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企業の「名札」 [裏づけのない経営学]


私が就職した当時、大手の企業を中心に社員の皆さんは「名札」をつけていました。
おそらく今でも多くの企業が名札をつけていらっしゃるはずです。

よく行くお鮨屋さんでも、フルネームで出身地や趣味まで書いてあります。
板さんとの話が進むこともよくありますが、名前を覚えていることはほぼありません
私の覚えが悪いせいもありますが。。。。


私が就職した時代の名札と最近の名札の大きな違いは、
以前は「名字」だけ、最近は「フルネーム」ということ。

どちらがいいかは一概に決められませんが、最近の名札は出入室のIDカード化している企業も多く、バーコードのようなものが刷り込んであったりで全体として名前が「小さめ」です。
しかも裏返っている人もかなりいらっしゃいます。


ここのところ日本全国の人がその企業の名前をご存じであろう企業の方とやり取りをしています。
入れ替わり立ち代わりいろいろな方とお話しするのですが名前を覚えません。

先方は私の名前だけでいいのに対し、私は複数の方の名前を覚えないといけません。
そっと名札を覗き込んでも、文字が小さかったり裏返っていたりもありがちです。


ところでフルネームで名札を書くメリットはあるのでしょうか?
ストーカーに遭遇するリスクもあります。

名札の役割を考えると少し不思議に思う毎日です。


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「ホストクラブ」や「キャバクラ」はいつから市民権を得たのだろう? [新型コロナ]


「新型コロナ」の感染拡大の中、いまだに「夜の街」論がくすぶっているようです。

心情的には
「夜の街」と呼んでどこが悪いんだ
「夜の街」という風情もあるはず
「ホストクラブ」や「キャバクラ」はいつから市民権を得たのか?
「夜の街」で働く人にも生活があると擁護する人が相応にいるのが不思議
と思ってしまいます。

私のような生活をしてきたものから見れば、やはり「日の当たらない」「なにか隠しておきたくなる裏街道」という本音もあります。

銀行はこういうところへの融資には慎重でした。


若い人あるいは私からみれば進歩的な方の考えかよくわかりせん。

就職して、隣に接客のための女性が座るようなお店に行った時、「こういうお店に来ていいものか?」となぜか罪悪感というか場違い感後ろめたさ感のようなものがありました。
今でもそうです。

新型コロナの感染拡大の原因や事情はよく分かりませんが、いわゆる「会食」の最たるものではないかと思います。


性風俗が問題視されないのも不思議です。


「夜の街」というのは、特定のエリアというよりも、夜になると元気になる業態の集積地帯とイメージされるものではないでしょうか。
コメンテーターの皆さんの「思い入れ」はいろいろおありでしょうが、感染者が多数出ているという現状からも「夜の街」呼ばわりされるのはある意味止むを得ないのではないと思います。


多くの仕事には自らを謙遜しながら「しがない〇〇屋」とお呼びになるご商売もたくさんあります。
そういう人たちが、自らの尊厳を捨てているということはないと思いますが。。。。



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「気働き」のすすめ [仕事についてのエトセトラ]

世の中には「なんでそこまでしなければいけないの?」と言うことがあります。


ところが、社会生活、職場生活の中では意外と「差がつく」行動があります。

気働き」です。


辞書的には「機転」とか「気が利くこと」などと説明されているようですが、私的には微妙に違うような


「おせっかい」でもなく「気が利く」でもない「ちょっとした心遣い」とでも言うのでしょうか?

「なんでやっていないだよ!」と言われた時「やれと言われませんでしたから」と言ったやり取りがあることがあります。

こういうことが起きないための微妙な心遣いが「生活のぎすぎす感」を緩和してくれるものです。


新型コロナで街の様子を伝える取材やインタビューでつくづく伝わってくるのは「気働き」の違いかも。

ただ一朝一夕では育まれないかも。

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「レシート使いますか?」 [どう受け止めたらいいのか]


お店がレシートをくれるようになってからどのくらい経つのでしょうか?

「レシート使いますか?」
最近では、レジの方からこんな言葉をかけられることもよくあります。

たしかに、レジには不要レシート入れがあったり、そこらに捨てられたりしているのでいらない人も多いのでしょう。


先日のこと、歯医者さんのレシートをチェックしていたら、他人様のお名前のものが出てきました。
たしかにあの日は安いような気がしました。
いつもの半額以下でした。

また、医療費控除にも使えません。


歯医者さんに電話して持っていくも、先方はご存じだったかどうかはよくわかりませんが、新しいレシートを準備していらっしゃいました。

治療中の先生まで出てきて、「申し訳ない、差額は結構です」との温かいお言葉。


ただ例を言って帰宅してもどうももやもやした気分が残ります。
本来払うべきものを払わず、誰かがその分を負担して、しかも10円20円と言った少額ではない金額に甘えてもいいのかと。


結局、再度歯医者さんに行って差額を払ってきました。
先生にも伝わっていたようで、歯磨きセットをいただきました。


お金のことはラッキーと喜んではいけないこともあるようです。




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「GoToトラベル」の課題 [新型コロナ]


「GoToキャンペーン」と言うのか「GoToトラベル」と呼ぶのがいいかよくわかりませんが、

●政治的判断
●感染拡大上の判断
●事務手続き上の判断

等々の切り口はいろいろとあるのかもしれませんが、
そもそもそういう判断を除いた観光業及び観光関連業についての課題について語る方は少ないようです。


私が見るところでは、

1.「観光業」と言うのはそもそも低収益体質である。

2.収益ピッチ以上の設備投資が必要。

3.低収益のために非正規労働の温床となりがち。

4.特に宿泊業は24時間ビジネスの傾向がありブラック労働になりがち。

と言う課題が内在しています。


「倒産が」「倒産が」と言う言葉におびえる人も多いかもしれませんが、そういうたくさんの課題を内在したビジネスが今まで倒産してこなかった方がおかしいと考えることも必要です。


なぜ倒産しなかったのでしょう?

アベノミクスは「観光」「インバウンド」に力を入れたため、売り上げだけはキープできる企業も多かったこと。

~その結果、
●非正規労働、低賃金労働、設備投資の遅れが顕著になりました。
●倒産法制をうまく活用し、借金などをそぎ落して安く譲り受けた企業は設備投資がやりやすく競争力を高めました。
●資金余力のない生業的なご商売をなさっているところが規模拡大を目指すと、自転車操業が続いているはずです。


「低金利」政策は借金塩漬けで営業できた。

~「元金返済」は棚上げにしたままでも、金利が低いので金融機関もある程度の譲歩をしてくれたのです。


「地方創生」と言う政策で「公営」あるいは「補助金まみれ」の施設が生き延びる結果となった。

~この結果、
●公務員の関与をする事案が増え、想定以上の財政支出を必要となっています。
●地方自治体の中には、公務員の人件費が住民サービスを超える負担となっているところもあります。


アベノミクスの「観光」バブル「インバウンド」バブル「補助金天国」の結果、本来倒産または廃業する企業が生き延びてしまった。

~今回のコロナ禍は、こういう人為的に延命された企業を直撃しているはずです。
これまで、もう少し倒産や廃業企業を出し、マーケットの適正化を行うべきでした。


思いつくだけでもこんなことがあります。

「アベノミクス」の基本
●金融政策
●為替政策
●サービス業支援
ですから、

●観光客、インバウンド客が来ない
●自粛で人が動かない
●コロナが怖くて店内飲食ができない
●コロナ対策で経費だけが増える

と言う状況では、企業基盤が脆弱な場合はやはり「倒産」「閉店」「廃業」と言う言葉がよぎるのです。


1年ほど前、「人手不足」「後継者不足」「非正規労働」と言われていたのがうそのようです。

いいチャンスです。
日本のサービス産業を適正規模にし労働条件を向上させるために少し血を流しませんか
もっと言えば、地域の産業構造のバランスを改善するグッドチャンスなのです。


テレビ番組などを見ていると、
●明らかに出血サービスの商売
急ピッチな多店舗展開
のお店が直撃を受けている部分もあります。

「経営」と言う目で見たら、「政治判断」「感染拡大」と言う切り口以前の問題が今顕在化したのです。


「GoToトラベル」キャンペーンが終了したら自立できますか?
夏の行楽シーズンは「キャンペーン」を打たなくても客は来たはずです。
行楽シーズンを外れた時こそキャンペーンが必要なのです。


ここ何年かの政策の失敗を「コロナのせい」にするのはズルいのです。
今は、応急手当が必要だとしても、5年後10年後も生きながらえるという継続できる企業支援策を講じない限り、もっとひどい状況がきっと生まれてくるでしょう。


地方に行けば、気が付いたら「公務員」と「政治家」だけが豊かな生活をしているなどと言うことになりませんように。

今は、「農業」「林業」「水産業」あるいは「伝統的地場産業」の経営構造の近代化を行う絶好のチャンスなのです。



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「全体を見て」「ピンポイントを見て」「過去を見て」「将来を見る」ことがトップのやり方 [裏づけのない経営学]

さすがに「新型コロナ」に向き合う政府の対応には「無能」ぶりが目立つようです。
少なくとも政策メッセージが伝わってきません


今まで深く考えずに「イケイケどんどん」でやってきた人たちの末路かなと言う気がします。


まず、「全体を見る」こと。

今の日本はどんな状況でしょう。
高い位置からみて日本の政治トップにはどう映っているのでしょう?


