SSブログ

「関西電力」の金品受領役員は総退陣を! [裏づけのない経営学]

さすがに今回の「関西電力役員の金品受領」のニュースには驚きました。


ラグビーのアイルランド勝利の中でマスコミの取り上げ時間は少し少ないようですが、間違いなく企業経営上の大不祥事のはずです。

例えば、
金額の多額さ
受領役員数の多さ
金品受領の常態化
業務との関連があれば「特別背任」になる
法令に適用条項がなくても「倫理規程」違反が著しい
最終的には「返している」(不正意識があった)
そして、
社員レベルであったら「懲戒処分」の対象になる

と考えられるからです。
ちなみに「国家公務員 倫理規定」は2000年(平成12年)に定められ、大手企業も準拠して内部規定の整備をしたはずです。


多くのサラリーマン諸氏ならご存知ではないかと思います。

工事会社ではよくあること
行政トップへの資金還流がうわさされることがある
飲食伝票の付け回しも行われている
中元歳暮の延長線
などと受け止められていたのでしょうか?

今回の関西電力の件は、工事会社等々では歴史的には一般的なことだったかもしれませんが、日本のトップ企業の一つなら範を示す必要があったはずです。

関西電力にも「コンプライアンス指針」というのがあるようです。
https://www.kepco.co.jp/sustainability/csr/principle/pdf/compliance_guidelines.pdf
いつ頃定められたのかはよくわかりませんが、少なくとも平成12年の時点では多くの企業が意識改革をしたはずです。

「知らなかった」
「法令違反ではない」
などと言わせてはいけません。

退職金返上も視野に入れて関係役員は総退陣すべきゆゆしき事態なのです。
もし、緩い対応で済んでしまうことなど許してはいけません

さてさて、この役員さんたちは「お孫さんたち」になんとご説明なさるのでしょうか?
こんな人たちに「働き方改革」を論ずる資格はない。


(参考)
「国家公務員倫理規程」
https://www.jinji.go.jp/rinri/siryou/kyohon11.pdf
https://www.jinji.go.jp/rinri/new/kitei170401.html

「関西電力のCSR行動原則~6つのaction~」
https://www.kepco.co.jp/sustainability/csr/principle/compliance.html

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「ヘルスメーター」のガラスが粉々に [どう受け止めたらいいのか]

ダイエットの必需品「ヘルスメーター」。

今年の3月に買ったばかりなのにもう壊れてしまいました。
今までのと違い「表示」が早いので気にいっていました。

一昨日の夜、ふとした拍子に蹴躓いてこの「ヘルスメーター」を蹴ってしまいました。
壁の固い部分に右下隅っこが当たってしまいました。
少しガラスが欠けましたが、まぁ使える範囲でした。

ところが一夜明けてヘルスメーターを見ると強化ガラスでできた「天板が蜘蛛の巣」状になっています。

IMG_0705.JPG

IMG_0706.JPG

ぶつけた即ではなくジワジワと来たようです。

少し持ち上げるとミリミリと音がしてガラス片が零れ落ちてきます。
指先から血が出てしまいました。

メーカーさんはご存じなのでしょうか?
裸足で歩くところにガラス片が落ちてしまうことを。


「取扱い説明書」を見ると、

強化ガラスを使用しておりますが、本体を倒したり落としたり、上に物を落とすなど、本体に強い衝撃を与えないでください。衝撃によりガラスが割れ、けがの原因になります。また正確な測定ができません。

と書いてあります。
おいおい「知っていたんだ」

こういう商品ははじめっから「欠陥商品」ではないのか!
こんな商品売っちゃダメじゃん!





nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

地方が頑張る「焼肉のたれ」 [もしかしてグルメ]

今年は「焼肉のたれ」に出会った一年のようです。

6月に青森を旅した時に弘前の人から「青森みやげならこれですよ」と紹介されたのが「源たれ」。
ニンニク産地の青森ならではのドレッシングです。

「焼肉のたれ」という守備範囲を超えて「野菜サラダ」や「炒め物」にも似合います。
私は「やきめし」を作る時にも使います。

IMG_0702②.jpg  

そんなこんなでテレビで紹介していたのが高知の「ばかたれ」。
高知の友人に「ばかたれって美味しいらしいね」と連絡すると「高知でも手に入らないくらい人気」だとか。

そんな時にも救世主が現れ、いくつかが手に入りました。
中学時代の先輩にあげたら「俺にぴったり」とか皮肉を言いながらも食べてみるともらってくれました。


ところで、青森の「源たれ」ですが、私は「弘前」や「十和田」のスーパーでかなりの数量を買いました。
その時の価格が200円を切るくらいの値段でした。
東京のスーパーでは300円。
そして西日本の地方都市のお肉屋さんの店頭にあったのは500円を超えていました。
この価格差は誰の手に渡るのかなどと考えると面白かったりします。

500円で売っていたお肉屋さんには、「焼肉のたれ」という守備範囲を超えて「野菜サラダ」や「炒め物」にも使えるんですよとお話しすると、店頭のおばさんはメモを取られていました。

地方発の産品が競うように各地に広まるのは他人事ながらうれしいことです。
共通するのは「行政が宣伝しているわけではない」ということ。

こういう商品に「地方創生」とか「地域活性化」の原点を見るような気になります。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「ブラウン管テレビ」の廃棄 [みんなうすうす気づいている]

「消費税率が10月から上がる」といってもいまさら「じたばたしても仕方がない」という気持ちがあります。

そんな中で「そうだ!古いテレビを捨てなければ」と思いだしました。
物置で眠ったままのブラウン管テレビ2台です。

●おそらくもう見ない(使わない)
●家電リサイクル法対象商品
●今後処分費用が安くなることはない
●古い
●いつかは捨てる

ということを考えたら、今のうちに処分しておいた方がいいかもと、最寄りの家電量販店に持って行きました。
消費税が関係するのかどうなのかはよくわかりませんが、まぁこういう機会でもなければそのままにしていたのかも。


そういえば、テレビのワイドショーで「増税閉店」というのをやっていました。

●値上げはしたくない
●高齢でいつかは止める時期が来る
●後継者もいない
●新しい機械を買いたいが後先を考えると無駄になる
●儲かっていない
等々のいろいろな状況があるようです。

「消費増税」がきっかけ(引き金)になることもあるようです。




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「日本一」を目指す~勝沼のぶどう [仕事についてのエトセトラ]

「味覚の秋」と言えば、ぶどう、梨、柿、栗、いも 等々いろいろな食べ物が浮かびます。


仕事を辞めてからというものは、9月になれば山梨県の勝沼町までドライブ方々「ぶどう」を買いに行っています。

「ぶどう」も日本全国で目にしますが、ここ勝沼で採れたものは格別美味いような気がします。
しかも、8月のデラウェアから始まりシャインマスカット、ゴルビー、ピオーネ、甲斐路など10月上旬までいろいろな品種の「ぶどう」が順番に味わえます。

毎年同じ農家さんに行くものですから、行くたびに話も弾みます。
●作柄や収量はどうか?
●景気はどうか?
●面白い話はないか?
等々。


「ここのは本当に美味しいですよね」
と言うと、ご主人は、
勝沼のぶどう農家は『日本一』のぶどうを目標にしているからね
と返してこられました。

「日本一」・・・・この言葉にはほれぼれしてしまいます。
いろいろなご商売をなさっている方に「日本一を目指していますか?」と聞けば、「そこまでは。。。」というような言葉が返ってくるのが一般的だからです。

さすがです。


訪ねた時は、こんな呑気な話につきあっていただきますが実際はすごく忙しいそうです。
●まだぶどうの実なんかついていない5月頃から予約が入る
●ようやく8月分の注文を発送している
●送った先の方がリピートしてくださる
●台風でも来ようものなら大慌てになる
●この時期が過ぎても、剪定や施肥等々年中作業もある
等々。


「日本一」になるためには、「気ままに」などと言う言葉はないようです。

IMG_0445②.jpg

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「消費税」引上げへの諦め [みんなうすうす気づいている]

消費税率引き上げまで1週間ほどとなりました。

世間はある意味「静か」です。

買い溜めしても限度がある

●リフォームや大型家電製品の購入にはそもそも元手がいるし、「今でしょ!」という困窮感がない

●2%の引き上げは100円について2円だから、個々の増額分はわずか

8%のままのものもある

●キャッシュレスを利用すればポイント還元がある

等々、それなりの理屈もあるのでしょう。


私も特に「買い溜め」などはしていませんが、「近々買うかもしれない」モノは前倒しで買った程度です。


実は心配なことがあります。

2%は引上げの始まりであり終わりではないかもしれないこと
~追加引き上げがあるかもしれない

原油価格の高止まりとか上昇
~中東情勢次第ではコントロールできない価格になってしまいます


マスコミが伝えないことの一つに、

税金はちゃんと使われているのか?

