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100円でもクレジットカードで支払うようになった [どう受け止めたらいいのか]


今年もいろいろと生活に変化がありましたが、今後大きな変化として定着するのではないかと思うようなことがありました。

100円台でもクレジットカードで支払いするようになった

ということです。

消費税率引上げと並行して推進された「キャッシュレス化」は生活に大きな変化をもたらしました。

今までは、1,000円以下の支払いにクレジットカードを使うことはほぼありませんでした。
小口でクレジットカードを使うのは悪いような気がしたからです。

でも今は小さなお店でも「キャッシュレスなら5%還元」のような掲示が出ているお店が増えました。
そういうお店ではクレジットカードを使ってあげたほうがいいのでは?
と思うような気がします。
掲示があるということは何かお店側にもメリットがあるはずだからです。

それでも月間支払いに占めるクレジットカードの使用比率は50%前後です。

●食品スーパーなどの「ポイント5倍」は現金払いが条件
中小の火災保険代理店のようなところは振込支払いを好む
相手が年配の場合は面倒くさがられる
等々の事情によるものです。

なお、私自身は、大学時代にクレジットカードを初めて持ち就職してからは普通に使ってきたものですからクレジットカード歓迎派です。

数日前にはたまったポイントで普段使いのバッグを買いました。


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隣の家の大木 [どう受け止めたらいいのか]


「庭」とか「植木」というのは手入れがたいへんです。
東京の住宅地というのはそれなりに「緑」も多いのですが、家人の高齢化とともに「樹木」の手入れが行き届いていないお宅も増えてきたような気がします。

放置しておくと、
●鬱蒼とした庭になってしまう
●手入れを職人さんに頼むとかなり高額になる
●手入れをしないと「お金がない」と思われてしまう
●鬱陶しいのでバッサリ切ると「緑や鳥などの生育場所が減る」と言われる
等々、なかなか難しい問題も生まれてしまいます。

実はわが家のお隣のお宅の裏庭の落葉樹が大木になってしまいました。
かつて、業者さんがやってきて少し剪定をされましたが、今はその時以上に大きくなってしまい隣近所のお宅は「落ち葉」被害で本当に困ってしまっています。


手が届かない屋根よりも高い枝からの落ち葉」や「隣のお宅の側壁に寄り添うように繁る葉」にはどう対応していいものかよくわかりません。
他家の領分にまで入り込んでいますし、この時期は
●落ち葉の絨毯
●雨どいの中に落ち葉が詰まる
ということが起きてしまいます。


数年前にも、ご主人が自分ではしごをかけて枝を少し伐採されていましたが、その時以上に生い茂ってしまいました。
その際には私も少し手伝いましたが、高所なのでプロにお任せしないと素人では限界もあります。

「思い切ってもっと短く切られたほうがいいですよ」
と私が言うと、
「子どもの時からある木なので切るのが惜しい」
とご返事が。。。
※この時に、「お宅の方に伸びた枝は勝手に切ってください」とお許しをいただいたのですが、さすがに手が届きません。

棟続きにお住いのお姉さんご夫婦は、
切れば裏庭が明るくなるよ。あの松は枯れているし
と伐採を薦められたのですが。。。。

主は60歳代後半なのでこれからますますお手入れもなさらなくなるでしょう。
裏庭を囲うように家をお建てなので重機も入りません

私なら植木屋さんに頼んでバッサリ切って背が高くならない木に植え代えるのですが、そこまでは人様のお宅のことに関与できません。
それと、このお宅の皆さんは日常的に表に出ていらっしゃらないので気軽に声をかけたりお願いしたりすることができません。

おそらく東京の住宅地にはこんな風に対応に困っていらっしゃるお宅もかなりあるような気がします。
行政が乗り出すと「税金で私人の庭の手入れに協力するのはおかしい」と苦情が起きるという話も聞いたことがあります。
「池の水を抜く」のように「こういうことをやってくれるテレビ番組でもあれば」いいのですが。


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「ぼけ」はじめる? [どう受け止めたらいいのか]

年とともに気になるのが「健康」。
中でも「ぼけ」への恐怖というものがあります。

ただの「うっかり」なのか?
「ドジ」なだけなのか?
●習慣から来る無意識によるものなのか?
ボケの初期症状なのか?

ついつい思い遣ってしまいます。


今回の主役は「自転車」。

このところ「歩く」ばかりで「自転車」にはずいぶん乗らなくなりました。
近所のスーパーに買い物に行く時も押していくほどでした。
※「買い物かご」が役に立つものですから。。。

ふとタイヤを見ると「空気がだだ減り」状態でした。
お天気が良かった昨日のこと、近所の自転車屋さんで空気を入れてきました。
自転車もなかなかいいものだ
とその心地よさが身体の中に残ってしまったようです。


夕方近く、どうしても「新宿まで」買い物に行きたくなってしまいました
別にわざわざ行かなければいけないほどでもありませんが、年内の割引クーポンがあったものですからついつい行こうかと。
自宅から新宿までは、本来なら「電車」で行く距離ですが、最近は「歩いて行くこと」もずいぶん増えました。
※「健康」のためのウォーキングと万歩計を見るのが楽しいのと電車賃の節約のためです。

日の暮れるのが早いこの時期なので暗い夜道を歩くのもどうかということと、昼間の自転車の感触が残っていたせいか「自転車で行こう」とあいなりました。


駅前の商店街まで来たところで、「明日でもいいかな」との思いが急に出てきました。
「ならレンタルビデオの店にでも寄って行こう」「そういえば割引クーポンがあった
となぜか頭の中が急回転です。

久しぶりのレンタルビデオ屋さん(DVDですが)だったこともあり、ラベルを読むだけで興奮してしまったのかもしれません。
代金の支払いをしようとスマホを見ると友人からメールが。。。
返事の案も頭を過ります。

「DVDを借りた」興奮「メールがもたらした」興奮を併せ持ちながら帰宅することに。
習慣というのは恐ろしいもので、何も考えることなく歩いて帰りました


自宅につくとあるべきところに「自転車がない」状態です。
「そうだぁ!自転車で行ったんだった」
玄関を開けることもなく近道らしい道を歩いてレンタルショップに。

1時間までは無料の駐輪場も時間超過で100円の支払いが必要に。
新宿まで往復数百円の電車賃をケチりながらここで大きな無駄遣いをしてしまいました。

ついにボケ始めたかな?」

と思う物語でした。



●あえて今日やらなくてもいいことなのに、いてもたってもいられなくなるほど「気が急く」
●100円、[ペン]
ことも含めて「老化」の初期症状が身体に沁み込んできたようです。
「割引クーポン」の虜という現代病を伴いながら。


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「浅草」インバウンド [旅紀行・県民性の謎]

昨日(2019.12.27)は久々に浅草寺にお参りしてきました。
数年ぶりです。
最近の浅草と言えば、
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こんな景色も定着しました。
なんとなく人気が少なげです。

でも、「this is 浅草」は、いつものように人出がいっぱいでした。
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しかし何か違います。
ここ最近経験したどこの初詣よりも多い着物姿です。
どうしたことでしょう?
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エレガントというかなんだかわくわくしてきます。
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成人式の会場ででも見るような光景です。

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家族写真のようです。
ここまで着物姿が揃ったご家族は少ないのでは?

