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「宝くじ」が売れないらしい [どう受け止めたらいいのか]


また「宝くじ」を買いました。
ほとんど寄付感覚です。
「夢を買う」と言ってもあまりにも遠すぎて手に届きそうにありません。


売り場のおばちゃん(ベテランのおばあちゃん)に聞くと「宝くじは売れていない」と。
「ネットにシフトしてるんでしょ」と聞くと、「ネットもあまり売れてないみたいだよ」と。


事情を考えると、
●あまりにも当たらない(買う気も失せる)
●高額賞金でなくてもいいのでお小遣い程度の金額がもっと当たってほしい
●いったい何に使われているのかよくわからない
●あの高額CMはもったいない
●「ふるさと納税」の方が割がいい

そんなことがあるのかもしれません。


●どうせ売れないのなら高額ギャラタレントをCMに使わなくても「こんなことに使われています」紹介のCMの方がいい
※宝くじの資金が「コロナ対応に役立った」という話も聞きません。
寄付控除の対象にする

と言った現実を踏まえた工夫も必要ではないでしょうか




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「解除」と聞いて気が緩む [新型コロナ]


昨日は新宿でランチをしてきました。

・コロナの新規感染者数が明らかに減った
・9月末で緊急事態宣言も終わる
・家族も全員ワクチンを打ち終わった
ということで少し気が緩んでしまいました。


前回外食をしたのは
直近:2021年7月末に吉野家で牛丼
~この後高熱が続きPCR検査を受けることに(陰性でしたが)

その前:2020年7月
~このお店は席が少なくしてあるだけで、店員さんは普通通りしかも運んできた食事に向かって大声で話しかける。
しゃべくるお客さんの隣の席だったので席を変えてもらうことに。以後「外食はしない」と強く思った。


昨日のこのお店、以前はよく行っていたのですが、おそらく2年以上行っていなかったかも。
・入り口で体温を計られて
・室内かテラス聞かれ、迷わずテラス席へ
・驚いたのは「テラス席には人がいっぱい」で皆さんよくしゃべっています
食事は話しながら食べるものと思い出しました。
テラスから中を覗くと皆さん静かに食事なさっている様子。

しばらく行っていなかったこともあり、少し値上がりしていました。


東京はまだ「緊急事態宣言」下です。
体温を計られた以外は特段目立つこともなし。


新宿の街の人出や電車の混み具合は以前のような感じもしましたが、今までと違うのは「インバウンドがいない」ということ。
気のせいか地元を歩くようなゆったり感が伝わってきます。


コロナはアベノミクスで行き過ぎた商業主義に警鐘を鳴らす役目もあったような気がしてきました。
しかし「緊急事態宣言」が解除されればこのことに気づく方がどれくらいいらっしゃることでしょう
お客の戻らないお店もあるはずです。





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「水力発電」はなぜ話題にならない [どう受け止めたらいいのか]


世の中には事情がわからないことが時々あります。
しかも好奇心旺盛なマスコミもさっぱり取り上げない。


例えば「水力発電」。

脱原発、脱炭素、脱二酸化炭素、再生可能エネルギー、カーボンニュートラルを語る人が多い中「水力発電」のことはさっぱり語られません。
「水力発電」は再生可能エネルギーに含まれないのでしょうか?
※資源エネルギー庁のサイトでは、
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギー(※)は、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です。
と記述してあります。
「風力」発電の安定度もよくわかりません。
日本海側のように日照が不安定な地域で「太陽光」というのも今一つよくわかりません。

「水」は日本の安定した資源の一つです。
・大きなダムが必要かどうか?
・ダム建設による自然環境への影響はよくわかりません
が、
アスファルトに囲まれ緑がどんどん失われていく地域にお住いの方に「自然破壊」を語る資格があるのでしょうか?

過疎化が進み、田畑が耕作放棄地化した地域が増えてきました。
そういうところを訪ねると「ここをダムにしたら」と思うこともよくあります。
洪水対策、観光政策なども視野に入れながら「ダム」化もいいのではないかと思ってしまいます。

今の日本での生活に電気は欠かせません。
また電力事業は短期間でできるような事業ではありません
電気の供給が不安定になったらどうしましょう?


資源エネルギー庁が言う「中小水力」すら議論されません。
「地方創生」策よりもまず「電力問題」で地域の活性化を図ることをなぜ優先しないのでしょう?
「地方に行けば電気代が安い」ということがあってもいいはずです。


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「自転車のベル」はいつ鳴らす? [どう受け止めたらいいのか]


最近は車のクラクションを鳴らす人は皆無というくらい減りました。
東京だけかもしれませんが。。。
特に運転や安全面に支障がないということも言えそうです。


ところが「自転車のベル」は鳴らす必要のある場合が増えたような気がします。
車の量よりも歩く人や自転車に乗る人の方が多い駅までの道では、急に自転車に追い越されることが増えてきました。
電動アシスト自転車が増えたこともあり後ろから追突されたり轢かれたりする怖さを感じるようになりました。

せめて「追い越しするならベルを鳴らしてください」と思う今日この頃。
近所の駐輪場の自転車を眺めてみました。
どの自転車にも「ベル」はついています

住宅地では「車より怖い自転車」という時代がやって来たのかもしれません。


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「ソーシャルディスタンス」の距離感がわからない人 [新型コロナ]


新型コロナの感染まん延で新しく生まれた「ソーシャルディスタンス」という言葉。


ところでこの距離感と言うのはどのくらいなのでしょう。
時々、妙に近接して並ぶ方に遭遇します。
床に表示があっても「われ関せず」の人も。

余りにも近接なさる方には「少し離れてくれませんか」とお願いすると、この手の人は「3mくらい離れてくださる」ということも多いようです。
「常識」というか「状況判断」をなさる習慣がないのでしょう。


東京の通勤電車では距離を取るのが無理なこともあります。
そんな時は「そばに近寄りすぎない」「身体に触れない」「鼻マスクは勘弁」「大きな呼吸をするな」と思ってしまいます。


昼間の空いている電車でも「わざわざ近寄ってくる人」がいます。
そんな時は私の方から場所を移動することにしています。


食品スーパーで気になるのは「店員さんが一向に注意をしない」という店があるということ。
「大手なのに売れればよい」ということなのか?
その店は「店員さんまで鼻だしマスク」ということもありました。


