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「英語の外部試験」はやめればいい [みんなうすうす気づいている]

萩生田文部大臣の不用意な発言(?)から話題になった「英語の外部試験」のこと。
気が付けば「教育格差」問題にまで発展してしまったようです。


周囲に受験生がいませんので「英語の外部試験」のことは詳しく知りませんが、大学入試に「外部試験」が必要なのか?ということについては素朴な疑問はあります。

●必要なのは大学教育を学ぶ基礎学力
●かつては英語の外部試験を受けなくてもノーベル賞をとった人はいる
●英会話力が必要なら大学入学後に身につければいい
●英語力に外部試験が必要なら国語(日本語)力にも外部試験が必要

それに加えて、
●「教育格差」の争点が曖昧
●「教育機会の格差」であるのなら許容限度は何か?
●「地方大学」の充実やレベルアップに力を入れないのか?
●スポーツ(運動能力)にも能力格差や機会格差があるはずなのになぜ議論しないのか?
という疑問も湧いてしまいます。

さらには、
●今の地方の高校や大学が、地域活性化や地域貢献のような情緒的なことに注力している現実をどう見るのか?
●移住に力を入れている地方在住の大学生は「移住の促進」について勉強しようかと思っているなどと言っていましたが、人生経験の少ないものが学ぶテーマとしては重たすぎる。

と言う実情もあります。
もっと基礎的な学問をまず学ぶということが今こそ必要だと思います。

小さな自治体では「教育への行政の介入」度合いが強いところもあり、こういうところではそこの首長の好みが教育の現場に反映されすぎて、
●先生の中には「のびしろ」を見失っている方もいる
●生徒会活動やクラブ活動などの基本的な学校生活も体験できない
と言った学校も出てきているという懸念も生まれているところがあるようです。


英語についていえば、
●地方の学校にもネイティブスピーカーのスタッフが常駐するようになりました。
●今は、ネットの活用次第では幅広く・奥深く学習もできるはずです。


「教育格差」だけが独り歩きしないように望む限りです。







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