SSブログ

「そのお店」必要ですか? [新型コロナ]

新型コロナで「外出自粛」「営業自粛」が続き、「経済」とか「経営」とか「商売」について多くの人たちがうすうすお気づきになったことがあるのではないでしょうか?

例えば「近所の商店街の中で本当に必要なお店はどのくらいか?」ということです。

ただでさえ「商店街が寂れていく」と言われ続けて久しいですが、実は地域の住民の皆さんに必要とされていないお店が多かったということです。


「営業自粛」を要請されるや「補償とセット」「家賃が払えない」と言うような声がたくさんありました。
事実そうなのでしょう。

売上が「0」になれば家賃などの「固定費」を払うのも大変なはずです。
ところで、「1か月くらいの休業で家賃が払えない」ということはどういうことを意味しているのでしょう?

新型コロナでなくても、ご商売と言うのは「食中毒や不祥事やクオリティの見劣りやライバルの出現」などで売り上げが激減することは間々あります。
そういう時はどうなさっていたのでしょう?


マスコミではコメンテーターの皆さんが、
経済の破綻で自殺者が出る
「重症で失われる命」も「経済の悪化によって失われる命」も同じ命
「経済をもとの状態に戻さなければいけない」
等々とわかりやすいお話をなさっていますが、

マスコミには「視聴率」「聴取率」あるいは「コメンテーターの人気」と言う指標があり、政治家には「選挙」と言う指標があります。

つまりそういう「指標を意識したバイアスがかかってしまう」ということを考えなければいけません。


「医療崩壊」「医療体制の整備」ともっともらしいことをおっしゃっても、
新型コロナはワクチンもなければ安心して使える治療薬もない
新型コロナ以外の傷病人が医者に行けない
と言う課題は、他の病気の比ではありません。


「経済の悪化による命の危うさ」と「新型コロナの重症化による命の危うさ」を天秤にかけたり比べることには無理があります
どんなに検査数が増えても「治療方法」が確立しない限りは不安が続きます。
感染症なら「予防」と言う言葉が前面に出るはずなのに、新型コロナには「予防」と言う言葉が使われません


生活者には「新しい生活様式」が求められているにも関わらず、「経済を元に戻す」と言う発想もよくわかりません

新しい経営のやり方でGNPをもとに戻す
と言うのなら意味がよくわかります。


今までの経済の仕組みに戻るだけなら
非正規労働がまた増える
利益率の低い「観光」「サービス業」に「人」「もの」「かね」などの経営資源が向かう
東京一極集中が回避されな
「職場うつ」に悩まされる
という課題が元に戻るだけです。


先ごろ大手居酒屋チェーンが「不採算店舗の大漁閉店を決めた」と言うニュースが流れました。
国民が「新しい生活様式」を指向する以上、旧態依然の「儲からないご商売」はますます経営内容が悪化していくはずです。


「新しい経営方式」「新しい商売」が生まれてこない方が不思議です。


国民の皆さんは今回の「ステイ・ホーム」で
お金を使わなくても生活ができる
捨てたいほどモノにあふれた生活
ということを実感しました。


そのお店必要ですか?
を併せ考えながら新型コロナから卒業していかなければいけません。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「求人」と「求職」には新しい取り組みが必要 [新型コロナ]

「仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率」が昨日(2020.05.29)になりました。

NHKのニュースによれば、
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200529/k10012449471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_106


●先月(4月)は1.32倍で、4か月連続で前の月を下回りました。先月は新型コロナウイルスの感染拡大で全国に緊急事態宣言が出され経済活動が大きく制限されたことなどから、新規の求人が大幅に減少

都道府県別にみると、
・最も高かったのは福井で1.88倍、次いで岡山が1.76倍、東京が1.73倍、広島が1.64倍、香川が1.59倍など
・最も低かったのは沖縄の0.91倍で、次いで青森が1倍、神奈川が1.03倍、長崎が1.04倍、高知が1.07倍など

産業別にみると、
・減少率がもっとも大きかったのは宿泊・飲食サービス業で47.9%、次いで生活サービス関連・娯楽業で44%、製造業で40.3%それぞれ減少

加藤厚生労働大臣は、29日公表された総務省の先月の労働力調査を踏まえ、
非正規で働いている方が大きく減少
休業している方も400万人を超え
雇用情勢が厳しい状況になってきている。
・雇用調整助成金の申請も決して多いとは言えないので、制度の活用を強く働きかけるなど必要な対策をとっていきたい
と。


あまり異論がないようですが、私が思うのは、

●新型コロナが蔓延した4月の数字にしては堅調

昨年の人手不足はどこのだれが言っていたのか?
~その時採用された人たちの今はどうだろう?

「産業別」でアプローチするのではなく、問題は「職種」ではないのか?
AI,ITの発達した今は職種あるいは資格の時代です。こういうアプローチのままではミスマッチが起きているのではないかということ。

●「失業」「休業」にお金をつけるだけではなく「職業訓練」に力を入れ就職機会を拡大すべきではないか。

新型コロナによる「医療」面を担当している大臣が「労働」問題まで合わせて担当するのは無理がある。
「一億総活躍」とか「女性活躍」とか「働き方改革」とか「少子化対策」という大臣を少し整理して「厚生」と「労働」を分けるべきではないか。

等々です。


新型コロナで「働き方」「企業の経営ぶり」は大きく変わったはずです。
人手求める企業側の思惑仕事を求める労働者側の課題を整理し、時代の要請に合った新しい取り組みにかじを切ることも必要ではないでしょうか!


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「上から目線」の中にこそ真実は多い [みんなうすうす気づいている]


みなさんが何気なく口にされる言葉に「上から目線」とか「人それぞれ」と言うのがあります。

私の考えは、

「上から目線」の中にこそ真実は多い

~緊急の時、「です」「ます」などと話していては逃げ遅れてしまいます。
発言者は真実を話しており、貴賤上下なく従うはずです。
また、「ウソ」の時の切り崩しも簡単です。


「人それぞれ」と言う人との議論は無駄

~結論を「人それぞれ」と言ってしまわれたら、今までの議論は「何だったの?」になってしまいます。



昨日は地方の方からお電話をいただきました。
どうも「起業」ないしは「発明を商品化」したい様子です。


私の方から、
・世の中の必要性は?
・競合・代替商品はないのか?
・マーケットはあるのか?
などと質問をしたら、

「そんな風に『上から目線』で聞かれるのならもういいです」
との本音が返ってきました。

「ところで、この話を本気で回答したり相談に乗ってくれた人はいますか?」
と私が聞くと、「聞いてくれる人はいない」と。


私が、「あなたはやさしい言葉を待っているのかもしれないが、そういう人は当たり障りのない話しかしないですよ。上から目線を否定したり拒絶反応を示していたら『相談に乗ってくれる人はいない』ですよ」と切り返すと、彼も驚いたようです。きっと「思い当たること」があったのでしょう。


「まず、商品の特長や必要性を整理し、あわせて5W3Hで切り口を整理したらうまくいきますよ」などと私が言うと彼もうすうす気がついたようです。

①When (いつ) :時期
②Where (どこで):場所・エリア・マーケット
③Who  (だれが) :登場人物
④What  (なにを) :製品・商品・サービス
⑤Why  (なぜ)  :事情・理由

①How much (いくら)  :予算、採算、資金調達の方法
②How long (いつまで) :期間、寿命
③How to  (どのように) :やり方、ノウハウ

の切り口で絵を描いてみたら話がしやすくなりますよということです。


彼曰く、こんな風に言われたのは初めてだと。
結局彼とは2時間も電話で話してしまいました。


※銀行員をやっていると、この手の話はよくあります。
「その商品がいかにいいか」の言葉に酔っている人が多く、全体像が浮かび上がってきません。
篤志家なら「商品に惚れる」「人物に惚れる」ということもあるのでしょうが、銀行員のようなサラリーマン相手にはそれなりに切り口を整理して話すことが必要です。

「上から目線」に打ち勝つ臨み方も必要なのです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「巣ごもりストレッチ」と「医療迷子」 [新型コロナ]

GWのとある日、突然「腰痛」になってしまいました。
「腰が痛いのか」「座骨が痛いのか」
とにかく「歩行」特に「階段の上り下り」に激痛が走ります。
「咳」をしても痛みがあります。

ネットで症状を照らすと、
・座骨神経痛
・脊椎管狭窄症
のような症状に酷似しています。

原因もよくわかりません。
ここ数年、毎日ウォーキングをしていて、今年になってからは、毎日@10,000歩以上をキープしていました。
10,000歩と言えば、約7kmです。
今までは「車」や「自転車」あるいは「電車」で行っていた所もすべて「歩き」往復です。

ふと思ったのは「歩きすぎ」の弊害かも。

もう一つ思い当たるのは「椅子に座る姿勢の悪さ」です。
何気なく座る椅子ですが、背中が丸くなっていたようです。


医者に行った方がいいけど、「コロナ騒動」の渦中では行きたくありません。
やむなくドラッグストアで「飲み薬」と「湿布薬」を買い求めて我流処置です。

まさしく「巣ごもり」「外出自粛」です。


「日にち薬」と言うのか、ある日から急に症状が改善しました。
東京ローカルの「MXテレビ」の番組内でやっていた簡単なストレッチをやり始めてからです。

椅子に座ったまま「身体の筋を伸ばす」ものです。
この時思ったのは「なんて体が丸くなっていたんだろう」ということ。

NHKのテレビ体操ほど難しくなく動作も簡単です。
たったの1動作です。
普段使っていなかった「身体の筋」を伸ばすだけです。
気が向いた時、一日何回かやることにしました。

難しいことは続かない
と言うのも私のモットーの一つです。

※ちなみに、MXテレビは自ら「二流、三流」と言うほどのくだけたテレビ局です。
とても「東京都」が出資しているなどと思えないような柔らかい番組もあります。
ただ、大手民放局にはない気楽さがあります。


「緊急事態」宣言も解除されそろそろ病院に行こうかと近所の皆さんに「評判のいい整形外科はありますか?」と聞いてみたら
「うちの子は〇〇に言っている」
「近くの〇〇は評判が悪いみたい」
「あそこの先生はおじいちゃんだから」
「あそこは内科も兼ねてるから本業ではないかも」
等々。

これでは行く医者も決まりません。
「医療迷子」状態です。

新型コロナで「医療崩壊」と言う言葉が多用されましたが、
「コロナ患者優先」
「病院がパンク状態」
「コロナがうつるといけないから行かない方がいい」
等々と病院にアクセスできないことだとばかり思っていましたが、「お医者さんを探すのもたいへん」と言う状況もあるのだと思ってしまいました。

お医者さんの多い東京ならではの贅沢な悩みかもしれないですが。。。
散歩の途中で見かけるのは「歯医者」さんの看板ばかりでした。




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

近頃気になる「政治のこと」~ポストコロナ [新型コロナ]

安倍首相のスピーチを聞いていると気になることがあります。

一言でいえば、「軽い」。
良く言えば「楽天的」「大胆」、悪く言えば「慎重さを欠く」「調子がいい」「深く考えていない」と言うようなことでしょうか?

例えば、「オリンピック誘致のスピーチ」を覚えていらっしゃいますか?
例の “The situation is under control .” と言う言葉です。
多くの日本人は「本当なのだろうか?」と思われたはずです。
 
まぁ、東京に住む私たちが日常的に深く考えない程度にはコントロールされていると考える程度でしょう。


「森友」も「加計」も「桜」も「黒川」もおおむねこんな調子で時間は過ぎていきました。
多くの政治家も「重箱の隅をつつくような批判や非難」はなさっても、「こんなことやっていては日本がダメになる」とおっしゃった方は少ないような気がします。


今回の新型コロナウィルスについても、まずまずの形で緊急事態宣言が解除されるところまで来ました。


ただ、多くのことが対処療法的でした。
はじめての経験とはいえ「パンデミック」と言う言葉は日本語になっていたはずです。


1.「医療システム」については場当たり的な部分も多くみられました。

第2波、第3波に立ち向かうことができるでしょうか?

