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近頃流行りの「唐揚げ屋さん」に行ってみる [もしかしてグルメ]


わが家の近所にも流行りの「唐揚げ屋さん」ができました。

飲食店が閉店撤退した後にできたものです。
オープン当初と違い最近は行列もなし。
バイトさんらしき店員さんが出てきました。

小腹が空いた時間帯だったので「唐揚げでも食べてみよう」と覗いていました。
お昼にたくさん作ったらしきのが店頭に保温されています。
少しだけ買いました。

いわゆる「おやつ」です。


ニンニクの香りは強いけど肉も柔らかくおいしいです。
きっとご飯のお供にすると食が進むでしょう。
ただ、おやつに食べるには少し辛いというか口の中に甘辛さが残ります。


また食べたいかと言うと「忘れた頃」でいいかもと思ってしまう味かも。

近所にはケンタッキーもハンバーガ―屋さんもないから穴場のような場所の立地かもと思いつつ、そういえばここはいくつもの飲食店が「できては消え」と言う出店と閉店を繰り返して来たところ


この店はコロナが落ち着いたころに出店した店だけに「コロナが。。。」と言えない楽しみがあります。
いつまで持つのか?それとも定着するのか楽しみです。


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誰にも人に言えない悩みはある [みんなうすうす気づいている]

「誰にも悩みはある」
あらためて思い知らされました。


日曜日の早朝のテレビのニュース速報には目を疑いました。
女優の竹内結子さんがお亡くなりになったという知らせ。
「順風満帆に見える女優さんの彼女がなぜ?」と思ってしまいました。


人に言えるくらいならまだ軽い悩み。
人に言えないような悩みと言うものは必ずだれにもあるものです。


お酒や友人付き合いで解消したかのように見えても実際には「課題を先送りしただけ」だったりします。

悩みの相談相手と言うのはなかなかいないもので、親しい間柄だからと言って相談ができるものでもありません。


私が銀行員として幸せに思ったことの一つには「企業経営者の方から何気ない相談を受けた」ことがあります。
おそらく私の思い過ごしでしょうが「あれは相談だったのだろうな」と言うこともありました。


ポイントは、相談相手として、

●素性がはっきりしていること
●そのうち転勤でいなくなること
●付き合いの距離感がほどほどであること

などでしょうか。。。。


悩みの相談と言うのは「距離が近く」てもやりにくく、「距離が遠い」とさらにやりにくいということがあります。


実は私には悩みの相談相手と言うのはいません。
思い起こせばいつもいませんでした。

どう対応したかと言えば、
●前を向いて白黒を決める課題のような悩みは自分で決めてきたこと
●後ろを向いてくよくよ後悔するような悩みは「タラレバ」と思いながら忘れること
にしてきました。
もやもやくよくよしたものを抱えながら一時的に忘れる人生です。


こんな話は誰が語っても参考にはならないけど、「群れない」主義の私は「最後は一人なんだからくよくよしても仕方がない」と考えることにしています。

多くの人には役に立たない私の悩み解消法です。






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「感染対策をとって」ということ [新型コロナ]


GoToキャンペーンもいよいよ本格化するようです。
特に、GoToトラベルに東京参加が認められることから期待する向きも多いようです。

今年は、春先から得体のしれない「新型コロナ」に恐れて暮らす日々が続いています。
ところが、このところ、
・新型コロナの感染状況は一進一退の状態が続いていること
・「そうはいっても経済」と言う声が優勢になっていること
もあり新しい日常と言いながらも昔の生活に戻そうという動きになってきました。

そんな時に出てくる合言葉は「感染対策をとって」です。

少し気になるのはその「感染対策」が具体的にはどんなことだったのかと言うこと。

・マスクをする
・手洗いや手の消毒の励行
・3密(密閉、密集、密接)を防ぐ
・ソーシャルディスタンスをとる
・大声で話さない

等々でしたでしょうか。。。。


「具体的にどんな取り組みをするのか」が今一つ徹底されていないようなこともあるのかも。

マスクをしているからと言う理由で
・大声で話す
・そばに寄ってくる
と言う状況にはよく遭遇します。


経済のためにいろいろな行動制限を緩和するというのはやむをえないとしても、もう少し具体的に「感染対策」を徹底してもいいような気がします。


医療崩壊を招かないためにも。







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長すぎた「安倍政権」 [少し政治的な話を。。。。]

「記録には残るが記憶には残らない」と言う言葉があります。

歴代在位最長の内閣総理大臣となった安倍首相ですが、
・安倍政権がどんなことをやったのか?
・豊かな日本国民の生活を作ったのか?
と言う点についてはどうも「時代の流れ」くらいしか思いつきません。


1.アベノミクス

●為替政策
●金融政策
●株価制作
の組み合わせで景気がいいを作ってきたような気がします。
その成果については日本企業の競争力や稼ぐ力を語る人がいないので今一つよくわかりません。


2.外交政策

とにかくトランプ大統領に寄り添うことだったような気がします。
長い目でみたときにどういう効果があるのでしょう?
アメリカとの距離感が縮まったのかどうかはよくわかりません。
日本の国際競争力が落ちてしまえばそれなりのお付き合いになりそうです。


3.憲法改正

私は「憲法改正」ありきの議論はあまり好きではありません。
日本国民の豊かさを維持・向上するために必要なら憲法改正もありうるということだろうと思っています。


4.観光政策

インバウンドを中心とした観光政策ですが、優先順位の高いものだったのでしょうか?
このエネルギーを国際社会に打って出る産業に費やしていたらまた何か変わっていたかもしれません。
コロナでよくわかったのは「観光は立ち上げも衰退も簡単」と言うこと。
「GoToトラベル」の様子を見ても、本来なら退出すべき企業も多くぶら下がっているようです。


5.森友、加計、桜など

いつの時代にも政治家のやることには利益誘導策はつきものです。
おそらく過去にもいろいろあったでしょう。
ただ「森友、加計、桜」の特徴的なことは「お友だち」的なことに不透明な税金が使われすぎていること。


6.国民生活の向上

おそらく見た目上の国民の暮らし向きはずいぶんよくなったでしょう。
しかしそれは「政治」の力と言うよりは「世の流れ」「技術進歩」と言う側面が強いようです。

※菅政権が「国民のために働く」と言う言葉がピンと来ないのも「国民のため」が具体的でないところに起因します。



なんだかこんなことしか思い浮かびません。
新型コロナの感染の広がりで「残るもの」と「残らないもの」はどのように区分されるのでしょう。


新しい菅政権が発足して幾日か経ちましたが、いまひとつワクワクしません。
「国民の暮らし向きの向上」と言う言葉が具体的でないからです。


デジタル庁発足の準備をする平井大臣がニュース番組でインタビューされている様子を見ていても、
●現状は?
●将来は?
と言う具体的な絵が見えません。


専門用語を使うことでかっこよく見える部分はありますが、何となく「デジタル庁」設置法を作るだけで終わらなければいいけどと思ってしまいました。


こんなことを考えていたら、
●政権与党の自民党はどんな日本を目指しているのか?
●立憲民主党をはじめとする野党はどういう日本にしたいのか?
そんなことも伝わってきません。


マスコミ貴族の忖度報道だけではそろそろ物足りなくなってきました。

先ほど「女優の竹内結子さんが自殺」と言うニュース速報が流れてきました。
暮らし向きはわからないけど何があったのでしょう。。。。。合掌









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「マイナンバー」と「税務(所得)情報」と「デジタル化」と「国民総背番号」 [少し政治的な話を。。。。]

デジタル化、デジタル庁という言葉が国の方でもようやく動き始めました。

担当大臣の言葉がテクニカルすぎて難しいので意図するところが今一つわかりませんが、次の5つの関係においてオンライン化する=一つのコンピューターでつなげるということなのでしょうか?

1.国の機関内部の情報流通

2.国の機関同士の横の情報流通

3.国と地方公共団体との情報流通

4.国や地方公共団体と国民との情報流通

5.国と地方公共団体と企業との情報流通


多くの企業組織が採用しているデジタル化はそういうものです。

ネットワーク化に加えてあるのが、

1.情報の保存

2.情報の名寄せ

などでしょうか?


