瓦屋根のない青森 [旅紀行・県民性の謎]
18日深夜の新潟・山形を襲った地震。
大きな人的被害がなかったのは何よりでした。
テレビでは鶴岡市(山形県)あたりの住宅被害の様子を映していました。
とくに「屋根の瓦がずり落ちているさま」が印象に残った方も少なくないことでしょう。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190619477353.html
(山形県鶴岡市:羽黒山五重塔)
(羽黒山五重塔の参道界隈の民家)
今回の「みちのく一人旅」で印象的だったことの一つに、
(隣県の)青森県には瓦屋根がない
ということです。
(五所川原市:太宰治の生家)
(三厩(龍飛岬):奥谷旅館)
(津軽の家々)
(岩手県岩手町)
ざっとこんな感じです。
「なぜ瓦屋根がないのか?」
と各地域にお住いの皆さんに聞くと、
●トタンのほうが降り積もる雪が滑り落ちやすい
●昼間融けた雪が夜凍ると瓦が割れる
●重い雪を積もったままにできない
と皆さん同じようにお話されました。
とくに日本海側に面した青森県の西側では「積るよりも横からの風雪に雪も瓦も吹き飛ばされる」ということがあるのかもしれません。
富裕家と思しきお宅でも瓦は使ってないようでした。
「瓦屋さんがないからトタン屋根なのか?瓦を使わないから瓦屋さんがないのか?」まではわかりませんでしたが、ほぼほぼ「トタン屋根にペンキ」という家が多かったようです。
聞けば、ペンキの塗り替えには「それなりにお金がかかり」「ペンキを塗る業者もある」そうでしたが、長年の経験に育まれた「住まい方」を見るようでした。
※青森県板金工業組合のHP:雪庇対策
http://aomorikenban.net/snow-damage/
地震や台風被害の後の復旧作業も大変でしょうが、「屋根の瓦」についてはもう少し工夫がいるのかもしれません。
ハウスメーカーを中心とした新しい家が「在来の瓦ではない」というのもそれはそれで理にかなっていることなのかもしれません。
なお、八戸市あたりでは瓦屋根も見かけました。
「雪の量が少ない」ということなのでしょう。
新しい公共施設は瓦屋根だったのが印象的でした。
大きな人的被害がなかったのは何よりでした。
テレビでは鶴岡市(山形県)あたりの住宅被害の様子を映していました。
とくに「屋根の瓦がずり落ちているさま」が印象に残った方も少なくないことでしょう。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190619477353.html
(山形県鶴岡市:羽黒山五重塔)
(羽黒山五重塔の参道界隈の民家)
今回の「みちのく一人旅」で印象的だったことの一つに、
(隣県の)青森県には瓦屋根がない
ということです。
(五所川原市:太宰治の生家)
(三厩(龍飛岬):奥谷旅館)
(津軽の家々)
(岩手県岩手町)
ざっとこんな感じです。
「なぜ瓦屋根がないのか?」
と各地域にお住いの皆さんに聞くと、
●トタンのほうが降り積もる雪が滑り落ちやすい
●昼間融けた雪が夜凍ると瓦が割れる
●重い雪を積もったままにできない
と皆さん同じようにお話されました。
とくに日本海側に面した青森県の西側では「積るよりも横からの風雪に雪も瓦も吹き飛ばされる」ということがあるのかもしれません。
富裕家と思しきお宅でも瓦は使ってないようでした。
「瓦屋さんがないからトタン屋根なのか?瓦を使わないから瓦屋さんがないのか?」まではわかりませんでしたが、ほぼほぼ「トタン屋根にペンキ」という家が多かったようです。
聞けば、ペンキの塗り替えには「それなりにお金がかかり」「ペンキを塗る業者もある」そうでしたが、長年の経験に育まれた「住まい方」を見るようでした。
※青森県板金工業組合のHP:雪庇対策
http://aomorikenban.net/snow-damage/
地震や台風被害の後の復旧作業も大変でしょうが、「屋根の瓦」についてはもう少し工夫がいるのかもしれません。
ハウスメーカーを中心とした新しい家が「在来の瓦ではない」というのもそれはそれで理にかなっていることなのかもしれません。
なお、八戸市あたりでは瓦屋根も見かけました。
「雪の量が少ない」ということなのでしょう。
新しい公共施設は瓦屋根だったのが印象的でした。