に登っています。

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「行ってきた」と言い「登った」と言うのは、標高599メートルくらいの山なのにケーブルカーで上り下りしたからです。

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ただ、この山の魅力は、

●多くの人が電車で「高尾山口」まで行くこと
●独り歩きよし、連れ立って歩くのもよし
●老若男女よし
●頂上から富士山がよく見える

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●中腹からは東京湾を望む景色を楽しめる
●登山ウェアでも普段着でも特に違和感がない

等々にあるのだとつくづく思います。
※ブラタモリで取り上げていたような難しいことは脇に置いておきましょう。


なぜ「年末に登るのか?」と言うと、

●「一年の計は元旦にあり」というもののめぼしい充実感もない
●「バレンタイン」とか「エイプリルフール」とか「クリスマス」があっても通過点でしかなく一年ならしてみてもそれほどのこともなかった。

・・・・幸せと言えば幸せなことなのですが。

そこで、残りこの一年も数日となったこの時期、「ラストスパート」の意も込めながら、
●回顧と反省
●まだ頑張れる確認
●新しい年への期待
など、文字にすればこんなことなのかと思う次第です。

「薬王院」でご朱印をもらい、意を新たにしてくるということもあります。


今年一年も各地に旅しました。
「一人」の時はこの地を訪れた感動に酔い
「二人」の時は「連れ人」が感動している姿を喜ぶ
これがあるから旅をしたくなるのです。


そういえばこの「高尾山」に登るのはいつも一人です。
今年もあと二日、
もし女性の方から誘われたら「行きましょう!」と即答してしまいそうです。
もし男性から声を誘われたら「昨日行ったばかりだ」と答えてしまいそうです。


時間に余裕があったので麓に下りてから、また登山道を少し登ってみました。
すれ違う若そうな女性の方からは「こんにちは」と何人もから声をかけられました。
男性や昔若かった方からは特に。。。。。でした。

「いい山」だと思います。

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「郵便局に預金をするな」~亡父がよく言っていたこと [どう受け止めたらいいのか]


郵便貯金の限度額を増額(1,300万円→2,600万円)する方向で検討が進められているとか。

預金保険制度との兼ね合いはどうなるのかしりませんが、「民業圧迫」だなどと堅苦しいことを言わず「お好きにどうぞ」と言いたくなってしまいました。


先日、「年賀はがき」を買いに近くの郵便局に行きました。

店頭で「年賀状はどんなのがありますか?」と聞いたところ、即座に回答が来ません。
わざわざ席を立って「年賀はがき」の一覧を持ってきてくれました。

はがきや切手を売るカウンターなのに年賀状のリストもない」様子です。
なんだか細かな説明が始まりましたが、毎年のことでもあり一覧を見ればおおよそのことはわかります。しかしながら説明もよくわかりません。


いつものように「寄付金付のもの」と「普通のもの」とを組み合わせて買うことに。

代金を払おうとカウンターにお金を置いた途端、「受付担当」の方に私用の電話がかかってきたようです(他の人が出て受話器を渡されました)。
私が「電話をどうぞ」と了解したこともあり彼女は席を立って座席の後ろの方に下がってしまいました。

その席では電話を渡した男性の方が立ったまま私の年賀状を揃え始めました。
すると隣の席で他のお客さんを応対していた女性の方が立ったまま私のお金の処理を始めました。
レジのような機械を打ちながらお釣りとレシートを渡そうとしてくれます。

「おいおいあなたは隣のお客さんを応対しているのに大丈夫かい?」状態です。

年賀状を揃えていた男性職員の方もびっくりしたような表情です。
「そういうやり方をすると間違いのもとですよ」と私が申しあげると男性職員の方も相槌を打っています。


●店頭で受付中に私用電話に出る
お金をカウンターに置いたまま離席
隣のカウンターでお客さん対応をしていた方が、そのお客さんと話しながら私のお金の処理をする

「銀行とは違う」ので許されるのかもしれませんが、「金融機関」を名乗るのなら禁じ手の一つのはずです。


後日、もう少し大きな郵便局(不在郵便などを取り扱っている郵便局です)に追加の年賀状を買いに行った時にもまたびっくりです。
狭いフロアーの一角で「化粧品」のようなものの販売をやっているのです。
それなりの企業ネームの販売員さんが実演販売をしていました。


今回の「郵便貯金の限度額増額」の記事の中には、

ゆうちょ銀の社内で貯金の獲得を評価する報奨

というくだりも気になりました。
預金集めに「報奨」が出ていたのか?と。。。。


亡父が「郵便局に貯金をするな」と言ったのはもう少し深い意味がありましたが、もし「金融機関」を標榜するのならもう少し「仕事の仕方」も考えた方がいいのではないでしょうか。。。

これからは「人手不足」が続くと言われています。
こんな仕事のやり方では「熟練度も高まらない」し「人も無駄に必要」だし「トラブルを誘発しかねない」のではないでしょうか!


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高額報酬~「あんなにもらっているのにたいしたことないじゃん」 [みんなうすうす気づいている]


高額報酬。。。。
私のような凡夫には、まぁ、やっかみの対象であるのは事実。


ところで「東日本大震災」のあの津波を想定できた人はどのくらいいらっしゃったのでしょうか?

昨日の新聞の「巨大津波予見できた」という見出しが気になりました。
彼らがどんなに優秀だったとしても「あの津波」が予見できたかどうかはよくわかりません。

庶民感情的に言うと、

津波の大きさ以前の問題
~平素から「まさか」とか「よもや」というリスク管理ができていたかどうかという議論が必要なはずです。
「想定外」と弁明できるほど「刺さりこんでいたか」「関心を持っていたか」どうかではないでしょうか?

地震当日の行動が胡散臭い
~最近は記憶がずいぶん薄れてきましたが、彼らのあの日の行動ぶりは「そういうレベルだったんだ」ということだったはずです。


また、こんな記事も出ていました。
先ごろ高額報酬をもらっていた外国人経営者が逮捕された企業で取締役をなさっていた(経営上層にいた)方が、ある「有名企業の社外取締役の選任を辞退した」という記事もありました。

この有名企業は彼に
●外部からの経営監視機能の強化
●グローバル化の推進
を期待していたのだとか。。。。

私はかねてからこのお方がマスコミを通じて発言なさる姿を見聞きするにつけても「すごさが伝わってこない」という感想を持っていました。


組織には口やかましい人が必要」というのが私の持論です。
日本全体が「やさしい傾向」にある中、「役職を兼務する」資格がある高額報酬経営者はどのくらいいらっしゃるのでしょうか


高額報酬が社員・従業員さんの給与の底上げをもたらすものなら大歓迎ですが、株価連動型の報酬までいただくシステムであれば、
●「馬車馬のように働く」社員・従業員さんが我に返ったとき何にお気づきになるのか?
●実態が伴わない「株価上昇」が喧伝されることがいいのかどうか?
●「貯蓄より投資」あるいは「株価が景気のバロメーター」然としてお話しなさる方々はどこまで庶民の暮らしぶりをご理解されているのか?

この際だから言わせていただきました。


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東京の夜~夜景は心が躍る [どう受け止めたらいいのか]

「そんなことが。。。。」と笑われてしまうようなことってあるものです。

私には人様に披露できるような趣味も特技もありませんが、この季節になると心が躍ってしまいます。
・寒空のイルミネーション
・クリスマスツリー
等々。

「それを見たから」「それを見なかったから」と言ってどうということもないのですが、ゆうべも出かけてしまいました。

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東京タワーです。
昨夜はなんとなく上品な感じでした。

昔々の若かった独身時代なら、

「行こうよ!」

と声をかけたら、YES・NOなどと躊躇することもなく一緒に行ってくれる女性もいました。

今は。。。。。
「見に行こう」と声をかけるのが恥ずかしくなるほど相手にしてくれる人たちもいなくなってしまいました。


あれは「若さ」の産物だったのか?
今はただ単に嫌われているだけなのか?