そして、「ピンポイント」でみること

庶民の暮らす生活の場まで目線を下げることです。
・国民の生活ぶり
・病院の状況
・工場の稼働ぶり
・農業や漁業の現場の状況
・教育現場の状況
等々、刻々としかるべきお役所から情報が入っているはずです。

そういう「ピンポイント」の情報を組み合わせて、総合的な判断をしたり、優先順位を決めて動くことです。


それから、「過去はどうだったのか?」と歴史に照らすことです。

似たようなことは過去にもあったはず。
そこでの成功や失敗を踏まえながら動くことも必要です。

そういうことを「学習」と言います。


こういうことを踏まえながら、「明日(将来)の着地を見る」ことです。

政策決定には、「この政策をとればどうなるのか?」が想定されるものです。
今の政府は、特に官房長官の発言を聞く限りでは、駄々っ子のわがままのようなところもあります。

日本の進路を決めるトップの皆さんのそれはあまりにも稚拙です。
「にっぽん丸」は沈むのを待つだけです。
乗客・乗員が逃げ出すのは無理なのですから、かじ取りをする皆さんが下船するか考え方を改めるしかないでしょう。


企業経営も同じ。

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勉強していないコメンテーター [新型コロナ]


このところテレビの「ワイドショー」を見たり、ラジオの「コメント番組」を聞いたりの毎日です。

「新型コロナ」についてはいろいろな受け止め方があり、言い回しもあるものだなとある意味感心することも多くなってきました。


ただ、気になるのは、

今までの発言ぶりと整合性の取れないままの発言

~あの時は「ああ思っていたけど」今は「こう思う」となぜ言えないのでしょう。


間違いを立ち消えにしてしまう番組

明らかにおかしな分析をなさっているのに(例えば数値分析のようなもの)、その後「あの分析は間違っていました」と言うこともなく立ち消えになってしまうこともあります。


明らかに勉強していないコメンテーターの発言

他局のワイドショーやニュース番組をつまみ食いして根拠レスな批判をなさる方が目立つことがあります。

●お金をもらって発言するからにはもう少し勉強してください。
●せめて「東京都のホームページ」くらいには目を通してから発言しましょう。
●番組の中で、誰かが「それはこうですよ」と説明してあげてください。
●大学の先生の中にもそういうニュアンスの方が出てきました。



「命」を扱う議論なのですから、「画面に向かってぼやく」だけでは物足りません。
間違った情報を垂れ流すのもマスコミとして適切ではないでしょう。


「文春砲」ばかりが注目されますが、その他のメディアの劣化が著しいのも実情です。
「文春砲」のぶっぱなしを使って番組を作っているような節もあります。


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ここまで「無策の政府」は戦後初めてかも [鈍感日本人への警鐘]


私は昭和の時代から銀行員として働いてきました。

そこで得た経験をこのブログにしていますが、「経営」ぶりから見た「成功」平たく言うと「うまくいくための秘訣」と言うようなものがメインテーマになっています。


私が見てきた経営者の中で、
「言葉の遊び」で成功した人はいない
「言葉の軽い」人でうまくいった人はいない
「成功」を支えたものは「慎重」と「心配」
と言うこと。


私も戦後世代ですが、生まれて初めて「突然、人が死ぬかもしれない」と言うことに直面しました。
新型コロナの感染拡大です。
天災や災害は結果的に一度にたくさんの人命が失われてしまいますが、目の前に「死ぬかもしれない」がぶら下がっている時代は初めての経験です。


古今東西「不老長寿」と言うのは永遠のテーマでした。
政治も経済活動も原点はここにあったはずです。
そこで
経済力を高める
必要なものを発明し生産する
医療を充実する
教育制度を充実する
国民の医・食・住のレベルアップをお手伝いする
余剰利益を税金として還元する
安全対策をとる
等々、かくして日本と言う国は質・量ともに豊かになっていったのです。


朝から晩まで「コロナにまつわるニュース番組や配信記事」を見る限りでは、これほどまでに「人命を軽視する」政府は初めてです。


言葉の遊び
軽い言葉
慎重さも不安も見せない

かつて破綻していった企業経営者の姿に重なってしまいます。

なぜここまで政治家が劣化してしまったのか?

おそらく、必要でもないサービスの拡充ばかりに力を入れ、国民生活の質や量の充実を置き去りにしたからでしょう。
日本がたくましくなったモノ作りはどこに行ってしまったのでしょう。

お金を国民に配る」と言う政策も最近生まれたものです。

情けない」と思わず声が出てしまいます。

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「とんかつ屋」さんにてコロナを心配する [新型コロナ]

こういう時期なのに、「外食」をしてしまいました。

何か月振りかのことです。
昼食も食べないまま夕方になったためやむなく。。。。

場所は都心のデパートの食堂街の「とんかつ屋」さん。
それなりの有名店で、かつてはインバウンドも多く、値段もやや高めのお店です。

「デパートの食べ物屋さんならきちんコロナ対応もしてあるだろう」と思いもありました。


●入口あたりに並んでいるお客様もおらず静かです。
●暖簾をくぐって「いいですか」と声を変えたら奥の方の席に案内されました。
●入口にあるレジのところに「消毒液の入ったポンプ」はありましたが目だたず使うこともなく案内されました。
●「座席は一つ置きに使う」ように何やら紙が置いてあります。
●席の間には、アクリル板などの仕切り板もパーテーションもありません

●店員さんはマスクをしているとは言え、メニューの案内など今までと一緒です。
●隣の席では、初老のカップルが物静かにお食事されています。
●斜め右の席では、30歳代くらいのカップルがおそらくいつもよりは静かそうに食事をされています。

●前のテーブルでは、50歳前後に見受けられる日本人女性と外国人男性のカップルが食事中です。
●このカップルには驚きました。特に女性の方。大声でしゃべくりまくりです。当然マスクなしです。
●お代わり自由の「キャベツ」を取り換える時もキャベツに向かってしゃべり通しです。
●店員さんに「静かにするように言ってもらえないか」とお願いすると結果的には私の席を変えてくれました

●注文した料理を持ってきた「おねーさん」と言えば、マスクをしているものの、料理に向かっていつものように「これがあれで。。。」とご説明です。
~偏見を持っていえば、宴会では活躍されるようなおねーさん口調です。
●テーブルの上には普通にとんかつソースなどが置いてあります。

●そういえば、先ほどのおしゃべりマダムのテーブルのソースにはペーパーナプキンがまいてありました
●「高菜漬け」のようなものもテーブルにはおいてあります。

●一人ならキャンセルして店を出るところですが、連れもあったので食事をすることに。
●テーブルにあった「高菜漬け」には手もつけず、キャベツのお代わりもせず

以上食レポでした。


「自分はかかっていないかもしれない」けど、やはりいつもとは違う行動が求められるはずです。
●お店の対策も「消毒液」と「席を空ける」だけです。
●デパートにある「有名店」「人気店」と言えでもこの程度です。
デパート一律の基準もこの程度なのでしょう。
●「4連休」を控えた夕方だというのにどのお店もお客様はとても少ない様子でした。
多くの人は警戒と自衛をしているのです。


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ある銀行の「クールビズ」 [銀行(員)と付き合う法]

先日ある大手銀行に行った時のことでした。

窓口で対応していただいた若手男性行員君(おそらく新人)の身なりがどうも変です。

クールビズで、ネクタイをしていないのは許すとしても、「ボタンをはずして上着を着る」と言うチンピラファッションです。

「それだと暑いし仕事もやりにくいよね」
とこっそり声をかけると、
そうなんですよ。僕は汗っかきなので暑いし困っています
とも。

「私が支店長なり役員なら『上着を脱いでさわやかに』と号令をかけるけどね」
と言うと件の彼はニヤニヤしていました。

とかく「雲の上の人」と言うのは、
体裁重視
過去の思い出や価値観でみてしまう
ことが多いようです。

クールビズ」と言う言葉がすっかり定着した今、さらなる工夫をしようとしない企業文化に辟易です。
クールビズの基本はどこにあったのか?」と聞いてみたくなりました。

これでは日本の発展には限界ができてしまう。


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「地域の実情」を踏まえてと言うまやかし [新型コロナ]

全国展開の金融機関なら「地域の実情」や「地場産業」や「県民性」にはとても関心があります。

ところが言うほどには「違いがない」と言うのもわかってきます。
金融の審査項目にその地域だけに特化するものもありません。

一見「地域の実情に差がある」ように見えても

主力の産業
歴史伝統的な地場産業
軍事産業を出発点にした地場産業
大企業の企業城下町

等々の大枠に違いがあるように見えても中身は一緒です。
「地域性」と言っても「県民性」と「気候」くらいがいちばんの違いです。

知事や商工部長などとお話しても「地域の実情」にこだわったお話はありません
逆に、「地域性からの脱却」にとても興味をお持ちのようです。


面白いのは、

家族で転勤した行員の教育問題は起きない
~ただ、「高学年になるとどこで住み続けるか」と言うライフプランが生まれ、そこで転校回避のための「単身赴任」が増えていきます

東京弁で話す銀行員は経営者から歓迎される
~「東京のマーケットの関心はどうか?」「海外事情はどうか?」などの情報に関心をお持ちです

送別会の時に涙した行員も新任地では溌溂と仕事している
~住み慣れた街や職場を離れるのは寂しいが、新しい土地に溶け込むのも早いです

ことです。


新型コロナの感染防止対策を進めるうえでよく使われるのは「地域の実情を踏まえた」と言う言葉です。

この言葉が「コロナの感染対策」の障害にもなっているのです。

たしかに、
●人口規模
●人口密度
●交通事情
●医療体制
などは違うのでしょうが、「医療体制」は国が中心となって政策運営をしていくものです。
また、隣県・近県などで協力とか互換しながら整備されていく方が住民のためにはメリットが多いものです。


新型コロナが感染拡大し始めた頃、「東京都はお金があるから」と言う話をよく聞きました。

しかしながら、「コロナ」との戦いと言うのなら、

東京は弾数の限られたピストルでの戦い
~そのうち「弾」もなくなり、素手で戦うようなもの

その他都道府県は「竹やり」での戦い
~正体不明の「コロナ」の攻撃目標になったかならなかった程度の話

やはり、「戦車」「航空機」「ミサイル」「迫撃砲」等々の巨大戦力を持っていたのは「国」なのです。

「地域の実情」とか「地域性」あるいは「知事の権限」などで絞り込むような対応策ではうまくいくはずがありません

「特措法」の立て付けがそうなっているからとおっしゃる識者・マスコミは多いようですが、「法律を変えればいい」だけの話です。

しかし「国会にその動きもなく、今は閉会中」です。


日本の国力に関わるようなテーマには「国」が動かなければうまくいくはずががありません
それでも「地域の実情」にこだわりたいのなら「連邦制」が「道州制」くらいにした方がいいでしょう。

