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「接客にお茶は不要」の時も多い [仕事についてのエトセトラ]

「働き方改革」という前に「もっとクレバーな仕事の仕方をしませんか」と言いたくなるような企業や組織も多いような気がします。


たとえば先日訪ねたある企業。
私はある手続き(契約)のためにこの企業を訪問しました。


●ドアを開けると、仕事中の方までもが立ち上がって挨拶をなさいました。
時々こういう組織や企業もあります。
でも気色悪いことこの上なしです。
こんな職場があるんだと。

●打合せコーナーに通されると、すぐさまお茶が出てきました。
女性の方が茶托に乗ったお茶わんを私の前においてくださいました。
私の訪問が彼女の仕事や作業を中断させてしまいました。

これから「書類を拡げてやり取りをしないといけない」タイミングでしたから「お茶が邪魔」状態です。
思った通り「お茶がこぼれて書類が濡れて」しまいました。
「いわんこっちゃない」状態です。
茶托に乗ったお茶わんはひっくりやすいのです。


この一連の流れの中で「気の利かない」というか「クレバーさが感じられない」のは女性社員の方ではなく、私に応対なさったご担当の方です。

こういう方の多い職場では「お茶くみ状態の女性社員の方も申し入れがしにくい」はずです。

きっと「応接室のソファー」に迎える客と「作業机でお話し」する客の区別がついていないのでしょう。
「働き方改革」という言葉の意味がよく把握できていないような職場でした。

「一事が万事」と言います。

「人手不足」という前に、「こういう企業なら世の中には不要かも」と思ってしまいました。



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