判断に迷います。


これが「老いる」ということなのだろうかと思ったりします。


今年一年に撮りためた写真を整理してみたら「海」を望む写真が目立ちました。
そして孤高の灯台も。


古い付き合いの友人に話したら、「えらいものに興味を持ったね」だとか。

特に趣味ではないけど単に好きなだけですが。。。。

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たしかにここには若いカップルばかりでした。
昔々と違うことがあるとしたら、中国語を話す若い人たちがはしゃいでいたことです。


一度帰宅したおじさんがスナックに飲みに行く気持ちがわかるような気がしました。

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「メールアカウントの乗っ取り」(なりすまし)被害に遭う [どう受け止めたらいいのか]


「自分のメールアドレス宛に自分のメールアドレスからメールが届いた」などと言うことはありませんか?

これが世にいう「メールアカウントの乗っ取り」「なりすまし」被害ということのようです。


実は、今年の春先からずいぶん「迷惑メール」が増えていました。
そんな折、ある名門企業グループが運営するサイトから「あなたのIDとパスワードが流出した」旨の連絡をいただきました

対策として、
メールアドレスを変更すること
すべてのサイトのパスワードを変更すること
を提示されました。

私の方は、
●メールアドレスは一般的には名刺などに書いている人もいるぐらいだから変更しても無意味
●とりあえずパスワードは変更しておく
という対応をしました。

実のところ「すごく手間がかかる」という本音もありました。


ところが、「迷惑メールは減ることもなく増えてばかり」です。
しかも「英語」のメールがたくさん来ます。
どうも私のアドレスがどこかにさらされているかのような内容です。

そのうち、私のメールアドレスから発信された私宛のメールが届くようになりました。
英語文であったり、日本語文であったり。

内容はと言うと、
私のパソコンの中にある情報にアクセスしている
私の姿をパソコンを通じて撮影している
私の個人情報やその写真や映像をまき散らす
というもので、
それを止めるためには「いくらか払え」と言う金銭要求をするものです。

しかも、支払いは仮想通貨によることとし、メールの中には仮想通貨への両替方法や払い込み方法まで指示されていました。


私のメールアドレスからメールが届くということは、私のメールアドレスが盗まれ、私宛に届いたメールもすべてみられてしまうような状況にあったのではないかと思います。

ただ、私のパソコンにはカメラはついていませんので「カメラで撮影することはできないのではないか」と思うところはありました。


数か月こういう状況が続きました。
ある意味面倒くさいので、メールが来るたびに削除することの繰り返しでした。


個人情報が流出したサイトの被害者は約20万人超。
そのうちこのサイトからはさっぱり連絡も来なくなってしまいました。
たしかにメールを送ったら「なりすまし」にみられてしまうのですから仕方ない部分もあります。

最初は意味がよくわからなかったのですが、盗まれた個人情報の中には、パスワード入力の履歴(入力を間違えた履歴を含む)すべてが含まれているようでした。

いろいろなサイトで別のパスワードを作っていて、間違えてこのサイトで入力したことがあったとしたらそれも流出しています。


一度だけ、「私のIPアドレスでログインされた」という案内があったことがあります。
この意味が私にはなんだかよくわかりませんでしたので放置していました。


こんな迷惑メールとの闘いに本音を言えば「疲れはててしまいました」。

とにかくパスワードはすべて変えましたが、「根っこから絶たないとダメ」な様子です。
どうやら対策は「メールアドレスを削除」することしかないようです。


パソコンを日常的に使うとかなりの数になります。
すべてを変えました。
その結果、現在はとりあえず何とか治まっています。


ただ、困ったのは(と言うかイライラしたのは)
変更したアドレスやパスワードを今までのアドレスに送ってくるサイトがあること
~今までのアドレスを削除してから新しいIDとかパスワードを作らないとすべてばれてしまいます。
流出元のサイトからは何もコンタクトがなくなってしまったこと
です。
~日本を代表するような企業グループですが、ひょっとしたら放置してしまうのかもしれません。

おそらくいろいろなサイトで個人情報は流出していることもあるのでしょうが、この企業はあまりにも有名な企業だけにきちんと対応しておかないと「消費者庁」マターになってしまうかもしれません。
おそらく自宅住所などもこのサイトには登録していたはずなので郵便による案内くらいはあってもいいのではないかと思います。


たかが「迷惑メール」ですが、「根深さ」には恐れおののく次第です。





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「簡単なことを難しく話そうとする」から苦情が増える [仕事についてのエトセトラ]

お仕事の現場での重要なテーマの一つに「苦情を減らすこと」というのがあるのかもしれません。


最近接したいろいろなお仕事関係者の言動を見ていて私が思うのは、

苦情を減らそうと工夫・あるいは努力なさっている様子

「技術革新」「ITの発達」あるいは「権利意識の高まり」により昔の思考では想定していないことが増えてきている

昔と今の違い」という変化のプロセスが理解できない(気がつかない)人が増えている

「働き方改革」に代表される時間の短縮要請がある

等々の事情から「苦情を言われないようにしないといけない」から始まり「こんなことがなぜわからないのだろう?」などと意識がかみ合わない素朴な疑問に戸惑う人たちも増えているような気がします。


こういうことの一端には、

マニュアルの作りこみ不足(下手)
マニュアル通りに行かない(デスクワークが現場になじまない)場合の応用が利かない

顧客の知識レベルの向上についての無理解
顧客の知識レベルの差が理解できない

日本語の語彙力の不足
カタカナ用語が増えたことから平たく説明できない

があるような気がします。


最近相次いで、携帯電話、ネット等々について照会をする機会がありましたが、

お相手が「私のねちっこさについていけないのだろうな」と思うことが何度もありました。


たとえば、ネット回線の変更工事のこと。

同じ業者さんの通信速度をグレードアップ(早く)する工事をお願いしようとしたところ、

①コールセンターの方

②訪問営業の方

③工事下見の方

④配線の引き込み工事の方

⑤内部工事の方

等々、何人もの方を経由して行われるようです。


ここで素朴に思ったのは、

●この人たちはいったい「どこの企業の看板」で動いているのだろうか?
※「下請けさん」かどうかということではなく、私が頼んだ業者ネームはひとつなのにいろいろな組織体の名前が出てくること。

●どういう引継ぎをしているのだろうか?