「国の出先」である「経済産業局」「財務局」「郵政局」等の配置具合を見てもわかることです。


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コロナ軽症者用に「金融機関の研修施設」の活用を! [新型コロナ]

新型コロナの感染者が増えていますが、無症状者・軽症者の入院施設が足りないとか。
実は金融機関は東京および近郊に大きな研修施設を持っています。

私が知る限りでは、「銀行」「生命保険会社」「損害保険会社」「証券会社」の大手は、少なくとも100人以上が収容できる設備の整った施設を持っています。

・ホテルのような立派な個室
・大学かと思うような会議室・研修室
食堂
等々は必ず備わっています。


今、金融機関のこういう施設の利用は、
●移動の自粛
●テレビ会議、テレワークの定着
で、利用度は大きく減少しているはずです。


ホテルの協力が得られないのならこういう施設の借り上げも検討しなければいけません。

金融機関は「社会貢献」「地域貢献」と言う言葉が大好きです。
研修施設には「個人情報」も「信用情報」も日常的にはありません


コロナ感染軽症者のために「病院」が占有されてしまうリスクももっと丁寧に考えないといけません。
一般患者の診療・入院機会まで失われている
医療従事者の緊張もいつまでも持続しません


そういう意味でも、こういった金融機関の研修施設を有効活用することも急がれます。

ある地方の県会議員氏が教えてくれました。
うちの知事は「病床がたくさんある」とテレビで自慢していたが、
過疎化地域の病院のベッドに余裕ができた
ただ、コロナ専門の医療従事者の数が足りているわけではない
と。


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コロナが教える「人生観」「国家観」 [鈍感日本人への警鐘]

かつて「余暇」と言う言葉がありました。
「本来優先してやらなければいけないこと」をやったうえで余った時間です。
1日24時間、1年365日、人生80年をよく見れば必ず余る時間ができてきます。

今はどうでしょう?
「余暇」と言う言葉を使う人が減りました。

ここのところの「新型コロナ」をめぐるいろいろなことや、あるいはマスコミやSNSで取り上げる事象を見てきてふと気が付くことがあります。


●「GoToキャンペーン」について

「新型コロナの蔓延に伴い経済活動が低迷し、観光産業が弱り切っているので救済しなければいけない」と言うのが本来の一番の要因だと思います。

ただ、
ビジネスには栄枯盛衰が必ずある
観光業は利益率が低く
・非正規労働に支えられがち
・余裕のない企業は設備投資も遅れ、悪循環が拡大する
と言う大きな課題があります。

本来なら、向いていない(うまくいかない)企業はこの業界から卒業や撤退あるいは業態変更をしなければいけないのです。

にもかかわらず、お金さえ投入すれば(お金と言う点滴さえ打てば)生きながらえるという発想が政治の世界にはあるのです。
なぜかというと、明日倒産するかもしれない企業の社長の1票も成功して順風満帆の企業の社長の1票も同じ価値だからです。
そして、都会の10万票よりも地方の10万票の方が当選の近道なのです。
選挙にはだれが一生懸命動いてくれるかは想像に難くないところです。


●「新型コロナ」の対策・取り組みぶりにマスコミは批判ばかり

毎日のニュース番組やワイドショーを見ていると、小池都知事や西村大臣の言動に批判が相次いでいます。

私は「そこかよ」と思ってしまいます。

誰も対策や対応案を持たないから「個人名」の批判に終始してしまう
組織や社会は一人特にトップの言動だけでは動きません
・組織で動いている人たちの中から対応案が聞こえてきません
・そういう組織から「やめていった」と言う人の話も聞こえてきません
~沈みかけた船からは優秀な人の多くは早く飛び降りるものです

つまり、トップを批判しても「組織」が活性化しない限り組織的な行動はうまくいきません(特に大きな組織は)。

西村担当大臣、加藤厚労相、赤羽国交相の発言の歯切れが悪すぎる

おそらく、彼らの背後にいる人物の「国家観の欠如」が原因でしょう。
それは、安倍総理かもしれないし、与党である自民党や公明党の幹部や重鎮かもしれないし、あるいは行政組織現場の責任者:菅官房長官なのかもしれません。
そこを解明して批判する人があまりにも少ないようです。

菅官房長官の「後出しじゃんけん」のような言動には辟易

なぜか断言し、そしてぎりぎりを過ぎてから常識的な発言をする。
こんなトップがいたらだれが部下でも現場はふらふらしてしまいます。
そして頓珍漢な言動が目に付くようになります。

「コロナ問題」の対策がうまくいかないのは「菅官房長官」の言動がすべてです。
「森友」「加計」「桜」等々、バカ殿の行動に問題があるにしても、御側用人トップのいわゆる「ぽち」ぶりがこの国をおかしくしています。
おそらく国家感がないのでしょう。または見当違いなのでしょう。

「新型コロナ」の立て付けが「知事」の責任優先になっている

パンデミックと言う性格を考えれば、国を挙げての対策チームが動くべきです。
初めての経験であるにも関わらず、船頭ばかりが多くて現場の混乱が目立つようです。

「金」も「権限」も「応援」もなく、知事の責任でやれることは限界があります。

マスコミが知事の人気評定をすることが滑稽に見えてきます。
どの知事もうまくいっていません。
住民が「コロナ」に好かれたか嫌われたかの差に過ぎないかもしれません。


●国民はどうしているのでしょう?

交通道徳の順守によく似てるような気がします。

「私はちゃんと交通法規を守っていますよ」
「警察に捕まらなかったら運がよかった」
「悪いのはルールを守らない人」
「少しくらいはルールを守らなくてもいいだろう」
と同じ考え方に陥っているかもしれません。

薬もなく決め手となる治療法も模索中にあっては「一人一人が丁寧に暮らす」ことが最重要のはずです、


●三浦春馬さんの自殺

彼のことはよく知りませんが、
才能も人気もルックスもあり将来に不安など見えないような彼が自殺と言うのも不思議と言うかもったいなき限りです。

ただ、ふとよぎるのは、

・前向きなことやうまくいったことばかりの人生なのか?
・不安や失敗を「表に出せない」「相談できない」「解消できない」何かがあったのでしょう

と言うこと。


縷々見ていると、「余暇」と言う言葉が浮かんできます。

マスコミやSNSが大隆盛の昨今ですが、光が当たるところが極端すぎます。

「人生」-「明」(光が当てやすい部分)=「暗」(光が当てにくい部分)


と言う図式があるとしたら、

その解決策が「光が当てにくいなら光を当てればいいじゃないか」方式です
これでは、光を当てて「元気出せよ」「まぁ一杯飲めよ」式になってしまい、もともとの「光が当てにくい部分」のそもそもの問題や課題が隠されたままです。


おそらく三浦春馬さんにもそういう部分もあったのでしょう。


日本社会は今までいろいろな混乱や困難がありました。
でも豊かで繁栄した日本が今も続いています。
「歴史」に学ぶということはそういうことです。


なぜかというと、その都度「知恵」や「工夫」が生まれだされたからです。
そこには「国家観」や「人生観」と言うものがあったからではないでしょうか!


「批判」ばかりの人、その「批判に乗っかる人」はやはりうまくいかないのではないでしょうか。

点滴も必要ですが、自らの「知力」「体力」「能力」を磨き生かしていかなければいけなのはいつの時代でも共通です。

「マスコミ自由主義」、「SNS自由主義」に甘えてはいけません。

彼らの中には
「余暇」を本業と間違えている
「本業」を軽視する
ように私には見えてしまいます。


「上から目線」「人それぞれ」と非難・忌避しているうちに誰も患部に関心を持ってはいけなくなってしまったのです。





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新型コロナの最良の対応策は「自衛」 [新型コロナ]

今は朝から深夜まで「ニュース」番組や「ワイドショー」的な番組を見たり、ラジオを聞いたりの巣ごもりの毎日です。

多くの番組では「小池都知事の批判」のオンパレードです。

対応が遅い
対策がない
「言葉の遊び」ばかり

と言うのが共通される批判です。
そういう見方をしてしまえばその通りなので返す言葉もありませんが、少しむっとするのは、

批判のための批判ばかりで、批判者はだれも対応策を語らないこと

です。


おそらく皆さんがわかっていらっしゃるのでしょう。

「コロナ特措法」の建て付けが悪すぎること

一連の「国」の対応が悪すぎること

対策を実行するには「お金」が必要なこと

小池都知事の言葉が「当を得て(的を射て)いる」こと

放送法上の管理監督権限は国にあること(都知事にはない)

接触確認アプリ「COCOA」も出来が悪いこと

テレビ出演者の多くは「講演会やイベントが減り大幅減収」「テレワークが増え、お呼びがかからなくなった」「遊びに行けない」ことの被害者であること

行政組織全体の問題も大きいこと

等々と。

中には腹いせにも似た、ほとんど小池都知事イジメ状態で笑ってしまいます。

おかしいのは小池都知事の言葉尻だけ取り上げて批判し、実は勉強不足を露呈される大学教授やマスコミ人も散見されます。



さて、こういうコメンテーターのだれも声高におっしゃらない「コロナ感染」予防の最大の対策は、

マスクをする

うがいをする

手洗いをする

3密を防ぐこと

ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保つこと

会食・飲み会に行かない

「夜の街」「風俗」に行かない

なのです。
きっと「当たり前すぎて」高尚なコメンテーターの皆さんはおっしゃりにくいのでしょう。

しかし、庶民のみなさんは「念には念」を入れるぐらいやっていらっしゃいます。


新しい生活様式」に慣れた人ほど快適になる「Withコロナ」時代なのです。



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「歌舞伎町」のことを「夜の街」と呼んでどこが悪い [新型コロナ]

「新型コロナ」と言うのは、いろいろな切り口で批判の種を撒いてしまいました。

中には「それがどうした」と言うこともあるような気がします。
何か本質的な議論ではなく「批判のための議論」になっているようなところもあります。


例えば「夜の街」と言う呼び方。
新型コロナの感染の代表的なエリアとして「歌舞伎町」や「池袋」のことを「夜の街」と呼ぶのはよくないのだとか。
しかもそれが、小池都知事を批判する材料にもなっています。

批判理由としては、

感染拡大は「夜の街」だけのはずがなく、「夜の街」を袋叩きにしていれば、感染を名乗り出てくる人がいなくなるとともに、他地域に感染が広がっても気づかれなくなる。

「夜の街」を夜中に1人で歩いている時に時にマスクをして何の意味があるのか。

「夜の街」との呼称はあいまいな表現で風評被害につながる。

「夜の街」にある「コンビニ」や「ラーメン屋」や「居酒屋」さんまで感染源とみられてしまう。

と言うようなこと。


そして政府までもが、

夜の街」と言う曖昧な表現ではなく「社交飲食店」(14日)としていた表現を「接待を伴う飲食店」(15日)と呼ぶことにするようです。


不思議です。
「新型コロナ」の感染拡大防止の本質的な問題なのでしょうか?
守らなければいけない権利や利益はどんなことでしょう?


