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「日本の自衛・軍拡」をセットで語るな [少し政治的な話を。。。。]

ロシアの「ウクライナ侵攻」に合わせて「日本の防衛力強化」を結び付けて話す人がいます


うーん
どう受け止めたらいいのでしょう。

私は戦争の悲惨さや無意味さを親の世代から教わり、原爆投下の日や終戦記念日を子ども心に真摯に受け止めてきたものです。


ロシア、北朝鮮、中国など日本人の平和感とは趣を異にする国々と国境を接している日本です。
そういう意味では自衛力の強化も必要かもしれませんが、それは隣国の警戒心を高め、よもやの時は被害をさらに大きくする可能性を秘めています。


・人的被害
・物的被害
に加え、
・経済が立ちいかなくなる大きな可能性もあります。

だからと言ってこの機会に軍拡をしていいというものではありません。


日本は古くから資源のない国です。
今まさに燃料高に困惑と不安が襲っています
また国際分業体制なのかどうかはよくわかりませんが、日本独自で工業製品を作ることができない国になってしまっているようです。


主権や人権や平和の侵害は許せませんが、日本が進んで敵を呼び込むような行動は考えものです。
「軍事力が弱いからロシアが攻め込んだのだ」という印象操作をしながら、日本の軍備の在り方はこれでいいのかと煽るような意見も出てきています。
「核兵器を持つことを異論すべき」という大胆な意見まで出てきています。

それは危険極まりない発想です。


おそらく「対ロ経済制裁」に日本が参加した以上は北方領土周辺での「漁船拿捕」の事案も増えてくるでしょう。
そういうことがきっかけで戦闘にもなりかねません。
尖閣然りです。


日本の微妙な地政学リスクは今まで以上に高まってしまいました
例えば「台湾有事」の時にはどう対応するのでしょう。

こういう不安があったとしても、ここは慎重に受け止めなければいけません。



「国際政治秩序の枠組みの岐路」だという今回のウクライナ情勢です。
日本有事の時にヨーロッパ諸国が支援してくれるのでしょうか?
アメリカが参戦したとしても戦場は日本そのものになってしまいます。

慎重に、慎重にこそ日本が歩むべき道ではないでしょうか。
突き進むような議論は避けなければいけません

多くの日本人は「わが子を戦場にやらない」「平和で暮らしたい」と思っているはずです。
少なくとも私はそうです。




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日本の「マスコミに騙されるな」 [みんなうすうす気づいている]

日本のマスコミは正しく報道しているのか?


最近はそんなふうに思うことが増えてきました。

例えば、

1.安倍・菅の9年間の検証放置

なぜかやろうとしません
就任して4か月ほどの岸田首相への批判ですり替えをしているような気がしてきます。

モリ・カケ・サクラそして昭恵さんについては深堀もせず立ち消えです。
犯罪かどうかよりも胡散臭いことこの上なしです。
もう少し実態・実情を検証することも必要です。

菅首相時代に発覚した総務省問題はどうなったのでしょう?
「政治主導」の名のもとに起きていた腐敗の構造そのものです。
「倫理規程」「コンプライアンス」と言ったテーマに照らせばおかしなことがいっぱいのはずです。
なぜか立ち消えです。

アベノミクスがうまく行っていない(そもそも成算がなかった)ことを検証しない。
コロナで生まれた「生活困窮」という言葉。
コロナが原因ではないはずです。
安倍・菅の9年間で国民生活が蝕んできただけのはずです。

コロナ対策の不出来

なぜか岸田首相の非を問う伝え方・報じ方ばかりです。
菅首相の対応の遅れが後を引いているだけです。

「ワクチン接種の遅れ」を指摘する方もありますが、
・そもそものワクチン接種フレームは菅内閣時代に決まっていたこと
・ワクチンをスーパーで買ってくるかのごとく論じるのも不思議です
・河野前大臣をして「ワクチンが余っている」的な発言も不思議です
~そもそもワクチンはあったのでしょうか?
医療従事者に打つ程度しか残っていなかったはずです
・「職場接種」参加組織が減ったのもそもそもうまく行っていなかった証拠です
~「職場接種」の方の接種記録がスムーズにジョイントできているのかも不明です
・菅内閣の田村厚労相、西村コロナ担当相の発言が安定感を欠いていた記憶も鮮明に残っています
・河野前大臣に至っては就任当初からワクチン在庫をご存じなかったはずです
~総裁選挙で多忙だった昨年10月頃のワクチン対策に腰が入っていたとも思えません


2.日本の産業基盤の弱体化

コロナが蔓延して顕在化した数々のことは具体的に列挙する必要もないと思います。


3.地方創生という無策

地方に行けばわかります。
いったいなんだったのでしょうか?