ということです。
企業経営なら、無駄を排して必要なところに投資するのは当然のことです。
ところが、行政は「無駄な出費」を抑えるということが伝わってきません
これならいくら税率を引き上げても天井知らずの底なし沼になってしまいます。

お金には色や名前がありませんから、「あれに使う」と言われたらやむを得ないと思うしかありませんが、「そんなことに使っているの?」の検証のない税率引き上げなどおかしいと思うのが普通というものです。


さてさて、10月になれば「節約」意識は高まるかもしれませんが、そのうち慣れてしまうのも早いものです。
そして「無駄遣い」が検証されないまま、また税率の引上げを行うという繰り返しにならなければいいのですが。。。。

マイナンバーカードを浸透させて、所得税の取り漏れを防ぐようなこともやる時代なのです。

個人情報云々とおっしゃる方も多いようですが、キャッシュレス社会になれば「思わぬ情報漏えい」も生まれるはずです。
「個人情報は漏れやすい」と心してかかることも必要です。




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「家族葬はお金がかかる」というウソ [みんなうすうす気づいている]


お葬式の話題になると「家族葬をする」と答える人が増えてきました。

ところが、先日見たテレビ番組の中で、進行役の女性の方が、
『家族葬はお金がかかる』と知人が言っていた。なぜなら香典が少ないから
というようなお話をされていました。


この話の間違いは、

「香典」は収入であり、「お金がかかる」という費用ではない。

「家族葬のほうが葬儀費用は明らかに安い」という事実確認なしに葬儀の収支を説明している。

「香典」は収入ではあるが一時的な借金のようなもので、先々の香典をいただいた方のご不幸事には「香典帳」を見ながら、今回いただいた香典額と同額をお返ししていかなければいけない
つまり「将来の返済が待っている」と考えておかなければいけない。

ということです。


私は、父、母の葬儀を喪主として執り行いましたが、
父の時には「香典」「供花」「弔電」について自然体であったために、その後の返礼はずいぶん大変でした。
母の時には、父の時の反省に立ち、「香典」「供花」「弔電」一切いただかないという対応を致しました。

弔問客の一部からは「うちもいただいているので」という話もありましたが押し切りました。
その後の知人等のお葬式には、私は「香典」を持参していますが、「香典返しは不要です」というお断りを入れています。


「家族葬」にするからには、

葬儀の規模を小さくする

②「会場使用料」「祭壇」「棺桶」等の葬祭費用、あるいは仏式の場合はお寺等の費用(お布施、戒名料等)などの固定費をいかに圧縮するか

ということを事前に想定しておく必要もあります。


「香典」をいただかないことで一時的な支出は増えますが、将来にわたっての負担感は大きく減じられます。

なお、葬儀費用を用意していらっしゃらない方向けには、行政が「補助金」を用意するようなことも必要ではないかと思います。


「香典」や「供花」や「弔電」を受け取らないことは、ある意味、「その後の気が楽」という副次的な効果もあります。
年賀状同様ある程度交際の範囲を狭めてしまうことは止むを得ないと考えておくといいのではないでしょうか。


敢えてお葬式などに行かなかった時は「知らなかった」「出張していた」等々と後日お悔やみの言葉だけを伝えることにしています。


なお、こういう話題は家族でも話しにくいものですが、「こういう話を聞いた」と人の口を借りて家族会議の話題になさるのはいかがでしょう。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「赭鞭一撻」(しゃべんいったつ) [ビジネス成功への道標]

「牧野富太郎」ってご存知ですか?
http://www.makino.or.jp/dr_makino/

高知の「牧野植物園」に行ってきました。
http://www.makino.or.jp/

地道だけどすっかり興奮してしまいました。
若い人もかなり来場していました。

関心することは多かったのですが、牧野富太郎先生の「赭鞭一撻(しゃべんいったつ)」には思わず「なるほどー」と。
成功者には共通のことが多いのだと納得。


記録できなかったので、「Lablogue」というブログを拝借させていただきました。
(※無断使用申し訳ありません。)
http://lablogue.dreamlog.jp/archives/1029295198.html

「赭鞭一撻(しゃべんいったつ)」

一. 忍耐を要す。
何事においてもそうですが、植物の詳細は、ちょっと見で分かるようなものではありません。行き詰まっても、耐え忍んで研究を続けなさい。

二. 精密を要す。
観察にしても、実践にしても、比較にしても、記載文作成にしても、不明な点、不明瞭な点が有るのをそのままにしてはいけません。いい加減で済ますことがないように、とことんまで精密を心がけましょう。
   
三. 草木の博覧を要す。 
材料(草木)を多量に観察しましょう。そうしないで少しの材料で済まそうとすれば、知識も偏(かたよ)り、不十分な成果しか上げられないでしょう。

四. 書籍の博覧を要す。
書籍は古今東西の学者の研究の結実です。出来得る限り多くの書を読み、自分自身の血とし肉とし、それを土台に研究しましょう。

五. 植学に関係ある学科は皆学ぶを要す。
植物の学問をする場合、物理学や化学、動物学、地理学、農学、画学(植物画を描く場合)、文章学(植物を文章で表現する記載文)など、ほかの関係分野の学問も研究しましょう。

六. 洋書を講ずるを要す。
(明治初年の段階では)、植物の学問は日本人や中国人のそれよりも、西洋人の学問が遥かに進んで(いた)いるので、洋書を読みましょう。ただし、それは現在の時点においてそうであって、永久にそうではありません。やがては我々東洋人の植物学が追い越すでしょう。

七. 当に画図を引くを学ぶべし。
学問の成果を発表する際、植物の形状、生態を観察するに最も適した画図の技法を学びましょう。他人に描いて貰うのと、自分で描くとは雲泥の差です。それに加えて練られた文章の力を借りてこそ、植物について細かくはっきりと伝えられます。

八. 宜(よろ)しく師を要すべし。
植物について疑問がある場合、植物だけで答えを得ることはできません。誰か先生について、先生に聞く以外ありません。それも一人の先生じゃ駄目です先生と仰ぐに年の上下は関係ありません。分からない事を聞く場合、年下の者に聞いては恥だと思うような事では、疑問を解くことは、死ぬまで不可能です。

九. りん財者は植物学たるを得ず。
以上述べたように絶対に必要な書籍を買うにも(顕微鏡のような)機械を買うにもお金が要ります。けちけちしていては植物学者になれません。

十. 跋渉(ばっしょう)の労を厭ふなかれ。
植物を探して山に登り、森林に分け入り、川を渡り沼に入り、原野を歩き廻りしてこそ新種を発見でき、その土地にしかない植物を得、植物固有の生態を知ることができます。しんどい事を避けては駄目です。

