「キャッシュレス」とか「ポイント」とうるさい世の中 [どう受け止めたらいいのか]
消費税引上げまで1か月を切りました。
最近行ったお店の多くは「消費税引上げ」という雰囲気は伝わってきません。
となれば、「それほど焦ることもないか。。。」というのも人情です。
ところが、テレビやラジオや新聞などのマスコミメディアは
●キャッシュレス
●ポイント
という言葉を見聞きしない日がないという状況になっています。
ところが理由がよくわかりません。
なぜなんでしょう?
1年ほど前に私なりに「クレジットカードのすゝめ」などと語ってみたのがずいぶん以前のように思えてきました。
https://beniha.blog.so-net.ne.jp/2018-11-30
その中では、
1.国家経済的なメリット
①偽札・偽造通貨使用の防止
②法人・所得税の把握が容易になる
③徴収された「消費税」の把握が容易になる
2.小売店などのメリット
①カード払いになると「お釣り」が要らなくなり「小銭を揃え」たり「計算間違い」などが減る
②レジの方の負担が減ったり、無人レジなどの導入ができ人手不足解消につながります。
③外国人客の対応負担が楽になる
④「儲かっていない商売(お店)」「後継者のいない企業(お店)」などはこれを機会に廃業も視野に入れることができ、「廃業」が進めば、「移動販売」とか「より大きなお店への集約化」が進み消費者の皆さんの利便が向上する。
3.銀行のメリット
・商店などのお釣りとなる小銭が減れば銀行業務の簡素化も進み、銀行の人減らしによる労働力の放出ができます。
4.消費者のメリット
①クレジットカードにすれば「取引の履歴」が把握できるようになり家計管理がしやすくなる。
②クレジットカードに「限度額」を設定すれば「使いすぎ」にもブレーキがかけられる。
③クレジットカードには「保険」がついていますので「盗難」「紛失」の時なども救済の余地がある。
5.「外国人観光客」対応のメリット
①クレジットカード利用の多い外国人観光客の方などには利便が向上。
②外国人観光客の利用の多いお店もやり取りがスムーズになる。
などと整理したのですが、本当のところはどうなんだろう?とふと思ってしまいます。
もちろん、キャッシュレス社会を支える機械メーカーやソフトやさんの仕事もずいぶん増えることになるはずです。
キャッシュレス社会の最大のポイントは「履歴がわかる」ということです。
ひょっとしたら、一番困るのは「政治家」や「芸能人」だったりするかもしれません。