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「夜の街に行くな!」とみんなで叫ぼう! [新型コロナ]

東京では新型コロナの感染者が一向に減りません。
「政府や都知事は何をしているのだ!」と批判する声も聞こえてくる今日この頃です。

ところでよく考えてみましょう。


1.マスコミは今まで何をしたのか?

とにかく毎日批判ばかりでした。
中には「緊急事態宣言は必要なかったのでは」などとおっしゃる方も出てきました。

「東京アラート」をはじめ「小池都知事の警鐘トーク」をあざ笑うような言い方が多かったのも事実です。

中には「知事の通信簿」のようなものまで語る番組もありました。
マスコミが報じる知事の姿だけで評定するのならタレントの人気投票みたいなものです。

この「言いっぱなし」の人たちにはかける言葉もありません。

特にタレントコメンテーターさんたちのように「講演料」がダダべりの人たちは何らかのバイアスがかかっているはず。


2.「人出が多いですね」とインタビューで語る人たちこそ出てくるな

そういうあなたが出てこなければ街の人出は少しは減るのです。

東京の住宅地で語る多くの人たちは本当に慎重です。
彼らが語る合言葉は「私の周りにはかかった人はいない」です。
真偽のほどはよくわかりませんが、「家族持ち」の皆さんは本当に慎重です。

「一人暮らしの人」についてはよく知りませんが。。。。
ただ、「一人暮らし」の方と話すと「身近なニュース」すら見聞きしていないというお方もあります。

「熱があるのに新幹線や飛行機に乗ったり」と言う人はどういう属性の方だったのでしょう。


3.都知事選候補者の発言にもおかしなことが

ある新聞の表現を借りると、

※朝日新聞デジタル(2020.6.28)
https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/コロナ、五輪…都知事選ラストサンデー、候補者の訴えは/ar-BB164eCJ?ocid=st2


●「都債発行で15兆円の財源を捻出して都民一律10万円を給付し、事業者にも補償する」

・都債発行で「財源を捻出」と言うのも変な話です。
・私の知る限りでは「捻出」と言うのは「やりくりして、金銭・時間などをつくること」だったはず。「都債発行のどこにやりくりの姿があるの」でしょう。
・まだ「10万円」をもらっていない人が多い中、次の10万円が必要なのでしょうか?「必要な人とそうじゃない人」の区別も必要です。


●「保健所や都立・公社病院を充実強化し、PCR検査体制の抜本的な強化が必要。(営業)自粛に伴う補償を徹底する」「条例を改正すれば9千億円近くある(既存の)基金を使える。道路の予算も回す」「約3兆円規模のコロナ対策の基金ができる」

「うむ?」です。
具体的にはどうなさるつもりでしょうか?「補償」と言うバラマキではないでしょうか?
・反社会的勢力のフロント企業
・風営法で規制されている企業
・そもそも赤字経営の企業
にまで「補償」をなさるのでしょうか?


「保健所」や「病院」にしても、
・新型コロナ最前線の部署とそうでない部門の切り分け
・いまだにFAXで情報交換しているような仕事のやり方の改善
・「盆と正月が一度に来た」ような病院の受付体制の整理
など具体的に「誰が」「何を」「いつまでに」「どうする」と言う提案が必要です。


●「経済活動の回復が他の道府県よりもかなり遅れている。油断してはいけないが、データを基に客観的に対策していくことも大事」

・その「データーを基に客観的」なという内容が聞きたいのです。
・「地震」のように過去の経験値で収束感が伝わってくるものと「新型コロナ」のように「着地のよくわからないもの」を混同してはいけません。
・地震や災害の時は「医療チーム」や「ボランティア」が日本全国から被災地に出向きましたが、「新型コロナ」では「医療チームが応援派遣された」と言うニュースも見聞きしていません。


●「4年後のパリも準備が遅れている。東京大会も含め、すべての五輪を2年後に移すのが一番合理的だ」「出た損害には規模に見合った補償をする。第2波が来ても、自粛していただく方と、そうじゃない方を明確に線引きして、経済を止めない」

・オリンピックの語るには情報が少なすぎます、そもそも東京都に決定権や拒否権があるのかどうかもわかりません。
・「補償」は口で言うほど簡単ではありません。


ワクチンがない
治療薬がない
高齢者の致死率が高い
状況でいろいろ対策を言ったところでそれは具体性を欠く絵空事になってしまいます。


今、素人の私たちにできるのは、

●「夜の街」や「歓楽街」に行かないこと
●「夜の街」や「歓楽街」に行かないように叫ぶこと

くらいしかないのかもしれません。

それを政府や行政がやらないのは「補償問題が生まれる」からです。
「水商売」に水を流さないのは一般庶民の仕事なのです。


ただ、行政にお願いしたいのは、第二波が来るまでに、急ぎ、
●各病院や保健所の役割を明確にしていただきたい
●「重篤患者」「無症状患者」「一般患者」の交通整理を行っていただきたい

ことです。
このままでは、「新型コロナ」以外の「重篤な病気の治療すらできない」状況なのですから。


そして、マスコミの皆さんにお願いしたいのは、「批判で終わるのではなく、国民行動の呼びかけ」なのです。


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マイナンバーカードで「選挙の投票時の本人確認」を! [少し政治的な話を。。。。]


昨日はお天気も良かったので都知事選挙の期日前投票に行ってきました。

事前に、投票所の入場券の裏側に期日前投票をする理由や住所、氏名、電話番号を記入して近所の投票所に行きました。

やはりペンも自前の方がいいかなということで「ボールペン」も持参しました。


投票所で驚いたのは、

投票をする人が意外に多い(並ぶほどではありませんでしたが、人が絶えませんでした)

「ボールペンは消えるかもしれない」などと掲示がしてあったのでやむなく備え付けの鉛筆を使うことにしました。

③相変わらず「本人確認」が中途半端です


選挙の時の「本人確認」について言うと、

「入場券」を持参すると、係の人が「〇〇〇〇」さんですねと先方から確認してくれるのです。
これならだれでも「はい」と言えば「本人確認」は終わってしまいます。

つまり、「誰でも替え玉になれる」のです。
田舎町ならいざ知らず、東京のように一人一人の特定が難しく投票所がたくさんあるところでは「投票所入場券」を買い「替え玉」になることはたやすそうです。


「本人確認」を重要視するのなら「入場券を持ってきた人に名乗らせる」べきです。


「本人確認」に厳格な「銀行」などでは、提示する本人確認書類は「顔写真付きの証明書」あるいは「複数の証明書類」などとても厳格なはずです。

今回の「特別定額給付金」の支給手続きにも似たような厳格さが求められていることを考えれば「公」であっても「本人確認」にはこれくらいは求められているようです。

※「口座開設や振込み時に、本人確認のための書類」(全国銀行協会)
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-f/7483/


そこで提案です。

選挙の投票の本人確認は「マイナンバーカード」でやる

と言うのはいかがでしょう。


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そういえば「外食」をしていない [新型コロナ]

「緊急事態宣言」が解除された東京の街ですが、私事で言えば「ずいぶん外食をしていない」ということに気がつきました。
振り返ってみれば3月から外食していません

「緊急事態宣言」が解除された今でも、
わざわざコロナにかかりやすいようなところには行かない
「ソーシャルディスタンス」とか「マスク」と言っている状況下、そう言う七面倒くさいところには行きたくない
「お店支援」などと言う奇特な気持ちもない
と言うのが本音です。


おそらく私のようなお考えの方は多いのではないでしょうか?
テレビ・ラジオでは「人手が多い」「夜の街がどうのこうの」と伝わってきますが、一般的には行かない人の方が多いのではないでしょうか?
※「どんな人が出ているのか?」と聞いてみたくなります。



「今日は人出が多い」などと「街角」でインタビューに答えている方もいらしゃるようですが、「そういうあんたが出てきてるからでしょ」と笑いたくなってしまいます。


インバウンドの喧騒が絶えなかった「明治神宮」もまだこんなに静かです(20.06.25)。

IMG_3667.JPG

森閑とした参道は大都会の真ん中のセラピーロードです。
IMG_3660.JPG

売店はオープンしていますが、立ち寄る人は本当に少ない様子です。
IMG_3670.JPG


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「宅配ピザ屋」のにいちゃんの戸惑い [仕事についてのエトセトラ]

新型コロナで潤った業界の一つに「宅配ピザ」があげられることがあります。
真偽のほどはよく知りませんが。


昨日の夕方のこと、庭でごそごそやっていたら声をかけてきた人がありました。
「チラシ入れさせてもらってもいいですか?」
と。

見上げたら「宅配ピザ」の制服を着たおにいちゃんでした。

「調子はどうなの?」と聞くと、
外出自粛期間中はよかったけど、自粛が解除になったら低迷しています。だから僕らでチラシを配っているのですよ。

「そうなんだ」

「外出自粛が緩和された住宅地は高齢者が多いよ。ここでピザのチラシを配っても効果はないんじゃないの?高齢者はそんなに量を食べないし、スーパーで売っている300円ほどのピザでも十分満足できるよ。」

ですよね

「そもそも宅配ピザの値段が一体いくらなのかよくわからない。二枚買うと1枚無料とか、SNSでは割引クーポンがいっぱい来るしね。」

そうなんですよ


「ところで、いくつか知らないけど、いったい何歳くらいまでこの仕事をするの?」

自分としてもいつまでもこういう仕事をしてていいのかと思っている。今はもう一つ仕事を持っていてそっちは面白い。

「ピザの仕事ももう一つの仕事も30歳越えてまでするような仕事じゃないよね。人生80年ということを考えないと不幸な年寄りになっちゃうよ。テレワークがどうのこうのと言ったところで若い人、サービス業と言う特徴もある。」

自分も不安なんです。何とか保険などのことなども何もわかっていないし

「年金とか雇用保険などの社会保険のことでしょ。社会保険のある正社員にならないと将来が不安だよ。」

自分は関東近県出身で、高卒の22歳です。高校のでは総合学習みたいな学科でした。勉強もしなかったけど最近手に職がないことに気づきました。でも学校でも今のバイト先でも誰も教えてくれない。

「もし安心できる人生を考えるのなら地方に戻ることもいいと思う。東京は派手で誘惑も多いけどそんな生活はいつまでも続かないよ。あなたの地元の県や彼女の実家の方に帰るのもいいと思う。30過ぎてから地方で職を探しても、地元で18歳から働いている同級生などにはかなわないよ。早いうちに手に職をつけて一生の仕事を見つけたものが勝ちだと思う。農業なんか人手不足だし働く場はたくさんあると思う。頑張れる若い時に頑張らないと後がしんどいよ。」

こんな話初めて聞きました。今日はありがとうございました。ぜひ握手をしてください。

「まぁ、コロナの時代だから握手はやめておこう。説教めいた話でごめんね。でも若いから可能性はいっぱいあるよ。それとね、せっかくチラシを配っているのだから居合わせた方にいろいろ聞くといいよ。たとえば値段とか大きさとか。それを持ち帰ってお客さんのニーズをかみ砕いて本部に提案するといいことがあるかもしれないよ」


いい顔をしていたおにいちゃんでした。

ただ、世間のニュースのようなものはほとんど知らない印象でした。


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「東京都知事」選挙のポスター [どう受け止めたらいいのか]


今東京は「都知事選挙」の最中です。
しかし、いつも以上に静かな選挙です。
たしか22人の立候補があったとか。


ところが、

IMG_3678②.jpg

IMG_3679②.jpg

ポスターの掲示板はこんな感じです。

●どう見ても22枚も貼ってありません

●掲示区画の番号の配列が複数あり、ポスターの貼り位置が固定しないようになっています。


東京都内にはポスター掲示板は15,000カ所あるそうです。
ポスターを作るだけでも相当の費用が掛かります。
ポスターを貼る作業員も相当の人数が必要です。

どうやら「明らかに当選から遠そうな」候補者「ポスターに意義や効果を見出さない」候補者の方はお貼りにならないようです。
まぁ、それも戦術でしょう。


しかし、
・選挙管理委員会が「掲示板」を設置する費用
候補者がポスターを作る費用
などを考えると、そして、
・ネットの仕組みがずいぶん進んだ
・「行政」の広報活動も盛んになった
ということも併せ考えると、
「選挙ポスター」って必要なのか?と考えてしまいます。