企業内部では

アクセス権の制限

外部からの侵入者の排除

外部への情報持ち出しの制限

不正利用の監視

が絶えず行われていることは言うまでもありません。



ざっくりと考えるとこんなものかと思いますが、国のお考えはいかがなのでしょう。

そして、このデジタル化のミソとなるところに、

個人の税務情報(所得情報)

企業の税務情報(所得情報)

を取り込むという作業は必ず必要です。
今回の新型コロナに伴う施策の「特別給付金」「持続化給付金」などももっとスピーディにできたはずです。

また、所得情報が把握できることにより、所得税、法人税、贈与税、相続税などの捕捉が容易になってきます。
そこをもやらないといけません。


かつて「国民総背番号」制というのが強い批判を浴びましたが、今回のデジタル化はマイナンバーで管理される背番号を使えば「国」や「地方公共団体」と「国民」を結び付けることが容易になるはずです。


マスコミ人を中心に「国民総背番号」制に難色を示す方が多いようですがどこに課題があるのでしょうか?
もっと課題をあぶりだして反対しないと為にする反対に思えてしまいます。
そういう時代なのです。
一番困るのは政治家の皆さんや芸能人の方かも。


私は所得情報に特に隠し事もありませんから困ることもありません。
「健康保険」「年金」等の社会保険の仕組みの中の一員である以上こういうことに関する情報管理に特に抵抗はありません。


「人手不足」「働き方改革」の世の中ですから、なぜもっと早くから取り組まなかったのかという思いです。

「パソコンが使えない人はどうする」という問題はあるかと思いますが、
いちばんパソコン端末を使うのはお役所の人
税務申告がネット化、コンピュータ化している現
を考えればそれほど大きな問題でもないでしょう。


心配なのは、「所得情報」の把握が容易になることから日本を脱出する高所得層がある程度増えるということでしょうか。



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「コロナ」についてとことん整理する時期 [どう受け止めたらいいのか]

菅内閣が誕生して以来なんだか世の中がずいぶん変わってしまったようです。
特にマスコミの取り上げ方を見る限り。。。


安倍政権の継承」を標榜している菅内閣ですが、

国民のために働く
~「国民」って誰だろう?投票してくれた支援者のことかと思ってしまいます

改革
~「安倍政権」の継承に改革の余地がどこにあるのでしょうか?

デジタル庁
「全体像」も「今光をあてなければいけないこと」もよくわからないまま走っている気がします。
政府全体の「データ管理」、「オンライン対応」を目指す部分と、「国民総背番号」をつける部分があるような気がしますが、「国民総背番号」には触りにくいというような様子が伝わってきます。
「マイナポイント」のような俗っぽいことが先行していることが不思議です。


コロナ対策
~マスコミも時間を割かなくなりました。かつてテレビ番組に出演していた先生方も出なくなりました。
先のシルバーウィークという4連休はコロナ以前の人出や賑わいを取り戻したようです。
本来なら、今は、「コロナ対応の中間決算をすべき時間帯のはずです。

・感染経路
・生活習慣
・治療法
・重症度
・PCR検査の状況
・医療体制の充足度(特に重症患者)
・行政施策の検証
・マスクや体温計の充足度
等々のレビューをしながら今後の対応を想定しなければいけないはずです。


地方創生
~この抽象的な言葉を聞いて何年も経ちました。うまくいっているのでしょうか?
だれもレビューをしません
このままでは「地方」という印籠をかざした税金をバラ撒くだけの政策に終わってしまいます。


ふるさと納税
~「ふるさと納税」のサイトを見る限りでは「返礼品」に目が留まり、「そこがどこの自治体なのか?」「そのお金は何に使われているのか?」など二の次です。

「地方創生」も「ふるさと納税」も地方活性化の引き金にすぎません
いったいいつになったら「税金のそばを離れ」「自立」していくのでしょう。
「地方創生」も「ふるさと納税」も実は「地方の人が所得税を払うようになる方策の一つ」なのですから。


ことほど左様に日本のマスコミを中心にすっかり潮目を変えた伝えぶりです。
庶民の暮らしは何も変わらないのに。。。。


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「ゴミ出し」は自宅の前に [みんなうすうす気づいている]


「分別マナーが悪化」なるネット記事を見ました。

ただ、「だからどうすればいいの」ということは今一つよくわかりませんでした。
マナーに訴えてもそうそう改善するものではありません。

ゴミ収集を気持ちよくやっていただくためには、
●マナーに訴える
●罰則を設ける
●町内会を上げてきれいにする
等々やり方はあるのかもしれませんが、決め手にはなりません。
負担増との裏返しです。


わが家周辺の「ごみ集積所」について話しましょう。

●このところ「自宅前にゴミ出しをするお宅」「ごみ集積所に持参されるお宅」が併存していました
●「自宅前にゴミ出しするお宅」が年々増えているのもかかわらず、ゴミの量は年々増えています
●「ごみ集積所」のあるお宅の高齢ご夫婦が毎日丁寧に掃除や片づけをなさっていました
●少しでも出し方が悪いと「カラス」がゴミを荒らします
●ゴミが多いと道路にゴミがはみ出す

そんな状況でした。
今春のある日、「ごみ集積所」のお世話をなさっている高齢ご夫婦から「さすがにいつまでもお世話をするのには限界がありごみ集積所を廃止したい」との申し出がありました。

少し実情を調べてみると、
アパートの住人の皆さんが出している(アパートは個別対応するのがルール)
他のエリアのお宅の方が持ってきている
●区の清掃事務所では「手続きを取り」「周知期間を置けば」自宅前ゴミ出しで可
とのことでした。


●「ごみ集積所」を他の場所に移せる適当なところがない
●世話人がいない
●すでに半分くらいのお宅が自宅の前に出している
ということを踏まえながら全戸「自宅前にゴミ出し」することに変えることにしました。


半年以上たった今では、
各戸とも自宅前に出すことが定着
周辺が綺麗・衛生的になった
カラスがいなくなった
ゴミ収集作業にも大きな支障がなさそう
各家がご近所のゴミの出し方を暗黙裡に監視している

という結果になっています。

マナーやモラルに訴えるのもそれなりの意義があるのかもしれませんが、「仕組みを変える」ということもかなり効果があるものです。


「諸子百家」はたくさんいらっしゃいますが、実効性のあるやり方をきちんと手続きを取って実行することもとても大切なのです。


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「旬の食べ物」の話題も欲しい [どう受け止めたらいいのか]


「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
涼しくなりました。

ふと頭に浮かんだのは「梨が食べたい」ということ。
コロナで塞ぎこんでいても季節は着実に移ろっているようです。

この4連休のテレビのニュース番組を見ていると「各地の人出・賑わい」の様子が映し出されています。
コロナ前よりも多い人出のところもあるようです。
インバウンドがいないことを考えれば賞味の日本人観光客はさぞかし多かったのでしょう。


勢いマスコミも人出の多さを映したくなる気持ちもよくわかります。

しかし寂しいのは「秋の味覚」の話がとても少ないこと
シャインマスカットを使ったスイーツを取り上げている番組もいくつか見ました。

しかし、果物に代表される「秋の味覚」そのものを取り上げる番組がとても少ないようです。

旅行は行った人と行かなかった人とでは100と0の違いがありますが、「秋の味覚」の話題は「近所のスーパーで買ってみよう」といった具合に公平感がとても高いものがあります。


今年は春先から季節感なく一年が移ろっているような気がします。
めぼしい行事もなく、食材の話も自重気味でした。


「味覚の秋」というぐらいですからもっともっと食べ物素材の話題を見聞きしたいものです。

まさか今のマスコミ人はあるがままの姿よりも加工した姿のほうが季節感があるとでも言いたいのでしょうか?

Withコロナの時代だとは言っても情緒くらいは大切にしたいものです。
出かける余裕はなくても食べ物くらいは少し贅沢をしたいと思う秋の始まりです。



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旅行だけがすべてじゃない。。。 [小さな親切、余計なお世話]

この4連休のテレビは「解放された人達の動き」を伝えるのがニュース番組のメインのようです。

少し前までは「コロナ怖い」ばかりだったし、もう少し前は「特別給付金10万円」がないと暮らしていけないような伝え方であったのにいったい何が変わったのでしょう?