「夜の街」の中にある「コンビニ」や「ラーメン屋」さんや「居酒屋」さんであってもやはり人の行き来は普通の住宅街やオフィス街のそれとは違うはずです。
「夜のお店」を意識した「立地」に違いないはずです。反射的利益を受けていらっしゃるはずです。


皆さんは、東京の著名な繁華街である「銀座」や「赤坂」や「六本木」や「渋谷」や「新宿」や「池袋」などにどういう印象をお持ちでしょうか?

たしかに、昼間は、オフィス街であったり、買い物の街であったり、デートスポットである部分に光が当たる「街」もあります。「新宿」とか「池袋」もそういうところです。
そんなことから受け止め方が違う方々がいるというのは事実です。


ところが、昼間の「歌舞伎町」は「夜を待つ準備中の街」と言う風情が強く、やはり「夜」になると「ネオン」も「人の行き来」も輝いてきます。こういうところを「夜の街」と呼んで何か不都合があるのでしょうか?とても文学的な表現にも感じられます。


批判者の中には「新型コロナの感染源は、街全体の問題ではなく、個々の店の問題だから」とおっしゃりたい人もいらっしゃるのでしょう。

でも「渡り鳥」よろしくこういう歓楽街の特徴は人がいろいろな「お店をはしごする」という傾向があります。
ある歓楽街では、ホステスさんたちまでもが店店を行きかうようなところもありました。
「夜の街」と一般的に呼ぶことにそれほど大きな問題があるのでしょうか?
「夜」にもかかわらず「おはようございます」とあいさつする人たちがいるのは不思議ではありますが。


「東京」と言っても「繁華街」もあれば「住宅密集地」もあれば「限界集落」のようなところもあり、ひっくるめて「東京」と呼ぶのは適切ではないというのにも似ています。


つまり「夜の街」と言う呼称の曖昧さにこだわるあまり「夜の街」エリアの特殊性を見逃してしまうことにもなってしまいます。

いわゆる「夜の街」で「働く人」たち、あるいは「お客さん」の多くがこういう店に住んでいるわけではありません。
「寝るところは別の地区」「働くのも別の地区」と言うのが多いのも事実ですが、「東京」中でPCR検査などがフリーハンドで受けられない以上はやむをえないところもあります。
「感染者」を優先順位をつけて探すためにはやむをえないことではないでしょうか。


札幌「すすきの」のキャバレーの有名支配人で、著作も多い八柳鐵郎先生がご存命だったら、「今のこういう状況をなんておっしゃったなかなぁ」とふと思ってしまいました。

生前、キャバレーのホステスさんの採用面接をする時には「こういう仕事についたら普通の生活はできなくなるよ」と必ず念を押されていたというお話をされていました。

「派遣型風俗」いわゆる「デリヘル」などと言うお仕事のことをどう語られるのかなぁとも思ってしまいました。


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今こそ「廃業支援」を! [裏づけのない経営学]


コロナ感染が広まり始めた頃、識者の話によれば、

コロナ倒産が増える

景気の悪化による自殺者が増える

と言うような話をなさる方がありました。


2020年も半分過ぎましたが、「倒産」件数、「自殺者」数の状況はどうでしょうか?
あまりマスコミも取り上げません。

「確報」が手元にないので「速報」ベースでみる限りでは、それぞれ「増えていない」と言うのが実情のようです。

ひょっとしたら経済的影響が色濃く出てくるこれからなのかもしれませんが。。。


倒産」については、

●手形・小切手などの銀行取引をなさる人が減少し「銀行取引停止処分」と言う明確な倒産形態が減った。
●新型コロナの影響で裁判所が開かれず「法定整理」手続きがストップしている。
●「倒産」ではなく「廃業」が増えている。

と言うことがあるのかもしれません。


自殺」については、

●職場に行かなくてもいいことから「職場うつ」が緩和されている。
●親世代が生活の面倒をみている。

と言った過去にはなかった現象が定着してきたのかもしれません。


私は仕事柄たくさんの「倒産」事例を見てきました。

そのときに思ったのは、

「夜逃げ」をしたり、「家を売却」したのは経営者

従業員の方は「ほっとした」様子の人が多かった

と言うことです。
特に、経理担当で会社の資金繰りをよくご存じだった方は気のせいか「肩の荷が下りた」ように見えたものです。

・綱渡りの資金繰りから解放
・いろいろな人からの督促から解放
・給料遅配からの解放
等々、本当に苦労されてきたのですから。

現場で働く皆さんも「この会社持たないな」と薄々感じていた人も多いようで、まさしく「ほっとした」感が出ていました。
転職先さえ見つかれば、今までよりも楽な暮らしが待っていたからです。

※転職できる「手に職」や「勤労癖」のある人に限りますが。


「新型コロナ」の対策を論じるときに気になるのが、「経営者が持つ経営リスク」を語ることなく支援が必要と言う人が多すぎることです。

「経営の才覚と努力がない」人が経営者のままでいてもいつかは「破綻」の結果が待っているからです。

「コロナ倒産」のニュースがすぐ忘れられてしまうのは、「コロナがきっかけ」にはなったけど「あれじゃぁな」と言う企業(ご商売)が多いのも実情だからではないでしょうか?


今から一年ほど前の「企業経営」の課題と言えば、
後継者がいない
人手が足りない
だったはずです。

売り上げが減れば「人手」は不要になりますが、後継者の問題は売り上げに関係なく重要なテーマのはずです。

「後継者がいない」と言う問題に直面された企業の多くは今の経営者が「高齢」とか「体調不良」と言うことが多かったと思います。

「コロナ」による売り上げ減は実は「廃業のチャンス」に他ならないのです。
今までは「だましだまし」で来ていらっしゃったのですから。


ただ、
技術が失われてしまう
従業員の生活を考えると忍びない
この企業がなくなると困る人がいる
と言うことがあるのだとしたら、

経営と資本の分離を行いながら「誰かに経営をしてもらう」

M&Aで企業を売却する

と言った巷間よく言われる方策もあるはずです。

「コロナ」で企業支援と言う言葉を使われるのなら、こういう「廃業支援」と言う選択肢もあっていいはずです。


例えば、
「企業を譲り受ける」人への資金支援(劣後ローンや出資)
譲渡にかかる税金の免除
等々、考えればいくらでもあるはずです。

なぜ「税金で支援するか」というと「世の中に必要なご商売」なのですから


「コロナ」に乗じて「世の中に必要でもないご商売を支援する」と言うのとは意義が違います。
そういう議論をもう少ししないと「税金はいくらあっても足りません」

判断のキーワードは、
世の中に必要かどうか?
将来、法人税や所得税や従業員の所得税などで納税と言う形で返してくれるか?

です。









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「東京の問題」、「国の問題」そして「GoToキャンペーン」 [新型コロナ]

「GoToキャンペーン」についてはいろいろな意見が飛び交っています。

おそらく代表的な意見は、

●新型コロナの感染が拡大しているこの時期やるのか
●新型コロナの影響で疲弊している地方救済のためにはやらなければいけない
●やるなら、とりあえず「東京はずし」で様子を見ながらやればいいじゃないか

等々と言うことかもしれません。

「諸悪の根源」「東京問題」と言われてしまった東京23区内に住む者からすれば、おっしゃるとおり東京には課題が多いので、「県マタギ」や「不要不急」の移動や外出は様子を見なくちゃねと言う強い思いがあります。


しかも、

コロナ感染が判明した「東京のコンサルタント」が宿泊していた鳥取県米子市では、

市民に対し、東京都など感染確認が相次いでいる地域への、不要不急の移動を控えるよう、改めて呼びかけることを確認しました

市長は「特に感染を注意しないといけない地域からの来客は、控えてもらうなどの対応が可能であれば、考えてもらいたい」と述べ、感染が拡大しないよう県とともに、国などに対策を求める考えを示しました


などとNHKのニュースサイトに出ていました。

米子市長「東京への移動控えて」(2020年07月13日)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20200713/4040005485.html


青森県でも東京由来のコロナ感染者が出ているようです。
「東京由来」は埼玉県だけかと思ったら、日本各地で元気印です。

コロナ感染が確認された茨城県にお住いの派遣型風俗(デリヘリ)の女性が、「青森県を訪問し4日~8日の間30人のお客を相手」「帰京して東京のホストクラブに行った」

などと言うニュースもあります。

「接客業女性の濃厚接触者、特定が難航/青森」(WEB東奥 2020年07月11日)
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/378781


こんなことがあったせいか、
「GoToで感染なら人災」むつ市長憂慮(WEB東奥 2020年07月13日)
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/379617

などと言う話も出ています。



まぁ、みなさん相応にポジショントークもあるのでしょうが、衆院解散・総選挙話も出る中「小選挙区」制度の課題と言うのも考えなければいけません。


前回の衆議院選挙(2017年10月22日)の結果をみると、

●東京6区
当選 立憲民主党候補   100,400票
落選 自民党候補(復活)  98,422票

●高知1区
当選 自民党候補      81,675票
落選 希望候補        45,190票

と言うことがあります。
地方の商工業者に強い自民党なら、観光命の地方の有権者の気持ちをくすぐる方が次の選挙の当選者が増えるということが言えそうです。

自民党があまり強くない「東京」に光を当てるよりも、選挙の当選票を持っている「地方」に光を当てた方が自民党にはきっと有利なのでしょう。

「東京の問題」「東京は諸悪の根源」などと言われても、今の日本の政治力学は地方のものです。
東京人は自らを律しながら粛々と「自衛」するしかないのです。

かくして、コロナ対策の原資である「地方創生臨時交付金」が削られてもじっと我慢するしかありません。


ふるさと納税」しかり、「地方創生」しかり、こういう「地方向け」の政策がうまくいっているという話もほとんど聞きません。

放送法の下、監督官庁「総務省」に睨まれたテレビ・ラジオが「小池都知事批判」ばかりで「国」を批判しないのもわかってきます。

「日本郵政」の胡散臭い経営ぶりもそれほど大きな問題になりません。
民間企業ならそれぞれが大問題です。

えっと、「総務省」に力があるのは誰だったかなぁ!?