今回の選挙には「期日前投票」に行こうと思っていますが、そう考えると「投票所」の在り方も今まで通りでいいのか?などとも考えてしまいます。

「働き方改革」「税金の無駄遣い抑制」と言いつつ、こういった「選挙のやり方」が今まで通りでいいのか?ということも考える時期に来ているはずです。

当然のことながら、「選挙カー」など不要と思っています。
いわゆる「ウグイス嬢」の報酬がいくらかというような議論もなくなればいいのではないかと思います。


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「サービス業」よりも「ものづくり」 [新型コロナ]

新型コロナ関連の報道がない日がない今日この頃です。
今では、「医療崩壊」と言う言葉は聞かれないものの「第2波」あるいは「商売」と言う言葉が支配的になりつつあるようです。


「withコロナ」を合言葉に、「テレワーク」に成功したらしい企業、「テイクアウト」など新しい商法に活路を見出した企業等々が紹介されています。


マスコミは取り上げるご商売の特徴は、

サービス業が多い

若い人の職場

ネットを介在する

ということです。


そもそもサービス業は「便利」とか「代わりにやってあげる」的な「手数料商売」です。
国民や企業の所得に余裕がなくなると切り捨てられかねないビジネスかもしれません。


ポイントは「ものづくり」。
「必要は発明の母」と言う言葉が活きてくるビジネスです。


「withコロナ」の時代にはこういうものづくりビジネスはどうなっているのでしょう?
・農業
・漁業
・工業(製造業)
などが典型的です。


国内マーケットが飽和状態なら輸出することにより外貨獲得もできます。

同業相哀れむわけでもないでしょうが。「マスコミ」「芸能界」などはメディアを通じてサービス業の情報を取り上げがちになっているようです。


日本の得意分野「ものづくり」ビジネスに光を当ててくれませんでしょうか!

人生80年時代が当たり前になった今、若い人たちの職場からうかがえるものは「あんたたち年取ったらどうするの?」ということです。


そういえば、「新型コロナ」で光が当たったサービス業には、

医療従事者

介護従事者

公務員

と言うのがあります。


こういうご職業はこれからどうなっていくのでしょう?

例えば、

医療従事者」の皆さんの中でも、「コロナに直接関係する部門」と「コロナに関係のない部門」もあるようです。

介護」の職場も「コロナが直撃」したはずです。
しかも代替の仕組みがない。

公務員」さんも大変だったかもしれません。
しかし、
多人数の高給従事者
~「10万円」の配布作業もたいへんだと思いますが、あの申込書の作り込みには照合していく仕組みすらありません。(あれではものすごく手間がかかります)
パソコンが機能していない仕事のやり方
~今なおFAXでやり取りをする仕組みって何なのでしょう?
が伝わってきます。

この「公務員」さんたちのお仕事には「たいへんだったね」と声をかける前に、「平和なときに何やっていたの?」と聞いてみたくなります。


国会議員」「地方議会議員」と言うサービス業の皆さんのことも触れなければいけないかもしれませんが、また今度にしましょう。

サービス業はテレワークになじみやすい」のだとすれば「議員様もテレワークで」という考え方が生まれてくるかもしれません。




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衰弱した「安倍首相」なら改革をやりやすい [少し政治的な話を。。。。]

ワイド―ショーでは時期「総理総裁」候補の評定が始まりました。
まだ新型コロナについて検証・議論することがたくさんあるのにコロナの話題は鮮度が薄れたのでしょうか?


こういう番組を見ていてちっともわくわくしないのは、
「新型コロナ」が収束もしていないのに、「政治」話にお金と時間を使うのか?
下馬評にあがる人物に魅力が感じられない
と言う二つがあります。


たしかに「安倍首相」の衰退ぶりには著しいものがあります。
しかし弱い首相だからこそできることもあります。
つまり

1.「思い切った」改革がやりやすい
捨て身でできます

2.今までの「一強」と違い「弱いトップ」には検証や批判もやりやすい
強引な政治手法が通じなくなります

と考えることもできます。
今は、国を挙げて「新型コロナ」に向き合わなければいけません。
なにせ今までに経験したことの事態なのですから。


こういう時間帯があることで、国会議員延いては後継首相候補の聡明さを占うこともできます
テレビやマスコミが作った人気話で一国の総理が決まるなんてノーサンキューです。

とかく批判のある国会議員様の働きぶりを篤と拝見しましょう。



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読売新聞の「感染症に強い社会」提言をどう読む [新型コロナ]

「拙速でもいいから早くやれ」
かつての私の上司がよく言っていた言葉です。
こうなると「出来がよくないが仕事が早いやつ」が評価されることになってしまいます。

私はこの考え方は嫌いでした。
したがって部下には、スケルトンチェックを何度もし、骨組みを共有化したうえで肉付けをする手法を取りました。
「とりかかる前」に簡単な打ち合わせを行い、ボリュームを見ながら中間地点でも打ち合わせをするというやり方です。
結果的には、「速い仕上がり」「クオリティが高い」「決裁の抑え所がよくわかる」ということで部下にも支持されたようです。


昨日(2020.6.22)の読売新聞朝刊トップをみて少し驚きました。
「まぁ!お早いこと」と。

「感染症に強い社会築け」
と題する「提言」です。

トップページに書いてある「提言」は7項目からなり、

1.感染症対策不在から脱せよ
~PCR検査能力を1日10万件に

2.「コロナ不況」脱却に全力を
~資本注入ためらわず大胆に

3.首相直属の本部を設けよ
~感染防止と経済再生を両立

4.国は地方任せにするな
~国による手厚い財政支援

5.休校でも学習機会の確保を
~オンライン環境の普及を急げ

6.国際協調の機運を取り戻せ
~WHO改革 日本が主導を

7.コロナ差別を許さない風潮を
~啓発活動や救済制度の充実を

というものです。

社説」を補足的に読むと
新型コロナウィルスの感染拡大は、日本の政治、経済、社会の脆弱性を直撃した。国の総力を挙げて、生活に安心を取り戻さなければならない。
医療体制から行政執行のあり方まで、半年に迫るコロナ禍で浮き彫りになった課題を総点検し、それを教訓に体制を構築する必要がある。
と言うようなことが書いてあります。


本紙中に整理してある「提言」を再確認すると、

1.危機に強い医療体制築け
・病床確保計画 早急に
・検査拡充 不安を解消
・受入れ病院 報酬手厚く
・保健所の立て直し急げ
・医療物資 輸入依存は危険
・治療薬「国産」後押し

2.「コロナ不況」脱却へ大胆な財政・金融政策
・働き方 デジタル化で変革
・中小企業の資本強化
・予備費 機動的に支出
・マイナンバー 口座連結

3.内閣主導で感染症対策の司令塔を
・担当相を常設、体制充実
・経済・教育からも人材起用
・「未知の疾病」柔軟に定義

4.国主導で地方との連携を深めよ
・緊急事態に備え 協議枠組み
・都、情報吸い上げに課題

5.休校でも学習機会の確保を
・出題範囲 履修に応じて
・学びの格差 「遠隔」で解消
・教員のICT能力向上

6.国際協調の機運取り戻せ
・WHO改革 日本主導で

7.コロナ差別なくす意識共有を
・医療従事者を支援


かなりの紙面を割いての提言ですから「読売新聞」の力の入れようが伝わってきます。
ただ、
知っていることを全部書こうとした
現状分析が正しいのかの吟味がない
優先順位(時間軸に対して急ぐあるいは実現可能なテーマ)の区別がない
主語(誰がそれをやるのか)がよくわからない
何よりもトップページと本紙中の提言の言葉が違う
ということに目が行ってしまいます。


もう少し、現状分析を丁寧に公表・分析して、その結果として「提言」に集約化していかないと「拙速」あるいは「結局読まれない」と言う結果になりそうな気がしてしまいます。

本日からの紙面づくりが楽しみになってきました。

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政治資金1500万円を語れ! [少し政治的な話を。。。。]


河井安里参議院議員が逮捕されました。
先の参議院議員選挙に当たっては、夫の河井克行衆議院議員と二人して3000万円近い現金が配られ「票の取りまとめ」をお願いしたのだとか。

この一連の動きの中には、「自民党本部から1億5000万円の資金が配られた」という事実があります。
世情では破格の金額なのだとか。
自民党の「ライバル候補には1500万円が配られた」ということから考えても金額的には破格なものだったのでしょう。


ニュース番組では、「買収」とか「1億5000万円」に光が当たっていますが、不思議なことがあります。
そもそも自民党議員には本部から「選挙の時には1500万円の資金が配られる」ということです。

選挙にお出になるぐらいでしょうから「自己資金」もおありでしょう。
そこに「+1500万円」です。


もし政党に入っていなかったらこんなにお金が調達できますか?

つまり「選挙にはお金がかかる」「お金がないと選挙に出られない」ということになってしまいます。


「選挙にお金がかからない」ということが積年の課題だったはずです。
どうも不思議です。


「選挙にお金をかけない」と言っても、
●ポスター作製は今まで通り(必要ですか?)
●選挙カーも今まで通り(うるさいだけ)
のような気がします。


いっそのこと選挙に出たい人は
●「選挙管理委員会」が用意するネット掲示板に主張を書き込める
●「選挙管理委員会」が主催する「討論会」「講演会」に参加する
等で裾野を広げることの方が有意義な感じがします。


選挙の時だけ名前を連呼されても当選後は知らんぷりの候補者が多すぎます。


よーく考えてみましょう。
自民党から配られる「1500万円」にしても「1億5000万円」にしても「政党交付金(助成金)」と言う税金が含まれているはずです。


選挙に税金が使われることを全否定するつもりはありませんが、特定候補にだけ極端に資金が行くことは不思議ではないでしょうか?

立候補する時は無所属でも、準備中は政党員だったとしたらどこかでこの「政党交付金」が使われているはずです。


議員個人の選挙違反事件を取り上げるのなら、そもそもの選挙制度自体を改善する議論も必要ではないでしょうか!


