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「移住者」に公有財産をタダでやるな! [どう受け止めたらいいのか]

移住者には「住宅」を進呈。

地方の田舎町でよくあることではないかと思いますが、本当にこういうことをやっていていいのでしょうか?

●自治体所有の森林を「自伐型林業者」に無料でやる

●起業(というらしい)する人達に、自治体が空き家や耕作放棄地を買い上げて無料でやる

●公営住宅を何年か借り続けると無料で所有権を移転する


という派手な施策をなさっている自治体があります。
「移住者欲しさ」「使い道のない土地・建物だから」といった事情が見え隠れするようです。

特に条件も付いていないようです。


「移住者」の定義に「一度村を出て戻ってきた者」が対象になるのかどうかよくわかりませんが、どうも「移住者」という言葉に弱い地方自治体も多いようです。


「移住者」を排除することがいいとは思いませんが、古くからその地域に住んでいる方から見れば「不公平」という感じがしないわけではありません。

自分の子や孫はふるさとを離れ、新参者が厚遇でやって来る

という今の地方の状況を検証しなくてもいいものでしょうか?


先にあげた「森林」「田畑」「住居」等々が転売されたらどうするのでしょうか?
「集落の一体感」というようなものはどうでもよくなってしまいます。


せめて1万円で売買し買戻し条件を付けておく

というような歯止めも必要ではないでしょうか!

得意になってこういう施策を推進なさる自治体の長もありますが、
先々「売国奴」と呼ばれてしまうかもしれません。


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