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みなさんすっかりこの場所になじんでいらっしゃいます。
中国の方が多いようですが各国の皆さんを見かけます。黒人の方やイスラムの方の着物姿もすごくお似合いです。

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「おみくじ」も国際色豊かです。
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後姿が印象的だったお二人は「奇皇后」のような衣装でした。
「どこからいらしたのですか?」と聞くと、「中国から」と。
快く写真撮影にも応じていただきました。

「仕掛け人」はここに。
「レンタル着物」です。一人5,000円位のようです。
「着物」「帯」に「履物」「小物」のオプションを加え、「保険」もついているようです。
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御朱印所にもインバウンドの方が多数いらっしゃいます。
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「浅草寺」のイメージと少し違うようなしなやかな文字です。

帰りの電車の中でふと思ったのは、
●こんなに自然なインバウンドの光景は初めて見た
●耳障りにも感じる高く大きな声が響く中国語の団体行動もありません
●歴史が育んだ伝統的なものだからこそこういう人気があるのかも
●税金や公務員さんが作った観光地とはやはり納まり具合が違う
等々と。

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空を望む地下鉄銀座線の渋谷駅のホームも変わるのだとか。。。


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仕事をやめたら「暇」になった年の暮れ [どう受け止めたらいいのか]

たぶん、多くの皆さんにとっては「忙しない年の暮れ」のはずです。

かつては私もそうでした。
31日まで仕事があった時代は「こんなに電車が空いているのにこの時間に乗っているのは銀行員に違いない」と思いながら、年に何度もない「座席に座る」ことに小さな喜びを見い出していました。

「ノルマ」という言葉は使ったことはありませんが「目標数字」をクリアしているかどうかで気分も違いました。
「数字が行っていない(未達)」時や「年末の決済資金不足」のお客様を抱えていた時はバタバタ感も半端なくありましたが、31日が休日になったことから「手形や小切手の決済が翌営業日になった」ので少し気分は楽になりました。

「休めるやつは休んでいいよ」と雰囲気も変わりました。
「年末」と「年始」で交代に有給休暇を取っていました。

銀行ではこの頃から「働き方改革」が文字通り行われていました
「休暇未消化」は「取らないやつ」も「取らせないやつ」もは叱られるという風に。

今となってはいい思い出にすぎませんが、「仕事」をやめたらすっかり暇になりました。
●「買い物」に行こうかと言っても買うものもなし
●混んでるときに「旅行」に行く気にもならず
●ゴルフをやらないので「打ち納め」もなし
●群れない主義なので「忘年会」もなし
●年末だからと言って「掃除」をする気にもならず

結局、ご朱印帳でも持って参拝に行こうかと。。。。
宗教心があるわけでもありませんが。
そういえば「散髪」もまだだった。

「働き方改革」などと言われていますが、年末年始の緊張感が懐かしく思えたりする年の暮れです。

挨拶回りのお客様くらいしか来店もなく、またお客様のところに行ったところで「お休み」だったり「掃除」か「打ち上げ」の最中ということのほうが多いのもこの時期です。
やむなく机の引き出しや書架の整理をしたり、来年の仕事に思いを馳せたりということもありました。



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「観光」や「IR」よりも「ものづくり」 [どう受け止めたらいいのか]

地域活性化とか景気回復と言うことで力を入れている「観光」とか「IR」。

不思議なのは、
●なぜこういう利益率の低いビジネスに注力するのか?
●利益率が低いから「非正規の温床」となること間違いなし
●そもそも水商売で経営が不安定
という事情がある中、
●「人手不足」という大きなテーマがあるはず
●「人手不足」を補う「機械化」「AI化」などの技術開発は急務
●増える「介護」ニーズには「機械化」は避けられない
●「ものづくり」はすそ野が広い
●「観光」は迎えるビジネス、「ものづくり」は打って出るビジネス
●「日本の経済発展」は「ものづくり」が担ってきた
●「ものづくり」は大学などの「オーバードクター」の活躍が期待できる
等々、論点には事欠きません。

「なぜ困っていることに税金を使わないのか?」
そう思わずにはいられません。

「そこを観光地というの?」というようなところまで「いいね」と言いつつ「税金」が投入されている現実に笑ってしまいます。

「観光」は「公務員」さんが関与しやすく、「ものづくり」は「公務員」さんが関与しづらいという現場がそこにあるような気がします。

今の日本の産業は、企業者に税金を投入したうえで、税金で養われた公務員がちやほやするという「税金スパイラル」が起きているところに課題が盛りだくさんです。

「公務員」は権利を守り義務を促す黒子でいい

たぶん、「公務員」と「マスコミ」が牽引する社会には「ものづくり」は相性が悪いようだ



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「コンプライアンス」とは「常識に照らす」ということ [仕事についてのエトセトラ]


日本相撲協会の「インフルエンザ」問題はあまり大きな話題にもならなかったようです。

●もう「相撲協会はしょうがないなぁ!」
●また「貴乃花」関係か
●裸でするスポーツだからなぁ

等々、いろいろな受け止め方があるのでしょうが、今の世の中の常識からは大きくかけ離れているような気がします。
特に「九州を中心に1日から始まった冬巡業では、インフルエンザで少なくとも関取衆8人以上が休場」という事態の中でこの扱いにはいつものことながら違和感を感じざるを得ません。

そういえば「日本郵政」経営幹部の言動の違和感にも通じるものがあります。
こういう人たちに共通なのは「コンプライアンスに照らしてどうか」ということです。

ひょっとしたらこの人たちは「コンプライアンス」が一般的には(多くの企業社会で定着している)「法令順守」と呼ばれていることも具体的にご存じないのかもしれません。

「人を殺してはいけない」「人のものを盗んではいけない」ということを理解している人でも、その他のルールはそこまで深刻に受け止めてはいないように見えてしまいます。

彼らには難しすぎるのかもしれません。
常識に照らせば」とか「自分の家族の問題だったら」というように噛んで聞かせるように教えたほうがいいのでしょう。

何かがあると「再発防止策」と騒ぐお歴々は多いようですが、この人たちは具体的なことを何ひとつ理解できてないのではないかと思ってしまいます。

「大相撲」についていえば、「インフルエンザの季節なので気をつけろ」とか「インフルエンザにお相撲さんがかかったらどうするか」ということよりも「インフルエンザに罹ったやつが悪い」という常識がまかり通っているのでしょう。
マスコミもたまには「あなたの常識はどういうことですか?」と聞いてみたらいかがでしょう。

「大相撲」「日本郵政」は日本を代表する組織社会にもかかわらず問題事象の受け止め方があまりにも軽いのも共通で、世間からも「あいつらしかたがないなぁ!」状態になっているのかもしれません。

日本社会の各所で「そもそも常識が常識でない」現象が起きていたらどうしましょう。

自分の常識は他の人の非常識」などと言っていた上司がいたことを思いだしました。





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「年賀状」スルー [みんなうすうす気づいている]

ついに「年賀状スルー」なる言葉が生まれたらしい。

この時期になると憂鬱になるのが「年賀状」。
●めんどくさい
●無駄
●お金もかかる
●気がついたら付き合いのない人の年賀状が多い
●「もらうと迷惑」と考えている人もいるはず
と思ってしまうからです。

「出さなければ来年からは来ない」はず

と思ってみても「まぁ出しておこう」と今日まで来ました。

●自分の「生きているよ」宣言
●あんたは「元気かい?」伺い
●渡世の義理


今回は、
親しい人だけへの「義理状」
親戚各位への無沙汰挨拶
に留めようかと思っています。

友人は「63円で安否がわかるなら安いもの」などと言っていましたが、100枚出せば6,300円になってしまいます。
「宝くじを買ったほうがいいかも」という金額です。
普段の節約をここで無駄遣いするような気がしてしまいます。

年取って来ると「自分の葬式」の姿を思い浮かべるようになります。
たぶん「あいつの葬式にはいかない」
たぶん「あいつには自分の葬儀の連絡はしない」
と思えば、仲良く年始の挨拶をする必要もありません。