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「第2波」は大丈夫ですか? ~ いくら「補償」しても立ち直らない企業もある [裏づけのない経営学]

小休止状態にある「新型コロナウィルス」です。
マスコミを中心とした世の中では、
第2波に備えなければいけない
「緊急事態宣言は必要ではなかった」かもしれない
などといった話も出ています。


未曽有の経験に対して少しイージーな「ネコの〇玉」のような議論も中にはあります

●治療薬がない
●治療方法が確立していない
●高齢者の致死率が高い
●ワクチンがない
●世界各国では死者が多い
と言った状況下では「試行錯誤」はやむをえないものがあります。

逆に、
●全国民にお金を配れ
●休業と補償はセット
と言った「バラマキにも似たお金支援」の声は強いものがありました。
こういうことへの検証はあまりなされていないのも実情です。


「全国民にお金を配る」論については、生活保護のハードルを低くした「準生活保護」のような制度で一時的に困窮している人たちを救済する方策も考えなければいけません。

「休業と補償のセット」論も「反社会的勢力」との関係を切り離せるのか?あまりにも固定費が高い(利益率の低い)ご商売が多すぎるという点にも光を当てて企業支援策を考える必要があります。



ただ、振り返ってみると、マスコミがおもしろおかしく伝えがちな「小池都知事の言動」には興味深いものがあります。
●小池都知事の独断ではなく「専門家チーム」及び「都庁スタッフ」の間で揉まれた議論をベースにしている
●「政府見解」と擦り合わせている
●時局判断をしながらストレートな発言を避け、小池ワールド的に語らざるを得なかった
ということを踏まえて発言の趣旨を読み取る必要があります。

例えば、
3月の半ば(3連休前)には、
・花見の宴会は避けよう~濃厚接触リスクの回避を要請
・入学入社で地方からでてきた若者に出歩くな要請
などがあったはずです。

「ロックダウン」話を笑う人も多いようですが、ぴったりとした言葉がなかっただけで結局「日本型ロックダウン」を行なうベースになりました。
・「東京や神奈川の人は来るな」的な言動をする「地方」もたくさんありました。
・今なお「北海道、東京、神奈川、山梨、福岡」を「感染警戒地域」にして移動に警鐘を鳴らしている自治体もあります。

「ロードマップ」こそ「濃厚接触」による「感染者が出やすい」業種を示したものです。

「東京アラート」は「行動制限はブレーキをかけながら緩和」ということです。

「withコロナ」「自粛から自衛」と言うのは、「今まで学習したことを意識しながら取り組みましょう」ということです。
これは、
・よほどのことがない限り「緊急事態宣言」も「営業自粛」「外出自粛」も求めない
・今後は金銭的な支援は直接しない~「そんなお金はありませんよ」
ということのサジェスチョンです。

行政も対策・対応はするけど、国民・住民の皆さんも自助努力が必要なのですよ
と言う強いメッセージが隠れています。


そこで「企業経営」です。
今回あらためて驚いたのは「家賃が払えない」と言う騒ぎです。
固定費が高い
儲かっていない
コロナでなくても潰れやすい
ということです。


マスコミは「倒産」不安を煽るような話をしますが、

日本の経済発展の歴史の中で見ると今回の倒産は少ない

「倒産」で同業者が減ると強い企業が育つ

日銀の資金供給増は銀行融資増につながらない
~「金利がゼロ」だと「倒産(貸倒)引当金が積めない」からです。つまり審査のハードルが上がるということです。

コロナ騒動が落ち着き人の出入りが元に戻っても「経営」は元には戻らない
~半年前には「人手不足」「働き方改革」「非正規増加」「低価格」と言う言葉が企業経営の中心にありました。またこういう問題がぶり返した時、企業は耐え抜くことができますでしょうか?

「損益分岐点」もわからない人が経営してもみんなの不幸が続くだけ
~「儲からない」「固定費が高い」企業はやはり長続きしないでしょう。そもそも「企業は20年位の寿命」なのですから、経営のメンテナンスをしなければ続きません、


損益分岐点とは、平たく言えば、売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高を指します。
経営の教科書では「損益分岐点 = 固定費 ÷ (1-(変動費÷売上高))」 と示されます。

経費(経営費用)が理解できない経営者さんは知らず知らずのうちに市場から追い出されてしまうのです。
こういう企業を延命させていると「低賃金労働者」が増える結果にもなってしまいます。

損益分岐点」については、

経費節減をする前に。。損益分岐点のチェック固定費と変動費の分析)をしてみませんか?)
https://beniha.blog.ss-blog.jp/2009-03-10

でご確認ください。


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「ポスト安倍」:日本の総理大臣像を語れ! [少し政治的な話を。。。。]

長きに亘る「安倍首相」にもいよいよ退陣予報が発令されてきました。
明らかに今までのような勢いはないようです。


「森友」「加計」「桜」「アベノマスク」「コロナ無策」「検察人事」「河井夫妻逮捕」等々と続けば、かつてならどこかのタイミングで辞職なさっていてもおかしくなかったレベルです。


不思議です。
「野党がだらしないから」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、昭和60年代(1980年代)くらいからの歴史で見ると、野党が倒閣したというよりは与党(自民党)内部での倒閣の勢いが「総理大臣の顔を据え替えた」と言うのが実情でしょう。


巷間と言うかマスコミ的には「ポスト安倍」の固有名詞が取り沙汰されていますが、盛り上がりませんし現実的な話題になってきません。
「なりたい」人はいらっしゃるのかもしれませんが、取り沙汰される「AさんBさん」の「実状」も浮かんできませんし、そもそも「どういうお考えの方なのか?」「どういう存在感を持っていらっしゃるのか?」がまるで伝わってきません

マスコミ特に民放各局の伝え方も「NHKの紅白歌合戦の大トリは誰か」的な伝え方です。
つまり「ポストが人をつくる」から「誰でもいい」のですよとでも言っているようなものです。
日本の総理大臣は事実上「国会議員票」と「自民党員票」で決まる現実がありますから、「政策がどうの」「地方での人気がどうの」と言ったところで「国民の意思」がそこに反映されているとも思えません。
特に「小選挙区」制度には「死に票」が生まれやすいし、「比例制」は「AさんBさん」に口出しできません


今は具体的な人物の人気投票をするのではなく、「あるべき総理大臣像」を語ることをやってほしいのです。

私も思いつきませんが、誰かが切り口を示していただいたらそこに固有名詞を当てはめていくこともできます。


私は昭和の時代から選挙権を持っていますが、最近の日本の政治社会では二つの大きな変化を感じました。

一つは、「新型コロナ」に取り組む小池東京都知事の発信力・行動力です。

彼女の素晴らしいのは、
●都庁の行政組織の上に乗っかり自分の言葉で都民に政策を披露した
●築地、豊洲問題もそれなりに着地させている
●「七つのゼロ」に見られる提案はいずれもが政策課題の切り口として一般化してきた
という点が挙げられます。
強いていえば「女性」だからなのか「マスコミ出身」だからなのか「言動が派手だから」なのか政策以前のレベルでマスコミの標的になりやすいところが残念です。
また「マスコミキー局のお膝下」だけに批判されやすいということもあるようですが、これほどまでに各政策がマスコミで取り上げられる知事も珍しくもあります。

「希望の党」批判についても「野党がだらしない」論をぶつ人には批判する資格もありません。


一つは、「イージス・アショア」の停止問題です。

今までのやり方なら「金額」「国際的な影響」「国防という政策の重み」等を考えれば「総理大臣が発表する」レベルの話だったはずです。
ところが、ある意味突然「防衛大臣が発表」した点はすごく驚きます。
●「内閣」内の都合なのか?
●河野防衛大臣のすわりのよさなのか?
とても興味深い話です。

うがったマスコミは「辺野古中止」のシグナルではないのか?という話しまで伝わってきます。


国際政治的にも国際政治的にも、今の時間帯は、「AさんBさん」と言う固有名詞の人気投票をする前に「あるべき総理大臣像」を議論する時間のような気がします。


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コロナ以前から「宿泊客が減っている温泉地」のこと [旅紀行・県民性の謎]

新型コロナ感染拡大に伴う「都道府県境をまたぐ移動の自粛要請」が19日(金)から全面的に解除になりました。
観光地の皆様も一息つかれることではないでしょうか。。。。
私も「温泉地」へ行きたいなと思っているところです。


ところで、今年(2020年)2月のことでした。
地方の温泉地を訪ねたところ、そこの古刹のご住職から「宿泊客が減っているのです」と相談されました。

「新型コロナで海外からの観光客が減りましたからね」と言うと「コロナ以前から宿泊客は減少傾向が続いている」とのお話です。
それなりに有名な温泉地なことに加えて
●インバウンドブーム
●温泉ブーム
●知事以下行政の肝いりもすごい
状況下で「宿泊客の減少」というのはかなりの重症です。


そこで提案というか警告したのは、

1.「観光」という言葉を捨てること

「Sightseeing」という英語で考えると「何を見せるのですか?」「何を見てもらうのですか?」という答えが必要です。

当地を訪れるお客様はすべて「観光客」だと考えると、それなりに目的を持っているはず。
たとえば「温泉」「名所旧跡巡り」「グルメ」「くつろぎ」「健康確認」「知的好奇心の満足」等々
「観光」で儲けよう(商売しよう)とぎらついた地域は嫌われます。

●この地でどう時間を過ごすか?
●どういう巡路を考えるのか?
●何を「深堀」(重点)とするのか?
●「インスタ映え」ポイントはどこか?
というお客様ニーズに合わせたプレゼンスが必要です。
何よりもお客様は「相応の知識」と「わくわくする」期待感をお持ちなのですから。

この地域は知事以下「言葉の遊び」で観光客誘致を考えていらっしゃるのでリピーターが育たないのです。


2.「補助金」とか「行政が力を入れている」という言葉は幻滅を誘う

「歴史」や「自然」が育んだという言葉をお客様は好みます。
「補助金」=「官製」=「自立していない」
という印象を与えてしまいます。
補助金というのは「内輪」の話であり、お客様には関係のないことです。
「こんなことに税金を使っているから税金が上がるんだ」と思われてしまったらアウトです。


3.基本は「三つのK」

お客様は、こういうお気持ちではないでしょうか?

第一番のKは、「関心」です。 「興味」とも言います。
何事も関心を持ってみることです。
 ・・・・そもそも何らかの理由でここに来ようと思ったはずです。

第二番目のKは、「感動」です。「トキメキ」のことです。
やはり、そこには、どきどきわくわくすることがあるのです。
 ・・・・「思っていたとおりだった」「思っていた以上によかった」となればしめたものです。

第三番目のKは、「快適」です。「気持ちいい、気分がいい」ということです。

一目ぼれをしても、その恋心が持続することが必要です。
・・・・「また来よう」「誰かに話そう」というリピートに繋がります。


4.観光地は全天候型

天候が不順な(雨が多い)地方では「あいにくお天気が悪くて」と言いがちです。
ここのご住職も参拝客に「あいにくのお天気で」と声をかけていらっしゃいます。
結婚式のスピーチよろしく観光にも「ネガティブ」な言葉は禁句です。

雨の日なら古刹ならではの「佇まい」を楽しんでもらうことも必要です。
「森閑とした」「心が洗われる」と言った思い出を作ってあげましょう。
そして次こそは「いいお天気の日に来よう」というリピートする気持ちをお持ち帰りしていただくことが必要です。


5.「古刹を特別視」してしまったら人は行かない

修行場であるこの古刹ですから「険しい」「スリルがある」という雰囲気もありますが、それを前面に出してしまうとお客さんは偏ってしまいます。
団塊の世代(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)生まれ)が高齢化していく中では、「お参りの上り下りがしんどい」意識が先行してしまうと嫌われてしまいます。
「修験者体験」を味わう程度に権威付けするほうが重要なような気がします。


6.歴史に合わせた蘊蓄や重みが必要

「見た見た」「行った行った」というまるで「白地図をマーカーで塗りつぶすような」観光地を目指すなら別ですが、リピータが続く肉厚な観光地とするには「歴史」や「信仰」の重みに身震いするようなストーリーが必要です。

当地はそういうわくわく感のある場所ですから「安売りしない」が基本です。
「観光」という言葉に踊り「古刹」の魅力を磨いていないのです。

「また来たい」「また来る」「今度は誰かを連れてくる」こそいい観光地なのです。



7.「きれいなトイレ」「バリアフリー」は鉄板

かつての「旅館」「ホテル」は「自宅より住環境がよい」というのが大前提でしたが、今は「布団」「風呂」「トイレ」「食堂」は自宅のほうが十分綺麗です。
お金を払ってもらうからには「住環境」の整備は最低限必要です。


8.「団体客」か「個人客」か

かつては「農協」「婦人会」「青年団」「企業親睦会」で潤っていたが、昨今は「老人会」「インバウンドの団体」がようやく置き換わってきたというのが実情。
しかし、「団塊の世代」の高齢化や水もののインバウンド需要を考えると「個人客」を侮ってはいけない
「働き方改革」は少人数旅行を増やすはず。(休暇が交代制になる)
想定しないところから客は来る
海外の個人客は「お金持ち」「リピーター」「勉強家」が多い。


