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日銀の「リート」(REIT)購入と「東京一極集中」 [一人合点の「いい加減な話」]

先日はある銀行の女子行員の方とお話ししました。

「皆さんどんな資金運用をしているの?」
と聞いたら、

外貨預金
外貨保険
とか
リート(REIT)
も人気ですよ、と。

※リート(REIT)~「不動産投資信託」のこと


今の日本の低金利を考えれば余資運用をなさる方には悩みのタネです。
海外の「高金利通貨建て」の預金や保険は確かに金利は高いようです。
しかも「元本保証」と言う謳い文句もあります。

ネックは「為替リスク」。
為替が大きく変動した時に日本円に戻すと「損」をすることもあります。
「為替変動」をどう見るかは本当によくわかりません。


この女子行員さんは「着眼点」を整理しながら「為替見通し」を語ってくれました。
珍しくよく勉強なさっている方でした。


「リート」の話も丁寧にしていただきました。
東京のオフィス需要は底堅い
日銀もこういう「リート」を買っている
ということでした。


「東京一極集中」の是正も政策目標になっているはずなのに、東京一極集中はまだまだ続くということだね。
●もし「東京一極集中」の緩和を言うのなら、「福岡」とか「広島」とか「仙台」とか「金沢」等々の地方中核都市の「リート」もたくさん出さなきゃいけないということだと思うけど
●実際、地方中核都市は活気がある
●各地方の中核都市はかなり元気な様子で、「地方創生」と言う政策は一体どんな政策なのか具体的にはだれも語らない。私には「税金をばら撒いている姿しか見えない」
などと私が言うと、

「確かにそうですよね」
と返事が返ってきました。


私には運用するほどの余裕資金もありませんので彼女の話に応えることはありませんが、私の側から見れば「頭の体操にはもってこい」のひと時でした。

議論できる「若者」もっと言えば「人」は意外に少ないものです。
きっと皆さん忙しいのだと思う。



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「クロネコヤマト」と「ゆうパック」どちらが安心? [どう受け止めたらいいのか]

今では「当たり前」になってしまった「宅配便」。
日本の各地に「今日の夕方出せば明日には届く」。しかも配達時間の指定までできて。


実は宅配便のトラブルに遭遇してしまいました。
福岡から東京の自宅に届く荷物が届かないのです。
ある業者さんからの取り寄せもので、「日本郵便にて22日に発送し23日に届く」とのメールが業者さんからは届いていました。

しかし、23日を過ぎても届く気配がありません。
夕刻の時間を指定しその時間帯は自宅にいました。

24日の夕刻になっても届かないので、メールに書き添えてあった「お問い合わせ番号」をもとに「追跡サービス」を使ってみると、

2020/01/23 ご不在のため持ち戻り

と書いてあります。
変です。

その時間帯には自宅にいたし、「ご不在連絡票」もありません。
急ぎ電話してみましたが「時間外」で通じません。

メールでは24時間受付が問い合わせが可能なことがわかったので「再配達」時刻を指定し後日の配達をお願いしました。

荷物が届いた翌々日のこと隣家の奥さんが「これを見て固まってしまいました。申し訳ありません」と「ご不在連絡票」をお持ちになりました。
そうなんです、お隣のお宅に配達されていたのです。
隣家もわが家も表札が出ています。

たまたま「私がほどなく気づいたこと」「メールで対応できたこと」「時間厳守の品物ではなかったこと」等もあり大事にはなりませんでしたが。。。。
もし「送り主に返送されていたら」と考えたらぞっとします。
おそらく面倒くさいことになっていたはずです。


時間指定なのだから「電話で確認すればよかったのではないか」と思ってしまいます。
この一手間が次の複数の手間を防げたはずです。

クロネコヤマトは赤字だとか。
日本郵政はあの体たらくです。


しかしながら、深夜の高速道路を走る「クロネコヤマト」のトラックの遵法速度を見ただけでも「安心」してしまいます。
個々個別には各社いろいろなことがあるのでしょうが、
クロネコヤマト~「マイルド」な方が多い
日本郵便~「バタバタ」した感じ
黒字だという大手他社~「荒い」雰囲気
などと「届ける人」の印象もそれぞれ伝わってきます。


「働き方改革」「ブラック企業」「人手不足」と烙印を押される前に、現場のお仕事の様子を今一度チェックされてみてはいかがでしょうか!

そんなに急がなくてもいいのではないか。
急ぎは特別料金で。
などとも思ってしまいます。



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詐欺師社会に政策論争を求めるのは無理 [少し政治的な話を。。。。]

「衆院予算審議 政策論争を置き去りにするな」

昨日(2019.1.28)の読売新聞の社説の見出しです。

本文では、

財政の制約を踏まえ、優先順位を付けながら、着実に社会資本を整備していきたい。

予算の膨張を漫然と続けるわけにはいかない。不要不急の施策は紛れ込んでいないか。野党は政府に対し、予算の規模や政策の費用対効果などについて、正面から論戦を挑むべきである。

などともっともらしいことが述べられています。
いわゆる「識者」の顔をした人のもっともらしい意見なのでしょう。


私たちはこういう「もっともらしい意見」に何度だまされてきたのでしょうか?

選挙に1億5千万円もかかる現実

●その1億5千万円は税金からも支出されていること

「政策論争」をすべく選ばれた議員が長らく登院しなかったという実情

「結婚しなければいい」という不毛なヤジを飛ばした国会議員

こういうことに関係する議員たちは、そもそも「政策論争」をするために選ばれたのではなかったのでしょうか!

まるで詐欺師です。
投票なさった皆さんを騙したことになります。
特に比例区出身の議員はコントロールできない度合いが強いということもあるかもしれません。

税金が足りないから増税」だったはずが「税金が何に使われているかわからない」状況になってしまっているということは「増税詐欺」と呼ばれても仕方がありません。


こんな政治社会に「政策論争」を叫ぶことのほうが不思議です。
詐欺師や泥棒は多いけど暮らしやすい社会を作ろう」と言っているに等しいものがあります。
こういう人たちが言う「優先順位」というのはどういう基準なのでしょうか?

もしマスコミに「社会の公器」という理念があるのなら、「詐欺師や泥棒集団に議論させる愚を非難・是正させるべき意見」を唱えるべきではないでしょうか!




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「天命の城」と「1億5千万円」 [どう受け止めたらいいのか]

「生きる道は、心を捨てることなのか」

天命の城」という韓国映画を見ました。

ストーリーは、
1636年、中国全土を支配していた明が衰退したことにより、清が朝鮮の侵略を開始し、「丙子の役」(へいしのえき)が勃発。山城に逃げ込んだ王と朝廷は敵兵に囲まれ、孤立してしまう。 そこでは極寒と飢餓に襲われ絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。 「国」と「民」を守るために清と和睦交渉を図るべきだと考える「和睦派」と「王のプライド」を守るため清と真っ向から戦うべきだと訴える「主戦派」の考えが交錯する

ということから始まる物語です。

迫真の演技にいろいろ考えさせられてしまいました。


昨今の朝鮮半島で起きるいろいろなことの根っこはこういうところにあるのか

」のために選挙で当選した人が、登院もせず多額の報酬をもらい、また党本部から巨額の選挙運動費を受け取るってこういうことなのか

※この巨額の選挙資金は「政党交付金」という税金がベースなのです。

というようなことを。


ラストのシーンの一コマには「切腹」も。
「こっれって日本だけじゃなかったのか?」と思ってもみたり、「日本の映画のシーンが韓国の映画に取り入れられたのか?」と思ってもみたり、「日本人も多分に朝鮮半島の血を引き継いでいるのかも」と思ってみたり。


昨今の日本及び日本を取り巻く情勢を概観しながら見てもとても面白い大作でした。

(参照)
「天命の城」公式ホームページ
http://tenmeinoshiro.com/



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「稼ぐ」という発想のない地方 [みんなうすうす気づいている]

ここ何年か「旅」ばかりしています。
・・・・今まで十分働いたので少しは遊ばさせてください。


全国各地、「旅すればとてもいいところ」はたくさんあります。
が、「そこに住むのか?」と考えるとやはり考えてしまいます。

地方にけば行くほど「頑張っている」らしい人はたくさんいらっしゃいますが、今まで私が銀行員としてみた「成功者」の失敗・成功体験とはどこか違うのです。

一言でいえば「ゴールがない」{稼ぐという発想がない」というのが最近の地方で頑張っているとかという人たちの平均的な姿です。
そこには「補助金」という影も見え隠れします。


「地方創生」という政策が登場してから「成功した」「うまくいっている」という話は聞いたことがありません

テレビなどのマスコミが「こんなものができた」「こんなことをやっている」と囃し立てたところで、
資金調達の状況はどうだったのか?
●そういうことで儲かっているのか?
●それで暮らして行けるのか?
というそもそものところは触れていません。