●なぜビジュアル(絵)で説明しないのか?
絵や写真を使えばすぐわかる話をそれぞれの立場で話そうとすることが多い

●「現状(before)」と「工事後(after)」の説明をする人がいない

ということです。


「ものを買う」だけなら使い方以外には詳しい説明は不要ですが、「工事」となると事情は違います。

「同床異夢」なこともあるでしょうし、「同じことを別の言葉で語っているに過ぎない」ケースが多いような気がします。



もし「苦情を減らす」あるいは「時間をとられない」ことを考えるなら、

簡単なことを難しく説明しないこと

「絵」を見せること

なのかなと思います。


なぜ「苦情が起きるのか?」の「なぜ」を考えない限り「徒労」は増えていくでしょう。

気の毒なのは「現場の人」が感じた素朴な疑問や戸惑いが「デスクワークをしている管理者層」に伝わらないことです。



この日の出来事を過日セールスに来た営業担当者さんに報告したところ「25日の13~15時に訪問する」とのこと。
私の稼働がこの日までなので。。。。」
と言うので、「ひょっとして退職するということ?」「年内の仕事じまいということ?」と聞き返すと「年内という意味です」と。
とにかく会話が難しい時代になったものです。



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「横断歩道」を渡る親子連れのこと [どう受け止めたらいいのか]

「先を行くママとパパに手を引かれたお子さん」の家族連れ。。。一般的には微笑ましい光景だと思います。

しかし、これが横断歩道を渡る姿だとしたら評価も異なってくるはずです。
普段の私なら「あわてなくてもいいですよ」という気持ちで眺めているのですが、手を引かれたお子さまはおそらく1歳半くらい。よっちよっちと歩き始めたと言ってもいいような歩きぶりです。
ママもパパも横断歩道の手前で車が列をなして待っていることなど視野に入っていないようです。

多くの方なら、お子さんを抱きかかえ足早に横断をなさるはずです(私ならそうします)。
「待っている車に悪い」というよりも「無謀運転の車が突っ込んできたら、車が暴走したら危ない」と思うはずです。

青信号の交差点、左折しようとした私の車の左前方にはこんな光景が。。。。
私は当然のことながらクラクションを鳴らすこともなくこの親子が渡りきるまで待っていました。


かつて車は「走る凶器」と呼ばれていた時代がありました。
交通事故件数も交通事故死者数も減った現在ではもはや使われることもなくなりました。

しかし、「リスク管理」という言葉が新しく生まれたはずです。
若いご夫婦には「まさか」とか「ひょっとしたら」といお考えはないのでしょうか?


私とて「歩行者優先」は百も承知です。
多くのドライバーは、「ご高齢な方」とか「障害のある方」なら渡り切られるまで暖かく見守っていらっしゃるはずです。
しかし、ご両親が連れたベビーの横断歩道のよっちよっち歩きについてはどうでしょうか?
「狭い日本そんなに急いでどこに行く」という言葉もありましたが、特に私は急いでもいませんでしたが、このご両親は車の列のほうすら視線を向けることもありませんでした。

「人権」という言葉に守られた現代社会ですが、私のこういう見方、受け止め方は批判されてしまうのでしょうか?



自宅への帰路、「片手で傘をさして走っている自転車」を追い越しました。
しかし彼の自転車は次の赤信号で止まっている私の車を追い越していきました
一事が万事」とはよく言ったものです。


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「トルコ人の社長」と話す [どう受け止めたらいいのか]


ご近所の古屋解体工事が終わりました。

このところ近所では古屋が解体され新しい家に生まれ変わっているので特に珍しいことでもありませんが、今回は少し違っていました。

業者さんはトルコ人の方が経営する企業でした。
従業員さんも日本人のおじさん一人を除き皆さんトルコの方のようです。
きびきびと丁寧に一所懸命な動きが伝わってきます。


心憎いのは、「苦情の出そうなところを事前に抑えている」という点です。

・近所の人を見たら元気に挨拶。
・ご迷惑がかかりそうだと「事前にすみませんと謝る」。
毎日の仕事が終わると、道路を広範囲に掃除
・各お宅の自動車にはカバーをかける

ここまでやられると憎めません。


仕事の最終日には道路の掃除を私も手伝いました。
彼らの雰囲気がそうさせたのと、手伝えば丁寧にやってくれるからです。

言葉があまり通じないだけに素直です。


社長によると、

この仕事は「汚いし、きついしたいへん」

●日本はとてもきれいな国
・世界中を回ったけど日本が一番きれい
・トルコの一番きれいなところよりも日本の一番汚い所のほうがきれい

●妻もトルコ人だが日本が好きでトルコには帰らない

小学生の子供も楽しんでいるし、いじめられることもない
~お子さんはトルコ語、日本語、クルド語を話す

※IS掃討にクルドの皆さんが活躍している話をしたら「クルドを知っているのか」と喜んでくれました。
また、イラクの日本人救出にトルコ航空が尽力してくれた話をしたら笑顔に

●私は礼拝はしないし豚肉以外は何でも食べる

●食べ物はトルコのほうが美味しいかも

日本のセメントは品質がいい(トルコのセメントはすぐひび割れる)
~品質の問題ではなく、施工時の乾燥の問題ではないのかと言うと関心していました。

●税理士は日本人。

毎年1,000万円以上の税金を払っている

●従業員は15人(多くはトルコ人のようでした)

今は中古のBMWに乗っているが、いい車が買えるようになりたい

と。



私から、「あなたたちは日本人の業者より丁寧だと思う。」と誉めながら、
ただ、
●日本人は傷がつくのを嫌がるので、車やガラスやドアのそばで工事をするときはもっとスローに重機を動かすこと
「振動」がしない工法を勉強すること。今後は「地震よりひどい揺れを何とかしろ!」という苦情が増えると思う。静音.制震工事が求められる
●工事の後はとにかくきれいにすること
●水を撒く前にほうきで掃くこと
等々。。。

こんな風に話していたら、「今度この近くで工事をするときには挨拶による」とまで言ってくれました。



最終日の片づけを社長と一緒にしていた来日2年目だという(日本語のわからない)若者に「社長が日本人と仲良く話している様子」を見せることができたのもよかったのかもしれません。


彼らの仕事は大雑把かもしれませんが一つ一つの作業は丁寧でした。

彼からは「あなたの仕事は何だ?」と聞かれたので「同業者だよ」と答えておきました。



近所に住む80歳代の奥様も「彼らの仕事ぶりがよい」と誉めていらっしゃいました。



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「手ぶくろ」族はどこに? [どう受け止めたらいいのか]

若い頃は鬱陶しかったので持ったことはなかったのですが、ある時から「手ぶくろ」ファンに。。


いくつか持っていて玄関先に置いています。
中には片方だけのものも。。。。
落としたり、穴が開いたりということで、片方づつ別物をはめている時もあります
それから軍手の時も。

※最近は、「そんな細かいことを気にする時代でもない」とひとりよがりのファッションセンスです。

ところが電車の中を、そして街行く人を見るにつけ「誰も手袋をしていない」状況です。
このところ暖かいこともあるのか知れませんが、「時代」の影響なのかも。


「今日は寒い」というのなら「手ぶくろ」もなかなかの防寒アイテムです。

つり革を握る時も風邪やインフルエンザのウィルスがくっつくこともないかもしれません。
気のせいか「つり革」を握っている人も随分減ったようです。


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「水素ステーション」と「グーグル屋」さん [みんなうすうす気づいている]

「これも時代だなぁ!」と感じ入る時ってありませんか?


東京の街をぶらぶら歩いているとこんな光景に出会いました。

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水素ステーション」です。
ガソリンではなく「水素」で車が走る時代が一般化していくのでしょうか?


