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「ボヘミアン・ラプソディ」を語る [どう受け止めたらいいのか]

昨日、話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。
私には「芸術を語る資格も力もない」のですが友人が「もう何度も観に行った。また観たい。」と教えてくれたこともあり、10何年振りかで映画館に行くことに。

Queenは好きですが、興行収入100億円を超えしかも友人を何度も(1~2回ではない)観に行かせる魅力は何だろうかと言う好奇心もあったからです。


そこで私の感想を、

聴衆の前に立つ興奮が伝わってくる

冒頭とラストシーンにはステージを背中に聴衆を映し込むシーンがあります。
このシーンにはすごく興奮を覚えてしまいました。
若い頃(就職して3年目)先輩と行った大きなビアガーデンのステージに立って歌ったことがあります。誰かが歌うと「グループみんなにビアジョッキプレゼント」ということがあり無理やり私が歌うことになってしまいました。
1メートルくらいの高さの大きなステージの上から歌う興奮というものをその時知りました。

たくさんのお客さんを前に「お話しされる」ようなお仕事の方はきっと言葉にできない共感を覚えるはずです。
主役になった感」が半端ではありません。


音楽シーンはさすがに身体の芯から震えるようでした。

こういう言葉が妥当かどうかはよくわかりませんが「子宮から感じてくる」とはこういう感じなのかもと思ってしまいました。

ロックはもちろん、ヘビメタコンサートの魅力がわかるような気がしました。


キャストのなりきりがすごい

「彼らはQueenそのもの」とでも錯覚してしまいそうです。
Queenストリーが伝わってきます。


こういう「男と女の関係」もあるのだ

ここは語ってはいけないところです。
彼女が一生の友人であったというのもすごいです。


成功・栄華の裏には孤独と後悔が付きまとう

成功を収めた主人公フレディも酒やドラッグに頼っていくのですが、
どんなに成功しても孤独や後悔がついて回るものだ
と実感させられました。
最後に頼りになるものこそ「家族」だとも。


正直に言うと映画などの芸術は論評してはいけないというか、「理由なく面白い」ものだと思います。


友人にこの話をしたら「また観に行きたくなった」と。。。。


久しぶりの映画館でしたが、予告編が終わると満員の場内は終始沈黙でした。
話し声もスナックを食べる音もほぼほぼ咳払いも聞こえてきませんでした。
それは映画が終わって会場を出るまで続きました。

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