・ウィルス感染者であふれた医療崩壊寸前の状況はどのように受け止めたらいいのでしょう。
・医療体制を自慢する知事はいても応援を出したという知事の話は聞こえてきませんでした。
~ベッドはあったけど医療従事者に余裕はなかったということでしょうか?ノウハウ習得のチャンスだったはずです。
・通常の医療が受けられない人も増えてしまいました。
~その程度の病状の方も多かったのかもしれませんが、重症者や早期治療の必要な方も多かったはずです。
・病院の経営問題も起きてしまいました。
・医療従事者の疲弊と風評被害もありました。


2.「営業自粛企業」は第2波、第3波が来たらどうするのでしょう。

・今回は「補助金」や「無利子融資」で凌ぎました。
・次も同じ対応でいいのでしょうか?同じことができますか?
・今回は多くの企業が「たいへんだぁ!」とおっしゃったので本質がよくわかりませんでしたが、平時なら「自転車操業」と非難されてもおかしくないような経営ぶりです。
特に「家賃が払えない」というのは本当だったのでしょうか?
だとしたらいつでも息詰まるリスクがある経営ぶりだったということが言えるのではないでしょうか?


3.あの現金給付「10万円」は必要だったのでしょうか?

まだ手元に渡っていない人は多数います。
しかし「悲鳴」が聞こえてきません。
生活の資金繰り不安が出るのはこれからでしょうからグッドタイミングで役に立つと言ってもいいのでしょうか?
第2波、第3波が来た時も同じように配るお金はあるのでしょうか?
国債増発ですか?
増税ですか?
既往予算の見直しですか?


4.教育分野の仕組みは今のままで時間との駆け足でいいのでしょうか?

・2020年から「小学校のプログラミング教育」が必修化されるはずでした。
しかし、「オンライン授業」さえできない学校制度の中での優先順位はどうだったのでしょう?

・ただでさえ「先生が忙しい」と言われていた中で、今年はどうするのでしょう?
「オンライン授業化」や「短い時間で1年を終える」など可能でしょうか?


5.「非正規」の皆さんはどうなさるのでしょう?

「雇止め」や「解雇」の行き先が「Uber」と言うのも不思議です。
これではいつまでも非正規から卒業できません
都会にいる必要がありますか?
「正社員化」は希望されないのですか?


6.「インバウンド」政策はどうするのでしょうか?

「緊急事態宣言」が解除されるとほどなくして外国人旅行者を受け入れるような気配がしています。
・今回の「新型コロナウィルス」は外国からやってきたのです。第2波、第3波を心配するのなら外国人の受入れのスピードややり方は考えなくていいものでしょうか?
・市民生活が混乱するほど外国人観光客が押し寄せてきた観光地もあったはずです。また後戻りするのでしょうか?


7.外国人労働者や留学生の扱いをどうしますか?

「マスクをしていない人」「路上で喫煙している人」「電車の中で電話をしている人」などを見ていると「日本語をお話にならない人たち」に遭遇します。

・日本で生まれ育っていない
・日本で社会教育を受けていない
人が増えていく不安はありませんか?
「国際交流」にも日本なりのルールとピッチがあるはずです。


8.災害とパンデミックのダブルパンチ対策も必要です。

今回の「外出自粛」(STAY HOME)状態の時に、
・大災害に遭遇してしまったら
~例えば「大地震」
・社会インフラに障害が出たら
~例えば「停電」
どうするのだろう?とご心配された方も多いはずです。
さてだれがどのように対応なさるのでしょう。


9.「経済のあり方を変える」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、「経済」にだけ着目していていいのでしょうか?

・「産業構造」は見直さないのですか?
~農業はどうするのですか?「産業」として自立していく必要があります。
非正規を多用する産業構造でいいのでしょうか?
・「行政の在り方」は見直さないのですか?
~「盆と正月が一度に来る」とワークしなくなりがちです。
なぜ平時の備え(準備)をなさっていなかったのでしょう?
「公務員の働き方改革」の本質が砂の上にあるようなものです。


危機に直面するたびにテレビ・ラジオできれいごとをおっしゃる方々の仕事は減ることはありませんが、現場は振り回されてしまいます

現場がワークしない社会や組織は危うさと背中合わせなのです。

  IMG_3522-01.JPG

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

東京都のロードマップが「感染経路」を教えてくれる [新型コロナ]

全国の「緊急事態宣言」が解除されました。
なんとなく「ホッとした」と言うのが本音ですが、今なおスッキリしないことがあります。
つまり、「緊急事態宣言が解除されたから明日から元の日常生活に戻しましょう」ということではなく、「徐々に様子を見ながら元に戻しましょう」ということです。

たしかに、「日本社会全体が病気だった」のですから「徐々に身体を慣らしていきましょう」という気持ちはわかりますが、多くの方々が「新型コロナにはかかっていなく、閉じこもっていただけ」だったはずです。


具体的な感染経路(感染源)は何が多いのか?

ここを語る人がいません。
PCR検査や抗体検査の必要性を語られるのはよくわかるのですが、あそこに行くと危ないよと言う「リスク管理」「予防策」が具体的に語られないのです。
つまり「かかった人をどう見つけるか」ではなく「どうしたらかからないのか」の方が私には重要です。

「濃厚接触」を避ける
「三密」(「密閉」「密集」「密接」)を避ける
マスクをする、うがいをする、手洗いをする

と何度言われても、「なぜ?」がついて回ります。
印象とかイメージではよくわかります。
でも、
・「家族」間では守れていますか?
・仕事の関係では「三密」が避けられない職種もあるのではないでしょうか?
・「学校」がたいへんと言ったところで、親御さんのご事情(罹患状況)はどうなのでしょうか?


「感染源」はこんなところです

とストレートに言わない(言えない)のがとても不思議です。

ただ、うすうす想定(想像)できることがあります。
それは東京都のロードマップです。

つまり「休業要請の段階的緩和」こそ「感染源(感染経路)の可能性を示す」ものではないかと思います。

東京都のロードマップをよく見てみましょう。

1.博物館、美術館、運動施設、学校 等
2.学習塾、劇場、集会場、生活必需品販売以外の店舗 等
3.マンガ喫茶、パチンコ屋、ゲームセンター、遊園地 等
4.飲食店(居酒屋を含む)等
5.接待を伴う飲食店、ライブハウス、カラオケ店、ジム 等

なお、イベントは参加人数を徐々に増やす扱いになっています。

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html

おそらくこういうルールは「感覚的に決められた」ものではなく「罹患された患者さんの感染経路」を意識し決められているのではないかと思います。


君子危うきに近寄らず

ということしかないようです。


しかし、
「都道府県境をまたぐ移動の制限」要請はまだまだ続くようです
ここはよくわかりません。
「濃厚接触」や「三密」を避ければいいじゃないですか!
おそらく「患者」さんの感染経路を追ううえでネックとなるからなのでしょう。


「外国人旅行者」の受入れについては意外と早く再開されそうです。
都道府県境をまたぎ移動の制限には慎重で外国人の受入れはやや時期尚早と思うのは私だけでしょうか?

外国人のよく宿泊する観光地の「ホテル」「旅館」はしばらく利用したくないという本音もあります。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「テレワーク」よりも「分散オフィス」 [新型コロナ]

新型コロナは働き方にも変化をもたらしました。

たとえば「テレワーク」。
何人かに聞いてみると、

丸の内に本社のある大企業の方
慣れの問題が多い。
慣れれば「出勤」しなくてもできることが多いというのがわかった。

ある企業の経営者
うちは半分出勤、半分在宅でやっている。
慣れればできる。
おもしろいのはみんなが太ってしまったようだ。

こういう感想が支配的なのかどうかはよくわかりませんが、「新型コロナ」以前の働き方の課題を考えてみましょう。

「満員電車」に揺られた長時間通勤はたいへん
「東京一極集中」の弊害も大きい
●いわゆる「働き方改革」が必要
というようなものがありました。

もう少し前に時間を戻すと、
「災害」の時の対応が必要
というのもありました。


ところで「テレワーク」は効果的でしたか?
勤務評定はどうするのですか?
モラールは続きましたか?
組織(チーム)で仕事をする」というやり方に立ち返った時の評価はいかがですか?
「新人」さんの育成はどうなさいましたか?

私は「テレワーク」ばかり礼賛していいものかと考えてしまいます。
たとえば、
副業の自由化
特定の仕事の受託作業
なども併せて考えると、「テレワーク」でできる仕事をそれぞれの方に委託するというやり方でいいはずです。
そうなると、
今まで「社員」だった人は「個人事業主」「フリーランス」ということになり、能力差も著しく出る反面、「社会保険」「福利厚生」などもすべて自分の責任で取り組まなければいけなくなってしまいます。

そこで受け皿として「企業」化してしまえば、今までと同じような仕組みが待っています
少し違うとしたら、いろいろな企業の仕事を受注し「テレワーク」メンバーに振っていくというコーディネート業務が本社(本部)機能になります。


それも一つの方法ですが、安定した「働き方」を求めるのなら、各企業がオフィスを分散して取り組むというやり方もありそうです。


たとえば、今までは「丸の内」のビルのフロアにすべての部門があったのを、部門ごとに郊外に分散配置することにするのです。
たとえば、丸の内とは反対方向の場所(所沢、八王子、松戸等々)にオフィスを作ります。
・23区からだと通勤電車は反対方向です
・東京近郊の方なら通勤時間が明らかに短くなります
・各部門との調整は「テレビ会議」を活用します

「テレワーク」と言っても情報管理も難しくまた人肌が伝わる距離感のほうが成果が上がることも多そうです。


たとえば、学校の授業がオンライン授業やテレワーク主体になるのだとしたら「先生だけ学校オフィスに出勤」ということでもいいはずです。



私は銀行員でしたから、「本部」や「本店」が東京駅のそばにあり、「支店」や「拠点」が地方や海外にありました。
そして、「研修施設」や「電算センター」は郊外にありました。
この本部、拠点を結ぶものは「テレビ会議」でした。

今となっては面白いなと思うのは「本部」「本店」が東京駅のそばにあることを競うようなところがあったことです。


まぁ「東京 銀座 〇〇堂」というブランドステータスだったのかもしれません。
ただ、これほどまでに「AI]や「IT」が発達した現在にあっては「東京駅のそばに本部がなければ困る」ということもなさそうです。

かつて「銀行の合併」というのは近隣に本店のある銀行が規模拡大と効率化を狙ったものが多かったと思いますが、今は「北海道」と「九州」の銀行が合併してもおかしくはありません。「コンピューターの発達がなせる技」です。


そう考えると、一気にテレワークに進まなくても、「オフィスの地域分散」あるいは「分散オフィス化」も検討に値すると思います。


「実はうちは昔からやっているよ」という方の中には、オフィスが手狭になったために近くのビルのフロアを借りて分室を作っていらっしゃるところが多いようです。
これでは「通勤経路」「通勤時間」は変わりません。


「東京一極集中排除」ということで、いきなり東北や九州にオフィスを分散してしまったら働く方の「生活」への変化が大きくなりすぎます


そういえば、今年の「年末の挨拶回り」や来年の「年始の挨拶回り」はどうのようになさるのでしょうか?
「テレワークでいいや」という時代になっているかもしれません。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「国会議員」の「数」と「立ち位置」を問え! [新型コロナ]

新型コロナでクローズアップされたのが「知事」の仕事ぶり。
反対に呆れられたのが「国会議員」の立ち位置。

ネットなどでは、

●国会議員は地方の仕事をするのではなく国政を考えるのが仕事
●みんな選挙に行こう
選挙に行かないからああいう人たちが選ばれてしまう

等々とも書き込まれていました。


しかし、いざ選挙となると、

小選挙区制のため必ずしも自分の選びたい候補者がいない
●小選挙区制のため第2順位の得票した候補者は当選しない
●ポスターや公報を見ると「中央とのパイプが太い」「地方創生」等々が前面に出ています
●「あの道路は〇〇さんが作った」的な評価を受けるのも国会議員の方です

つまり「国政」と言いつつも「地元への資金誘導」みたいなことで評価をされてしまうのです。

これでは「国政」「国のあり方」を論じる人たちが「いかに地元を潤したのか」が基準で選ばれてしまうということになってしまいます。
しかも「選びたい人はいない」という現実を伴いながら。

結果、「天下国家」を議論する人は地方からは生まれない(立候補できない)ということにもなってしまいます。
あの先生は地元のために何もしない」と言われてしまうだけです。

つまり、国会議員はこんな具合で選ばれているのです。


もし、
国会議員の数がもう少し少なかったら(例えば半分だったら)
もっと選挙区が広かったら(例えば都道府県域を越えた「〇〇地方」と言うブロックだったら)

などと考えてしまいます。


国会議員に理想を求めるのは可能ですが、今の選挙制度で皆さんの思う人が当選する余地があるでしょうか?


