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野村監督も「なにくそ」派 [成功の秘訣15か条]

野村監督の追悼番組を見ていて気がつくことは、

出発点が「なにくそ!」だったということ。


2020年2月12日(水)に放送されたNHKの「クローズアップ現代+

密着半年 野村克也さん 最期のメッセージ

では、数々の語録とともに、野村監督の人となりを丁寧に伝えていました。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4385/index.html



中でも、番組では、

劣等感じゃない?そういう劣等感が自分を支えてきたと思うよ。半端じゃない貧困家庭で育ったから。キンキラキンなんて。エリートの人はこういうのはしないよ。

(中学の)野球部の集合写真があるけど、俺1人だけ短パン履いてランニング着て、ユニフォーム着てないんだ。ひたすらがんばって、いずれ母親を楽にさせてやりたいという、その一心だね。母親が苦労する姿しか見てないから。

テスト生から一軍に上がった例はないかもしれないが、実力の世界じゃないの。バットを振って振って、振りまくって。

野球の方法論まではわかりませんが、野村監督の「人となり」の出発点は「なにくそ!」「負けてたまるか!」にあるような気がしてなりません。


今の世の中のテーマである「働き方改革」「働かせ改革」等々を否定するつもりはありませんが、「挑む」ということの出発点はこういうところにあるということを気づかせてくれるお方でした。

合掌


<参考>

成功の秘訣15か条
https://beniha.blog.ss-blog.jp/2018-12-31-1

私が仕事で出会った成功者のお姿を見て整理したものです。

◇①『情熱家』であること (一生懸命・一所懸命)
◇②『こだわり』を持っていること (目標は明確なれど方法論は柔軟)
◇③『せっかち』であること(クイックレスポンス・素早い対応)
◇④『マーケットの向こう側から見る』こと (現場主義)
◇⑤『負けず嫌い』であること(なにくそ)
◇⑥『教育』の大切さを知っていること(人材の育成)
◇⑦『自らがやる』こと (率先垂範・まめ)
◇⑧『細かい』こと (緻密)
◇⑨『くどい』こと (凡事徹底)
◇⑩『声が大きくおしゃべり』なこと(やかましい)
◇⑪『ケチ』であること (数字に明るい・節約)
◇⑫『工夫屋』であること(創意)
◇⑬『貪欲』であること (根気強い・粘り強い・チャレンジ精神)
◇⑭『好奇心』旺盛であること(高い関心)
◇⑮『ストイック』であること(精進・禁欲的・自らに厳しい)


※2000年のことでした。今まで仕事で出会った企業経営者の皆さんの「人となり」や「成功の秘訣」を「成功した企業トップの15か条」としてまとめたものです。
私が在職中に企業組織、企業グループ、各種団体、お役所などの勉強会で説明ペーパーとして使ってきたものです。

時の人、野村克也監督、槇原敬之さん、皆さんの上司、お取引先の幹部あるいはあなたご自身のチェック表として活用していただければ幸いです。

個別具体的にご確認されたい方は、「成功した企業トップの15か条」のカテゴリーをご笑読ください。
https://beniha.blog.ss-blog.jp/archive/c2300306038-1


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