若い人が出ていく」「人口が減る」という大きな原因はこういうところにあるのです。

「地方創生策」というのは「地方が自立していく」ための支援策ではあっても「点滴のような栄養剤」ではありません。

「補助金が点滴」のようになっていては「肉付きのいい」あるいは「しなるような」身体つきはいつまでたってもなりません


地方自治体の長の選挙の時に特徴的なのは「補助金を取って来る」と言ったようなことが争点になっていることです。
点滴をするための「栄養剤」を確保するだけの地方トップではその地方がよくなるとはとても思いません

マスコミでちやほやされるような「地方創生」とか言われている具体策も「住民の生活が豊かになる」ということとはずいぶん距離があるようです。


もっともがいていい汗かいてください
クーラーのよく効いた部屋で「暑いなぁ!」と言いながらアイスクリームを食べる時のような汗ではこの国は豊かにはならないはずです。


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「電力」は大丈夫か? [どう受け止めたらいいのか]

世の中にはなぜか話題にならないことというのがあります。
まるで意図的に報じられていないかのように。

たとえば「電力」とか「発電」のことです。

東京の住宅地を歩いていると、どこからともなくオルゴールのような音楽とともに「灯油」を売り歩くちっちゃなタンクローリーに遭遇することがあります。
特に冬のこの時期は「石油ストーブ」「石油ファンヒーター」と言った暖房用の「灯油」の販売のためです。
ガソリンスタンドもずいぶん減り高齢者も増えた現在では「灯油を買う」というのもたいへんなことなのです。

最近の新しい家は「エアコン」「床暖房」が主力となり「灯油」を使うこともなくなりましたが、建築年数の古いお宅ではまだまだ「灯油」は欠かせません。

「地方」特に「ポツンと一軒家」に出てくるような「限界集落」のエネルギー特に電気はどこから来るのか?と思うこともあります。
高齢者のご自宅では「ガスからIH(電気)」に調理器具を変えるお宅も増えたようです。

また、「暖房を薪で」というのは都会人の幻想です。
高齢者にはたいへんな作業なのです。


石油、石炭、天然ガスと言った化石燃料を使う発電
~「燃料の安定供給」という不安と隣り合わせです。
輸入に頼る日本は首根っこを押さえられていると言っても過言ではありません。

原子力発電
~福島の原発事故を考えると「安心」「安全」そして「廃棄処理」と言った点では大きな問題があるようです。
とても「電力」の主役にはなりそうもありません。

「太陽光」などの再生エネルギー
~安定供給という意味での不安がぬぐえません。

水力発電
~なぜか世の中では登場してきません。
1930年代の米「ニューディール政策」の四番バッターという風に習いました。

大規模「ダム」から「小水力発電」のようなものまであります。
・昨今の「大洪水」を振り返ってみると「水を使って発電する」ということも再考の余地はありそうです。
・「消滅集落」が増えつつある最近の日本なら、「ダムで水没」ということの抵抗も減ったでしょう。
「自然破壊」とおっしゃる方々には「化石燃料による発電」や「原子力による発電」のそれとどの程度違うのでしょうか?

もし「地方に行けば水力発電で電気代が安い」というようなことがあればどんなに暮らしやすくなるでしょう。


冒頭にふれた「世の中にはなぜか話題にならないこと」の一番は「安定した電力供給」のことではないかと私は思っています。

安全で低コストで環境負荷も少なく安心できる「発電
できた電気をためておく「蓄電

この二つにはもっと大きな懸賞金をかけてもいいではないでしょうか?
「地方創生」などと言う前に「地方は生活コストが安い」ということになれば「人の動き」も変わってきます

電気を湯水のように使うことができたのなら「地方暮らし」も変わってくるはずです。
何よりも「電気がストップした都会生活」を心配する人があまりにも少ないような気がします。

こういうことは
それほど心配することでもない」のか?
それとも
すごく心配しなければいけないことで隠してある」のか?
税金の使い方を考える時にいつもモヤモヤしてしまいます。


(参照)資源エネルギー庁HP
新しくなった「エネルギー基本計画」、2050年に向けたエネルギー政策とは?
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/energykihonkeikaku.html

再エネと安定供給~求められる「発電を続ける力」
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/saiene_anteikyokyu.html

再生可能エネルギーとは
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/water/index.html

水力発電について
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/hydroelectric/


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「湯島天神」~受験生がいないと気が楽 [旅紀行・県民性の謎]

「湯島天神」にお参りしてきました。
近くまで行ったものですから。。。。


IMG_1920②.jpg
「受験のプロ」の皆さんが撮影中でした。

IMG_1923②.jpg
お父さん、お母さんが代理で絵馬の奉納です。
裏表の写真も撮っていらっしゃるようです。

この時期は、家族、親類縁者に「受験生」がいないとまるで他人ごとです。
「気が楽」というのが本音です。


そういうことならと私も受験生の皆さんに成り代わって
    湯島天満宮20200124.png 

こんなことででもお役に立てれば。。。。

  
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「おひつ」のご飯が美味しいわけではない [どう受け止めたらいいのか]

かつて「ごはん」は
①「羽釜」で炊き
②「おひつ」に移し替える
というやり方でした。

そのうち、「おひつのご飯は冷たい」ということで、ガラス製などの「魔法瓶(まほうびん)」型の「保温ジャー」ができました。

※「金沢暮らしの博物館」HP参照
https://www.kanazawa-museum.jp/minzoku/teachers/data_detail02.html


しかし、この「保温ジャー」は数時間もすると水蒸気の影響なのか「蒸れて」臭くなるという欠点がありました。

いくつかの変遷をしながら、そうこうするうちに「電子炊飯ジャー」なるものが登場しました。
謳い文句は「炊き立て」「ふっくら」「お米が光っている」「ごはんが立っている」等々。

コメの品種改良」や「栽培方法の改善」と相まってこの「電子炊飯ジャー」なるものの出現で「ごはん」がずいぶん美味しくなったような気がします。

先日都心である食堂に入りました。
お米屋さんが経営しているとかと言う食堂です。

値段に照らせば「料理のずいぶん美味しい」食堂でした。
が、思わず聞いてしまいました。「ごはんが美味しくなくないですか?」と。
厨房を覗き見るとおひつ」にごはんが入っていました。
犯人はこれです。
夕方18時頃の時間帯だというのに、「冷たい」「ごはんが固まっている」という状態でした。
言葉を変えて言えば、「お昼の残り物」のようなごはんでした。


経営母体が「お米屋さん」なるが故のこだわりだったのでしょう。
私の感覚では「お茶漬けにしたいような」感じでした。

テレビやネットでは「おひつ」のごはんは美味しいというような取り上げ方をなさっているものがありますが、「ふっくら」とか「炊き立て」感のほうが私は好きなので「美味しくない」と思った原因はここにあったようです。


皆さんはいかがでしょうか?
こういう話。


そういえば、先日のこと、あるテレビ番組が、「ある地方の食べ物屋さんが人気がある」というような取り上げ方をしていました。

実は私はそのお店をよく知っているので思わず笑ってしまいました。
なぜかと言うと、
補助金詐欺のような資金調達ぶり
●話の中身は「ほぼスピリチュアル
普段はあまり客も来ていない
近隣の皆さんもあまり行かない
ようなお店です。
番組ではなぜか混んでいました。
理由は簡単です。「遠くから大型バス」でお客さんが来ていました。
そのお店に大型バスが来ている姿をはじめてみました。

テレビの伝え方で「流行っているように」「素晴らしいお店のように」見せているのです。

最近の世の中はこういう見せ方による「人気があるらしい店」もできてしまったようです。
私はそれなりに旅もしていますが、「行列ができる店が美味しいわけではない」という話も見聞きしています。
「普段着姿のようなお客さんの入り」こそ美味しいというのが実感です。

冒頭の「おひつ」同様、微妙な勘違いというのもありそうです。


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「選挙カー」はいらない [みんなうすうす気づいている]

昨年は夫婦で国会議員の大臣が「妻の選挙違反の嫌疑」で辞任したということがありました。 その後、二人の議員は最近まで姿を消すという珍事も続きました。

「国会議員たるものが」

という議論はさておき、そもそも「こういう選挙違反は常態化」していたのではないか?
と思うようなことは身近でも聞こえてきます。

選挙に詳しい知人によれば、

1.「車上運動員」という「ウグイス嬢」のほうが法定外の報酬を要求してくるケースが多い

いわゆる「ウグイス嬢」の大半は「雇われ」が多いそうです。
候補者の政治信条や支持・不支持は二の次のようです。
となると「報酬次第」ということにもなってしまいます。


2.接待・饗応を暗に要求される

・選挙事務所にはたくさんの運動員や支持者が集まることがあります。
そこには食事がつきものですが、「安い弁当だった」と言われることも間々あるようです。

・地域に根差した選挙の場合は「一杯飲ませろ」的なやり取りが強く残っているようです。


等々、具体的なチクリ話はいろいろあるようです。


今回の大臣夫妻の選挙違反事案については、
ありがちなことだった
だからと言って「法」を守らない人は罰せられる
という整理もできます。


世の中はいろいろ変わりました。
にもかかわらず旧態依然とした「選挙運動」をいつまで続けるのでしょうか?