感染力が強いデルタ株なら「ソバに寄るな」と考えたい。
ジイさん鼻だしマスクで他人のソバで話すなよ」と言いたい。

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「ハッとするようなおしゃれ」もいいもんだ [新型コロナ]


昨日は所用で新宿の街をうろうろしてきました。


そこで「ハッとした」のは二人の女性のおしゃれ具合。

・プロや芸能人のおしゃれではない
・水商売風でもない
・ユニクロの流れのコーディネートでもない

そういうおシャレでした。
思わず「この着こなし」はなんだ!と振り返って何度も見てしまいました。
「うまい!」「似合っている!」「ナチュラル」「これってあなたのためにあるの」と思ってしまうような着こなしでした。
色合いもよく、スタイルもよく、しかも自然体。


新型コロナの感染で今一つ気分が乗らない日々が一年以上続いています。
緊急事態宣言が解除されたら、思い切っておしゃれもしてみましょう。
「どこかへ行く」「友だちと会う」「美味しいものを食べる」等々。。それもいいかもしれないけど、「自分を磨いている」人には敵わない


男性も結び目を小さくしたネクタイ姿でおしゃれを楽しんだらどうですか。
幸いなことに「マスクが七難隠す」ように応援してくれますから。


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正しい「マスクのつけ方」は? [新型コロナ]


感染者数が激減したせいか「マスク」をつけていない人も目立つ今日この頃。

感覚的には「30~50歳くらいの男性」の「マスクなし」が目立つようです。
第5波で感染の中心だった人たちの「マスクなし」が目立ちます。

ご家族連れでもご主人だけ「無マスク」というのも不思議です。
奥様も注意をなさらないのでしょうか?
「ワクチンを接種したから大丈夫」とでもおっしゃりたいのでしょうか?


ここで考えなければいけないのは、
マスクは必要なのか?
それはいつまで?
それはどこまで?
ということ。


細かいことを言えば、

①テレビ番組(特にワイドショー)でマスクをしている番組はない

②「布マスク、ウレタンマスクはダメだ」と言いつつ「不織布マスク」に徹底しようという動きはない

③「不織布マスク」を使い捨てにするのはもったいないし、コストもかかる

④家の中ではどこまでマスクをするのか?がわからない

と言ったこともあります。


マスク補助金」くらいは出してもいいかもしれません。


私はと言うと、

「不織布マスクの中にティッシュを折りたたんで入れて、上からユニクロの布マスクで押さえつける」という方法をとっています。


こういう細かなこともよくわからないままの「コロナ感染防止」。
偉い人たちのお考えを聞きたくなってしまいます。

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今考えなければいけない「感染防止対策」 [新型コロナ]


コロナの新規感染者数がずいぶん減りました。

マスコミでは、
●3回目接種
●緊急事態宣言の解除

など、コロナは終わった感のある話も見聞きします。
・臨時医療施設(野戦病院)を作れ
・医療従事者がたいへん
という話も表通りでは聞かれなくなりました

おもしろいのはそんな中には「第6波」がやってくるという話もセットになっていることです。

火事のたとえも持ち出すなら燃え盛っている時に
・消防車が足りない
・防火訓練をしていなかった
と言ったところでどうしようもありません。
泥棒が捕らえてから縄を綯う
が如しです。


こと東京は他の地域とは違います。
ぼろくそに言われたのですから。

反省会をやりましょう。


1.感染防止対策はこれでよかったのか

・マスクの着用
・手洗いの徹底
・三密回避
・ソーシャルディスタンスの徹底
はどうだったのか?
そしていつまで続けるのか?


2.医療体制はこれでよかったのか?

・臨時医療施設はなぜ気軽にできなかったのか
・医療従事者は足りていたのか?
・自宅療養はどうだったのか?
・宿泊療養はどうだったのか?


3.ワクチン接種体制

・なぜ会場によって偏りが出てしまったのか?
・夫婦同時接種はできなかったのか?


等々、切り口はいくらでもあります。


コロナは消えたわけではないでしょう。
次への備えが必要です。


コロナ感染が落ち着いていればいわゆる「経済」は元に戻るでしょう。
ただ、「コロナ対策のいい加減な飲食店」は選ばれてしまうかもしれません。


近所にある「しゃぶしゃぶや」さん。
今まで一度も行ったことはありませんが、席数を半分にするくらいの対策をとらないと、私に限っていえば、引き続き行かないでしょう。




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「母子手帳」のように「健康手帳」が必要な時代 [新型コロナ]

コロナの感染まん延で気になったのは「基礎疾患」という言葉。
老若男女を問わず「病気持ち」の人が相応にいるということ。

それならば「母子手帳」のような「健康日記」と言うものがあってもいいのではないかと思ったりします。
・既往症歴
・病院歴
・服用中の薬やサプリのリスト

さらに、通院患者さんなら
・服用記録
・日々の体温、血圧のつけこみ
・残薬管理(不要な薬の処方防止)
を手元で行うもの
です。

なぜこんなことを思ったかと言うと、

患者さんの身体の状況がわかりやすいこと
・カルテの隙間を埋める
②通院患者さんなら
お医者さんの確認事項の負担を減らす
入院患者なら看護師さんが管理すること
患者さんも「日々学習」する
マイナンバーに健康保険証やお薬手帳が埋め込まれたとしてもそれは片方側からの情報提供に過ぎない
コロナのような急な重症化時の参考資料

ということからです。


今回の「コロナ」については誰もが「自分の健康状態」に思いを馳せたはずです。
「病気になったからさぁ治せ!」
は通じないことも多いはずです。


・東京のように人口の多い地域ではコロナ陽性率が全国ベースと同じだとしても、比率次第では医療機関はすぐパンクしてしまいます。
一人暮らしの人がコロナ重症のまま医療施設に担ぎ込まれても事情はよくわからないはずです。

医療体制の整備の中にはこういうことも整備していく必要があるのではないでしょうか。


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「家庭にコロナ」を持ち込む人たち [新型コロナ]