十一. 植物園を有するを要す。
自分の植物園を作りなさい。遠隔の地の珍しい植物も植えて観察しなさい。鑑賞植物も同様です。いつかは役に立つでしょう。植物園に必要な道具もそろえましょう。

十二. 博く交を同士に結ぶ可(べ)し。
植物を学ぶ人を求めて友人にしましょう。遠い近いも年令の上下も関係ない。お互いに知識を与えあうことによって、知識の偏(かたよ)りを防ぎ、広い知識を身につけられます。

十三. 迩言(じげん)を察するを要す。
職業や男女、年令のいかんは植物知識に関係ありません。植物の呼び名、薬としての効用など、彼らの言うことを記録しなさい。子供や女中や農夫らの言う、ちょっとした言葉を馬鹿にしてはなりません。

十四. 書を家とせずして、友とすべし。
本は読まなければなりません。しかし、書かれている事がすべて正しい訳ではないのです。間違いもあるでしょう。書かれている事を信じてばかりいる事は、その本の中に安住して、自分の学問を延ばす可能性を失うことです。新説をたてる事も不可能になるでしょう。過去の学者のあげた成果を批判し、誤りを正してこそ、学問の未来に利するでしょう。だから、書物(とその著者)は、自分と対等の立場にある友人であると思いなさい。

十五. 造物主あるを信ずるなかれ。
神様は存在しないと思いなさい。学問の目標である心理の探究にとって、有神論を取ることは、自然の未だ分からない事を、神の偉大なる摂理であると見て済ます事につながります。それは、真理への道をふさぐことです。自分の知識の無さを覆い隠す恥ずかしいことです。

(高知県立牧野植物園現代語訳)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「弱み」を見せよう女たち [一人合点の「いい加減な話」]

男と女の話はおもしろいけど、なかなか口に出せないものです。
また、ちょっとした言動が「セクハラ」などと呼ばれてしまう世の中です。


私と同年齢アラウンドの友人の中には未婚の女性も何人かいるのですが、時折「彼女たちはどうして独身のままだろう」と考えてしまいます。

私に資格があれば立候補したいくらいの女性ばかりなのですが、なぜか。。。。。


今までそこまでは考えたことはなかったのですが、先日のこと、彼女たちと長時間一緒になる機会がありました。


その時、ふと考えたのは、

彼女たちには、男性が寄り添いたくなるような「弱み」がない

ということです。
彼女たちといると、「男」とか「女」などとカテ分けをするような気になりません。
つまり、いつまでも友だちであり続ける「強い人達」だということです。
少しくらいは「弱み」を見せてくれたらいいのにと思ってしまいます。

たまたま私がそう思っただけかもしれませんが、「弱み」の解決に寄り添ってくれる男性がいたら、ひょっとしたら人生が変わっていたかもしれません。

それが幸せだったかどうかは別として。


結婚しない人が増えている
と言われる時代ですが、おそらく、「結婚しなくてもいい」とお考えになっている人は少ないはずです。


女性の皆さんにもっと弱みが見えてきたら男性もアプローチしやすいのかもしれません。

男性はと言うと、ひ弱なのかと間違えるほど「やさしい人」「いい人」が増えているような気がします。

「八方美人」とでもいうのか、男も女も「人から嫌われるような」タイプの人はずいぶん減りましたが、一方で、ぐいぐい引っ張って行くタイプも減ったのかも。。。

そしてSNSを舞台に主役になることを求めてしまう。
そこに垣間見えるのは「さびしい」。
「弱みがない」表の生活を救ってくれるのが、SNSだということなのかも。
この微妙な空気感が伝わってきてします。

時代も変わりいろいろな考え方や価値観があるのでしょうが、「男」であり「女」であることは変わらないはず。
ただ、なぜか「難しいこと」「気をつかうこと」が多いようです。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「人それぞれ」は「がんこ」と隣り合わせ [どう受け止めたらいいのか]


私の嫌いな日本語の中に「人それぞれだから」という言葉があります。

仲間内でも何かの話題になっても「人それぞれだから」と最終的な結論を避けてしまう人がよくあります。
先日は、ほぼ一日をこういうタイプの方と一緒になりました。
いろいろな話題に「人それぞれだから」と結論をはぐらかそうとしてしまいます。
そういう時の「場」の雰囲気は「シラケてしまう」の一言です。

「そういう考え方もあるね」とか「それもいいね」とか「そっちの方がいいね」と素直に認めたり「こっちのほうがいいよ」意見したりすればいいものを、なかなか素直になろうとしない様子です。

「つきあいにくい」「この人にはこの手の話は言っても無駄だ」と周囲は慮ってしまいます。


こういう人って「どういうタイプの人だろう?」とふと気がついたのは、

がんこ」なだけ

ではないかと。
だから、有力意見を認めたくないということで「人それぞれだから」になってしまうようです。

「こだわり」も「他の人の意見の尊重」ということも必要ですが、素直になれない人が「人それぞれ」だからとお使いになるのかも。

自説を曲げないことも必要ですが、比較して合理的な結論に賛同することも人づき合いの極意のような気がします。





nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

ホテルの部屋は「禁煙」から埋まる [みんなうすうす気づいている]


ここのところ「ホテル」を予約することが続きました。

私が感じる特徴的なのは。

地方のビジネスホテルはかなり満室
~国土強靭化とか積極予算の効果なのか「工事業者」の方の連泊が多いようです
また、支店、営業所の削減などの影響なのか現地出張者が増えているのかもしれません

こういうホテルは「禁煙室」から埋まる
~なぜ禁煙室設定を増やされないのか不思議です

「一人」は予約が取りづらい
~カップルばかりではないはず。ツインのシングルユースもいいのですが、友達仲間ででもシングルのほうが気が楽です

価格の高いビジネスホテルは空いている
~そうは言うけど予算には制約もあります

ということです。


各ホテルでもわかっているのでしょうが、ぎりぎりの資金でやっていらっしゃるのでなかなか大きく舵をきられないのでしょう。

でも、ニーズに合った商品提供こそ今の時代は必要なのです。


車利用なら駅前のホテルでなくてもいいし、外食すれば夕食も特に必要ありません。
景気はいいかもしれないけど儲からない
顧客も予算が限られている
という状況なのです。

日々、改善、改革の時代なのです。

古くてもいいので清潔感の高いリーゾナブルな予算のホテルを好む人は多いはずです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

補助金のバラ撒きは「地方を疲弊」させる [どう受け止めたらいいのか]

「地方創生」がなぜうまくいかないのか?という一つの原因に「補助金のバラまきすぎ」というものがあるようです。

●銀行員として企業に融資してきた(=企業を応援してきた)という自負

●「地方」によく行く

という私が見る限りでは、「補助金を撒く」ことが「地方創生」のゴールのように見えてしまうところがとても多いようです。

「事業計画」も「事業のゴール」もわからないような事案に「補助金」がばらまかれている事例をよく目にするからです。

銀行が融資する時と違い、「それは成功するのか?」「それはどんな効果があるのか?」「それは必要なのか?」等々、さっぱりわからないようなことに補助金が流れています。

金額は少ないのかもしれませんが、
追加の補助金が必要
非正規雇用の温床になっている
公務員ばかりが忙しい(仕事が増える)
地域に恩恵がない
というようなケースがとても多いようです。


そういうこともあるせいか、
●「地方創生」という事例が広く公表・議論されない
大臣ポストも軽量
「地方創生」という言葉は政治家のポスターや行政の広報に多い
ということがあるようです。

消費税が上がるのなら、税金の使い道をもっと丁寧に見る必要があります。
「断捨離」は行政にも必要でしょう。

個人の場合は「なんでこんなものがあるのだろう?」という反省がまず来るはずです。
行政が「断捨離」をしたら、どんなことが起きるのか少し楽しみです。


nice!(0)  コメント(0) 

それは「あおり運転」と言わないのでは? [みんなうすうす気づいている]


最近になって一般化したような「あおり運転」という言葉。

今ニュースで報じられているような「あおり運転」をそう呼ぶのでしょうか?