東京はまだGoToキャンペーンへの参加が開始されていないというのに「旅行に行くのが当たり前」のような伝え方です。


私のように時間に余裕のある者には「安いからと言って今行かなくても」というのが本音です。


それよりも、近所のスーパーやお肉屋さんやお鮨さんで普段買わないものでも思いっきり買って贅沢をしたほうがいいかなと考えています。
でも、不思議なもので「自宅の近所では贅沢はできない」ブレーキもかかってしまいます。


まぁ、お金のある方々は思いっきりお金を使ってあげてください
先々のことを考えるとこちらは贅沢はできませんので。


不思議なのはマスコミの伝え方。
まぁ、暗い話ばかり続いたので明るい晴れやかな話のほうがいいに決まっているので致し方がないのですが。。。。


こういうマスコミに、
●生活苦
●倒産
●失業
などと言う話をされてもなんだかついていけないかも。

ひょっとしたら大きな格差が生まれているのかもしれませんが、平和で豊かさばかりが伝わって来る日本、4連休を自宅で過ごした私にはテレビ番組でさえなんだか退屈な日々でした。

これから「税金を上げる」とか言わないでいただきたい。
私はアリさんのような生活なので。。。。


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スケルトンが欲しい菅政治 [少し政治的な話を。。。。]


「国民のため」「規制緩和」「改革」「スピード」「縦割り排除」などと言う言葉が並ぶ菅政治。

マスコミの見出し的にはある意味わかりやすい言葉が多いのかもしれませんが少し気になることがあります。


それぞれの持つ言葉の意味はあるいは具体的な動きあるいはゴールはどんなことでしょう?
具体的にはどういう切り口や骨組みの中でそういう仕事はなされていくのでしょうか?
特に「国民のため」というのは「選挙民のため」「足元の急場しのぎ」になってしまう懸念もあります。
日本国民の将来を見通した政策になりますでしょうか?


例えば、今まで言い続けられてきた政策の中で、

ふるさと納税

「ふるさと納税」のサイトを見る限りでは「返礼品」が第一であり、
・その返礼品を提供する自治体はどこで
・何に使うのか?
など見えてきません。


地方創生

具体的なゴールは何でしょう?
・地方の人口を増やすことですか?
・地方住民の所得を増やすことですか?

今のところどうなっているのかさっぱりわかりません。
あるのは「税金がばら撒かれている」ということ。


首都圏一極集中排除

具体的なゴールはなんでしょう?
語る人は皆さん首都圏在住者ばかり。
当事者のような顔をして大本営で私は特別とおっしゃるようなもの


さてさて、今回新しく加わった、


携帯電話料金の引き下げ

ゴールの絵はどんな感じなのでしょう?
・よく電話する人にメリットがあるのか?
・よくネットを使う方にメリットがあるのか?
・新規契約者にメリットがあるのか?長期契約者にメリットがあるのか?

「携帯電話料金の引き下げ」は何年か前から政策的に続けられていますが着地はどうなるのでしょう?


デジタル庁

ここが一番わかったようでわからないところです。
・コロナ対応でデーターがなかなか集まらないことを迅速にする必要もあるでしょう
・10万円の特別給付金の支給にずいぶん手間取ったこともあるでしょう
・マイナンバーカードの普及の遅れもあるでしょう
・文書の保存ルールがアバウトになってしまったこともあります

究極のゴールや段取りはどうなっているのでしょう?


縦割り行政の排除

「政治主導」が強まれば強まるほど「各省庁はタコ足」のようになりがちです。
そこで働く人たちも「歯車」然となるだけです。

各省庁の位置づけを今のままで縦割り行政の排除をどうなさるのでしょう?
まず、明らかにスパンが広すぎる「厚生労働省」「総務省」「内閣府」。

かつて行政改革と称して「省庁再編」がなされましたが、逆にスパンが広くなりすぎて省庁内部での縦割りまたは無責任体制が起きていることはないでしょうか?



今は新政権が立ち上がったばかりなので様子見をするしかありませんが、

クイックレスポンスは歓迎ですが拙速は避けていただきたい

と思います。
「言葉」の見映えはしますが、今一つゴールがよくわかりません
こういう時というのは上手くいかないというのはよくあるものです。

骨組みというか見取図のようなものを求めないのも行けないのかもしれません。





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「農業の6次産業化」は上手くいっているのか?~若者と話す [みんなうすうす気づいている]


農業に関心があるという若者と話す機会がありました。

これからの農業はどうすればいいの?

と聞いたところ、彼は、

農協改革と6次産業化でしょうね

と。


どうやら現場というよりは雑誌か何かを読んだような知識です。

どんなに農協改革や6次産業化を目指しても担い手が高齢化後継者がいない状況ではうまくいかないのじゃないの?

と言ったら彼も口を閉ざしてしまいました。


私の思いは、

①農家と呼ばれている人たちの中には、「生業的百姓」の方が多い

自分の子どもに後を継がす人が少ない所を見ると「後を継いでまでやる仕事ではない」と思っているはず。

③結果、担い手の高齢化が進み、耕作放棄地も増えている。

④また、「外国人技能実習生」を受け入れての労働力を補っている。

「農協改革」「6次産業」という前に、農家の基盤充実が先

例えば、

農家の法人化(できれば株式会社にして組織作りをする)

資本と経営の分離(土地を提供して、意欲のある人たちに農業法人を運営してもらう)

社会保険や年次有給休暇のある職場にする(サラリーマン化しないと「他産業との労働競合」「働き方改革」になじまない)

AI化により異分野で働いてた人たちの転職の道を作る

●6次産業化の前提には機能分化も必要でいろいろな人材で組織を組み立てる必要がある

農家の経営ぶり運営ぶりが変われば農協の役割も変わる

というようなことです。


「食料自給」あるいは「Made in Japan」の主力輸出品にするためには、一刻も早く農業の担い手の組織化を図る必要があるのではないでしょうか。。。。

「地方創生」と言うなら、具体的な絵を農業で描いていくことも必要ではないでしょうか。





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「掃除のおばさん」はこっそり誉めろ [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

誉められたリお礼を言われたらうれしいのが人の習いです。

無償のサービスなら裏表のない誉め言葉になるのですが、有償サービスの場合には「誉め方を間違えると想定外の結果」になることがあります。


ある時、オフィスの私の部屋を掃除しているおばさんに何気なくお礼を言いました。

いつもキレイにしていただいてありがとうございます

と。
おばさんは笑顔で「そんなこと言ってくださる方は他にいらっしゃいませんでした」とも。

そこで私が、

短時間で手際よくきれいにしていただける。しかもそのモップで

と話したものですから、「汚れているところがあればおっしゃってください。」とおばさんはご機嫌です。


実はあそこが汚れたままなのですが、少し拭いておいてくれませんか」と伝えると、「あそこは担当が違うので気づきませんでした。確かに汚れていますね。」ということでさっそく拭き取ってくれました。

光の加減もあり気がつく人と気がつかない人があるようだ
私は部屋に二つあるゴミ箱も一個は使わないようにしている。こんな狭い部屋にゴミ箱を二つも置けば掃除箇所が増えるだけだから
とも付けくわえ、おばさんの負担を軽くしておきました。

※銀行は「ゴミの管理にとてもうるさく顧客情報、重要情報はイージーに捨てられないためにもゴミ箱の数、置き場、ゴミ箱の蓋の有無にもうるさい」のです。

汚れが目立つのは「モップのせい」と「光の加減」と物理的な事情という逃げ道を作って置きましたのでおばさんも言い訳する必要がありません。



もし、

派遣元に誉め言葉を直接言ってしまったら、
・おばさんは誉められてボーナスも増えるかもしれませんが、今まで以上の仕事をしてくれなくなってしまいます。

派遣元に言う時は「苦情」「やめてもらいたい時」だと考えておいた方が上手くいくことの方が多いようです。

部下の前で誉め言葉を言ってしまったら、
部下はおばさんに不平や不満を言えなくなってしまいます

・もしほんとうに優秀で必要な人なら「わが社に来ないか」とスカウトします



今、コロナで業績が悪化している企業でいわゆる「派遣切り」ことの事情の中には、
正社員を守らざるを得ないという優先順位の問題
ほんとうに必要な人なら早々と正社員にスカウトしていた
と言ったこともあるのではないでしょうか。


時の政府が「派遣」を薦め、「自由な働きかた」と派遣の道を選ばれた時代もありました
アベノミクスで雇用が回復したと言いつつ、結局コロナで雇用の状況が元に戻ってしまいました


想定外のコロナが悪いのか?
「派遣」を選んだ人が悪いのか?
派遣を人件費の調整弁にしている企業が悪いのか?
そもそも日本の雇用慣行が悪いのか?