コロナの家庭内感染が増えているそうです。

しかし、どちらの家庭でも同じように家庭内感染が起きているわけではありません。
そこにはそれなりに「生活様式」「行動パターン」の違いがあるはずです。


1.公園にて

・最近はマスク着用のお子さんもずいぶん増えました
・マスクをつけていないお子さんの付き添いの親御さんを見ると「マスクをしていない」「あごマスク」「ウレタンマスク」という方が多いようです

・サッカーやバスケットに興じる中学生や高校生のマスク未着用が目立ちます
特に、遊びを終わって帰宅する姿にマスクをしていない若者が多いようです


2.食品スーパーにて

・最近はお子様連れのお客様が減りました
・しかし、中にはお子様連れのママもいます
・そういう方のお子様は「マスクをしていない」「店内を走り回る」と言ったことが目立ちます
・しかも混みあう時間に来なくてもいいはず
・お願いだから傍に来ないでください

・「マスクをしていない」「あごマスク」しかも「よくしゃべる」のは爺さんが多いようです
ここは身近な人が注意しなければ。。。
・店員さんも「鼻マスク」だったりする店は洟から注意するという発想がない
・「いい食品スーパー」はコロナ対策が丁寧で厳格

・入り口のアルコール消毒も「若い人はしない」という傾向がある
・入る時、出る時ともに消毒しているのは比較的若い高齢のご婦人に多い
・スマホ片手の人は笑読をしない人が多いようだ

・中途半端に若いカップル(おそらく30~40代)は感染防止意識が薄い
・マスクをしていないこともあったり、よくしゃべるし、立ち止まったまま動かない
・お願いだから傍に来ないで

・差別するつもりはありませんが、中国語を話す店員さんお客さんともよくしゃべる
・せめて食品に向けて話すのはやめて

・店長や売り場のリーダーの姿が見えない職員スーパーも増えました


3.自家用車の中

・車の中を見ると面白い
・一人でもマスクをしている人、複数なのにマスクをしていない人
・窓を開けない車の中は密室のはず



多分に偏見によるものですが、住宅地では、こういう現象に驚かされることも多いのです。

幸いにしてご近所で家族感染で大変だという話は聞きません。
・置き配に徹しているお宅
・食品スーパーも混んでいない時間にしか行かない
・子供たちに口やかましいお母さん、お父さん
・トイレも複数ある戸建て住宅が多い
※最近(平成以降建築)の戸建て住宅は2か所以上トイレがあります
おそらくマンションはトイレが一つでしょう


家庭感染にはそれなりの事情があるはず。
あなたの感染対策は徹底していますか?
「感染対策をとっている」という言葉に甘えてはいけません。



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善良な市民を騙す「詐欺集団」のこと [どう受け止めたらいいのか]

「犯罪集団が善人面して村にやってきて大掛かりな詐欺をする」というストーリーが続く「アンと言う名の少女2」(NHK 日曜夜 11時)。
見なければいいけど、このところ日曜日の夜はイライラが募ります。


・村にやって来た犯罪集団
・村では善人面
・「村の畑から金が出る」という大仕掛けな詐欺
という組み立てです。


欲に流された村人は「金」採掘話にまっしぐら。
リスク管理、リスクチェックという発想がない。
胡散臭いと気がついた幼子や使用人は村人からは相手にされない。


今の日本、ひょっとしたら、
・自民党総裁選挙の各候補者の話
・地方創生
・移住者集団
等々、評価は慎重にしなければいけない


ある地方、
「移住者集団に補助金を食い潰されているように見える」ところがある。
漸く住民の皆さんが「なんかおかしいかも」と気づき始めたけど「自分の腹が痛まない」こともあり表立った批判は控えている。


マスコミから伝わってくる情報も集団催眠のようなものなら怖い。
時にはテレビ(特にワイドショー)を見ないことも必要かも。

それにしても前回の総裁選挙の時は「地方創生」という言葉がありました。
今回は石破さんの口からも聞こえてこない。
年月が経ち失敗が目に見えるようになったからなのかも。


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生活感のない「自民党総裁選」 [どう受け止めたらいいのか]

岸田さんの「総裁を除く党役員の任期を1期1年連続3期までとする」発言で激変した自民党総裁選。

この発言一つで
・菅首相が総裁選出馬断念
・二階幹事長の表舞台からの退場
という自民党内の改革の大半が行われてしまいました。


にもかかわらず総裁選の候補者やマスコミの多くはしきりに「自民党の改革」を訴えています。
改革と言うからには何を改革するのか?」ということが見えてきません。

「派閥政治の打破」と言いつつマスコミは「〇〇派は〇〇氏を応援する」みたいな話を楽しんでいます。


どんなに立派な政策や意欲を唱えても「優先順位」が伝わってきません。
前回はマスコミが一国の総理大臣を「パンケーキ」や「たたき上げ」で評した方は結局何もできずに退任をすることに。


今の日本は「コロナの不安と不満」の払拭が優先準備第一のはずです。
日本国民のモヤモヤ感はここにあるのですから。

ワクチン在庫の量を隠していた人が「私はワクチン政策をうまくやった」というのも不思議です。

安倍長期政権の失敗や不都合が今の自民党ひいては日本国民のストレスになっているにもかかわらず「安倍政治の継承」を訴える人がチヤホヤされるのも不思議です。

●前回は「地方創生」などと言う言葉が躍りましたが、今回は一向に聞かれません。
うまく行っているという話を聞かない「地方創生」策が失敗だったということに違いありません。

●「東京一極集中」の緩和が言われ続けているにもかかわらず結局は東京からみた日本の姿でしかありません。
・「テレワークで東京と同じ給料を地方で」という話も現実味がありません。誰もがそんなにうまい話にはならないはずです。
・「経済政策」という話で経済が上手くいくはずがありません。必要なのは「産業政策」です。
国民の生活、企業活動がうまく回って初めて経済が上手く回るのです。
どんなに材料をよくしても料理がおいしいわけではありません。「楽しく食べる」ということが第一です。
アベノミクスで世の中はすっかりサービス業シフトになりました。ここが日本経済の弱さです。マスコミ的にはサービス業の方が番組が作りやすいので気がつかないだけです。


「自民党総裁≒内閣総理大臣を選ぶ」ということなら「派手な言葉」は必要ありません。
マスコミよ!自分たちにとって都合にいいような取り上げ方をするのはやめてくれ!