●「選挙カー」は必要ですか?

高齢者が大半の住宅地を候補者名を連呼してもうるさいだけです。
周知は「選挙公報」と「公のポスター」で十分です。


●「選挙ポスター」は必要ですか?

見目美しい「ポスター」に記載できる政策にも限度・限界があります。
公のホームページや掲示板に随時貼ることでいいはずです。
選挙期間中に何回か張り替えていただくことも必要です。
アイドルや紳士然とした顔写真が必要でしょうか?


●「選挙はがき」が必要ですか?

あの短い選挙期間に届けるためにはかなりの工夫が必要です。
「期日前投票」が増えれば「投票後にハガキが届く」状態になってしまいます。
そもそも「期日前投票」のスタートが早すぎます。


等々考えていくと、

①選挙期間を長くする

・せめて3週間くらいの周知期間は必要です。
・長い選挙期間ですから「期日前投票」のスタートも遅らせることができます。
・選挙期間が長ければ「選挙カー」による連呼も迷惑になります。=「選挙カー」は必要なくなります。

②「立候補者の人となりや政策」の周知は公の仕組みで対応する

・選挙期間が長くなれば公主催の「立会演説会」のようなものも何度でも開けます。
・「公」のホームページの中に「ポスター」を貼ればいいです。
・「選挙ポスター」は「選挙公報」のようなものを掲示板に貼ればいいでしょう。


「選挙に立候補する人が少ない」とよく言われますが、
今の選挙制度の下では、

●選挙にお金がかかること

●選挙に手間がかかること

●「選挙に落ちたらただの人」になってしまい「職を失う」人も出てくること

●選挙運動が形骸化していること

等々を考えれば「立候補」する人も限られてしまいます。


さらにはこういう制度も必要です。

たとえば、

●「選挙休業」制度
「選挙」に立候補した時だけ休める制度です。「育児休業」「介護休業」があるのなら「選挙休業」があってもいいと思います。

●「移動投票所」の設置
・高齢化に伴い遠くの投票所に物理的に行けない人も増えました。
・職場や学校に「投票所」がやってきたら便利この上ありません。
~健康診断の時の「レントゲン車」が職場や学校まで来るようなものです。
・「働き方改革」の中では「休日に公務員の出勤」を強いるのも困難化が予想されます。

有権者が投票所に行くのではなく、投票所が有権者のそばまでやって来る
ことがあってもいい時代です。


「改革」とか「改良」というのならこういうことだって考えてほしいものです。


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「育児休業」なのか「育児休暇」なのか? [どう受け止めたらいいのか]

環境相の小泉進次郎大臣が「育児休業を取る」と発言したことで脚光を浴びている「育児休業」制度。


巷には、
●「大企業」や「公務員」と「中小企業」のような企業規模で対応ぶりが違う
●「正社員」なのか「非正規社員」なのかで向き合い方も違う
というような歓迎する意見と戸惑う意見が交錯しているようです。


ここで考えなければいけないのは、小泉大臣がとるのは「育児休業」なのか「育児休暇」なのかということ。

厚生労働省雇用環境・均等局の委託事業である「イクメンプロジェクト」のサイトを見ると、
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/about/

育児・介護休業法に定められた両立支援制度
育児休業制度
子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能 また、産後8週間以内の期間に育児休業を取得した場合は、特別な事情がなくても申出により再度の育児休業取得が可能<パパ休暇>
と定義されています。

心配な所得はどうなるのか?と言うと、
育児休業給付金
育児休業期間中、賃金が支払われないなど一定の要件を満たす場合には、「育児休業給付金」が支給され、休業開始時賃金の67%(休業開始から6か月経過後は50%)が支給されます。 育児休業給付金は非課税のため、所得税はかかりません(翌年度の住民税算定額にも含まれません)。 また、育児休業中の社会保険料は、労使ともに免除されます。給与所得が無ければ、雇用保険料も生じません。 その結果、手取り賃金で比べると休業前の最大約8割となります。
ということも定めてあります。


たぶん「育児休業」を取るに越したことはないでしょうが、人によっては「必要なのか?」という人もいれば、「休業するまでもない」あるいは「育児休暇の制度がもっと柔軟になれば」という人もいるかもしれません。


さて、小泉大臣の今回の「育児休業」宣言。

勤労者(労働者)の実態や実情を調べたりヒヤリングしたうえで「育休」を取るのがいいのか?
自分が「育休」を取り現場を知ってから勤労者(労働者)の実情や実態を把握するのがいいのか?

まぁ、どちらでもいいことかもしれませんが、大臣の「育休」宣言が、日本の勤労者(労働者)の人間らしい働き方に改良を加えるものであってほしいものです。

そして日本の産業システムがうまく改善されますように。。。。

なお、私は答えを持っていません。

ただ、「べた」で休まなくても、「時間休暇」「遅刻」「早退」などの出退勤緩和策も足元では効果があるはずです。

介護休業」と「介護休暇」などの制度も見直しや改善や工夫によって一刻も早く現実的なものとなって行きますように。


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「郵便局」は金融知識のレベルアップを! [銀行(員)と付き合う法]


先日、郵便局の店頭でお金を引き出しました。
ATM全盛の時代ですが、事情があって店頭で引き出し処理を行いました。

そこで気になることが。。。。

1.名前は呼んでほしくない

受付番号を取って現金の引出しの手続きを取って待っていたら「名前」を呼ばれてしまいました。
大きな銀行ならいざ知らず、狭い場所にカウンターのある郵便局では名前を呼ばれると他のお客様に聞こえてしまいます。
まぁ、病院などでは一般的に名前を呼ばれますからここは微妙ですが、少し工夫がいるようです。


2.伝票に口座番号を書く欄がない

最近はややこしいお客様も増えましたから、手続きを複雑にするということも必要です。
「高齢者が多いから簡素化なさっているのかな?」とは思いましたが、金融被害の被害者は高齢者に多いようですから、手続きを丁寧にすることではチェックをかける必要があります
これが郵便局の「払戻請求書」ですが、口座番号を記入する欄がありません。

img002郵便局払出.png


3.店頭で「帯封」をするな

銀行では100万円単位のお金は紙の帯で括ってある(帯封と言います)と思いますが、ここは店頭のお客様によく見える機械でその都度括るようです。
狭い店頭だけに、「お金の受け渡しを他の人に見られないようにする」のも必要です。
これでは「あの客に100万円を渡すのだから」と皆さんに見えてしまいます。
また、事前に準備しておけば客待ち時間も減るとともにお金の管理も容易なはずです。


何かと話題の「日本郵政」ですが、現場の「郵便局」の作業ぶりが「銀行とどう違うのか?」「保険会社と何が違うのか?」という比較が必要だと思います。

「郵便局はお役所だから」というのは昔々のお話です。

もっとも店頭でお金を100万円単位で引き下ろす人も少ないのかもしれません。


時代はずいぶん変わりましたから私が言っていることが正しいかどうかはよくわかりませんが、
どんなリスクがあるのか?
コンプライアンス上妥当かどうか?
と言った現場での検証も必要ではないでしょうか!