「外国人技能実習生」のニーズが強い業種・職種があります。
「外国人」という前に「雇用環境」「雇用構造」の見直しやリバランスをやるならコロナでリセットされた今です。

「東京一極集中」と言いつつ、アルバイト、バイト、派遣の雇用に支えられている部分もあります
「雇用構造」が変われば、「東京に住まなくてもいいや」と言う人が増えるかもしれません。
「移住」ありきではなく発想の転換をしないと地方には人は増えないし、活性化も期待できないはずです。

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「携帯電話料金」の引き下げのこと [どう受け止めたらいいのか]

財布からお金が出ていくものは、同じ効能であれば、「少なければ少ないほどよい」「安ければ安いほどよい」というのが人情です。

新内閣になって勢いを増した「携帯電話料金」引き下げ話
「安いか高いか」と聞かれれば「高い」と答える人が多いのも実情でしょう。

ところで、切り口はどこにあるのでしょうか?


1.携帯電話料金の組み合わせのどの部分が高いのか?
 
携帯電話料金は、

電話料金(通話料)
通信料金(GBであらわされる部分)
端末代金
その他のオプション料金

に大別されるはずです。
どこが高いのか?
全体的に高いのか?
をもう少し丁寧に分析する必要がありそうです。

私が気になるのは
通信料金が高い
端末代金が高い
という点です。

自宅や車の中ではWi-Fiを使っているのでそれなりに通信料金は抑えていますが、Wi-Fiツールの料金も安くはありません
家族で利用することで一人づつの通信料金を下げているだけにすぎません。

「公共Wi-Fi」がもう少し自由に使えるのならこの通信料金は下げられるはずです。
最近では、公共Wi-Fiも各所にできましたが「情報漏えい」などの安全性を信頼するに至っていないところが泣き所です。
こういう点にも目配りしてほしいものです。


2.キャリア(携帯電話会社)変更しないと安くならないのか?

私は同じキャリアを20年以上使っています。
今のキャリアを気に入っていますので気軽にキャリア変更する気にもなりません

いろいろと安くなるとしても「同じキャリアを長く続けていても安くならない」のだとしたらそこも見直さないといけません。
キャリアとしても手間をかけずに一定の料金が入って来るのなら美味しい話のはずです。


3.機種がハイスペックすぎて高い

テレビなどに比べると「機械代金」が高いのも課題です。
高額機種ほど、
メモリーの容量が大きい
カメラの性能が良い
などの特徴があります。
いわゆる「ハイスペック」化が進んでいます。
2万円くらいのコンパクトデジカメでいいのに10万円くらいの一眼レフを持っているようなものです。

私は、「メモリーは重視するけど、カメラは普通でいい」と考えています。
事情は、
●カーナビの地図更新をスマホやWi-Fiでするのでメモリーを食うようです
●カメラは、デジカメをメインで使うので普通でいい
と考えているからです。

また、多くのネット作業はパソコンを使うことにしていますので、考えてみればそれほどハイスペックのスマホでなくてもいいのですが、新製品の高級機種に誘われがちです。

ただし、今話題のデジタル化が進展してアプリをスマホにDL(ダウンロード)することが増えると、メモリーに余裕がないとワークしないことも想定されます。メモリーは大きいほうがいいのかも。


4.そもそも携帯電売り場の店員さんが多すぎる

家電量販店などの携帯電話売り場に行くと店員さん(セールスマン)の多いのに驚かされます
どうも社内外注のような販売会社が入り込んでいて「売らんかな」商売です。
「そんなに店員さんが必要なの?」と思ってしまいます。
店員さんの人件費や制服代まで考えたらうんざりすることもあります。
しかも「知識が乏しい」方が散見されます。
※多くの場合は派遣の方のようです。
非正規労働の温床となってしまうことも考えられます。


私はキャリアのオンラインショップで買うことにしていますので、下手な説明を聞くよりもわかりやすく早くかつ安い(契約手数料不要)ということがあります。

ちなみに、携帯電話の普及率は、
携帯電話、スマホ、PHSなどの総合計では180%を超えると言われています。
携帯電話のみでは、133%を超えているようです。
スマートフォンの個人保有率は60.9%で若い世代ほど高いようです。
という状況のようです。

ここまで普及してくると、キャリア変更を強引に獲得する手法ばかり発達してしまい、長期継続者が割を食う形になってしまいます。

ここ1年くらいの間に携帯ショップがずいぶん減りました。
普及率の高まりとともに路面店では儲からないことが浸透してきたようです。


5.テレビCMが派手すぎる

テレビでスマートフォンのCMを見ない日はありません。
そこまでお金をかけたCMをしないといけないのか?」と思ってしまいます。

そこにもメスを入れ料金引き下げの原資を作り出すべきです。



6.必要なオプションがわかりにくい

私は「故障・紛失」をサポートするオプションには入っています。
落として故障したり、紛失することもありがちなので「備え」として入っています。
今話題のデジタル化が進展すると、スマホの故障や紛失で日常生活がストップしてしまう光景も想定されます。そう考えるとこの「故障・紛失」サポートは入っておく必要がますます増えそうです。


機種代金が高いものですから、そう簡単に買い替えることができないからです。
ただ、他のオプションは必要なさそうなのですべてカットしています。



たかが「携帯電話」料金ですが、毎月のこととなれば費用もかさみます
総論に踊らされることなく各論を丁寧に分析して「引き下げ話」を実現してほしいものです。

「キャリア変更しないと安くならない」というのもいかがでしょうか?


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クラウン型それともJPN~東京のタクシー選び [無駄の効用かやっぱり無駄か]


最近は事情があってタクシーによく乗ります。

今はタクシーが選べますから、「どの車種に乗るか」は少し考えます。
かつてなら「個人タクシー優先」でしたが、今は「JPN(ジャパン)タクシー」を選ぶことにしています。

かつて個人タクシーを選んでいたのは、「自分の車だから丁寧に運転なさるはず」というのが理由でした。

今、JPNタクシーを選ぶのは、

天井が高い
間口が広く乗り込みやすい
新しい車が多い
という物理的な事情に加え
運転手さんの運転振りがおとなしい
というのが最大の理由です。

実際に運転手さんに聞いても「おとなしい運転をするようになった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

逆に「クラウン型(コンフォート)」のタクシーは、
車が古い
乗り込みにくい
どちらかと言うと運転が粗い人が多い
かつては「タバコ臭い」ものが多かった
新しい車に切り替えないタクシー会社や運転手さんのスタンス(経営ぶり)が伝わって来る
ということが言えます。


粗い運転」をどう見分けるかと言うと、

日常的に住宅街の狭い道路を走っているタクシー

を見ればわかります。
あんなにランボーなタクシーに客として乗っているのか」と思うと恥ずかしくなってしまいます。

少し偏見かもしれませんが、今のように「車を選べる」時代にいいタクシー男見極めておきましょう。


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それぞれのGoToキャンペーン [どう受け止めたらいいのか]

新型コロナで打撃を受けた観光業や飲食業への救済策として作られたGoToキャンペーン。

旅行に行くほうがGoToトラベルで、食べるほうがGotoイートのようです。


大幅な割引価格になっていますので「これはいい」と利用なさる方も多いかと思います。


私はと言えば、今のところどちらも興味がなし。


減ったとはいえコロナの先行きが見通せない中「お金」の問題のみで利用することはない

もし今コロナにかかったら今の体力では回復への不安も多いし、そもそも入院したくない

コロナ禍の最中そこまでの意欲がわかない

割引になるとはいえ、自己資金必要

この自己資金部分を使って自宅で贅沢をしたい
~お肉や魚を買って家でゆっくりと食べたい


というのが私の本音です。

せっかくの機会だから」というにはまだまリスクも高そうです。

経済を回すために」健康不安を提供する勇気は私にはありません。


※2020年9月15日 東京都の新規感染者数 191人

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高揚感なき自民党総裁選 [少し政治的な話を。。。。]

自民党総裁選挙は事前んおシナリオ通りで菅官房長官の圧勝でした。

今回の「総裁選挙」の特徴は、

高揚感がなかった

の一言。


勝利した菅氏の言葉の中にも、

縦割り行政の打破

規制改革

既得権益・前例主義の排除

のようなことをおっしゃっているようですが、「あなたこそ7年8か月の間そういうことに溺れていたのではないのか」と思ってしまいます。


すごく不思議なのは、7年8か月の安倍政権の中で

どういう言う点が縦割り行政なのか?

どういうことの規制を緩和しなければいけないのか?