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「コロナ感染者は悪くない」のか? [新型コロナ]

今年の8月は月初めから高熱が続きました。
「コロナのはずはない」という思いの中熱が下がりません。
自宅で解熱剤を飲みながら1週間ほど寝ていましたが、さすがに近所のクリニックに行くことに。
PCR検査を受けた結果は陰性でした。

コロナどうかはよくわかりませんが、
コロナらしき諸症状(味覚・嗅覚異常、鼻水、咳等)はありませんでした
スーパーには何回か行った
満員電車にも乗った
マスクはちゃんとしている(不織布と布マスクの二重にしています)
帰宅時は石鹸で手を洗います(玄関先に新聞や郵便を取りに行っても手を洗います)
スーパーなどでは入る時と出る時にはアルコール消毒を必ずやります
という期待と不安はありました。
もしコロナだったとしても「このくらいの生活習慣でコロナにかかってしまうのか」という思いはありました。


ところで、行政もマスコミも言わないことがあります。
コロナにかかった人にはそれなりの事情があるのでは」ということ。

「マスクをつけろ」「手を洗おう」「換気をしよう」等々と注意喚起をしているところを見ると実際はコロナ感染の原因がわかっているはず

コロナの感染初期から「コロナにかかった人は悪くないという話が先行したため「今更言えない」状況のような気がしてきます。


コロナにかかった人がいいか悪いかという議論ではなく、コロナにかかった人はこういう生活習慣だったという話をしない限りいつまでも「感染者が増える⇒医療用ベッドが足りない」の繰り返しが起きてしまいそうです。


「野戦病院」「臨時医療施設」を作れ!
という声もありますが、ベッドの準備はできても医療従事者は増えませんからワークしないことも予想されます。
ワクチン接種は「歯科医」「薬剤師」の方の協力を得ることもできたようですが、コロナ治療はそういうわけにはいきません。


東京のような人口の多い地域では「感染しない行動」を強化するしかありません。

最近少しづつお医者さんの声が漏れてくるようになりました。
例えば、あるコロナ臨床医の話では、重症になりやすい人(重症化リスクの高い人)は、
ワクチン接種をしていない方
持病のある方
肥満体型の方(BMIが高い方)
喫煙習慣がある方
等々と。

とにかく「コロナにかからない行動をとる」ことを強化することが必要です。
日本は単一民族であり識字率も高いということもあります。
もう少し「コロナに感染した人たちの生活習慣を流す」ことも必要なはずです。


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「外での作業」はマスク不要なのか? [新型コロナ]


マスクを習慣的にしてこなかった者にとっては確かに鬱陶しいマスク。
しかしコロナ対策の一丁目一番地ではないでしょうか?


先日、自宅の前で電線の架け替え工事をやっていました。
見ると「マスクなし」。
警備の方は別会社のせいかちゃんとウレタンマスクをされていました。


工事業者の皆さんに「あなたたちはマスクをしないのか?」と聞くと、
業者さんは「お客様や通行人の方とは距離を取っている」と

「あなたたちご自身が近接して作業しているのではないか」
コロナにかかるのは勝手だけど、病床がひっ迫するのは避けていただきたい
「外での作業はマスクをしなくてもいい許可でもあるのか?」
と聞くと、

熱中症予防のためマスクはしていない


9月に入り涼しい日が続く東京です。
熱中症とコロナを天秤にかけるのもやや変です。
水分を補給されながら仕事をされている様子もありません。


ややあって彼らは車からマスクを取り出してきて作業につかれました。
マスクをもっているのにしない」ということが習慣化しているようです。


作業が終わった時私が申し上げたのは、
「たいへんなのはわかるけど、あなたたちがコロナで倒れたら利用者みんなが困るのですよ」
と。

気のせいか「ご機嫌な様子で」去って行かれました。
仕事場での感染防止を疎かにしていると、それが職場感染に繋がり、さらには家庭内感染に繋がります。

マスクをつけるのは不愉快だけど、コロナにかからないためには慣れるしかないでしょう。

「作業用マスク」というのがあってもいい。
経営者の方も従業員の皆さんにコロナ感染が広まったらお困りになるでしょう。
現場任せではなくたまには作業現場を見ていただきたい
人手不足は経営者が作ると言っても過言ではないはず。
現場の技術者はすぐには増えないのだから。






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ハンバーガ屋にて ~ 最近の苦情がわかる [一人合点の「いい加減な話」]

お店の店員さんの動作で「最近こういう苦情があったんだな」ということが伝わってくることがあります。

先日マクドナルドに行ったときのことでした。
お昼時にしてはお客さんは少なく私が注文を受け取る時に表示されていた番号は一人でした。
受け取ろうとすると、フロアにいた店員さんが私より先に商品の入った袋をのぞき込み始めました。
カウンターが高いせいもあり「まるで紙袋の中にわざわざ息を吹き込んでいる」かのような動作です。

この時期なら「神経質なお客さん」は不愉快になるような行動です。
「何しているの?」と聞くと、「中身を確認しているのです」と店員さん。
不思議です。
注文伝票と照合することもなく、おそらく中身を見ることもほぼやらないままです。
数を確認しているのか?注文通りの商品かどうかを確認しているのか?と思うにしても中途半端です。
例えば、
カウンターから降ろして低いところで中を確認する
袋に詰める前に確認する
注文伝票と照合しながら確認する
等々のやり方があるはずです。

持ち帰って食べようとすると注文したものとは別のものが入っていました
初めての経験です。
取り替えに行くのも面倒なのでそのまま食べてしまいましたが、こういう間違いが最近は多いのだなとわかる一コマでした。

確認するのなら、
もっと徹底して
仕組みを作って
思い付きのようにやらない
と思ってしまいました。

そもそも包んである包装紙が見ただけではよくわからないものに変わっています。
サービス業全盛の最近の東京です。
「苦情を減らそう」という気持ちは伝わってくるものの「ものづくり」あるいは「命に関わるビジネス」の発想のない中途半端なものでした。


