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「移住者」それぞれ~三つのタイプがある [どう受け止めたらいいのか]


地方に行くと「移住者」という言葉が目につきます。

先日、ある移住者ご夫婦と話をする機会がありました。

彼らと話していて気づいたのは、「移住者」には三つのタイプがあるということです。


タイプA:補助金狙いの移住

行政トップが緩いタイプである地域に多いのですが、「起業」と称して「補助金」を貪るタイプです。
こういう人たちを地元マスコミはちやほやしがちですので「何だかいい人たち」に見えてしまいますが、話を聞いていると「その地域を食い物にしている」こともあるようです。

「反社会的勢力」や「宗教的な団体」や「ある外国資本の影響を受けた者」であったらどうするのでしょう?



タイプB:情緒的な移住

「子育てや子どもの教育によい」「温かみのある人情に触れたい」という思惑が先に立ち、自治体の甘い言葉に誘われて移住してしまった人たちです。
「仕事」のことや「ライフプラン」も甘く、移住支援の補助金が出なくなるとやはり生活に困窮されているようです。

こういう人はえてして「公共機関」が仕事の受け皿になっていることも多いようで、財政の負担になっていることもあります。


タイプC:田舎での自立目的の移住

ある程度の自己資金を準備し、都会生活を捨て自立実現を目指す人たち。
私がお話ししたご夫婦はこのタイプのようでしたが、他の移住者の方の様子を見ていると「腹が立つ」とおっしゃっていました。

特に「マスコミによく登場する」タイプの移住者の方には、「偉そうに言うのなら自分のカネでやれ!」とすごい剣幕でした。

「終の棲家にするのですか?」と私が聞くと、二人とも「まだ決めていない、夫の実家も妻の実家も残してあるので「帰る所はある」とのことでした。



とかく「移住」がもてはやされる世の中ですが、「人が増えればいい」的な地方自治体や首長もいらっしゃるようです。

人手不足社会」というのですから、「丁寧な移住(政策)」を考えるべきです。





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