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「預金が1億円」あったら昔は金利で生活できた [どう受け止めたらいいのか]

かつて「億万長者」という言葉がありました。

「億万」がいくらのことなのかよくわかりませんが、かつて金利が5%くらいの時のことでした。
お取引先の役員氏から、

1億円あったら利息で生活できる

と言われたことがありました。

100,000,000円 × 5% =5,000,000円(税込み)

つまり、「1億円の定期預金なら、利息収入は5百万円(税込み)」ということでした。
当時でも、まぁ、年間5百万円もあれば普通の生活はできたはずです。


ところが今の定期預金の金利はメガバンクなら0.01%程度です。
利息を計算すると、

100,000,000円 × 0.01% = 10,000円(税込み)

です。
仮に、金利が 0.5% だとしても
100,000,000円 × 0.50% =500 ,000円(税込み)
程度です。


かつて役員氏が言った「生活できる」など夢のまた夢です。
よく考えると、金利も低いですが、物価上昇率も経済成長率も低い水準です。
でも、当時は銀行預金の金利で暮らせました。


件の彼はその後どうなったかと言うと、
●彼の企業は倒産(破産)
●保証人だった彼の預金も相殺されたはずです。
かつては粗い時代だったのです。
預金金利で生活できる時代だったのですが。。。。。


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韓流時代劇「へチ」は二度見したくなる [一人合点の「いい加減な話」]

韓国との関係が悪化してからずいぶんになりますが、「韓流時代劇」だけは面白く見続けています。

今ハマっているのは、「へチ」(NHK BSプレミアム 毎週日曜日 21:00~)。
「ヘチ」とは善と悪を裁く伝説上の生き物。政治や時勢に流されることなく、法と正義を守る司憲府(サホンブ)の役人は通称「ヘチ」と呼ばれる。
https://www9.nhk.or.jp/kaigai/hechi/
※登場人物
https://www9.nhk.or.jp/kaigai/hechi/chara/

●王様の跡継ぎ問題
●王族の特権問題
●老論(ノロン)派と少論(ソロン)派の二大派閥が朝廷の覇権争い
●女に惚れる男の恋心
●賄賂の話
●緩い働き方
●「科挙」のこと
等々、見どころ満載です。

ところが、かなり「理解が難しい」と言うのが本音です。
そのため、「リアルタイムで見て」「録画を見る」という二度見の方法を取っています。

韓国の皆さんのDNAはこういうことに依拠しているのか?
必ず「正論のわかる正義感」が登場するのに今の韓国はどうなんだろう?
などと思ってみるのもまた楽しからずやです。


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高齢者が「投資セミナー」に行くということ [鈍感日本人への警鐘]

中学校の先輩に「昼食でも一緒にしませんか?」と声をかけたら、「〇日は大学に行く」との返事がありました。
結局、その翌日に食事をしたのですが、「大学で講義でもしてるのですか?」と聞くと、「いやね、公開講座を聞きに行っていたんだよ」と。
「テーマは何ですか?」と聞き返すと、「ファイナンスプランナーによる投資セミナー」だったとか。


低金利の時代なせいか、小金持ちには「資金運用」が気になるようです。


私が彼に言ったのは、
●お気持ちはわかるけど低金利の時代に欲をかくのは無駄。
「金利」≒「物価上昇率」≒「経済成長率」 と説明されており、物価も低く、低成長の時代にそれぞれの成長率を越えるような「金利」や「利回り」はないと思った方がいい。
●著しく「利回りがいい」投資にはリスクがつきもの
●ここまで金利が低いと、将来の金利上昇を夢見る方がいい。
●だからこそ「今は銀行の定期預金」がいい。「安全に資金を守ってくれる」点を優先した方がいい。
●この金利下なら、銀行まで行く「交通費」や「振込手数料」もばかにならない。
●「ボケ防止」と「健康のため」という理由でいろいろな人の話を聞くことまでは否定しないけど。
等々。


かくして「無駄遣いをしない」と言うのが最良の資金運用策であり、もっと言えば「風呂、台所、トイレなどの自宅のリフォーム」こそ気持ちに余裕を持たせる最高の「生きたお金の使い方」ではないかと思う次第です。


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「かんぽ問題」に至る現場のある行動 [仕事についてのエトセトラ]


一昨日(15日)昨日(16日)とNHKの「クローズアップ現代+」が「シリーズ 検証・かんぽ問題 実態解明と顧客救済は?」と題して「かんぽ問題」を整理しています。

● 2020年1月15日(水)  「シリーズ 検証・かんぽ問題① 実態解明と顧客救済は?
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4372/index.html

● 2020年1月16日(木) 「シリーズ 検証・かんぽ問題② 郵政グループ 再生への課題は?
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4373/index.html


難しい問題ですが、現場の郵便局員さんの声が少なすぎるような気がします。
「頭でっかち」な議論をしても現場がワークしないとなかなか改善はしません。


番組の中で気になったのが、
調査報告書では、「一部のコンプライアンスの低い職員」の問題を指摘。経営陣は「現場の実情を把握していなかった」とされている。しかし、我々の取材から浮かび上がってきたのは、「優績者」と呼ばれる販売実績の高い社員が、不適正な疑いがある契約を行うのを許容する「不適正を誘因」するかのような仕組みだった。
ということです。

最近は企業不祥事があると「コンプライアンス」がたちまち話題になりますが、現場にその受け入れ準備・態勢があったのかどうなのかまではなかなか伝わってきません


数年前のことでした。
大きな郵便局の「研修担当」の方に叱責されたことがあります。
彼曰く「あなたの言葉遣いは上から目線で生意気だ」と。
加えて「自分は毎日お客様に向き合うに当たり丁寧な言葉遣いを使うように局員に指導している」「言葉遣いが丁寧であればお客様は安心する」とも。


この時うすうす気づいたのが、
この人たちはCS(顧客満足)ばかり気にしていて、本質を理解していない
ということでした。


保険のおばちゃん」の時代は「丁寧」「そんなことまでやってくれるのかという気配り」「しつこい」で保険が取れていたこともありました。
しかし、社会が複雑化してくるとともに、「商品も複雑に」なり「売るためのルールも厳しく」なっています


「保険屋さん」サイドでは「保険を売る」と言います。
「お客様さま」サイドでは「保険に入る」と言います。

売る人はおのずと言葉が丁寧になっていくものです。
社会生活から遠ざけられた高齢者には「甘い言葉に気をつけよう」という現実があります。


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バドミントン:桃田選手のケガが心配 [どう受け止めたらいいのか]

13日、移動のため乗車していた車が事故にあい、運転手が死亡。後部座席に乗っていた桃田は顎部裂傷、眉間部裂傷、唇裂傷、全身打撲という診断を受けた。今後は国内で再度、精密検査を受ける予定。順調に回復すれば、3月の全英オープンに向けて調整していくという。

(出典:デイリー 2020.01.15)

事故の報道には驚きました。
「運転手が死亡」という大きな事故の割には、マスコミ報道では「外傷」はさほどでもない様子なので一安心ですが、私が追突事故に遭った時の経験から心配することがあります。

例えば、
頭を打っていないか?→頭の中の出血の恐れもあります。
私の場合は、救急車で運ばれた病院でCTを取った限りでは「異常なし」でしたが、友人の医者に相談したところ「すぐにMRIを取った方がいい」とアドバイスを受けました。
案じた通り「硬膜下血腫」が見つかり、約3か月後に緊急手術を行いました。

視神経は大丈夫か?
頬から出血していたにもかかわらず、救急車で運ばれた病院では「問診」も「触診」も「手当」もなされませんでした。
友人の医師は「眼科で見てもらった方がいい」とすぐ専門医を紹介してくれました。
とりあえず「年齢相応」ということでホッとした次第です。

メンタルは後を引く
私の場合は、今でも信号停止の時には「後方の車はちゃんとブレーキを踏むのだろうか?」と心配でなりません。
一応、車を運転する時以外は「事故の記憶」は蘇ることはありません。

桃田選手の場合は「今、休養していて大丈夫だろうか?」という焦りになって出てくるかもしれません。
ただ、彼に言いたいのは「今まで身体を酷使したのだから、身体を休ませるにはいい機会だ」ということです。
※オリンピックの出場資格のことはよくわかりませんが。


世界を代表する選手なのに「移動手段やスケジュール管理が少しイージーだった」のが残念です。


温かく見守って」あげましょう。

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「地方公務員」さんが「ふるさと納税」をしたら [どう受け止めたらいいのか]

「他の自治体に寄付した人は住民税の控除を受けられ、返礼品までもらえる。一方で、税収減の影響で行政サービスが削減され、寄附していない人も不利益を受ける。」

(読売新聞 2020.1.12 <東京春秋> 「ふるさと納税 再考の時」松田晋一郎)より抜粋


新聞記者氏の「ふるさと納税」についての素朴な疑問が書いてありました。
エッセイのように書くのではなく思い切って「ふるさと納税の功罪」とでも題して、国家経済的な損得を分析して記事にしてみたらいかがでしょうか!