住所もメールアドレスも電話番号も変わってないことですし。


ただ、そんなものかなぁと思うこともあります。
●「よろしく」と書かれても何をよろしくなのか?
●「お世話になった」って何も世話していないし
●「今度集まろうよ」と言われても「お前がセットしろ」と思ったり
●「ご無沙汰」と言われても用もなし
●「元気ですか?」と聞かれても事細かく説明するのも面倒
等々、パソコンで表裏印刷するご時世ですから「添え書き」があるに越したことはないかと思いますがこんな風に何か笑ってしまうこともあったりします。

逆に、近況が書いてあると「ほっこり」するから不思議です。

また、今回は「台風被害は大丈夫でしたか?」とお見舞い文言を入れるほうがいいのか迷ってみたりです。


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「おちばたき」って知っていますか? [どう受け止めたらいいのか]


「たきびだ たきびだ おちばたき」

多くの方がご存じだとは思いますが「たき火」という童謡の一節です。
先日、落ち葉の掃除をしていた時ふと思いました。

この葉っぱをたき火にしたい
と。

今の時代、
●法律や条例で禁じられているかもしれない
●「煙」が迷惑
●火事の心配がある
●子供がまねをしたらいけない
等々と「やってはいけないだろうな」と頭を過りました。

たしかに、ずいぶんたき火をやっているところに出くわしたこともありません
となると、今どきの子どもたちや若いお父さんお母さん世代に「おちばたき」という意味が通じるのでしょうか?

たき火には欠かせない「マッチ」というものも今では死語に近い可能性があります。

※キャンプなどのアウトドアが好きな方はご存じなのでしょうが。。。

昨今は「童謡・唱歌の歌詞当て」クイズのようなものが人気のようですが、そもそも「おちばたき」とか「たきび」とか「マッチ」という言葉が使われなくなった現在では、「不思議に思う人たち」も生まれているのかもしれません。

マッチ売りの少女」という童話の光景が通じるのかとも思ったりする今日この頃です。





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「高齢者」(年寄り)でもやれることはある [みんなうすうす気づいている]


「年金」「健康保険」「定年延長」と高齢者に「もっと頑張りなよ」という話題が目白押しの今日この頃です。

気になるのは、
自分のことや自分の親のことを見ての議論をしろ
働くのはいいけどポストは捨てろ
高齢者にもできることがあるはず
お金に心配がない高齢者はもっとボランティアをやれ
ということです。

高齢者はたいへん
と言いがちな世の中ですが、高齢者(年寄り)でもできることがあるはずです。


たとえば、
もっと外に出てお金を使いましょう
「公園の掃除」等々身近な場所でできることはボランティアしましょう
「健康」のための運動に前向きになりましょう
ということ。


「高齢者(年寄り)」の
●医療費負担
●介護負担
●車の運転
等々経済的な課題を伴いながらいろいろなテーマが報じられる昨今ですが、「高齢者(年寄り)」の皆さんはいったいどんな風に考えていらっしゃるのでしょうか?

私が言いたいのは、
多くの年寄りが元気で豊かな暮らしをしている
ということです。

にもかかわらず「年寄りはたいへんだぁ!」の総論が跋扈し、本当の意味での「高齢者の課題」が埋もれてしまっているのではないでしょうか!

このところ、ある友人(女性)は「パリにいる」とのメールをいただきました。
そして別の友人(女性)は「クリスマスはパリで過ごす」と飛び立って行きました。
今のパリは「大規模なスト」で交通渋滞を引き起こしているそうです。
結果、「ずいぶん歩いた」とか。

この二人はいずれもオーバー70です。

高齢者(年寄り)はたいへんかもしれませんが、身の丈を知っている人たちは強く頼もしい。




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「日本郵政」の殿様経営 [裏づけのない経営学]

どうもすっきりしない「日本郵政」の経営ぶりです。

郵便局に行けば、「昭和」の企業の姿にCSが絡まったような店舗が多いのも事実です。

先ごろ行われた「日本郵政㈱」の代表者による記者会見(2019.12.18)も見てその発言ぶりに驚きました。

つまり、

「私はホールディンカンパニーの社長であり事業会社の現場が起こした不始末のことなど知ったものか」

とでも言いたそうなスタンスでした。
こんな風に聞こえたのは私だけではないはずです。

事業会社あってのホールディングカンパニー
あなたたちホールディングカンパニーの経営陣の報酬は事業会社の利益の積み上げによるもの
そういうあなたも「事業会社」の役員を兼務しているはず
ホールディングカンパニーの経営役員が事業会社の具体的な事象を知らずしてどうするのか

と思ったものです。
おそらく今回の記者会見を行った役員の皆さんは、「郵便局の店頭でハガキや切手を買ったり、保険に入ったり、貯金をしたり」したことがないのではないか?と思わせてしまうような発言ぶりでした。

現場を理解しない経営者に再発防止策がわかるはずがありません。
「現場の狭い了見」を「高い見識」の中でかじ取りするのがホールディングカンパニーの経営陣のお仕事の一つであるはずです。

「ゆうちょ銀行」や「かんぽ生命」の不幸は「金融庁」の管理が浸透していないことにも原因があります。
そのところもわからないで「民営化」と呼ぶのもいかがなものでしょうか!

郵便局員の「自爆行為」あるいは「コンプライアンスって何?」とでも言いたくなってしまう行動ぶりには閉口してしまいます。

「日本郵政」グループがいつまでもおかしなトラブルを抱える理由は、
現場を知らないグダグダな経営陣
昭和の文化のままの職員
監督官庁の時代錯誤
にあるような気がします。

昨日は、
監督官庁の総務事務次官が情報漏えい問題で辞職
森田千葉県知事の「俺が悪かった」発言と「都内で散髪」
等々、経営幹部の発想はまだまだ「昭和」のままのような気がしてなりません。

(参考)
●森田健作知事、台風停電中に私用外出 都内で散髪(日刊スポーツ 2019年12月20日)
https://www.nikkansports.com/general/news/201912200000865.html
●日本郵政㈱ 役員の状況
https://www.japanpost.jp/corporate/about/officers/index06.html#name01




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お試し「避難宿泊」 [どう受け止めたらいいのか]

「防災訓練」というか「災害時の避難訓練」の話がテレビで取り上げられていました。

●「予告のある訓練」でいいのか?
●「地震の時は机の下に隠れる」のが本当に正しいのか?
等々、素朴な疑問に答え、臨場感ある訓練をした方がいいのではないのか?
と言った話題でした。

「災害」と言ってもいろいろあります。
●水害
●暴風
●土砂崩れ
●火事(大火)
●地震
●雪崩
等々、特に近年はいろいろな災害に見舞われ、そして犠牲者もたくさん出ています。

東京の住宅地の多くは、「暴風」とか「水害」というのはあまりなさそうですが、「地震」「大火」と言うのは「ないことを祈る」と言った楽観的な心配事にとどまっています。


仕事をしていた頃は「職場の避難訓練」は定期的にありましたし、それなりに課題を出し合いながら「こんな感じの方がいいんじゃない」という対策を取ってきました。
しかしながら、
●「98’高知豪雨」(1998年)の時は深夜からオフィスに詰めて結局一夜を明かしました。
●「福岡県西方沖地震」(2005年)の時は、休日で自宅にいたものですから急ぎ職場までかけつけました。
●「東日本大震災」(2011年)の時は職場に泊まりました。段ボール箱を敷きコートをかけて眠りました。

たしかにテレビで報じられる「防災訓練」を見ていると
●「予告」されたもの
●お偉方の訓示あり
●災害時は使えない場所(例えば河原)などでの訓練
●車が走り回る
●臨場感のないマスコミ
等々に気づかされます。