これはデジタルとアナログがドッキングした姿です。

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背負った荷物の上方にはまるで火星人の頭のようなものが伸びています。
すれ違う人たちも振り返ってみています。

このおにいさんに追いついて、

なかなか稼ぎがいいんじゃないの?
と話しかけると、にやりと笑顔になって

でも肉体的にきついんですよ
とも。

あれほどまでに進化したグーグル様の地道なアナログの一面を覗き見たようです。

連れ添って歩くと映るんじゃないの?
と聞くと、

一応、顔と車の中はモザイクをかけます
と。

ここまで精緻な映像が必要なのかと思っても見たり。。。

私のことは「位置情報」で調べ上げられてしまったことでしょう。


そしてとある駅前のビル再開発予定の現場で見つけた光景です。

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40階近い高層ビルが建つのだとか。


時代は移ろう。。。。


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マーケットはどこですか? [どう受け止めたらいいのか]

今年もかなり国内の旅をしました。

各地を巡ると、

観光
地方創生

を合言葉に「のぼり旗」が飾られているところも多いようです。
私の感想は「品がない」の一言です。
もっと言えば「のぼり旗」が多いところにいいところは少ないのかも。


「地域活性化」のための観光や物販に全国的にかなり力が入っていますが、はたしてマーケットはどこに照準を合わせていらっしゃるのでしょう?

何かと「東京で売る」「東京の人に来てもらう」という行政トップもあります。
そういう発想のところはあまり興味深いものはありません。
なぜかというと、「運送費」「交通費」「時間距離」を考えると派手な言葉の割には実益に乏しいからです。

また「造語」のようなもので注目を引こうとするところもかなりあります。
私から見れば「それがどうしたの?」状態です。
やはり「いいものは中身で勝負」が基本です。
一時的には流行るかもしれませんが、「浅い」と言うのが印象です。
「歴史伝統的なすぐれもの」を言葉の遊びで台無しにしていらっしゃる地域もあります。


いわゆるSNSで「あれがいい」「これがいい」と言うのも興を削いでしまうようです。
「それがどうした?」と聞き返したくなってしまいます。
「感動」や「感激」は自分で確かめてこそあるからです。


私は各地を訪ねると、

観光客(利用客)の車のナンバーを見ることにしています。

●「地元」及び「近県」のナンバー(特に近県)が多いところほどいいものがあるようです。
例えば、角島(山口県)なら「福岡」「北九州」「長崎」及び「広島」など近県のナンバーをよく見ました。彼らはリピートしてくれたり、近所の人に広めてくれます。

「わ」ナンバーならレンタカーですから「遠くから来ている」(例えば東京)ということになります。


「地元の人」が普段食べている食事をすることにしています。

東京では日本全国のものを見つけるのも比較的簡単ですので、やはり「地元ならでは」のほんまもんは魅力的です。

特にお酒などは、地元のスーパーで「地元の皆さんが普通に飲んでいるお酒はどれですか?」などと聞くと美味しいものが見つかります。「土地柄」が出ています。


「こじゃれたもの」は二の次に。

やはり「地元ならでは」「歴史伝統的」というものこそいいものがあります。
マスコミ映えやインスタ映えよりも、「普段着」のもの「地元のなりわい」が伝わってくることにいいものがあります。


「地元の言葉」でお話しされるものが好きです。

普段の生活の延長線にこそいいものがあります。



「観光地」と言うところを訪ねていてつくづく思ったのは、「国立公園」「国定公園」「ジオパーク」は説明抜きで興味深いところが多いということです。

また「歴史が育んだストリー」が伝わってくるところも興奮しました。


みなさんが「海外旅行」をなさった時の好印象はこういうところではないでしょうか?
「国内旅行」でも同じです。

お土産だってそうです。
「made in china」と書いてあれば買うのを一瞬ためらう人も多いはずです。



マーケットはどこに?

地域おこし検討のキーワードに加えてみませんか。。。







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年賀状で気をつけたい「漢字の違い」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

自分の氏名や会社名の漢字を間違えられると気になりませんか?

今回の銚子旅であらためて気づかされたのが、「犬吠埼」の「埼」という字です。

「長崎」「宮崎」などは「崎」なのに「犬吠埼」は「埼」でした。

公園の中にあった石碑は「﨑山」さんでした。(「崎山」さんだったかもしれません)


この「さき」という字は、











などがあるようです。


そんな細かいことを」とおっしゃる方もおありでしょうが、年賀状などの宛名にいつもと違う漢字が使われていたりすると「むっ」とされる方もあったり、また「よく気のつくやつだ」と評価を受けたりするものです。


かつて「〇崎」という部下がいました。
彼の印鑑をよく見ると「〇崎」「〇﨑」の二つを使い分けていました。
銀行員というのはこういう使い分けを嫌います。
「不正」につながることがあるからです。

※昔々、部下に預けていた印鑑と自分が自ら押した印鑑を使い分けている偉い人がいました。彼としたらトラブルが起きた時の関わり具合を明らかにしたかったようです。
かつては「印鑑を預ける」ということが行われていることもありましたが今は(当然ながら)厳禁です。
銀行の店頭ではお客様の印鑑を代わりに押すこともよくありました。
サービスだと考えられていた時代もあります。


実は私も上司から注意を受けたことがあります。
彼の名前は「衞」。私は「衛」と書いていたのです。
「どうでもいいだろう」と思っていましたが、彼からはねちねちと叱られました。


年賀状の季節です。
こういう時も信頼を得たり失ったりするちょっとした分かれ目です。

たとえば、

「鉄」「鐵」「鐡」

「沢」「澤」

「浜」「濵」「濱」

「渡辺」「渡邉」「渡邊」「渡部」

「斉藤」「斎藤」「齊藤」「齋藤」「西藤」

どうでもいいと言えばどうでもいいのですが。。。。



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公務員さんが事業の旗を振るのは心配 [どう受け止めたらいいのか]


最近の地方自治体の行政ぶりの特徴として挙げられるのが「公務員(役人)が事業をしたがる」ということではないでしょうか。


たとえば、
ふるさと納税
地域おこし
等々の中には公務員さんや役所ダミーの組織が事業当事者として積極的に参加しているものがあるようです。

おそらく、この二つは地域の活性化の重要なテーマではありますが、お役人さんは「管理・監督」する立場の人です。

つまり「チェックする人がプレーヤーになってしまっている」という問題があります。

そのため、
人件費は税金
活動費は税金
損益の把握が不分明
という弊害が生まれている事例が相応にあるようです。

たしかに人材や資金力が不足しがちな事情はよくわかりますが、それなら、

第三セクターという株式会社で運営する
・公務員の皆さんは出向していただき出向料としてコストの把握をする
・公務員さんの雇用延長策としても活用できます
・公務員試験を受けない採用ができることから地域の雇用の場が増えます

「補助金」は資本金化する
・儲かったら配当や自社株買いで還流し、損したら減資したり倒産させて減損処理をする


平たく言えば
「事業経営」「企業経営」なのにお役所仕事で向き合われても困る ということです。

公務員(役人)さんからは、
「私たちは地域のために一生懸命やっている」
と意見されてしまいそうですが、

「税金」を資金にして「税金で給料を払う人たち」が「損益のよくわからない事業」をして「結局税金・税率を引き上げられる」のではたまったものではありません。


地方自治体の行政ぶりを評価する時、こういうことがプラス評価になっているとしたらなんだかなぁ!です。



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「人それぞれ」と言って議論から逃げるな [みんなうすうす気づいている]

いつごろからよく使われるようになったのかよくわからない「言葉」というものがあります。

たとえば「人それぞれ」。


主張や意見を言いたがる人の中にも、問い質したりすると「人それぞれだから」と言って話をはぐらかす方もあります
「人それぞれ」の多用がご自身に跳ね返ってしまい、「それはあなたの意見でしょ」とか「あなたの意見も人それぞれですよ」と返されてしまいます