記者氏が冒頭では、
人口減や財政難に苦しむ地方を寄付で応援するふるさと納税
と書き留めていらっしゃるようですが、その本質の分析が甘いような気がします。

なぜ人口減になったの?
なぜ財政難になったの?
からスタートしなければいけません。

今のままでは「放漫経営」に「追い銭」を融資するようなものです。
特に、地方公務員が一生懸命「金集め」をしている姿は滑稽です。

「ふるさと納税」がなければこの公務員さんは不要なはずです。
少なくとも他の仕事ができます。


返礼品となる「地域産品の売上が上がる」と言われても、
税金で買い上げているだけではないか
と思ってしまいます。

そんなにいい品物ならビジネスルートで売れることを考えるべきであり、
「ビジネスルートでも売れない」品物ならやめたほうがいい。

しかも「エージェントにたくさんの手数料を払わなければいけない」という実情もあります。
人手不足社会なのにこういうエージェントに人が奪われてしまうことでいいのかと思う。
所詮仲介サービス業ではないか。
「直接働け!」と言いたくなってしまいます。

そもそも「ふるさと納税」は、
何に使われているのか?
持続的に役に立っているのか?
という検証の声は聞こえてきません。


私が一番笑ってしまうのは、
地方公務員さんが『ふるさと納税』をしたらどうなるのか?
ということです。

人の税金を集めておきながら、自分の税金は域外に流出して税額控除まで受けているのです。
そもそも彼らの報酬は「税金」だったのですから。
いわば、地方公務員さんは「一粒で何粒もの税金に代わる」ということです。

「ふるさと納税」というのはやはり変な制度なのです。


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「たばこ部屋」の臭いは嫌いです [みんなうすうす気づいている]


新幹線に乗っていると「隣の席の人」がいなくなることがあります。
「トイレ」にしては長く、そして「トイレ」とは反対方向に行ったような。。。

赤の他人なのに「トイレで倒れてなければいいが」などと心配してしまう自分がいます。
忘れたことに席に戻った彼は「たばこの臭い」が。

「たばこを吸いたい」気持ちはわからなくもないけど、洋服に付いた「たばこの臭い」まで持って帰ってくるな!

分煙と言うか「喫煙室」があるのはいいのですが、あの「臭い」も何とかしてほしいものです。
「出所」の時には、洋服に付いたたばこの臭いをエアーで吹き飛ばすくらいの配慮もしてほしいものです。

こういう人が隣の席に戻ってくると、
●咳が続き
●むかむかしてきて
●イライラしてしまいます

かく言う私は「たばこの臭い過敏症」かもしれない。




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「ながら携帯」はかける人にも工夫が必要 [みんなうすうす気づいている]


先日乗った新幹線での出来事。
私の後方の席の方で「携帯電話」でお話しされる高齢男性の声がしました。
一度ならず二度も。
どうやら部下の人か近親者に「何かを命じて」「その結果がどうなったのか」と言ったやり取りです。

今どきまだ車内で携帯電話を使っている人がいるんだ。
・電話の向こうの人の苦悩も伝わって来るようです。
誰か注意してあげなさいよ
はっきり言って「うるさい」「耳障り」です
・「今度聞こえたら私が行こう」と思いましたが、その後は静かになりました。


トイレに行く時にその方を見ると、おそらく「中小企業の会長か相談役」のような老人でした。
「しょうがないなぁ」とあきらめるのもばかばかしい時代です。


そういえば、こちらの都合も確認せずに電話をしてくるのは70歳越えの老人か保険のおばさん
委細構わないタイプの代表選手です。
車はハンズフリーのカーナビだからと言っても電話で話すとやはり運転に集中できません


「ながら携帯」はダメですよ!

と注意喚起しても、「人柄のいいタイプの方は『運転中だから』とお断わりができない」こともきっとあるでしょう。
「ながら携帯」はかけるよりもかかって来るのでは?と思ってしまいます。


電話をかけるほうが気をつかってあげなければ。。。。
この年代やあのご商売がなくなるのには後10年くらいはかかるでしょう。

あと電車の中ではアジア系の言葉を使われる方が車内でお話しなさる方が多いようです。
入国の時にはきちんと注意喚起をしないといけないですね。
もっとも「生まれ育ち」がそういうのを許容する国だとしたら「三つ子の魂」状態ですが。


昨日は、交差点で信号待ちをしていたら、運転席の窓から「変なものが顔のようなものを出している」車が右折してきました。
お犬様です
その横には明らかにご高齢の男性ドライバーの顔が見えました。


「若い人は。。。。」というよりも「生活習慣が粗いままの年寄り」も多いという現状に警鐘を鳴らさないといけません。


ただし、「ながらスマホ」は明らかにおばさんを中心とした女性ドライバーに多いようです。
トラックドライバーについていえば運転席が高位置なので見えません。




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「子どもの出るCM」の好き嫌い [どう受け止めたらいいのか]


「おとうさんまだかなぁ?」

時々テレビで見かけるCMです。
見てるというよりも聞いている時のほうが多いのですが、個人的には「好きなCM」です。
お子さんの言葉が「お家に早く帰らなくちゃ」とお父さんに思わせてしまうような効果があります。

ハウス食品の「クリームシチューミクス」のCMです。
※ハウス食品株式会社のHPより
https://housefoods.jp/products/special/stewmix/index.html

今のご時世なら、
・母子家庭の方はどう受け止めればいいんだ
・なぜ「おとうさん」なんだ
・なぜ女の子なんだ
等々のご批判をなさる方もいらっしゃるのかもしれません。


他方、「嫌いなCM」と言えば、
クレラップ」のコマーシャルです。
※株式会社クレハのHPより
https://kurelife.jp/tvcm/kurehacut/


どうも生理的に好きになれません。
あの女の子たちの髪型が人為的すぎて大嫌いです。
今どきの言葉でいえば「虐待」に近いものがあります。

また、料理するのが男性だったら「へー!これ使いやすいね」って気づくという驚き感のほうがなんとなく親和性が伝わってきます。


テレビは「ながら」でつけておくことも多いのですが、このクレハのCMだけは耳についてしまいます。
黒板をひっかいた」ような。

もっとも今どきの人たちは「黒板」というモノすらご存じないのかもしれないですが。

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「地方創生」のゴールは「地域の所得が増える」こと [少し政治的な話を。。。。]

だれが言い始めたのか「地方創生」。
「選挙」の時と「組閣」の時以外には公式には聞かなくなってしまいました。

そもそもゴールがどこにあったのかもよくわかりません。
ややもすると「税金のバラマキ」「非正規の温床」「ゴールのない政策」に見えてしまいます。

「地方創生に成功した」

という話題もトンと聞きません。
「PDCA」サイクルなどとつけ刃の知識を披露されていた大臣様もいらっしゃいましたが、結局どうなったのかよくわかりません

「税金をバラ撒くきれいごと」然としているのかもしれません。


昨年は「消費税引上げ」に代表されるように「増税」という話題がホッとでした。
しかし、ここのところ胡散臭い「税金の使い方」が燻ったままです。


今年は「税金の使い方」というのを皆さんの身近なことから深堀してみましょう
税金を大きく使うことを追求することも大切ですが、「地方創生」のような小口の税金の使い方を突破口に「これでいいのか日本の政治と行政」を考えていけば「税金の使い方」がわかりやすくなると思います。

いつも「そんな細かなことまでを言わなくても」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、「一事が万事」というのか「細かなことのほうがわかりやすい」ということがあるはずです。


ところで「地方創生」のゴールとは、「その地域の所得が増える」ことに外ならないはずです。
所得が増えれば、その地域でお金が回って行き、地域全体が潤っていく」はずです。

「雇用」から入ると「非正規の温床」になりがちです。
「所得」から入れば、納税が増え、地域での消費も増え、地域にお金が回っていくのです。


汚れ事を隠し、きれいごとを言いがちな「政治」や「行政」にはうんざりです。


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「生活ストレス」からの息抜き [みんなうすうす気づいている]

昨今の世の中のことを「ストレス社会」と呼ぶ方もあるようですが、社会生活にストレスはつきものです。
それに対して、いかに「小さくするか」「息抜きするか」「ガス抜きするか」を論じる方は多いようですが、「生活ストレス」からの息抜きについて語る人は少ないようです。

「生活ストレス」の具体的な例は、家族や友人関係などの「人づき合い」、お金が絡む「貧困」、体調がイマイチの「病気」等々が思い浮かびます。

「心を強くもて」とか「がんばれ」と言われても「それができるくらいならストレスなんかないわい」と思ってしまい。

「もっと細かく」「もっとストイックに」と言われても逆にストレスは高まってしまいます。

「乗り越えるんだ!」「克服するんだ!」と言われてもそこまで強くありません。
逃げたくなってしまいます。
「お酒」「投げ出し」等々も課題を先送りするだけになってしまいます。

私のように、
・楽器や絵画や書道等々の気の利いた趣味も特技もない
・スポーツもしない
・読書もしない
という者には無策です。

まぁ、「人に言えない秘密の出来事」を持っていたりしたらさらに快適になれるかもしれません。
たとえば「実は、私はスーパーマンだったのです」「女装が趣味です」とか。

私の場合は「好奇心が薄れない」ということだけが救いなのかも。
今は仕事をしていないので「ノープランの旅に出る」ことで救われています。
ただ、財布と相談なのでケチケチ旅行に慣れる我慢は必要です。


