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「苦情」だと決めつけないことも必要 [どう受け止めたらいいのか]

仕事をしていると、いろいろな「苦情」に遭遇します。

ところが、
苦情なのに苦情として理解してくれない
苦情ではないのに苦情だと思い込んでしまう
と言ったことも間々あるものです。

この取り違えが「苦情的な」やり取りを平行線化してしまいます。
苦情だと思い込んでいる
ちょっと聞いた(聞かれた)だけだと思い込んでいる人

最近の多くの組織では、「小さな苦情でも上に報告しろ」というスタンスではないでしょうか?

ただ「苦情」というのはペナルティ的な扱いにしていると、この報告はずいぶん上に報告しづらくなってしまいます。

また「苦情」だと思い込んでしまうと、話は前に進まなくなってしまいます。


実は、最近こんなことがありました。

ガス工事のことです。

わが家の近所で新築工事をしている関係で、先日、道路を掘り返してガス工事が行われました。
工事の重機が入り大騒ぎです。
お互い様のことですから、それはそれでやむを得ません。


ところが、2か月ほど経ってからまたガス工事です。
何でも、前回の工事のアスファルトをきれいに敷き直すのだとか。

ここが不思議な点です。
前回の工事の時に綺麗にしておけば工事は1回で済むはずなのに。。。。

現場作業をなさる業者さんに聞いてみました。
答えは、
どこの現場でもそう言われる
この苦情は多い
とのこと。


「苦情?」


私は、おそらくその他の多くの人たちは「素朴な疑問」として聞いただけです。
何度も同じような工事をすると、その費用が「ガス代に上乗せされるだけ」ですから。


おそらく、理由とか理屈があっての工事だと思います。

例えば、

埋設したガス管が安定するまで様子を見ていた
泥で埋めてもすき間が埋まるまでは時間が必要なので前回は仮工事だった
等々。

※私はガス工事についての知識はありませんので想像ですが。。。
ガス工事の業者さんはガス会社から指示のあったことをやるだけのようです。


何が言いたいかと言うと、

「苦情」だと思い込んでいることの多くは「事情を説明すればわかること」であり、また「そこまでしなくても」とか「こうしたらいいんじゃない」と提案があったりするもののはずです。

「苦情」らしき意見には冷静に向き合っていたらいかがでしょうか!



※東京ガス「道路でのガス工事について」
https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/koji/douro.html

には、「道路管理者(国・都県・市区町村)の指導の下、電力や上下水道事業者等と道路工期間を調整し、同一区間の工事については、できる限り同期間での実施を図っています。」とありますが、1か月後にはセットバック工事の予定が入っているようです。
つまり、この部分は1か月後には「掘り返される」ということです。


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これでいいのか「マスコミ」 [どう受け止めたらいいのか]

今回の「吉本騒動」をテレビで見聞きしていて気が付いたことがあります。

普段はワイドショーなどで「いろいろとコメントをなさっている芸人の皆さんは基本的なことが理解できていなかった」ということです。

暇なのでワイドショーの数々を見てしまいましたが、

今回の吉本騒動は、

反社会的勢力の排除ということが身体に入っていない

特に「吉本芸人」自身が「自らの労働ポジション(吉本興業との契約形態)」を理解していない

吉本問題のゴール(出口)すら見極められずに議論をしている

あの程度のことを「パワハラ」と大騒ぎしている

「他の事務所の契約ぶり」や、「吉本内部の不祥事の時の処分ルール」など他のことと比べることをしない

等々、一般企業社会の出来事と比べるとおかしなことばかりです。


目立ったのは、「マスコミの記者」あるいは「ワイドショーの構成担当者」の皆さんが「いったい何を訴えたいのか?何をしたいのか?がさっぱりわからないことです。


吉本興業の岡本社長の長時間に及ぶ記者会見にしても、会見の巧拙よりも、
そもそも何のための会見なのか?
こんなに簡単に処分が変わるものなのか?
という点にも疑問が残りました。


こんな風に考えてしまうと、

普段、世の中のあれやこれやについていろいろと意見をおっしゃっている「芸人」の皆さんの意見というのは当てにならないと思ってしまいました。


逆に、もう少し、一般の人たちの意見を取り込むトーク番組が必要なんだろうと思ってしまいます。


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栄える地域、廃れる地域、そして移住 [どう受け止めたらいいのか]

「消滅可能都市」

罪作りな言葉です。
「都市」でもないところまで「都市」呼ばわりしてしまいました。

「地域消滅時代」を見据えた 今後の国土交通戦略のあり方について ( 国土交通政策研究所「政策課題勉強会」 平成26年11月5日(水))
https://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-141105_2.pdf


その結果、「地方創生」という言葉が躍り始めましたが、

成果はどうなっているのでしょう?
定点観測のような検証はなされているのでしょうか?

日本各地を周っていると、「こんなことに税金を使っているのですか?」というような事例に遭遇します。
地元の皆さんに聞いても、
地域が望んだものではない
税金で作られたものだから。。。
というような返事が返ってきます。

そんな土地で、
「みなさんが生活に困っている〇〇は作らないのですか?」と尋ねると、
お金がないと言われた
とあきらめムードです。


「地方創生」という名のもとに、無意味に税金が使われ、本当に必要なことやものには「お金がない」と言われてしまう。

この不自然をどう受け止めたらいいのでしょうか?


そして、こういう「必要でないことやもの」の多くは「移住者」に起因するものであることが目立ちます。

移住者礼賛を標榜する地域は確かに多いようですが、既住者(もともと住んでいる人たち)の生活すら向上しないのに、移住者ばかり優遇していたら「そりゃぁ人は減るさ」と思ってしまいます。

しかも移住者の特徴は「スローライフ志向」の方がとても多いということです。
意ある地元の若者は出ていきたくなるに違いありません。


そういえば、「移住者が日本で一番多いところ」はどこでしょう?

アバウトな回答ですが、それは「東京」ではないでしょうか!
東京に移住してくる人の多くは、おそらくスローライフなど期待していない
ということかもしれません。
また移住者を優遇するような政策配慮も東京にはありません。


「東京一極集中」と批判や不安をおっしゃる方が多いようですが、「東京が悪い」のではなく、地方が野放しどころかわけがわからないところになっている」と考えてみることも必要です。


移住者の中には、スピリチュアルな考え方をもちこんで地域を混乱させている皆さんもいます。
「地方」はなぜ消滅しようとしているのか?
を考えずして「地方創生」を声高に叫ぶことは危険な感じがします。


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「ビジネスマーケット」はどこにある? [仕事についてのエトセトラ]

「儲かりまっか?」「ぼちぼちでんな」

若い頃働いていた大阪:船場界隈の日常の挨拶言葉でした。

当時は、
●経済的な豊かさを誰もが求めていた
●他人に自分の手の内を見極められないような言葉が目立った
ということなのか、わかったようなわからないような言葉が支配的でした。

そういう状況下、この船場でも東京弁しか使わなかった私は、相応に船場の経営者の皆さんからは歓迎されていました。
ある社長曰く、「消費マーケットの東京の情報が欲しい。大阪弁ではよくわからない」と。


さて、「産業振興」とか「起業」という時にはいろいろなチェックポイントがあります。

資金調達はどうするのか?
儲かるのか?