ということが伝わってこないことです。
言葉としてはなんだか10年前のままです。


石破さんにしても、何度も総裁選挙に挑戦している割には「具体的な言葉がない」ということ。
新鮮味に欠けるばかりか本当の課題を見失っておられるようです。


いちばん不思議なのは、「森友」「加計」「桜」「法務省人事」「河井議員問題」等々政治プロセスの不透明な部分にはだれも触れなくなってしまったこと。


この小粒候補の中で唯一の期待は「政治プロセスの透明化・公正化」ぐらいだったはず。


新型コロナでリセットされた国民生活や国民経済を問題視する話もないまま選挙が行われました


「国民が」という言葉があったとしても「実は国民は困っていないのでは?」と思ってしまいそうです。


争点も課題もはっきりしない総裁選挙を見る限りでは「誰でもいいや」感だけが残ってしまいます。

菅さんの生い立ちを報じるマスコミもあるようですがはっきり言って「それがどうした」しか残らない総裁選挙でした。



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情緒なき「敬老の日」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

かつて9月15日と言えば「敬老の日」で祝日でした。

最近はハッピーマンデーという制度ができ決まった日ではなくなったようです。
「休みが増える分にはいつでもいい」と言う人も多いようですが、「いったいなんの休みだったのか?」と思うことも起きてしまいました。


「働き方改革」が叫ばれ、「有給休暇をもう少し取りましょう」という時代にこういう連休制度が必要なのかどうか?


「学校に通うお子さんや公務員さんは確実に休める」という利点はあるのかもしれませんが、交代勤務が定着した職場ではさほど大きな問題でもないような気がします。

というかどちらがいいのでしょう?


昨今は「原爆投下」「終戦」と言った日ですら今の若い人には意識が薄くなってきたそうです。
休みが増えるのはいいことですが、コロナでいろいろと生活様式が変わったり見直されていく中、こういう「祝日」のあり方も見直してもいいかもしれません。


それにしても「総理大臣は安倍さんしか知らない」という世代もあるようです。
そういう状況がいいことなのかどうか?
変化に対して鈍くなっていく日本人がいるような気がします。


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「韓流時代劇」とお国事情 [どう受け止めたらいいのか]

私は「韓流時代劇」が好きでNHKが放送するものを中心によく見ています。

「韓流時代劇」には2パターンがあって、

A:王様・王族を中心にストーリーが展開するもの

B:庶民(特に医官)を主役にストーリーが展開するもの

に分けられるようです。


私が見るものの多くは、

●陰謀・策略

●いじめ

●身分差別(両班(やんばん)と平民、賤民、奴婢)

●謀反

●賄賂

等が必ずストリーの中にあります。
登場する民衆も一方向に流れたり市中引き回しの罪人には石を投げつけたりと過激な姿が映し出されます。


あらためて日本の「時代劇」はどうだったかと言うと「勧善懲悪」がメインで貧困はあっても差別はないような気がします。


アメリカの「西部劇」の印象は「黒人差別」と「ならず者」が目立ちます。


最近思うのは、国際関係あるいは外交問題を理解する根っこにはこういう「時代劇」の名残のようなものがあるのかもと。

ただ、なぜそういう違いが生まれたのかまでは読み取れないのが残念です。



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「移住」よりも「地元の若者が定住したくなる」地域づくりを [どう受け止めたらいいのか]

自民党総裁選挙でも「地方創生」という言葉はキーワードの一つのようです。

私が見る限りでは、

具体的なイメージがわかない

成功した話を聞かない

呼び込んだ移住者の入れ替わりが激しい

移住者は、コーディネーター的な仕事につく人も多く、必要でもないお役所の外角団体等に入り込んでいて、お役人の天下りとセットになっているケースも
机のうえ「他人ごと」のようにああだこうだというのではなく、現場で組織的に汗をかく人材が必要なのです。

等々の現実も見えてきます。


地元の若者が都会に出て行って人口が減った分を移住者で埋める」という対策ですから、地元の人たちの中には「こんなのでいいの?」と疑問を陰口にされる方も中にはいらっしゃいます。

また、「子育てにいい」という甘い言葉に誘われた移住者の中にはお子さんが高校生、大学生になられる頃には所得の少なさに直面なさる方もあるようです。


要は、地元の育ちの若者がその地で定住することを考えないと本当の意味での地方の活性化は生まれません

「元気がいい」と言われる地域でも「自分の子どもは都会に出て豊かに暮らし、行政は移住者を手厚く世話する」スタイルにどうも素朴な疑問がわいてくるようです。
ある資産家の方がおっしゃっていました。

先祖伝来の山や田んぼはもうどうなってもいい。子供たちに今の生活を捨てて帰って来いとは言えないし、お嫁さんも都会の人だから。。。」
と。


対策として考えなければいけないのは、

1.大学、高専、実業高校の充実

地方の中には「地域貢献」や「移住」などをテーマにする学科などもある大学があります。
高等教育機関でやらなければいけないのは「基礎教育」のはずです。
マスコミがちやほやするような「講義」を受けるのには若すぎます。

「基礎教育」に力を入れ、他地域から学生を呼び寄せ少人数でもいいからその地に残ってもらう工夫が必要です。

「地域貢献」を勉強して先々どんなことをするのでしょうか?


2.学生などの若者の地元歩留まりのためには「働く場所」の強化

どんなにいい学校があっても働くところがなければ若者は出て行ってしまいます。
また出て行った若者も帰ってこれません。

「観光」「飲食」のような非正規中心の雇用ばかりでも夢がありません。

「モノづくり」の強化です。

もし「移住者」を求めるなら、技術を持った方たちが必要です。
都会の生活に疲れ「自伐型林業」や「生業的な農業」につく方もいらっしゃるようですが、それでは地元の若者には魅力がありません。


サービス業支援の外郭団体を数多く作るのなら、モノづくりのための組織的な経営をする企業を公的資金で作り、そこに技術を持った移住者を呼び込む政策が必要です。

「少子高齢化」の時代、一人一人が竹やりを持って戦うような仕事ぶりでは追い付きません。
やはり得意分野のある技術者を呼び込み、人材を育てていく工夫が必要です。

「モノづくり」とは、「農業」「林業」「水産業」に加え「地場産業から派生した技術応用型産業」のことです。


補助金ばかり投入して、いつまでも納税しない人たちを抱え込むことは地方の疲弊に繋がります


3.「中核都市」づくりを先行させる

地方に行くと自治体の数だけ「地方創生」という看板があります。
ひところはやった「中核都市」という言葉はどうなったのでしょうか?

「中核都市が元気なところは所得も増え、周辺自治体の住人の雇用の場が増える」ということがあります、
住むのは限界集落であっても、働くのは「中核都市」という棲み分けも必要です。


中核都市の所得が低いところは、サービス業が多く、学歴があまり必要ない所であるきらいがあります。
ですから若者が出ていくのです。

職住が近接し、所得も高いというのならそれなりに若者も定着していきます。


4.「公共交通」に力を入れる

「夜12時まで酒を飲め」とは言いませんが、「田舎は車が絶対に必要」と息がっているようでは地方の商店街はますます衰退していきます。

商店街が今の生活様式に呼応しているかどうかはよくわかりませんが、公共交通の利用者がもう少し商店街の生き方が変わって来るのではないかと思います。

商店街が元気だった時代や所は「自家用車で行かなくてもいい」という文化があるはずです。
高齢者が多い地方こそ「公共交通のあり方」をもう少し考えるべきでしょう。


5.「医療に力」を入れる

高齢者が多いのですから「医療機関」の充実が求められます。
その余力で「医療ツーリズム」のようなものを受け入れることも必要です。

人口が大きく減少している地域の泣き所は医療機関も貧弱ということがあるかもしれません。


6.「移出」「輸出」に注力

つまり競争力をつけることです。
絶対的な品質の良さあるいは応用力で戦わなければいけません。

「うちのものはこんなにいいので、こんなにいい所なのでぜひ来てお金を使ってください」という発想では簡単に競争に負けてしまいます。

こういう自治体ほど「地方創生」とおっしゃっていることが目につきます。
要は「補助金ください」論が見えてきます。



趣旨は違いますが「都市の空気は自由にする」という言葉があります。
地元の若者がわくわくするような地域を作って行かないと寿命の短い言葉の遊びではいつしか若者は出て行ってしまうのです。


人口が減っていくのは止むを得ないこととして受け止め、減った人口でもわくわく豊かに暮らせる地域を作ることこそ「地方創生」のゴールなのです。



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「伊勢谷友介」さんの躓き [みんなうすうす気づいている]