かつての私がマネジャーをしていた職場での出来事です。
若い部下に対して「本を読め」というのが口癖の上司がいました。
そう言われるたびに、彼は当惑したような顔をしていました。
「そんなこと言われても困ったな」です。

その上司がいない時に若い彼を呼んで、
「官能小説」とか「まんが」から入ればいいよ。「好きこそものの上手なれ」と言うじゃないか。
「いやいや、しぶしぶ読んでもストレスがたまるだけだから」
と伝えました。
この二人がその後どういう職場人生を歩んだかどうかは知りませんが。
私は本を読むのが苦手なので、肩の凝らないものを読むことにしています。


先日、小学校の先生と話す機会がありました。
「全員にパソコン貸与って大変だね」と言うと、彼は「えーそうですか?」と返してきました。
「音楽とか書道とか絵画とかスポーツもセットでやったほうがいいよ」と私が言うと、彼はさらに怪訝な顔に。


私が職場生活で見た限りでは、「マンガ」や「書道」や「音楽」が好きな人ほどパソコンの展開力があるということです。

私のような昔人間が思うのは、
子どもの時からパソコンやスマホで便利な生活を送るようになってしまうと、生活ストレスからの息抜きをどうやってするんだろう?
と言うことです。

「なるようになるさ」「ケ セラ セラ」だよ
と、次代の方は乗り切って行かれるのでしょうか!?


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「過去の自慢話」よりも「将来のゴール」を語ろう [仕事についてのエトセトラ]

ご商売がうまく行っていないタイプの方とお話しすると必ず出てくるのが「過去の武勇伝」です。
「過去の苦労話」ではありません。


「武勇伝」と「苦労話」の何が違うのかと言うと、
●「武勇伝」はややもすると「どう押し切ったか」になりがち
●「苦労話」は「どう乗り越えたのか」という今日の礎話になります


「武勇伝」に固執なさるタイプの方には「そこで時間が止まってしまっている」感じがします。
ですから「酒席の肴話」になりがちです。

「苦労話」を控えめにお話になる方には「企業運営の次のゴールを目指す」意識が明確です。


温故知新」という言葉があります。
文字通り「故(ふる)きを温(たずね)て新(あたらしき)を知(し)る」ということです。


今度はこういうことをやろうと思う。
でも、過去こういう苦労をした。
その苦労をこのように乗り越えたから今日がある。
だから過去の苦労や失敗を意識したり大切にしながら明日を目指す。

とおっしゃる方のお話は面白くてわくわくしてきます。

「酒席の肴話」の巧拙もこういう話の組み立てで決まってきます。
企業トップ、チームリーダーになろうと思うのなら「武勇伝」ばかりでは人はついてこなくなるはず。


たとえて言うなら
●「若い時はよくもてた」「振った女は〇〇人」という話のつまらなさ
に比べ、
●「若い時はもてなかった」「今の彼女が拾ってくれた」「だから彼女を放したくない」「彼女に逃げられたらもう誰も相手にしてくれない」
という話でしょうか。

不幸話、苦労話から入ったのほうが親近感がわきや誠意が伝わって来るものです。

新年会やその後の二次会での話題にはご注意を。


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「紅白」はおもしろかった [みんなうすうす気づいている]

年末恒例のNHK「紅白歌合戦」の視聴率が低かったとか。
https://www.asahi.com/articles/ASN125GBWN12UTFL002.html
(出典:朝日新聞DIGITAL 「令和初の紅白歌合戦、2部視聴率は37.3%で過去最低」2020年1月2日)

ネットマスコミによると、
緊張感を欠いた
盛り上がりがなかった
一体感がなかった
メドレーが多かった
事前収録があった
「紅」でも「白」でもない歌手がいた(「特別企画」という扱い)
等々、凋落傾向にある視聴率をみて言いたい放題です。
※参照 NHK「第70回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲順
https://www.nhk.or.jp/kouhaku/artist/

個人的には「おもしろかった」というのが私の本音です。

何がおもしろかったかと言うと、
●歌番組など見ないので、一年に一度くらいは「一年の総決算的な歌番組」としてみるのも面白いものです。
●紅組司会の綾瀬はるかさんの一生懸命さには頭が下がります
「チコちゃん」と「岡村」がどういう出方をするのか探すのも楽しかったです。
~「呼ばれてないので勝手に行く」との前宣伝でしたから。
●ホールのステージで歌ったMISIAさんは圧巻でした。

何がおもしろくないのかと言うと、
●コンサート会場の方は止むを得ないとしても「竹内まりあ」さんにはステージで歌ってほしかった
~「ユーミン」と「MISIA」さんのステージはさすがに感が高かったです。
ジャニーズとAKBは「トイレタイム」でした。
~熱烈ファン以外は「似たようなやつ」に見えてしまうのでどうでもいいです。


ところで、テレビ番組の「紅白歌合戦」のことにもう少し思いをやると、

テレビが「家電」から「個電」と呼ばれだしてから35年くらい経ち、一家団欒・家族そろってテレビを見るという時代でもなくなった。
※「家電」~家庭電器 「個電」~個人(個別)電器

「録画媒体」が発達しすぎた。
HDDの発達は映像が綺麗なままで録画できるようになりました。
ならばリアルタイムで見る必要もないので緊張感が減りました。
そんな時代に「視聴率」のあり方が正しいのかどうか。

歌番組の日常性が薄れた。
定期的に見ているテレビの「歌番組」などありません。
ですから「歌番組」に対する思い入れも薄れてしまいました。
「だれが一番か」などと言う競争心もありませんから「歌合戦」と言われても強烈な対抗心などわきません。

長寿化は人気歌手の距離を遠くした
たとえば、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」という曲は40年くらい前にヒットした名曲です。「懐メロ」かもしれないし「そんな歌があったんだ」状態かもしれません。聞き手側の距離感たるやものすごいものがあるでしょう。
※1977年(昭和52年)1月発売らしいです

ジャニーズもAKBも熱烈な特定ファンでないと区別ができない。
功罪には賛否もあるのでしょうが「誰が誰だか」と思う人も多いはず。

「老若男女」が口ずさむような「国民ソング」が減った。
「歌は世につれ、世は歌につれ」という時代の象徴が「紅白歌合戦」でした。
「およげ!たいやきくん」のような歌が減ったのも事実です。

「リモコン」が発達した。
かつてテレビのチャンネル切り替えボタンはテレビに直接ついていました。
こたつから抜け出してチャンネルを変えるのは面倒くさいものでした。
今は「リモコン」が発達しましたので、気に入らない(興味のない)歌手の時には手元で簡単にチャンネルを変えることができます。

「年越しの迎え方」が変わった
かつては「蕎麦屋」と「美容院」と「銀行員」あるいはもろもろの「商売人」は年末遅くまでバタバタしていましたが、「海外でお正月を過ごす」人も増えそれが風物詩にもなっています。

つまり「社会構造」も大きく変化したのですから、「視聴率」に囚われない面白い番組作りをしていただければいいと思います。

今年は去年と趣向が違うね」という評価がいいのか?
今年の歌手は力量がすごかったね」という評価がいいのか?
去年の反省点が盛り込んで改善してあるね」という評価がいいのか?
どういうふうにアプローチしていくのかも面白味の一つではないでしょうか!