「避難」という言葉もよく言われますが、
●予防のための避難(いつの時も逃げ遅れた人が目立ちます)
●災害が起きてからの避難(避難所での生活が長期に亘ります)
の二つに分かれるのではないかと思います。

「避難場所は〇〇」と言われていてもそういうところには行ったこともありません。

「避難訓練」「防災訓練」と言う時にいつも思うのは、
●自宅に住めなくなるくらいの大きな災害を想定する必要がある
●避難所で実際に生活してみる必要がある
のではないかということです。

例えば、定期的に「避難所」にお試し「お泊り避難」をしてみるということが必要ではないかと思う次第です。

●トイレはどうか?
●眠れるのか?
●食事はどうか?
●プライバシーは保たれるのか?
●洗濯はどうするのか?
●お金は必要か?
●留守宅のセキュリティはどうか?
●飽きてこないか?
等々を考えながら、本当に避難しなければならなくなった時の「不自由」や「隘路」を平時から潰し込んでおく必要があります。

そして、
3か月に一度くらいやったらどうか
学校なども避難を想定した「避難所仕様」に変えていく
一人暮らしの高齢者の「憩いの場」という発想も持つ
等々、「避難することが自然」という形にもっていくことも必要ではないでしょうか!

こんな風に「避難訓練」をやっていけば、「お役所の行事」のような「避難訓練」「防災訓練」のあり方も変わってくるのではないでしょうか!





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「お役所的仕事」と「民間の仕事」 [どう受け止めたらいいのか]

先日ある国立公園を訪ねました。
便利になりました。
国立公園には「ビジターセンター」なるものがあり、観光案内のパンフレットがたくさんあり、係の人がいていろいろな案内もしていただいて、かつきれいなトイレもあります。

ただ、不思議だったのは、
①訪ねてくる人の大半は「トイレはどこですか?」と聞く人がとても多いこと
②トイレは建物の外で受付のずいぶん外れの方にありましたが、「こんなにトイレ照会が多いのなら看板を建てたり張り紙をしてもよさそう」なのにそういう工夫は見られないこと。
③この日は今はやりのイルミネーションがあるというので閉館時間を延長なさっていましたが、周囲の土産物屋さんなどの大半は早々と閉店なさっていること。

「キレイなトイレ」といい「イルミネーションのための閉館時間の延長」といい「民でできないこと」をなさっているというと聞こえがいいのですが、
●近隣の民間のお店が早々と閉店するということは人出も少なく商売にならないはず
主催者でもないイルミネーションにつきあうための「閉館時間の延長」が必要とも思えない
係員の数が昼間と同じくらいいる
それほど忙しそうでもない(のんびりした仕事ぶり)
パンフレットは不必要に種類が多
ホームページにはずいぶんお金がかかっている
ホームページが充実すればパンフレットも人員も減るはずです
という点はなんだか奇妙な感じがします。


「観光」とか「地方創生」と言いつつ、結局、税金で養われている公務員(またはもどき)が増えただけのようです。

これでは「税金」も「人手」も足らなくなります
あの程度の仕事ぶりで「残業」と言うのもいかがなものかと言う気もします。

「増税」にはアレルギーが強いものの、「税金は何に使われているのか?」には声が余りにも小さい感じがします。

税金の無駄遣いは「桜を見る会」だけではないのです。


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お試し「免許返納」 [みんなうすうす気づいている]


高齢者の「免許返納」が話題になっています。

そうは言っても
●「車がないと不便」
●「地方では車が欠かせない」
●「まだ運転できる」
等々、当事者でなければわからない事情もあるようです。

地方に住む80歳代半ばの叔父に会ったら、
わしもいよいよ免許返納を考えなければいけない時期になった
と言い出しましたが、不本意この上ないようです。

不安、不満足そうな叔父に対して、
「免許を返納する前に『お試し返納』つまり『車に乗らない生活』をやってみたらどうか」
そのうえで、
●不都合なこと
●行政にお願いしなければいけないこと
などを洗い出してみるほうがいい。
と言ってみました。

叔父は「なるほど」状態です。
いつかは「返納」を余儀なくされる時期が来るはずです。

●「車文化」の発展とともに「公共交通」が衰退したのも事実です。
どこまで「公共交通がサポートしてくれるのか?」を確認しておく必要もあります。

●趣味の「農作業」や「釣り」に行けなくなる不自由を何に置き換えるのかを考えなくてはいけません。

※「釣りは危ないのでやめたら」と言っているところです。「農作業もほどほどでいいのでは」と考えているようです。


叔母も車に乗りますが、彼女とていつまで運転可能かはよくわかりません。
息子たちとも離れて住んでいることから即対応は叶いません。

ただ言えるのは「事故を起こした時」のことをよく考えなければいけません。
「保険に入っているから大丈夫」というわけにはいきません。

「お試し免許返納」をもっと体験すべきではないでしょうか!



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「大塚家具」に学べ [みんなうすうす気づいている]


マスコミでは「ヤマダ電機」が「大塚家具」を子会社化するというニュースを流していました。

大塚家具の場合は「大塚父子の不仲」問題とセットで面白おかしく語られてしまいますが、そもそも消費者(マーケット)にそんなに影響のある話なのでしょうか?

「断捨離」とか「終活」に高い家具はいらない

というのが私の本音です。

例えばベッド。
今はいろいろなマットレスが販売されています。
ベッドにお金をかけなくてもマットレスにお金をかけたほうがどちらかと言えばお得です。

「布団」もネットで買う時代です。
巨艦家具店でなければいけないという理由はありません。

ソファーやテーブルも高級モノを求める人もいるのかもしれませんが、「そこそこ」のものでも十分クオリティが高く、個々の感性に訴えてきます。

IKEAとかニトリとかネット通販の組み立てモノでも十分です。
平均的な消費者がどう使うかです。

平成になって古典的な「家具屋」さんや「布団屋」さんは撤退を余儀なくされました。
大塚家具とて同じです。


かつて私も「大塚家具」で買い物をしたことはありました。
理由はと言えば品揃えが豊富だったからです。

今は、無印やIKEAやニトリを愛用しています。
何よりも「作り付け」のものもあるのでそんなに「家具はいらない」のです。

こんな時いつも思い浮かべるのは、昭和60年頃に慶応大学商学部の井原哲夫教授(当時)がよくおっしゃっていた

「あなたいいもの着てるわね」という意味が変わってきた。
かつては「素材の良さ」を言っていたが、今は「着こなし」などの「センスの良さ」を言う。

と。。。。


家具の高いものは天井知らずのようなものもあります。
ただ、多くのお宅には天井があるはずです。

「引き出物でもらった5客セット」⇒「ヨーロッパテイストの1客」⇒「お気に入りの自分仕様」
とコーヒーカップがいろいろと変遷を遂げたように「家具」も選ばれる基準が明らかに変わってきました。

もっと言えば「家具」という言葉すら使われないような時代なのです。
派手な高級家具のマーケットは確かにありますが、そういうものは「〇〇家具」には売ってないのが普通です。

大塚家具に学べ
多くの消費者ビジネスのヒントがそこにあるような気がします。


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小選挙区制が地方を丸くさせた [どう受け止めたらいいのか]


地方に行くと感じることがあります。
「地方が静か」だということです。

少子高齢化あるいは過疎の影響が多いのかもしれませんが、「勢い」がありません。
そういう時に耳にするのが(失礼ながら)「地方議員の出来が悪い」ということ。


なんだかんだと言っても地方は保守主導の色彩が非常に強いところです。
小選挙区制の結果、地域の国会議員が一人になってしまい保守系の地方議員には色や派閥もなくなり「仰せの通り」になってしまっています