たとえば、

●「常磐道」のあおり運転~暴行事件では?

●「エアガン」のあおり運転~盗難車にエアガンって「あおり」とは違う犯罪では?


私が思う「あおり運転」とは、

異様な車間距離(車間不保持)
異様な幅寄せ

急停車

などではないでしょうか?
こういう運転は、毎日のように見かけます。
「あおり運転」の極端な事例ばかり報道されていると「自分はやっていない」と思い込んでいるような人が増えてしまいます。


そして、もう少し丁寧に考えなければいけないのは、

「あおられ運転」にも課題がある
~追越車線を低速で走り道路をふさぐ運転もとても多いようです

一般道のスピード標識の不徹底
~いったい何km制限なのかわからない道路も多く、遵法運転の方が車間を詰められてしまう。

カーナビの案内ルールの検証
~「なぜこんな狭い道に入って来るのか」というと「カーナビが案内するから」ということもあるようです。

「運転免許証」のない人達への交通ルールの徹底の不備
~歩き方や自転車の運転ぶりを見ていると「この人たち交通ルールを知らないな」と思うことがあります。
弱者優先の交通ルールだけでいいのか?」と思うこともあります。
たとえば、「もう少しよけて」いただいたらとか、「急に動かない」でとか、「止まって待っていてほしい」と思うこともよくあります。

等々。



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「日本」は大丈夫か? [どう受け止めたらいいのか]


昨日のニュース番組を見ていると、

●台風15号被害の影響と停電の話
~折れ曲がった「電柱」や倒れた送電鉄塔を見ると点検はやっていたのか?それとも台風がすごかったのか?と聞いてみたくなります。

●韓国の「たまねぎ男」の追及
~日本の政治家にはそういう人はいないのか?いたとしたらあれほどまでに追及したのか?

●サウジの油田のドローン攻撃の件
~日本の主要輸入先であるサウジの油田被害はとても大きいようです。備蓄があったとしても不安は残ります。原油相場も敏感に反応しているようです。
子どもの時から「日本には資源がない」と習ってきました。
「不安定な石油」輸入で大丈夫でしょうか?

●エアガン「あおり運転」の件
~そもそもエアガンを車中に持っていることも変だし、盗難車だったようです。
一連の「あおり運転」問題の整理をしておいたほうがよさそうです。

などと言ったニュースをメインで流していました。


それぞれのニュースに重みもあるのでしょうが、「日本は大丈夫なのでしょうか?



●エコノミストらしき人たちが「消費が低迷している」とおっしゃっているのをよく見聞きしますが、「消費動向」よりももっと大事な優先することがあるような気がします。
老後の生活資金不安を抱えたままでお金を使うなんてです。

●「地方創生」「東京一極集中排除」などとおっしゃる方も多いようですが、「地方創生」という方法論は正しいのでしょうか?
同じ補助金なら「国土強靭化」のほうが「お金が回る」のではないでしょうか。
今回の内閣改造でも「なんとなく軽量ポスト」のような大臣です。

●災害被害と言えば「地震」「土砂崩れ」が最近の代表例でしたが、「台風」被害も大きいのです。
どこで被害が大きかったのか?
どのくらいの範囲に被害が及んだのか?
わからないくらい千葉の停電問題は深刻なようです。

だれでも考えるのは「明日はわが身」。


もし、「石油がもっと高く」なったら?「石油の輸入が細った」ら?
どうするのだろうなどと考えてしまいます。

杞憂」ならいいのですが。。。。
政治家の皆さんはどういうお考えなのでしょうか?

すでに、選挙の時には何をおっしゃっていたのか忘れてしまいました。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

これも郵便局の「ATM」 [どう受け止めたらいいのか]

「世の中はずいぶん変わってしまった」と思うことがあります。

IMG_0460.JPG

IMG_0456.JPG

IMG_0455.JPG


一昨日(9月14日)土曜日の夕方に立ち寄った時からこの飲み物の入れ物はありました。
昨日(9月15日)日曜日の夕方に(まさかと思いつつ)立ち寄った時もまだありました。
三連休なので明日もこのままなのかも。
お金の管理は大丈夫なのでしょうか?


ご利用明細票」の日付は01.9.14や01.9.15という日付のものがありました。
近くのスーパーのレシートのようなものもあります。
ジュースの空き缶もありました。
テイクアウトのコーヒーのストロー二つには口紅がついていました。

ATMがこんな扱いを受けている現場に初めて遭遇しました。
なんとお金の尊厳が低くなったことでしょう。


日本の街中にゴミ箱がなくなった」事情を若い人や外国から来た人たちに教えなければ。。。
キャッシュレスを進めるのもいいのですが「お金の動きの履歴を重視する」ということも併せて教育しておかなければいけない。


駅の近くのコーヒーショップの店長さんに、
「駅の郵便局のATMにお宅の店の評判を落とすものがあるよ」
と伝えて、店員さんを案内しました。

店員さんは礼を言いながら自分の店のコーヒーの入れ物だけを片付けてくれました。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

犬のオシッコ [みんなうすうす気づいている]

たかが犬のオシッコですが、自宅の前で他人様の犬にオシッコをされると腹が立つものです。

先日のことでした、私が庭先でボーとしていると、犬を散歩される男性の姿が。。。

この人はオシッコの後始末をしない人だったよな

と思いつつ見ていると、向かい側のお宅の前で連れていた2頭の犬がオシッコ。
しかも広範囲に。
2頭の中型犬が1か所となくオシッコ三昧でした。


犬のご主人さまは私が見ているのを知りながらそのまま立ち去ろうとなさいました。
私はと言えば、追いかけていき、
「すみません。オシッコの後始末はなさらないのですか?先日もみていましたよ。そのバッグの中にはお水が入っているのではないですか?今日は私が水を撒いておきますから今度からは気をつけてください。このところ中型犬らしきウンチが道路に放置されたままになっていて、ご近所の皆さんは困っているのですよ。」
と申し上げたところ、彼は後戻りして「お散歩バッグ」から水を取り出して現場に水を撒き始めました
その時の彼の顔の表情は忘れられません。

ご近所の方だし、外車も止めてあるようなお宅です。
おそらく逆恨みされるようなことはないと思います。
ただ、いろいろあるといけないのでご近所の数人には「注意した旨」のお話をしておきました

そんな中、もう一人の「犬のオシッコ放置組」のご主人の奥様に話した時には
「うちの主人にも行っておくわ。あの人は水すら持って出かけないから」
このお宅のご主人も「犬については委細構わず」の名士です。

今後はどうなることやら。。。
現行犯に意見するのも本当は怖いものがあります。


そこで今回はご提案を!