と言った基本中の基本から、「売上を上げるマーケットはどこにあるのか?」というのも大きなチェックポイントです。


ある県で仕事をしていた時につくづく考えさせられたことがあります。
ビジネスマーケットで整理すると、この県の産業のタイプがとてもわかりやすかったからです。


具体的には、

A.城下町型ビジネス

●建設・土木、商店街、地方百貨店、医者などが典型。
そのエリアの資源だけをビジネスマーケットとするもの
●典型の建設・土木は官公需頼み

エリアマーケットが狭いと収益機会は限られています。
適正規模を考えておかないと、「他社の倒産や不評は自社の売り上げ増」ということにもなります。


B.門前町型ビジネス

●観光産業が典型。
●観光素材が「人寄せ」をしてくれますが、「待ち」のビジネスです。
●利益率が低いというのも特徴的です。


C.下請け型ビジネス

●大手企業のまさしく下請け、受託などのビジネス
地場産業の特長とか、気候や地形などの自然条件、あるいは県民性などに影響されやすい。
●ただ、単純な下請け作業は海外化されているので、品質(クオリティ)を意識した付加価値化が必要です。


D.ベースキャンプ型ビジネス

●頂上(主戦場)は別のところにある
頂上を睨んだ場所に拠点を構えそこから配送展開している
●日本の「元気な中小企業」にこの型が多い
モノづくり戦略に向いている
元気な地方にはベースキャンプ型の企業が数多くある
●「農業」は典型的なベースキャンプ型。他地域への出荷、輸出が定着すれば企業規模も大きくなっていきます


昨今流行りの「地方創生」ですが、手っ取り早く結果を得たいせいか「観光」とか「サービス」業が目立ちます。
利益率の低い「門前町型」「城下町型」を選ぶ傾向が強いようです。
「地方創生策」がなかなかうまくいかないのもこういう側面の検討・検証がなされていないことにも起因します。


今の皆さんのご商売はどういうタイプでしょうか?
儲かるビジネスにはすぐさまライバルが生まれてきます。
他の追随を許さない付加価値
商品寿命を見極めた次のビジネスの模索
等とセットでなければ、ビジネスの持続はなかなか難しいものです。

東京ディズニーランド」を見てください。
●ミッキーなどの絶対的なキャラクター
●絶え間ないアトラクションの追加
という教科書通りのビジネスに忠実だということに気づかされます。


そういえば、かの船場には、往時の姿を彷彿させる看板はずいぶん減りました。

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7泊8日でDVD10枚 [どう受け止めたらいいのか]

最近ではずいぶんお店が減った「レンタルビデオ」店。

会員になっているお店から「準新作・旧作100円」というクーポンが届いたので久々に借りることに。

ずいぶんご無沙汰だっただけに、期待感は高まります。
思わずアトランダムに選んだ「準新作」を10枚借りてしまいました。
7泊8日で10枚のDVDを見る事に。。。。

●一日1枚以上観ないと消化できません。
●早送りは悔しいので普通の速度で見る事に。

必死になってみました。
ほとんど義務です。

結果的には、今回は印象に残るものもありませんでしたが、それでも見終わりました。

しばらくは「もういいかな」状態です。

過ぎたるは猶及ばざるがごとし」のような。。。。

「義務感に駆られて観るのはいやだ!」と思いつつ、忘れたころにまた借りてしまいそうです。
何度学習しても身に入らないことも多いものかも。




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「吉本芸人」で思い浮かぶ人 [どう受け止めたらいいのか]

花紀京、原哲男、岡八郎。。。。

私が思い浮かべる典型的な吉本芸人の面々です。
いわゆる喜劇俳優・コメディアンという皆さんです。


今、「吉本」問題がテレビマスコミを賑わせていますが、皆さんはどういう方を思い浮かべますか?

●落語家
●漫才師
●喜劇俳優

というカテゴリーならどういう方がいますか?

最近は、「テレビ番組の進行役」「テレビ番組のコメンテーター」をはじめ「テレビ番組の出演者」という形でその存在を見聞きすることも増えました。

そういう人たちを最近では「芸人」と呼んでいるようです。

「裸芸」を売り物にする人も中にはいます。

しかしながら、名前すら印象にも記憶にも残らない人が増えました。
SNSの普及とともにその存在をアピールしている人もいらっしゃるようですが、その前に「芸人」って何?ということも議論してほしいものです。

渦中の吉本興業もスポーツ選手のマネジメントまでしているとかで、カバーする範囲もずいぶん広いようです。

一部芸人の「反社会的勢力」とのかかわりに端を発した今回の騒動ですが、吉本興業の経営陣あるいは経営ぶりへとマスコミの皆さんの関心事も変わってしまったような気がします。
ここにも問題を掘り下げずに次から次へとテーマが移ってしまう昨今の風潮を見ていてしまいます。


もし彼らの芸がしっかりしているのだとしたら、もう少し切り口も明確になっていたのではないかと思いますが、「芸」というところからずいぶん遠くに行ってしまっているような気もします。


今回マスコミに名前のでてきた皆さんについては、「芸人」というカテゴリーで楽しまれることができるのでしょうか?
プライベートを見せないところに「ファンのあこがれ」のようなものがあったはずなのですが。。。


「下積みなのか」「仕事として低待遇なのか」よくわかりませんが、「芸を磨きなよ!」と思ってしまう人たちが増えてしまったのも残念な気がします。

「人手不足」「働き方改革」が叫ばれる昨今ですが、こういう「芸人さん」にもなり手がない時代が来るかもしれません。


私の知人の大学教授が言うには、
「今は落語がおもしろいのよ」「でもねテレビによく出るあの人よりも別のあの人の方がはるかにうまいのよね」
と。





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「困っている」ことがない時代 [どう受け止めたらいいのか]


先の参議院銀選挙の投票率はとても低かったようです。

「参院選投票率48・80%、24年ぶり50%割る」(読売新聞 2019/07/22)
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20190722-OYT1T50220/

いろいろな角度での分析もあるのでしょうが、

●高齢者が体調や物理的な問題(投票所が遠くなった)等の問題で投票に行く人が減った

●めぼしい候補者がいない

●争点がよくわからない

●地方は自民党が強く、都市部の一票の重みが伝わらない

ということもあるでしょう。


しかし、私が何よりも思うのは、

「誰も困っていない」

ということではないかと思っています。


困ってないから、どんな人が政治家になっても(当選しても)自分には関係ない

という考え方もできるはずです。


たしかに、だれしも、不安や不満は大なり小なりありますが、今の政治が聞いてくれるとも思いません。

特に野党は

将来を見据えた天下国家を論じることもない

このままでは国民生活に大きな影響が出てくるという危機感がない

選挙戦であったような気がします。


消費税については上げ幅は2%ポイントなのです。

「消費税引き上げはダメだ!」と言ったところで、100円につき2円の引上げです。
特定品目については「軽減税率」が用意されています。
「不要不急の買物はしない」「贅沢はしない」と決めれば何とかなります。