●かつては保守系議員の間で競争があり知恵を絞る人が多かったようです。

●あるいは国労、自治労、林野、私鉄総連等々の労働組合の変化も見逃せません。

そういう結果何が起きているかというと、

●地方議員が「NO」を言いにくくなっている。
●地方議員の議員たる政治目標が希薄になっている。
●地域の活性化という名前が「お祭り」や「観光地」を増やした。

ということになり「補助金さえもらえば」のところもあるようです。
何のための「補助金」かもわからず、「国とのパイプが太い」という粉に塗されたままの評価がまかり通っている地域もあります。

地方の皆さんがうすうすお気づきになり始めました。
ちっとも豊かにならない
と。


にもかかわらず地方マスコミは「いいね!」ばかりです。
批判を忘れたマスコミは「百害あって一利なし」の様相を呈してしまいます。


種は撒くけど花の咲いたのを見たことがない
そういう地方もあるのです。


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「車間距離不保持」はこわい [どう受け止めたらいいのか]

いわゆる「あおり運転」の厳罰化は世の流れのようですが、本当にこわいのは「車間距離不保持」。
※平たく言うと「車間を詰めすぎ」「接近のし過ぎ」ということ。

先日のことでした。
片側1車線の自動車専用道路を走っているとき、前を走る私の車に「観光バスが急接近」してきました。
制限速度60㌔/時のところを80㌔/時を越えて走っていたのですが、それでもバスは急接近。下り坂でもあったので鬱陶しいことこの上なしでした。
やむなく窓から手を出し、「下がれ!」(のつもり)の合図をしたところ運転手も気づいたのかずいぶんスピードを落として車間距離をあけてくれました。

※きっとバスの乗客もみていたでしょうし、バスのドライブレコーダーにも映っていたことでしょう。

「制限速度」と実際の「走行速度」の関係を議論したくはありませんが、もう少し「車間距離を取る」運転をすることも必要ではないでしょうか?

ドライブが好きなので高速道路を走ることがよくありますが、
「どうして突っ込んでくるの?」
「それ危ないだろう」
という光景を目にすることが頻繁にあります。

ここを何とかしないと重大事故は減らないでしょう。
実は昨夜も「新東名」を走ってきました。
大手の有名どころのトラックは危ない走りはしなくなりました。
多くのトラックはせいぜい100㌔/時までのスピードですが、隙あらば追越しをかけてきます。
その結果追い越し車線の車に急接近する光景も何度も見てきました。

さらに危ないのは乗用車や商用車。
明らかに前方には並走する車があって車線がふさがっているにも関わらず突っ込んでくる車がかなりあります。
案の定ブレーキランプがついています。

「なぜにそんなに急接近するの?」
と言いたくなります。


大きな事故がどういう時に起きてしまうのかよくわかりませんが、こういう前段階があって大事故が起きてしまうこともあるのではないでしょうか。。。。


私はと言うと、クルーズコントロールを95㌔/時にセットして、ほぼほぼ左側車線をゆっくり走ることにしています。
今の車は「追随」システムになっていますので、実際は80㌔/時台で走っています。

多くの場合、「クロネコヤマト」「カリツー」「アイリク」という名前のトラックの後を走ることにしています。
彼らはほぼ80㌔/時で無理をしない運転をなさっています。
深夜のトラック街道然となった高速道路はこうすることに決めています。

危ないのは乗用車、ミニバン、商用車、軽自動車。

おもしろいのは「7777」「8888」あるいは「4774」などと数字の並びを意識したナンバープレートの車は強引な走りの方が多いということ。
「選べるナンバーが普及したせいなのか?」「こういうナンバーの方は自己顕示欲が強いとみるのか」そんなことを考えると楽しくなってきます。

そういえば、私の場合は「燃費を意識する」ことにしています。
「燃費」を意識したらスピード出すことが減ります
また冬のドライブは「気温」の表示も意識しています。0℃になれば路面が凍結しているかもしれないからです。


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「ざっくり損益計算書」 [裏づけのない経営学]

事業(商売)をやっていると、
●売れるかなぁ?
●儲かるかなぁ?
●人手は大丈夫かなぁ?
●お金は足りるかなぁ?
等々、頭が痛いことがたくさんあります。

ご商売をなさっている方とお話をするとこういうことを数字で論理的にお話しできる人が少ないこともあります。
「感覚的に」「体感的に」という方は多いようですが、「数字」ということになると「税理士さんに任せている」とおっしゃる方も少なくないようです。

「粗利」とか「経常利益」という言葉も何となく理解できても、それがどういう意味を持つのか?ということまで体感で自分のものにできないのも世の常です。

逆に、「いくら儲ければ苦労しないのか?」という「損益分岐点売上」のようなことも説明できる人は少ないようです。
「損益分岐点」を一言でいえば「コストを賄う最低限の売上」と考えるとよくわかります。

コストと言えば、
●人件費
●原材料費
●光熱費
等々が代表的です。

こういったものを総覧するのが「損益計算書」です。

ご商売をなさった「一年間の成績表」とよく形容されますが、
この一年間で
いくら売り上げがあったのか
●その売り上げのためのコストはいくらだったのか
差し引き損益はどうだったのか
を語ってくれます。

会計学にはむつかしい定義がありますが、そういうところをざっくりとまとめてみると次のとおりです。
ざっくり損益計算書.png

実際には、支払いと受け取りギャップなどもありますから利益が出ても「手元にお金がない」という「勘定あって銭足らず」が頻繁に起きてしまいますが、そういう細かなことは税理士さんやベテラン経理マンや銀行員などの専門家の分析や説明をよく聞いてください。

ただ、こういう「ざっくり」を経営幹部や従業員さんで共有し、「日次」「週次」「月次」「半年次」「年次」あるいは部門毎などで把握管理していけばいかがでしょう

この時、「Xの利益を上げるにはいくらの売上をあげればいいのか?」という情報の共有化も有意義かもしれません。
ざっくり損益計算書②.png

ただし、
「売上が増えればコストも変動するもの」もあります
残業代が増えたり、人を増やしたりすれば自ずと人件費が増えます。
売上増加は「数量効果」なのか「単価効果」なのかと言ったこともあります。
たくさん売れば売上は増えますが、値引きをして売っている場合もあります(数量効果)
少ない売上でも、売値が高ければ売り上げは増えます(単価効果)
また、人件費を下げるなどコストを抑えれば利益は出やすくなります
利幅の少ない商売をしていると、非正規(アルバイト、パート)などの温床になってしまいます。

極めてアバウトでざっくりしたものですが「損益計算書」を毛嫌いなさる方の理解のためにまとめてみました。

行政や地域社会がやっている事業にもこういう考え方は当てはまるのではないでしょうか。

なお、会計学に詳しい方や経理事務に詳しい人には笑われてしまうかもしれません。


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「困っていることを相談できない」のが世の常 [みんなうすうす気づいている]

農林水産省の元事務次官が長男を殺害した事件の公判の様子が報じられています。

発達障害だったという息子さんのことについて「専門機関に相談できていたら」というようなことをお話しなさる方がいらっしゃいますが、私の経験では「本当に困っていることは誰にも相談できない壁がある」ということ。

それは「仕事のこと」「家庭のこと」「自分のこと」等々いろいろありますが、深刻化するまでは(深刻化しても)なかなか相談できないものです。

この「高い壁」を前提に考えなくてはいけないことも多いのですが、

困っていることはないの?
あれはどうなっているの?
と気軽に誰かが声をかけてくれたらと思う瞬間もきっとあったはずです。

特に「個人様のことに口をはさむのはいかがなものか」とか「いらぬおせっかいになってしまう」と思うこともしばしばです。


どうすればいいんでしょう。。。。

順調な人などいない
「余計なおせっかい」と言われてもいい
恥をかくことを恥じるな
と思うしかありません。

今の世の中に足りないのは「そういうことは話題にしてはいけない」という空気が支配的なことかも

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高齢者への「パソコン教育」 [みんなうすうす気づいている]