伊勢谷友介さんという才能ある俳優さんが大麻取締法違反容疑で逮捕されたとか。


不思議なのは、

彼の大麻疑惑が芸能界では長年うわさになっていた

彼の奇行も芸能界では有名だった

こと。
もっと早く身近な誰かが注意するなどできなかったものかと思います。

彼が公の場でスピーチする姿を見た時に印象に残ったのは「現場経験に基づいた厚みがない」こと。



仕事柄多くの成功者とおつきあいをさせていただきました
そういうかれらに共通することは次のようにたくさんありますが、中でも「自分に厳しい」という点では欠かせない条件でした。

どこかで不正をする人は「一時が万事」という諺のとおりいつかは命取りになってしまわれた方もたくさんいらっしゃいます。


<成功の秘訣15か条>

①『情熱家』であること (一生懸命・一所懸命)
②『こだわり』を持っていること (目標は明確なれど方法論は柔軟)
③『せっかち』であること(クイックレスポンス素早い対応

④『マーケットの向こう側から見る』こと (現場主義
⑤『負けず嫌い』であること(なにくそ
⑥『教育』の大切さを知っていること(人材の育成

⑦『自らがやる』こと (率先垂範まめ)
⑧『細かい』こと (緻密)
⑨『くどい』こと (凡事徹底)

⑩『声が大きくおしゃべり』なこと(やかましい)
⑪『ケチ』であること (数字に明るい節約)
⑫『工夫屋』であること(創意

⑬『貪欲』であること (根気強い粘り強いチャレンジ精神)
⑭『好奇心』旺盛であること(高い関心
⑮『ストイック』であること(精進禁欲的自らに厳しい


成功することはたいへんです。
成功を持続することはもっとたいへんかもしれません。
成功にはゴールはないのですから。 

それと心身の健康が前提であることを忘れてはいけません。


<余談>
立憲民主党の代表に選ばれた枝野幸男さんは愛煙家だとか。
議員会館にある事務所内での喫煙が問題視されていたようです。
これを直されなければ、党首として何か物申されても「あんたに言われたくない」ということになってしまいます。

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「縦割り行政」の一因は政治主導 [少し政治的な話を。。。。]


今度の自民党総裁選挙で久しぶりに出て来た「縦割り行政」という言葉。

ずいぶん前から「縦割り行政」の弊害や融通の利かなさは訴えられていたのに「いまさらなぜ?」という気がします。


私が知る霞が関のお仕事は、

事務次官会議で各省庁の課題のすり合わせ

「合議」と称する仕事のすり合わせ

各省庁間の人事交流

「白書」による課題のクローズアップ

等々、十分に「縦割り行政」を排除するような動きがありました。



ところが、いつの日か「政治主導」と呼ばれ「官僚組織」が政治家のおもちゃのように扱われ始めてしまいました
安倍政権時代には「官邸主導」と言われ、政策も人事も一カ所に集中することになってしまいました。
こんな時代になってしまえば、各省庁間の交流や情報交換は不用になってしまいます。

そこへ「パソコンの使えないIT担当大臣」などが任命されてしまうものですから、どんなに優秀な官僚であっても身動きが取れなくなってしまいます。

大臣の顔を立てないといけない」ばかりで「何かをやろうとすれば大臣をバカにする」ことになってしまいます。


この「縦割り行政」云々が奇しくも菅官房長官から発せられたのはどう受け止めたらいいのでしょう?
7年8か月の長きにわたった安倍政権こそ「官僚組織」の自由度を奪い骨抜きにしてしまったはずです。

かつてなら「文書の改ざん」や「文書の廃棄」はあそこまでひどくはありませんでした。

「政治主導」「官邸主導」という言葉は見えないところで専横化し、「殿ご乱心を!」と諫める役目も失ってしまったようです。


かつては、崇高な国家観のもとで事務方である官僚の皆さんが仕組みを作り上げていたのです。

今は、まるで思いつきのような発想で一部のものにだけご下命されてしまうような仕事の仕方に変わってしまったのではないのか?と思わざるを得ません。


「縦割り行政」を批判する前に、もう少し大臣の皆さんがお勉強をされ大臣自らが他省庁と課題を共有するような動きが必要です。


デジタル庁」という話もあるようですが素人の「大臣」で取り組むことができますでしょうか?
しかも順送りの大臣ポストにでもなろうものなら混乱の元です。


「庁」にするよりは総務庁などの外局にし、専門家を配したほうがワークするような気がします。
「縦割り行政」は「官邸主導」「政治主導」そして「できの悪い大臣のメンツ」によって置き去りにされてきたのです。


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そのニュース見なくても・・・・自民党総裁選挙 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


ニュース番組をよく見るほうですが、このところちっとも見る気が起こりません。

「自民党総裁選挙」のニュースです。


立候補する前から当選者が決まっている

自民党長老を中心とした派閥の論理に興ざめです

選挙の投票権もない

「自民党総裁=日本の総理大臣」と言われたところで、私には投票権も関与権もない

はっきり言って「お好きにどうぞ」状態です。


「たたき上げ」とか「パンケーキ」がどうのと言ったところで日本の総理大臣の資質に必要なことなのでしょうか?


それよりも「7年8か月」続いた安倍政権の番頭役としてどんなことをなさったのかということの評価のほうが重要です。

「東京の問題」と言い切った度量の狭さをどう考えたらいいのでしょうか?


尻尾を振るかのように取り上げるマスコミの姿を見るほうが耐えられません。


時代はこんなに変化しているのに71歳の方が日本の総理大臣ですか?


何もわくわくしない今日この頃です。




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コロナで止まった浪費癖 [みんなうすうす気づいている]


今年は「コロナと一緒の1年」になりそうです。

・マスク
・3密回避
・ソーシャルディスタンス

と外出にいろいろと制約がある中、少しいいことがありました。

「浪費が減った」

ということです。
やはり「不要不急」の買い物はしない。「外食」はしない。
生活が定着しました。

結果、無駄遣いが減りました。
コロナで痛感したのは「手元にお金があると心強い」ということ。


時の政府やエコノミストの皆さんは「消費」がどうのこうのとおっしゃいますが、経済分析的には必要かもしれませんが、一人一人の生活にはどうでもいいことです。
GNPを上げるために無駄遣いをするのも変な話です。


コロナで唯一よかったのは「無駄使いをしなくなった」ということ。
おそらく「コロナ」が払しょくされても私の生活はこの傾向は続くでしょう。

一つくらいはいいことがなければ。。。。



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「民の声」が聞こえていますか? [少し政治的な話を。。。。]

私が何かを考える時に基準とするのは、
必要は発明の母」「改善」「優先順位
ということ。


安倍首相が退陣を表明され、今は後継総裁選挙の話題でいっぱいですが、政治家の皆さんに思うのは「民の声」は届いているのか?
ということ。


自民党の総裁選挙ということで新しいテーマも出ているようですが、
それは普段から声としてあったものなのか?
具体的にはどういうニーズだったのか?
という不思議があります。


例えば、マスコミなどを通じて伝わってくる政策案には、

①「地方」

「地方」という言葉はよくわかるのですが、どういうレベル感なのかが伝わってきません。
●中核都市を中心に活性化する
●地域ブロックの拠点を整備する
●限界集落のようなところまで東京のような生活様式を持ち込む
・・・・・
はてさてどういうイメージなのでしょう?


②「農業」

「食糧安保」「国土保全」と考えればその必要性は痛いほど伝わってきます。
●生業的な「百姓」を活かすのか?
●脱都会の人たちの気ままの農園をイメージするのか?
●「農業」を一つの「産業」として位置づけ「組織的な近代的な生産体制」をとるのか?
・・・・
これもよくわかりません。


③「省庁再編」

私は、行政改革と言う名のもとに各お役所が肥大化してしまい「時代に追いついていない」「小回りが利かなくなっている」と日頃から考えています。
そう考えると「省庁再編」は一刻も早くやるべきと考えています。

ただ、
霞が関で働くお役人さんたちの声はどうなのでしょう?
守備範囲が広くなりすぎて広く浅くになってしまっているはずです。
「厚生労働省」などは重たい仕事の割には大臣は一人。
これではきっとワークしないでしょう。

●「縦割りの排除」をするのなら「大臣」の割切りが必要です。
大臣ばかりが増えても「権限」「メンツ」が先に行きなかなか縦割りは排除できません。
最近の特徴はこの人は何をするのかよくわからない「大臣が多い」ということ。

「デジタル庁」を作るほどのことなのか?
デジタル化は「スキル」と「知識」と「ニーズ」の組み合わせです。
「縦割り」を排すというのなら「省庁」を作るよりも「総務省」あたりで方針を決め各省庁横断的に取り組んだ方がいいような気がします。



もし安倍総理が退陣を表明なさらなければこういう話も出てこなかったはずです。
不思議です。



今までの政治が「こんなことやろう」ばかりで、「それって必要なの?」「それは民の声なの?」が見えてこなかった証拠かもしれません。


「民の声」はどうやって引き出すのか?