9.宿泊客か通過客か・・・・滞在時間を延ばす

「宿泊しない客」「車中泊」の客も多い。
この人たちにいかにお金を落としてもらうかも重要。

①着物、修験者コスプレ
今、インバウンドを中心に「レンタル着物」がブーム。

1セット(含む髪、小物)で5,000円+小物オプションが相場。
中国人、イスラム、黒人を問わず人気。。。。インタビューすると日本人もかなり多い。
中国人は家族で着る方々も多い

②「小腹」を満たす食べ物
「田楽」「玉こんにゃく」「たい焼き」等単価100円くらいの食べ物がほしい。
※在庫にならない匂いのするものが人気

③「古刹」に興味のない客の長時間滞在を
高齢化はスルー化やめんどくさいことは避ける傾向がある一方で、本物(経、写経、護摩、仏像等々)を好む客も多


10.資金調達はクラウドファンディング

そもそも神社仏閣の「浄財」「寄進」というのはクラウドファンディングの原型です。
クラウドファンディングとは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことです。
方法論(やり方)は役場に研究してもらい、伽藍の整備資金の調達を行うこともやらなければいけません。
信心の魅力を磨かずに「補助金」に頼るようなスタンスが観光地の勢いを削いでしまいます。


11.見てもらいたいのは「どこ?」「なに?」

皆さんが「見てもらいたいもの」「来てほしいところ」を線で結ぶ必要があります。
いわゆる「導線」を明確にする
そうすると、お客様は勝手に動き回るようになり新しい「動線」ができます

ご住職のお話を聞いていてつくづく思ったのは「お話がアバウトすぎる」ということ。あまり詳しくない私がいろいろと質問をすると「どうしてそれをご存じで」と聞き返されました。
居合わせた「地元の方」も「そんな話は初めて知った」状態です。

魅力は意外と深堀できるものですが、「行政の言葉の遊び」がこの古刹を軽いものににしてしまったようです。
知事が一言しゃべるとマスコミが追随するような土地柄では全国区にはなれません


12.「花」は季節を選ばない

この観光地には花が少ない印象です。
「花」はリピーターを生むにもかかわらずあまりにも軽視し過ぎです。
この県の知事がそういうことに無関心なこともあります。
また住民の皆さんも「直接お金を生まない」と思い込んでいらっしゃるようです。
ですからこの地域はなんとなく「暗い」感じがしてしまいます。


13.宣伝(広報)のやり方

海外向けは県などの行政、国内は来た客の評判という風に地元がお金を使わないことを考える。
来た客がSNSで宣伝してくれるのがベター(やらせはつまらない)
昨今のマスコミの「いいところ情報」には新鮮味がありません。
思い切って「ここはよくない」だから「あなたにいい所を発見してほしい」とでもアピールしたほうがまだ興味がわきます。


14.企業を使う・・・転勤族は都会の人・宣伝マン

「働き方改革」は少人数旅、独り旅を増やします
なぜなら交代で休みを取る人が増えるからです。
「宿坊」「ユースホステル」のような泊まり方も好まれてきます。
そこには「泊食分離」「泊湯分離」が生まれてきます。

また、東京などの大都市に本社がある企業の支店長は「地域貢献」という使命(業務ポイント)があります彼らが「社内報」等で社内に宣伝してくれるように仕向けることです。
まず「支店の慰安旅行」「支店社員の家族旅行」を呼び込むことが必要です。


15.行政は定番広報を

●観光客が撮った写真を公募してカレンダーづくり(参加型を前面に)
●全国の郵便局のカウンターはポスター張りを有料でやっている
●東京都庁には全国の観光案内コーナーがある
●宣伝は知事のためではなく地域のため(知事が有名になるだけの宣伝ぶりの県もあります)
タレントが知事になるのはいいが知事がタレントになってはいけない


16.観光客はどこから来てどこへ行くのか

「自県」内で取り込むのか?「他の観光地」とコラボレーションか?を踏まえること。
ご住職とお話ししていて感じたのは観光客は「ここにしか来ない」と考えていらっしゃるということです。
「この地」だけで観光客を呼ぶには「浅い」と言った印象が残ってしまいます。
また「教養」「芸術」を求める客は多いにもかかわらず、知的満足に訴えるお話が少なすぎます


17.観光客の財布の中身は同じ

●交通費
●宿泊費
●食費
●土産物代
●滞在遊興費
のどこにお金を使わせるかが勝負所

「交通費」にお金がかかる人はリピートしない
近場のリピート客は大切に
東京の人は「呼んでも来ない」し、「呼ばなくても来る」
地元及び近隣各県の客を狙う。
知事やマスコミの言葉の中には「東京」という言葉が主役です。
「交通費を考えたらそんなには来れないですよ!」と説明しておきました。


18.ハサップ(HACCP)とハラル

HACCPとは「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」という言葉の略語で、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のこと。
「危害分析重要管理点」と訳されています。
ジビエ料理にはハサップがあると強い

地元の方も含めかなり多くの人に同じような値段の「牛肉」と「鹿肉」と「猪肉」が目の前に出されたらどの肉を食べるかと聞いてみました。
多くの方が迷うことなく「牛肉」とお答えになるはずです。


ハラル(ハラール HALAL)イスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指します。
イスラム法の下では豚肉を食べることは禁じられているが、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される。この作法が遵守された食品で、イスラム教では豚肉そのものだけでなく、豚肉から抽出したエキスが含まれる調味料やスープ、豚肉由来の加工食品であるハムやソーセージ、豚の脂が含まれるゼラチンを使ったデザートなどを口にすることも禁止されています。
さらに、過去に豚肉を調理した調理器具や食器などもNG。アルコールにも注意。
ということがあるようですが、ご住職たちは「ハサップ」も「ハラル」もご存じありませんでした。
あまりにもやみくもすぎます。

「多様性の時代」に配慮することも必要。



19.「非正規」では人手不足は続く

「社会保険のある職場」を目指さないと若い人は定着しません
「あなたの子どもさんを働かせたいか」が考え方の基本。

こういうことも意識になかったようです。
安定した雇用の場であるところに観光の質が高まる秘訣もあるのです。



さてさて、少しは参考になりましたでしょうか。
こんな話を2月にしてきました。
今なら「新型コロナ」という制約からも抜け出す工夫が必要です。

皆さんが新型コロナ対応でテレビで垣間見た知事の姿の中には「ただの目立ちたがり屋」の方もいらっしゃるのです。
こういう知事の下ではおそらくマスコミ受けやSNS人気は高いが住民の生活の課題は解決しないという難題が隠れているはずです。


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標語は簡潔がいい~4か月ぶりの「散髪」 [新型コロナ]

梅雨になりあまりにも鬱陶しいので「散髪」に行ってきました。
2月初旬以来ですから4か月ぶりです。


散髪をしていると、
理容師さんが「ずいぶん伸びてましたね」と声をかけてきます。
「エイズの時もそうだったけど、新型コロナの危険は床屋さんには多いんじゃないですか」
と言うと。
そうなんですよ
と理容師さん。


私の散髪屋さん評は、
濃厚接触
お客さんは不特定多数
「体液」が触れやすい
密室空間になりやすい
等々、好きなところではありません。


私の行く散髪屋さんは、
カットだけ
洗髪、ヒゲソリなし
安い
早い
と言うお店です。


こういうお店ですが、店の外に行列です。
明らかに待っている時間の方が散髪の時間よりも長いというお店です。


店の入り口のドアには、
入店は二人だけで、それ以上のお客様は店の外で距離を開けて並んで待ってください
店内では私語は自粛
待合椅子は一つ置き
玄関ドアはお開けておく
等々いろいろなことが書いて貼ってあります。

しかし、
理容師さんがよくしゃべる
~「あんたがしゃべったらアウトでしょ」と言いたくなります。
●私が終わった時に見たら、店内には4人のお客様が待っていました。
~なぜか、ご高齢の方が二人も立っています。「空気を読めよ」とも言いたくなってしまいます。


私の後ろ2人までは比較的若い人たちばかりでした。
おそらく張り紙を見なくても空気感は伝わっているはずです。

ただ、ご高齢のおじいさんたちは「自分がルール」です。
おそらく「張り紙を読む」などと言うお考えはないでしょう。


帰宅したら、シャワーを浴び、来ていたものをすべて洗濯しました。


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「散髪」に行かない4か月 [新型コロナ]


「新型コロナ」の蔓延に伴いいろいろな言葉を覚え、そして思い出しました。

すでに多くのマスコミが使わなくなってしまった「不要不急」。
でも、庶民の間ではずいぶん定着しています。
少なくとも私には。


デパートにも行かなくなりましたし、外食もしていません。
そして「散髪」にも行っていません。

2月の上旬に散髪に行って以来はや4か月を過ぎました。
鬱陶しくてたまりませんが、もう少し「世の中が落ち着くまで行くのはよそう」と思っているうちにずいぶん経ってしまいました。

その間に行きつけの散髪屋さんは閉店してしまわれました。
新しいお店に行くのも億劫です。


先日は「歯医者さん」に行きました。
先月の予約を延ばしていたものですが、どうしても行かなければいけないこともあり行ってきました。

私と同じように「不要不急」の患者さんは減っているようです。
受付で聞くと予約を延ばす人も多いようです。


不要不急

「自粛」から「自衛」の時代になった今、今まで「学習」したことは当分の間は身体に覚え込んでしまったようです。


小池都知事が「自衛」と言ったそばから「反発された芸能人」もいらっしゃったようですが、ずいぶん学習したんだから大人の対応をしなよ!」と言ってあげたくなりました。


「不要不急」のタレントさんたちは本当にたいへんなのでしょう。


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「ホストクラブ」や「キャバクラ」や「銀座のクラブ」がなくなっても困らない [新型コロナ]

「ホストクラブ」「キャバクラ」「銀座のクラブ」と聞いて何を思い浮かべますか?


普通に暮らしているものから見れば「ホストクラブ」も「キャバクラ」も「銀座のクラブ」もなくてもちっとも困らないというのが本音です。

こう考えるのは私だけではないようです。


今回の新型コロナに伴い、こういう「風営法」対象業種の「営業自粛」についてマスコミはどのように報じるスタンスだったのでしょう。
新型コロナが蔓延する直前には「ホスト」や「キャバ嬢」をチヤホヤするような民放番組もありました。


そもそもこういう業種は「風営法」(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)で規制されている業種でもあり、積極的に支援することになじまない業種でもあります。

そういう評価はどう考えていらっしゃるのでしょうか?


「ホスト」「キャバ嬢」と言うのも立派な職業と考える人もいらっしゃるかもしれませんが、積極的に「いいお仕事ですね」などと言えないのもこのお仕事です。

人生80年と言うスパンで考えた時、働く人たちの人生の中ではどういう位置づけなのでしょう?


「新型コロナ」に向き合う社会になった時、どうもマスコミは平常心を欠いているようです。
自らのスタンスをさておきながらいつも犯人探しばかりです。

こういう極端なことが起きた世の中には「おかしいじゃないか」と思えてしまうことを、平時でもチェックしたり批判したりするのがマスコミの役目ではないでしょうか!

速く」とか「スピード感をもって」くらいの話ならオウムでも話します。


そういえばグルメに詳しいとか言われるタレントが不倫したとかで大騒ぎですが、「グルメ王」とか呼んだのもマスコミです。
少なくとも私には彼が「グルメに詳しい」とか「グルメ番組に出ようが出まい」がどうでもいいことなのです。

「どうでもいいことを大変なことのように報じる」のがマスコミなのかと思ってしまいます。


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「マスク」の国家備蓄を! [新型コロナ]


「新型コロナ」の蔓延でバタバタしたのがずいぶん昔のような今日この頃です。


例えば「マスク」不足。
覚えていらっしゃいますか?