「小中学校にPCなどの端末を1人1台配備する」ということが経済対策の目玉として決まったようです。

https://www.fnn.jp/posts/00049291HDK/201912061700_MEZAMASHITelevision_HDK
(FNN PRIME 2019年12月6日)

素朴には、
●「本当に必要なの」か?
●「先生の対応能力」はあるのか?
●「学校でのパソコン管理」はどうするのか?
●「各家庭でのパソコン購入」要請にはどう取り組むのか?
●「基礎的な学力」を身につけなくていいのか?
●成長期にある「子どもの目の健康」は大丈夫か?
等々、疑問点は残ります。

経済対策としてパソコン産業支援ということなら、「初老」(高齢者)へのパソコン教育を高めるということのほうが優先事項かもしれません。

若い人は「スマホ」「パソコン」ともに説明書を見なくてもすぐに操作に手慣れていきますが、年寄りの中には「パソコン」どころか「スマホ」すら使えない人がたくさんいます。

●そんなもの必要ない
●何とかなる
とイキがっていても、ネット社会の進展を目の前にして、「その便利さ」感にどうしたらいいのか?と戸惑いを隠せない様子です。

生活が便利になる裏側で「ネット機器が使えない」不便はもどかしさもあるようです。

年寄りが困るのは、
いまさら聞けない
誰に聞けばいいのかわからない
年を取ればとるほど新しいものが苦手になってしまう
という状況があります。

どんなに知識や教養があっても「教養が邪魔する」などと言っていられなくなりました。
特に「男性」にネット困窮者は多いようです。

昨日も叔父夫婦と話していたら、
●80歳代の叔父は「携帯電話」要領よく使えないし、置きっぱなしの状態
●70歳代の叔母はLINEをやっている
とのことです。

叔母にパソコンの話をしたら、「私は習いたいな」という顔ぶりです。


子どものPCが本当に必要なのかどうなのかよくわかりませんが、高齢者(特に初老)にこそパソコン教育が必要なような気がします。




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歓迎!!「忘年会スルー」 [みんなうすうす気づいている]


「お酒」を飲まないと仲間入りができないようなところのある日本社会です。
NHKのニュース番組で「忘年会スルー」なる話をやっていました。

“忘年会スルー”ってなに?」(2019年12月9日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191209/k10012207921000.html


私的には大歓迎です。

ぺいぺいの時は上司や先輩に気をつかい、上になったら部下に気をつかい そういう宴会が立直しいわけありません。
酒の席の「立ち居振る舞い」で人事考課をしてしまうようなことも避けなければいけません。

課でやって、部でやって、全体でやって。。。。
同じ顔ぶれで名目だけ変えて「酒好きにつきあう」のも苦痛以外の何物でもありませんでした。

私が組織を任されるようになった時は、「お酒ではなく食に重点」が基本でした。

●東京の時はこじゃれたレストランやお店で
●地方の時は、当地を代表する料亭やレストランやホテルで
といった具合です。

そのためには親睦会という「積み立て」もしていましたし、会費もポスト比例制でした。

地方勤務の皆さんは「当地一流」というところにはなかなかいけませんのでこういった趣向は大喜びだったようです(たぶん)。

ただ、お客様の手前もありましたので「毎月積み立てをしていた」と徹底していました。

「大酒飲み会」でない「忘年会」のような親睦食事会ならきっと喜んで参加する人も増えるはずです。


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移住は「生計を立てる」ことを考えて [ライフスタイル]


「移住」がもてはやされることがあります。
私自身も移住者の方のお話を聞いたことがあります。

自然環境がいい
子育てにいい
農業をやりたい
林業をやりたい
病気の療養をしたい

等々、みなさんいろいろな事情がおありのようですが、うまく行っていない人たちの話のほうが分かりやすく伝わってきます。
※マスコミは「成功している」かのようなお話が多いですが。。。。


理由は簡単です。
ライフプランはどうなのか?
「子育てにいい」ということで移住された方の中にはお子さんが大きくなって虚無感が広がってしまったりということもあるようです。

「生活」を維持できる所得はあるのか?
お子さんが小さいうちはあまり生活費もかかりませんが、お子さんのステップアップに連れて生活費の負担が大きくなってしまいます。
「補助金」のようなものがあるうちは何とかなったのですが。。。。

先日みたテレビ番組では「この人たちは違うな」と思ってしまうような移住者が登場されていました。

何が違ったかと言うと、
生計を立てる
とおっしゃったことです。

カッコイイ話は世の中には多いのですが、「そもそも」論がちゃんとしている取り上げ方が少ないような気がしたものですから。。。。
「この人たちはどうやって生活なさっていらっしゃるのだろう?」と思わせる伝わり方は多いものです。

日本のチカラ」(テレビ朝日系)という番組でした。
https://www.tv-asahi.co.jp/nipponnochikara/

http://www.minkyo.or.jp/01/nipponnochikara/

そして「生計を立てる」というつぶやきがあったのは、
#200 おらほのワイン醸造中! ~信州で農業に挑む若者たち~
http://www.minkyo.or.jp/01/2019/11/nipponnochikara_200.html
でした。

各地の放送局で放映時間が違うようですからご確認ください。

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「地方公務員の給料」は高いのか安いのか? [どう受け止めたらいいのか]


アベノミクスの一環として「給与の引上げ」が報道されていたような気がします。
実際にはどうなったのかよくわかりませんが、「公務員」様の給与はいかがでしょう?

ある田舎町の広報誌を見る機会がありました。
そこには、

(一般行政職)・・・平成31年4月1日現在
平均給料月額 284,600円 (平均年齢 39.1歳)

(期末・勤勉手当)・・・平成30年度
期末手当 6月 1.225月分 12月 1.375月分 計 2.6 月分
勤勉手当 6月 0.850月分 12月 0.950月分 計 1.8 月分
 計   6月 2.075月分 12月 2.325月分 計 4.4 月分

というような記述がありました。
期末・勤勉手当や初任給は国と同額だということも書いてあります。

人口が10,000人に満たない人口減少自治体です。
転勤もある国家公務員とめぼしい大企業もない小さな自治体の給与や期末・勤勉手当の水準が同じだということをどう理解したらいいのでしょう?

平均給与月額から年収を単純計算してみると、
@284,600円/月 × (12+4.4)月 = 4,667,440円/年
ということになるようです。
それに残業代も含めればこの地域では相当の収入のようです。
ひょっとしたらこの町有数の高給サラリーマンになるとのことです。

退職金や有給休暇や休日数まで加味すれば好待遇ということになりそうです。

この町にはこんなうわさもあるそうです。
「子どもを役場に入れたかったら町長に100万円持っていけばいい」
とか。

あくまでもうわさの域を出ませんが、生涯所得から考えると100万円は「安い」ものだそうです。


この所得レベルをどのように受け止めるのがいいのかよくわかりませんが、この地域の相場観ではかなり安定した職場で報酬も高額だそうです。
「年金」も「健康保険」もそれぞれ「国民年金」や「国民健康保険」ではありません。


「地方公務員」の皆さんも地域のため「地方創生」「地域の活性化」を旗印にいろいろとご尽力されているのでしょうが、

「次から次へと種は撒くけど、花が咲いたのを見たことがない
「移住者中心の施策も大失敗に終わっているが誰も責任を取らない

と住民のみなさんからはこんな声が聞こえてきます。

地元紙の記者に聞くと、
「花が咲かないどころか、育ちぶりを検証する人もいない
と。

記者氏には「育ちぶりを検証して伝えるのはマスコミの仕事なのでは?」と申しておきましたが。。。。


地域住民の暮らしを豊かにするお手伝いをなさる皆さんがいちばん豊かという笑えない話があるようです。


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「生協」というすぐれもの [みんなうすうす気づいている]