いい機会ですので、「こんな東京は嫌だ」と言う皆さんは「脱東京」「地方への移住」を目指されたらいかがでしょうか。


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国会議員は何をしているのか? [新型コロナ]


「新型コロナ」の感染者が高止まりし、テレビ・ニュースを見聞きする限りでは「誰かへの批判」あるいは「不安」ばかりの毎日です。

そんな毎日の中でも、登場人物として物足りない人たちがいます。

議員様たちです。

国会議員都会議員区会議員の姿も声も見聞きしません。
「高給取り」と言う彼らは置いてけぼりになったのでしょうか?
「批判」の声さえ聞こえません。

マスコミはと言えば「解散総選挙」「安部後継」などと言う話はしても「今、議員様は何をすべきか」を語りません。


例えば、

1.「PCR検査」を増やそうという声も聞きません


2.「10万円」を配った結果がどうだったかも聞きません

~昨日のテレビ番組の中では「10万円が出たので風俗・キャバクラに来る客が増えた」と話していた関係者もいました。
「夜の街」の最大の支援者は、あの「10万円」だったのなら笑うに笑えません。
当時、勝ち取ったかのようにテレビに映っていた政党の代表者の方は今頃どう思われているのでしょうか?
まさか「夜の街の方への生活支援です」などとおっしゃるのではありませんよね。


3.「緊急事態宣言」には「補償」と言う「お金」が必要ですが、国会議員の声は聞かれません

~国会議員が動かなければ国家予算は配分されません


4.「GoToキャンペーン」も東京のものからすれば今は必要ない(それどころではない)

~国会議員は「木偶の坊」状態なのですか?
地方出身者が多く、Weicomなのですか?


5.小池都知事は「都民の移動自粛」を要請していますが、国会議員・都会議員の呼応する声を聴きません


6.いわゆる「コロナ特措法」の建てつけが悪いといったところで国会議員が動かなければ改正されません


7.東京都のお金も無くなりました。「ふるさと納税」を止めなければ「区会議員」の報酬の減額をする必要があります

~例えば、世田谷区の影響額は「今年が50億円」で「来年が70億円」だそうです。何もしないように見える議員様が報酬をもらうなんて不思議で仕方がありません。


等々、「議員」と名がつく人たちの仕事ぶりはいかがなものなのでしょう?

SNSで意見を言うことが議員の本来の仕事ではありません。

選挙の時のように、街頭に立って「ビラを配ったり」「演説を」したらいかがでしょう。

一年中議会が開催されているわけでもないのに報酬は1年分です。


もし「総選挙があったら」国会議員の勢力図は変わるのか?と期待しても、まず変わりません。
理由はと言えば、「小選挙区制」あるいは「比例制」だからです。
何せ、対抗する候補者がいません。

昨日行われた鹿児島知事選挙も結局は保守勢力同士の争いでした。

先ごろ行われた東京都知事選挙も「都債を発行して10万円を配る」と言った候補がもてはやされ、彼を応援した野党議員もいます。
こういう状況では野党議員が大きく勢力を伸ばすことはできないでしょう。

GoToキャンペーン」も地方に変えれば「おらが手柄」と喧伝なさる議員様もいらっしゃることでしょう。


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「コロナ感染者」の情報公開の仕方 ~ 読売新聞の社説 [新型コロナ]

新聞を読む人が減ったといわれる中、丁寧に「社説」まで読まれる方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか?

社説と言えば、論説委員と言われる新聞記者経験も豊かで給料の高い方々がお書きになった「新聞社を挙げての意見」とでも言えるのではないでしょうか?


そんな立派な「社説」ですが、昨日(2020.7.11)の読売新聞の社説が気になりました。
題して「コロナ感染最多 情報を公開して拡大を防げ」。

問題なのは、東京都の情報公開が不十分なことである。
 
夜の街のほか、一般の会食やパーティー、家庭内での感染も目立っている。その具体的な状況などは開示していない。
 
大阪府は、感染者の年代や性別に加え、居住地や発症日、ほかの感染者との関係などを発表している。どの地域で、どう感染が広がっているのか一定の目安になり、予防策が取りやすい。
 
東京都も、個人情報に配慮しながら、可能な範囲で丁寧に説明することが大事だ。

と言うものです。

1.「コロナ感染者」の情報ってどの程度必要ですか?

2.東京都のホームページに公開されている情報では足りませんか?

※東京都のホームページ「都内の最新感染動向」
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/?tab=reference

3.大阪の公開された情報を見てどんな予防策をお立てになるのですか?

4.「個人情報に配慮して」と言うことは具体的にどういうことですか?



私などは、感染者が
「単身者」か「家族持ち」なのか?
「職業」は何か?
「東京暮らし歴」は何年か?
「同一住所での生活歴」は何年か?
などと言った情報にとても興味があります。



読売新聞の「給料が高い」「偉い人」がお書きになったレベル感で考えると「掘り下げが浅い」ような気がします。


今の「コロナ感染」「コロナ蔓延」の世情を考えると、本当にマスコミの力量不足が目立つような(相手にもされないような)気がします




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困ったときの「小池都知事批判」のマスコミ [新型コロナ]


朝から晩までテレビを見たり、ラジオを聞いたりの毎日。
主に見るのは「ワイドショー」や「ニュース番組」です。
そこで繰り返されるのは「小池都知事批判」。

皆さん、特に地方にお住まいの方にはこれらの番組が不思議に思えることはありませんか?

度重なる「小池都知事批判」
こんなに批判が多い「小池さん」がどうして都知事選挙に圧勝したのか?

と言うことです。


結論から言うと、

「小池都知事はよくやっている」と都民には映っている

取材もせず、思い付きの議論ばかりやっているテレビ・ラジオは行き詰るたびに小池都知事批判で逃げている。

国民・都民が常識ある行動をするしかないのに、さも有効な対策があるかのごとくマスコミは話すのが好き(ですから具体策をだれも語らない)

小池都知事の前向きな言動にマスコミ人が嫉妬している

と言うことのような気がします。


もう少し細かく言うと、

1.ワクチンも治療薬もない中、マスコミは「さも対応策がありそうなこと」を言い過ぎた。

よく聞いてみると、ゴールのない言いっぱなしです。
「新型コロナ」の感染が広がり始めてからの報道ぶりを並べてみるとおかしなこと(平仄が合わないこと)を言っている番組が多いのも実情です。

コメンテーターも取材したわけでもないので、中には「毎日流される各局の番組の内容をつなぎ合わせて話し」ている人もいる。


2.小池都知事の言動は相応に成果を出している。

例の「カタカナ語」などの「小池発言」がよく浸透しています。

・「緊急事態宣言」
・「ステイホーム」
・「3密」
・「ソーシャルディスタンス」
・「夜の街」
・「with コロナ」
・「東京アラート」
・「自衛」
等々の浸透度はやはり高いようです。
そもそも小池都知事が作った言葉ではないにも関わらず定着させてしまわれました。
しかも「東京アラート」など小池都知事が新しい言葉を強調するとどうやら感染が増えていないこと傾向があるというのがここ2・3日のマスコミ評です。


3.マスコミの「数値」云々と言う話も確証がない。

とかく数値で示すと正しいように思いたいのが知識人かもしれませんが、「東京都」が数値を細かく公表しているにも関わらず、見てもいないコメンテーターが多いようです。

特に「予測値」のようなものを出してきたニュース番組も、信頼度に乏しく、結局「使わない」「知らんぷり」状態です。


4.「感染経路」不明についてマスコミは追究しようともしない。

●都内の大学病院の看護士数人が「院外感染した」と公表されているにも関わらず「感染経路は不明」のままです。

●某地方の県の保育士が2泊3日で上京して会食し、帰郷後「コロナ発症」したにも関わらず「感染経路」はわからずじまい。

少なくとも最近起きたこの2例は「感染経路」を知ら寝上げる努力が必要です。
「東京には魔物が住んでいる」状態はおかしすぎます。


5.マスコミは「政府批判」を控えている。

「放送免許」の権限のある国への直接批判は避けていらっしゃるようです。
「ダイヤモンドプリンセス」から始まった「コロナ感染騒動」や「オリンピック話」や「習近平来日話」は「都知事の手が届かない」世界も多いはずです。

「厚労大臣」「法務大臣」「文部大臣」「経済再生大臣」の発言がブレる原因を問題視されないようです。官邸の中に見えない壁があるようです。
「防衛大臣」「外務大臣」と言った大物だけが我が道を行っていらっしゃるように見えてしまいます。


6.東京には「いろいろな都民がいる」。

「神奈川都民」「埼玉都民」「千葉都民」と言う方々がかなりいます。
自宅は別の県にあるが、「仕事」「買い物」「遊び」は東京都内と言う人が多いのも実情です。
おそらく「都庁勤務」の方でも「千葉県」「神奈川県」「埼玉県」に自宅のある人が多いはずです。

地方に行ったとき「うちの娘や息子も東京にいる」と言う話をよく聞きますが、丁寧に聞いていると「松戸」(千葉県)「川崎」(神奈川県)「さいたま」(埼玉県)だったりします。
「通勤電車が混む」と言う事情も理解していただけるはずです。