今はずいぶん価格も下がり、比較的容易に手に入るようになったらしいのですが、「第2波」などとマスコミが騒ぎ出すと「マスク不足」が再来するかもしれません。

また、あのマスク不足の時に急遽「マスク製造」に乗り出した企業もあったようです。
中には国からの要請を受けた企業もあるのかもしれません。


日本では「花粉症」対策ということでマスクが一般化していますが、「新型コロナ」の蔓延で「マスク需要」が世界各国で高まってきているようです。


今年は、インフルエンザ患者が少なかったとも言われています。

・マスクの着用
・うがいの励行
・手洗いの励行
等々の効果もあったようです。


「補正予算がどうのこうの」と騒いでいた国会の予算論議の中に「マスク」の話は入っていたのでしょうか?
次も「アベノマスク」というわけにはいかないでしょう。


「新型コロナ」を契機に日本のモノづくりのあり方も見直すべきです。
日本産の「マスク」をもっと作ってもいいでしょう。

そして国が戦略的備蓄として毎月一定量を買い上げるということをやってもいいはずです。
「ものづくり」は裾野や周辺産業を高度化してくれます
「素材」や「仕様」が更なるレベルアップをしていくはずです。
国際支援の一環として不足国への支援物資にもなるはずです。

たかが「マスク」と笑うことなかれ!
あの時はあんなに大騒ぎをしたのですから。


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「新型コロナ」と「マスコミ」の語り方 [新型コロナ]

「新型コロナ」については、時間の経過とともに、「不安はあるがなんとなく深刻度が薄れてきた」ような気がする今日この頃です。

現に日本各地では新規感染者の数が大幅に減り、また多くのことが「6月19日」を意識して進められているような雰囲気も伝わってきます。


さて、今回の「新型コロナ」は、「戦争」を直接体験していない私たちにはおそらく人生始まって以来最大の危険だったのではないでしょうか?


●連日、テレビ・ラジオなどのマスコミでは「新型コロナ」のことを取り上げない日がない
●そういうマスコミの論点も「正解かどうかの判定」はできない

と言うのも今年の大きな特徴です。


ですから、マスコミがどのように「新型コロナ」を伝えているのか?伝えてきたのか?も時々は整理そしてチェックをしておく必要があります。


その前に、私の偏見的マスコミ論で申し上げると、

①「不偏不党」を標榜するあまり結論なき批判が多い
②議論に「主語がない」(それは誰の責任なの?誰のおかげなの?が曖昧)
③「地方」「中小企業」の取り上げ方にはバイアス(偏り)が多い
④「専門家」と言う人の非科学的な話には甘く、「タレント」の「感情的・情緒的」は垂れ流し状態
⑤過去を振り返らず言いっぱなし
⑥出演される「タレント」は「催しが大好き」(収入源の一つ)
⑦死者には鞭打たず、落伍者には厳しい

と言った傾向があるということを踏まえながら見てくるとなんとなくわかってくるようなこともあります。
つまり「そういうことを踏まえて読み解く」必要があるということです。


1.「PCR検査の数を増やせ」の着地がわからない

どの番組も「PCR検査」数を増やせと言っていました。
安倍首相も20,000件/日とか言っていらっしゃたような記憶があります。

増えてきたとは言え、今なお「検査数は少ない」はずですが「そのことで大きく支障が出ている」という話しも伝わってきません。

・PCR検査を「定期的に国民全員が受ける」ということと「どういう人に検査が必要で、それが充足していたかどうか」の整理が十分に行われないまま「検査を増やせ」論が進められてきてしまったような感じがします。


2.「非常事態宣言は必要でなかった」と言うには早計

どこかの学者さんが言ったとかで「非常事態宣言は必要なかったのではないのか」とおっしゃる著名人もいらっしゃるようです。
しかし、
●国民全員への注意喚起と言う側面での効果は絶大なものがあった
●「都道府県またぎ」の移動を制限することができた
~地域によっては「東京から来た」というだけで偏見が起きてしまうところもかなりあったようです

多くの専門家がおっしゃっているように「結果論での議論」の息を出ないようです。

東京アラート」を否定あるいは批判される方も多いようですが「注意喚起」と言う効果はとても大きいような気がします。
「批判」があることそのものが「注意喚起」への最大級の効果になりました。


3.「休業は補償とセット」と言う見栄えのいい話

気持ちはわかります。
「コロナ倒産」の懸念を語る方もいますが、
・過去の不況と比べると少ない
・コロナが原因ではなく経営ぶりの悪い企業にはコロナが引き金になっている
・「水商売」とはそういう「リスク」が高いもの
という側面を無視した議論が多すぎます。

1年前までは「人手不足」が叫ばれ、「非正規問題」もあったはずです。
その「人手不足問題」は
・どこに行ってしまったのでしょう?
・その程度の人手不足感だったのでしょうか?
・人手不足と言いつつ結局は「非正規」に頼る人手不足経営だったのではないのか?
・今なお「人手不足」企業は存在するが、「解雇」話などとのマッチングはないのか?
と思ってしまいます。


そもそもの「経営リスク」「経営課題」を語らずに「補償」話が先行するのもいかがかという思いがあります。
「風営法対象企業」「反社会的勢力及びそのフロント企業」への補償が必要なのかどうかも要注意です。あまり議論されていません。
特に「サービス業」という産業の「脆弱性」「必要性」を踏まえた議論をすべきだと思います。

多くの識者がうすうす気がつきだしたのは「お金がない」ということ。


4.「速く」「スピード感をもって」というがそもそもの仕組みが議論されていない

「特別定額現金給付」「持続化給付金」などと言うバラマキが今まで行われたことがあったでしょうか?
しかもこういう給付金を迅速にばら撒く仕組みが世の中にあったでしょうか?
飛行機で空からビラをばら撒くのとは意味が違います。

「速く」「スピード感」と言う言葉の虚しさだけが残ってしまいます。

●「持続化給付金」の素人ご都合集団の話の違和感は論外です。

中抜き差額20億円のうちの15億円は銀行へ支払う「振込手数料」と言うおかしさ
・なぜ「振込手数料」の支払いだけは中抜き組織に残っているのか?
・残りの5億円そのものが過大ではないか(親会社からの出向者の人件費=親会社の利益と言う側面がある)
・「テレワーク」になじまない作業が「テレワークでされている」と言う事情も不明
~今はやりの言葉が隠れ蓑になっているようです

●「定額給付」10万円などと言うバラマキをやった経験がない

・「マイナンバー」制度が中途半端なまま放置されてきている事実を誰も考えていない
~多くの人が「マイナンバーカード」を持っていなくても困らなかった

・「確定申告」をなさる方ならご存知だと思いますが、税務署からは「整理番号」で把握され「マイナンバー」「本人確認書類」の添付も必要です。
~こういう情報を一元管理することを嫌う方が多い中で「速く」を求めるには課題も多いはずです。

・「健康保険者番号」がなぜ活用されないのかも不思議
~国民を網羅的にとらえるには「保険者番号」と言うのはかなり正確なはずです。給付も「健康保険組合」等を通じて流すというやり方もあったはずです。


5.志村けんさんの死亡は美談になり、渡部建さんの不倫話は叩かれる

志村けんさんの生活ぶりは新型コロナ蔓延の解明には大きな役割があったような気がします。
渡部建さんの話はプライベートな部分が多いはずです。番組を降板しているのですからそれ以上は当事者間で解決すべき部分の方が多いはずです。

「多目的トイレ」の間違った使い方については今までかなり広く伝えられてきたところです。
「新幹線のトイレ」などもああいう使い方をする小説などもあります。
「飛行機のトイレ」については映画「エマニエル夫人」でも描かれていたはずです。


6.「知事の人気ランキング」をしていたマスコミもあった

たしかに言動のおかしな知事もいらっしゃいました。
ただ「知事」の能力だけで感染度合いに差があったとは思いません。

たまたま「新型コロナ」の感染が少なかったあるいはクラスター退治だけで済んだ地域の知事をマスコミへの登場ぶりで評価するのはいかがなものでしょう。
県政全般で見ると「この人はいかがなものか?」と言う方も中にはあります。
「コロナバイアス」「マスコミバイアス」で知事を評価するのは地方自治が内在するリスクを包み隠してしまいそうです。


7.「東京オリンピック」と「コロナ」を対応リンクさせてはいけない

「小池都知事は東京オリンピックの延期が決まるまで何もしなかった」と言うウソが蔓延しています。
●「オリンピック」と言う国際的な国家行事を前にしたらさすがに「都知事」主導で動くことはできません。IOC、日本政府とのさや当て合戦もあったことから表立って動けなかったのが実情
●「習近平」の本日問題がはっきりしなかったことも影響は大きい
●マスコミはそういう実情を正しく報じていない
●「オリンピック」「習近平訪日」が延期と決まるや動きが速かったのは、水面下でかなり準備がしてあったということに違いありません


8.「災害非難」と「新型コロナ」などの感染症をごっちゃにするな

「災害非難」を論じるテレビ番組を見ていて思うのは、

●「あなたたちは避難所に避難しないでしょ」と言いたくなるような人たちばかりがお話しされている
●「新型コロナ」に限らず、「インフルエンザ」などの感染症や「食中毒」あるいは「避難所の火災」などについて語る人が今まで少なすぎました
●「自宅」や「職場」よりも不都合なところに「非難しろ」という発想の見直しが必要
●日本で多い「水害」非難に耐えられる仕様になっているのか疑問
~段ボールなどの「紙」と「水」の相性の検証も必要
●災害の不安は「電気、ガス、水道、道路などの公共インフラ」の利用の可否とセットであり総合的なチェックが必要


9.なぜか「国会議員」のマスコミ出演が少ない

「国会議員」に代表される政治家を批判されるマスコミは多かったようですが、「県またぎ」の移動ができず東京に国会議員が集中していたということを考えれば、国会議員ばかりを呼んだ特番があってもよかったはずです。

そこが不思議です。
国会が閉会になると「政治パーティ」「政経パーティ」の話題も出てきました。
「政治と金」を批判するのなら「こういうパーティの開催」を批判することもマスコミの役目です。
「長いものに巻かれた」ご都合主義と言っても過言でもないでしょう。


10.「新型コロナ」は「エイズ」「梅毒」とどう違うのか?