今の自民党には「ポスト安倍」の人材すら見つかりません
今の野党には「反対」や「批判」や「あらさがし」をすることはできても「国をどうするのか」と言うビジョンが見えてきません


こんな記事も見ました。
ある地方の保守系の国会議員候補として「おじいさんが国会議員だったタレントを推す」動きがあると。
小選挙区ですからもし彼が立候補したならおそらく彼は当選するでしょう。

人材を語る前に「議員定数」や「選挙制度」を吟味、議論しなければいけないようです。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

人生を語る「ドキュメント72時間」 [どう受け止めたらいいのか]

自分の人生を不特定の人の前で語ることはありますか?
そんなことを考えさせてくれる番組がNHKの「ドキュメント72時間」。

再放送が多いので定時がよくわかりませんが、昨夜(2020.5.22)の番組「名古屋 レトロ喫茶へようこそ」はいつも以上におもしろかったです。
https://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2020-05-22/21/7357/1199307/

題するなら「人生を語る」


好き勝手に毎日ブログを書いている私も、「哲学」を語っても「人生」を語るのはかなり勇気がいります

他の番組でインタビューを受けてお話される方もいらっしゃるかもしれませんが、「ドキュメント72時間」のように「生」に近い語りは少ないかもしれません。

たしかに、番組の意向や基準に照らして切り取られる部分があったり、取材されても取り上げてもらえない人もあるでしょうが、放映される部分からはちゃんとその人の人生を垣間見ることができます
しかも「ほど良い」時間で。
https://www4.nhk.or.jp/72hours/

「人のふり見てわがふり直せ」

とはよく言ったもので、響くものがあります。
進行は番組スタッフだけで「芸能人」によるチャラチャラした部分もありませんから心地よく入ってきます。


「自分の人生」を人前で語れるチャンスと言うのはなかなかないものです。
特に不特定の人の前では。

誰だって「話したくない」「話せない」ことは多いものです。
なんだか「心が救われる」ような気がする番組です。

そして、その撮影場所に行ってみたくなるのが不思議です。



興覚めな話ですが、現地に行ってみて残念なのは、バカな行政が訪問者の意図と違った観光地にしようなどと動いてしまうことです。
テレビ出たがり知事のところにはそういうところが見え隠れするのも実情です。
今回の新型コロナ対応でSNSやマスコミがチヤホヤした知事の中にもそういう残念な方があるようです。
選挙で選ばれるということはそういう危うさも併せ持っているのです。












nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

新型コロナで力がわかる「コメンテーター」力 [新型コロナ]

「新型コロナ」による外出自粛はどうしても「テレビ」「ラジオ」を見聞きする時間が増えました。
しかもワイドショーなどのコメント番組を選びがちになってしまいます。


今回の「新型コロナ」についてのコメントでは「不用意な言葉」はやはり自重気味です。
なぜかと言うと、
人命にかかわる
経済的な破綻につながる
と言う自らの人生や生活に直結するからにほかなりません。

そんな中で、いつもよく出演なさるコメンテーターの方のレベル感が微妙に伝わってきてしまうことがあります。

例えば、

芸能人のように出演料が頼りの方
~「外出自粛」「3密」は芸能活動には大きく影響しています。
「出演料」「講演料」などで大きく稼いでいらっしゃる方も多いはずです。
そのため「人命第一」から外れやすくなってしまう方も散見します。


株式などのマーケット収入への依存が多い方
~「新型コロナ」で株式は大きく下がりました。自己資金でなさっていない(例えば「信用取引」など)方の中には大変なことになっていることもあります。


賃貸住宅に住んでいる方
~多くの方は「所属事務所」がお支払いになっているのでしょうが、収入が落ち込むと家賃は気になるはずです。
また、「住宅ローン」「オーバーローン」のこともよくご存じない方もおありのようです。


自分の行きつけのお店を「中小企業」「零細企業」の典型と考えている方
~「銀座の高級店」「新宿2丁目界隈のお店」「行きつけの居酒屋」「流行りの美容院」等々の事情に詳しいのかもしれませんが、それが一般論ではありません。
特に「中小企業は計数管理ができない」などとおっしゃっている大学教授などには閉口してしまいます。
「銀行取引」あるいは「確定申告」などを通じて多くの企業経営者は最低限の「経営数字」をご存じのはずです。


「マイナンバー」に否定的であった方
~「ドイツの補助金の支払いが速い」と言う仕組みの中には「税金ナンバー」の存在があります。
日本にも「マイナンバー」制度があるのですが、「個人情報云々」と言ってそれなりの方が反対されたはずです。
その結果「マイナンバー」は中途半端なものになってしまいました。
本来的には「所得の把握が容易になり徴税の公平化につながる」と言った利点もあるはずです。
また「〇〇ペイ」や「〇〇ポイント」などのカードやアプリには無頓着な方も多いようです。こういうカードやアプリにも「個人情報管理の危うさ」が存在するはずです。

あるタレントの「マイナンバーの通知書もどこにあるのかわからない」発言にはびっくりしました。
そういう方も多いという実情はあると思いますが、多くの芸能人は「確定申告」をなさっていらっしゃるはずです。「確定申告」にはマイナンバーの記入欄があります。また貯蓄型の生命保険や損害保険にはマイナンバーの提出が必要だったはずです。
番組でコメントなさる場合はもう少し深堀してお話ししてほしいものです。


「数値」優先の方
「新型コロナ」のニュース解説の中には「感染者数」とか「陽性率」とか「実効再生産数」などの分子、分母の定義あるいはサンプル数をご存じないままに使われている方も見受けられます。

※「新型コロナウイルス国内感染の状況」(東洋経済)
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

「移動平均」と言う言葉の意味をご存じない方もいらっしゃるようです。

※「消費」を語る時に使われる総務省が行っている「家計調査は,全国から約9,000世帯を抽出した標本調査」であるということすらご存じなく消費を語るエコノミストと称する人がいらっしゃるのと同じです。
http://www.stat.go.jp/data/kakei/1.html#kakei_6
(出典:総務省統計局)

「地方バイアス」がかかりすぎた方
東京で暮らす人でも「高校までは地方で育った」と言う方は多いようです。
また「東京しか知らない」と言う極端な方もいらっしゃいます。
こういう人が陥りやすいのは「地方バイアス」つまり「地方は貧しい」「地方のあれは素晴らしい」と言う極端に振れる傾向です。
「本当に地方のことをご存じなのですか?」と言いたくなり人もいらっしゃいます。



各コメンテーターの立ち位置を見ると、それぞれのポジショントークが目立つようです。

数値はあくまでも後追い」なのです。
「ワクチン」も「治療薬」も一般化していません
だから、
「感染経路(感染源)」に近寄らない
「予防を徹底する」
しか今はないのです。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「クロネコ」「佐川」そして「ゆうパック」 [新型コロナ]

新型コロナは「宅配業者」の方との向き合い方にも「気づき」をもたらしました。
とにもかくにも、わが家の前に「宅配便」の自動車が来ない日はない状況が続いています
※ご近所さんがよく利用されるようです。

今では社会インフラとして欠かせない「宅配便」ですが、

「宅配」のありがたみを実感なさった方
「宅配」への不満を増幅させた方

新型コロナに伴う「在宅」の増加、「荷物の配り方」に関心が行ったのではないでしょうか?

あまり取り上げられませんが、それなりに課題も見え隠れし、また数年前の「再配達」問題、「人手不足」問題、「ヤマトの業績悪化」問題等々はその後どうなったのかなぁ!?などと思ってしまいます。


そんな中、私の好き嫌いを踏まえた各社の評価は、

「ヤマト」  ~ 丁寧

「佐川」   ~ 粗い

「ゆうパック」~ 空気を読まない

一言でいえばこんな感じです。



「荷物の渡し方」

・「新型コロナ」と言う急変した空気感を一番意識しているのが「クロネコ」さんです
・「ゆうパック」には、かつての親切心そのままのような方がまだまだ多いようです。
今にも玄関先にまで入ってこようとする配達の方が目立ちます。
今は「非接触」と言うキーワードもあります。

「高齢者」のお宅などのように「ドアの中まで運んでくれる」のを喜ばれる方は以前よりは減ったはずです。


「箱のつぶれ方」

・「薄い段ボール箱」に「重い荷物」ということも増えましたので一概に評価することはできませんが、気になる業者さんもあります。


「応対ぶり」

「個人差」で片づけられそうな切り口ですが、「経営サイドが荷物の配り方まで気にしているな」と言う空気が伝わってくるのが「クロネコ」さんです。
・身近な存在感のある「ゆうパック」は経営サイドが「配達の仕組み」まではチェックしていないなと言う感じが伝わってきます。


配達の人の「さわやか」ぶり

これは「制服」の効果がすごく大きな部分です。
・やはり「クロネコ」が一番です。
・「飛脚の佐川」さんは速そうなイメージがあります。
・「ゆうパック」さんの制服の色は思い浮かびますか?
「この人は休憩中タバコを吸っていらっしゃるかも」と言う印象が残ってしまいます。

玄関先でのトラブルを避けるためにはこういう先入観を持たれないような配慮が経営サイドに必要です。


「誤配送」の状況

この3か月ほどで何度か誤配送がありました。
・「待てど暮らせど荷物が来ない」という事案です。
・ネットで「荷物番号の追跡」をしてみると「不在」の表示です。
・送り先からは「発想した」メールが来ていましたので終日在宅していたのですが来ません。
・お隣の家の郵便受けに入れたまま数日が経ってしまったようです。
・お隣もわが家も表札を出しています。にもかかわらず。。。
お隣の奥様からは「お詫び」されましたがお隣に非はありません。
・先に「ネットの追跡」で気づいたので事なきを得ました。

先日も庭先で作業をしていたらわが家の前に車を止めて2軒先に荷物を配達する姿を見かけましたので追いかけていくとやはりうちの荷物でした。
すべて「ゆうパック」さんです。


「ハンコ」「サイン」の方法

最近は「シャチハタ」印を用意してドアの外で受け取るようにしています。
「クロネコ」さんと「佐川」さんは「宛名がわかるように」見せてからサイン(押印)をもらわれるようです。

前回の「ゆうパック」さんは「ここにサイン」方式であて名が見えません。
「あて名が見えないのですが」と配達の人に言うと「住所は確認して配達しているので間違いはありません」の一点張りです。
こういうやり取りの発想が「経営サイドが荷物の配り方まで気にしているかどうか」を教えてくれるのポイントです。
「誤配送」回避のためのいろはのはずです。

この方に「最近、誤配が続いたものですから」と申し上げたら「バイトが不始末でもしましたか?」と言うお返事でした。
「バイトか正社員か」など私たちにはわかりません。争うだけ不毛です。