老後の資金不足不安についてももともとわかっていた話です。

・子育てが終わればなんとかなる
・すでに年金をもらっている人も何とかなっている

と考えればそれほど大きな問題でもありません。


東京への一極集中と言っても自分の子どもも都会に住んでいます。

・戻ってきても暮らせない
・子どものやりたいようにさせたい
というのが多くの親御さんの考え方なのです。


防衛問題もそこまで緊急性はないだろうという思いです。

・日本が手を出さなければ何とかなる
・自分の子どもが戦争に巻き込まれるのは嫌だ
と考える方が自然です。


憲法改正も「国民投票」という歯止めがあります。

・徴兵制にでもならない限り大差はないはずです。



などと考えると、

「選挙に行こう!」と言われてもそれほど意識は変わるものではありません。


例えば、

●野党が「消費税を5%に引き下げる」とでも言えば投票に行った人は多かったはずです。

●野党が「国会議員の数を2割減らす」と言えば投票に行った人は多かったはずです。

本当に国会議員の定数を削減すれば、議員先生も必死にお仕事をなさるはずです。


不偏不党を隠れ蓑に主張を持たないマスコミに期待はできません。

それは選挙後の報道ぶりを見ても明らかです。
「マスコミ」と言うだけで高い所得と社会的地位を得ている限り「マスコミ」には期待もできません。


こんな状況下で「投票に行こう」と言う掛け声だけで投票率が上がるとも思えません。



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「マスコミの劣化」を感じる [どう受け止めたらいいのか]

「参院選は中間選挙と呼ばれる」

参議院選挙の終わった翌日、2019年7月22日の読売新聞の長官1面コラム「編集手帳 に書いてあった言葉です。


●これって本当なのだろうか?

●いつからこんなことを言い始めたのだろうか?

●中間があるなら、本選挙は「衆議院選挙」のことか?

●「衆議院選挙」は解散もあり周期は一定ではない。

●アメリカの大統領選挙に対する「中間選挙」とは明らかに趣が異なる。

などと考えてしまいました。

ググってみると、どうやら「朝日新聞」(2019.5.28)にも「参院選は中間選挙」という記述があるようです。


一昨日(19.7.23)の吉本興業:岡本社長の会見時の数々の筋違いな質問
吉本興業:岡本社長の会見内容を受けた各種報道ぶりの違和感

反社会的勢力の広告塔となっている吉本芸人のニュースとしての取り上げ方の見立て

どれをとってもピントがどうもおかしいようです。


吉本興業:岡本社長の記者会見と同じ時間帯には参院選結果を受けた安倍総理の記者会見もありましたが、それを同時中継していたのはNHKだけで、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビは、この吉本興業:岡本社長の記者会見の模様を延々と流していました。


「憲法を変えたい」と発言している時の日本国首相の記者会見よりも芸能(興行)界の不始末話が優先している状況です。


どこまでマスコミを信頼していいものやら。。。。

おかしな話は枚挙にいとまがない。


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「時差出勤」のすすめ [仕事についてのエトセトラ]


昨日(19.7.22)はいろいろなニュースがありました。
私が気になったのは、

参議院選挙結果の評価

吉本興業:岡本社長の記者会見

エスカレーターは「歩かず立ち止まる」キャンペーン
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190722/k10012002931000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

「時差出勤」「スムーズビズ」

「「スムーズビズ」始まる 都職員 朝は公共交通機関利用しない」(NHK 19.7.22)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190722/k10012003111000.html

「時差出勤やテレワーク 五輪の混雑緩和へ大規模実験」(日経新聞 2019/7/22)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47611310S9A720C1MM0000/

はこの4っつ。


特に「朝の弱い」私はこの「スムーズビズ」「時差出勤」にはとても興味があります。
●ここまでネットやAIが進化すれば、「朝一よーいどん!」の仕事開始でなくてもいいかもしれません。
●平日の西新宿17時のムーの大群のような人の流れも変わってきます。
※朝と違い夕方は一斉帰宅の人混みになっています。


時差出勤」については、

「応援体制」の構築が今まで以上に重要になってきます。
繁閑の差が極端に出てしまいます。「人が少なくて多忙」と言えなくなってしまいます。

ネットリテラシーの弱い方は乗り遅れてしまいます。
会議も打ち合わせも諸連絡ネット頼りになります。

能力差が明らかになってしまいます。
「みんなが揃って〇〇をする」という時間が減ります。

「過剰なCS」の見直しが始まります。
バカ丁寧な接客などしている暇がなくなります。

マネジメント能力の腕の見せ所です。
「人手不足」という言葉がつかえなくなります。

「働き方改革」の真骨頂になるはずです。
人繰りマネジメントに失敗すると休暇すら取れなくなってしまいます。


等々、抑えどころ満載です。


かつて「プレミアムフライデー」という声かけがありました。
「時差出勤」をすると、このキャンペーンの稚拙さがわかってくると思います。

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「吉本芸人」のこと [どう受け止めたらいいのか]


近頃話題の「吉本芸人」問題。

闇営業問題に端を発したこの問題も吉本興業の組織論に話が変わりつつあるようです。

少し整理してみましょう。

1.闇営業問題は、実は「反社会的勢力の広告塔」問題だった

国を挙げて対策を講じている「反社会的勢力」との交際が浮かび上がったことでした。

渦中の芸人の記者会見あたりから同情論が出始めていますが、ここが出発点であり、ここの問題をあいまいにしてはいけません。


2.「吉本興業」所属という実態が明らかになった

「解雇」とか「引退」とか「マネージメント契約の解消」とか言葉が躍りました。

そうこうするうちに、どうやら「吉本」と「芸人」さんの間には雇用契約はないようだということがわかってきました。

雇用契約があるのなら、懲戒処分としての「解雇」という言葉もなじむのですが、「マネージメント契約の解約」という言葉からすると、「芸人」さんは個人事業主であり吉本はマネジメントの委託を受けていたということになりそうです。


想像の域を出ませんが、

●健康保険や雇用保険や年金などの社会保険はどうなっているのか詳しい説明はありませんが、「芸人」さんと言われる人たちは、おそらく「国民健康保険」や「国民年金」の加入者であるはずです。

●「闇営業」というものの、少ない所得を補うために「アルバイト」をせざるを得ない現実がある芸人さんもいらっしゃるのかもしれません。

この「アルバイト」が運悪く「反社会的勢力の広告塔」となってしまったようです。
ただ、
・胡散臭い芸人がいたのも事実
・事情を知っていた芸人がいたのも事実
・そういう難しいことはよく理解できていない芸人がいたのも事実
でしょう。


3.いわゆる「芸人」の「涙の記者会見」は信用できない

「涙の記者会見」に情を絆された方もいらっしゃるようですが、彼らはプロの「芸人」です。
涙ながらの記者会見などは「朝飯前」の人たちです。
残念ながらあの記者会見がどこまで真実なのかは神のみぞ知る状況かもしれません。



以上を踏まえながらこの「吉本」芸人問題を考えなければならないはずです。

例えば、

吉本興業所属という「芸人」さんたちの身分はどうあるべきか。

「吉本」が社員として「芸人」さんを抱えるのか、今まで通り「個人事業主」あるいは「どこかの企業に所属する者」のマネジメント委託・受託の関係なのかを明確にする必要があります。
少なくとも「芸人」さんたちが理解する必要があります。


マスコミもこの仕組みを知っているはずなのに、「芸能」班が中心となって取材をしたため「情緒的な伝え方」に終始してしまったのではないか。

こういう問題が起きるたびに曖昧なまま推移してしまうのは、マスコミがルールをわかっていないことに起因することもあるようです。
今回、「解雇」とか「引退」とか「マネジメント契約の解消」と微妙に表現が変わっていったのは「マスコミの無知」によるところが多いかもしてしれません。