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ハンバーガ屋にて ~「年寄り笑うないつか行く道」 [みんなうすうす気づいている]

かつての私は「コンビニもハンバーガー屋さんも若い人が行くところ」と考えていた時期がありました。

しかし、最近はコンビニでもハンバーガ屋さんでも高齢(おそらく70歳以上)の方のお姿をかなりお見かけします
お昼時のハンバーガー屋さんは個食にはもってこいかもしれません。

かつてはコンビニもハンバーガ屋さんも若い人たちが主役でした。
しかしよく考えれば、
・マクドナルドの1号店ができたのが1971年(昭和46年)7月・・・50年前
・セブンイレブンの1号店ができたのが1974年(昭和49年) 5月 ・・・47年前
のようです。

当時の若者(例えば25歳の方)も2021年なら70歳を超えた高齢者になられているはずです。
つまり、マックやコンビニの大ベテランのお客様なのです。

年寄り笑うないつか行く道
とはよく言ったものです。

それよりも「お前らの来る道はすべてお見通し」と笑われているのかもしれません。


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「地域づくり」と「ブラタモリ」 [みんなうすうす気づいている]

「ブラタモリ」が好きで毎週見るとともに録画を保存しています。

●歴史(史実、人物)
●地理(地形、位置、交通)
●地学(土質、水源、気象、気候)
等から地域をアプローチしその地域の魅力を解き明かしていくところを面白く見ています。


この「ブラタモリ」的手法が「地域づくり」(特に観光)に活かされないのだろうか?と思ってしまいます。


「地方創生」とか「地域づくり」がうまく行っていないあるいは人がリピートしない所を見ると、
脈絡のない施設づくり
自画自賛
コンテンツの充実よりも情報発信中心
のところが多いようです。

これでは「一度は行ってみよう」とは思われてもリピートしません
「なぜ?」と言う深堀も出来ませんし、心を打つこともありません
そんなこんなで「また行こう」と言う気にならないのです。


テレビ番組が伝える地域を取材した番組では、
●ここは面白くない
●これは美味しくない
とは言いませんので「素晴らしいところ」のように見えてしまいます。
しかし「長続きしない」ところなんだろうなと言うのが伝わってきます。

・歴史
・地理
・地学
を絶えず考えながら旅したり観光する人はあまりいないでしょう。
しかし「佇まい」の印象や「心を打つ」ようなことやものは体が覚えてしまいます
そういう中で自分なりのストーリーを組み立てていく楽しみもあるのです。


さてさてお役に立ちましたでしょうか?




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「45歳」ではなく「30歳」 [仕事についてのエトセトラ]


仕事には向き不向きと言うものがあります。

そして嫌々やる仕事は決して上達しませんし、いわゆる成長も発展のありません

最近サントリーホールディングスの新浪社長が「45歳定年制にして、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と述べた話には思わず笑ってしまいました。


45歳で定年が来る企業の仕事を好きになれますか?

私なら同じような仕事があるなら早めに転職を考えます。
45歳と言えば油の乗り切った時期でもあります。そこで「あなたは定年ですよ」と言われるくらいならこの企業とはご縁がなかったと考えた方がいいでしょう。

また、ライフプランを考えたら「子供が教育期にある」「住宅ローンもたくさん残っている」時期でもあります。
家庭的には人生の負担が集中する時期でもあります。
中にはご両親が後期高齢者となり「介護」の心配もする必要があるかもしれません。
そんな時期に「定年」を迎えるなんてたまったものではありません。

「少子高齢化」の時代になると「親の面倒を見る」というのも大きなテーマです。
そんなこんなで「出世を伴わない転勤を繰り返す仕事人生」は考えものです。「やりがい」がわからなくなってしまいます。


62歳の新浪社長が「自分は例外だ」というのもおかしな話です。
「バカにするな」と思ってしまいます。


この新浪社長は組織だって人を使ったことのない人なのでしょう。
「人材は使い捨て」と思っていらっしゃったのかもしれません。


新浪社長の大きな間違いは「45歳定年」と言ったところにあります。
本当なら「30歳で今の仕事が向いているかどうか考えろ」ということが必要だったのです。


ライフプランを考えるなら「やり直せる時期に自分を見つめなおす」ということが必要なのです。
向かない仕事を嫌々していても成長も貢献もありません
企業としても中途半端な人材を抱え込む余裕はありません
●そのためには「30歳くらいで自分の仕事を見つめなおし」「やり直しの当否」を考えるのです。
30歳なら十分やり直しも仕切り直しもききます


どんなに優秀なあるいは有名な大学を出ていても「向かない仕事」ではその能力が発揮できません
一度就職すれば「学校歴」など必要ありません。
基礎的素養の参考にする程度でありかえって邪魔になってしまいます。


有名大学を出たにもかかわらず「鬱」症状になってしまった人を何人も見てきました。
こんなはずではなかった」「優秀なこの私が仕事ができない」というギャップや焦りに起因するものが多いようです。

銀行では毎年ヒヤリングを行い、30歳くらいでライフプランをチェックする研修を行っているところがかなりあります。
AIが発達すると軽微な仕事は機械がやってくれます。
「あなたでなければできない仕事」を習得しなければ企業の中ではお荷物になってしまいます。



ライフプランという言葉が今まで以上に重要になる時代です。
そのためにも「産業政策」が必要なのです。
自民党総裁選挙を語る人たちにそういうことは伝わっているのでしょうか?




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営業車の中のマスク [新型コロナ]


車の中ではマスクはなさっていますか?
車で走っていると並走する車の中の様子が見えることがあります。
特に信号や渋滞などで止まった時には。


一人乗車でもちゃんとマスクをしている人
ご家族なのか複数乗車でもマスクをしていない車
等々。


おもしろいなと思うのは複数乗車(例えば二人)の営業車の場合。
仕事仲間と言うこともあってか、マスクをされていないケースも。

いわゆる「密です」。
お互いの私生活まではよくわからないはずなのに無防備ではないでしょうか?

おそらくコロナはこんなことでも感染してしまうのでは?




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経営トップに「縦割りの弊害」を言う資格はない [裏づけのない経営学]


菅首相の口癖の一つに「縦割り行政の打破」「縦割り組織の弊害」があります。


仮にも菅首相は日本の行政のトップです。
そのトップに「縦割り行政」を批判する資格はあるのでしょうか?

