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「昭和、平成、令和へと三つの時代を生き抜きて・・・」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

今年は昭和95年。
時々は「昭和」でカウントしながら時代の移ろいを思いやることがあります。

いつの時代でもその時代時代に寄せる強い思いはあるものですが、「昭和」の青春は走馬灯のように巡るものがあります。

上沼恵美子さんが歌う「時のしおり」(作詞 田久保真見; 作曲 南乃星太)と言う歌を聞いているとますますそんな気がしてきます。
東京オリンピック大阪万博等々のエポック(大きな変化)を体感した者には格別な思いもあります。

歌詞にあるように「みんな熱くて 不器用だった 昭和の時代を生き」たからでしょうか。。。
私もどちらかと言うと愚直な青春を送ったのかもしれません。


あの人もこの人もそぞろ歩く宵の街 どこへ行く二人づれ 御堂筋は恋の道」の思い出も浮かんできます。
神宮外苑のイチョウ並木も素敵ですが、梅田(キタ)付近からそぞろ歩く御堂筋には心斎橋、道頓堀と言う次の世界もありました。
「誰かに見られてしまうかも」など少しは考えながらも「まぁいいか」ぐらいに。
彼女が歌う「大阪ラプソディー」(作詞:山上路夫 作曲:猪俣公章)にはわくわく感がみなぎっています。

先ごろ行われた「大阪都構想」の住民投票。
独身時代に勤務した大阪の地の思い出しかありませんが、なんだか流れるようなドラマにテレビゲームが迷い込んだような違和感がありました。
内容的にも大阪の器用さでうまく時代を変えていく力に竿刺すような光景に見えてしまいました。
昭和 平成 令和へと 心を繋いで生きましょう・・・」と「時のしおり」は流れる大阪の姿を教えてくれているるようです。


そういえば天童よしみさんは「道頓堀人情」(作曲:山田年秋 作曲作詞:若山かほる)では「負けたらあかん 負けたらあかんで東京に」と歌っています。
今回の「大阪都構想の住民投票」はどことなく「東京に飲まれた、東京の発想」のような気がしてきます。少しええかっこしいだったのかも。

まっ赤に流れる 浪速の心意気」で大阪を作っていくことも必要ではないでしょうか。。。
※ここにも「レッド ミラージュ(蜃気楼)」があったのかもしれせん。


そういえば「たたき上げ」「東北の農家出身」という時の総理にも違和感が纏わりついているのは、この「ええかっこしい」が見え隠れするからでしょうか。


時代は急に変わるものですが、振り返ってみると歴史はなだらかに変わっていたように映るから不思議です。


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