4.地方の疲弊の深刻化

地方をちやほやしてきた主役はマスコミです。
しかし映像の特性を利用しただけで本質を語っていません。


5.ウクライナ情勢についての中途半端な報道

おそらく情報がないのでしょう。
ウクライナ情報通、ロシア情報通を集めて彼らの主観的評価を垂れ流しているだけです。


6.タレントコメンテーターの乱用による不確かなコメント合戦

「テレビで放映されることは権威がある」と思っている視聴者を洗脳しているだけです。
こんな風に情報操作を行われてしまうと世論がおかしな方向に引っ張られてしまいます。


7.スタンドプレーヤー的行政トップの持ち上げ評価

現実にはテレビ出たがり知事などの行政トップを作っただけです。
こういう行政トップの地方では疲弊に拍車がかかっています。


列挙すればキリがありませんが、共通して言えるのは、

①おそらく「一般人の思考力の高まり」に「マスコミというプライドの高さ」が対応できなくなっているのでしょう。
SNSで誰でも気軽に意見を述べることができるようになり、また気の利いた分析的な論調も増えてきました。
この危機感はマスコミが一番よく知っているのでしょう。
現場知らずで、現場の取材もせず、読書だけで、コメントしているようなコメンテーターも増えました。
一言で言えば「勉強していない」ということ。

②結果、誰かを否定することで(犯人にすることで)その存在感を維持しようとしているにすぎません。
これって「いじめの構造」そのものではないでしょうか。


かくして今のマスコミは世論のリーダーとしてのオピニオンを持たなくなってしまっているのです。


コロナそしてウクライナへのロシア侵攻は、日本のマスコミを嘲笑うかのようにマスコミのひ弱さをクローズアップさせたのです。
「不偏不党」とか「中立性」「公平性」という仮面を被っただけで深堀をしようとしません。

明日の日本はどこに行くのでしょう。
マスコミに騙されてはいけません。


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「香典」の相場 [どう受け止めたらいいのか]


昨日は従妹の訃報が飛び込んできました。

年を取るにつれこういうことが増えてきます。
ここ数年で3人目です。

・一人は年上
・一人は同い年
・一人は年下
3人とも十分若くどちらかと言えば早世の部類でしょう。


ここで気になるのは「香典」のこと
友人・知人の葬儀なら行かなければいい話でも親戚となるとそうもいきません。

親戚の香典は「家」単位ですることもあり、喪主がそこまで考えてくれないと「香典をどうするか」の悩みが起きてしまいます
「〇〇の時にはいくらもらった」ということが基準になったりもします。
そんなこともあり「香典」は子や孫の負担を作ってしまうことにもなるからです。
縁が薄くなれば親戚づきあいを見直すことも必要になってきますが「香典」のやり取りがある限りはその割キリにも抵抗が生まれてしまいます。
時には生活ぶり如何で大きな負担を残すことにもなってしまいます。


私自身の時は
●葬儀は家族だけ
●香典はもらうな
と妻と子供には伝えています。
「コロナだから」ではなく「コロナ前から」そう伝えています。

仕事柄、かなりの葬儀に参列しました。
ご商売をなさっている方の場合は「後継者のお披露目」という役目もあるのが葬儀ですが、名もなき私人の場合は盛大な葬儀をすることの重要性もさほど感じません
加えてコロナです。
あるいは「長寿化」で叔父叔母たちはもはや葬儀に参列するのも無理なぐらいな健康状態です
若い世代には子育て資金に回したいという本音もあります。
※10万円の給付金が尊ばれる時代ですから


身内だと「葬儀」の後の「初七日」あるいは「一周忌」などの弔い事もあります。
要は存命のうちに「葬儀のやり方」「香典のもらい方」を家族で了解事項にしておくことも必要です
身内とはいえ、人様に「ああせい、こうせい」というのは差し出がましい所もあります。
特に不幸事にはなおさら口出しはやりにくいこともあります。
喪主さんが「香典は受け取らない」と言ってくれたらどんなに楽かと思うこともよくあります。

従妹のご主人にお悔やみの電話を入れたらその手の話もありません。

地方在住なこともあり急な葬儀には駆けつけられないこともあります。
今回も、やむなく参列する別の従弟・従妹に香典の金額も供花も「任せるから」とお願いするだけです。
「香典返しは不要」「お金は後で振り込むから」というのも付け加えておきました。
(私の身内だけなのかもしれませんが)香典の金額を揃えるということもやっています。

私は参列できない葬儀の時にはお菓子などを「お供え」という形で追加で送っておくことにします。

故人の甥っ子から相談もありました。
「香典をどうしようか」と。
「自分は参列するけど姉は参列できない」
「親戚づきあいも薄めたい」
という事情も。

「あなたの両親の時にもらった香典と同額を返すこと」
「お姉さんは嫁に行ったのだから気持ちでいい」
「お姉さんの香典の額が気になるのなら、お姉さんがお菓子などのお供えを送ることも考えたらどうか」
「いつの日か余裕があるときに焼香にでも寄ったらどうか」
と答えておきました。