「ネット連絡」の活用

ある日突然、「郵便局 お届け通知」なるものがLINE(ライン)で入ってきました。
「登録した覚えがないのになんで?」ということで一応日本郵政のサイトを確認しました。
e受取アシスト」と言う受け取りサービスでした。
https://www.post.japanpost.jp/service/e_assist/index.html

「クロネコ」さんは「アドレスをお客さんが登録」するやり方です。
クロネコメンバーズ」の登録だったと思います。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/members/

こういう時代ですからネット活用はどちら様でもやっていらっしゃるのでしょうが、「ニセ」が多いのもこの時代ならではです。入口の丁寧さは必要です。


高速道路を走る「トラックの順法度」

この2年ほど、深夜の高騒動ををよく走ります。
「運転ぶり」「走行ぶり」は「クロネコ」さんがピカイチです。
・運転手さんの安全
・荷物の安全
・社会的要請
などを合わせ考えたら経営姿勢も伝わってきます。


車の「駐車ぶり」、「傷みぶり」

なぜここに止めるの?
なぜこんなに傷が多いの?
と関心を持ってみてください。


このように書くと「細かいなぁ!」「過剰品質だよ」とおっしゃる方も多いのではないかと思います。

しかし経営サイドはここまで見ていかないといけません
緻密」と言うのが経営には必要です。
その結果で取捨選択するのが合理化です。
※これをやらないから「過剰品質」になってしまいます。

「手抜き」とか「粗い」と言う言葉は将来の致命傷を生んでいくはずです。
ことが起きてから頭を下げるのは経営ではありません
経営リスクを具体的に嗅ぎ取っていただきたいのです。

特に「個人のマーケット」を相手にする以上は「サービスの取捨選択」を日常的に行わなければいけません。

「日本郵政」系の事業にチョンボが多いのは、個人マーケットに参入する超大企業なのに現場の作業をチェックする力が弱いことに起因する部分も大きいようです。



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「NHKプラス」が優れている [みんなうすうす気づいている]


先日、「NHKプラス」に登録しました。
使い始めた感想を申し上げると「とてもいい」ようです。

※NHKのサイトによると、
https://plus.nhk.jp/info/faq/
「NHKプラス」は、NHKの地上放送の番組をインターネットで視聴できるようにしたサービスです。放送中の番組を視聴できる「常時同時配信」と、放送後の番組を視聴できる「見逃し番組配信」があります。

録画するまでもない」と思っていたり、「たまたま途中から見たらいい番組だった」ということもあるものです。
地上波の番組がリアルタイムと1週間限りの「見逃し配信」がありますので、NHKをよくご覧になる方には是非ともお薦めしたいです。

なお、ネットで申し込んで、「確認番号」が郵送されてきて接続するまでには約1週間ほどかかりましたが、印象で言えば「速い」手続き処理でした。

家にいることの多いこの頃ですが、こういうのがあると助かります。




最近では、
未完の世界遺産サグラダ・ファミリア 天才建築家ガウディの謎を日本人が解明!?
(Eテレ:2020.05.17(日) 午前0:30-午前1:59)

この番組はたまたま途中から見始めたため、このNHKプラスに助けられています。
すごく面白い番組でした。

スペインの「サグラダ・ファミリア」の建築思想や「イエスの塔」建築には日本人の彫刻家:外尾悦郎さんが大活躍をなさっているとか。引き込まれるように見てしまいました。

ネットが安定している深夜に何度も見ています。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「省庁再編」をすべき [新型コロナ]

今回の新型コロナへの対応を見ていてつくづく思ったのは、「内閣も霞ヶ関の官僚もうまくワークしていない」ということです。

いったいどんなお役所があってどんな大臣がいらっしゃるのか?
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/meibo/index.html
そして
どこのだれがどんなことをやっているのか?
と考えてしまいます。


例えば、評判の悪い
アベノマスクの担当部署はどこなのでしょう?
あの大臣様はどんなことをなさったのでしょう?


ここ何年かの「国の行政ぶり」は、政治主導とか官邸主導とか言われながら、結局は「安倍首相(及び昭恵夫人)の後始末」の目立つ仕事ぶりに見えてしまいます。

これでは、優秀な大臣は必要ないし、優秀な官僚も腐ってしまいます



新型コロナで気がついたのは、
行政の仕事ぶりが時代に追いついていない
ということです。


振り返って考えてみると、「行政改革」の名のもと、省庁再編が行われたのが2001年(平成13年)1月でした。
https://www.mlit.go.jp/hakusyo/transport/heisei12/1-2/zu1-2-1.htm

その時、「1府22省庁」あったお役所が「1府12省庁」になりました。
今、大臣の数は20人です。
お役所の数は減ったけど大臣の数はあまり減っていない
と言うのも実態です。

わけのわからない船頭はいるが、船の数が足りず、漕ぎ手もどちらの方向に漕ぎ出せばいいのかよくわからない」ということになってしまいます。



省庁再編からほぼ20年が経ちました。
AIの進展により課題の解決策が変わった
「IT推進」「災害対応」「9月入学」等々在来の価値観では対応できない課題が増えた
「少子長寿化(高齢化)」「東京への過度な集中」と言う暮らしの変化
公務員の雇用延長により「古い公務員」が残ってしまう
IT(情報通信)・AI(人工知能)の進化により事務的な部門での仕事のやり方が変わった
等々の社会的課題に向き合う体制を作り現に実行していくことが喫緊の課題です。


どうでしょう。
急ぐ社会的な課題を解決をするためにも「省庁再編」を行ったらいかがでしょう。

「国土交通」「厚生労働」「文部科学」など組織が肥大化するばかりで細かな動きができなくなってしまったようです。
まるで「恐竜にネズミのような仕事をしてほしい」とお願いするようなものです。


公務員の数を増やす必要はありません。
少数精鋭
雇用延長されたITの使えない人たちは在来型の仕事を
省庁間の人材交流の活発化
民間企業からの天上がり
等々を行えばうまく回るはずです。

国家公務員と言うのは2年程度の異動が一般的ですから、実はフレキシブル(弾力的)な人材配置も可能です。


お役所のやるべき仕事が明確になれば、順送りの大臣ではとても務まりません


「地方分権」などと言う前に霞ヶ関の仕事のやり方を見直す方が先なのです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

新型コロナ対応から見える「知事の仕事ぶり」 [新型コロナ]

新型コロナの取り組みぶりで都道府県の知事の仕事ぶりが伝わってくるようになりました。
そんなことを受けてかマスコミやSNSでは知事のランク付けのようなものまでできているようです。


それならと私も私なりにベスト3を並べてみましょう。

私はかつて地方の知事とはそれなりに近しく仕事をさせていただいたことがあります。
マスコミやSNSは、新型コロナ対応でのマスコミでの露出ぶりで評価されているようなところがありますが、かつての経験と併せ考えると、

その地域の「豊かな暮らし」につながっているか
ひとり相撲ではなく「組織の一体感」はどうか
死角はないか
と言うところも評価のポイントです。


まず第1位は、なんといっても東京都の小池知事です。

小池都知事が動き、呼びかけたことで各道府県の知事がずいぶん動きやすく発言しやすくなったはずです。この部分の貢献度を評価しなければいけません

②一部には批判のある「カタカナ言葉」こそが今回の「外出自粛」の効果を高めました
「カタカナばかり」と文句をおっしゃる方も中にはいらっしゃいますが、中学校程度の言葉です。
「専門家会議」の皆さんがお使いになったカタカナ語を見事なまでに一般化されました。
「Stay Home」「Stay at Home」「Stay in Tokyo」「Social Distance」「Social Distancing」
日本語よりはるかに伝わりやすいようです。
3密」を浸透させたのも彼女の功績大です。

③ニュース番組ではあまり伝わっていませんが、東京ローカルのMXテレビでは記者会見の全体を見ることができます。
その際感じるのは、「スタッフ(部局長)」を上手に使っていらっしゃるということです。
質問にも「部局長」が知事の指示を待たずに積極的にお話しなさる姿がみて取れました。
「都庁の幹部が一枚岩で動いているな」と伝わってくるものがあります。

④ネット記事などには「小池都知事を批判する」ようなものも見受けられますが「批判のための批判」のような感じです。
推測すると、
選挙で煮え湯を飲んだ自民党都連関係者
~「何をか言わん」ということ
築地・豊洲対応で行き場のなくなった拘泥者
~この問題は自民党都政時代のアバウトな対応に起因するもので、なかなかの落としどころだったよう
ではないかと思われる同じような批判をよく見かけます。

⑤また、「細かな情報がかなり知事の耳に入っている」という組織の風通しのよさも伝わってきます。「これ動いていたんだ」と驚かれた方もいらっしゃるはずです。

⑥何よりも「マスクに市民権を持たせた」と言う功績もあります。「マスク不足」を緩和させたのは「アベノマスク」ではなく「コイケノマスク」だったのです。
将来のマスク需要の光が見えてきたようです。


第2位は、マスコミやSNSで高評価の大阪の吉村知事です。

頭の良さ、言葉の柔らかさ、現場感覚が伝わってきます。
これは天性のものでしょう。

②東京同様、部局スタッフとの風通しのよさも伝わってきます。もっと言えば東京よりも若い動ける部下をお持ちのようです。
海外(特にヨーロッパ)の対応状況を踏まえた大阪方式を提唱なさっています。

どこかの知事のように、すべて手柄は自分の発想と言うような伝わり方ではなく、よく勉強なさっています。

③吉村知事の場合は、前職の橋下徹氏、松井大阪市長などの地ならしと役割分担も奏功しているようです。


第3位は、「該当者なし」と言いたいところですが、茨城県の大井川知事はいかがでしょう。

①この方の仕事ぶりはテレビを通じてしかわかりませんが、言動にクレバーさが伝わってきます。
おそらく長い目で見た安心感があるはずです。

②同じく通産省出身の政治家や学者先生(大学教授)に比べると懐の深さや言葉の選び方の素晴らしさがあります。


「あれっ」と言う人選かもしれませんが、
●この2年間、一般道を使って全国を旅し見聞きした時の印象
●著作の書きっぷり
●全国に散らばる私の知人・友人の評価
●当選回数(多選ぶり)
なども加味したつもりです。


マスコミで評判のいい方は選挙にも強く有無を言わせないところがありますが、「地元住民の暮らしぶりの向上」「脇の強弱」「組織・人材の育成力がない」という点は伝わってきません
かつて、ある県の知事は~彼はマスコミの有名人で選挙には滅法強かったですが、その「県政」にしびれを切らした有権者の皆さんからとうとう追い出されてしまわれました。


今回の新型コロナ対応の知事の仕事ぶりをにわかに見ながら「地方分権」や「知事への権限移譲」を進めるべきだという話しをなさる方があります。

私が今回知事のベスト3を列挙した理由は「別の角度からもよく見て議論した方がいいですよ」と言いたいためです。

●そもそも「国政」のレベルアップを図るべき
●テレビが取り上げる「コロナ対応」だけを見て評価を下すのは危険
●マスコミは「知事の話」がワークしているのかどうなのかまでは伝えていない

外面だけを見るリスクに用心する必要があります
コロナのようにわかりやすい見栄えだけを評価しているとそれ以外の行政ぶりが隠れてしまいます

保守王国の小さな県では「知事にNOを言えるマスコミはとても少ない」ようです。
特にNHKローカルは「いいね!」ばかりです。
批判的なことをおっしゃる記者がいらっしゃったとしても、そういう方の話が記事になったのを見ることはまずありません。
マスコミを通じた評価に惑わされることこそ「地方自治を危うくする」のかもしれません。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

RENOWNで思い出す「企業の輝き」 [裏づけのない経営学]

D'URBAN, c'est l'élégance de l'homme moderne.