経営トップはジョーカーでありオールマイティです。
菅首相で言えば、

事務次官会議に出席して各省の事務方トップに「省庁の垣根を越えて知恵を出し実行していただきたい」と言えばいいだけです。
人事権は握っているのですから。

定例閣議で関係大臣に指示すればいいはずです。
あるいは関係大臣会議で「省庁の垣根を越えて実行するよう指示を出せばいい」だけのことです。
大臣は菅首相が選んだ人ばかりなのですから。

おそらくそういうことをなさらなかったのでしょう。
総理大臣ともなれば「以心伝心」で座っていれば何ごともできると思っていらっしゃったのでは?

●他方で、コロナ対応の大臣は
・田村厚労大臣
・西村経済再生相
・河野コロナワクチン担当相
・加藤官房長官
と少なくとも4人いました。
こうなると「船頭多くして船山を登る」のごとくいったいだれが責任者なのか?誰の話が正しいのか?ということになってしまいます。
「縦割り組織」云々など別次元の話です。


企業はもっとうまくやります。
目指すところ一つ。
従来の組織ではうまくワークしないと見るや「〇〇プロジェクトチーム」が縦割りを超えて横断的なメンバーを作って取り組みます


菅首相の「縦割り組織」云々は菅首相が行政トップとして組織の動かし方を知らなかっただけの話のようです。


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経済政策よりも産業政策 [どう受け止めたらいいのか]


水は川上から流れ始め川下に流れていきます。

「コロナ禍で疲弊したらしい日本経済」に対していろいろな経済対策を唱える人が出ているようですが、どう見ても川下政策に偏っているような気がします。
つまり水が枯渇しようとしているのにもかかわらず川下の水の流ればかり気にしている人が多いような。

例えばアベノミクス。

株高政策
・コロナ禍でも株式は順調に上がっています。
・日本の公的資金が相応に入っていますから、株式市場が下がれば年金原資などに大きな影響が出てしまいます。
・となれば、大きな投資家は下がらない日本株には安心して投資できます。

これが正常な経済政策なのでしょうか?


低金利政策
・たしかに低金利は企業家には魅力です。
・しかし銀行の融資窓口は「頭を下げて借りてもらう企業を捜している」のも実情です。
・金利が低くても前に進まない経済戦略ではお金は必要ありません。
・どんなに金利が低くても利益が出なければ返済資金は生まれません。

これが正常な経済政策なのでしょうか?


物価目標
・賃上げによる物価上昇を狙うものですが大企業の正社員や公務員さんには恩恵があってもその他の企業に浸透していますか。
・秋になり消費者が向きあう物価は各所で上がっています。
・例えばガソリン、小麦粉、食料油等々は輸入物価が上がったことによるコストプッシュの影響が否定できません。


これが正常な経済政策でしょうか?


コロナ禍の前に言われていたのは、
人手不足
後継者不足
が中心でした。

解決したのでしょうか?

そこには日本経済の立ち遅れによる働く条件の劣化はありませんか?


農業、林業、水産業のような生業的な産業はどうなりましたでしょうか?
何も構造変化が起こらず就労者だけが年々年を取って行っていませんか?

多くの人は「経済」「経済政策」を語りますが、川上にある生産者の就業構造の変革が行われていません
「地方創生」とかいう政策も目的は時にあるのかよくわかりません。
政治家が選挙のために税金をバラ撒くツールとなってしまいそこには「産業」とか「経営」と言うものが見えてきません。


日本の高度成長はものづくりが牽引しました。
今や「世界の工場」は日本ではありません。
つまり「ものづくり」の火が消えそうです。

こういう状況では川下のサービス産業を中心としたビジネスが成長するはずはありません


今必要なのは経済政策ではありません。
今必要なのは産業政策です。

稼ぐビジネス
安定雇用のビジネス
を作っていくことを考えなければいけません。


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騒音と排ガスの「郵便配達の赤バイク」~待遇改善はどこに [どう受け止めたらいいのか]

仕事を辞めると仕事をしていた時には気づかなかったことが気になるようになるものです。

例えば「郵便配達の赤バイク」。
今の日本で、「騒音」「排ガス」のひどいのは誰?と問われたらいの一番に「郵便配達の赤バイク」と答えます。

コロナのせいもあり自宅にいることが多い昨今。
朝早くから夕方まで「郵便配達の赤バイク」は走り回っています。
「郵便事業」を支える彼らには頭が下がります。

しかし、あの「赤バイク」の
●騒音
●排ガスのニオイ
には辟易です。

日本郵便はおそらく郵便事業のすそ野にはあまり気を配っていないのでは?

「郵便局が民営化される」という話があった時気になったのは「郵便事業はどうなる」ということ。
宅配便でも一部の文書が配達されるようになりましたが「郵便配達の赤バイク」にはかないません。

かつて郵便屋さんに「もう少し配達頻度を減らせばいいのに」と申し上げたら、「書留や速達があるので辞められない」と。


いつまでこんな配達状況が続くのでしょう?
定年退職後の再就職先、あるいはいろいろな働き方を希望する方に開放することも出来そうです。
その時はもう少し狭いエリアを電動アシスト自転車で行き来するということも考えられます。

「信書の秘密」というか「郵便物を確実に届けるため」という弁解があるとしたら、
●宅配便はいろいろな業者が配達していること
●エンジンキーを付けたままバイクを離れる郵便配達さんの多いこと(盗まれるかも)
を考えればその弁解が正しいとも思われません。


おそらく日本郵便は現場に目をやっていないのでしょう。
少子高齢化の日本おそらく「人手不足」は郵便配達にも押し寄せるでしょう。

あんな「排ガス臭く」「騒音もうるさい」赤バイクのままでいいわけがありません




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本業はコストがかかる [裏づけのない経営学]


利益の出ている企業でも利益部門・赤字部門の別があります。

気になるのは「本業」が儲かっているかどうか?


