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今年のテーマは「改善」 [一人合点の「いい加減な話」]


新年です。
「オリンピックイヤー」「令和初の新年」で盛り上がっていますが、多くの「個人」さらには「企業」「自治体」「行政」あるいは「各種団体」の運営には「だからどうなの?」と言うのが本音ではないでしょうか。

昨年は「働き方改革」に代表されるように従来から曖昧だった部分が「本当はこうなんじゃないの?」という形で一歩踏み出した一年でした。
「桜を見る会」の問題にしても「当たり前のように思われたこと」が「それって変じゃない」と声が上がり始めました。

※元旦の深夜の「朝まで生テレビ」の議論を聞いていると、「いろいろ考え方があるもんだ」と思わざるを得ないのも事実ですが。。。。


今の日本では「革命」どころか「改革」という言葉もなかなか受け入れられないものがあります。
ならば、わかりやすいのは「改善」という言葉ではないでしょうか。

たとえば、
●「運転免許返納」したら困る人がいるのなら「そういう人が困らないように知恵を絞れ」
●「老後の資金不足」でたいへんというのなら「そういうことで困らないように工夫しろ」
●「人手不足」なら「人が少なくても運営できるようにしろ」
●「後継者不在」なら「いまさら無を有にできないのだから次善の策を練れ」
等々、「ダメな理由」や「前に進まないブレーキ」ばかりを強調しても時間が過ぎてしまうだけのようです。

「運転免許返納」対策として「自動運転」で対応するというのは「革命」が必要です。
地方の限界集落の能動を走る「軽トラック」まで「自動運転」にするには時間もお金もかかるのではないでしょうか!


世の中の思考や行動に「改善」という基準がが入ればもう少しわかりやすい議論や行動がとれるはずです。

こういう話をすると、よく出てくる話が「効率を求める」「効率化」ということです。
これは危険です。
「効率化」とは「手順省略」にすぎず、谷間に落ちた不便や不効率が生じることが多いからです。

どうすればいいのか?
それは「理にかなっている」「合理的」ということです。

「人」も「企業」も「組織」も時間と戦っています。
「いつまでに」「何をするか」「何をしないか」「どこまでするか」
等々、ゴールや目標も意識しなければいけません。

最近の世の中の状況を見ていると「理にかなっているかどうか」がどうも軽んじられているような気がします。

「人手不足」と言いながら「必要でもない事業」が喧伝されたり、「税収が足りない」と言いながら「税金の無駄遣い」が放置されたりということが多くないでしょうか。
とても理にかなっているとは思えません。

期待したいのは「昨日よりも今日はよくなった」と実感したいものです。
それが「改善」です。
「改善」しましょう。





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