「生協」と言うと何を思い浮かべますか?
大学の売店の学生生協でしょうか。。。。

東京の住宅地には複数の生協の宅配車が走り回っています

●東都生協
●生活クラブ
●パルシステム
●コープデリ
などと名前が入っています。
どうも複数組織があるようです。


わが家も生協ファンです。
私はノータッチですが、「野菜」とか「牛乳」などは明らかに美味しい ような気がします。
近所にスーパーがありますので二重仕入れ状態ですが。。。。


ある時、地方の限界集落のおばあちゃんに「買い物とかどうしてるの?」と聞くと、
「免許も返納したし、うちは生協さんが持ってきてくれる」
「トイレットペーパーなどはすごく助かる」
「今までの担当さんは無駄話をしていったけど、今の担当さんは段取りがよすぎてすぐ帰ってしまう」
とも。

聞けば「長男夫婦」と同居しているとのこと。
それでも「生協は便利」だと。

都会でも地方の限界集落でもマスコミが報じない部分に優れモノがあるのかもしれません。

こういう話題をなぜかマスコミは取り上げないようですが「買い物難民」あるいは「免許返納」対策はいろいろとあるようです。

「消費はレジャー」の側面がありますが、
「注文をあれこれ考える」
「全国各地の優れものが手に入る」
「担当さんとの会話」
等々楽しいことがあるようです。



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「小選挙区制」をやめると。。。。 [少し政治的な話を。。。。]

国会議員のレベル感に疑問を感じることがあります。
昔はもう少し「緊張感」があったのかもなどと思ってしまいます。

今の衆議院議員選挙は「小選挙区選挙」と「比例代表選挙」の組み合わせになっています。
その結果、
●小選挙区で最多得票の一人だけが当選するので、次順位以下の候補者(落選者)に投票した人の投票は「死票」になってしまう
●比例代表選挙では意図しない候補者が当選してしまう
ということが起きてしまいます。

そもそも
●選挙に金がかかる
●政権交代の可能性が高い
などと言われてスタートした「小選挙区制」ですが、
実際には、
●相変わらずお金が要る様子(法定費用で選挙を行っているとは思えない)
●政権交代が起きにくくなっている
●小さな選挙区に政党が乱立
●小規模政党の候補者は当選しにくい
といった事態が起きているのかもしれません。

知事選挙よりも狭い選挙区で国政選挙が行われているのですからより細かい選挙運動が行われているに違いありません。
そんな選挙で選ばれた議員も「小粒化」してしまうのではないかと言った不安が起きてしまいました。

国の明日を担う国会議員なのですから、もう少し大局観を持って「国政」を論じてほしいものです。


多くの人が忘れたあるいは知らないかつての「中選挙区制度」には「全県一区」の選挙区がありました
たとえば、山梨、福井、滋賀、奈良、鳥取、島根、徳島、高知、沖縄などがそうでした。

前回(2017年10月)の衆議院選挙の小選挙区の得票ぶりを単純に「全県一区」に置き換えてみました。
(下表参照)

選挙区割りによっては「当選者が変わる」可能性があります。
「全県一区」でなくても「小選挙区制」をやめれば「選挙区が広がり」、「複数候補者の当選」が期待できます。
とくに「野党共闘」または「少規模政党の合体」が行われたら当選者は大きく変わるかもしれませんでした。
有権者の側に立つと選択肢が増えるほか「死票」が「生きた票」に代わっていたかもしれません。

昨日(12月6日)は、立憲民主党が国民民主党、社会民主党に合流の協議を呼びかけたというニュースもありました。
野党が大同団結して与党に対抗することで与党議員にも緊張感が走ると思いますが、「小選挙区制」をやめたらさらにその効果は大きくなるような気がします。

「全県区」がどちらかと言うと保守色の強い地方に多いことからこういう結果にありましたが、東京をはじめとした都市部でも有効なのかどうかはよくわかりません。

選挙区が広がると
●お金がかかる
●運動日程がきつくなる
●地元対応の政治活動が広範囲になる
などとおっしゃるかもしれませんが、

●小さな行事出席とか「どぶ板」選挙は止める
●ネットや政見放送を活用する
●国家・国政を論じることを優先していただきたい
●コンプライアンス意識が以前とは違う
●ネット監視団が生まれた
と考えればそうそう大きな弊害が出るとも思われません。

<参考>
衆院選201710.png

(出典)
総務省:「平成29年10月22日執行 衆議院議員総選挙 最高裁判所裁判官国民審査 結果調」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000612972.pdf

(参考)
「立民 枝野代表 国民・社民に合流に向けた協議呼びかけ」(NHK 2019年12月6日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012204921000.html


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学校の先生もたいへん~パソコン配布 [どう受け止めたらいいのか]

「学校の先生は多忙」という話があったはずです。

ただ、
●なぜ、たいへんなの?
●なにが、たいへんなの?
という議論はあまり聞こえてきません。

そんな中、経済対策として「2023年度までにすべての小中学生がパソコンなどのIT(情報技術)端末を利用できるようにする」補正予算が閣議決定されたようです。


●時代の流れ
●いつか使うのなら早い方がいい
などと言う意見もあるようですが、

●本当に必要なのか?
●先生の対応能力はあるのか?
●学校でのパソコン管理はどうするのか?
●各家庭でのパソコン購入要請にはどう取り組むのか?
●基礎的な学力を身につけなくていいのか?
などと言った不安や心配も生まれてきます。

パソコン業界には「恵みの雨」状態なのでしょうが、素朴な疑問の議論も必要です。
また、初老の人たちの「パソコン利用力」は高めないのか!という思いも私にはあります。

「60歳代の方の中にはメールやデジカメすら使わない」という人たちもかなり目につきます。
長寿化を迎え、パソコンが使えない初老世代がこのまま年老いていくのを放置していいのでしょうか!


先日のことでした。
小学校の先生とお話しした際、「書道」とか「美術」とか「音楽」と言った教育は「塾でやるもの」「パソコンが普及すれば書道はいらない」的な発言がありました。

本当にそんな発想でいいのでしょうか?
「書道」や「美術」や「音楽」のセンスが高ければパソコンが生きてくるということをご存じないようでした。

学校の先生は「忙しいものだ」という発想からも抜け切れていないようでした。



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「後継者がいない」企業はやめればいい [どう受け止めたらいいのか]

忘れた頃合いに出てくるニュースに、「人手不足」「後継者がいない」というのがあります。

そのたびに、
●深刻度が伝わってこない
●その後どうなった
という素朴な思いがあります。


地方の田舎町の商店経営者の方と親交があり時々経営の話を聞きます。
●先代から続くご商売で創業60年を超える
●小学校、中学校、高校が近くにある食料品店(お酒の販売もやっている)
●60歳代のご夫婦二人で経営
●ご主人は病気の後遺症があり少し足が悪い
●今は儲かっていない
●ご夫婦はプレミアム商品券の支給対象者
●二人の息子さんは別の仕事をしていて後を継ぐ予定はない
●近所にお住いの方が常連のお客さん
と言ったなりわいの状況です。


奥様がおっしゃるには、
●子どもたちには後は継がせないし、子どもたちも後を継ぐ気はない
●自宅兼店舗は売って他所に(マンションに)住みたい
●ご主人が足は悪いし、自分も体調がよくないので病院の近くがいい
●自宅のほかに空き家の別宅もあり二つの家の固定資産税を払い続けるのは無理
●今の店を修繕してまで店を続けたくない
●今の商売に未練はない
等々。