「芸人」さんたちももっと勉強すべき

そもそも「反社会的勢力」との交際の問題が一番重かったはずなのに、「吉本興業」の組織運営の話にすり替えて議論する人が増えました。

・「反社会的勢力」問題を続けられると都合の悪い人がいるのかもしれません
・「吉本」と「芸人」さんたちの身分関係すらわからずに「吉本が悪い」に傾倒している可能性があります



今後、ファンあるいは視聴者として見ていかなければいけないのは、

「反社会的勢力」との交際をどう断ち切るか

「芸人」さんの身分をどう見るか

マスコミの報道ぶりを信じていいのか

ということではないでしょうか。。。。


ここでは、あえて「芸人」さんと使いましたが、「芸人」と呼べる(呼んでいい)人たちがどのくらいいるのかもよくわかりません。

今の世の中の「芸」という定義も踏まえる必要もあります。
とても「芸」などと呼べない人たちもいるはずです。

テレビやラジオに出るだけなら、「代わりはいくらでもいる」ような気がします。
















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「京アニ」放火事件に思う [どう受け止めたらいいのか]


とても大きな事件が起こってしまいました。

「京アニ」の放火事件です。

たくさんの方が犠牲になられた

課題のあるタイプの犯人による凶行

日本を代表するようなアニメ才能を一瞬にして喪失
「アニメ業界「影響甚大」京アニ火災被害、有望人材失われる」(出典:京都新聞 2019年07月19日)
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190718000194


等々思いは複雑です。

犠牲者の皆さんは「まさかこんなことに巻き込まれる」なんて思いもよらなかったに違いまりません。
その無念さはいかほどでしょうか。。。



ところでこの事件では気になることもあります。

●防火訓練、防災訓練はなさっていたのだろうか?

●防火、防災を考えた建物の構造だったのだろうか?

ということです。


フロアをつなぐ階段が煙の通り道になっていたようです。
「ガソリン炎と煙、一瞬で包囲 京アニ火災、吹き抜け構造で拡大か」
(出典:京都新聞 2019年07月19日)
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190718000193

屋上に抜ける扉付近に折り重なるように犠牲者が倒れていたとのことです。
「死者、屋上への階段に集中 京都アニメスタジオ放火」(出典:中日新聞 2019年7月19日)
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019071902000313.html


「働き方改革」が叫ばれる昨今ですが、「働く場所」の点検・整備はなされていたのでしょうか?

優良な工場に行けば「安全第一」「整理整頓」という標語が必ず掲げられています。
オフィス、作業場であっても「安全第一」「整理整頓」は共通のテーマのはずです。


今回の「京アニ」放火事件は犠牲者の数に驚きです。
とかく「凶行」や「犯人像」に光が当たりがちですが、もう少し「職場環境」に力が入っていたらこれほどまでの犠牲者は出なかったのではないか!
と思ってしまいます。

合掌



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「納税」という発想が必要 [どう受け止めたらいいのか]

「ひと儲けした」方は、結果としてたくさんの税金を払っていらっしゃいます。
それは企業としての法人税であったり消費税であったり、あるいは役員報酬や給与にかかる所得税という形で。。。。


各党各候補の選挙演説を聴いていて、素朴に不思議に思うことがあります。

誰が税金を払うのか?

ということです。


年金と消費税の陰ですっかり話題にならなくなった「地方創生」策。
あれはどうなったのでしょうか?

地方、地域を活性化する。

というところまではよく聞くのですが、その結果、法人税や所得税が増えるという話しが聞こえてきません。


税率を変えなくても所得が増えれば税金は増えるはずです。


およそ「政策」や「選挙演説」というものは所得が増えると言わないものなのでしょうか?



第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

と日本国憲法には書いてありました。


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「平準化」を意識する [仕事についてのエトセトラ]


最近は「働き方改革」という言葉が定着したようです。

トップの一声で「休暇を取ったり」「残業を減らしたり」と「やればできるじゃないか!」的なことが花盛りです。

ところが、
●仕事の繁閑のひずみが先送りされる
●クオリティに課題のある仕事が増えた
●人手不足が顕著になる
という問題が顕在化した職場も多いのではないでしょうか?

みなさんは「平準化」という言葉をご存知でしょうか?

私は銀行員でしたから「平準化」という言葉とは隣り合わせで仕事をしてきました。

平準化という言葉は、辞書的には「仕事の均等化」といった意味でしょうか?
これだけではよく伝わらないはずです。

銀行では、二つのポイントでこの「平準化」という言葉が生きてきました。


一つは、「調達(仕入れ)」と「運用」のバランスをとるということです。

どんなに預金が集まっても足元から運用(貸出や投資)ができなければ大損です。
銀行の扱う金額は単位が大きいので、半日のタイムロスでも大きな損失が発生してしまうことが間々あります。

「運用に見合った調達をする」「調達に見合った運用をする」というのが平準化の一つの意味です。
毎日の数字の動きをよく見るという行動が求められます。


一つは、仕事の繁忙日(忙しい日)と閑散日(暇な日)のギャップを減らすということです。

商取引、特に銀行業務には、伝統的に「五十日」(ごとうび)というのがあります。
取引(決済日)が、毎月5日・10日・15日・20日・25日と、30日または月末日に多いということです。
「物日」(ものび)ということもあります。

人手に頼っていた時代はこういう日は何かと忙しいものでした。
お客様の協力が得られることは日にち(取引日)を変えていただく
※「給料日が前倒しになった」ような時は銀行から依頼があったと考えることもできます。
前倒し処理ができることはやっておく(例えば予約や先日付)
※企業の振り込みの多くは予約取引が利用されています
先送りできることは後回しにする
※意外と「今やらなくてもいい」という仕事も出てくるものです
というような工夫と仕事の見極めをやっていました。

機械化が進んだ今でも、「コンピューターに負荷をかけ過ぎない」ということから、こういった平準化・均てん化は行われています。


日々の業務の見直しは毎日行われています。

その結果、
●繁忙日が減った
●時間外勤務が減った
●長期休暇が取りやすくなった
●人手がいらなくなった
というような現象が起きています。


「プレミアムフライデー」が今一つ軌道に乗らないのも事情がお分かりになると思います。
公務員の世界と違い、民間企業では仕事の繁閑が伝統的に明確であるにもかかわらず、機械的に(形式的に)早帰り金曜日が決められてしまったからです。


「働き方改革」「休暇の取得像」「残業の削減」あるいは「人手不足対策」がうまくいく企業とそうでない企業の境目は、
業務の平準化が行われていない
ことも大きな要因の一つではないでしょうか?


わざわざ「今日できることを明日に伸ばし」たり、「明日やればいいことを今すぐやる」と言った業務のバランスを意識しない仕事のやり方があなたの職場には残っていないでしょうか?