飼い犬についての禁止事項は「動物病院」にポスターを貼ったり、先生やスタッフの方からもアドバイスしていただきたいものです。


お犬様を飼っていらっしゃる方にとってはなんでもないことでも、飼っていないものには甚だ迷惑なことなのです。

「何が迷惑なのか?」などとは聞かないでください。

お犬様のうんち」もなくなってほしいものです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「健康寿命」で競おう高齢化 [みんなうすうす気づいている]

「敬老の日」(今年は9月16日)を前に恒例の長寿者ランキングのようなものが公表されたようです。

100歳以上、もっとも多いのは…都道府県別ランキング」 (読売新聞 2019.9.13)
人口10万人当たりの100歳以上の人数は全国平均で56・34人。都道府県別のトップは高知(101・42人)で、続いて鹿児島(100・87人)、島根(99・85人)が多く、上位10位までに中国・四国・九州から8県が入った。一方、最も少なかったのは埼玉(33・74人)で、愛知(37・15人)や千葉(39・68人)など、都市部で少ない傾向
だとか。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190913-OYT1T50135/

ただ、この比率は「若者人口」(100歳未満人口)の多寡で決まるので参考としてみておく必要があります。


「長寿化」はそれなりにうれしいことですが、わが身に置き換えて考えれば、「少々は病院にお世話になりながらも健康で長生きしたい」というのが本音です。

そこで「健康寿命」を見ることに。
都道府県別 健康寿命ランキング」(NHK 2018.5.8)

《男性》
1位:山梨(73.21)
2位:埼玉(73.10)
3位:愛知(73.06)
4位:岐阜(72.89)
5位:石川(72.67)

《女性》
1位:愛知(76.32)  
2位:三重(76.30)  
3位:山梨(76.22)
4位:富山(75.77)  
5位:島根 (75.74)

のようです。
https://www.nhk.or.jp/gogoradi-blog/200/296924.html


「健康寿命」・・・病院や人の世話にならず、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のこと


(参考)
詳しくお知りになりたい方は下記をご参照ください。

「百歳高齢者表彰の対象者は37,005人」(厚生労働省 2019.9.13)
https://www.mhlw.go.jp/content/12304250/000547374.pdf

この資料には、
●百 歳 高 齢 者 表 彰 の 詳 細
●令和元年度 お祝い状及び記念品贈呈対象者
●令和元年 百歳以上高齢者等について
●男女別百歳以上高齢者数の年次推移
●百歳以上高齢者の状況について(藤堂府県別)
●男女国内最高齢者の状況
●地域で話題の高齢者
などが盛り込んであります。

「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(厚生労働省 2018.3.9)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000166297_5.pdf


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「移住」と「仕事」と「生活」と [どう受け止めたらいいのか]

ここ数年は1年のうち100日くらいは東京を離れて日本中をぶらぶらしています。
ただ、あちこち行くというのではなく、同じところに長くあるいは何度も行くことにしています。


そんなこんなで地方のことも気になります。

ここは奮わないだろうな」と伝わってくるのが、
●「地方創生」と文字が目立つところ
●「にわか観光」に力を入れているところ
●「移住」に力を入れているところ
●「政治家のポスター」が目立つところ

なぜそう思うかと言うと、
補助金を使った行政トップと公務員様のお仕事
ばかりの典型例だからです。


そして、

好結果を出している企業や人がいれば「地方創生」などと言わなくてもいい
~いわゆる「自立」「自助努力」する人がいないとなかなか成功しません

リピートする観光客は案内不要
~マスコミがちやほやすると人は来ますがリピートしませんので一過的になってしまいます

移住、移住と言わなくても「いいところなら人は集まる」
~東京やNYなどが典型的です。なんだかんだと人は集まってきます

政治家のポスターは「選挙に勝つこと」だけが目的
~「勝たせてください」とか「勝利」などと選挙演説をしている人は政策や住民の幸福など二の次でしょう

などを考えるとよく伝わってきます。


ちょうど先週の金曜日(2019年9月6日)でした。
NHKの「ドキュメント72時間」という番組が、
「さらば東京! 移住相談センター」
地方に移住したいと考える人々が集まる「有楽町にある移住相談窓口」を取り上げていました。
https://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2019-09-06/21/18685/1199268/

子育てが終わった熟年世代なら「どうぞ!お気楽に」と言ってあげますが、取材された「若い世代」について気になったのは、
気楽に暮らしたい
農業をしたい
子育てにいい
という目的で「息が詰まるような東京生活」から転換しようという方々のことでした。


気持ちはわかりますが、「仕事」「働く」という部分の青写真が希薄のような気がしました。
●早く東京を抜け出したい
●移住すれば何とかなる
とはやる気持ちはよくわかるのですが、家族で移住するからには「生活の柱」「生活の姿」をもう少しイメージしていただきたいような気がします。


地方の旅先で私がお会いする働き盛りの若い移住者の人たちの多くが、
思うような仕事がない
収入が少ない
想像以上に生活費(特に車や暖房の油代)がかかる
とこぼしています。

「サーフィンが好きで海辺に移住した」「農業がやりたい」「林業に関心があって」的な移住者にはこの「仕事」問題への不満をよく耳にしたりします。


「移住者」を呼び込むのはいいのですが、「移住者のライフスタイル」ばかりではなく「移住者のライフプラン」に応えられるような受け皿を整備していない行政トップも多いようです。
また、「移住」や「帰住」(Uターン)する人も、「手に職」がないとなかなかいい仕事にありつけないようです。


少子高齢化」「人手不足」「高学歴化」社会と言った社会構造も理解した政策が望まれるでしょう。


マスコミの皆さんにお願いしたいのは「地方を甘やかしてはいけない」ということです。
マスコミの皆さんが見当違いの伝え方をしなくても、「Native地方人」の皆さんは楽しそうです。
健康であること
お子さんたちが幸せに暮らしている
などが共通項のようです。


地方を暮らしをより豊かにするのは、
所得が増えること
お子さんのうち一人くらいは親御さんの近くで暮らしてくれること
お子さんたちが満足できる「教育施設」(特に大学)が生活圏にあること
信頼できる医療機関(病院)が近くにあること
などのようです。

お子さんたちが都会や海外で活躍していることを誇らしくお話しされる方も多いのです。






nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

お仕事の「てんこ盛り」状態~内閣改造 [少し政治的な話を。。。。]

昨夜は「内閣改造閣僚記者会見」を見てしまいました。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/meibo/index.html

「人となり」は選挙で選ばれた議員様の中でも特に大臣になられる方々ですので、おそらく「問題はない」と思うよりほかはありません。

記者会見を見ていて思ったことを書き留めてみましょう。


1.記者が少ない

席はかなりありましたがまばらです。
しかも、質問も「的を得ているかどうか?」は今一つよくわかりません。
おそらくできあがった記事にはめ込む程度の取材かもしれません。


2.兼務大臣の担当業務のバラバラ感

行政改革の一環で省庁が減った事情はわかりますが、逆に、「特命担当」というのがずいぶん多いようです。
「アクセル」を踏む役目と「ブレーキ」をかける役目を分けるという意味かもしれませんが、かなりバラバラです。また「座り場所もそこでいいのか?」という素朴な疑問も生まれてしまいます。

たとえば、

①「働き方改革」と「一億総活躍」と「少子化対策」と「女性活躍」と「男女共同参画」

②「国土交通」と「国土強靭化」と「防災」

③「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」と「原子力防災」と「福島原発事故総括担当」

※田中大臣(復興省)と小泉大臣(原子力担当)は、会見の中で明日にでも「福島を訪ねる」とおっしゃっていましたが、同行なのか?別行動なのか?聞きたくなってしまいました。受け入れ側の福島県とすれば一度あるいは同じ日に来ていただければ、まとめて対応出来るのでしょうが。。

④「沖縄及び北方対策」と「沖縄基地負担軽減担当」と「防衛」

⑤「クールジャパン」と「国土交通(観光)」

⑥「消費者及び食品安全」と「厚生労働」と「農林水産」と「国家公安委員会」

⑦「国家公務員制度」と「働き方改革」と公文書管理

等々、もう少し交通整理をしていかないと「船頭多くして」状態になりかねません。


3.「スピード感を持った改革」のスピードとは?

いわゆる「地方創生」や「公務員制度改革」や「一億総活躍」や「男女共同参画」等々は、これからの課題ではなく着手してからずいぶんになります。「スピード感」という言葉が似合わないような気もします。

「経過」と「ゴールの見せ方」を説明していただきたいものです。


4.「子育て」についてはどちらがどのようにリードなさるのでしょう?