がんばれNHK!
紅白に出るのが名誉」という番組であり続けてください。





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「コンビニ」問題のこと [どう受け止めたらいいのか]

社会インフラとして欠かせないものになった「コンビニ」。
「働き方改革」「人手不足」と言った時代キーワードの一環でそのシステムに「これでいいのか?」が起きているようです。

たとえば、

24時間営業
~かの「セブンイレブン」の出発点は午前7時から午後11時までオープンといううたい文句だったような。

年中無休
~「働き方改革」の矢面てに立たされるようなシステムであるのは事実です。
「多様な働き方」を好む方々に受け入れられた仕組みが、「ブラック労働」の典型例のような扱いを受けています。


「だって、こんな時間に、こんなさびしい所で、二人で店を運営してるんだぜ」
どこの店も開いてない中、コンビニエンス(便利)なんだぜ」
銃社会のこの国ではリスクも高いよ」
これは、昭和の時代、買い物のために立ち寄ったアメリカのある町の郊外にあるセブンイレブンの店舗で店員さんが話していた言葉です。
「ここ少し高くない?」と私が聞いた時の彼らの回答でした。
「なるほど~」です。


また、「かけ出し」銀行員の頃、コンビニエンスストアの出店資金の融資を担当したことがありますが、その時に感じたのは、

コンビニは小売店ではなく「工場」のように在庫管理(商品管理)がすべて。
~棚から商品が離れた瞬間に「売上」が計上されるようなもの
・「万引き」が想定より多い。
・お店がサービスで「値引」いたりただで「あげた」りしても本部には定価で売り上げが計上されるため差額はオーナーの損失になる。

店主は「警察官」経験者が向いている。
~とにかく「ルール」を守らない人は赤字が出てしまいます。
「ルールに実直である」タイプの方が向いているのです。「お人好し」とか「サービス精神が旺盛」な方は儲かりません。

深夜はオーナーが店番したほうがよい。
~客も少なく「お金の管理」の不安が起きやすいからです。
「キャッシュレス」をコンビニが指向するのもこういう「資金管理をイージーにする」という側面もあります。

後背地(店の周囲)の若い人口がどのくらいいるのかが立地の最低条件だった。
~昭和50年代は「20代」の方がお客様のメインでした。
今は昭和95年ですから、当時25歳の方も70歳くらいにおなりです。
「自動車運転免許」同様、「団塊の世代」の成長とともに利用人口が増えていき、結果、主役であった彼らもずいぶん高齢になられました。
当時は若い人しか行かなかったコンビニですが、今では各年齢層に便利なお店になっているのもこういう事情があるからでしょう。
幅広い年齢層が顧客になったことで、取扱い商品群はますますコンビニエンスになってきたのです。

「オーナーフィ(経営者の取り分)」「チェーンのロイヤリティ(本部の取り分)」が明確に決まっているため、「人件費率」「ロス率」「万引き率」などが厳格に決まっている。
~こういうルールが理解できない人はコンビニオーナー(経営)には向いていません。

「土地手当」までを借入金で用意していたら、採算はかなりきつい。
~なお、出勤方向に向かって「どちら側にあるとよく売れるのか」まで出店時は考慮しないと売上に大きな影響を与えます。

等々。


今回の「コンビニ問題」の具体例を見ていると、

若くしてコンビニオーナーになった方も「年取ってしまった」ため、こういうルールについていけなくなった。

日本の若者が「低賃金では働かなくなった」現在、「人件費率」をどう見ているのかという議論も必要。

という側面もあるようです。


「自分の店の近所に同じネームのコンビニができた」という不平を漏らされるオーナーの声がよくありますが、これは「オーナーさんの誤解」もあります。

つまり、
好立地の場所を「自陣営」で押さえておかないと他ネームのコンビニが進出してきてしまい、結果的に売り上げ減につながる。
●「商品配送」のことを考えると「点」立地ではなく「線」あるいは「面」立地により合理的な配送を考えないといけない。
という側面を踏まえておく必要があります。

配送コスト」を考えると、
・車の燃料費
・配送の人件費
等の合理性を考えなければいけません。


「だからやむをえない」というわけでもありません。
こういった「コンビニ事情」を踏まえて「コンビニ」を考えてみることも必要です。

1.そもそもコンビニが多すぎる
~だから過当競争になっている。
・「出店規制」をするべき時期になっている。

2.「人件費率」を見直さないと人手不足は解消しない
~「バイト」が当然という「人件費配分」なのです。
人件費率アップ⇒更なる合理化が当然求められてきます。
・キャッシュレス以外は対応しない
~チャージの自動化も必須
・開店時間の見直し(店舗立地線上の輪番開店や7~23時程度の開店でいいお店の峻別)

3.「値上げ」場合によっては「深夜料金」の検討
~売値が一緒で過剰サービスをしている時代は終わったはず。

4.調理工場の生産ルール、配送ルールの見直し
~(おにぎり、サンドイッチが典型の)調理工場のタイムテーブルや配送システムは24時間営業を前提に構築されているはず。

5.オーナーの定年制設置
~今回の混乱には、システマティックなコンビニ運営にオーナーの私情が混在しているところに問題を複雑化している部分があるようです。
「プレーイングマネジャー」のオーナーに定年を設けるか「資本と経営の分離」をしない限りこう言う私的な問題がついて回る可能性があります。

6.高齢者の店員さん活用
~昨夏東北を旅した時、「従業員さんはおばあちゃんばかり」のお店で買い物をしました。
とてもスピーディでした。
「高齢でも熟練者・習熟者はたくさん存在する」という実情を軽視してはいけません。
これからの「年寄り」はパソコンもスマホもキャッシュレスも使えるのですから。


コンビニを巡る諸問題は「社会インフラ」というスタンスで考えていく必要があります
「バスや鉄道」「タクシー」「消防や救急」のようなお仕事のあり方と見比べながらあるべき方向性や対策を議論すべきではないでしょうか!


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NHK「移住者たちの本音」 [どう受け止めたらいいのか]


明日へ つなげよう「ボクらが被災地に住む理由~移住者たちの本音~」(NHK 2019年12月30日(月) 午前10:05~午前10:53)
という番組をご覧になった方はいらっしゃいますか?

<番組のホームページ>
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-12-30&ch=21&eid=02377&f=2381
https://www.nhk.or.jp/ashita-blog/100/418110.html

東日本大震災を契機に世の中では、特に若い人たちの価値観や行動の中に大きな変化があったようです。

●被災地域の応援
●自分の生き方を見つける
等々、言葉ではうまく表せないことが世の中ではいろいろな所で、いろいろな形で起きているようです。

彼らの言動の一つ一つを論評することは適切ではないかもしれませんが
●移住した皆さんのライフプランはどうなっているのだろうか?
●移住した皆さんの経済面の課題はないのか?
●登場人物は主に若者と高齢者と若者で、いわゆる「中年」の人たちの生活感が伝わってこない
という点が私には気になりました。

おそらく「被災地だけ」の話ではなく、地方の田舎の集落ではありがちな話のような気がします。
ある若者の言葉がとても気になりました。
移住したからと言っても10年後もここにいるとは限らない
と。

「少子高齢化」とか「人口減少社会」が現実となっている今、情緒的な面だけでなく「日本人はどう暮らしていくのか」という大きなテーマを議論してほしいと思うのは私だけでしょうか?


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「お金を介したコンサルタント」だった銀行 [銀行(員)と付き合う法]

最近は倒産がずいぶん減ったようです。
「夜逃げ」とか「銀行に家をとられた」などと言う言葉も聞かなくなりました。

実際には「閉店」したり看板や様子が変わっているところもかなりありますので「倒産もどき」「事業からの撤退」というのは相応にあるようです。
おそらく「廃業」といった形でマーケットから消えているのでしょう。

今思えば、銀行の大きな仕事(役割)はコンサルタントでした。
ふつうのコンサルタントと違うのは、銀行が「お金」の融通を「餌(えさ)」というか「切り札」にしていましたので、納得していなくても(しぶしぶでも)従わざるを得ないというのが実状のようでした。

※預金者の場合は「金利が高ければ」素直なお客様でした。


銀行というのは
●たくさんの預金者からたくさんのお金を集め
●その資金をまとめて事業者に貸す
●貸出金利で収益を上げ預金者に還元する
というお金の融通業者でした。

為替などの仕事もありますが金融サービス業務の一環ですから、今の世の中は簡単にパート労働化、機械化、AI化したのです。

銀行には「預金者に利益を還元する」という重要な役目がありましたから、
●返済可能性の低い事業(ビジネス)には貸さない
●取り立てが厳しい
ということと裏腹でした。


今の世の中、「倒産が少ない」というのは「銀行の貸出が伸びていない」ことの裏返しで「銀行が倒産の引き金を引くことが減った」ということなのでしょう。

ここに銀行の地盤沈下の現状があります。
「低金利」=「資金調達が容易」という情勢もあるのでしょう
いつの間にか「取り立ての厳しい銀行でお金を借りなくても商売ができる」世の中になってしまったのです。

税金が補助金となって交付されている「地方創生」事業の多くが上手くいかないのは、
●取り立てにやかましい人がいない
●返済を前提にしない資金なので必死に儲けよう(お金を稼ごう)という意識がない
ということがいちばんの原因なのでしょう。

地方で行われている「地方創生の現状を見ると、「その事業には銀行はお金を貸さないよ」「銀行から借りるのならもっと意見を言わせてもらうよ」という姿が見えてきます。

これでは誰も儲からないし(経済的に豊かにならないし)、うまくいかないし、役にも立たないということが各地で起きているのです。




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元旦の「朝まで生テレビ」 [みんなうすうす気づいている]

元旦の未明には久々に「朝まで生テレビ」を見ました。
https://www.tv-asahi.co.jp/asanama/contents/theme/0169/

とても新鮮というかおもしろかったです。
話している議論そのものがおもしろいというのではなく、この人たちは「この程度のことしか考えていないのか?」と思いながら見ていると頭の中をいろいろと思いが巡ってきます