それは「効率化」などという言葉で括られた「手順省略」ではなく業務の時間配分や量的均てん化を合理的に意識した仕事のやり方だと受け止めてください。


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「野党に投票」を! [少し政治的な話を。。。。]


私はとくに支持政党はありません。

ただ、昨今の政治あるいは政治家の様子を見ていると、「緊張感がない」という思いがあります。

また、日本各地を回ってみて気づくのは「保守王国と言われているところほど閉塞感が強い」という感じが伝わってきます。

数々の政治家不祥事

補助金頼りの地域活性化

こういう政治の状況では日本の今も将来も心配です。



どうも保革伯仲の時ほど「政治は強くなる」「いい政治をする」ような気がします。

頼れるあるいは頼りになる野党がないということもありますが、ここはお好きな野党に投票してみてはいかがでしょう。

今の政治の状況にアクセルを踏みたい方は与党に

今の政治の状況にブレーキを踏みたい方は野党に

こういう基準でいいのかもしれません。


安倍さんが言うほど世の中はうまくいっているわけでもないでしょう。

少しスピードを緩めて日本の政治、明日の暮らしを考えてみるのもいいかもしれません。



こんな風に思っていたら、かつては選挙カーにも乗ったという自民党バリバリのファンの方が「共産党に入れて来た」と。。。
笑顔でお話しされていました。




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「ポケモン」ばか [どう受け止めたらいいのか]


かつてトイレでオシッコしながら携帯電話でお話しされている方はいました。

「最近は見かけないな」

と思っていたら、いました、いました。


先日の3連休のある高速道路の男性用トイレでの出来事です。

スマホを片手にオシッコをなさる方が。。。。


何気なくその方のスマホを覗いてみると、画面はどうやらポケモンのようでした。

一人だけかと思ったら、もう一人見かけました。


その方たちは、
●観光バスから降りてきたのか?
●自家用車の同乗者なのか?
●運転者なのか?
わかりませんでしたが、もし「運転なさる方」なら。。。。
トイレでも手を放すことができないのですから、運転中も怪しいものです。


年の頃40歳代~50歳代。

決めつけるのはよくないかもしれませんが、くわばらくわばら!!!





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「国立公園」「国定公園」「国宝」はおもしろい [旅紀行・県民性の謎]


今回のみちのくの旅で日本全国47都道府県を回ることができました。
通過しただけではなく、宿泊したり、じっくり歩き回ったのが全国47都道府県に及んだということです。


そんな中で「観光」という側面に光をあてれば、

国立公園
https://www.env.go.jp/park/parks/index.html
出典:環境省「日本の国立公園」

国定公園

国宝

が一番面白いということです。


いろいろと「あれがいい」「ここがいい」というご意見も多いかと思いますが、まずこの三つを潰しこむと「違いがわかる」こと間違いなしです。


「国立公園」「国定公園」「国宝」を大切になさっている地域は旅していても「楽しいこと」間違いなしです。

皆さんも「思い当たる」ところがおありではないでしょうか!


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困っている「地方」は少ない [どう受け止めたらいいのか]


「だれも困っていない」

私が旅していて思うことの一つです。
1年をかけて山口県から青森県まで日本海側の一般道に沿って旅してきました。
そしてその間には、四国各県及ぶ本州のほぼ全部の都府県を車で回りました。
今思うと「奈良県だけ行ってないかも」状態です。

そういう旅の中で思ったのは、「誰も困っていない」ということです。
もし違うとしたら、
我慢している
他所と比べていない
クォリティ(質感)の差
ということかもしれません。

多くの高齢者が自分の生末に心配されながらも、「豊かになった」「便利になった」「2000万円不足と言われてもなるようにするしかない」というお話をよくなさいます。


政治家あるいはマスコミは「地方はたいへん」「国民は困っている」とよくおっしゃいますが、具体的にはどんなことに課題があるのでしょうか?

「地方創生」なる政策は完全に空回りで、
●行政トップや公務員さんが囃し立てているところが多い
●非正規の温床
●負の遺産づくりになっている
ということが見てとれてしまいます。


地方の人口減少あるいは過疎化は、「クオリティ」の低さによるところも多いようです。
学歴や才能が活かせる
所得が極大化する
生活の便利さが向上する
知的好奇心を満足させる
と言った程度の問題であったりすることが多いような気がします。

ただ、多くの高齢者は、都会に出た子女については「戻ってこなくていいから」という割り切りもあるようです。


そういう状況にどう応えるのか?
それが政治テーマの一つのはずですが、「税金のバラマキ」に終わっている例が多々見受けられます。

たとえば、
所得を向上させること
病院を充実させること
大学のレベルアップを図ること
元気で長生きできること
など具体的なことが見えてきません。


「地方は住みやすい」とか「都会は暮らしにくい」などと言うのは幻想にすぎません。

なぜなら「住めば都」なのですから。


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「人口減少」の原因と対策は? [どう受け止めたらいいのか]

人口減少社会なそうな。

総務省が10日発表した住民基本台帳に基づく2019年1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の人口は1億2477万6364人と前年から43万3239人減った減少は10年連続で、減少幅は1968年の調査開始以来、最大だった。
※出典:日本経済新聞(2019/7/10)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47178730Q9A710C1EA1000/


東京圏でも人口増加率が鈍り、その他の地域では減少という特徴もあるようです。

ただ、

①年齢階級別ではどの層の減少が著しいのか?
~高齢者が自然(死亡)減になるのは当然

②「子育て支援」策の充実度の人口減少の関係はどうか?
~「少子化対策」としてたくさんの税金が投入されているがその効果はどうか?

③都市部と限界地域との人口増減はどうか?
~総花的な政策の効果の見極めと、対策の力点がわかるはず。

④なぜ「東京圏」に人は集まるのか?の分析も必要
~「大学などの教育機関」の問題なのか?「高収入の働き場所」の問題なのか「暮らしやすさ」の問題なのかもよくわかっていません。
「都市の空気が自由だから」ということもあるかもしれません。

などの精緻な分析は聞こえてきません。



日本人人口の増加を願うためには、

1.子ども有世帯と子ども少数世帯の分析が急務
~最近はお子さんのいらっしゃる家とそうでない家が分化しているような気がします。


2.「男女別姓」選択制の実施を検討
~「一人っ子」は結婚しづらいということもあるかもしれません。


3.企業間のスポーツ交流やサークル交流の推奨
~かつては「職場結婚」というのがかなりありました。今は少人数化や結婚適齢従業員の不足が各企業では顕著になっています。
となれば、個別企業の枠を超えた「スポーツ交流」「文化交流」などにより出会いのチャンス拡大が必要です。
そういうことに補助金をつけることも必要です。

「非婚率」の高まりに歯止めをかけるという政策も必要です。
にもかかわらず「非婚率」については議論が少ないようです。
もはや「婚姻」という定義が必要なのかどうかも考えなければいけません。

※出典:内閣府「婚姻率」「未婚率」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/data/mikonritsu.html


4.「地方創生」策の見直し
~総じて「地方創生」策は
●行政トップや公務員ばかりに恩恵がある
●観光中心では非正規が増えるだけ
●高齢者のための政策になりがち
ということがあるかもしれません。

「地方創生」と叫ぶだけではなく、きちんと効果を検証する必要があります。


5.「所得増」政策の実施
~失礼ながら中途半端な働き方の若者が増えているような気がします。
そういう状況が続けば結婚→出産と言った人生設計を考える人も減るはずです。


6.「子どもを産め」とか「子どもを産んだ」と言った政治家の無神経な発言の禁止
~経済的あるいは体調に課題がある方の反発を産むだけです。
あまりにも無神経な発言が目立つようです。


まず、人口が少なくても回る日本であることやバランスの取れた人口構成であることが重要ではないでしょうか!

GNPが増え、税収が増えているという日本なのに、税金は上がり暮らし向きの向上が実感できないようでは「日本丸」が順風満帆とは言えないはずです。


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「マスコミ」は真実を丁寧に伝えているのか? [どう受け止めたらいいのか]


毎日テレビやラジオや新聞を通じて知るニュースや報道の数々。
これらは正しいのでしょうか?