かつて「エイズ」や「梅毒」と言う感染症が流行り問題になった時期があります。
今はどうなっているのかよくわかりませんが、当時は床屋の顔そり(剃刀の使いまわし)なども問題になりました。

つまり、なんとなく感染経路が彷彿できるような取り上げ方がされていました。
今回の「新型コロナ」はどうでしょう?
感染経路に決め手を欠き、まるで「空気に触れただけでも感染する」とでも言うかのような説明ぶりです。

「かかりたくない!」「かからない残したことはない!」と言うのが多くの皆さんの思いです。
「かかったかどうかの検査」も必要ですが、「かかった人はどうしてかかったの?」「予防策は日常化するのか?」と言う議論が少なすぎます。



等々、「新型コロナ」を論じるにはいろいろな切り口があります。整理は不十分ですが、今回の「新型コロナ」は社会構造の変化を起こしそうです。

そういえば「第2波」がやってきたときはどうするのでしょう?
もう「お金もない」はずですし、「医療崩壊」の危惧は払しょくできるのでしょうか?
学校制度」「働き方改革」もこの社会の構造変化を踏まえて議論されなければいけないはずです。




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市販の「カレールー」はどれを使いますか? [もしかしてグルメ]

外出自粛で「料理」に目覚めた方もいらっしゃるかもしれません。
私も一人の時は時々自ら料理をします。
「料理」と言っても「カレーライス」ですが。。。。。
しかも市販のルーで。


以前はテレビCMでお馴染みのものを買っていましたが、最近は、「メーカーにはこだわらず安いもの」を買うことにしています。

毎日カレーライスを食べても飽きないくらいなので、「美味しいかどうか」は二の次で、いろいろ考えなくても作れるものをつくることにしています。


・肉がなければハムやウィンナーで代用
・野菜は「タマネギ」「ニンジン」「じゃがいも」は一応入れる
・冷蔵庫にある残り物も入れる
・「サツマイモ」「かぼちゃ」「レタス」「キャベツ」等々野菜は適当に。時には「大根の葉っぱ」も
・「コーン」や「グリンピース」などがあればそれも入れる
・レシピは見ない
・「オリーブオイル」で「ニンニク」を炒めてが調理のスタートです
・「ニンジン」や「ジャガイモ」はレンジで下処理を
・鍋は洗うのが楽なので深いタイプのフライパンを使う
・混ぜるのは竹のへらで
・水っぽくなればルーを追加
・堅くなれば牛乳で水気を補給

一つだけ気をつけるのは「焦がさない」こと。
強火の時は混ぜる。原則弱火で煮込みます。


ざっくり料理の出来上がりです。
「ゆで卵」を入れたりすることも。


余ったカレーは冷まして冷蔵庫へ。
明日もまたカレーです。
残り物の納豆を入れたりして。
蜂蜜の固まってしまったのを入れたりも。

こんなざっくり料理ですから、
カレールーは「ハウス」でも「S&B」でも「グリコ」でも拘りません
いままで「ハウス一辺倒」だったのが不思議です。
テレビコマーシャルに洗脳されてしまっていたのでしょう。
ただ、複数のルーを買い適当に混ぜて使っています。
残れば次の時に使います。

「ご飯」に飽きたら「うどん」でも「カップヌードル」でも美味しかったりします。


世の中には「こうでなければいけない」と思い込んでいることも多いものです。
特に食べ物は「空腹」「体調がいい」が揃えば何を食べても美味しいものです。


「新型コロナ」に伴い「営業制限」が解除されたと報じるテレビを見て思うのは、「そこで」「それを」飲んだり食ったりしなくても人生は楽しいものだということ。
「お金で幸せを買う」ように見えてしまうのは私だけでしょうか。。。。







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「東京アラート」の効果と「第2波」に備えて [新型コロナ]

「あんなの効果がないよ」「無駄だよ」とマスコミのインタビューでは話す人が多い東京アラートでしたが、インタビューを受けた人がどんな人だったのかまではあまり気にされていません。


何度も言っていますが、新型コロナは、
●ワクチンがない
●治療薬がない
●高齢者は致死率が高い
等々を考えれば、「やれることはやる」と言うのが大原則です。

下り坂をノーブレーキで降りるよりも、ブレーキをかけたり、休んだりしながらゆっくりと下山するということが一般的なように、焦ってもいいことはありません
そのブレーキを踏ませる役目が「東京アラート」だったのです。
数値で検証するような代物でもないことは明らかです。


ご商売(特に飲食・観光関連)をなさっていらっしゃれば、「早く今までのような商売がしたい」と思っていらっしゃる方も多いと思います。


ただ、サービス業の悲しい性と言うか「お客様あって」の水商売です。
お客様が今まで通りの行動をなさるかは未知数です。


「緊急事態宣言」が解除されても一足飛びに元に戻らないことでもよくわかるように、その日から急変するような状況ではないことは明らかです。


そこから「ご商売への工夫や知恵」が必要となってきます。


ときどき「老舗が閉店」と言うニュースを見かけますが、「いままででもそれなりだった経営がこれから大きく好転することはない」とお考えになったのでしょう。


もし「今のままで第2波がやってきたら」と考えると心配や不安は消えません。
なにせ「第2波が来てもお金はない」からです。


「第2波」に備えるということはそういうことなのです。
「七面倒な取り組みをするくらいなら」と考えた結論もあるはずです。
「ノウハウを温存しながら、世の中が落ち着いてから再スタートする」という方法もあるはずです。
サービス業の場合は、出遅れたからと言って「それは負け」ということはないからです。


意識高い系のマスコミ」の皆さんの話しぶりを鵜呑みにしてはいけないのです。


小池知事曰く、「自粛から自衛」なのだと。
ここのところの「だれか何とかしてくれ!」から「みんなが何とかしよう!」と言う気持ちの切り替えも必要なのです。

だから、「防空壕から出ても弾は飛んで来るかもよ」と言う自衛が必要なのです。

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「文春砲」と「韓流時代劇」 [どう受け止めたらいいのか]

昨日はテレビ出演の多い人気タレントの「不倫」話で世の中はにぎわっていたようです。
本日(2020.06.11)発売の「週刊文春」に掲載されるということでお祭りは始まったようです。

ここでよく考えなければいけないのは、
●「不倫」は当事者間の問題であり社会的に個別の不倫話を取りざたすることはなんだか不思議。
●「不倫」には相手もあり、一人が一方的に悪いというわけでもない
●多数のテレビラジオの番組に出演中とのことであるが、(私は関心のない番組ばかりのせいか)番組制作側の問題であり、それを社会悪のように突然言い出すのも不思議
●おそらく関係者間ではわかっていた話
ということ。


私は、「韓流時代劇」のファンで原則NHKが放映するものは欠かさず見るようにしています。
(深い理由はありませんが、キリがないので)

これらの「韓流時代劇」の特徴は、
●両班(やんばん)と民衆の身分格差が明らかなことを
●両班(やんばん)であっても庶子であれば軽んじられること
●科挙に合格することが出世の条件であり不正が後を絶たないこと
●王族と言えども正統性がよくわからず、「明日は我が身」のような政争の世界である
●この王族を裏で操るものがいる
●妾、再婚は一般的であること
●そこへ「正義の味方の若い王子が王様になっていく」こと
と言ったようなことがあります。



いわゆる「文春砲」に代表される週刊誌的なものの伝え方の多くが、なんだかこういう「韓流時代劇」が伝えるような取り上げ方になっている気がします。
つまり、物事の本質を外していること。


最近の週刊誌記事の見出しを見る限りでは「学歴」とか「出自」を疑うようなものが散見されます。
これは書き手の側に「学歴コンプ」(学歴コンプレックス)への異常な執着が窺われます。
おそらく著名(だとご自身がお思い)な学歴を持っているが社会がそれほど評価してくれない方の逆恨みとでも言いたくなるような伝え方です。
私から見れば「どうでもいいじゃないか。些細なことでしょ」という風に見えてしまいます。


安倍首相になって「森友」「加計」「桜」「アベノマスク」「持続化給付金」等々首相ご自身の言動が問題を倍加させているようですが、
●そもそも日本の首相としては稚拙すぎる動き
[ぴかぴか(新しい)]とでも思えるようなこと
に大別されます。


昭和の時代なら、「森友」「加計」「桜」クラスの出来事で「内閣総辞職」が起きていたかもしれません。
ただ、残念なのは、
●「辞職」しても「あの人なら」と言う後継が思い浮かびません
「小選挙区制」である限り、選挙での復活がとても高いようです


SNSやマスコミがいろいろな局面に関心高く盛り上がっていますが、「巨悪」を追い込むには至っていません。

「法務官僚」の定年延長問題にしても都合よく「自爆」があったおかげで沙汰やみになってしまいましたが、必要なことやあるべき姿の議論は先送りされたままです。


1日は24時間と言うのは昔から変わっていませんが、「ニュース」のような課題を取り上げるテレビ番組はずいぶん増えました。

気になるのは、
●本気でやっているのか?
●ゴールはどこにあるのか?
●事態の軽重はどうか?
と言うのがさっぱり見えてきません。


こういうニュース遊びが続くと、国民生活の立ち遅れが進むだけです。
「地方」がなかなか活性化しないのも「地方」と言う言葉が免罪符になり「東京のニュース屋」が物事の本質や課題に正面から向き合わないからです。



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「地方創生」の目的 ~ 地域住民の豊かな暮らし [鈍感日本人への警鐘]


「新型コロナ」でいろいろなことに思いを馳せた方が多いはず。

例えば、

●「経営」
●「所得」
●「働き方」
●「都会暮らし」「田舎暮らし」
●「家族」
●「子育て」
●「介護」
等々、生活のいろいろな切り口の中の「悲喜こもごも」は今まで以上だったのではないでしょうか?


昨夜のNHKテレビ:プロフェッショナル「革命は、地方から起こす~編集者・岩佐十良~」と言う番組をみてまた思ってしまいました。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-06-09&ch=21&eid=21570&f=284


たしかに「がんばっている人はいる」が、「住んでいる住民の皆さんの暮らしが豊かになったという話しが伝わってこない」と。


ここ数年、日本各地を訪ねて思うのは、日本中の各所で、
●移住者
●補助金
●広報活動
●「いいね!」「いいところですね!」
●観光
●言葉の遊び
●東京
●マスコミ
が目に付きます。


しかし住民の方たちとお話しすると、
「遊びに来るにはいいところだけど、住むには大変だよ」
「子どもたちは街で暮らしている」
「年寄りばかりだよ」
という話しが返ってきます。


特に冬の厳しい日本海側の地域ではより切実な声が聞こえてきます。


そんなある地域にお住まいの方から、最近相次いで電話をいただきました。

・「移住者の集団」と「公務員」にお金を食いつぶされている
・マスコミがチヤホヤするほどうまくいっていない
・補助金は上限も補助率も明確でなく、うまくいっていない事業につぎ込み放題
・行政にも議会にも「おかしい」と言う人がいない
・選挙する住民の責任は大きい
などなど。


こういう愚痴の所在は明確です。
・暮らしが一向によくならない
・近代化した生活様式はお金がかかるが、所得は増えない
・子どもたちに「ここに居ろ」と言うのは忍びない


地方創生」のポイントは、

●地域住民の所得を増やすこと
●地域住民がたくさん「所得税」を払うこと
●人口が減ることを憂うのではなく、「豊かな暮らし」がそこにはあること
●高まる知的欲求をその地で解決できること
安定した「産業」があること

「補助金をばら撒き」、「税金を払う人が減っていく」地域は魅力が眠ってしまうばかりです。



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「東京アラート」と「赤い都庁」 [新型コロナ]

新型コロナに伴う「自粛」にいら立っている人が増えてきたようです。

中にはお門違いな発言をするマスコミや著名人のSNSもあるようです。
例えば「都庁」や「レインボーブリッジ」を赤色にライトアップする東京アラートについて。。。


しかし、新型コロナについては、

●ワクチンもない
●治療薬も定まっていない
●感染経路(感染源)も不明確で完璧な防護策がない

なか、「できることはなんでもする」という発想を否定しても状況は変わりません。

「赤い都庁」「赤いレインボーブリッジ」に代表される「東京アラート」は、交通死亡事故が多発し「交通死亡事故多発非常事態宣言」などと各地域でキャンペーンが行われるのにも似ています

 IMG_3621.JPG


直接の効果がどれほどあるのかはよくわかりませんが、相応に心に響くものです。いわゆる抑止効果はそれなりにあります。

「東京アラート」を批判する人たちの中には「やり場のない怒りやストレス」を発散させているだけのような気がしてしまいます。


「新型コロナ」に向き合う国民のベクトルは同じはずです。

●早く収束してほしい
●薬が開発されてほしい
●生活を元に戻してほしい
●仕事を元に戻してほしい

等々。


難しい話は専門家に任せ、国民は気づかいをしながら新型コロナに向き合っていくしかありません


批判することが正義だとお考えの方に申し上げたいのは、「全国津々浦々にはおかしなことがいっぱいあります。そういうことも併せて批判し、改善策を提唱していただきたい」ということです。


東京都が定めるロードマップの「ステップ3」「ステップ4」に列挙される業種のご商売はそれなりにリスクがあり、そういうリスクを承知で開業された人が多いと思います。
また「利用される方」も「リスクはあるよな」と相応の心配をなさっているはずです。
そこを忘れて「補償がどうの?」とか「自粛が厳しい」とか「公平に」と言えないご商売ではないでしょうか?