国会議員の皆さんの感度の問題です

「予算を取って来る」「補助金を取って来る」ばかりでビジョンがありませんでした。
さすがにかつてのように「同じところに道路がたくさん」のような話は減ったかもしれませんが、地方に行けば、票田に合わせた小さなニーズに答えているのが実情です。
もっとグランドデザインを明確にしていかなければいけません。


マスコミの勉強不足

最近のマスコミはファクトファインディング(課題発見)能力が落ちました。
今回の総裁選報道でもそうですが「後からついて行く」あるいは設置ゴルフのような「ナイスショット」報道が多すぎます。


多くのすぐれた企業ではもっとビジョンある組織的な取組みがなされています
政治家の皆さん、マスコミの皆さんに言いたいのは、「各民が豊かに生きながらえていくために組織的な仕組みづくり」という視点を勉強・追求してほしいことです。



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「大型台風」のイメージ [どう受け止めたらいいのか]

昨夜は「大型で非常に強い台風10号」のニュースに素朴な疑問がわいてしました。

今まで経験ない暴風・大雨のおそれ 接近前に対策を

最強クラスの台風

甚大な被害のおそれ

等々とたいへんな台風がやって来るニュースが流れていました。



「どれぐらい大きな台風なのだろう?」

と言うのが私の素朴な疑問です。


●昨年、千葉県を中心とした東日本に大きな被害をもたらした「台風15号」(2019年9月)「台風19号」(2019年10月)と比べてどうなのか?

・千葉県のゴルフ練習場の鉄塔が倒れた
・長野県の北陸新幹線の基地が水没した
・千曲川の氾濫
の記憶が蘇ります。


今年(2020年7月)の熊本県の人吉や球磨川流を襲った豪富のような被害なのか?

等々と思い浮かべてみました。


「たいへんだぁ!」というのはいいのですが、もう少し比較対象するイメージがわけば「避難」の必要性や「対応ぶり」ももっと身近なものになって来るのではないでしょうか


ちなみに、あるサイトによれば、

台風の強さは、
・弱い 990hpa以上
・並み 960~989hpa
・強い 930~959hpa
・猛烈 900hpa
との説明がありました。


今度の台風10号は、
中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルとなっています。」(NHK NEWSWEB 2020年9月5日 20時25分)
だそうですから、確かに強い台風のようです。

降水量」や「風速」も前例の大規模被害との比較でその脅威を知ることもありそうです。



(参考)
奥能登広域圏事務組合 消防本部
https://www.okunoto119.jp/html/bousai/bousai_taifu1.htm#:~:text=%E6%B5%B7%E9%9D%A2%E6%B0%B4%E6%B8%A9%E3%81%AE%E9%AB%98%E3%81%84%E6%B5%B7%E4%B8%8A,%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%8C%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82


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「地方創生」と「マスコミ」の忖度 [どう受け止めたらいいのか]

霞が関出身で若くして大手シンクタンクに転職した友人がいます。

新聞雑誌への寄稿やインタビューあるいはテレビ出演などもあるそれなりの人材でした。
そんな彼がある日を境にぱたりとテレビに出なくなりました

NHKの某有名座談会の席上、正論を吐いてしまったのです。
つまり時の政府の経済政策を批判するものでした。
おそらく事前に局側とは打合せがされていた範囲だとは思いますが。。。。。


後日、彼に会った時にNHKでの勇気ある正論話の後日談を聞いたら、
「おかげでその後オファーが来なくなった」とぼやいていました。

今の言葉で言えばまさしく「忖度」。
NHKがダメなら民放も止まってしまうようです。


ところで、私はここ2年、本州各県(除く奈良県)と四国の全都府県を回ってきました。
一度の訪問のところもあれば複数回のところもあります。

各地では地元の人たちのお話を聞き、必ずテレビのローカルニュースを見ることにしています。

おもしろいのは礼賛記事がとても多いことです。
●〇〇地域に新しい施設や建物ができた
●▢▢地区でこんなことをやっている
●△△小学校であんなことをやった
等々

前向きないいことばかりです。
取材を受けた皆さんも鼻高々ではないでしょうか?
首長や地元出身の議員様への忖度たっぷりです。


ただ、気になることがあります。
「入口の話ばかりで途中経過や『あれはどうなった』」が報じられないことです。
いったいいくらのお金がかかりその資金計画や内訳はどうなっているのかもよくわかりません。
税金が上がることを嫌う方は多いですが、こういう事業にどのように使われているのかを議論される方は少ないようです。


これこそ「地方創生」が上手くいかない原因です。
具体的にどんなことをやっているのか?
●それは必要なのか?
資金調達はどうなっているのか?
~特に立上げ資金(イニシャルコスト)ばかりで、運転資金(ラーニングコスト)を論じる人もありません。「使い込み」や「使途不明金」があってもたれ流しのケースもあるようです。

「地方創生」命の石破さんに興味がわかないのもそういうところがあるからです。
口ほどには具体策もフォローもありません。

自民党総裁選挙の伝え方を見ても「昭和の支配」構造です。
・長老支配
・順送り
・派閥支配

これでは新しい人材は目を摘まれてしまいいつの間にか年を取ってしまいます。

「若ければいい」わけではありませんが、今の政治体制は年齢や経験のバランスが悪すぎます。
だから気の利いた意見や主張は葬り去られていくのです。
結果、いつか来た道を思いだしながらも元にも戻れない状況が生まれてしまうようです。


※三陸側の東北地方のNHKのローカル番組はさすがに課題をきちんと報じていました。
東日本大震災の影」の部分です。
特に木材産業の中には今なお「放射線量を測定し、それでも商品にならない」というようなことを報じていました。
こういうニュースこそ全国版で取り上げてほしいものです。

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アベノミクスの課題 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

7年8か月に亘る安倍政権が終わりを告げようとしています。

安倍政権は良かったのか悪かったのか?
という答えは何年も後から評価が出てくるのでしょうが、


1.有識者会議というお友達偏重の政策発議

「日本国民が豊かになる」という視点が欠けていませんか?
マスコミがちやほやしやすいような話題ばかりを提供してきたような気がします。


2.アベノミクスという偏り

アベノミクスの特徴は、

①日銀主導の金融政策

②金融政策の延長にある
為替政策(円安誘導)
株価政策(株価が下がらない)

③観光、インバウンドという儲からない産業推進

そもそも観光関連産業は低収益体質です。
したがって、
●非正規労働の温床
●設備投資の有無が顕著に出る
という特徴があります。

今回のコロナで証明されたのは、
●GoToトラベルに代表されるように息が止まりやすい
設備投資が遅れた観光施設には人が行かない
補助金のバラマキしか対応策がない
ということ。


「消費消費」と多くのエコノミストがおっしゃいますが、
企業(消費)の原点は経費節約
家計(消費)の原点は優先順位が顕著で所得が減ると即消費行動に連動する


アベノミクスは、今までの「所得倍増」や「日本列島改造」に比べ、「日本国民を豊かにする」という視点からは大きく離れてしまいました。
ただ、「派手」に映りマスコミが取り上げやすかっただけです。


3.地道に頑張る人が評価されない仕組みが定着

あまりにも貴族趣味でした。
マスコミに華やかに映るような姿ばかりが喧伝され、地道に努力する姿が評価されなくなったように見えてしまいました。

コロナの蔓延でわかったのは、社会の隙間の商売の
●ホストクラブ
●キャバクラ
等に若者(特に地方の若者)が集中していること。
彼らのライフプランを考えると他人事ながら心配になってしまいます。


4.サービス業中心の経済政策

天然資源のない日本は、戦後「国際競争力」を高めることで豊かになってきました。
コロナ禍で露呈したのは「家賃も払えないような」その場しのぎにも見えるビジネスがあまりにも多すぎること。

他方で「マスクすら中国とのパイプが切れたら手に入らない」実情がようやく発覚しました。
「石油が入らなかったら」等昔から日本で懸念されていた産業政策を忘れてしまったことです。

「あなたの家の中にMade in Japan」はいくらありますか?