つまり、東京都知事だけではコントロールできない側面も併せ持っているのです。
大阪圏、名古屋圏でも同じようなことが言えるかもしれませんが、規模が違いすぎます。


7.マスコミは「知事の仕事」「あの知事はよくやっている」と言いすぎた。

あまりにも「コロナ対応は各県知事の仕事」と強調し、「知事の人気投票」のようなものをやったのもマスコミです。
「感染症」に県境はないはずなのに、あまりにも「知事の仕事」と言いすぎました。

結果、少しだけ資金的余裕のあった東京都へのやっかみが生まれてしまいました。
「病院」の相互利用や「医療従事者」の派遣と言う話が出てこないのが不思議です。


8.東京には「区」と言う巨大行政組織がある。

世田谷区の人口は92万人で世帯数も40万世帯を超えています。
地方の小さな県よりもはるかに大きな区になっています。
「保健所」も「区」の管轄のようです。
数字の集計に手間取るはずです。


9.パソコンはあるけど使えない職員さんも多い。

「保健所のデータ集計はFAXでやっている」
と言う話がよく聞かれました。
しかし、各お役所に行きますと、机の上にはパソコンが並び、職員の皆さんもパソコンに向いて仕事をなさっている様子です。
「にもかかわらず」です。
長年の「仕事のやり方」の見直しが遅れすぎているのです。
失礼ながら「区役所」レベルでは「知識が乏しい人も多く」たらいまわしも相応にあります。

ここまでを小池都知事の責任と言ってしまえば気の毒至極です。


かくして「見当違いの逃げ道的批判」が小池都知事に向けられているのです。

ただ最近の小池都知事を見ていると少し弱腰に見えるときがあります。
それは、「お金を政府に握られている」からにすぎません。

「GoTo」キャンペーンについてマスコミはようやく批判し始めましたが、小池都知事は先日も「都民の移動自粛」を要請したばかりです。
マスコミの「GoTo」批判は遅すぎます。

さらには、小池都知事が3月ごろおっしゃっていた「地方から上京した一人暮らしの若者」が多いのも気になるところです。
こういう人が「夜の街」に行きがちでかつ帰省の時に「コロナのお持ち帰り」があるということも否定できないかもしれません。
「職場感染」を広める人もこういう人たちかもしれません。




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「災害」は油断したときにやってくる [みんなうすうす気づいている]

実は、4月末から「腰痛」で寝起きに困っている状況です。
一時は二階に上がる階段を上り下りをするのもしんどかったりしました。

毎日10,000歩以上歩いていたのも今は昔、今は、せいぜい1,000歩くらいのものです。
しかも「新型コロナ」蔓延のさなかなので医者にも行けず。。。。

そんなこともあり、先日来「災害が来ても家にいよう」などと妻と話していたくらいです。
幸いなことに、自宅周辺には「山」も「崖」も「川」も「海」もありません。
「地盤」も安定しているようです。
そこで「火事以外は自宅で大丈夫」と思っている次第です。

※避難訓練のようなものにも参加したことがありません。


今回の豪雨、特に「線状降水帯」に起因する大雨のように、過去経験したこともないような大雨起因の災害の犠牲者を見ると、「逃げ遅れた高齢者」の被害がたくさん報じられています。

ニュース番組ではそこまで詳しく報じていませんが、「後期高齢者」ともなれば「膝」「腰」「耳」などに障害が出やすいものです。

●垂直避難と言われても二階にも上がれない
夜中に避難と言われても気力も体力もない
●車で逃げられたとしても「車に乗らない
等々、制約要因がたくさんあります。


「防災訓練」の様子を見ていても、「条件がいい時」に「フルメンバー」でなさっていることが多いようです。

●河川敷にテントを張ってどうすんだよ
●災害の時はフルメンバーがそろっていないだろ
●災害は天気の悪いときにも起きるんだよ
●えらい人のスピーチにどれだけ意味があるんだよ

等々と思ってしまいます。


ニュース番組の中で、どこかの集落は「雨の日」「夜中」等々、条件を変えて訓練をなさったそうです。さすがにその集落は被害者が出なかったとか。


私が一貫して「地方創生」に疑問を投げるのは、
●サービス業に注力
●住民生活の向上と言うゴールが不明確
●「国土強靭化」ではなく「見た目のいい地域」になりすぎている
と言ったことを痛感するからです。

※日本の社会インフラが大きく整備され始めたのは「日本列島改造」計画時代~昭和40年代から昭和50年代でしょう。つまり50年程度たった老朽インフラが多いということも言えます。


立派な高齢化施設も災害には弱い」と言うのも残念なことです。

一つだけ提案するとすれば、「避難所」を日常化することです。
我が家の近所の避難所は小学校ですが、新築された小学校には入ったこともありません。

「給食を学校で食べる日」と言うようなものを設けたらどうか?
と提唱するのは避難所へのアクセスを習慣化する意義もあるのです。

被害がありそうだから避難所に行くのではなく、「日常的に避難所に遊びに行く」と言うことがあってもいいかもしれません。
そこにはベッドが常備してあったり。。。。


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「小池都知事」圧勝の事情 [少し政治的な話を。。。。]

「私ゆりっぺに入れたんですよ」

と商店街のあるお店に行った時に、若い店員さんが耳打ちしてくれました。
他にお客さんもいなかったので彼女と少し話しました。
「心配しなくてもあれだけたくさん得票したということは皆さん同じ行動をとったのですよ」と言ったら彼女も口が滑らかになりました。

地方の人から見れば、「マスコミが批判ばかりしているのに、なぜ小池都知事は圧勝で来たのだろう?」と不思議かもしれませんが、東京に住んでいるものから見ればそれほど不思議なことでもありません。


たとえば、


1.他の候補のレベルが低すぎた

テレビが伝える限りでしか情報はありませんが、やはり頓珍漢なお話ばかりでした。
ふつうに東京で暮らしていれば、やっぱりおかしいよねと言うことです。


2.小池都知事は露出が多かったという説も信憑性は薄い

マスコミがあれほどまでに批判しているのですから「露出」が多ければ逆効果になってしまいます。
好意的に見ている方のほうが多かったということでしょう。

※批判ばかりの「安倍総理」の露出が少なくなったことを考えればよくわかります。


3.小池さんはカリスマでも何でもなく、常識人で一生懸命だった

テレビを通じてみる小池さんは普通に一生懸命やっていました。
マスコミが批判するのが逆効果になったようです。
つまり具体的な政策批判があまりにも少なすぎました。


4.巷間言われてきた自民党の「内田支配」が胡散臭い都政を作ってきたことの反動は大きい

石原さんは、都庁に出勤しない
猪瀬、舛添さんは、おかしな行動ぶりが目立った
という記憶が強く残っています。

それに比べたらということです。


5.オリンピックは、だれが誘致したかの記憶が強い

延期、中止でお金がまだまだかかると批判される候補者・マスコミもいらっしゃいましたが、
・東京都の一存でオリンピックの中止などできないし、違約金も発生してしまう
・インフラ整備はすでに終わっている
・「誘致責任」を問いたいくらい
・選手のことも考えなければいけない

等々を考えれば、大きな争点にするのは難しいところがあります。


6.「学歴詐称」疑惑など些細なこと

そもそも「学歴」への重みがないということが一番です。
仮に「不実記載」を取ったところで「それがどうした」程度のレベル感です。


7.「築地問題」はそもそも自民党時代の遺物

・オリンピックが終わらないと次の手は打てない
・マスコミが騒ぐほど「豊洲」も「築地」も有権者には大きな関心事ではない


8.現実的な「コロナ対応」ができる候補者だった

・他の候補者には申し訳ないが、「コロナの現実的な取り組み」を考えれば戦う小池さんです。
・「10万円を配る」ということを魅力的だと思った人は少ないようです。


9.「7つのゼロ」は大きな問題ではない

・基本的にはそれぞれが前に進んでいるなという実感がある
・いずれもが時間をかけて取り組む施策だとわかりきっているから


10.自民党が候補者を立てられなかった

・おそらく勝てる候補者はいなかったでしょう。
・具体的な名前すら浮かんできません。
・このあたりは二階幹事長の政治的慧眼でしょう

もっと言えば、4年後の候補者を考えるほうが先でしょう。



何度も同じようなことを書いてきました。
書くのに飽きましたが、毎日流されるテレビ・ラジオの「ワイドショー」的な番組を見期するにつけ、
小池批判もいい加減にしたら
建設的・具体的な提言をしてほしい

と思ってしまうからです。

昨夜のBS-TBSの「報道1930」という番組の中で、自民党の 塩崎恭久行政改革推進本部長(元厚生労働大臣)がおっしゃるには、

「PCR検査を増やす」には法律改正が必要

だとか。
マスコミは何をしていたのでしょう。

マスコミという人たちの力のなさにうんざりする今日この頃です。



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「子どものマスク姿」と「学校再開」 [新型コロナ]


いつの間にか、公園や道路で遊ぶ子供たちがずいぶん減りました。
そうなのです「学校再開」です。

「すごいな」と思うのは、

子どもたちがマスクをしている

と言うことです。
休校中はマスク姿のお子さんはとんと見かけませんでしたが、今は、近所の園児から大学生までみんなが「マスク姿」です。
公園で遊ぶ子供たちまでがマスクをしています。

学校おそるべし!

オンライン授業がどうのこうのと言ったところで、こういう社会のマナー(ルール)を定着させるという強力な力があるようです。


気の毒だなと思うのは「通学日数が少なく、学習機会の個人差が出てしまいそうだ」ということ。

今年度は来年6月末までとし、学校の新年度は9月始まり(9月入学)でいいのではないかと思います。

・何よりも冬の入試を避けることができます。

企業は4月採用にはこだわらないはずです。

保育園、幼稚園卒業から小学校入学までの間2か月の余裕があります。


そういうことも国会議員だけに任せずに「社会の親」の立場で皆さんが考えるべきだと思います。
マスコミよ!がんばれ!