なんだかこれも多くの大臣が関わっていらっしゃるような気がします。
テーマはわかりやすそうですが、方法論が複雑にならなければいいですね。

総理大臣談話では、
最大の課題は、少子高齢化への対応です。幼児教育・保育の無償化、真に必要な子どもたちの高等教育の無償化を実行するとともに、人生100年時代を見据えながら、年金、医療、介護全般にわたって、全ての世代が安心できる社会保障制度へと、改革を進めてまいります

とのことです。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/discourse/20190911comment.html


5.「農業」「林業」「漁業」に必要なのは「産業」意識と「経営」発想

ここは従来から選挙を意識した部分が色濃く出過ぎてきました。

「食糧安保」「後継者不足」「働き手不足」という日本の課題が埋まっている場所です。
「生業」から「産業」に政策を切り替えていかないといつまでも旧態依然となってしまいます。
そして「生業」から脱し「経営」という発想を持たない限りイノベーションも存続もないとも言えます。
位置づけを大胆に語るビジョンが必要ではないでしょうか!


いつものことながら気になる大臣のお仕事の「てんこ盛り」状態の様相です。
縦割りを排し、現場主義に徹したきめ細かな対応」ができますでしょうか。。。



(参考)
初閣議で決定された「基本方針」
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190911/k00/00m/010/343000c
1.復興・国土強靱(きょうじん)化の推進
2.頑張った人が報われる経済成長

復興大臣の記者会見の様子
https://www.htv.jp/nnn/news162139063.html


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「大臣」のお仕事は? [少し政治的な話を。。。。]

誰が言ったのか「末は博士か大臣か」。。。

昨日のテレビは、「〇〇大臣に××氏が内定」とか「◇◇氏は〇〇相」などと言うニュース速報が相次いでいました。

誰が大臣になるのか?

に関心が集まっています。


ここのところ毎日のように報道されていた韓国の法相(法務部長官)の人選では、「どんな人なのか?」が話題になっていましたが、日本では「誰がなるか?」にばかり関心が集まっているようです。

韓国の場合、たまたまかもしれませんが「人となり」がクローズアップされたばかりか、「こんな仕事をやる」までが明確になっていました。

さて、日本の大臣ですが、官僚組織のトップであるはずです。
組織を束ねる必要があります
●最終決裁をするからには職務に精通していないといけません

「鶴のように一声鳴く」ことと、ニワトリのように「コレケッコー」と鳴いているだけでは、国会議員でなくても誰でもできてしまうかもしれません。


大臣が変わるたびに「あれやるこれやる」も困りものですが、
組織のそもそもの役目
喫緊の課題の解決
長期的なビジョン
を理解できる人に大臣になっていただきたいものです。

まさか「会合の時に映える」ことが最大のお仕事だったりしたら「おいおい」状態です。


選挙のたびに「投票に行こう」と言われ、「投票した結果」がこれではということのないようにお願いしたいものです。


そういえば、マスコミの皆さんはどういう視点でニュースを流していらっしゃるのでしょうか?
そこのところも気がかりです。




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「消費」増よりも「所得」増 [どう受け止めたらいいのか]

「消費税」とか「消費増」を語るマスコミ関係者の方は多いようですが、庶民の期待は「所得増」のはずです。

私には「所得が増えもしないのに『お金を使え、お金を使え』と言っている」ようでなんだか不思議な気持ちになってきます。


自分の人生を振り返ってみても、
ボーナスが出たら
給料が上がったら
「〇〇を買おう!」「〇〇をしよう」的な思いがあったものです。

所得環境が変わらない(悪化する)のに「買い物をしなさい」と言われるのもピント外れのような気がします。
特に「高齢化社会」=「所得が増えない世代が増える」と考えるのならこのことの意味がよくわかるはずです。

また、「企業消費」「法人消費」の現実も、
●倫理規定に厳格化・浸透から接待・交際費の抑制
●「経費節減」は社是
という状況下では、企業の無駄遣いは減りこそすれ増えるとも思えません

「消費」を支えるのは「個人」「家計」だけではなく「企業」「法人」「財政」と言ったファクターもあるのです。
元気なのは「税収」と「国債」に支えられた「財政」だけではないでしょうか?
ただし、「地方創生」のように言葉優先で広く所得効果が窺われない財政支出もあるようです。


アベノミクスと言うか安倍首相は「所得増」「賃上げ」をよく口にされますが、その効果は大企業の正社員公務員さんなどには直接効くものの、効果は限定的のような様子です。


NHKの世論調査(2019.9.9公表)では、
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190909/k10012072031000.html
新しい内閣が最も力を入れて取り組むべきだと思うことを、6つの選択肢をあげて聞いたところ、
◇「社会保障」    28%
◇「景気対策」    20%
◇「財政再建」    15%
◇「外交・安全保障」 11%
◇「格差の是正」   11%
◇「憲法改正」     5%
とのことのようです。


日頃「憲法改正」を力説なさる安倍首相に申し上げたいのは、国民は「憲法改正」よりも優先する政策の方が多いと考えているのですよということです。

「消費増」とか「所得増」というのは、おそらく「景気対策」ということなのでしょう。
もっと言えば、「所得増」が一番というような気がします。
「所得が増えない」、「突然の出費が不安」という状況では「消費は増えない」と言っても過言ではありません。
「所得が増えない」なら「資産を取り崩したくない」というのも多くの人の本音のはずです。


行政がやらなければいけないことについてマスコミ諸氏が勘違い或いは曖昧化されていることの中には、
●「人生」とか「生き方」と言った情緒的なテーマを礼賛することではない
・・・「地方創生」がうまくいかないのはこういうことに光を当てすぎだからです
●「権利」を守り「義務」を促すことが行政の最大のテーマ
・・・そういう目線で日本国憲法を見つめることをやらなければいけません
●国民や住民の「豊かなの暮らし」のサポート
・・・この部分が情緒的な評価に偏り過ぎているようです


こういう前提が理解できて初めて「働き方改革」や「格差是正」のゴールが見えてくるはずです。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「スイカ」の美味しい夏でした [もしかしてグルメ]


昨日まで、わが家では毎日スイカを食べる贅沢な日々が続いています。
最初はスーパーでカットしていたスイカを買っていましたが、最近は小ぶりで丸いやつを買うことに。。。
冷蔵庫に入れやすいサイズで値段も相応です。

この産地の農家さんはクレバーなのでしょう。
なんだかんだと言ってもカットスイカは味気ないですから。


ここ数年の夏の暑さと言えば半端ではないようです。
寄る年波なのか?
テレビ、ラジオなどで「熱中症」と連呼されるせいなのか?
とにかく暑いいや熱い夏になってしまいました。


そんな中、これは暑いせいで好結果になったのではないか?
と思うものがあります。

スイカ

です。
今年のスイカは外れなしの甘さでした。


世の中では「農業」云々という話しをよく聞きますが、やはりお金になる農業産業としての農業であるべきです。

今年のスイカが例外なく甘かった原因などは当然のことながら把握されていることでしょう
将来の産業としての農業に役立ちますように




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「キャッシュレス」とか「ポイント」とうるさい世の中 [どう受け止めたらいいのか]


消費税引上げまで1か月を切りました。
最近行ったお店の多くは「消費税引上げ」という雰囲気は伝わってきません。
となれば、「それほど焦ることもないか。。。」というのも人情です。

ところが、テレビやラジオや新聞などのマスコミメディアは
キャッシュレス
ポイント
という言葉を見聞きしない日がないという状況になっています。


ところが理由がよくわかりません。
なぜなんでしょう?