かつて担当したある問屋さんのこと。

銀行出身の財務部長曰く「うちはこんなに儲かっている」と。
しかし決算書を見る限り「本業」は大赤字で何年か赤字が続いたままです。
黒字部門(稼ぎ頭)は「家賃収入」と「投資収入」だったのです。

「本業を何とかしないといけないのでは」と提案したにもかかわらず、他の銀行が平身低頭で「お金借りてください」とくるものですから「聞く耳持たず」の状態でした。

そうこうするうちに「バブル」もはじけ「投資部門は大赤字」となってしまいました。
その投資も銀行借り入れに頼っていたものですから、結局「本社ビルの売却」そして「破産」ということに。


「本業」はコストがかかるものです。
設備投資
人材の投入
が収益にかかわらず行われています。


将来性に賭けるだけの資金力はあるのか?
本業のコストカットはどこまでできるのか?
ということが決め手になってしまいます。


こういうことは経営者の方だけでなく従業員の方でもわかるものです。

こういう企業に遭遇した時に私が申し上げたのは、
別会社でやりなさい~収支が明確になります
損失予算を組み立てること~赤字の垂れ流しをやめ見切りをつけるルールを作ること
です。


地方創生などの補助金で運営されている組織の決算書を見ていると、「補助金が売上欄に計上」されていたりする組織もあります。
これでは素人の方にはなかなかわかりにくいものです。
「われわれは儲かっている」と勘違いなさっている場合もよくあるものです。








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檀家を持たない「地方古刹」の生き残りのこと [裏づけのない経営学]


このお寺を訪ねた時に気になったことがありました。

境内の整備が遅れており荒れている

境内のテントでご住職が土産物を売っている

宝物殿の中が雑然

国宝があるにも関わらず輝いていない

ということ。
明らかに参拝客が少なく、資金難の様子が見て取れます。


ご住職のお話によると

地元の温泉街の客が減っている
・それなりに有名な温泉街
・コロナ前のインバウンド需要の高い時期にもかかわらず観光客が増えない
・温泉街の客が減る=このお寺の客が減るということのサジェスチョンのようです

ここは「国の補助金」で改装したものですとの自慢
・「宗教に国の補助金」という違和感をお感じになっていないようです
・「自助努力」「自己資金」という訴え方がありません
・「補助金」自慢をした傍から興味がなくなりました

うちは檀家を持っていないと資金難の事情のご説明
・「檀家がない」というのは今に始まったことではない
・宗教活動に魅力があれば「寄進」という資金集めもできるはずです


少し距離を置いて見渡すと

温泉街と古刹との「持ちつ持たれつ」関係が希薄

街全体に「目玉」が磨かれていない

リピートしたくなるような魅力や興奮がない

ということ。


将来に向かってのやり方はそれなりにあると思います。
しかし「温泉街」もこの「古刹」も「行政頼み」と「情報発信バカ」に陥っているようです。

そんなところに魅力があるのでしょうか?

日本の多くの著名な観光地は「行政が後からついてくる」というのが実情です。

この地域もマスコミの取材はあるようです。
しかしマスコミは「ここはダメですよ」などとは言ってくれません。

地元が作った修飾語ばかりの観光地など飽きられてしまうに決まっています。


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「10年後、20年後を考えない過疎地」に未来はない [無駄の効用かやっぱり無駄か]


コロナの感染が拡大する前には地方の過疎地でフィールドワークをしました。
研究員ではないので住民の皆さんのお話を聞くというレベルですが。。。

興味深かったのは「10年後、20年後のことまで考えていらっしゃる方」とそうでない方の生きざまが明らかに違うということ。


10年後、20年後のことまで考えていらっしゃる方の心配事は、
「先祖伝来の田畑や山林や墓地をどうするか」
ということ。

自由に動けなくなると
田畑は耕作放棄地に
間伐されない山林は密林化
墓参りもされない墓地に
自宅は不在・留守宅に
という状態になるということ。

ただ、話をしていて伝わってくるのは「自分の代ですべて終わる」「子供には引き継がない」ということ。

なぜかと言うと、お子さんたちは「東京」圏「大阪」圏「名古屋」圏の有名大学で学び、海外駐在をしたり、東京近郊、大阪近郊、名古屋近郊で自宅を持ち相応の暮らしをしているということ。

「あの子たちに戻って来いよ」とはとても言えない田畑も山林も負担になるだけ
お子さんたちの配偶者も都会育ちの方が多いようです。

つまり「割り切っていらっしゃる」ということ。


そんなこんなで先日この土地の方からお電話をいただきました。
・20年近くにわたり同じ町長及びその子飼いの人が継承している
・町の行政は補助金まみれでやりたい放題で不透明
・先ごろ町会議員の選挙が行われ少し議員の顔触れが変わったので情報公開などに期待が持てる
・自分の支持した議員はやってくれそうだ
と何となく評論家のような嬉々としたお話でした。

そこで私より、
10年後、20年後のこの町の姿はどうなっているのですか?
水道管理などのインフラ管理、膨れ上がった役場職員の処遇、人口減の中の小学校や中学校の維持はどうするのか?
団塊の世代(1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)生まれ)が後期高齢者になっていく現実にどう対処するのか?
という質問を返しましたが、明確な回答もなし。


つまり、
今の足元の「生活の困りごと」に目を向けていない
将来の「生活の困りごと」対策の種を撒いていない
ということが見て取れます。
例えば自家用車による移動を前提とした暮らし方とか。


人口ピラミッドを見る限りでは日本全国的に人口は自然減による人口減少が避けられないでしょう。
少なくなる人口を見据えた対策をどうして取ろうとしないのか?
と思わず思ってしまいます。

かくしてクレバーな方たちは「子どもたちの自由にさせる」と開き直っていらっしゃいます
この地でこれからも暮らす覚悟の皆さんは「足元の困りごと」を改善し10年後20年後に向き合っていかないと「タラレバ」ばかりが増えていきそうな気がします


地方の過疎地は補助金や移住者を呼び込むだけでは立ち直りません。
10年後、20年後の暮らしはどうなっていくのか」を考えた施策を講じなければいけない時期なのです。
早すぎることはありません。遅いぐらいです。


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「幸運は天から降ってくる」わけではない [裏づけのない経営学]