「東京アラート」を批判なさるマスコミや芸能人の方に申し上げたいのは、日本全国の胡散臭い行政ぶりすべてに批判コメントをなさるの習慣化なされば、評価も変わってくるのではないでしょうか!

「あなたならどうする」と言う提案もなく「気に食わない」的な批判では名前が泣きます


(参考)
新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ
~「新しい日常」が定着した社会の構築に向けて~
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html


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「冠婚葬祭」の簡素化 [新型コロナ]

新型コロナが収束すると、社会生活が「元に戻る」のではなく、「気がついたら世の中が変わっていた」ということが起きそうです。


例えば、冠婚葬祭

「企業経営者」とか「政治家」のように存在とか後継体制を広く明らかにしなければいけない人以外は「そんなに派手がましくしなくても」「そんなことにお金を使わなくても」と言うことが支配的になるはずです。


今回の新型コロナの「緊急事態宣言」に伴い「国民全員に10万円の現金給付」という話しがさほどの反対もなく決まってしまいました。しかも「速く」と言う言葉を伴って。

●「10万円を欲しがった」国民の皆さんが「冠婚葬祭」にお金をつぎ込むようなことをなさるのでしょうか?

●「冠婚葬祭」はつきあいの部分があります。どこかで簡素化しておかないと、数珠のように負担がつながってしまいます

私なら、「結婚式」も「葬式」も身内だけで質素に、「費用は自分たちのために使う」と今なら考えます。

みなさんはいかがでしょうか?



今回の新型コロナは、おそらく先の大戦直後のような将来への期待や希望をもたらすことはないはずです。
第2次世界大戦(と呼ぶのか太平洋戦争)の敗戦は「もう2度と戦争はしない」と言う考え方を日本国民に植え付けてくれました。

新型コロナ」はどうでしょう?
自分だけではコントロールできない「有事に備えろ」と言う考え方を強くされた方も多いはずです。


先日(2020.06.06)の読売新聞の投書欄(2020.06.06)に「冠婚葬祭の簡素化 心配」という投書です。

少し拾い書きをしてみると、

以前勤めていた職場の先輩が叙勲の栄誉を受けられた。功績とその労苦を思い、お祝いの席を設けたかったが、昨今の状況下ではそれもかなわない。

冠婚葬祭を重んじてきた日本の社会において儀礼が軽んじられることにつながらないか心配だ。

と。


こういう方もいらっしゃるので何とも言いようがありませんが、そもそも「叙勲と言う制度が必要なのか?」とかねてから考えている私には「へー」としか言いようがありません。

サラリーマンの先輩で叙勲の対象になる方と言うのはある集団の方たちを除きとても少ないはずです。

褒章」ならまだわかりますが「叙勲」ですから。。。。。


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「学校に行きたいな」と「テレワーク」 [新型コロナ]

「家にいると勉強とかも はかどらないので 初めて学校に行きたいなと思いました」

これは、昨夜(2020.06.06)の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS 22時00分〜)の番組の中で小学校6年生の男子児童が語った言葉です。

緊急事態宣言が解除となり「全国的に学校が再開した」と言う話しの中での一コマです。
いままでのテレビ番組で伝わってくる子どもたちの声は「友達に会いたい」というものが多く「そういうものなのかなぁ?」と感じていました。


初めて学校に行きたいと思った」と言う声を先生や教育関係者の皆さんはどう受け止めなさったでしょうか?

マスコミは「絵になるところを切り取る」ことも多いので彼にとっての「重み」がどうなのかまではよくわかりませんが、「学校に行く」「学校で勉強する」と言うことがこんなに待ち遠しく伝わってきたことになんだかうれしくなってしまいました。


世の中には「オンライン授業」へのシフトというかっこいい話が多かったような気がしますが、こういうアナログ的なものもやはり大切なんじゃないかと思った次第です。


テレワーク」然り。

デジタル化、AI化の根底にあるものをちゃんと理解して進めなければ「軽い」ものになってしまわないかと少し不安です。


「テレワーク」歓迎型の方に申し上げたいのは、

「余人をもって代えがたい」存在であるか?
テレワークで済ますことができる仕事が増えてくると「企業に属する」ことの意味があるのか?
そもそもその仕事はあなたがやらなくても済む仕事ではなかったのか?
と言うことを併せ考えておく必要があるということ。

いままで「働き方改革」の多くが「」の部分に光が当たりがちでしたが、これからは「働き方の」に光が当たってきそうです。


私のように「昭和」の時代から働いていた凡夫にとってみれば、「会社に行かない」ことは「そのうち見捨てられてしまうのではないか」と言う不安と隣り合わせかもしれません。


副業」を推進するということは。。。。。
かもしれません。








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「お金持ちはケチ」? [新型コロナ]

「お金持ちはケチ」

は正しいかどうかは皆さんの判定に任せるとして、長年お金に関わる仕事をしてきた経験から言えば「当たらずとも遠からず」
ということかもしれません。

つまり「生きる金」と「死ぬお金」の区別をご存知であるということです。
具体的には皆さんのご経験の中で見極めてください。

お叱りを承知で言うと、
「どぶに捨てる」ようなお金の使い方には渋く、「お金のなる木」の肥やしになる使い方には積極的という意味合いです。

この中にあるキーワードは「自分のお金」


今回の新型コロナの対応策を伝えるテレビのトーク番組などでは、
営業自粛と補償はセット」「こういう時は思いっきりお金を使うべき
と言う意見が支配的であったというのは記憶に新しいところです。
ひょっとしたら「税金」と言う「人のお金」だから躊躇ない大番振る舞いの議論になったのでしょう。


ところが、ここにきてチェックの声が出、少しブレーキがかかり始めました。

「持続給付金」の件

Go-Toキャンペーンの件

東京オリンピックの経費負担の件

等々。。。。
この短時日の間でもこれだけあります。


「国債発行」も「増税」も国民皆さんのお金が集められたものです。
「俺にくれ」「わたしにください」というわけにはいきませんが、国民「みんなのお金」の使い道にお気づきになる方が増えました

「国家のお金」「地方自治体のお金」は「自分のお金」なのです。
「お金持ちはケチ」という意味が少しはわかって頂いたら幸いです。

「東京アラート」というのは直接的に「営業自粛」は求めないけど、「お客さんが行かなければ効果がある」と言う苦肉の策なのです。

「夜の街」と言うのは風営法対象業種であったり、反社会的勢力のフロント企業の懸念もあります。そういうところには「補償は出せない」のです。

※「なら所得税や法人税や地方税を取るなよ」などと言う無粋な話はやめましょう。
・「日本」という国の中で商売をやっている限りは反射的利益もあります
・こういうご商売を非課税にしたら無法地帯化してしまいます


一昨日(2020.06.04)の読売新聞の投書欄に気になる投稿がありました。

長年、古里ではないない自治体に返礼品を楽しみに寄付してきました。ふるさと納税による都内全体の減収額は500億円を超えるそうです。このお金があれば、支援策がもっと充実していたかもしれないと思うと複雑です。
 地方の自治体を支援するのも有意義ですが、今一度、ふるさと納税の是非を自問自答したいと思います。

というものです。

この方が、「ふるさと納税」とか「地方創生」では税金がどういう風に活かされているのか?
までご確認されたら「ぞっとされるケース」にも遭遇されるかもしれません。


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「融資申込の謝絶」と「持続化給付金」 [新型コロナ]

「新型コロナ」での経済面(「持続化給付金」などの企業支援)を語るマスコミの中には「速く」とか「スピード感をもって」と言う言葉が必ず添えられます。

そもそも「スピードを持って」と言う言葉の「」という意味がよくわからないのは愛嬌としても、まぁ普通なら「迅速に」とか「速く」でいいような気がします。

※これは「関係」と言えばいいところを「関係性」と呼ぶようなものかもしれません。


ところで、銀行が企業からの「融資申し込みを断る」時のことはご存知でしょうか?

大きくは二つの考え方があります。

一つは、申し込みの内容を審査(調査)することなく断るケース

一つは、申込内容を審査(調査)したうえで断るケース

の二つがあります。


1.審査(調査)することなく断るケース(入口アウト)

①反社会的勢力からの申し込みである
②反社会的勢力のフロント企業からの申し込みである
③公序良俗に反する事業内容への融資申し込みである
④融資を制限されている(融資になじまない)業種からの融資申し込みである
⑤「銀行取引停止処分中」である者からの融資申し込みである
⑥他の貸出が延滞中である者からの融資申し込みである
⑦「刑事罰」を受けている者からの融資申し込みである
⑧銀行と係争中のものからの融資申し込みである
⑨上記に準じる者からの融資申し込みである

ような場合は審査(調査)することなく融資の申し込みをお断りします。

※事実上の代表者と登記上の代表者が異なるような時はこういうようなハードルを潜り抜けるような事例も散見します。



2.申込内容を審査(調査)したうえで断るケース

①融資の対象となる事業の妥当性
②資金調達の妥当性
③経営ぶり
④返済能力

などを勘案しての申し込みをお断りします。
ある意味主観的に見えるところもありますが、「他行でお申し込みください」というニュアンスを伝えることもあるかもしれません。


さて、今回の「持続化給付金」ですが、融資と違い返さなくていいのですから少しはハードルが低いのでしょう。

例えば、
①「銀行取引停止処分」中の者
②銀行借入が延滞中の者
でもおそらく給付対象になるのでしょう。

一般社団法人 サービスデザイン推進協議会」のサイトを見る限りでは、
https://www.jizokuka-kyufu.jp/subject/

不給付要件

として、
(1)国、法人税法別表第一に規定する公共法人
(2)風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する「性風俗関連特殊営業」、当該営業に係る「接客業務受託営業」を行う事業者
(3)政治団体
(4)宗教上の組織若しくは団体
(1)から(4)までに掲げる者のほか、給付金の趣旨・目的に照らして適当でないと中小企業庁長官が判断する者

と言うような定めがあるようです。

反社会的勢力」「反社会的勢力のフロント企業」のような場合はどうなのでしょう?
「給付金の趣旨・目的に照らして適当でないと中小企業庁長官が判断する者」という部分は実務ではどのように取り扱われているのでしょう。


この「一般社団法人 サービスデザイン推進協議会」への業務委託は国会でも話題になっていますが、なぜ日本全国の銀行に業務委託がなされなかったのでしょうか?
「融資で多忙」と言う部分があったかもしれませんが、銀行はこういうことには手慣れていますし「融資でもらった書類が活用できる」とか「入金口座」もあります。


そういえば、最近、「卒業証書」がどうのこうのと言うような週刊誌記事があるようですが、銀行融資を受けるには「学歴」など不要です。
また「卒業証書を見せろ!」などと言う無粋なことも言いません

かく言う私も「小学校、中学校、高校の卒業証書」などどこに行ったか分かりません。



(参考)
経済産業省「持続化給付金」サイト
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

「持続化給付金給付規程(中小法人等向け)」
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukitei_chusho.pdf

マスコミの皆さんへ!