1年ほど前に私なりに「クレジットカードのすゝめ」などと語ってみたのがずいぶん以前のように思えてきました。
https://beniha.blog.so-net.ne.jp/2018-11-30

その中では、

1.国家経済的なメリット

偽札・偽造通貨使用の防止

法人・所得税の把握が容易になる

徴収された「消費税」の把握が容易になる


2.小売店などのメリット

①カード払いになると「お釣り」が要らなくなり「小銭を揃え」たり「計算間違い」などが減る

②レジの方の負担が減ったり、無人レジなどの導入ができ人手不足解消につながります。

③外国人客の対応負担が楽になる

④「儲かっていない商売(お店)」「後継者のいない企業(お店)」などはこれを機会に廃業も視野に入れることができ、「廃業」が進めば、「移動販売」とか「より大きなお店への集約化」が進み消費者の皆さんの利便が向上する。


3.銀行のメリット

・商店などのお釣りとなる小銭が減れば銀行業務の簡素化も進み、銀行の人減らしによる労働力の放出ができます。


4.消費者のメリット

①クレジットカードにすれば「取引の履歴」が把握できるようになり家計管理がしやすくなる。

②クレジットカードに「限度額」を設定すれば「使いすぎ」にもブレーキがかけられる。

③クレジットカードには「保険」がついていますので「盗難」「紛失」の時なども救済の余地がある。


5.「外国人観光客」対応のメリット

①クレジットカード利用の多い外国人観光客の方などには利便が向上。

②外国人観光客の利用の多いお店もやり取りがスムーズになる。



などと整理したのですが、本当のところはどうなんだろう?とふと思ってしまいます。
もちろん、キャッシュレス社会を支える機械メーカーやソフトやさんの仕事もずいぶん増えることになるはずです。

キャッシュレス社会の最大のポイントは「履歴がわかる」ということです。
ひょっとしたら、一番困るのは「政治家」や「芸能人」だったりするかもしれません。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

お役所にも「改革」とか「改善」という言葉を! [どう受け止めたらいいのか]


先日は「区役所の窓口」と「郵便局」に続けていきました。

住民票を取ったり、切手を買ったりと。

二つのオフィスに共通する言葉は、

汚い

でした。

壁のいたるところに掲示物
カウンターの上にはたくさんのパンフレット
カウンターのガラスの下にもたくさんのパンフレットや案内
「ありったけを出したり貼ったりしておきました」状態です。

●これらはすべて税金でできているはずです。
もっと絞り込んでおつくりになったらいかがでしょうか?
いったい誰が見るのでしょうか
「見てほしい」のなら、コーナーを区切って似たようなパンフレットを集めて貼ったり立てかけておけばいいはず。


オフィス机を見たら、
人の数より多い机の数
すべての机に書類が立てかけてあります

気の利いた民間企業の人が見れば「なんだこれ」状態です。


「税金が高い」とか「無駄な補助金が多い」ということの裏にはこういう現実があるようです。

こういう組織には「コスト意識」とか「費用対効果」とか「無駄」とか「改善」とか「改革」と言った言葉は存在しないような気がしました。

郵便局や区役所の皆さんと少しお話をしましたが、とにかく「お勉強なさっていない」ご様子でした。
失礼ですが、クーラーのよくきいた「安定した職場」にお勤めされているのですから、今日に安住なさらない方がよろしいのではないかと。。。。


郵便局も区役所の窓口も荷物をどこにおいていいのかわかりませんでした。
こんなに整理がされていないと、うっかり持ち物を置くと忘れ物をしてしまいそうです。


「働き方改革」もいいのですが「仕事の仕方改革」も合わせてやっていかないと「人手不足社会」「高齢者増加社会」は乗り切れないのではないでしょうか!




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「防犯カメラ」はありますか? [どう受け止めたらいいのか]

先日のこと、(若めの)中年男性がわが家の前をきょろきょろしながら急ぎ足で往復していました。
身なりは、ベストの前ボタンもはめずやや乱雑な、しかも屈強そうな体格の二人組でした。

「何かあったのですか?」

と私が声をかけると、
防犯カメラがないか確認しています。実は、二日ほど前の深夜3時ごろに、この近くで女性が被害に遭う事件がありました。容疑者がこのあたりを走って逃げたようなのでその姿が映っていないか防犯カメラと探しています。」
と説明していただきました。

どうやら刑事さんのようです。

車のドライブレコーダーも駐車中は『衝撃があった時だけ録画』にしていますしね」
と私が言うと、刑事さんも、
「そうですよね。私もそうしてるんです。」
と。。。。


どうやらどのお宅も防犯カメラや監視カメラは設置していないようです。

妻に、
「町内会でお金があるんだったら、道路に防犯カメラでも付けてもらうといいのでは」
と言うと、
「それはダメよ。映されたくないという人もいるから無理」
と即答。

近所の若い奥さんにこの話をすると、
「そうですよね。防犯カメラつけてくれたらいいのに。私はダミーでもいいのであった方がいいと思う」
と賛同派です。
犬のうんちの犯人が映るかもしれませんね」
などと話は盛り上がりました。


私は特に不都合なこともやましいこともないので大賛成なのですが、世の中はなかなか難しいのかもしれません。

最近は、不思議というか想像もしないような事件、事故が何度か起こるご時世ですから「抑止力」という意味でも住宅地の通りにもあってもいいかもしれません。


最近は監視カメラをつけていらっしゃるお宅も増えたようですが、わが家の周りにはそこまでなさるお金持ちはいらっしゃらないのかもしれません。





nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「N国」が「MXテレビ」と「マツコ」さんを提訴するのだとか [どう受け止めたらいいのか]

毎日(月~木)見ているテレビ番組の一つに「5時に夢中!」(東京MXテレビ)があります。
https://s.mxtv.jp/goji/
※私の場合は毎日録画して観ています。ただし、金曜日は面白くないので観ません。

参議院選挙の終わった直後のある月曜日のこと、マツコ・デラックスさんが、
参院選比例で初議席を獲得したN国を、
「気持ち悪い人たち」「ふざけて(票を)入れている人も相当数いる」
などと発言したことがひと悶着を起こしているようです。

●毎日新聞(2019年9月4日)
https://mainichi.jp/articles/20190904/k00/00m/040/238000c
●日刊スポーツ(2019年9月2日)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201909020000727.html

によれば、マツコさんの発言を巡って、「TOKYO MX」とタレントの「マツコ・デラックス」さんを相手取り、総額1億円の慰謝料を求める原告1万人の集団訴訟を起こす方針とのこと。

「公平中立を規定した放送法第4条に違反する可能性がある」と法律論で争うのか?
売名含みなのか?

よくわかりませんが、「5時に夢中!」というバラエティ番組の発言にまで訴訟騒ぎをしていたら「民の目線の批判」などできなくなってしまいます。

昔のことはよくわかりませんが、とかく「忖度」優先のマスコミの中、ある意味潔い発言でありまた番組でもあるような気がします。


「N国」という政党のことはよくわかりませんが、もう少しオーソドックスな政治活動をなさる方がいいような気がします。

単一争点で選挙をし、あとは「キャスティングボードを握る」というやり方はやはり怖い気もします。
「憲法改正」が争点の一つにもなっている時期だけに危ういというのが私の本音です。

ただ、既成政党が不甲斐ない、頼りないという実情があるのかもしれません。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

売れない「年賀はがき」 [どう受け止めたらいいのか]


早いもので9月に入りました。
1年もあっという間という感じです。

そんな中、
2020(令和 2)年用「年賀葉書」などを 2019 年 11 月 1 日(金)から販売します

と日本郵便は案内しています。
※2020(令和2)年用年賀葉書のデザイン(日本郵便)
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2019/00_honsha/0902_02_03.pdf

年々「年賀はがき」を出す人が減っているとかで、来年は「お年玉賞品」も少し豪華になっているようです。

●東京 2020 オリンピック競技観戦ペアチケット
●東京 2020 オリンピック開会式または閉会式のペアチケット
● 1 等賞品は、現金 30 万円または電子マネー31 万円相当のいずれか
● 3 等のお年玉切手シートは「100 本に 3 本」と当せん確率が高く