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マスコミは「小池都知事」のことが生理的に嫌いなのかも [少し政治的な話を。。。。]

小池都知事の圧勝で終わった都知事選挙。
一夜明けた昨日のテレビ・ラジオ番組を見る限りでは、相変わらず「小池都知事」批判が根底にあるようです。

中には、選挙結果を受ける形で前向きに東京の「コロナ対策」「将来像」を意識した取り組みをした番組もありました。


私の感想を言わせていただけば、

マスコミは生理的、情緒的に小池都知事が嫌い

なのかと思えてきます。


「森友」「加計」「桜」「検察官人事」「河井夫婦」等々、論理的に突っ込みどころ満載の事案の取り上げでも安倍首相のことをここまで生理的、情緒的スタンスで取り上げてはこなかったはずです。

不思議でなりません。


1.そんなに「小池都知事」のやっていることがおかしいのなら、選挙で圧勝しなかったはず


2.新型コロナ対応で小池都知事はマスコミ露出が多く、他の候補に比べて不公平と言う論調は正しくない

~マスコミの批判の中には、コロナ以外のことの批判もかなり多かったはずです。
そこまでおっしゃるのなら「任期満了に伴う選挙なのだから、新人候補者は一年以上前から立候補を鮮明にされればよかった」はずです。
また、そんなにおかしな人が毎日マスコミに登場していたのなら有権者もそっぽを向いていたはずです。


3.「新型コロナ」の感染状況は知事の対応成果による影響は少ない

~どこの知事がどうのこうのとは言いたくありませんが、SNSなどで知事が不評の愛知県での感染者数は趨勢的に減っています。
大阪や神奈川や埼玉などと比べてみるとよくわかります。


4.自民党は早くから候補を対立候補を立てない方向で調整していた


5.野党も統一候補を絞り込めなかった


6.「出口」調査ベースでは、共産党支持者や立憲民主党支持者であっても小池さん投票者が多かった様子であった


にもかかわらず連日の小池都知事批判です。
政策や行動ぶりを批判するのではなく、「いわれなき批判」にも似た「生理的に嫌い」的な批判に見えてしまいます。


私の人生の中で、これほどまでにマスコミの報道ぶりに違和感を覚えるのは初めてです。
マスコミ人の中に何が起きているのでしょう。

戦後75年。私が知っている限りではこれほどまでに「マスコミが危うい」と思ったのは初めてです。

これから起きるかもしれない日本のいろいろなことを報じるマスコミの信頼度が私の中でここまで落ちたのは初めてです。
あまりにもバランスを失した「大人げない」伝え方です。


ある意味、都知事選挙の有権者に対する冒とくのような気もします。

・知事は公共的な放送免許の権限がない
・「東京」と言うマスコミキー局のおひざ元であること
・ワイドショーなどに出演しているタレントコメンテーターの収入源の原因を小池都知事に八つ当たりしている
ということもあるのでしょうか?


皆様いかがお感じでしょう。。。。


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「国会議員」「都会議員」の腕の見せ所 [少し政治的な話を。。。。]


小池都知事に再選に終わった東京都知事選挙。

ところで、これまでの「新型コロナ」感染対応であまり表に出てこなかった人たちがいます。
しかも「税金」から給料をもらっている人たちなのに。


そうです、「国会議員」「都会議員」の皆さんです。
この人たちは何をしているのでしょう?

まさか「うっかり手を出すと感染(火傷)してしまう」とでも思っていらっしゃるのでしょうか?


1.予算の組み換えをしてでも「コロナ対策」の財源を作り出すという提案をしないのでしょうか?

・成果の見えない「地方創生」、効果のよくわからない「ふるさと納税」などを停止してほかの財源、例えば「医療体制」「教育体制」「雇用者対策」に振り替えるよう動くことができるのも議員さんたちです。


2.コロナの現場を直接見聞きしていますか?

●保健所の体制
●病院の体制
●医療従事者の体制

●教育現場の体制
●学校での勉強が遅れている子供たち支援
●オンライン授業などの在り方の検討

●「夜の街」「繁華街」の様子と課題の整理
●「三密」防止の実施状況の視察

等々「議員ならばこそできる」仕事もたくさんあります。


まさか「料亭」だけの視察で終わっているのでしょうか?


3.テレビやラジオの番組に出てコロナ対策を披露なさらないのですか?

向こう1年は選挙の年のはずです。
今がチャンスです。

不要不急の「県マタギの移動」もできなのなら、東京のキー局の番組に出て自らの主張をなさるべきでしょう。


4.国の行政組織が機能していないのを見せつけられました。「省庁再編」を提唱されないのですか?

●今回は「厚生労働省」の役割の重要性を多くの国民が見せつけられたと思います。
「医療や健康」を司る「厚生」と「雇用や働き方」を司る「労働」が一人の大臣でいいのでしょうか?

●「AI、IT担当大臣」が「AI」も「IT」も「パソコン」にも詳しくない現実を変えようと提案しないのですか?
若い人が「大臣」になるチャンスです。


5.「歳費」のみならず「政党交付金」を見直して「コロナ対策」の資金にどうぞ!と言う提案があってもいいはずです。

選挙を意識したスタンドプレーをやってください。
河井杏里議員のようなみじめなことをしなくても「票」が集まります。


6.今回の「都知事選挙」では選挙カーも使わない運動の簡素化が行われました。「選挙運動」の簡素化を提唱されたらいかがでしょうか?

つまらない猟官運動をなさらなくてもこういうことをなさったら当選間違いなしです。


知事の選挙は終わりました、今度はあなたたちの番なのですよ!



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都知事選挙’20 [少し政治的な話を。。。。]

今日は東京都知事選挙の投票日です。

今回のような「選挙」は初めてです。

例えば、

1.選挙カーを見ない

~選挙カー不要論者の私には好感です。


2.自民党が候補者を立てない

~対抗馬がいないというよりも適材がいなかったのでしょう。
マスコミは報じませんが東京では自民党人気と言うのは他の地域ほどありませんから、候補者に吸引力がなければ「自民党だから」と言う言葉は意味を持ちません。


3.マスコミが冷淡

~これほどまでにマスコミが無関心な選挙は初めてです。
争点、論点を紐解こうというスタンスがありません。


4.争点

~奇しくも「コロナ」がすべてになってしまいました。
候補者の中には「実現可能性」「妥当性」を無視したことをおっしゃる方が多すぎます。
もう少し現実的でなければいけません。

●「都債を発行して10万円を配布する」と言う耳にやさしく無茶な政策などは認めるわけにいきません。「自助努力」「モラルハザード」と言う言葉がどこかに消えています
今回の10万円給付でも明確になっていますが「本当に必要な人の支援には力不足」と言うことと「いつまで続けるの」と言うゴールがありません。

●「消費で景気回復」を唱えたところで「無駄遣いせよ」と国民・都民に求めるだけの話です。何せ「必要でもないサービス業」が多すぎです。そういう見かけ上の景気刺激は長続きしません。

「病院体制」の整備はもはや「都」と言う地方自治体の知恵や工夫を超えています
「コロナ」だけに限っていえば、いざとなれば日本各県からの「医療従事者の応援派遣」及び「患者の移送治療」を求めなければいけません。
「コロナで大変だったのに赤字」と言うのは「国の医療制度の見直し」が必要です。

●「争点が不明確」の裏には「今後どんなことを言い出すかわからない」と言う危険が潜んでいます


5.コロナ対応

~マスコミは各県知事の好感度のようなもので知事の仕事ぶりを占っているようなところがありますが、例えば、大阪の知事。北海道の知事などの評判がいいように伝えていますが、感染者の発出状況を見る限り「知事の評判には関係がない」と言うことがわかってきました。

どちらかと言えばマスコミ受けの悪い愛知県知事の下で極端に感染者が多いというわけでもないという現実があります。


6.オリンピック対応

~そもそも「オリンピック誘致が必要だったのか」と思っていますので、今更どうでもいいというのが本音です。
ただ言えるのは、

●オリンピックのおかげで東京のインフラ整備はずいぶん進んだ
●費用もの大半はすでに支出済み
オリンピックの開催可否の権限が東京にない
中途半端な行動は違約金等不必要な費用がさらに掛かってしまう


7.「築地」問題

~小池さんは「うまく着地したな」と評価しています。

そもそも豊洲移転計画そのものが雑だった
築地の残存事業者自らが将来ビジョンを語らない
東京オリンピックが一段落しないと「築地」は動けない
・「豊洲」でわかったのは「そもそも市場機能が衰退傾向にある」と言うこと


8.一番やらなければいけないこと

~日本全国の自治体に共通なのは

財政予算の見直し
そんなことに「お金を使うの」と言うことが多すぎます。

公務員の仕事の仕方改革
今回の「コロナ」でもよくわかったのは、仕事のやり方が旧態依然と言うこと
パソコンがあっても「集計作業すらまともにできない」と言う現実を注視すべきです。

です。
これをやらないと「税金」と「借金」が増えるばかりで、成果は思ったほど上がりません。


9.新人候補に託すだけの信頼度がない

~テレビの映像だけの判断ですが、「この人に任せていいの?」と言う不安を纏った新人候補者ばかりです。

芝居がかったパフォーマンスに基づく演説ぶりはさすがに異常です
・「前職」を見る限り「期待させるわくわく感」がありません
・「言葉の重み」があまりにもなさすぎです
・応援する人たちのSNSなどを見ても魅力的なものがありません。どうやら好きか嫌いかに偏っています。


「ふぅー」です。

なお、小池都知事の前回の「7つのゼロ」公約は、それぞれに光が当たり、前に進んでいると評価した方がいいでしょう。





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マスコミが混ぜ返す「新型コロナ」対策 [新型コロナ]

昨日(2020.07.03)のこと、あるラジオ番組でちょっとした事件が起きました。

番組が始まるや「コメンテーター」氏が小池都知事批判を始めたのです。
まるで子犬が吠えるような勢いでした。

そこに「MC(番組の進行役)」も小池都知事批判をかぶせてきます。
さらには、「都庁担当記者」までもが小池都知事批判をにおわすような伝えぶりになりました。


そうこうするうちに、東京都内の医療現場の責任者が電話で医療現場の実情を話すことに。
彼は番組の流れに反するかのように「冷静」かつ「大人のお話」をなさったことからこの3人は言葉を失ってしまわれました。
MCによれば、「サードとショートとレフトの真ん中にボールがポトンと落ちた」的な反省をなさっていました。

