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77歳で働く [どう受け止めたらいいのか]

これからは何歳になっても働かなければいけない時代。

近所の住宅建築現場の道路誘導のおじさんは77歳だとか。
毎日ではないけど、生コン打ちとか重機が入るような工事の時には警備員が配置されます。
先日は、土間のコンクリ打ち。

生コン車がやってくることもあり、二人の警備員が配置されていました。

遠くから見ると「腰が曲がったおじいさん」と「30歳代くらいの暗い雰囲気の方」二人です。
その「腰が曲がったおじいさん」とお話ししてみるとびっくり。

耳は少し遠いようでしたが、言動はきびきびはっきりです。
なんでも、東京オリンピックの時に青森の十和田から上京し今日に至るそうです。
若い時は造船所で働き、こちらの暮らしが都合よくそのまま残っているのだとか。
しかも奥さんは青森にいて、年に二回くらいは帰省するけど、お盆などの混雑する時は避けるとか。
今の住まいは会社が用意した寮だとか。


先日、青森を旅したけどすごくいいところだった

と申し上げたら、「ちょっと行くにはいいところだけど、住むのはたいへん。それが嫌で上京したのだから」「若い時に上京したので、実は、青森の観光地のことはよく知らない」とも。


「住めば都」「ふるさと」という言葉はありますが、このおじさんを見ていると「自分の人生を楽しんでいらっしゃるよう」でした。

70歳を過ぎても働かざるを得ない時代になるらしいけれど、このおじさんのように楽しく働くのもいいかも。

朝の8時ごろから17時までの長い勤務でした。
現場の親方にも信頼されているような様子でした。

そういえば、別日は、日本人のおじさんに混じって3人のフィリピン女性が担当されている日がありました。
日本語も上手で、日本人の方よりも動きがいいようです。
(時間にはうるさいようでしたが。。。。)


いつまでも働くためには、年齢相応にどんな仕事があるのかを知ることも必要です。




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