と言った趣向のようです。
※「2020(令和 2)年用年賀葉書・寄附金付年賀郵便切手のお年玉賞品」(日本郵便)
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2019/00_honsha/0902_02_05.pdf


しかしながら、
高齢者は年賀状の交換をやめる傾向がある
※「団塊の世代」(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)生)も高齢化してきました。
若い人はそもそも年賀状を書かない
そして
賞品がもらえるのは「年賀状をもらった人」
という課題もあるようです。

どんなに「お年玉賞品」がよくなっても、「買った人がお当たるのではなくもらった人に当たる」ということなら、「どうでもいいか」ということになってしまいます。


世の中にモノがあふれ、インターネットで簡単にかつおもしろおかしく連絡が取れる時代になりました。
「年賀はがき」という「年賀状」を出す習慣が薄れていったとしてもやむをえないのかも。

かく言う私だって、ずいぶん差出枚数が減りました
そして「商品が欲しいから年賀状をくれ」などと言う発想には夢なりそうもありません。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「ふるさと」と漢字で書いてみてください [どう受け止めたらいいのか]

普段は何気なく使っている「漢字」ですが、情緒的な部分を思いやるとちょっとした違和感を覚えることがあります。

古里で「ゆっくりしたい」帰省ラッシュピーク

お盆を古里などで過ごす人たちの帰省ラッシュが10日、ピークを迎え、朝から交通機関の混雑や高速道路の渋滞が相次いだ。

これは、2019年8月10日の読売新聞夕刊の見出しと記事冒頭の部分です。
「古里」という言葉がどうもしっくりきません。

辞書を見ると、
「ふるさと」には「古里」「故里」「故郷」などの漢字表記があるようです。

個人的な趣味で言うと、私は、「故郷」の方がぴったりくると思っています。
ところが、新聞では「古里」です。
なんだか趣が異なります。

ネットを検索していると、
「古里」の歴史はなんと60年
なる産経新聞の記事(2014.9.27)が見つかりました。
https://www.sankei.com/life/news/140927/lif1409270002-n1.html

記事によると、
新聞の中で使われる用字用語が、読者が思っているものと違うなんていうことは少なくありません
●例えば夏休みや年末年始などの帰省でよく出てくる「故郷(こきょう)」を指しての「古里(ふるさと)」も読者にとっては気になる言葉のようです。
新聞の用字用語は常用漢字表内の漢字(表内字)を音訓の範囲内(表内音訓)で表記すると決めています。

というようなことが書いてあります。
「新聞用語集を年を追ってみるとずっと古里だったわけでもなさそうです」などとも書いてありますので、新聞子さんにも忸怩たるものがおありのようです。


「古里」派と「故郷」派がどの程度いらっしゃるのかよくわかりませんが、
私の個人的な思いで言うと、
「常用漢字」の改正を提案すればいいじゃないか
ひらがなの「ふるさと」を使えばいいじゃないか
と思ってしまいます。

批判精神こそ新聞の美学のようなところもあるのなら、「日本語」の使い方についても批判的な目で見ることも必要ではないでしょうか。。。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

銀行の女子行員が「制服」を着る理由 [仕事についてのエトセトラ]

先ごろ大阪の大手制服メーカーが自己破産したとか。

マスコミでは「企業や警察などの制服を手掛けていたが、職場での服装のカジュアル化で需要が減少」(2019/8/26 日経新聞)などとの評価が支配的なようですが、

●設立以来50年超の業歴を有する総合ユニフォームメーカーとして、スーツ、ブレザー、スカート、ブラウス、ワーキングウエアなどの定番ユニフォームを中心に手掛け、別注品として警察や消防、自衛隊などの官公庁関連や航空会社、地下鉄などの制服も取り扱っていた。

●創業者で現取締役会長は96年以降、大阪商工会議所副会頭を4期務めるほか、大手銀行の社外取締役など多数の公職にも就き関西経済界の顔役として高い知名度を有していた。

とも(2019/08/26 帝国データバンク) 。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4603.html


おそらく、
制服需要が減ったわけではない
●創業者が「関西経済界の顔役」として官公庁関連の需要を独り占めしていたところ、「競争入札」制の導入などで一手引き受けができなくなったことも大きいはず
と言った側面も否定できません。


さて、この「制服」ですが、多くの職場ではまだまだ需要が高いはずです。

自衛隊、警察、病院、銀行などは特にそうです。
一時期、銀行では制服の廃止のような動きがありましたが「定型的な業務」を行う部門では制服需要は高いものがあります。

行員の皆さんも「制服の方が楽」という考えが支配的であるほか、「経営的側面」からの要請もっと言えば「信用力を高める」効果が高いようです。

もし「お巡りさんが制服を着ていなかったらあの権威は今の半分くらいになってしまう」でしょう。

銀行員とて同様です。
「命の次に大事」ともおっしゃる方のある「お金」を扱う商売です。
やはり、その「お金を預ける人がどこの誰だかわからない」状態であればお客様は不安になってしまいます。

思うに、「命を守る」「安全に資する」「信用を守る」と言った職場では必ず制服を着ていらっしゃいます。

たかが制服とおっしゃる方も多いかもしれませんが、「制服」には「制服の持つ力」があるのです。


「銀行では制服を着ていないやつの方が多いじゃないか!」
とご指摘を頂くことかと思いますが、
●身なり
●名札
●名刺
などでお客様には判別できるような仕組みになっているはずです。
※かつての銀行では「徽章」や「身分証」がありましたが、諸事情で廃止になったと思います。


銀行の女子行員の場合は「許可なく制服を着たまま外出しない」というルールもありました。
「女子行員」という言葉が今の時代に適切かどうかの議論はしないことにしましょう。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

77歳で働く [どう受け止めたらいいのか]

これからは何歳になっても働かなければいけない時代。

近所の住宅建築現場の道路誘導のおじさんは77歳だとか。
毎日ではないけど、生コン打ちとか重機が入るような工事の時には警備員が配置されます。
先日は、土間のコンクリ打ち。

生コン車がやってくることもあり、二人の警備員が配置されていました。

遠くから見ると「腰が曲がったおじいさん」と「30歳代くらいの暗い雰囲気の方」二人です。
その「腰が曲がったおじいさん」とお話ししてみるとびっくり。

耳は少し遠いようでしたが、言動はきびきびはっきりです。
なんでも、東京オリンピックの時に青森の十和田から上京し今日に至るそうです。
若い時は造船所で働き、こちらの暮らしが都合よくそのまま残っているのだとか。
しかも奥さんは青森にいて、年に二回くらいは帰省するけど、お盆などの混雑する時は避けるとか。
今の住まいは会社が用意した寮だとか。


先日、青森を旅したけどすごくいいところだった

と申し上げたら、「ちょっと行くにはいいところだけど、住むのはたいへん。それが嫌で上京したのだから」「若い時に上京したので、実は、青森の観光地のことはよく知らない」とも。


「住めば都」「ふるさと」という言葉はありますが、このおじさんを見ていると「自分の人生を楽しんでいらっしゃるよう」でした。

70歳を過ぎても働かざるを得ない時代になるらしいけれど、このおじさんのように楽しく働くのもいいかも。

朝の8時ごろから17時までの長い勤務でした。
現場の親方にも信頼されているような様子でした。

そういえば、別日は、日本人のおじさんに混じって3人のフィリピン女性が担当されている日がありました。
日本語も上手で、日本人の方よりも動きがいいようです。
(時間にはうるさいようでしたが。。。。)


いつまでも働くためには、年齢相応にどんな仕事があるのかを知ることも必要です。




nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事