・マスコミのあるべき姿なにか?
・マスコミの役割は何か?
・真実とは何か?
と言った原点の議論は専門家の皆さんにお任せすることとして、

●それは正しいことなのか?
●優先順位はどうか?
●伝えぶりは検証されているのか?
●その後の結果はどうなのか?

と言ったことに素朴に疑問を抱くようになりました。

先日のことでした、

テレビ西日本社が制作した「消された記録・消えない真実」というドキュメンタリーを見て「ハッと」してしまいました。

●大分県上空で撃墜した米軍機:B29の乗員を捕虜にし、その彼らが九州大学医学部で人体実験に使われ死亡したという事実
●当事者は終戦後、B級C級戦犯として死刑宣告されたこと
●満州からの引揚者の堕胎手術の件

内容的には「えぇ~」というようなものばかりでした。


最近でも記録がなくなったということが事実や実情がわからなくなったことが何件かありました。

出演者の方の言葉の中にあった、

洗脳されていた」「何も考えなかった

という言葉は今の日本社会の有様にも潜んでいる「知らされないこと」に警鐘を鳴らしているのかもしれません。

この番組は、第28回(2019年)「FNSドキュメンタリー大賞」を受賞されたようです。
https://www.tnc.co.jp/sp/program/detail/190530fnsaward/20190530


番組が賞を取ったかどうかよりも、「マスコミの役割はどうか?」「マスコミが周知できないのはなぜか?」「国民の受け止め方はどうあるべきか?」ということにとても興奮してしまいました。


「戦争体験」はない私ですが「こんなことがあったのか」ということに愕然です。

対韓輸出規制」という外交課題がにわかに脚光を浴びています。
政府筋の公表の仕方に唐突感があったとはいえ、マスコミが
事実は何か?
なぜこんな規制が出て来たのか?
もう少し冷静に報道していたら、国内世論も理解しやすく、かつ、国際世論にも訴えやすかったのではないでしょうか。。。。


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「お葬式」のこと [どう受け止めたらいいのか]


仕事柄、私はたくさんのお葬式に参列しましたが、仕事から離れた今はプライベートのものばかりです。

今年は、4月、7月と二つのお葬式に参列しました。


一つは従姉のもので、家族葬

家族と近しい親戚だけが集まってのものでした。

他人様に気を遣うこともなくゆっくりと見送ることができました。
近所の方も個人の友人も一切お呼びしないものでした。
数年前に主人に先立たれ、「これから気ままに暮らせば」と言った矢先の突然の訃報でした。
若くしての葬儀でもあり、こどもたちもまだ若いため「おつきあいの負担」を減らすためにもよかったかなと思いました。

故人とは、生前、「私たちの葬儀は身内だけでコンパクトにやろう」と話していたのですが、彼女の子どもたちにもちゃんと話が伝わっていました。「母がそう言っていたので。。。。」と長男も挨拶していました。


もう一つは、ご商売をなさり政治的な行動の好きな方の母君の葬儀

私は故人と親しかった(子供の時から世話になっていた)ので参列することに。

業者さんなどの供花が並び政治家やそういうお役職のお歴々が参列です。

まぁ、故人のお葬式というよりは喪主の方のパーティーのようなものです。

そういえば故人ゆかりの方がとても少なかったような気がします。

喪主のご挨拶も病状のようなものが中心でしたが、どちらかと言うと効かなくてもよいお話でした。


まぁ、いろいろなやり方もあるのでしょう。


やっぱり家族葬がいいですね
と知り合いの葬儀屋さんに話すと、「商売の邪魔しないで」と笑いながらもご不満そうでした。

時代は明らかに変わってきています。
時代時代の合理的な選択が確実になされているようです。


私の葬儀は「家族だけでいい」と申し伝えています。


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「三都物語」と「人それぞれ」 [どう受け止めたらいいのか]

「あんた最近『人それぞれ』ってよく使うよね」

と後輩に言うと、

「え~、そうですか?昔から使っていますよ」

と後輩。

「そんなことないと思うよ。最近だと思うよ。そう言われると話するの嫌になってしまうんだよ」


私は「人それぞれ」という言葉が大嫌いで、そういう言い方をする人とは「この人と話していても無駄だな」と思ってしまいます。

同意を求めたり、どうなの?と質問したりすると「人それですから」と答えられると、「聞いた私がばかだった」状態になってしまうからです。

この「人それぞれ」用法はいつから始まったのでしょう?

少なくとも「私の辞書」にはありませんでした。


最近ふと耳にした谷村新司さんが歌う「三都物語」という曲に答えがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=iT1qxkWiTg4
JR西日本のキャンペーンソングです。
https://www.youtube.com/watch?v=MOvGKuciZpw


ああ なんて
それぞれ 美しいの
ああ なんて
それぞれ 生きているの

という一節があります。

作詞:多夢星人
作曲:谷村新司


この曲では「人それぞれ」という言葉が修飾語として使われています

ところが、最近の「人それぞれ」用法は「人それぞれですから」と言った具合に結語として使われています。


「三都物語」の「人それぞれ」と世の中の人が使う「人それぞれ」では美的な響きがあまりにも違うような気がします。


この曲が生まれたのは1990年(平成2年)だとか。。。。

言葉のちょっとした使い方で、人間関係のぎこちない距離感を生んでしまう退屈な物語があるようです。


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「日本の孤立化」不安と「自民党にお灸」が今度の選挙のテーマ [少し政治的な話を。。。。]

参議院選挙への関心が薄いようです。

「誰に入れても結果は同じ」
「私らの意見など政治に反映されない」
「マスコミが煽っているようなことよりも優先することがある」

等々、腹の中にはいろいろなご意見があるはずです。

今の政治家にもマスコミにもそういう「困りごと」や「不安」をすっきりさせるようなトーンが見られません。


最近気になるのは、

1.安倍自民党政権の驕りや強引さが目立つこと

●派手な報道もよくありますが、一時的・一過的なバラ色話が多い
●足下の甘い話は先行きを蝕む

つまり「強引」な手法や「人気取り」が目立つにもかかわらず、だれも警鐘を鳴らさない



2.「韓国対応」や「安保ただ乗り」論に将来不安がよぎる

あれほどまでに親密ぶりを見せつけられたトランプ大統領と安倍首相の間柄ですが、結果伝わって来るのは、「安保ただ乗り」批判です。

また、強引なまでの「韓国対応」への韓国のリアクションが伝わってきます。


それぞれに相手側の無茶も見え隠れしますが国際政治の舞台ではなすすべもありません。

韓国制裁
商業捕鯨の再開

だけを見ても、まるで「日本が国際連盟を脱退した時(1933年)ってこんな様子だったのかも」と彷彿させられてしまいます。


不安がよぎるのは「日本の孤立」「置いてきぼり」です。

おそらく
日本の更なる経済的負担の増加
産業の立ち遅れ(日本の得意分野も追い越されてしまう)
石油などの資源輸入の困難化

などが想定されます。
結果、生活不安はさらに大きなものになるでしょう。


今度の参議院選挙の投票ですが、

「バランス感のある逞しい野党が不在」の状況が続いていますが、それを隠れ蓑に放置していると「自民党の強引さ、傲慢さ」が続きさらに伸長していくかもしれません。

投票は、

●宗教色のない野党への投票
●白票
●棄権
●立候補していないネームへの投票

等々、自民党政権にお灸をすえなければいけません


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「地方創生」は非正規の温床 [みんなうすうす気づいている]


「地方創生」なんて役に立っていませんよ!