きっとこの言葉に嫉妬なさった方もいらっしゃるはずです。

Simple Life is my way

このシーンに心を躍らせた方もいらっしゃると思います。

Alain Delon、Peter Fonda、Arnold Palmer

この時代には特別な輝きがありました。


「傘のロゴマーク」「ap」のポロシャツ、靴下、ハンカチの一つくらいは持っていたという方も多いはずです。
おそらく「団塊の世代」(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)生)の皆さんが輝いていた時代を代表するファッションアイテムだったと思います。

たぶん、ケンとメリーの車に乗っていた人たちだったかもしれません。


私たちの世代は、憧れでしたけど。。。。

NABRUD が D'URBAN をひっくり返したものだと知った時は少し興奮しました。
ただ、この時にはすでに少し輝きを失いつつあったようにも感じました。

いつしか、
D'URBANのスーツが青山やアオキやコナカに代ることに抵抗がなくなり、
アーノルドパーマーがユニクロでもぜんぜんイケてしまう時代になっていました。


「ここまでよく持ったな」と言うのが私の本音です。

今、新型コロナで休業を余儀なくされたり、大幅な売り上げ減の企業にも輝いていたあるいは輝いている時間帯はあったと思います。

企業は20年も経てばどこかで新陳代謝が必要です。
そういう目で明日の頑張りを考えてみることはいかがでしょう。

D'URBANのメインのお客様はもはや消費の主役の地位を誰かに譲ってしまわれました。
「輝かせてくれたのは誰だ」と考えてみるチャンスです。
あの時の「神様」は今も見守ってくれているのかどうかとかも。


コロナ(CORONA)からクラウン(CROWN)にアップグレードしたあのトヨタでさえ、ReBORN と言っていたのですから。

「いいね!」と言っていた光君もいつかは行っちゃうのですから。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「新しい生活様式」では「営業再開」や「移動制限解除」はワークしない [新型コロナ]

新型コロナの新規感染者がずいぶん減ってきたようです。
39の県は緊急事態宣言の対象地域ではなくなったし、東京でも趨勢的には減少傾向にあるようです。

これは、
4月から実施された「緊急事態宣言」に伴う各種の措置
具体的には、
●マスクの着用、手洗いの励行
●営業の自粛・営業時間の制限
●不要不急の外出の自粛
●都道府県をまたぐ移動の制限
●「3密」に代表される「密閉」「密集」「密接」を避ける行動や「ソーシャルディスタンス」と言う社会的に距離をとる行動の徹底
●海外諸国との渡航制限(入国、帰国の制限)
などの効果が大きいのでしょう。
※気温が上がってきたことも一因などとおっしゃっていたコメンテーターもいらっしゃいましたが。

そこで「緊急事態宣言」の解除、「外出自粛」「営業自粛」の緩和と言う運びになってきたのですが、やはり一抹の不安があります。
第2波が来たらどうしよう
と。


しかし不思議なこともあります。
「緊急事態宣言」が発令された時、「地域の事情の違い」と言う言葉がよく語られました。
「だから知事次第」と言うようなことで、知事の出来不出来までしきりに語られるような情報も多く見受けられます。

ところが、「各地域には地域の事情がある」と言いつつ、
一様に補助金を政府に要求する姿があります。
現金給付国民一人10万円には地域差はありません
「うちの県はこんなによくやっている」とマスコミで喧伝される知事も中にはいらっしゃいます。
「地域事情がない」ということならこういう話もストンと落ちてくるのですが、「地域事情がある」と言う中での自慢のようにお話しされる知事の話には閉口してしまいます。


私が勤務していた銀行は全国各地に拠点がありましたが、「就業規則」も「給与(報酬)体系」も「仕事のやり方」も同じでした。ですから「転勤しても違和感なく仕事ができ」また「地元採用の職員も報酬体系は全国同じ」でした。
仮に「地域事情」があったとしても、それほど大きな違いではありませんでした。


つまり、「地域事情」を強調するのもいいのですが、「日本国」として共通することの方が多いような気もします。

例えば「予防対策」です。
国が統一的な基準(ミニマムルール)を作らないのでしょうか?

各都道府県では業者向けには営業再開に向けてマニュアルのようなものをおつくりになっているようですが、生活者や一般消費者向けにはどのように伝わっているのでしょうか

「緊急事態宣言」を解除するにあたり、安倍首相も各知事からも「県をまたぐ移動を可能な限り控えてほしい」(いわゆる「移動の自粛」)と言うような話をおっしゃっているようです。

私は
「緊急事態宣言」を解除するのなら「移動の自由」も認めるべき
と考えています。
そのため「感染防止」「感染予防」の全国統一ルールを作るべきではないかと思っています。

具体的には、今までやってきた、
●マスクの着用
●レジとお客を遮断するビニールシートの設置
●「3密」の防止と「ソーシャルディスタンス」の徹底
●新幹線や長距離バスは座席の間隔をあける
等々の具体的基準を全国的に徹底するべきではないのか、統一基準をミニマムに運用していくべきではないかと思います。

お店や業者さんばかりにルールを徹底するのではなく、利用する客にもルールを周知徹底しなければいけないはずです。

新しい生活様式」と言うのが5月4日に公表されましたが、これでは「営業再開」にどう向き合うのかがよくわかりません
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

お店に行ったり買い物をしたりするときにはどうしたらいいのでしょう
お店やご商売の人は最低限何をしなければいけないのでしょう



また、感染源、感染経路が今一つよくわからない以上、このままでは「移動の自粛」の解除時期が不明確になってしまいます

正直に言うと、このままでは、なかなか新規感染者がゼロにならない東京に住んでいる者はどこにも出かけられないということになってしまいます。

まさか「都県境で検温をする」とか「『陰性証明書』『抗体証明書』がない者は移動できない」ということまで言い出されてしまうのではないかと心配してしまいます。



そういえば、最近他県の知人と話しました。
ある県の地方議員氏
「今、うちの県に来たら何を言われるかわからない」
ある県の経営者氏
「東京には世話になっている人も多いのでお見舞いに上京したい。米とか野菜などの食料を送ってもいいし」
ある県の友人
「よく行く店のマスターから『解除されたらぜひ遊びに来てください』と伝えといてくれと頼まれた」
等々と。


昨日は近所のクリーニング店に行きました。
「ご商売はいかがですか?」
さすがに少し前まではお客さんも減っていたけど、衣替えの季節になったのでお客さんは多い
「このビニールシートはいつまでも外せないね。入口も開けたままにしておかないといけないね」
暑い真夏や寒い冬にはどうしましょう
「キャッシュレスを徹底してお金に触らないことも必要かも」
そうですよね。そういえばあの10万円はいったいいつもらえるんでしょうね
お客さんが誰も来なかったので店員さんとこんな話をしました。
話しをしたい人もいるのです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「感染源」(感染経路)が不明確なままの「自粛解除」なら「予防」策はどうする? [新型コロナ]

39の県で「緊急事態宣言」が解除されました。
しかしながら、テレビ番組のインタビューで語る皆さんの言葉は「煮え切れない」様子です。
第2波がやってきたら怖い
と言うのが本音でしょう。

緊急事態宣言下の日本がどういう状態であったかと言うと、
コロナ爆弾が怖いので防空壕に入っていましょう
と言うようなものでした。

「緊急事態宣言」の解除も
戦争は終わったけど地雷はどこにあるのかわからないので気をつけてね
に等しいものがあります。

こういう不安はどこにあるのかと言うと、
「コロナ」と和平条約を結んだわけではないこと
「コロナ」が退散(撤退)したことが確認できないこと
今なお「感染源」が公表されないこと
によるのではないかと思います。

①②はやむをえないとしても「敵がどこから攻めてくるのかよくわからないまま「気をつけて」と叫ばれているから不安なのです。
逃げようも避けようもありません。


「感染源」が公表されない

不思議なことに行政もマスコミも「感染源」には触れたがりません。

東京の空気に触れただけで「コロナ」に感染する
と思っている人は少ないはずです。
「自分」や「自分の家族」はコロナに感染していない
と思っている人は多いはずです。


他人様には、
そばに来るな
触るな
私の方を向いて話しかけるな
を期待するしかありません。


自分には、
「手洗い」と「うがい」と「ハミガキ」をこまめにする
外出時は「マスク」を欠かさない
「他人様」に近寄らない
「感染源」っぽいところには行かない
を課すしかありません。


せめて「感染源」(=地雷の埋めてある場所)が明確にされればそこには近寄らないのですが。

マスコミは「地域ごと」と言うようなことをおっしゃいますが、確率の問題にすぎず、やることは同じです。

「数値」がどうのと言われても感染してしまえば同じことです。


なお、
●「数値は後追い(結果)であること
持病のあるものには危険度が高い
●外国人来日者をどう取り扱うのか?
●日本人帰国者をどう取り扱うのか?
●「予防策はどういうものがあるのか?
という問題も依然残ります。

ワクチンの定着
治療薬の定着
が行われない以上は、恐る恐る生活する日々は続くはずです。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「愛犬家はあいさつをしない」人が多い [どう受け止めたらいいのか]


愛犬家の方には叱られてしまいそうな話をしましょう。

最近気がついたのは、「愛犬家はあいさつしない」人が多いということ。


世の中には愛犬を散歩なさっている人が多くなりました。
私は愛犬家ではないので彼らについて「不思議な人たちだな」と思うことがあります。

先日のことでした、ご近所のご主人と玄関先で立ち話をしていた時のことです。
散歩途中の犬がするするっとやってきて、二人の目の前で腰を落としたのです。
飼い主様は心得たもので、「ティッシュを取り出し」「ウンチをつかみ上げ」「ペットボトルの水を撒いて」何もなかったように行ってしまわれました

彼は絶えず無言でした。
「あれ?挨拶くらいしないの?」
と思ってしまった瞬間です。
もちろん見知らぬ方でした。

他の飼い主さんも犬が庭先に入ってきても挨拶をなさる方はまずありません

逆恨み」が怖い私はただただ黙っているだけです。



街ゆく散歩族を追い越す時、私は時々声をかけることにしています。
「何歳ですか?」
「品のある犬ですね」
「丁寧に飼っていらっしゃるのでしょうね」

等々。
こう声をかけると、飼い主様は笑顔で返事を返されます。


今回の「うんち事件」で気がついたのは「愛犬家は挨拶をしない」ということ。
住んでいる私にとっては「あなたは十分不審者なのですよ」と言ってみたくなりました。

犬に夢中になる前に住んでる住民の顔も見なよ!
と思ってしまいました。

「新型コロナは犬もかかる」などと言うニュースでも出たら。。。。
思わずその時のことを想像してしまいました。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

過剰接客の「銀行」がコロナで混乱 [新型コロナ]

一昔前のことですが、大手企業を中心に「CS」(顧客満足)と言うのが経営テーマになったことがあります。

平たく言えば、「お客を不愉快にさせない」「お客から苦情を言われない」商売ということです。

各銀行ともこの経営方針を受けて「CS」と言う言葉が行内を駆け巡りました。
その結果、
妙に言葉遣いが丁寧になる
フロア担当者が手取り(足取り)の対応
が目立つようになりました。

~例えば、「番号札」まで取ってくれたり、すぐに誰かが寄ってきて「今日はどういうお手続きですか?」聞いてくれたり。。。。

これではお客は学習しませんから、いつまでたっても「一人では何もできない」お客が増えてしまいました
まぁ、お客の甘やかしです。

私から言わせれば、銀行のCSは、
預入金利(預金金利)が高い
事務ミスが少ない
事務が迅速
くらいがあれば特に不満は無いのですが、多くの銀行が「お客の不評を買わないか」に走ってしまいました

そんな銀行が今の「コロナ騒ぎ」ではどうなったのでしょう。
「コロナ騒ぎ」のおもしろいのは
そばに来るな
話しかけるな
世話するな
という今までのCS精神とは真逆の対応が喜ばれるのです。

