そもそも「議員の数」が多すぎる [どう受け止めたらいいのか]
「地方議員の成り手がない」というのも昨今の話題の一つです。
この議論に「たいへんだぁ」的に報じるマスコミ。
彼らの提唱するストリーが「議員の成り手不足」解決の得策であるのかもしれませんが、あまり議論されていないことがあります。
「議員は何人必要なのか?」
ということです。
今春行われた統一地方選挙で気づいたのですが、
a.世田谷区の場合
世田谷区 の 区議会議員の数 を人口規模が同程度の都道府県と比べてみると、
●世田谷区 人口912千人(定数50)
●香川県 人口993千人(定数41)
●和歌山県 人口975千人(定数42)
●山梨県 人口838千人(定数37)
●佐賀県 人口833千人(定数38)
比べてみると世田谷区議会議員は定数が多くありませんか?
b.豊島区の場合
豊島区の人口は29万人(H31.4.1)に対し区議会議員定数36。
鳥取県の人口は56万人(H31.1.1)に対し県議会議員定数35。
です。
比べてみると豊島区会議員も定数が多いような気がしてきます。
この二つの事例を考える時に「東京は人口が多いのだから」という理屈は通用しません。
なんだかなんだと税金の負担を重く感じる今日この頃です。
税金の支出項目の一丁目1番地のチェックがなされていないような気がします。
ただ、東京のこういう区は「立候補者が少なく無投票」ということはありません。
つまり「なりたい人はたくさんいる」ということです。
他方、マスコミの話題になる地方議会の場合ですが、
●いったい必要な議員の人数は何人なのか?
●思い切って議員定数を減らせばいいのではないか?
私が知るある地方議会の場合は「一人を除き残り全てが首長派」という状況です。
したがって
●住民投票で決まったことが議会でひっくり返されたり
●住民アンケートで反対多数であった事案が議会で承認されたり
という具合に「首長のやりたい放題」です。
もし「地方議員の定数が削減された」ら、
●議員さんも次の選挙での当落の行方が不安定になってしまいます。
●ということは議会活動をフットワークよく論理的に行わないと次の選挙の当落に影響が出る
ということになるはずです。
●「多数決の原理」が基本だというのなら3人でいいはずです。
●議員数を削減した分、報酬を増やすことも可能です。
●報酬を増やすということは、もっと仕事をしていただくということにつながります。
「声なき声」を広げていくことこそ皆さんの暮らしをよくするはずです。
国会議員についても同じことが言えそうです。
トラブルが起きた時に初めて「こんな人がいたのか」では笑うこともできません。
この議論に「たいへんだぁ」的に報じるマスコミ。
彼らの提唱するストリーが「議員の成り手不足」解決の得策であるのかもしれませんが、あまり議論されていないことがあります。
「議員は何人必要なのか?」
ということです。
今春行われた統一地方選挙で気づいたのですが、
a.世田谷区の場合
世田谷区 の 区議会議員の数 を人口規模が同程度の都道府県と比べてみると、
●世田谷区 人口912千人(定数50)
●香川県 人口993千人(定数41)
●和歌山県 人口975千人(定数42)
●山梨県 人口838千人(定数37)
●佐賀県 人口833千人(定数38)
比べてみると世田谷区議会議員は定数が多くありませんか?
b.豊島区の場合
豊島区の人口は29万人(H31.4.1)に対し区議会議員定数36。
鳥取県の人口は56万人(H31.1.1)に対し県議会議員定数35。
です。
比べてみると豊島区会議員も定数が多いような気がしてきます。
この二つの事例を考える時に「東京は人口が多いのだから」という理屈は通用しません。
なんだかなんだと税金の負担を重く感じる今日この頃です。
税金の支出項目の一丁目1番地のチェックがなされていないような気がします。
ただ、東京のこういう区は「立候補者が少なく無投票」ということはありません。
つまり「なりたい人はたくさんいる」ということです。
他方、マスコミの話題になる地方議会の場合ですが、
●いったい必要な議員の人数は何人なのか?
●思い切って議員定数を減らせばいいのではないか?
私が知るある地方議会の場合は「一人を除き残り全てが首長派」という状況です。
したがって
●住民投票で決まったことが議会でひっくり返されたり
●住民アンケートで反対多数であった事案が議会で承認されたり
という具合に「首長のやりたい放題」です。
もし「地方議員の定数が削減された」ら、
●議員さんも次の選挙での当落の行方が不安定になってしまいます。
●ということは議会活動をフットワークよく論理的に行わないと次の選挙の当落に影響が出る
ということになるはずです。
●「多数決の原理」が基本だというのなら3人でいいはずです。
●議員数を削減した分、報酬を増やすことも可能です。
●報酬を増やすということは、もっと仕事をしていただくということにつながります。
「声なき声」を広げていくことこそ皆さんの暮らしをよくするはずです。
国会議員についても同じことが言えそうです。
トラブルが起きた時に初めて「こんな人がいたのか」では笑うこともできません。