最近はSNSの発達により、「あれがいい」「こんな話がある」「私はこう思う」とご自身のご意見を表明する機会が増えました。

しかしながら、そういう話に反論したり、質問すると逃げてしまう方も増えました。
こんなに自己主張ができる機会が増えたのに「逃げてはだめでしょ」と思う昨今です。

私が知る限りでは、数年前までは「人それぞれ」という言葉は使われていなかったような気がします。

「いろいろな意見や考え方がある」という風におっしゃる方でも形容詞的にお使いになることはあっても、ご自分の考え方や結論の方向を明示あるいは暗示されたものです。


先日のことですが、あるご商売を立ち上げた方に「こういう使い方とか売り方があるのではないか」的なお話をしたところ、「あなたは何をなさっているのですか?」と聞かれ名刺を頂戴しました。

私は、「ただのおせっかいのもの好きですよ」と申し上げながら、「身近な方ともっと議論なさったらいかがでしょう。その商品はいいものだと思いますが、どう使うのかが浮かんできませんよ。私ならこんな風に使いたいけど。。。」と申し上げておきました。


お客様が「人それぞれ」と言われ逃げ出されないといいのですが。。。

何気に使う「人それぞれ」ですが、その向こうには必ず具体的なお考えがあるはずです。




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「銚子」(千葉県)はおもしろい ~「郵便ポストが赤いのも~」 [旅紀行・県民性の謎]

新年の「初日の出」で必ず登場する犬吠埼。
http://www.city.choshi.chiba.jp/sisei/about_choshi/profile/ichi.html
IMG_5542-01.JPG

今回の「ノープラン千葉」の旅のメインはこの「犬吠埼の灯台」でした。
しかし今回は「銚子の深さ」を楽しむことができました。

普段はガイドブックも見ることなく、ガイドさんなど頼むこともなく気ままにこれおもしろそうだという嗅覚だけで動き回るのですが、今回はたまたま宿泊した宿のご主人が「ボランティアガイド」さんだということでガイドを依頼することにしました。
http://www.city.choshi.chiba.jp/sisei/about_choshi/profile/rekishi.html


おかげで「銚子の町」を深堀することができました。
例えば、

「銚子」ネームの由来
堅い感じの印象ですが意味を聞けば軟らかいのかも。


「犬吠埼の灯台」はやはり興奮
展望台から見ると地球の丸さが伝わってきます。
遠くは筑波山や房総半島の東岸がキレイに見えます。
「なぜ犬吠埼なのか?」と素朴な疑問にもドラマ仕立てで説明を聞きました。
IMG_5540-01.JPG
※NHKの朝のドラマ「まんぷく」の「武士の娘」とも少し関係があるかもしれません。


地球が丸いと言えば「地球の丸く見える丘展望館」
同様に展望台は素晴らしい景色を教えてくれます。
のんびりと地球を楽しむのもいいものです。


地球とくればジオパーク「屛風ヶ浦」
ガイドさんの解説を聞いていると、150万年前、300万年前、縄文人と言った話が飛び交います。
キレイな地層が延々と続いています。
http://www.choshi-geopark.jp/


「人」と言えばやはり銚子で出会った皆さんのお人柄
「大漁」「荒っぽい」を思い起こす漁師町なのに「おっとり感」の強い皆さんにずいぶん出会いました。
不思議な気持ちもしてきます。
このガイドさんしかり、煎餅屋のご主人、売店のおねーさん、いけす料理屋のみなさん等々。ほのぼの感が伝わってきます。


煎餅と言えば「ぬれせんべい」発祥の地だとか
「柏屋」さんでもお世話になりました。
なんでも「歌舞伎をみながら食べてもいい」と認められているのだとか。
チコちゃん風に言えば「音がしないから」。
http://www.choshikanko.com/extra/kashiwaya/
http://www14.plala.or.jp/rojiura/


煎餅と言えば「おしょうゆ」
時の為政者が西宮から醤油屋を呼び寄せ、さらに和歌山の醤油屋さんが進出したとも。


和歌山と言えば「黒潮」仲間
高知とか和歌山と言う黒潮文化と親和性が高いようです。
「高知から」「和歌山から」という話がガイドさんの説明にも交じります。
私が「満願寺」(真言宗)や「安房」(あわ)や「浜田姓」も黒潮に乗ってきた「四国の文化」ですかと聞くと、ガイドさんも思わず「えっ」と興味深々でした。


黒潮文化を守ってきたのは、ここが「高崎藩」(前橋)の飛び地だったこともあるとか
なんでも養蚕で儲けた高崎藩を消耗させるためにここを治めさせたらしいのです。
海ない群馬の人なら「海のある住まい」への憧憬があったと思います。


「儲けた」(?)から連想してしまうのが「加計学園」のこと
この地には「加計学園」(千葉科学大学)と言うのがあります。
http://www.cis.ac.jp/
岡山県の副知事経験者であった市長が「大学を作る」ということで誘致。
資金調達の思惑が狂い「銚子市が膨大な借金」を背負うことになったとか。
まさしく「調子が狂った」そうです。
ここから「加計」騒ぎを検証していくというのも必要かもしれません。


財政は大変でも豊かさが伝わってくる「キャベツ」畑
灯台や大学の周辺に広がる「キャベツ畑」も圧巻でした。
日本有数のキャベツ産地だそうです。
出荷時期を調整するため植え時を変え、大きなキャベツの間に育ち始めた小さなキャベツが植えこまれています。
温暖な気候のなせる業です。


住みやすいと言えば「水」が湧くとか
あの大きな利根川河口にある街なので「水道は利根川の水ですか?」と聞くと、「水が湧く」とか。
http://meisui.sakura.ne.jp/water/archives/495
http://meisui.sakura.ne.jp/water/archives/497


ドーバー海峡のような崖が津波を防いだ
水といえば、東日本大震災の時の津波被害が気になりました。
「街は高台にあるので被害はなかった」と。
とても住みやすいという印象です。



今回は「高知」の友人たちとの旅でした。

「桂浜」(くゎつらはま)「那智勝浦」(和歌山)「安房勝浦」(千葉県)と「かつうら」制覇もできました。


東京からなら日帰りも可能。
成田空港からもほどほどの距離です。

帰りは「鹿島工業地帯」の煙突を見ながら「アントラーズ」の本拠地だよと説明しながら「潮来花嫁さん」を思い浮かべ「潮来インター」より東関東道に乗って帰途につきました。


空があんなに青いのも 電信柱が高いのも 郵便ポストが赤いのも みんなあたしが悪いのよ。

とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、犬吠埼灯台の入り口にあったポストは白かったです。

IMG_5567②.jpg


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「外国人労働者」の方が「日本人労働者」より良く働くのでは? [どう受け止めたらいいのか]

ここ数年の東京は住宅ブームです。
少なくとも私の自宅のあたりでは、ここ30年では最高の住宅新築数のはずです。

わが家の面する通りを挟んだ家並み9軒を見ると、
●7軒はここ1~2年の新築住宅
●1軒は一昨日から解体中(新築のため)
●1軒は売却(おそらく取壊し新築)予定
の状況です。

※「新築済の7軒」も「今取壊し新築のお宅」もすべて木造建築です。
「日本の林業を何とかしなくては」とおっしゃる方は多いのですが、山林所有者の皆さんが見学に来られたという話は皆無です。


私も暇なものですから、こういう家々が取り壊され、新しく家が建つたび(工事のたび)に現場作業の皆さんの(お邪魔をしながら)お話を聞いています。


私が見聞きした話を総合すると、
●「人手不足」と言いながら「日本人労働者」の定着率が低い(すぐやめる)
●「賃金が安いからね」が合言葉
●「大工仕事」は「組立仕事」に移行している
力仕事には外国人労働者の方も目立つ
という状況です。