昨日は久しぶりに銀行に行きました。
この銀行でなければできない事務があったのでやむなく行きました。1年ぶりです。
大手の中でもこの銀行は、システムトラブルや接客トラブルがよくあった銀行です。その反省からなのか私から見れば「イライラするほど」の過剰接客が目立ちました。

相変わらずフロア担当者がそばに寄ってきます。
自分でできるもん」と言いたくなってしまいます。
帳票を記入するカウンターは密接です。

お客の一人はフロア担当者とけんか腰で話しています。「支店長を出せ」「支店長は交代勤務で今日は来ていません」「なら次席の人を出せ」そんなやり取りが聞こえます。
どうやらATMカードが不具合だったと言ったような話が原因のようです。
「あっちに行ってくれ!」とサインを送っても誰も気がつきません。
その人たちの話が終わるまで私は待ちました。

番号札も今まで通りのプラスチックの使いまわしです。
その都度消毒しています」とフロアの担当者が教えてくれました。
「使い捨ての紙でいいんじゃないの」と提案しておきましたが。


待ってる間私は立っていました。
従来から私は健康のためほとんど座りません。
必ず係の人がやってきて「あそこがあいてますよ」とご案内を頂くのですが、「運動のため立っているので気を使わないで」「私のことはいいからあそこのおじいさんのサポートをしてあげたらどうか」と指示しました。

高齢の男性が「(深い)椅子から立てない」で困っていらっしゃいます。何とか椅子から立ち上がったと思ったら今度は「リュックが腕を通りません(肩に担げません)」
もう笑い話状態です。


空いていましたからあまり気になりませんでしたが、床に貼ってあった「社会的距離」確保のテープは1メートルくらいの間隔です。
先日行ったホームセンターは2メートルくらいの間隔でテープが貼ってありましたが。

私の思いは過剰かもしれませんが、今まで「過剰接客」ぶりを不快に思っていた銀行の取り組みぶりを見て苦笑いをしてしまいました。


そういえば、オリンピック招致の時に流行った「お・も・て・な・し」と言う言葉が今の世の中どのくらい生きていますでしょうか?

「おもてなし」を自らが言葉にするようになったら終わりです。

コロナが終息し、現場に活力が戻ってきた時、常識で考えてみよう」という言葉が企業の立ち上がりの命運を握ることでしょう。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「マスクの常着」化が「路上喫煙」を減らす [新型コロナ]

マスクをして外出するのが当たり前になった今日この頃。
いろいろなことに変化が出始めました。

「慣れ」というのは恐ろしいものです。
歩きながらタバコを吸う人がずいぶん減ったということです。
私のように「生理的にタバコの煙や臭いが嫌い」なものには朗報です。


ところが、それでもタバコを吸っている人がいます。

●当然、マスクはしていない
年配の人が多い
●当たり前のような顔をしている
●工事現場の人に多い

と言った傾向があります。

「そんなに肺をイジメなくても」
と思うのですが。。。。。

実は私の住む世田谷区では、

平成30年10月1日から世田谷区内全域の道路・公園は禁煙です
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/005/d00159077.html
なのです。

●ルールに地域差がある
ことは止むを得ないとしても、
●この世田谷区でも周知されていない
「禁煙」を徹底する表示も行きわたっていない
区会議員などの姿も見えない
ということには憤りを感じてしまいます。


今は「新型コロナ」と口にすれば「やっている感」「できない感」があるのかもしれませんが、「禁煙」は日常的なルールです。
「新型コロナ」のような肺炎へnの抗体力を高めるためにも「禁煙」は欠かせないものがあります。

「外出自粛」「営業自粛」で交通量が減った道路ではスピードを出す車が増え重大事故が増えていると言った報道もあります。
全員が「新型コロナ」ばかりに夢中になるのではなく、少しは基本的なルールやマナーに気を配ることも必要ではないでしょうか!




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

テレビが伝えた「5年前のこと」と「ポストコロナ」 [新型コロナ]

テレビ・ラジオは毎日「新型コロナ」のことばかりです。

人命が危ない
生活が不安
景気がどうなるのか

等々、下向きの話ばかりです。

半年ほど前までは、

人手不足
後継者不足
働き方改革
東京一極集中
土地高騰

そして、もっと前には、

インバウンド需要

等々。


自宅でじっとしていることが多いことから、今まで録りためていた録画番組を整理しています。
今見ると「あれはどうなったんだろう?」と言うようなことがたくさんあります。

元気印の企業
流行っているお店
新しく開発されようとしている「機械」や「素材」

等々です。

おそらく「ポストコロナ」は今までが元に即時に戻るというのではなく
基本的に必需なものはそのまま立ち上がり
不合理なものは見直され(例えばインバウンド観光)
新しい社会システムが生まれ
過剰投資のものは切り捨てられ
と言ったことが起きるはずです。

さてさて、今みなさまの立ち位置はどこにあるのでしょう。

テレビ、ラジオも
●「新型コロナ」に一喜一憂するばかりではなく、もう少し「ポストコロナ」を占ってほしいものです。

●あるいは「ポストコロナ」には何が必要なのか? ということも提案してほしいものです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「お金」も「人」も無尽蔵ではない [新型コロナ]

「新型コロナ」対策として緊急事態宣言が出てから1か月が過ぎました。

この間、マスコミを通じて伝わってくる話は、
●「PCR検査数を増やせ」
●「お金を配れ」
という話しが印象的です。

PCR検査については位置づけが徐々に説明され始めてきましたので、その効果や必要性などを踏まえながら取組方針もわかりやすいものになっていくでしょう。

問題は、ある国会議員をして「この国難の時だから無尽蔵にお金を使うべき」とでも言いたそうな口ぶりに抵抗感のない人も多いような雲行きです。

「現金給付の10万円を速く!」と言いながらずいぶん時が経ちました
~「速く」「急げ」という掛け声はこの程度のスピードだったのでしょうか?
「その10万円を寄付する」という話しをお考えの人もいます
~ひょっとしたら不要な人にまでお金が渡り事務作業がたいへんになっているのではないか?

などと考えてしまいます。


「売り上げ減」に伴う「人件費」や「家賃」の支払い補助金の話もあります
休業を余儀なくされたご商売の皆さんへの支援金(協力金)の話もあります
~当然のような話になっていますが、本当に当然なのでしょうか?

「企業経営」というものは、いつ何時か、予定しない売上減や収益減が起きるかわかりません。
政治家の人なら「選挙の票」を考えた行動をなさればいいのでしょうが、一般市民の私にはいとも簡単にお金が交付される話が今一つストンと落ちてきません
日本の企業経営と言うのはそんなに脆弱だったのか?
このままこの状況が後1年くらい続いたらどうするのだろうか?
いっそのこと企業をリバランスして雇用を安定させた方がいいのではないか?
と心配してしまいます。

先日、ある企業経営者の方と話しをしました。「さすがにコロナの影響は大きい」と言いながらも「もう少し倒産が出た方がいい」「ポストコロナはビジネスチャンス」とも。

まぁ、あまり冷たい話をしても前に進みませんのでそこは阿吽の呼吸で考えることにして、気になるのは、総理大臣や知事などの行政トップや国会議員さんの「お金」についてのお考えのことです。

この尋常ではない事態の中で、今までの「予算」はそのままにして補正予算ばかり増やすかのような話しか伝わってきません
そもそも「コロナ前」に組まれた予算がワークするのでしょうか?
そして「増税」への道が待っているはずです。


「金がある」と他府県の知事から羨望の目で見られる東京都の小池知事は、さる5月5日の記者説明の中で、

都の人的資源、財源を集中的・重点的に投入をするために優先度に応じて事業を精査をして、連休明けの早い段階から、都政における特別体制に移行する。
例えば、
・築地市場跡地の再開発の手続き
・都民の城の改修
・都民開放型施設の運営や文化・スポーツイベントの実施
は当面休止する。

旨の説明もなさっていました。
※令和2年5月5日 東京都新型コロナウイルス感染症対策最新情報
https://tokyodouga.jp/jvcyiuvv5q0.html

金額的にどのくらいのやりくりができるのかまではよくわかりませんが、体制の見直しに突っ込んだ話でした。
マスコミはこういう「やりくり」の点をもう少し伝えてもいいような気がします。


そんなことを考えていたらある地方の議員の方からお電話をいただきました。
話しの要旨は、
何年か前に移住者がやってきた
行政はその移住者が商売(飲食店)をするため数千万円をかけて使わなくなった「保育所」を改装した
今度は、地ビールを提供するためには宿泊所が必要で、使わなくなった小学校を1億円かけて改装する
ということになりそうだがどう思うか?
というお話です。

いわゆる「地域活性化」「地方創生」の一連の話です。
この地方は何度も訪ねたことがあり、地域の実情も見てきました。
移住者と言う「補助金無尽」グループに食い物にされているんじゃないのか?と言うのが私の率直な感想です。首相夫人の名前も出てくるようなところで「グループ」化した特別な集団のようです。国会議員にも食い込み切り口を変えては補助金を引っ張り出しています

私が不可解に思うのは「地元の住民の皆さんにお金が落ちないのではないか」ということです。
最近では住民の皆さんも「何かおかしい」ということにお気づきになったようです。
億単位のお金が流れているのですから。。。。

新型コロナで大騒ぎしている中でこういう話しもあるのです。
私が「地方創生」に懐疑的なのは、地域の皆さんの暮らしぶりが豊かにならないままお金だけが使われているということです。


国難ともいえる「新型コロナ」禍ですが、足元の緊急対策と長期ビジョンを併せ考えていくのが政治家のはずです。
マスコミの皆さんももう少し深く考えそして伝えてほしい次第です。



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「感染経路」を潰し込め [新型コロナ]

「東京の空気に触れると新型コロナに感染する」
「東京の人が傍にいると新型コロナに感染する」
「見知らぬ人が傍にいると新型コロナに感染する」
などと思っていらっしゃる方も中にはいらっしゃると思います。

「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染騒ぎがあった当時、「東京・神奈川の人は来るな」と騒いでいた地方もあります。
まぁ、気持ちはわかりますが、その延長線が「都市のロックダウン」話になってしまい、これでは国が持ちません。


私は医者でも医学者でも医療関係者でもありませんから、偏見的素人判断になりますが、新型コロナの感染原因は、

「感染者の体液の付着」が一番大きいのではないかと思います。
例えば、飛沫精液血液唾液便尿などが典型ではないかと思います。

となると、
●人と人の近距離接触
●性行為
●性風俗の利用
などが一番感染しやすいではないかと。。。
おそらくこういうのを「濃厚接触」と言うのでしょう。

だからこそ「三密(密閉、密集、密接)しない」なる標語が生まれたのだろうと思います。
「三密」を徹底するために「外出自粛」「営業自粛」「学校休校」と言う施策も取られたのでしょう。
また、「マスク」「手洗い」「手指消毒」「うがい」「入浴」「着替え」「洗濯」等々がいつも以上に重要になってくるのだと思います。


ところで新型コロナ感染者の「感染経路」がわからない人が多いようです。

増える『感染経路不明』 調査協力しない人も
(京都新聞 2020年4月4日)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/209987

にそのあたりの事情が書いてあります。
「府や市は疫学調査で、本人から行動歴や接触者、どのような会合に参加したか聴き取っているが、
高齢でほとんど外出しておらず見当がつかない場合
不特定多数を相手に仕事をしているケース
感染が判明して精神的なショックを受け、聴き取りが進まない
もいるという。」
という記事は1か月前のものとは言え興味深いものがあります。


また、最近「愛知県が新型コロナウイルスの感染者延べ495人の非公開情報を県のウェブサイトに誤って掲載した」(朝日新聞 2020年5月8日)
https://www.asahi.com/articles/ASN583DWJN58OIPE001.html

