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「生活ストレス」からの息抜き [みんなうすうす気づいている]

昨今の世の中のことを「ストレス社会」と呼ぶ方もあるようですが、社会生活にストレスはつきものです。
それに対して、いかに「小さくするか」「息抜きするか」「ガス抜きするか」を論じる方は多いようですが、「生活ストレス」からの息抜きについて語る人は少ないようです。

「生活ストレス」の具体的な例は、家族や友人関係などの「人づき合い」、お金が絡む「貧困」、体調がイマイチの「病気」等々が思い浮かびます。

「心を強くもて」とか「がんばれ」と言われても「それができるくらいならストレスなんかないわい」と思ってしまい。

「もっと細かく」「もっとストイックに」と言われても逆にストレスは高まってしまいます。

「乗り越えるんだ!」「克服するんだ!」と言われてもそこまで強くありません。
逃げたくなってしまいます。
「お酒」「投げ出し」等々も課題を先送りするだけになってしまいます。

私のように、
・楽器や絵画や書道等々の気の利いた趣味も特技もない
・スポーツもしない
・読書もしない
という者には無策です。

まぁ、「人に言えない秘密の出来事」を持っていたりしたらさらに快適になれるかもしれません。
たとえば「実は、私はスーパーマンだったのです」「女装が趣味です」とか。

私の場合は「好奇心が薄れない」ということだけが救いなのかも。
今は仕事をしていないので「ノープランの旅に出る」ことで救われています。
ただ、財布と相談なのでケチケチ旅行に慣れる我慢は必要です。


かつての私がマネジャーをしていた職場での出来事です。
若い部下に対して「本を読め」というのが口癖の上司がいました。
そう言われるたびに、彼は当惑したような顔をしていました。
「そんなこと言われても困ったな」です。

その上司がいない時に若い彼を呼んで、
「官能小説」とか「まんが」から入ればいいよ。「好きこそものの上手なれ」と言うじゃないか。
「いやいや、しぶしぶ読んでもストレスがたまるだけだから」
と伝えました。
この二人がその後どういう職場人生を歩んだかどうかは知りませんが。
私は本を読むのが苦手なので、肩の凝らないものを読むことにしています。


先日、小学校の先生と話す機会がありました。
「全員にパソコン貸与って大変だね」と言うと、彼は「えーそうですか?」と返してきました。
「音楽とか書道とか絵画とかスポーツもセットでやったほうがいいよ」と私が言うと、彼はさらに怪訝な顔に。


私が職場生活で見た限りでは、「マンガ」や「書道」や「音楽」が好きな人ほどパソコンの展開力があるということです。

私のような昔人間が思うのは、
子どもの時からパソコンやスマホで便利な生活を送るようになってしまうと、生活ストレスからの息抜きをどうやってするんだろう?
と言うことです。

「なるようになるさ」「ケ セラ セラ」だよ
と、次代の方は乗り切って行かれるのでしょうか!?


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