一昨日から始まった古家の解体工事にはイスラム系の国の皆さんが従事なさっています。
工事業者の表示を見ると、イスラム系の方が代表取締役企業が下請けのようです。
しかし、テキパキ感や活気は十分伝わってきます
日本人労働者の方よりも意欲的な取組みぶりが目立っています。
「道路の舗装工事」の際にみた外国人労働者の方の動きぶりともずいぶん違います。


私が言う立場にはないかもしれませんが、
「外国人労働者」云々という前に「日本人が働かなくなった」のではないのか?
と少し心配になってきます。


「人手不足」と言う前に、「なぜこんな風に見えるようになってしまったのか?」をもう少し考えていかなければたいへんな事になってしまうと言う気がします。


例えば、
こんなに大学が必要なのか?」
サービス業偏重でいいのか?」
補助金頼みの地方創生ばかりでいいのか?」
お役人が動きの中心にいる産業政策でいいのか?」
経営という視点は必要ないのか?」
等々いろいろ思い遣ってしまいます。


世の中では「最近の若者は。。。」と言うのが常ですが、どちらかと言えば、政治家・行政の長そして団塊の世代をはじめとした大人の人たちにこそ課題がたくさんあるのではないでしょうか!


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「道の駅」の多い千葉~「試食」いっぱいのお店はよく売れていた [旅紀行・県民性の謎]

高知から友人たちが上京したので房総半島(千葉)に行こうということになりました。

以前から「日光に行きたい」と言っていたのですが、「雪が降るよ」ということで急遽「千葉」に。。。

高知の人には「雪」の意識が薄いようです。
案の定「雪予報」も出てしまいました。

そこで千葉です。
何度も上京している彼女たちの視界には「千葉」という言葉はなかったようです。
どうやら「(西日本)地方の人」には東京、横浜以外の「関東」のことには興味や関心がないようです。
ディズニーランドすら「千葉県」という認識も乏しいかもしれません。
「茨城」「栃木」「群馬」「埼玉」「山梨」などは漠とした話になってしまいます。
少し強引に今回は「千葉にしたら」と誘ったこともあり、県内を縦横に見て回ることに。。。

アクアラインで千葉県に入り、木更津、館山、鴨川、勝浦、そして銚子です。
予備知識のないノープランの旅人にはすべてが新鮮だったようです。

とにかく「道の駅」が多いのに驚きです。
トイレ休憩も兼ねていくつも「道の駅」に入りました。
なかなかレベルの高い「道の駅」が多いようです。


どのお店も「ピーナツ」と「醤油」が目玉です。
産地ではない「道の駅」の中にもメイン商品になっているところもあります。
そこに新鮮で安い「野菜」が。。。。

食堂に魅力のあるところも多いようですが、私たちが気に入った「道の駅」は「試食」の多い所でした。
「これでは売り上げにつながらないのでは?」
と思ってしまうほどでしたが、レジに表示された金額を見ると、「試食があるから売れる」状況です。


「こういう商売上手もあるんだ」
と思わざるをえませんでした。

施設建設や整備のイニシャルコストまではカバーできないかもしれませんが、この活気を大事にしたいものです。
逆に「活気のない道の駅」は、
●商品の陳腐化が進んでいる
●店員さんに勢いがない
●トイレが汚い
等々が目立ってしまいます。

「観光観光」などと言わなくても、人が集まりお金を落としてくれる仕掛けはあるようです。
そういえば「外国人観光客御一行様」の一団に全然お会いしなかったのが不思議でもありました。




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「移住者」それぞれ~三つのタイプがある [どう受け止めたらいいのか]


地方に行くと「移住者」という言葉が目につきます。

先日、ある移住者ご夫婦と話をする機会がありました。

彼らと話していて気づいたのは、「移住者」には三つのタイプがあるということです。


タイプA:補助金狙いの移住

行政トップが緩いタイプである地域に多いのですが、「起業」と称して「補助金」を貪るタイプです。
こういう人たちを地元マスコミはちやほやしがちですので「何だかいい人たち」に見えてしまいますが、話を聞いていると「その地域を食い物にしている」こともあるようです。

「反社会的勢力」や「宗教的な団体」や「ある外国資本の影響を受けた者」であったらどうするのでしょう?



タイプB:情緒的な移住

「子育てや子どもの教育によい」「温かみのある人情に触れたい」という思惑が先に立ち、自治体の甘い言葉に誘われて移住してしまった人たちです。
「仕事」のことや「ライフプラン」も甘く、移住支援の補助金が出なくなるとやはり生活に困窮されているようです。

こういう人はえてして「公共機関」が仕事の受け皿になっていることも多いようで、財政の負担になっていることもあります。


タイプC:田舎での自立目的の移住

ある程度の自己資金を準備し、都会生活を捨て自立実現を目指す人たち。
私がお話ししたご夫婦はこのタイプのようでしたが、他の移住者の方の様子を見ていると「腹が立つ」とおっしゃっていました。

特に「マスコミによく登場する」タイプの移住者の方には、「偉そうに言うのなら自分のカネでやれ!」とすごい剣幕でした。

「終の棲家にするのですか?」と私が聞くと、二人とも「まだ決めていない、夫の実家も妻の実家も残してあるので「帰る所はある」とのことでした。



とかく「移住」がもてはやされる世の中ですが、「人が増えればいい」的な地方自治体や首長もいらっしゃるようです。

人手不足社会」というのですから、「丁寧な移住(政策)」を考えるべきです。





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「移住者」に公有財産をタダでやるな! [どう受け止めたらいいのか]

移住者には「住宅」を進呈。

地方の田舎町でよくあることではないかと思いますが、本当にこういうことをやっていていいのでしょうか?

●自治体所有の森林を「自伐型林業者」に無料でやる

●起業(というらしい)する人達に、自治体が空き家や耕作放棄地を買い上げて無料でやる

●公営住宅を何年か借り続けると無料で所有権を移転する


という派手な施策をなさっている自治体があります。
「移住者欲しさ」「使い道のない土地・建物だから」といった事情が見え隠れするようです。

特に条件も付いていないようです。


「移住者」の定義に「一度村を出て戻ってきた者」が対象になるのかどうかよくわかりませんが、どうも「移住者」という言葉に弱い地方自治体も多いようです。


「移住者」を排除することがいいとは思いませんが、古くからその地域に住んでいる方から見れば「不公平」という感じがしないわけではありません。

自分の子や孫はふるさとを離れ、新参者が厚遇でやって来る

という今の地方の状況を検証しなくてもいいものでしょうか?


先にあげた「森林」「田畑」「住居」等々が転売されたらどうするのでしょうか?
「集落の一体感」というようなものはどうでもよくなってしまいます。


せめて1万円で売買し買戻し条件を付けておく

というような歯止めも必要ではないでしょうか!