記事によれば、「感染者の職業や会社名に加え、感染者のつながりについて家族や同僚のほか『愛人?』などと書き込んだメモも含まれていた」とのことですから、実は言いたくない事情も見え隠れします。

感染経路がわからない以上、どんなに感染者が減ろうが、どんなに陽性率が下がろうが、新型コロナがいつ再爆発するかわかりません。
戦争に例えて言えば、
戦争は終わったようだけど、地雷がどこにあるのかよくわからない
ということになります。

戦争は「降伏宣言」や「和平条約」が結ばれますが、新型コロナには「今日で終わり」がわかりにくいという特徴があります。

「出口戦略」とか「数値目標」にこだわる方がいらっしゃいますが、どの数字により意味があるのかをよく吟味しないといけません。


PCR検査をたくさんやっても死者が多い国もたくさんあります。

日本においては「新型コロナ」による死者だけでなく「肺炎」による死者総数も把握しておく必要があります。
「新型コロナ」による死者が少なくても「肺炎」による死者が増えていたら意味がありませんから。
※「死亡診断書」には死亡原因が必ず書いてありますから数値の把握は可能です。


少なくとも通常のインフルエンザや結核との距離間程度に新型コロナが終息してほしいものです。

  死因別死者数(2018).png
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

そして「新聞」が忘れ去られようとしている [どう受け止めたらいいのか]

先日、わが家にはある新聞の試読版が入っていました。
何やら「月ぎめ契約」の案内チラシも入っています。
人手で一軒一軒セールスして回るよりは効率的かもしれません。

「時代だな」などと感慨に浸ってしまいました。
「うちも新聞はいらないかも」
「新聞取っていない家が増えたんだろうな」
「古紙回収のための古新聞が玄関先に置いてあるお宅もずいぶん減ったな」
「新聞代金もキャッシュレスで払っていて新聞屋さんの顔も見なくなった」
などと独り言のように妻に言うと、
新聞を取っているのは年寄りがいる家だけよ
と返事が返ってきました。

習慣ということもあるし、ボケ防止にもなるし。。。。。

しかしよく考えると、
●ネットであらかたの記事は見ている
●テレビの番組表はテレビについている
●新鮮なのはマンガだけ
ということしか思い浮かびません。

かつては2紙取っていて、1紙は「通勤電車の中で読む」というパターンでした。
週刊誌や漫画雑誌を電車の中で読む人はずいぶん前に減り、新聞を紙で読んでいる人も今ではまずいません

新聞社の有料サイトに登録しなくても現状はまず困りません。
テレビでさえ「見たい番組」が減り、「これはと言う番組は録画で見る」と言う毎日です。

先日は「NHKプラス」にも登録しました。
なかなか使い勝手がいいようです。


こんな時代になってくると「新聞の役割」って何だろう?

とも思えてきます。
「社説」も「コラム」も中身の重み、厚みが失せたような感じがします。
驚きを感じるような論説も減りました。


もはや新聞を「オピニオンリーダー」的にとらえる人も減ってしまったはずです。
最近はやりの「忖度」と言う言葉も新聞の称号のようなところもあります。

このままだと「新聞」の存在意義やステータスもずいぶん落ちて行ってしまうのではないでしょうか。。。。
「新聞」と言ってもすぐにはわからないお子さんも出てきそうです。
レジ袋が有料化された今ではIKEAのようにレジのところに積んであって「商品を包む紙」に成り下がってしまうかもしれません。


今新聞に求めたいのは「もう少し攻めてほしいな」ということです。




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「できる」と呼ばれる人の三つのこと [成功の秘訣15か条]

いろいろな方々と「成功の秘訣」や「経営」の話をすることがあります。
この「15か条」がベースですが、15個も話すのも聞くのも大変です。
そんな時には3つだけお話しすることにしています。

具体的には、

①「細かい」こと
②「くどい」こと
③「せっかち」なこと

です。
ただこれだけなら「嫌われ3か条」になってしまいます。
ですから、まず皆さんには「日本語に置き換えてください」と意味不明なお願いをします。
みなさんわかったようなわからないような顔をなさいます。

まぁ、考えてもわからないでしょうから1分ほど時間をあげて説明することにします。

つまり、

①「細かい」=「緻密」

「細かい」だけなら嫌われてしまいますが「相手にこの人(これって)さすが」と思われるのは「緻密」が必要です。
「クオリティが高い」と言う言葉こそ「緻密」ということ以外の何物でもありません。
100円ショップの商品では満足できない方にはきっと響くものがあると思います。


②「くどい」=「徹底」(凡事徹底)

「くどい」も嫌われてしまいます。
ところが「徹底している」と思わせたら勝ちです。
「品質管理」の基本は徹底です。
いい品物を生み出すには「徹底する」と言うことが必要です。

外出する時「窓閉めたかな?」「火の始末はしたかな」等々ふと後戻りし、戻ってみると「ちゃんとやっていた」と言うご経験のある方は多いと思います。
こういう「チェック」は皆さんの生活の中でもなさっているはずです。
そういう気配りこそが「品質管理」の基本です。


③「せっかち」=「クイックレスポンス」(Quick Response)

なんだ「英語じゃないか」と言うなかれ、日本語として定着しています。
「俺だってせっかちだよ」と言う方の多くは「おっちょこちょい」的な行動の方が多いようです。
「思いつき」ではなく「即応」です。

「今日できることを明日まで延ばすな」
Never put off till tomorrow what you can do today.
と言うとわかりやすくなると思います。

「今日できない」ことは曖昧にするのではなく「やるのかやらないのか?」「いつやるのか?」と言う問いかけが絶えず必要です。


今回の「新型コロナウィルス」の蔓延に伴う「緊急事態宣言」に当たっては、閣僚、知事等の行政の責任者の言動が注目を浴びていますが、「そうかな?」「どうかな?」と言う評価を見かけてしまいます。

本来なら「15か条」に照らして考えればいいのですが、こういう時期ですから「3つのこと」に注目して考えるとその方の評価もわかりやすくなります。


●お気の毒にもマスコミやネットでたたかれる方
~やはり「緻密さ」や「クイックレスポンス」に欠けた方が多いようです

●「見せ方」を重視することでマスコミの評価を上げる方
~この方たちには注意が必要です。平素の「緻密さ」や「徹底ぶり」という「奥の深さ」まで見ないといけないからです。
現地に行くと「この程度なの?」「今まで何をやっていたの?」と言う方も明らかにいます。

●本当に「よく練った」言動をなさっている方
~小池都知事が典型です。
小池都知事には「批判めいたもの」がついて回りますが、それはネットとマスコミの「小池都知事には活躍してもらったら困る」的なやっかみが伝わってきます。

例えば、

・「築地・豊洲市場」問題がうまく対応できなかったという批判
あれは「自民党行政」の失敗の産物です。その問題点に触れられたくない人たちのご批判が多いようです。少なくともベターな落としどころです。

・「オリンピックの延期」までは何もしなかったという批判
あれは「首都」「主催地」「都だけでは決められない」と言う立場上、表立って動けなかったことと「習近平の来日」問題もあったからです。

おそらく気がつかれた方も多いと思われますが、「相応のサウンドトークはなさっていた」がマスコミが取り上げなかった点も指摘できます。また「オリンピック延期」が決まるや動きは速かったということも特筆すべきです。

ここに都知事の「緻密さ」が見え隠れします。
都庁内の部局では「よーいどん」施策ができていたのですから。
しかも記者会見の時の各部局の局長さんたちの説明ぶりの巧みさも評価しないといけません。
私が「練れているな」と思うのはこういうところです。
「知事が矢面に立つこと」によりスタッフがきちんと仕事をする仕組みができているようです。

また「東京都はお金があるから」と言うご指摘も少し違うような気がします。既往の予算の見直し(執行停止)もセットで資金作りをなさっています。



テレビ・ラジオのコメンテーターについても当てはめてみてください。
おそらく番組のトーンに沿ったコメントをせざるをえないこともあるのでしょうが、「粗い」という発言が目に付きます。

「今までそんなこと言ってましたっけ?」という話しぶりの方もいます。
毎日番組に出演されていらっしゃる方に見かけることもあります。

「現場・現地のことを知ってお話しされていますか?」と言う話しぶりの方もいます。
彼らは話し慣れていらっしゃいますから「黒いものでも白い」あるいは「白いものでも黒い」ということがお上手です。

●「早く」(速く)と言う割には無理筋の話が多い方もいます。
「現金給付10万円」を「速く」とコールなさっていた方々のゴールはどこにあったのでしょうか?
わが家に届くのは6月になりそうです。
「追加措置が必要」という話しが出る中、「あの10万円もまだ届いていない」という現実があります。
「本当に支援が必要な方に早く届く」と言う発想が必要だったはずです。


今はまだこういう方々の評価をするには時期尚早です。
「新型コロナの蔓延が一段落した」時あるいは「ポストコロナが見えてきた」時こそこういう方々の評価はわかるはずです。





nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「イアン・ブレマー」氏の予言するポストコロナ [新型コロナ]

「ポストコロナ」についてはいろいろな切り口があると思います。
昨夜(2020.5.5)のNHK:ニュースウォッチ9で有馬嘉男キャスターと対談していたアメリカの国際政治学者:イアン・ブレマー氏の話がとても面白かったので、将来の検証のために文字おこしをしてみました。

日本の産業政策や外交政策を司る政治家の皆さんはいかがお考えなのでしょう?


以下は番組から。

コロナ禍を生きる” 
一変する世界」「加速する脱グローバル化

●世界は後戻りできないほど様変わりする。

●この危機による経済的影響を今後何年にもわたって感じることになるだろう。

過去の出来事とは桁違いだ。世界の経済全体が次々と閉じられた。

●あらゆる業界の需要と供給が途絶え大量の失業者が生まれている。

●世界は一変するだろう。具体的にはパンデミックが世界を変えるというよりもその変化を加速させる。10年で起きる変化が18か月で起きようとしている

●今、グローバル化の流れからそれる動きが加速している。私たちはあらゆる国際的な移動を中止している。サプライチェーンの非常に多くの部分も分断されている。食料や消費財において。

●「従来の物資の調達や生産の方式は危険だ」と企業は言い始めている。パンデミックのような事態によってとても簡単に分断されてしまうからだ。企業はグローバル化についての考え方を変えるだろう。ナショナリズムや保護主義が強まる

この50年間私たちの進歩のほとんどはグローバル化の拡大によってもたらされてきた

寿命は延び教育・医療・食生活が改善した。そして世界中に中産階級が生まれた

●グローバル化した世界で先進国の企業は安い労働力を求めて海外に進出。世界各地で雇用が生まれ中産階級の出現につながった。それがグローバル化がもたらした恩恵だった。

●(脱グローバル化は)オートメーション化、AIの進化、ビッグデータの活用、ロボット工学によって労働力は必要なくなる

●パンデミックのリスクが露呈した世界では企業は自国に回帰する動きを強める。その際にネックとなるのが高い人件費。企業はそれを抑制しようと技術革新を一層加速させる。それが第4次産業革命だ。

●かつて産業革命が起きた後のように不平等が拡大し世界中の中産階級が苦しむことになる。
もっとも大きな打撃を受けるのは労働者と中間層だ。知識経済、ハイテク企業、富裕層は打撃を受けない。その結果、不平等がはびこり反エリート感情が高まりそしてポピュリズムが勢いを増すだろう。

●世界は急速に引き離されている。まともな成長を望めず効率も悪くなり地政学的な危険が高まる。

●中国は明らかに大規模な宣伝活動に乗り出している(マスク外交のように)。
最も貧しい国々は中国を歓迎するだろう。他に選択肢がないからだ。アメリカやヨーロッパ各国からの助けを期待できない時中国の支援を最も必要とする国々だ。東南アジアやサハラ以南の国々、東欧、南欧、南米の一部の国だ。

