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「地方創生」とか「街づくり」という政策が必要なのだろうか [どう受け止めたらいいのか]


コロナの感染まん延でビジネスや地域活性化の活動(例えば地方創生、街づくり)に今までのような勢いがなくなったというのが実態ではないでしょうか?


ところでそのビジネスや地方創生や街づくりはコロナ前にはどうだったのでしょうか?
ひょっとしたらうまくいっていなかったのでは?


特に「地方創生」や「街づくり」でうまくいっているという話を聞いたことも見たこともありません。
多額の税金が使われたという話は見聞きしますが。


必要は発明の母」というのがビジネスなどの活動に私が思うことです。
「あれをやりたい」「あれをやればうまくいく」という話はよく聞きますが「それって必要ですか?」と思ってしまいます。


地域活性化の活動というのは「なんとなくよさそうだ」という考え方が支配的で自分の懐が痛まない限りあまり反対意見もないようです。

しかし、「地域活性化」の活動は過去の在りし日を再現するような話になっていませんでしょうか。
・少子高齢化
・高学歴化
・ネット社会化
等々の社会構造の変化を踏まえればもっと別の発想がわき上がってくるものです。


地域の皆さんの生活を豊かにする」という基本に立てば別のことが想定されるはずです。

例えば地元の国公立大学や高専や実業高校に力を入れるというのはどうでしょう。
人材づくりをしないで税金ばかりを投入してもうまくはいきません。
学歴があっても「手に職」がなければ「船頭が多いだけ」になってしまいます。

ポストコロナを睨んだ地域活性化の方策が必要なのです。
経済活動などに制限がある今だからこそ「知恵」や「工夫」がわいてくるはずです。

入れ物を作る前に「内容物の充実を優先する」ことが疎かになっているような気がします。



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