得意になってこういう施策を推進なさる自治体の長もありますが、
先々「売国奴」と呼ばれてしまうかもしれません。


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「1円を笑うものは1円に泣く」~セルフサービスのほうが好き [どう受け止めたらいいのか]

地方に旅をして来ました。


ある日立ち寄ったガソリンスタンドに、翌朝も立ち寄ることにしました。
フルサービスの小さなガソリンスタンドでしたがそこしかなかったので止むをえません。

前日とは違い若い担当の方でした。
伝票を見るとガソリン価格(単価)がずいぶん違います。
昨今のガソリン情勢を見る限り、下がることがあっても上がることはないはずです。


ご担当の方に「昨日と比べるとずいぶん高いですね」と言うと、訂正するとのこと。
クレジットカードを使ったので少し面倒そうです。
取り消しをして、再度売上げ入力です。

今度もなんか変です。
このガソリン系列のスタンドがやっている「ポイント」が消えています。
担当者の方に聞くと「打ちもれました」とのことです。

再度訂正です。

セルフサービスのガソリンスタンドなら「自分で納得しながらやるのだけれど。。。」と腹の中では思ってしまいます。
「地方の雇用」を奪うことになるのでストレートには申し上げられません。


たかが1円2円の話ですが、朝からどうも気分が悪いのです。
ガソリンスタンドの場合は「不愉快なことがあると運転に影響しかねない」ということもあるかもしれません。

消費税負担の緩和をするために「クレジットカード利用者」には国がポイント還元するという時代がやって来ようとしています。
若い担当者さんでしたが、「若いんだからもう少し丁寧にやらなくちゃ」と言いたかったですがやめました。


何が言いたいのかと言うと、

若い人のほうがお金の扱いが雑

クレジットカード処理のような今風の事務なのに年長者のほうが安心

ということです。
慣れ」ということは多分にあるはずですが、ネットなどには若い人たちのほうが習熟していらっしゃるのですから、イージーな取り扱いを当たり前だと思ってほしくないのです。




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「ポツンと一軒家」と「充電させてもらえませんか?」 [旅紀行・県民性の謎]


「おもしろいなぁ!」と思ってよく見ているテレビ番組にはどういうものがありますか?

最近の私の場合は、

ポツンと一軒家」(テレビ朝日系 日曜日 19:58~20:54 )
 https://www.asahi.co.jp/potsunto/

出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(テレビ東京系 土曜日 19:54 - 20:54)
 http://www.tv-tokyo.co.jp/degawacharging/


をほぼ欠かさず見ています。

どこがおもしろいのかと言うと、今までのような「タレントが主役」の旅番組というよりも「各地の住民の皆さんの生活を覗き見る」という点です。

テレビっ子の私でも、明石家さんまに代表される「芸能人の楽屋話」には飽きてしまいました。
「それがどうした」という番組はもうどうでもいいや状態です。


この一年は「ブラタモリ」(NHK 土曜日 19:30~20:15)に影響されて各地を旅しました。
  https://www.nhk.or.jp/buratamori/


「ブラタモリ」「ポツンと一軒家」「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」は日本各地の生活臭さが伝わってきます
そんな生活ぶり、地方らしさを覗き見るのはスケベ心をくすぐってしまいます。

※「充電させてもらえませんか?」は最近イタリアツアーもありました。


来年は、この3つの番組をベースに私の旅が広がっていくのかもしれません。
特に、「秋田」、「青森」の旅はあこがれになっています。
私は仕事やプライベートで日本各地を旅しましたが、「秋田」と「青森」だけは足を踏み入れたことがないからです。




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「親の葬式」「自分の葬式」のことを考えていますか? [どう受け止めたらいいのか]

先日のこと、中学校の先輩と話し込みました。

話題はいろいろですが、意外にも盛り上がったのは「葬式のこと」でした。
「親の葬式」「自分の葬式」のことです。


香典はどうするのか?
葬儀の規模はどうするのか?
葬式のやり方はどうするのか?

等々です。


「不謹慎だ」とおっしゃる方もあるかもしれませんが、その時になって冷静に考えられるようなことではありません。
ドタバタの中でなんとなく決まってしまいます。


私は両親を喪主として送りましたが、その都度初めてのことが増えてしまいました。
今思えばもっと簡素でもよかったかもと。

こういう話は中学校の先輩が頼りになります。
地域性とか身近な阿吽が伝わって来るからです。


先輩たちとは「そうだよなぁ」で話は終わったのですが、よくよく考えてみると「妻子」や「兄弟姉妹」「親類縁者」の了解は誰がいつ取っておくのかという宿題は残ってしまいます。


世の中には話しづらいことも多いのです。



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不祥事の原因は「緩さ」なのか「想定外」なのか? [みんなうすうす気づいている]


相変わらず不祥事のニュースが伝わってきます。

たとえば、

●お相撲さんの暴行事件
●パイロットの飲酒
●データの改ざん

等々、今までにはなかったような「まさかあれほど注意したのに「やはりといった修飾語が付けられるようです。

おそらく「お相撲さんの暴行事件」や「パイロットの飲酒」は昔からそれなりにあったことなのでしょう。
「あれほど注意したのに。。。」という本音が見えてきそうですが、「仕組み」の見直しが不十分あるいは「管理が緩い」事案だったのかもしれません。

「データの改ざん」はある意味デジタル社会の進展でいとも簡単に行えるようになりました。
〇〇大臣ではありませんが「高給職位」の方がデジタルやパソコンに疎いという隙間をついた事案が多く「想定外」と責任者の方は思っていらっしゃるのではないでしょうか。。。。
「知らない」「気づかない」のは偉い人だけ状態かもしれません。


昔々のことですが、粉飾決算をしていた企業が倒産した時、経理部長が「(倒産して)ほっとした」と語ったという逸話があります。

取引のある銀行を3グループにわけ、貸借対照表や損益計算書のような「財務諸表」や「資金繰表」や「銀行取引一覧」や「担保物件明細」を3種類作り、それぞれグループ分けした銀行ごとに毎月提出していたそうです。
今と違いパソコンも普及していない時代のことでしたから、それぞれの資料をつじつまが合うように作成するということは「神業」のようなものだったと言われています。
パソコンがあれば、おそらくもっと簡単な操作だったと思います。


ゴーン日産の件はどうでしょう?
刑事訴追が立件されるかどうかは別として、不具合・不都合はあったようですからどこかにおかしい仕事ぶりもあったのでしょう。
ある人には「まさか」かもしれませんが、あの企業の経営の歴史を見れば「やはり」なのかもしれません。


地方政治の現場でも間違った政策がまかり通っていたり、不正が行われていることもよく報じられています。
あれは「まさか」というよりも、アナログ的な間違いを住民の人たちが気づかないということに起因することが多いようです。




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銀行員には横柄な人は多い [銀行(員)と付き合う法]


先日、ある地方銀行に勤めていた友人(女性)に、「あなたのいた〇〇銀行では。。。。」と話を切り出したら、「私は[×][×]銀行です」と叱られていまいました。

その顔ときたら「プライドを傷つけられた」という形相です。
私もザックリと覚えていた程度だったので、「そんなに怒らないでも」と言いたくなってしまいました。


ところで私が典型的ですが、銀行員の多くは「横柄」「上から目線」の横顔を持っているようです。
「人間性を疑う」レベルではないはずですが、ちょっとした企業の経営者ですら一目置かれるような接し方であったりします。
地方にいると政治家の方でも少し柔らかい対応になったりします。
なにせ彼らが苦手な地域経済にはとても詳しいということがあるからです。



あくまでも私の整理の範囲ですが、

●それなりに学校時代に勉強のできた人が入社している
●かつては「就職人気企業」だった
●支店の幹部以上のポジション経験者なら「支店の経営」という経営者の側面も持っている
●何よりも「経営コンサルタント」でもあるような思い過ごしが詰まっている

等のなせる業だと思います。
人物的には「物腰が柔らか」「言葉が丁寧」という人であっても、おそらくそういう側面が見え隠れしているはずです。

それでも、企業経営者の皆さんから相応に信頼をお寄せいただくのは、
企業経営者の皆さんは、それなりに銀行の業務をよくご存じだから
融資でつながっている企業の「人」「もの」「カネ」のことをよく知っているいい相談相手
言葉は荒くても親身になって「経営」のことを考えてくれている
というような評価がおありだからではないでしょうか。