「みちのく一人旅」の途中、ある県の意欲的な若者のみなさんから言われてしまいました。


「なぜ?」「何がダメなの?」までは十分に聞き取ることはできませんでしたが、「出稼ぎしなくてもいい生活」が大きなテーマの土地柄ですから、「非正規の温床」となるような「地方創生」の現状では若者の期待に応えるような政策とは言えないのでしょう。


「地方創生」を多用するのは
●政治家
●行政
●マスコミ
のみなさんです。


税金で給料をもらう人たちが囃し立て、補助金という税金を使って、働くのは非正規の人たち ということでは、地方の若者たちに魅力的な政策とも言えないはずです。


地方創生には「移住者」の皆さんの姿も見え隠れしますが、生まれ育った人たちが「出稼ぎまでしなくても暮らせる」ようになることこそが地方では求められているはずなのです。




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「期日前投票」が早すぎる [少し政治的な話を。。。。]

参議院選挙が始まりました。

気になることが3つ


1.期日前投票が早すぎる

①投票日     7月21日(日)

②期日前投票開始 7月 5日(金)


もし多くの人が、期日前投票を行ったら、選挙運動の意味はあるのだろうか?
「選挙運動」なんて無駄ということもありますからそれなりの意義はあるのでしょうが、やはり
●何のために選挙運動をするのか?
●「事前運動」が一般化してしまう
という課題が生まれてしまいます。

※日程的に「事前投票」が必要な方は「不在者投票」の制度を使えばいいのです。


2.投票用紙の「見える化」を!

早くも間違い(44人の投票が無効になるミス)が起きたようです。
前回の県会議員選挙の投票用紙が混じりこんでいたようです。

「そんなばかな」と思ってしまうような事案です。

期日前投票で44人「無効」に 県議選の用紙を誤使用
https://www.fnn.jp/posts/00420430CX/201907080040_NBS_CX


投票用紙の色を変える
●直近選挙と色を変える
●複数選挙が同時に行われるときは投票用紙の色を変える
ということです。
いわゆる「選挙用紙の見える化」です。

コストアップになっても仕方がありません。
公務員さんのお給料から引きましょう。



3.「本人確認」のやり方の見直しを!


私が行く投票所では、「入場券(?)」を提出すると、受付の方が「〇〇さんですね」と呼び掛けてくれます。
「はい」とさえ言えば「なりすまし」「身代わり」も可能なはずです。

東京では別の投票所に行けば、おそらく「何人分かはなりすまし投票」ができるはずです。



お役所の皆さんは、こういうことはお考えにならないのでしょうか!?
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「高齢者運転」のチェックポイント [どう受け止めたらいいのか]


どこまで律するつもりがあるのか「高齢者運転」のこと。


例外も多々あるとは思いますが、やはりテレビや新聞のニュースで取り上げるのなら、今回の参議院選挙でも大きく取り上げられなくてはいけません。


私の周りでもこんなことがありました。

スーパーの駐車場の出し入れをもたもたしている高齢者

明らかにおかしな運転振りです。
そばにいた車がクラクションを鳴らして静止しています。

私は「これは危ない」と思い、その車が退出するまで待つことにしました。
しかしながら、駐車場を出た信号のない交差点でおかしなことが起きていました。
一時停止をしなかったことにお気づきになったのか、後続車が要るにもかかわらずバックランプが付きバックしています。
後続車がクラクションを続けて鳴らしたためにぎりぎりセーフ状態の様子です。

実はそばにパトカーがいました。
私の車の前に横入りしその車をサイレンを鳴らしながら追いかけて行きました。

「免許返納」を説得できますように!


所用でわが家を訪ねていらした高齢者は片目が見えない様子

お会いしているとどうも「視力に課題がありそう」な様子でした。
見送り方々外に出ると、乗っていらした車が前方の障害物に気づくことなく前進。つまり衝突です。
バックしてそのまま言ってしまわれましたが、運転が蛇行しています。

「ひょっとして片目が見えないのでは?」
と思った次第です。


③こういう方々に共通しているのは「そもそも発進が急加速」

車の性能はずいぶん向上しました。
オートマチック車ならブレーキを放しただけでスタートします
にもかかわらず彼らは急発進です。
ギアの入れ間違いがあるととんでもないことになってしまいます。
また「急発進」による想定しない事故の可能性も。


年齢だけの問題でもないかもしれません。
現象面をおもしろおかしくかつ深刻然と報じるよりも、日常生活の中にある「なぜ?」を詳しく報じていただきたい。



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「東京一極集中」と成果の出ない「地方創生」 [どう受け止めたらいいのか]

参議院議員選挙が始まりました。
ニュース番組の中で、ある地方の候補者が「東京一極集中」を問題視するような演説をなさっていました。


ところで、
この「東京一極集中」の弊害や課題を丁寧に論じる人がいたのでしょうか?
と言いたくなってしまうほど、意味がよくわかりません。

東京には人口が多く、また社会増(流入)も続いているのでしょう。

しかしながら、よく考えてみると、

1.「東京」と言いつつ、地方の人には「埼玉」「千葉」「神奈川」も「東京」と映ってしまう。

つまり、大東京圏という認識です。


2.2018年の統計数字を見ると、「東京」だけでなく、「札幌市」や「福岡市」などでも流入超過は起きています。


※「住民基本台帳人口移動報告 平成30年(2018年)結果」
https://www.stat.go.jp/data/idou/2018np/kihon/youyaku/index.html

とくに15歳~64歳人口の流入を見れば全国各地で流入増の都市はあります
おそらく、
●大学がある
●働く場がある
●競争原理がある
●切磋琢磨(人材育成)が期待できる

等々、それなりの事情があると思われます。


流出している地域のほうが多いのは事実ですが、「雇用」「学業」「競争」「人材育成」と言った側面に光を当てていらっしゃるのでしょうか?


3.「地方創生」は非正規の温床

「流出」を食い止めるために用意された「地方創生」という政策ですが、私が知る限りでは「観光」起因のような「非正規の温床」になりかねないような対策が目立ちます。

テレビなどのマスコミで取り上げられるような事例の多くが「非正規」然とした雇用形態であり、「それで満足せよ!」というのもおこがましい気がします。

しかも、タレント然とテレビ出演をなさる「知事」や「国会議員」のいらっしゃるところほどそういう傾向が強いようです。


4.地方には根深い課題がある

たとえば、
人権の軽視(差別意識が残る)
~地方ではまだまだ同和差別が結婚などには現れているようです
プライバシーの覗き見
~「親戚がどうのこうの」という地方の方が大好きなプライバシーです
と言った現象が色濃く残る地域もあります。

そういう呪縛から解き放れたい

と思う方が自然です。


これでは「意ある若者」は出て行ってしまいます。

都市の空気は自由にする
こういう言葉があったと思う。


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パナソニックの「五輪観戦チケット」キャンペーンの件 [どう受け止めたらいいのか]


五輪チケット販売の1次抽選で1枚も当選しなかった落選者の救済策として「セカンドチャンス」というのがあるらしいです。
それはそれで「よかったですね」です。


ところで、だれも指摘されないようですが、パナソニックがおかしなCMを流していることにお気づきの方も多いと思います。

私の好きな「綾瀬はるか」さん出演の、

キャンペーン対象商品の「観戦チケットポイント」をためて応募! 抽選で2020名様に当たる!