●しかしアメリカの核となる同盟国が中国への依存を深めることはないだろう。
ドイツ、日本、カナダ、メキシコ、イギリスなどだ。これまで世界は中国になびいてきたがこれからは分裂がますます進むだろう。

●これまで米中は互いを必要としてきた。相互依存がある限り争いを求めることはなかった。アメリカが中国をたたけば自分も傷つくからだ。

●しかし二つの経済が切り離され、世界の二大経済大国の対立の先鋭化を抑止できた仕組みが失われれば、それは明らかに今後生じるもっとも大きな危険となるはずだ。

●勝者になる国などない。強力なハイテク企業があるアメリカはうまく乗り切るだろう。しかしこの危機がなければもっと良い状況にあったはずだ。

●日本がどんな役割を果たすのか、3年後にEUが存続しているのかも分からない。非常に不安定な時期なのだ。

●今回のパンデミックが示したのは、国際的な協調をなくした世界がはるかに危険になっているということ。この危機を脱するための解決策は各国の政府からは出てこない。解決策は主に個人、企業、NGOから出てくる。

●希望をもたらすのは個人であって組織や政府ではない。人々だ。そうした人々が力を合わせることを願っている。




・・・・・彼の予言の中には、フランス、ロシア、インド、東南アジア新興国の名前は出てきませんでした。そして隣国:韓国、北朝鮮の名前も。
中国のマスク外交は国連決議を有利に導くでしょう。

内憂外患の日本です。
救世主はいったい誰なのでしょうか?

nice!(2)  コメント(0) 

「緊急事態宣言」の出口 [新型コロナ]

新型コロナウィルス感染症による「緊急事態宣言」が延長になりました。
概ね1か月です。
「しかたがない」という方も多い中で「まだぁ~」「いつになったら解除されるの?」と言う考えがあるのも事実です。


多くの方が語りたがらない「緊急事態宣言」の解除時について考えてみましょう。

私が思うには、

重篤(重症)患者が明らかに減ること

ただし、
治療薬(アビガン、レムデシビルなど)が使用されること
死者数が減少すること
とセットのような気がします。

この感染症の怖いのは「軽症」と思っていた人が急死する例があるからです。
こういう人が増えると「重篤(重症)」患者は少なくなってしまいます。


感染経路の判明率が高まること

いちばん患者数の多い東京の状況を見ると「感染経路不明」と言う患者さんが余りにも多いことです。

これでは、
●外出自粛
●ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)
●マスク
などの予防策はいつまでも続いてしまいます。

まさか「東京の空気に触れると感染する」ということもないでしょう。
「うちでは新型コロナにはかからないだろう」と内心思っていらっしゃる方もありそうです。

勝手の想像ですが、
●性風俗の利用
●不特定者との性交渉
●人と人の距離の近い飲食店
●密室(密閉)空間
利用者にこの新型コロナ感染者が多いのではないかと思ってしまいます。

「満員電車」はどうか?
という点は微妙です。

感染者が少ない地方を見ると、
●人口密度が低い
●公共交通の利用が少ない
●不特定者との交流(接触、接近)が少ない
などが想定されるからです。

東京や埼玉や神奈川などでも人口密度の低い郡部地域では感染者は少ないはずです。
感染経路が特定できないとやはり解除するよりどころがないような気がします。

感染者の皆さんが「思い当たる節」を申告されることが望まれます。


経済が回らなくなった

これは禁断の果実にも似たものがあります。
まぁ、禁じ手でしょう。


私は医療従事者でも専門家でもありませんが、こんな風に考えたくなってしまいます。
「数字」で示せと言われても、そこは政治判断しかないかもしれません。



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「世田谷ナンバー」がワークしている [みんなうすうす気づいている]


かつて「どうして世田谷ナンバーなど必要なのだろうか?」と思ったことがあります。

「世田谷ナンバー」って必要なのか?(2013.04.07)
https://beniha.blog.ss-blog.jp/2013-04-07

あの時は、新聞が、

①23区内のナンバー表示は、品川、練馬、足立の3種類だけ。
世田谷区のブランド力向上につなげたい。

③「ナンバーで住所地を明らかにしたくないという人もいる」との意見もある。
地域の魅力を高めるという思いは理解できるが、ナンバーだけに頼っていてはダメ。

などと書いていました。

そして私はと言うと、
ナンバーの表示で街が活性化するとも思えない
品川ナンバーのほうが断然かっこよく、おしゃれ!
という考え方でした。


あれから7年たちました。
すっかり「世田谷ナンバー」も定着しました。
どうしてあの人は品川ナンバーなのだろう?」とまでに思うようになっています。


気がついたのは、
①92万人の人口を擁する「世田谷区」が「品川ナンバー」のままだったら「好きなナンバーを選べない」
住宅地の狭い道路を乱暴に走るのは「世田谷ナンバー」以外
ということです。


ただ、当時の目的であった
「世田谷区のブランド力向上」「地域の魅力を高める」
などと伝わってくることはいまだないようです。


たまには過去の考え方を検証してみるのもおもしろいものです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「9月入学」に賛成 [新型コロナ]

今回の「新型コロナウィルス」は日本の社会システムを大きく変えてくれそうです。

例えば「学校の9月入学」制度。

今まで、「留学とか留学生の受入れのためにも大学は9月入学がいい」と言った話が出てくることはあったものの、煮え切れないまま沙汰やみになっているようです。

ところが今回は違います。
「新型コロナ」の影響で今の日本の教育制度はズタボロになっているのではないかと思えてしまいます。

そんなところに出てきたのが「9月入学」(9月新学年スタート)制度の話。
東京や大阪の知事がこぞって賛成というところも今までの話とは少し違います。

たまたま家族に学校に行く世代がいないこともあるので少し無責任に話をしてみましょう。


1.ここまで学校制度が不規則になったら「9月」でリスタートと言うのも悪くない

都道府県によってもばらつきがあるとはいえ、半年くらいの遅れは子どもたちにとっては歓迎すべき話です。
「明日から学校が始まる」と言うのなら無駄な議論かもしれませんが、いつから正常化するのか不透明です。
もし9月までに時間があるのなら、3月の卒業や終業が中途半端になったのですから「補習」授業のようなものがあってもいいはずです。


2.「子どもの人生に影響を与える」と言うのは杞憂

「10年」とか「20年」と言うスパンで見れば大きな1年かもしれませんが、「人生80年」というスパンで見れば短い1年です。


3.お子さんたちは「コロナのために制度が変わった」と理解してくれるはず

これほどまでに「コロナ」「コロナ」と毎日言っているのですから、子供心にもことの重大性は伝わっているはずです。
したがって「9月入学」「9月学年スタート」も比較的抵抗なく受けとめられるはず。


4.「9月までに収束しなかったら」と言うのも杞憂

このままズルズルだらだらと今の状況が続くと、教育制度の1年先送りという状況も生まれてしまいます。
それならば、今のうちから「ゴール」を作っておき、次のステップへの導入が容易になるようにしておく方が得策です。


5.「寒い時期の入試」が回避できる

四季のある日本では、どの季節に入試を持って行ってもそれなりに課題が出てきます。
ただ、
●インフルエンザが流行する時期の試験
●試験当日に大雪で交通機関が乱れる不安
が回避できるというメリットがあります。


6.中途半端な春休み(1~3月)が整理できる

今の高校3年生や大学生は2月ごろから事実上の休みになっているようです。
長い夏休みと長い春休みです。
こういう「長期休業」のあり方を一度整理することもできます。


7.「プラック」「多忙」と言われる教育現場の調整ができる

このまま「学校が再開」されたら子どもたちだけではなく「先生たちも困る」事態が起きてしまいそうです。
彼らは教育者であるとともに、教育事務屋なのですから、1学年が短くなるとさらに多忙になってしまいます。
また、この「休校中」の学力格差をどう埋めるのか?という課題も生まれてしまいます。


8.「企業の入社」は4月でない方がいい

企業の現場では新年度を迎えてバタバタしている時に「新人」が入社しても扱いに困るという話しが歴史的にあります。
多くの企業が「研修施設」に新人を詰め込んでオリエンテーションをする理由の一つには現場の忙しい時期に「戦力にならない新人を配属しない」という暗黙の了解事項があります。

3月決算でなくても4月は通常月と異なり何かと作業が多いのです。


9.「企業の定年退職」は誕生月ルールが多く人員の減少には今まで柔軟に対応してきた

たしか公務員の定年退職は「誕生日の属する年度末」と言うのが多いのではないでしょうか?
ところが民間企業は「誕生月の末日」を定年退職時期にしている企業が多いはずです。

しかも「雇用延長」「中途採用」と人材確保には弾力的に取り組んでいますから、新人が4月に入社しなくても多くの企業では困ることはないはずです。


10.入社式が9月なら「スーツがいらない」

就職したての頃は何かと物入りです。
「スーツ」を買ったり、生活用品を揃えたりと。。。。

しかし9月ならまだ「クールビズ」期間ですから、フォーマルあるいは冬支度を先送ることができます。
初任給をもらってから徐々に揃えていくこともできるはずです。

※小学校の入学式や卒業式の軽装化も進みます。


11.今やらなければタイミングが難しい

そもそも「4月入学」のどこが悪いのか?
と言う人には議論無用の話ですが、次にやろうと考えた時には「子どもたちにどう説明するのか?」という一番大きな壁にぶつかってしまいます。

教育の現場では「行事の変更をどうするのか?」と言う保守的な考えの方もあるかもしれませんが、「秋の運動会」が「春の運動会」にシフトする学校が増えたように工夫すれば何とでもなるはずです。

不要な行事の見直しだってできます。


おそらく「4月入学」でないと不都合であるということもあるのかもしれませんが、こういう時にこそ社会システムを根っこから変えるチャンスなのです。

憲法を変える前に「社会制度を変える」ほうが優先することも多いはずです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

「緊急事態宣言」ではなく「非常事態宣言」だったら [新型コロナ]

「言葉の遊び」は好きではありませんが、「言葉の使い方」次第では意味が違ってくるような気がします。
例えば、新型コロナ蔓延の今は「緊急事態宣言」が敷かれていますが、この「緊急事態宣言」が「非常事態宣言」と呼ばれていたら皆さんの受けとも方はどうだったのでしょう?

緊急」と言えば、「とても急ぐ」感が出てきます。つまりスピードです。
ところが「そば屋の出前」のような逃げ道ができているのかと思うようなこともあります。

非常」と言えば、「普段とは違う」感が出てきます。映画館などによくある「非常口」を思い出します。
「急ぐ」のではなく「いつもと同じじゃだめですよ」と言っているような気がしてくるから不思議です。


思い起こせば「アベノミクス」で始まった安倍内閣ですが、結局何だったのでしょう?
なんとなく目新しい感じがしましたが、結局は「円安誘導」と「投資バブル」を生んだような気がします。
本当に優秀な経済政策なら今の「緊急事態」の中でももう少し余裕のある企業社会を作っていたのではないでしょうか?

地方創生」を唱えていらっしゃる政治家も多いようですが、言葉の目新しさほどには具体策が見えてきません。
「これをやって地域が活性化しました」と言う政治家は皆無ではないでしょうか。
地方創生の語り部が「昭恵さん」と「石破さん」と言うのも失礼ながら笑えます。


今回の「新型コロナ」の蔓延について「これはいつもとは違うぞ!」と大きな声を出せた人がどのくらいいらっしゃいますでしょうか?
「いつもの出入り口で出入りしていては死ぬぞ」と言うほどの「非常事態」なのです。


東京23区内に住んでいる私には新型コロナ蔓延が持つ「非日常性」が痛いほど伝わってきますが、「地方」にお住まいの方はどうなんでしょう?

「緊急と言われてもいつもと変わんねぇべ」
ということがあったりするかもしれません。

「都会の方ではいつもと違うらしいね」
ということかも。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事