「8時だヨ!全員かえろう」こそ「働き方改革」の号砲 [仕事についてのエトセトラ]
小池都知事が何か言うと「批判」したくなる人たちがいるようだ。
特に「ネット民」そして「コメンテーターぶった芸能人」たち。
もう少し建設的な批判はできないものかと思ってしまいます。
本来ならほぼ危機感も乏しく何もしてこなかった菅首相を批判するのが筋のはずです。
今回の「8時だヨ!全員かえろう」もイージーに批判する人たちがいます。
私が思うにはとてもよくできたキャッチフレーズのようです。
「働き方改革」と言いつつ何か変わりましたか?
休暇が取りやすくなった等もあるかもしれませんが、相変わらず「残業」の話はよく聞かれます。
私が若い頃は午後8時と言うのはそれなりの目印でした。
それでもみんなよく働きました。
もっとも私事で言えば、若いころはほぼほぼ24時くらいまで残業をしていました。
終電の時間が残業のお尻でした。
さらに言えば、「残業」と言ってもそのほとんどがいわゆる「サービス残業」と言うもので「トコトン仕事をするのが好き」という側面もありました。
ただ今の世の中にそういう考え方は通用しないでしょう。
「働き方改革」と言うものが一体どんなものなのかよくわかりませんが具体的にはどんなことが行われているのでしょうか?
休日が増えようが、AIが発達しようがだらだら仕事をしていては働き方改革にはなりません。
①職場からかえる
②お店からかえる
③寄り道せずかえる
④ウチで気分をかえる
今までこんなに具体的に言葉にした人がいたでしょうか?
ネットでいろいろおっしゃるのもいいのですが理屈無き反対や批判には辟易してしまいます。
コロナ禍は多くの人たちの生活ぶりや仕事ぶりを大きく変えました。
「もとに戻してください」
と言ったところで多くの人は学習したはずです。
「8時だヨ!全員かえろう」は新しい生活様式、新しい働き方の第1歩になるはずです。
いつまでもテレワークを続けるつもりですか?
「働き方改革」は仕事時間の短縮ではありません。
要領のいい働き方そのものなのです。