おそらく統計やアンケート調査では「後継者がいない中小企業」という枠に入るのでしょうが、だからと言って彼らが「何とかしてほしい」と考えていらっしゃるとは思えません。
どちらかと言えば「やめ時」を計っていらっしゃるというのが実情のようです。


中小企業はたいへん

という言葉でひとくくりにするのは美しいのかもしれませんが、先行きを考えたら「サラリーマンに定年があるように商売にも定年がほしい」ということもあります。


うまくいって「M&A」(権利を含めて売却)、あるいは「店舗の賃貸」ということもあるのかもしれませんが、「永らえるのではなく早くやめたい」という本音が見え隠れします。
つまり「商売を続けることに困っている」のです。


なぜ、
●「後継者がいない」のか?
●「人手不足」なのか?
●儲からないのか?
を整理したうえで早く卒業できることも必要なのです。


「その仕事をやめても困る人が少ない」場合まで「たいへんだぁ!」と言い続けるのはミスリードのもとです。
「伝統工芸」のように「無くなると困るもの」には相応の支援を行えばいいだけなのです。

マスコミの皆さんも「十把一絡げ」ではなく、もう少し丁寧に伝える癖をつけていただきたい
丁寧に伝わって行けば、対応策もいろいろと出てくるはずです。


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「行政」に求めること [少し政治的な話を。。。。]

「桜を見る会」の話はいろいろとグダグダな部分がありそうです。

自民党筋は「そんな細かいことを」ということでしょうし、野党側は大局観無き糾弾に終始してしまいそうな気配です。

こういう問題が出るたびに思うのは「行政というのはどういうことが仕事なのか?」ということです。

私が思うのは、

①「権利の保護と義務の履行の番人
というのがまず第一番にあって

②「社会生活上の困りごとの解消

③「将来の豊かな暮らしへの種まき

④ 少し「遊び心」

ということではないかと思います。

よく言われる「コンプライアンス(法令順守)」は、それぞれの方法論の中での当然のこと。


また、今回の「桜を見る会」のようなパーティーとか催し事は「少し遊び心」の部l分だと考えるとよくわかると思います。
そういう「少し遊び心」が派手になり、大掛かりになり、費用も掛かるようになってくると「何やってんだよう!」になってしまうのだと思います。

「地方創生」とか「観光」などを行政が主導ですると、この「少し遊び心」に近くなっていくようです。
「美味しくもないものを美味しいと言い」「おもしろくもないことをおもしろい」というようなものです。
「人それぞれ」論者の方には申し訳ないのですが「それなら税金でするなよ!」と言いたくなってしまいます。


バラエティー番組にたびたび出演なさる国会議員や知事など言語道断です。
こういう人たちの仕事ぶりを見ると「自分が有名になるためだけに税金を使う」ということがありがちなようです。

なお、
●優先順位の決定
●行政の執行ぶりのチェックと牽制
は「議会」の大きな役割ではないでしょうか。

立ち位置を忘れている議会(議員様)もありがちかもしれません。

さらには、「ことが起きてから初めて怒りそして忘れていく」有権者も多く、「補助金をもらうことを喜び」「税金がどう使われているのかには無関心あるいは無力」な国民や住民が多いのも実情かもしれません。


国民や住民が「豊かさやしあわせに不安を感じない」生活への環境整備こそ「行政」の目指すところなのです。




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「物価が上がらないと税収が減るので困る」というエコノミストの誤解 [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]


「物価が上がらないと税収が減るので困る」
マスコミによく出るタレントエコノミスト氏があるラジオ番組でおっしゃった言葉です。

国の財政政策のテーマあるいは多くのエコノミスト氏のお話には必ず「物価上昇が必要だ」ということが肯定的に語られています。

本当なのでしょうか?

今の日本は「物価は上がらないけど税収は堅調」という状況です。
つまり「物価が上がらなくても税収は減っていない」ということが起きているはず。

問題なのは、

税収は増えているのに税収が足りない

物価は上がっても個人所得が増えない
※景気が後退下でのインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行するスタグフレーションの懸念が起きてしまいます

輸入物価(原油などの価格)だけが上がったら、企業に利益は残らない

④高齢者のように所得上昇が期待できない人口が増える中での物価上昇は危険

「所得税」「法人税」が増えないと、「消費税」や「固定資産税」を上げざるを得なく生活は圧迫される

などの懸念が生じるはずです。


マスコミによく出るコメンテーター的エコノミストの話の一つ一つはなんとなく正しそうに伝わってきますが、個々の議論を足し上げると別物になってしまっているのではないか?
というのが私の素朴な疑問です。

こういうのを「合成の誤謬」と言います。
ちょうど
「個々の皆さんや企業が節約するのはとてもいいことですが国家全体では物が売れないということが起きる」
「国家経済の指標である個人消費拡大を推奨すると個々の家計は無駄遣いをして貧乏になる」
ということになってしまうという例でよくわかると思います。


では「どうすればいいのか?」という対策は、

国家の無駄遣いを減らす
~「桜を見る会」が典型的な例です。
やらなくても、なくても困る人は少ないし、従事する公務員の人件費も減る。
~「地方創生」「ふるさと納税」なども「地方の役に立つ」が前面に出ていてその効果や損得を分析・検証しようとすることがありません。

「人手不足」と言われているが「適性人員」は何人なのか?
~「人件費は最大のコストの一つ」「少子高齢化の中で労働力人口は減少する」ということを踏まえれば、少ない人員で経営する=「一人当たりの仕事量を増やす」「AI等の機械化で対応」と言ったことが当然考えられます。

「不要なビジネス」(なくても困らない仕事)はやめさせる。
~サービス業の中には「その仕事なくても困らないでしょ」という仕事がかなりあります。そういう仕事の間口を狭めていかないと人材は生まれてきません。

等々見直しの議論をすれば必ず答えは出てくるはずです。


「功労や功績」を挙げた人の名簿が「個人情報だから」と言っているようでは「マイナンバーカード」など普及しないに決まっています。
マイナンバーカードが普及しないと「所得の把握ができない」ことになってしまいます。
「所得の把握」ができないと「所得税が過少」になってしまいます。


こういう風にもう少し全体の波及度合いを考えながら「経済」「財政」分析をしてほしいものです。
「人口が少なくても回る社会」を考えて行かないと、世の中は公務員と補助金ばかりになってしまいます







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「公共広告」は無名タレントの登竜門に [一人合点の「いい加減な話」]

厚生労働省の「人生会議」のポスターが翌日には取りやめになったそうです。

問題の所在がどこにあるのかの議論は他の人に譲るとして、私がどうしても違和感があるのは、

著名なタレントを公共広告に使う

ということ。

理由はと言うと、

①タレントばかりが前面に出てしまい趣旨がわからなくなってしまうこと

②税金や公共的な資金でやるのだから費用を抑えてほしいこと

③せっかく機会なのですから「無名」または「新人」または「素人」を使うこと
※「無名タレントの登竜門」として応援する

ある意味プロのCMなのですから、逆に内容で注目を浴びることを優先するべきです。

どうも「予算ありき」でこういうことが作られているのではないでしょうか。


今回は吉本の著名芸人の小藪さんがなさっていましたが、いつも思うのは「宝くじ」のCMです。
「宝くじ」は風物詩として定着してきたのですから、販売期間を周知するだけで十分です。

夢を買うために「高額報酬のタレントのCMの商品」を買うのもどうかと思うのです。
あの人たちの高額ギャラを10万円くらいの「小さな幸せ」当選に振り向けていただいたほうがいいような気がします。

「宝くじ」で確実に得するのは有名タレントだけ

だとしたらブラックジョークではないでしょうか!









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