というCMです。
https://panasonic.jp/tokyo2020/

公式スポンサーだからやむを得ない
という見方もあるかもしれませんが、どこかなにか不思議な気がしませんか?


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別腹のお金~「お金持ち」と「貧乏」の境界線 (市川市のテスラ) [みんなうすうす気づいている]

千葉県の市川市の公用車購入(リース)問題ににわかに光が当たりだしたようです。

公用車のテスラモデルX「高額すぎる」?(2019.7.2 産経新聞)
https://www.sankei.com/politics/news/190702/plt1907020035-n1.html

一度予算案を承認した議会も「導入見直しを求める決議」が採択されたとか。


このケースの場合は財政支出上の課題があるのかどうかはよくわかりませんが、「庶民感情」とは距離がずいぶん遠いような気がします。


なぜこんなことが起きたり、後で問題になったりするのでしょう。
これには「お金持ち」と「貧乏」のお金の管理の考え方から生まれてくるところもあるようです。

同じような所得なのに「お金が貯まる人」と「お金が貯まらない人」ができてしまうのはなぜでしょうか?
という問題に置き換えて考えてみると思い当たることがあったりするはずです。

たとえば比較的給料の安定している銀行員でもそういう区別が起きてしまいます。

片や、支出が堅実で「生きた金は使うが死に金は使わない」タイプ
片や、「それにそんなに使うの?」と言ったなんとなく無駄遣いをしてしまうタイプ

つまり、
●「お金持ち」や「お金が貯まるタイプ」は収入や資産総額の中で支出を考える傾向があります。
●「貧乏」や「お金が貯まらないタイプ」は収入や資産に関係なく別腹の多額支出がある傾向があります。

別の言い方をすると、「身の丈」を超えるか超えないか?というようなことかもしれません。

具体的には、「車が高級車」「行きつけの飲み屋が高い」「高価な洋服」「趣味に多額な支出」というようなことに驚かされることがあったりします。

とかく「お金持ちはケチ」と言われる所以もこういうところから生まれてくるのかもしれません。
「それぐらいいいではないか?」と思う人がいる一方で、「生きたお金」「死んだお金」の見極めの巧拙をつかまえて「ケチ」論が出発しているような気がします。


人様の嗜好や趣味に異論を唱えるのは失礼なのですが、これが財政支出となると評価も違ってきます。


とある地方でお話ししていた時のことでした。

こういうことをなさったらいかがですか?」と申し上げたら「それはずいぶんお金がかかるのでできないのです」とお返事が返ってきました。
すかさず「ああいう使われてもいない不要な施設にお金を使うことにどなたも不満・不平を言わないで、必要なことにはお金がないというのもおかしくないですか?」と問いかけると、「それとこれとは別なんだ」と。

クレバーな財政支出をする地域と別腹的思考の財政支出をなさる地域での「住みやすさ」感覚はおのずと異なってくるはずです。

「お金がない」「貧乏自治体」という言葉も休み休み言いなさい

と思ってしまいます。


しあわせはお金では買えないが、経済的安定は豊かさをもたらす

こんな風に考えることも必要ではないでしょうか!


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「地方創生はうまくいかない」と若者が [みんなうすうす気づいている]


地方創生はうまくいかない

東北地方のある町で地域おこしをやっている施設で働いている若者が語った言葉です。

どこが?
なぜ?

と言った立ち入った話までしませんでしたが、

この施設は、町のシンボル的な建物を活用した地域おこしで、NHKなどのテレビでも何度か取り上げられた行政の取り組みぶりです。


マスコミが何度取り上げていても、

運営収支に改善が見られない
雇用ぶりが「非正規の温床」とでも言いたげな状況
利用者が限定的で、広がりがない

等々の様子が想像できます。


「出稼ぎ」を解消し、地元で生活できる所得が確保できる

という大きなテーマの前には、「政治家」の人気取り、「地元のその手のタイプの方々」の満足狙いではそこで働く人たちの達成感や満足感は得られないようです。


だれが言い始めたのかよくわからない「地方創生」

石破さんが着手し、昭恵さんが歩き回り、最近は政敵の安倍さんがよく口にする。
確固としたゴールもわからない「政策」ではその生末には不安のほうが大きいようです。

気がつけば「税金をどぶに捨てた」結果にならなければいいが。。。。。


おそらく地方が必要なのは「地方創生」などと言った言葉の遊びではないのでしょう。


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「夜の学校」・・職員室に明かりが [仕事についてのエトセトラ]

「教員の皆さんのオーバーワーク」が叫ばれ始めてずいぶん経ちました。


夜の学校に明かりがついていること」が少し気になりました。
好奇心旺盛というかおせっかいというかそういう私ですから覗いてみることに。

かつてなら、体育館に明かりがついていて「ママさんバレー」の練習などをなさっている学校もあったようです。


灯りがついた職員室の中には、やはり先生が一人。パソコンに向かって「生徒台帳」のようなものをご覧になっていました。

おそらく何かの仕事をなさっていらっしゃったのでしょう。

私の経験では、一人残ってやる残業は(作業好き、とことんタイプには)意外と楽しいものです。
●自分のペースで仕事ができる
●翌朝の仕事が楽。
●積滞が減り、自分の中でのもやもやがなくなる(達成感を感じる)
ということもあるからです。


窓ガラスを「こんこん」とたたくと先生も窓側に出てきてくださいました。

聞けば、
●教務主任だとか
●非管理職だとか
●これでもずいぶん皆さん早く帰るようになったとか
●車通勤だとか

お気持はわかりますが、

●窓を背中にしての一人作業は危ない
●「今の時代」の価値観に照らせば異様
●電車通勤なら身体を休ませることができても、交通事故などのリスクまで生まれる
という違和感を感じてしまいます。


教員のオーバーワーク問題は、
学校の管理者である「校長」や「教頭」がこういう事情を知らないこと
「なぜ」「どんな仕事で」残業をしているのかの職務分析ができていないこと
が公開されていないことです。

気の利いた民間企業なら、「コスト」や「必要性」や「各種リスク」を踏まえながら勤怠管理をやっています。
何よりも「人材」という宝ものの心身の健康管理が優先です。


近所のお店の方に事情を聴くと、
●生徒が多様化してきたこともあり、いろいろな管理が必要になっていること
●父兄の要求水準が高く、先生も振り回されていること
などを先生がこぼしていらっしゃるという話もあるようです。


●先生に要求されているお仕事内容が変わってきたこと
●パソコン作業が増えたために、かつてはやらなかった仕事まで緻密度が上がってしまったこと
●パソコン操作の巧拙で作業負荷が違うこと
(パソコンを使えない先生は仕事が少ないということもあったりするようです)
●先生でなくてもできる仕事を先生がやっている
(事務管理の共同化などの余地もあるようです)

等々、いろいろと課題もあるのではないかと思います。

公立学校くらいの規模の民間企業ならとっくに合理的管理が行われているようなことばかりです。

先生たちの不幸は「相撲協会」同様に、
「先生というプレーヤー」が中心となって組織の運営管理をしていること
相撲が「国技」という抽象表現で他者の介入を阻んでいるように、学校現場でも「教職」という特殊性を盾に他者の介入を阻むようなところがあること
です。


こんな話をすると、また、わけのわからないコンサルタントが跋扈してしまうことになりそうです。


私がお邪魔をした30分ほどのおかげで先生の帰宅時間がさらに遅くなってしまったのは皮肉なことです。


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