雰囲気で言うと「おニャン子クラブ」や「AKB」の主要メンバーがそっくり入れ替わったようななじめなさに似ているかもしれません。

少し感想を。

進行役の田原総一朗さんがずいぶん年取った
・滑舌が悪く、言葉が上手く伝わってこないようなところもありました
・今まで以上に「人の話を聞かない」「話を遮る」様子が顕著でした
・「進行役」としてはそろそろ限界にきているのかも

三浦瑠璃さんがずいぶん大人になった
・一言で言うと「大人になったな」という感じです
・ある意味よく勉強なさっていて、整理が的確です
・田原さんの後継はこの人でもいいかもと思うくらいです
・理屈だけでなく「現場」の状況を誰よりもよくご存じです
・田原さんに注意(「ちゃんと聞きなさい」的なこと)できたのも彼女だけ

若手の議員の世間(現場)知らずぶりが顕著
・総論はカタカナ混じりでカッコいいけど、各論は現場を知らなさすぎる
・霞が関の官僚ご出身の方も、あまりにも「霞が関の官僚」の持つ「ばかばかしい働き方への不満や不平」についてあまりにも知らなさすぎ
官僚OBなら「霞が関官僚の働き方」に切り込まないと優秀な人が国家公務員を敬遠する事態になってしまうということを知らないのか?と思ってしまいました
・「地方公務員」を評価するような話が場の雰囲気にありましたが、本来の仕事をしない多数の「地方公務員」は人口減少社会では重荷になってしまうことをご存じない
・相変わらず「税金を使う話」ばかりが前提となっている

安倍首相の話題が少なくレームダック化している様子

「ポスト安倍」については具体的なイメージがない様子

●「消費を伸ばすことが必要」と金科玉条のようにおっしゃる議員がいましたが、「消費」「消費構造」あるいは「お金を使うこと」がすべてではないということがわかっていない

●「子育て」「男性の育児休業」の話題の中で、今までの「桃太郎」文化を覆すための具体的な議論があまりにも少ないのも目につきます
男が炊事や洗濯などの家事をもっとやるような具体的な意識づけが必要という発想がなさすぎです

※「桃太郎文化」~「おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川で洗濯」という言葉に代表されるように「男は〇〇をしなければいけない」「女は〇〇をしなければいけない」と決めてしまっている価値観のこと

「働き方改革」の影で「日本の若者が働かなくなった」という指摘はすばらしい
いちばん血や肉になる時期に働かなくていいのか!」ということはよく考えるべきです。


●田原さんが整理した議論の中でおもしろかったこと

「小選挙区制」は失敗だったと言い切ったこと
~若手議員は従来の選挙制度(「中選挙区制」)を知らない世代でありピンとこなかったようです

「選挙に金がかかる」ことの対策には触れず
~中選挙区制の出発点が「選挙に金がかかる」ことだったようだけど、ネットが発達した現在では「お金をかけない選挙」があってしかるべきだと提言すべきだった

・日本は中小企業の数が多すぎると指摘したこと
~「後継者がいない」「人手不足」という世情、中小企業はまとまるとかくっつくことで体力をつけることが必要だと

・日本は小さな農家が多すぎると指摘したこと
~「後継者不足」「人手不足」の原因は零細すぎることだと結論づけていた

中小企業も農家も政治家の大票田の一つのため若手議員の皆さんには伝わっていなかった様子

かつてのように「熱く語る」「もっともらしい」議論が減った感は否めませんが、タブーに切り込んでいく切り口があったようでとても面白かったです。




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「明治神宮」に初詣 [旅紀行・県民性の謎]

全国屈指の「初詣」処である「明治神宮」に参拝してきました。

IMG_1711③.jpg
※「お賽銭箱」の最前列には頭が見え隠れしてしまいます。

この行列です。
IMG_1721.JPG

順番待ちの顔ぶれを見ると、
●若いカップル
~長時間「二人きり」という絶好のシチュエーション
●家族連れ
~子供たちは何思う
●外国人
~旅行者ならここで時間を費やすのはもったいないような
の方が多いようです。

この混雑に果敢に挑戦できる人には「時間」と「体力」と「根気」が必要です。
どうやら私なんか年長者の部類です。


外国人観光客の皆さんも目立ちます。
ラテン系の言葉が飛び交っていたので若者グループに声をかけると「メキシコ」から来たとか。
しかも2週間の滞在だとも。
日本のどこを回るのでしょうか。。。

IMG_1722②.jpg
アメリカ」からやってきたという穏やかなカップル。快く撮影応諾です。
歩く姿がオシャレです。

「御朱印」をもらいに行くと「鎮座百年祭記念」なるご朱印帳がありました。
買ってしまいました。
IMG_1723③.jpg
「花菖蒲」で染めたものだとか。

「明治神宮」に来る前に、
IMG_1682③.jpg

IMG_1696③.jpg
にも寄ってきました。

今年は新年からちょろちょろしています。


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元旦ウォーキング [ライフスタイル]

「元旦は家でゆっくりしよう」
これが今までの私の考え方でした。
そして「寝正月」のことがとても多かったのです。

ここのところ「毎日が日曜日+長期休暇」の生活をしているので、
●元旦にゆっくりのんびりすることもない
●日常的に歩き回っているので元旦だからと言ってウォーキングを休みたくない
※平均的には毎日7000歩/日以上は歩いています。

そんなふうに思っていたところ、街の掲示板に「元旦あるこう会」という小さな案内があるのを見つけたのです。
https://www.se-sports.or.jp/gantan/index.php
●日時は1月1日
●集合時間は9時50分
●歩く距離は片道7~8㎞(往復なら15㎞)くらい
●順位競争はなし
●参加費は無料
という様子です。

問題は「目が覚めるかどうか」だけです。
「朝まで生テレビ」を見てしまったら起きるのがしんどいし。。。。
という本音も見え隠れてしまいます。

何とか目が覚めました。
集合場所まで歩いて行かなければいけないので集合時間よりもかなり早めに家を出ました。
近所の神社も空いているようなので初詣も。


集合場所について驚いたのは、
IMG_1669②.jpg
スタッフは高齢者ばかり
~まさしくボランティアっぽい世話好きな団塊の世代以前の人多数
おまけに知らない人ばかり
~どうも知り合い・お仲間が多い様子
リピーターが多い
~参加賞の「干支の根づけ」を5~7個くらい持っているという声があちこちから
 IMG_1674②.jpg
 IMG_1676②.jpg  
「今日は少なそうだ」と皆さんがおっしゃっている
~「卒業者」の数ほどには新入生は増えていない状況で、「アナウンス」の少なさも合わせれば知らない人は多いはず
●スタッフの方の話によれば、この集合場所では約100名程度の参加だとか。
●どう見ても平均年齢は70歳アラウンドです。
~私なんかとても若い参加者です。


「出発しましょう」の掛け声とともに出発です。
●歩きが少しゆっくり
●スタッフの方が少しおせっかいぽい
な点が気にならないわけでもありませんでしたが、皆さん一生懸命なので、腹も立ちません。
たまには団体生活に従わなければと思うとなんだか楽しくなりました。


ゴールのスポーツセンターのグランドに着くといろいろ感じ入ってしまいました。
落伍者がいない
「帰りも歩いて帰る」という人が相当数いる
「弁当が出るわけでもなく」「屋台があるわけでもなく」極めてシンプルな運営ぶり
区長も歩いて参加したとかで挨拶もそれなり
~「ふるさと納税で50億円流出する」とお願いベースの話を聞いても、「他自治体に高額納税なさるタイプの方」はこの中にはいなさそうでした。
来賓として雛段に並んでいた都会議員、区会議員の紹介の時には拍手がごくわずか(さすがに東京です。「あんたは関係ないだろう」状態です)。
45回目の開催
このグランドは今度のオリンピック、パラリンピックではアメリカチームのキャンプ地になるのだとか
~区長の話だと参加者はこの日の1000名。アメリカの関係者も1000名くらいなので今日の参加者くらいの人数のイメージ
IMG_1671②.jpg
大会会長の話によれば「税金はあまり使っていない」とか

全体として、運営がとてもよく肩の凝らないものでした。
高齢者なるがゆえのゆったりした運営ルールが上手くワークしていたようでした。

こういうある意味堅苦しいでした会でしたが、「人生の先輩をリスペクト」する楽しい会でもありました。

年に一度くらいはこういう行事に参加してもいいかもしれません。
黙々と流れに沿って歩けばいいので一人でも十分参加できます。
来年の元旦も早起きしなければと思いました。

都合、22,552歩/日の元旦でした。
IMG_1673②.jpg


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