先日、地方の企業経営者(会長)からこんな電話をいただきました。


・お金が余っている
・銀行が金を借りてくれと言ってくる
・前の知事から有利な投資話をいただいた
・日銀総裁や東大の元学長もかかわっているようだ

と言うもの。
こういう有名ネームに弱い経営者の方ですが、こういう話があると必ず私に相談されます。


私の回答

・そういう有名ネームオンパレードの投資話には絶対に乗らないこと
・投資しても後始末をするのは息子の社長さん
・そんなにいい話ならだれもが乗っかるはず
・日銀総裁がそんな話に関わるはずがない
お宅が儲かったのは地道にご商売をされたから



まだまだこういう話があるようです。
そして昔の肩書でお金に巣食う人たちもいらっしゃるようです。


そして「幸運は簡単に点から舞い降りてくる」かのように錯覚をしてしまう時もあるようです。






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「岸田ピストル」の威力 [少し政治的な話を。。。。]


昨日の「菅首相が次の総裁選挙にでない」発言には驚きました。

何があったのかはご本人のみぞ知るということでしょうが、岸田さんが総裁選への出馬を表明し、矢継ぎ早に政策発表をしたこととかなりの関係がありそうです。

岸田さんの人となりは詳しくはよくわかりませんが、前回の総裁選挙の時のイメージは「線が細い」という印象がありました。


ところがどうでしょう。
歯切れのいいしゃべりっぷりには驚きました。
詳細は歩きながら調整・修正していけばいいのですからこの「歯切れ良いトーク」はなかなかのもので好印象に繋がります。


彼の論調の中に「党役員の3期以上の重任」を認めないと言うものがありました。
これも菅首相の狼狽の一つだったのでしょう。
菅首相は「二階幹事長を外す」という行動に出ることに。

そして昨日は菅首相自らが「次の総裁選挙にでない」(=事実上の退陣)となったわけです。

線が細いという印象だった岸田さんのピストルのようなトークが自民党の総裁及び幹事長と言うツートップを射止めてしまいました。


自民党内部からもマスコミからも出来なかったことをやってしまったのです。
どんな弾だったのだろう?
どんな防護壁だったのだろう?
と思うとなんだか不思議な気持ちになってきます。


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「日本医師会」「東京都医師会」は何をしている [新型コロナ]


昨夜は録画していたサンデーモーニング(TBS)の8月22日の放送を見ました。


冒頭からコロナ対応をやっている病院の大変さを訴えています。
特に「人手が足りない」と。

1人の看護師が見る患者数は
・コロナ以外では10人
・コロナでは2~3人
だと。
病院側は、これぐらいの担当患者数でやっていかないと職員が倒れてしまい病院そのものが機能不全に陥ってしまうと訴えています。


つまりベッド数を増やしても、医療従事者(医師、看護師等)が増えないとワークしないということを意味しています。


この日は東京都医師会の尾﨑会長がゲストコメンテーターとしてご出演です。
彼が言うのは「臨時の医療施設」(いわゆる野戦病院)の設置を求めています。


差し込みの日本医師会の中川会長も「臨時の医療施設」(いわゆる野戦病院)の確保を求めていらっしゃいました。


片や、体育館を利用した「臨時の医療施設」を準備したと言われる福井県の例も紹介していました。
・ベッド数 100床
・福井県の医師会が中心となって作り込んだ
と言うものです。


何か不思議なことはありませんか?
日本医師会の中川会長と東京都医師会の尾﨑会長の発言は素人コメンテーターのレベルです。
医療現場のことがわかっていないようです。


どうして「医者も看護師も我々が用意する」と言わないのでしょうか?


ここが前に進まないと臨時の医療施設はワークしません。


例えば政府分科会の尾身会長が理事長を務める病院グループでは(補助金をもらって)「増床したコロナ病棟」のうち50床程度は使われていないようです。


自民党の政治部隊である日本医師会や東京都医師会は本来やるべきことがあるのではないか?
1コメンテーターとして番組に出ている尾﨑会長に言いたいのは、「あなたは評論家ではなく当事者なのですよ」ということ

番組を作っている人たちも「東京都を批判する」という目的ありき・世論操作が見えすぎです。
これではコロナ対策はうまく行くはずがない。




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「菅首相」を批判しないマスコミ [少し政治的な話を。。。。]

最近はニュースもどきのニュースワイドショーが増えました。
かつては「芸能ニュース」や「三面記事」がメインであることが多いような気がしますが。

始末の悪いのは、

昼間の時間帯はどちらかと言うと「暇な人が見ている」
※9時~5時で働いている人は見ていない

全国ネットであるにもかかわらず小池都知事批判ばかりしていたら全国的なミスリードが始まる

「コロナ対策をやっている」という菅首相の姿を批判するものはない
具体的に何をやっているのかさっぱりわからない

今、マスコミが批判しなければいけないのは「菅首相」ではないのか?

今のマスコミのスタンスでは太平洋戦争当時とまるで違わないではないか。
失敗やおかしな政策を批判することもなく垂れ流していたら「マスコミが戦争に誘導していった」ことと何が違うのでしょう。


マスコミはどういうスタンスなのだろう?


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歴史に残る「最低の総理大臣」 [少し政治的な話を。。。。]

菅首相が
自民党役員の刷新
内閣改造
衆議院解散と総選挙
を続けざまにやるようです。

こういう理不尽な政治をやると必ず歴史に禍根を残してしまいます。


菅首相は「何のため」「誰のため」の総理大臣なのでしょう
●コロナ対策も漫然でなく
●アフガン対応も後手に回り
●たいした政策も行わず
●国会も開かず


これでは「政治家」ではなく案の定「政治屋」です。
国民にはどうすることもできません


・小選挙区のせいで一定数の自民党議員は当選するでしょう。
・自民党総裁選挙に一票を投じることもできません。

できることと言えば「比例区」には絶対に自民党・公明党・維新に投票しないこと


もし菅義偉がまだ首相を続けるようなら「国民はバカにされている」としか言いようがありません。
なってはいけない人が総理大臣になってしまったことは日本国民の最大の不幸です。

私は特に支持政党があるわけではありませんが、さすがに暴挙と言うしかないでしょう。
「追い込まれている」という自覚がおありのような菅首相

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