ということを考えたらよくわかると思います。
おそらくアメリカは日本以上に他国のものばかりだと思いますが、彼には他の国を従わせる力と「」に係わる部分には手を抜かないというポリシーがあるようです。

私はサービス業を否定するつもりはありませんが、例えば医療サービスのように。
「命から遠い」サービス業は浮き沈みが激しいということをもう少し丁寧に考えるべきです。
必要は発明の母」と言います。
なくても困らないビジネスは何かの危機が迫れば消費者からはそっぽを向かれてしまいます。



今から35年前、時の総理大臣の中曽根康弘首相は「人生80年時代」というバックボーンを意識した政策に取組んでいらっしゃいました。

今はどうでしょう?
人生80年に合わせたライフプラン」を考えれば、今日本が力を入れなければいけない経済政策もっと言えば産業政策も見えてきます


派閥は昔からありましたが、昔にあって今の政治にないものと言えば「バックボーン」です。
政治貴族の延命ばかりでは日本及ぶ日本人は豊かになりません。

菅さんでいいのか?
こう思わずにはいられません。



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「安倍政権」の継承でいいのか? [少し政治的な話を。。。。]

自民党の総裁選挙の候補者が出そろったようです。

言葉使いが正しいとするならまさしく予定調和のような進行ぶりです。
有力候補者の菅官房長官は「安倍政権の継承」だとか。

何とつまらない総裁選挙でしょう。
しかも派閥の長がテレビに向けて会見を開いたり。。。。


安倍首相が急に退陣表明したように見えますが、すべて予定通りであったのではないかと勘繰ってしまいます。
しかも登場人物は自民党の長老たちに都合のいい人選
「自民党の総裁」選挙で止まるのならいいのですが、悲しいかな多数党の自民党の総裁が日本の総理大臣になるのですから、指をくわえてみてるのはなんと腹立たしいことか!


「安倍政権の継承」と言っても、「何か安倍政権は成功したことはありましたか?」と聞いてみたくなります。

雇用が増えた
インバウンドが増えた
の二つは「新型コロナの感染蔓延」ですっかりはげ落ちてしまいました。


「雇用」については「非正規雇用」が中心でしたからはげ落ちるのも簡単なのでしょう。
「インバウンド」という観光政策も利益率の低いサービス業のカンフル剤となっただけで、コロナで悲惨な結果になったのはマスコミが伝える通りです。
しかも非正規雇用の温床となってきたという現実もあるのではないでしょうか。


東京一極集中」もなんだかんだと言いながら緩和しません。
理由としては、

「地方創生」が具体的でなく「気ままな田舎暮らし」をイメージしてしまうような部分が強いからでしょう。脱都会の移住者にはそれでもいいかもしれませんが、地方育ちの若者には夢のあるものと言えません。

●コロナで新宿のホストクラブの姿があぶり出されました。「地方から出てきた若者が寮暮らしをしていた」と。サービス業なら非正規の職がいくらでもあった東京の実像ですアベノミクスはサービス業シフトの産業政策だったのです。

こういう状況を分析・検証することなく「安倍政権の政策継承」と言われれてもちっとも面白味もありません。

結局、
税金のバラマキ
日銀頼りの金融政策
庶民には直接影響のない株価政策
に、世のエコノミストが尻尾を振るだけの話です。


マスコミ的に言えば人気のある石破さんも、具体性がちっとも伝わらない「地方創生」策一本では物足りません
要は批判するだけで具体的な政策がないに等しいのではないでしょうか?

私なら岸田さんを選びます。
マスコミがどんな評価をしようが、所詮日本は「集団指導体制」の国です。
突出した一人のリーダーの力で大きく日本を引っ張って行けるとも思えません。


それなら「白紙」状態の岸田さんのほうが新鮮さという意味でかなり魅力的です。
彼のもとならおそらく新しい人材が次々と出てくる予感がします。


目立たないようで実は可能性が広がる人にこそ日本のトップになっていただきたいものです。
自民党の国会議員の皆さん、さりげなく反乱を起こしてください。
いつまで長老支配を許しておくのですか!


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「ながらスマホ」という忙しさ [無駄の効用かやっぱり無駄か]


世の中の人はどうやらずいぶん忙しいようだ。

東京の朝の通勤風景を見ていると一定の年齢層以下の皆さんは必ず片手にスマホを持っていらっしゃるようだ。

歩く人、自転車の人、さほど大差はない。
男女の別もなくあるのは年齢だけ。


「そんなにスマホのお世話になっていらっしゃのだ。」
と思わずにはいられません。

多くの方がいわゆる「ながらスマホ」。

歩きながら、自転車で走りながらが多いようです。


昼間は「ベビーカー」を押しながらも増えてきます。


想像にすぎませんが一定の年齢層は「車を運転しながら」があってもおかしくないでしょう。

電話と違い「即返事をしなければいけないほどの緊急性のあるものがあるのでしょうか?」


「メールじゃないですよ」という言葉が返ってきそうですが、それならなおさら緊急性ということもないでしょう。


かつてなら「新聞を読みながら」歩く、走る、ベビーカーを押す、犬の散歩をする人はいませんでした。

それにしても不思議な世の中になったものです。


不思議と言えば、「携帯電話の料金」の件。
菅官房長官の得意分野ですが、私のように1998年から携帯電話を使い、かつ「キャリア」を変えない者には「安くなった感」はありません。


「スマホ」になった今、「機種代が高いのですよ」「だって情報量が昔と違いずいぶん増えたでしょ」と言ってしまえばそれまでのこと。

今のキャリアを変えてまで「料金下げ」の恩恵にあずかろうという気持ちには今のところはないです。

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自民党の「老害」 [少し政治的な話を。。。。]

「もし企業なら」と言うことでも考えてみましょう。

安倍首相が辞任表明をしてからまだ1週間もたっていない今、自民党の派閥領袖とか大物政治家と言う方々の姿がマスコミに登場しています。


安倍晋三 (65歳)
二階俊博 (81歳)
麻生太郎 (79歳)
細田博之 (76歳)
竹下 亘 (73歳)
菅 義偉 (71歳)

今回の後継総裁話はこういうお年の皆さんが中心となって決めていらっしゃるのかもしれません。
「おいおい」と言いたくなってしまいます。
国策としてインターネットやAIがうまく伝わらないのもわかる気がします。
「若い者には。。。。」
とおっしゃってもそれなりに皆さんご高齢です。

こういう方々も国会議員なのですから、お選びになった方々もこれでいいというご意向なのでしょうが、一地方代表の枠を超えて「天下の自民党」の重鎮として発言なさるには世間相場でいえば「お年寄り」すぎるような気がします。


こういう方々の強いご意向で戦う前から後継総裁は菅官房長官でほぼ決まりのような雲域ですが、本当に彼でいいのでしょうか?

新型コロナ対策の当事者だったので」と言う表向きの理由もあるようですが、彼が何をなさったのでしょう?

見えるところでいえば、

「東京の問題」発言に代表される懐の狭さ

GoToトラベルのごり押し

が代表的です。

見えないところでは、

「アベノマスク」の不評を安倍首相一人の責任にした

加藤厚労相、赤羽国交相、西村担当相に任せたようで任せていない無責任

も浮かびます。
「政策の継続性」という美辞に対し、新しい人で仕切り直しをした方がいいんじゃないか」と思うのは私だけでしょうか?

何よりも8年近くも安倍内閣の番頭役として、

森友、加計、桜、法務人事、河井議員問題等々の幕引きをやってきた方です。

この方にどんな国家観があるのでしょうか?
この方に総理大臣を任せていいのでしょうか?
内政の要と呼ばれるほど政策を実行されたのでしょうか?
大きな懸案は積み残したままです。


なお、世界のトップの年齢は次の通りです。

トランプ(74歳)
バイデン(77歳)
※トランプにもバイデンにも若い副大統領候補がいます
メルケル(66歳)
習 近平 (67歳)
プーチン(67歳)
蔡 英文 (65歳)

日本人は長生きだからと言っても、少しお年が寄り過ぎた人ばかりが日本の国策をお決めになっているのかと思うとうんざりです。


マスコミは国家観にも触れず、こういう問題にも触れない。


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