●こういうサイトはご覧になりましたか?
●「たいへんだ」「スピード感をもって」「書類作成が難しい」とおっしゃる前に一度ご覧になってから報道して下さい。


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残念な「お医者様」と「薬局」 [どう受け止めたらいいのか]

新型コロナの蔓延とともに医療従事者への賛辞と感謝の声が上がっています。

自分も感染するかもしれないリスク
人命の優先でゆっくりと休養を取る時間もない繁忙
家族への風評被害

等々、いろいろと辛いこともある中、本当に感謝の限りです。


ところで私事ですが、4月の末から腰痛になってしまいました。
ネットで検索する限りでは、「脊椎管狭窄症」「座骨神経痛」の症状に似ています。

コロナにも一服感が出てきた一昨日近隣の「整形外科」を受診しました。

※意外なことに、自宅のそばには「整形外科」は極めて少ない様子です。
街を歩いても「接骨」とか「整体」といった看板はよく目につきますが「整形外科」という看板は目に入りません。

近所の人に聞いてみても「あそこはよくないという評判だよ」「うちの子はあっちに行っている」等々信頼感のある情報はなかなか見つかりません。


ネットで探してみました。
「スポーツ」云々と言う記載が多いようなので、「スポーツ」と記載されていないクリニックに行くことにしました。
おそらく「加齢」に伴う腰痛なのでしょうから。。。。


始めていくお医者様なので予約時間よりも早めに到着です。
困ったことに自転車を置くところがありません。
歩くと痛いので自転車で行ったのです。

受付の方から「そこに置いておいてください」と案内をいただいたのでクリニックの前の路上に駐輪しました。
帰りに見ると「警察の警告文書」がハンドルに巻いてありました。


さて治療です。
「問診表」に書いたようなことを確認しながら電子カルテの入力です。
「痛みは4月29日からです」と言うと、「確定日がよくわかりますね」と聞かれます。
私は「毎日ウォーキングをしていて毎日歩数を記録しているので、その際、ちょっとした異常や変化も付記していた」からです。

ベッドに寝てということなので、患部を押さえて確認されるのかと思いきや、「ベギッ」という音とともにあばら骨にくっついていた筋肉が引きはがされたような痛みが走りました。
「こんなのでなるかなぁ?」とお医者様はつぶやかれましたが、それはそれは痛いものでした。
しかも患部とは遠い場所です。


それからレントゲン撮影です。
映像が出来上がってからまた診察室で説明です。
加齢による脊椎の異常ぶり」を説明していただきました。


「手術が必要ですか?」
と聞くと、そこまでは必要でもなく、様子を見ながら、飲み薬等で痛みを止めると。
たぶん「加齢による骨の異常は治らないよ」ということなのでしょう

ここ数年、毎日ウォーキングをしていて、今年は1月から4月まで平均@10,000歩/日以上歩いています。
おそらく「歩きすぎ」のようです。
「痛いので5月以降は歩くのをやめた」旨話すと「それでは」とお医者様。
つまり診察終了ということのようです。


「薬はないのですか?」と聞くと「ない」とのこと。
「ドラッグストアで『湿布薬』を買って塗布していますが」と言うと、「それじゃぁ、それを処方しておきましょう。それと、あばらの方の湿布薬も出しておきましょう」とシップ系の薬が処方されました。

「次回はいつ来ればよろしいでしょうか?」
と再診の日程を聞くと「もう来る必要はないです」とのこと。
先ほどレントゲン写真を見ながら聞いた説明はどこに行ったのでしょう?

特に口論をしたわけでもありません。
※お医者様とけんかをしても「得」になりません。


レントゲン写真で原因がわかったこと」と「痛いところがもう一か所増えた」という診療になってしまいました。

どうやら「一人で痛みと付き合っていくしかない」ようです。



そして自宅からそう遠くない調剤コーナーのあるドラッグストアで薬をお願いしました。
代金を払うと、「湿布の一つは取り寄せになるので明日16時以降にお越しください」ということでした。

昨日、16時過ぎにこのドラッグストアに行くと、「薬が見当たらない」様子で薬剤師さんが探している様子が見て取れます。

ついに薬剤師さんから「すみませんが明日の17時頃に来ていただけませんか?」とのお話です。

「今日は17時まで待っても来ないということなのですね?」
と確認して店を後にしました。

「命」にかかるほどの重病ではないと思いますので苦にはなりませんが、「歩くと痛い」ので待てるものなら待ちたかったのです。

どうも発注されていなかった様子です。


最近気になるテレビCMがあります。
 クルマはつくらない。
 クルマのある人生をつくっている。
と言うYANASEのCMです。
https://www.yanase.co.jp/company/cm/


医療の中にも、
一刻を争う「緊急医療」もあれば、
日常生活の苦痛を緩和する「医療」もあるはずです。


新型コロナで「緊急医療」に光が当たりましたが、日常生活の医療の場面まで踏まえた「医療制度」をもう少し丁寧に見る必要があるようです。





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小池さんの「カタカナ語」~よく伝わる [新型コロナ]

昨晩(2020.06.02)のニュース番組で一番よく使われたかもしれないカタカナ語は「東京アラート」かもしれません。

「コロナ注意報」「コロナ警報」でもなく「東京アラート」でした。

レインボーブリッジや東京都庁が「赤色」で染まらなくても確実に「たいへんだぁ!」が都民の皆さんには伝わったと思います。

「アラート」と言う言葉が世に出たのは「北朝鮮がミサイルを発射した時」の「J-アラート」でしょう。
「それがどうした」と言う方もおありでしょうが、今回の「東京アラート」で「アラート」と言う言葉の意味が身体で伝わったような気がします。


とかく「小池都知事はカタカナ語をよく使う」とご批判される方もあるようですが、私はこういうカタカナ語に特に抵抗はありません。
逆に「定着が速い」と言う感じもします。

Stay Home」(ステイホーム:家にいて、いのちを守る)、「Social Distance」(ソーシャルディスタンス:社会的距離)などの方が身体に入ってきます。

おそらく団塊の世代以降の世代ならこの程度の英語(もどき)ならスーと入ってくるはずです。

※団塊の世代:第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれ


ブロ野球で一般的な「ナイター」のように和製英語であってもいいじゃないですか。
私は「緊急事態宣言」が再発令されたり、「外出自粛」の再要請の方が嫌です。


拒絶反応を表明される人に一番よく伝わるという効果もあるのですから。

意味不明な「アベノミクス」と言う言葉も、国民の多くは「こういうことかも」と思っていらっしゃるはずです。
他方、「地方創生」という日本語も意味がさっぱり伝わってこないのは私だけでしょうか?
「地方」と言う言葉に塗されているだけのような気がします。


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「官庁エコノミスト」は何処へ [どう受け止めたらいいのか]


「大蔵省の人は『景気がいい』と言いたがらない」

かつて昭和の時代に「官庁エコノミスト」の知人から聞いた話です。

官庁エコノミストってなに?
どうして大蔵省は『景気がいい』と言いたがらないのか?
という声も出てきそうなので少し説明をすると、


官庁エコノミスト

まさしく経済分析を担当する霞ヶ関の職員の皆さんのことです。
かつては経済政策に一石を投じるような大物のエコノミストの方が何人もいらっしゃいました。

テレビ・ラジオ・新聞などの第一線にも登場され論陣を張っていらっしゃいました。
彼らの意見や考え方は「時の政府の経済政策をリードし、バックアップする」ものでした。

彼らの経済分析の特長は、
●長期的視点で日本経済の舵取りをするベースになっていた
●膨大な政府統計を活用していた
●全国津々浦々の情報を総合化していた
●「経済政策理論」を背景によく勉強していた
●マスコミに迎合的ではなかった
●各省庁横断的なチェックをしていた(逆に、各省庁もかなり意識していた)
等々があげられます。

そういうところに民間のエコノミストが「隙間をつく」ように論陣を張っていたものでした。


大蔵省は『景気がいい』と言いたがらない

「景気がいい」=「税収が増える」

となると、国会議員の皆さんが「あれに予算を使え」「おらが町に〇〇を」的に予算の配分要求が強くなり、長期的な国家運営に支障をきたすからだそうです。

それなりに伝わってくるものがあるはずです。
あの先生は国のお金をとってくる」「国とのパイプが太い」「国に顔が利く
などと選挙民の皆さんから称賛されたものです。



ちなみに、最近のマスコミによく登場される「エコノミスト」と称される方々の多くは、

証券(マーケット)系の方
「生命保険」系の方
大学教授という肩書の方

が目立ちます。


こういう方の中には、

タレントもどきの感覚の方
自分の私生活を売り物にする方
自分の著作を売りたい

も紛れ込むようになってしまいました。
結果、議論が極端、政治批判も得意、近視眼的な方もかつてに比べると多いような気がします。
「市民目線」かと言うとそうでもないような。。。。


●「日銀券を増発」すればいい
●日銀が引き受ける限りは「国債増発」はかまわない
に始まり
●目先の「消費」中心
の議論が好きな方も出現しています。

そういう理屈が通るのなら日本経済はいつだって順調なはずです。


そういえば「日本銀行金融研究所」「日経センター」と言うネームも地盤沈下してしまいました。

「経済企画庁経済研究所」という国の組織も今は「内閣府経済社会研究所」と言う組織になっているようです。

経済を語るにはもう少し「硬派」のエコノミストも必要なのです。








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新型コロナの予防策 [新型コロナ]

新型コロナへの取組について何か違和感があることがあります。

つまり、

「予防」と言う言葉が使われないこと。

そして、
対応策がやみくもで一般的でない事例もある」こと。


厚生労働省のサイト
国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html
では、

新型コロナウイルス感染症の予防

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケット手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。

と。

このサイトには、

感染予防策のピクトグラム

コロナセット000624912.jpg

と言うのまで載っていますが、マスコミは「予防」と言う言葉を一般的には使っていない感じがします。

●ワクチンがない
●治療薬がない
●悪化すると死に至る
と言う状況を考えるのなら、「検査がどうのこうの」と言う前に予防に力を入れるべきでしょう。

厚生労働省

新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

では、

■「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避
1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2.密集場所(多くの人が密集している)
3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や共同行為が行われる)

●マスクの着用
●石けんによる手洗い
●手指消毒用アルコールによる消毒
●咳エチケットの励行

などと紹介されています。

●「ソーシアルディスタンス」(社会的距離)を取る

と言うのも一般的になりました。



近所の皆さんを見ると、

庭先での掃除や家族で縄跳びをしたりするときはマスクまではしない
近所のスーパーでの「買い物」など家から離れる時はマスクをする
と言うのが一般的のようです。


おそらく、
そこら中にウィルスが蔓延しているわけではないとの理解
「内輪」と「外」の使い分け
があるのでしょう。


玄関先に出てお掃除される方の中にはマスクをなさっている方もいます。
そういう方は必ず玄関ドアの取っ手を拭いていらっしゃいます。
※妻に聞くと「うちもそうしているよ」と当たり前のような返事が返ってきましたが。。。。


テレビなどを見ると、「フェイスシールド」姿なども見かけます。
また、お店などにある「手指消毒用のアルコール」の使い方も「入る時」に使うのか?「出る時」に使うのか?「出入りする時」に使うのか?今一つよくわかりません。

お店に入ってくるあんたは汚いんだよ!」ということなのかもしれません。

どこまでが「予防策」で、そこから先は「過剰品質」なのかよくわかりません。


私は医療関係者ではありませんが、

「体液」が危ない

と思っています。
となると、夏のお出かけに「半袖シャツ」は適切なのか?と思ってしまいます。

咳などの口から飛び出す飛沫ばかりが注目が集まっていますが、他人様の「汗」にも触れたくはありません


少し面白いなぁ!と思っているのは、小池都知事の記者会見です。

夜の街」「若い人」と具体的な言葉がときどき見え隠れします。
新型コロナの蔓延に伴い使われるようになった「接待を伴う飲食」と言う言葉の意味がいま一つよくわかりませんが、おそらく、この「夜の街」と言う言葉で連想する方が速そうです。

きっと「性風俗」も危ないのでしょう。


東京都のロードマップをよく見ると、

「ステップ3」になって初めて休業要請が緩和されるもの

●カラオケ
●バー(接待を伴わないもの)
●ネットカフェ
●マンガ喫茶
●射的場
●勝馬投票券販売所
●場外車券売場
●ヌードスタジオ
●のぞき劇場
●ストリップ劇場
●個室ビデオ店
●マージャン店
●パチンコ店
●ゲームセンター
●遊園地


「ステップ4」になって初めて休業要請が緩和されるもの

●接待を伴う飲食店
●個室付浴場


などが例示されています。
こういうところには行かないということを肝に銘じておきましょう。
それが「予防」です。


※東京都
「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」
~「新しい日常」が定着した社会の構築に向けて~
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html


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