かつて同僚の大学生のお嬢さんと話したことがあります。
彼女が言うには、「お父さんが銀行員と言っても友人にお父さんの仕事を説明できない」と。


慇懃無礼、横柄と言われようと、「いったんご融資した」からには「その企業の将来を絶えずウォッチせざるをいけない商売」なのです。

●融資企業に何かあって貸付金の返済が滞ることがあるようでは困ってしまいます
●融資企業がレベルアップして「おたくのおかげ」と言われることはとても快感です
●融資企業の好業績が続けば、更なるビジネスチャンスが増えていきます。

そんなこんなで横柄になって行くのです。


このブログをお読みになった皆さまはきっとそういうことにお気づきになるはず。
また今日も。。。。




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「補助金」の切れ目が「地方創生」の切れ目 [みんなうすうす気づいている]


「金の切れ目が縁の切れ目」

という言葉があります。

意味はおわかりだと思います。



地方に行くと「この地域ではこんなことをやっていて元気がある」みたいな話をマスコミが先頭を切って報じていることがよくあります。

再びその地を訪ねると、「あれはどうなった?」的な地域もあります。
つまり、補助金で立ち上げた時は勢いがあるものの、補助金が一巡してしまえば「勢いも冷め」てしまうようです。


地方創生」とか「地方を元気に」ということも話題になった自民党総裁選挙ですがもうそういう話も聞かれなくなってしまいました。


移住者がやってきて賑わっていたところも、「暮らしていけない」といってそういう移住者の方も出て行ったという話も聞こえてきます。


今、日本の田舎でやらなければいけないのは、もう少し丁寧な地域おこしです。
マスコミによる先走った盛り上がりが虚しく思えてしまいます。

ローマは一日にして成らず

とはよく言ったものです。


地域おこしで食品を作っているグループの皆さんがこんな話をしてくれました。
「今年は評判がよく100万円くらいの売上だった。」と。

働いている人は副業的に、ご高齢の方はお手伝いに、道具や材料は持ちよりも。。。。
「今後は200万円の売上を目的に頑張られたらどうですか」と話すと、「今の人員では無理だ」とも。

売上増のためには人員増が必要

というのでは面白味も減ってしまうはずです。

「ふるさと納税」の返礼品にするなどとてもとてもの状況です。


マーケットもよくわからず、「作った自分たちがお金を出して買う」ということも多いようです。

地域おこしにも「経営」という発想が必要なのではないでしょうか。。。。



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ふるさと納税の「返礼品」のない地域のこと [どう受け止めたらいいのか]


わが世の春の「ふるさと納税」ですが、本来の趣旨よりも「返礼品は何か?」が話題になっている点はどういう風に受け止めたらいいのか戸惑う限りです。


ところで、ある地方で「住民のための施設」を作ろうという話があり、「ふるさと納税で資金を集めたらどうか?」と提案したところ、大きな問題があることがわかりました。

この地域には「返礼品にできるような物産」などがない
ということです。


・大企業の工業製品しか特産品のない地域
・住宅の多い都市部やベッドタウン

などもありますが、本当に「特産品」のない地方・地域もあるのです。

どこに課題があるのかと言うと、

伝統的な地域の特産品がない

量産できるような(自家消費以外の)特産品がない

というのが特徴的です。

つまり、「ものづくり」(含む農業)に関心を持って行政も取り組んでこなかったということがあります。

生計を維持する程度の産業しかない。。。。

だから「若者は出ていき」、また「貧しいまま」の状況です。

「産業振興」という取り組みをやっていない地域行政というのもいかがなものでしょうか!


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経営者は心配性~好業績企業の社長と喧嘩したこと [裏づけのない経営学]


懇意にしていた社長さんがいました。

業績はイマイチだったのですが、ある年は「親会社」の増産もあり急に業績がよくなりました。

好決算ということで社長主催の宴席にお呼ばれしました。


席上、私が「あまり喜ばなかったこと」「来年は大丈夫ですか?」と聞いたことから、社長はみるみる不機嫌になり、「好決算の時ぐらいは喜べ」的な怒りを買ってしまいました。


後日、私のほうから「一杯行きましょう」と誘ってとりあえず手打ちをしたのですが、案の上、翌年の決算は芳しくありませんでした。

つまり、前期は親会社が増産した影響で好業績だったのであり、マーケットの状況などを見比べると「前期はなぜ増産したのかよくわからない」という事情もあったのです。


この社長とは今でも親しくさせていただいていますが、「好決算」の時でも「不安」を抱えながらというのが私の見て来た「経営者像」なのです。


経営トップや行政トップの自画自賛とでもいえるような話しぶりを目にすると「大丈夫か?」と思ってしまいます。





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やっぱり「お客様は神様」~中途半端なCSはやめよう [仕事についてのエトセトラ]


「お客様は神様」

私の好きな言葉の一つです。


時々、議論が巻き起こるのは、

お客様に迎合的なこと」「お客様への人気取り

のようなことをもって「お客様は神様」論にすり替えてしまうことです。


私が好きなのは、

お客様は何を欲しているのか?」「マーケットは何を望んでいるのか?

ということです。


低金利が続き、銀行経営がうまくいっていないような報道も時々あります。

ここ10年くらいの銀行は、

お客様に媚を売るようなスタンス」でした。

貸出が伸びないために、「何とか借りてもらおう」「投信とか保険で手数料を稼ごう」という動きがあったのは事実です。

したがって「あたり柔らかく」「お客様をおだてて保険に入ってもらう、投信を買ってもらう」という取り組みが行われていました。

そこの支柱の一つが「CS」(顧客満足)運動だったのです。


「お客様は銀行に何を望んでいるのか?」が議論されないまま
「お客様に迎合すること」が優先されたのです。
そんなこんなで銀行の社会的使命への評価はずいぶん低下してしまいました。


今、成果の出ない地方に行くと、「補助金漬け」「地方創生音頭」に驚かされます。
実は、一部の人を除き住民のみなさんはそんなことなど望んでいなかったというようなことがたくさんあるようです。
地方に必要なことはなんなのか?」を議論し、政策対応しないといけないでしょう。



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地方政治は「蝶」を操るがごとし・・・だから輝くホタルはいなくなる [どう受け止めたらいいのか]

明るい春になれば「蝶」は花の蜜を求めて野原を舞います。
花から花へと。。。。

しかしながら
モンシロチョウはキャベツに卵を産み。
アゲハチョウは柑橘類や山椒の葉っぱに卵を産みます。
また、越冬するチョウチョもあるようです。

地方特にマスコミ露出の多い行政トップのいらっしゃる地域ではこんなことが起きているのかもしれません。
次から次へと新しい花を用意するものの、その花はチョウチョが卵を産みつけるような花ではないようです。
逆に言えば、だから新しい花を用意する
その繰り返しが起きているところもあるようです。



「ほたる」という歌をご存じですか?

ほう ほう ほたる こい
あっちのみずは にがいぞ
こっちのみずは あまいぞ
ほう ほう ほたる こい

ほたるのおとさん かねもちだ
どうりでおしりが ぴかぴかだ


そういう地域からはホタルがいなくなっているのかもしれません?
卵を産みつけることができる「花」(「華」)がなくては蝶は舞いつかれるだけです。


ホタルがカメムシに代わり、蝶が蛾に代わっているようなことがあると残念でなりません。


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