さらに付け加えれば、2日後の7月5日に行われる東京都知事選挙には「小池都知事以外に投票するように」とでも言うような誘導発言が目立ちます。

極めつけは、コメンテーター氏が「投票所の密が怖いので選挙に行きたくない」とまでも。。。


さっきまで「夜の街のお店でも三密対策をとっている店があるのに『夜の街』と言う言葉で一括りにするのはおかしい」とおっしゃっていた人の口から出る言葉とも思えません。


お昼のテレビ番組でも「小池都知事批判」のオンパレードです。
「言葉の遊び」と「言葉の上げ足を取る」中身の乏しい批判ばかりです。


かくいう私は、4月29日からの腰痛で朝から晩までテレビを見てラジオを聴く毎日です。
しかしながら日増しに「番組が退屈」になってきてしまいました。



いろいろ考えていると、

①「外出自粛」「三密防止」の影響を強く受けているのはこういうワイドショーなどのコメンテーター各氏であること

●テレビ、ラジオによく出ている人なら、講演料も1回2時間@50万円~@100万円くらいでしょうか(交通費は別払い)。月一回講演をするとしたら年間で1000万円くらいの収入源です。
彼らには「三密」論者こそ敵になってしまいます。


②取材をしないで頭の中でだけ考えている人が多い

●「外出自粛」「三密防止」で現場の話が入ってこなくなっているコメンテーター氏も多い様子です。
小池都知事批判が一番やりやすい話になってしまうようです。
こういうコメンテーター氏の話の特徴は「現場感がない」「サンプルが少ない」「ストレス発散で誰かを標的」と言うことも窺われてしまいます。


③MC(番組の進行役)の好みが出やすい

●「新型コロナ」については今のところ「正解がない」状態です。
したがって「好き勝手に話しても誰も反論できない」のです。


④住んでいる場所である(テレビ・ラジオ局のある)「東京都知事」だけが標的になりやすい

●人口規模などでいえばそれなりに課題のある地方自治体もあるようですが、なぜか東京都知事だけが批判のターゲットです。
都民としてはこういう番組は不思議と言うか心苦しいばかりです。


⑤実務を語る人が少ない

●地方自治体(特に都の出先や区役所)のオフィスを訪ねると痛感するのが
・どなたの机の上にもパソコンがある
・「メールのやり取りでいいですよ」と申し上げても「FAX志向」が強い(メールはまず不可)
・安定した知識保有者はとても少ない
※民間企業のサラリーマン出身なら「年金」「健保」「権利関係」「仕事のスピード感」に詳しい人は多いのです。
・机の上のパソコンも「スケジュール管理」「規定集収録」「内部メール」等のグループウェアとワードなどによる「文書作り」が多いようです。
※「明朝体」の文字が多いのも特徴的です。

こういう「公務員」の仕事の仕方を評価する人がほぼいらっしゃいません。「知事経験者」の方でも武勇伝は多くても「仕事の回し方」をご指摘される方は少ないようです。

※東京都の職員数(2019年4月1日現在)
・普通会計部門    153,434人
  (参考:人口10万人当たり職員数 1,105.03人)
  内一般行政部門   19,892人
  (参考:人口10万人当たり職員数  143.26人)
   教育部門     66,619人
   警察部門     48,056人
   消防部門     18,867人
・公営企業等会計部門  20,775人  
      計    174,209人 
     (参考:人口10万人当たり職員数 1,254.65人)


⑥「特別定額給付金10万円をもらったかどうか」を話す人が少ない
●当然のことながら「10万円の使い道」の話もこういう人たちからは伝わってきません。



ひょっとしたら
●4月~5月ごろお話されていたことをお忘れになったのでしょうか?
●自らのポジショントークをやらざるを得ないのかもしれません。

そういえば、かつて小池都知事は「社長かと思っていたら中間管理職だった」などとおっしゃっていました。
この言葉も今は昔になってしまったようです。

かくしてテレビラジオのコメントがあらぬ方向に行ってしまうのかもしれません。


昨夜の最終のニュース番組WBS(テレビ東京)では、「10万円給付金の使い道は?(複数回答)」を取り上げていました。

1位 生活費   38%
2位 預貯金   25%
3位 旅行や娯楽 19%
4位 投資資金  13%
(出所:マネーフォワード調査)

だとか。


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タレントが出ないテレビ番組は面白い [みんなうすうす気づいている]

新型コロナで不要不急の外出をしなくなった分テレビやラジオ番組をよく見聞きしてしまいます。

そこで気づいたのは、「タレント」「芸人」の出ない番組の面白さです。

たとえば、

●かつて放映した番組の再放送あるいは総集編

●案内人としてもタレントが出ない旅番組

おそらくテレビマンの皆さんが本当に伝えたかった厳選された映像になっています。


一昨日は、

美しい日本に出会う旅」BS-TBS(2020.7.01 21時)

この日は出雲(島根県)の旅でした。
土地の伝承に光が当たり、「今度行こう」と思わずにはいられませんでした。
https://www.bs-tbs.co.jp/utsukushii/


空中散歩「四国・碧(あお)き海と山河を巡る」(NHK 2020.7.02 午前3:20~午前3:43)

高知に2年間住んだ私には何とも言えない感慨と興奮に浸る番組でした。


駅・空港・街角ピアノ スペシャル」(NHK 2020.7.02 午前1:40~午前3:20)

BSでお馴染みの「駅ピアノ」「空港ピアノ」のスペシャルバージョンでした。
街ゆく人のエンターテインメントに酔い、彼らの人生ドラマに思いを馳せる感動と興奮がありました。

一つ不満なのは、途中で「日本では著名な歌手や落語家」が登場したことです。
すっかり興ざめしてしまいました。
意味も意義もありません。



最近のワイドショー的な番組では、リモート出演が減りスタジオにタレントが復帰し始めました。
しかし、「戯(ざれ)言が増えた」だけでちっとも面白くありません


「新型コロナ」は、実はテレビ番組の評価を変えてしまったのです。
タレントやコメンテーターが鬱陶しいと。

テレビによく出る感染症専門家のトークも「勉強不足」の人が目立つようになってきたのではないかと感じられます。

トーク番組は批判ばかりで建設的な提案もなく、また、だれに向かって話しているのかわからないものが多いようです。

芸人・タレントの失業対策番組のようです。


マスクをしろ!
歓楽街に行くな!
三密を防げ!

と連呼する番組があってもいいと思います。
「夜の街」に繰り出す若者を取材するだけで何が変わるのでしょうか!




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地方出身者の「帰省」問題 [新型コロナ]


東京で会話に行き詰ったときに格好の話題になるのが、
「あなたはどちらのご出身ですか?」
と言うこと。

職場でも商談でも居酒屋でも話題が途切れると必ず出てくるのがこの「出身地」話です。
時には高校野球の話になったり、一度観光や出張で訪れた印象であったり、転勤で数年住んだことがあったり、「行ったことがない」ことそのものも話題になります。
時には出身芸能人の話になったりと。

かなり便利な話題の切り口です。


東京人と言う人たちばかりの職場や集まりであっても、(かつてなら)自宅のNTTの電話の市外局番
を語るだけでも「東京の人かどうか」が伝わってきていました。
例えば、23区内なら「03」ですが、多摩地域や近県にお住まいだと「04」地域になってしまうからです。
※かつてこの話を上司にしたら「差別だ」と叱られてしまいましたが。


それほどまでに東京には各県の人が入り混じっています
大阪や名古屋で「いろいろな出身の人がいる」レベルとはずいぶん違うような気がします。


さて、毎日公表される新型コロナの感染者数に驚きを隠せない方も多いと思います。
特に東京発のマスコミのワイドショーをご覧になっている地方の皆さんには「東京はとんでもないところ」と映っているのではないでしょうか?

ところが、このように東京にはいろいろな地域からの出身者が入り混じっているのです。
つまり、地方にお住いの方のご子息・ご令嬢、あるいはご兄弟姉妹も「東京(周辺)住み」なのです。


7月になりました。
大手の企業では、7月~9月には交代で夏季の長期休暇を取るような制度になっています
銀行では、部下に1週間の長期休暇を取らせないと上司や管理者が叱られてしまいます。


こんな時、地方出身の東京人の頭に帰来するのは「帰省」です。
この「コロナの時代」すんなりと受け入れてもらえるのでしょうか?


最近も九州のある県出身の若者が「新型コロナ要請の検査結果を待つことなく帰省してしまった」と言う事例がありました。

親御さんは玄関の中に入れなかったという美談らしき話もあるようですが、そもそも「あんた帰ってくんなよ」と言えなかったものでしょうか。。。。


毎日流されている批判と煽りワイドショーをご覧になっている地方の皆様はどう取り組まれるのでしょうか?
もはや他人事ではありません。

まるで、「東京には新型コロナのウィルスが漂っている」「東京の空気を吸っただけで新型コロナに感染する」「東京人のそばに近づくと新型コロナに感染する」「出張はいいけど旅行者や帰省者は困る」と考えていらっしゃる方が多いのかもしれません。



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マスコミと「クールビズ」 [クールビズ・ウォームビズ]

いつの間にか7月です。
「新型コロナ」で閉じこもっている間に2020年も半分過ぎてしまいました。

そして「今年の夏も暑い」とか。


「新型コロナ」の対応に批判ばかりしているマスコミ人を見ていて感じるのは「もう少しさわやかな服装をしてテレビに出なよ」ということ。

●頭髪は海辺仕様なのに着ているものはなんとなくチンピラチックな進行役の方

●ネクタイにスーツの方

●ノーネクタイに上着を羽織った方

●場末のスナックのおねーさんみたいな出で立ちの女性アナウンサー


世の中が鬱陶しく進んでいるのですから、思い切ってさっぱりとした格好でテレビに出てください


カタカナ語が嫌いだとおっしゃる御仁でも「クールビズ」と言う言葉はすっかり定着していることはお認めになるはず。


半袖シャツにネクタイ姿も颯爽感を醸し出すことはできます。

長袖ブラウスでも長い髪をまとめれば爽やかさを演出するはずです。


テレビの中でご批判なさる皆さんの身なりを見ていると「マスクは暑い」とか「あなたに言われたくないな」と思ってしまいます。


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