正解がないのが親戚づきあいです。
故人は「生きている人の生活に負担をかけたくない」と思っているはずだと考えることにしています。


最近は「自分の戒名は自分で作ろうかな」と考えている日々です


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NHK BS1 の「ワールドニュース」を見るしかない [無駄の効用かやっぱり無駄か]


よもやの「ロシアによるウクライナ侵攻」。

日本のマスコミをどこまで信じていいのか?
ウクライナ情勢だけではなく、各国のコロナ対応についても日本のマスコミの信頼度はいかほどなのか?

最近はNHKのBS1で「ワールドニュース」を見ています。
この番組は、世界各国のニュースメディアの報道ぶりを同時通訳で流しています。

・アメリカ:ABC
・フランス:F2
・イギリス:BBC
・ドイツ:ZDF
・スペイン:TVE
・ロシア:ロシアTV
・オーストラリア:ABC
・中国:CCTV
・上海:東方衛視
・香港:TVB
・韓国:KBS
・シンガポール:CNA
・タイ:MCOT
・ベトナム:VTV
・カタール:アルジャジーラ
・インド:NDTV
などのニュースそのものです。

日本のマスコミ(特にコメンテーター)が「〇〇国では」としたり顔で話すことに笑いたくなるようなことも多々あります。

・コロナ対策
・ワクチン接種
などにも笑いたくなるようなことを平気で話す日本のマスコミです。

ウクライナに近い各国のマスコミが「どういうスタンスで何を話すのか」ということには興味津々です。


ウクライナ情勢をミスリードすると
中国の台湾侵攻
北朝鮮の暴発
等々とスキを突かれてしまいます。

日本は何もできないのですから。


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「経済安保」と「エネルギー政策」と「新しい資本主義」 [少し政治的な話を。。。。]


ロシアとウクライナの軍事衝突が起ころうとしています。
平和とはいえ「開戦前夜」の様相も伝わってきます。

こういう事態になって実感するのは、

「ロシア」あるいは「中国」という国は腕力による政治行動があるということ
・ロシアはウクライナ等「旧ソ連」から独立した国々への介入
・中国は「台湾」あるいは「尖閣」への侵攻
と言った武力行使の不安があります。

「ロシア」あるいは「中国」からの輸入産品は入手が困難か極端な値上がりが起きてしまうということ

両国ともに日本の輸入依存が高い国です。
特に、
食料
エネルギー原料
工業産品
等が主要な輸入品になっているということです。


今まで何をやっていたのか?
「安倍・菅の9年」は政治主導と言いつつ日本という国を強くするための方策をちゃんとやっていないと思ってしまいます。


そこで今からでも必要なのは

1.エネルギー安保

「石油」「天然ガス」に変わるあるいは輸入を緩和するエネルギー政策が必要です。
そこで考えなければいけないのは、
①水力発電
②太陽光、風力などの補助的発電の強化
③水素エネルギーの民生利用
でしょう。


2.食糧安保

どこまで輸入しているのかまではよくわかりませんが、いわゆる「食料の自給率」を高めなければいけません。
そこで必要なのが「産業としての農業」の仕組みづくりです。


3.工業製品安保

ある時を境に日本の工場も中国や東南アジア諸国に移転してしまいました。
今では日本では作れないものまでできてしまいました。
「国産化」に今一度回帰しなければいけないものがたくさんあります。


これらは私が言うまでもないことでしょう。

しかし政治家やマスコミ(コメンテーター)の皆さんは呑気な雰囲気が伝わってきてしまいます。
「タラレバ」を責任論にすり変えてしまうのがマスコミの得意技ですが、そこからは何も生まれません。


今できること、今やらなければいけないことに目を向け注力することです。

岸田首相の提唱した「新しい資本主義」の答えがこういうところにあるのでしょう。




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「東京電力」から「東京ガス」へ [無駄の効用かやっぱり無駄か]


最近は「〇〇でんき」というのが増えました


最近まで
電気は東京電力
ガスは東京ガス
という従来のままにしていました。

理屈を言えば「エネルギー危機に備えてリスクも分散しておくのがいい」という考えでした。
まぁ、様子を見ながらということもありました。


しかし、
東京電力のサイトの使い勝手がよくない
ご近所さんに聞くと「東京ガスに一本化した」という人も多い
※「生活のメインはガス」という基準があるようです
ということで「うちも変えるか」と相成りました。


生活の基本インフラなので
①どこでもいい
②安いのがいい
という選択はしませんでした。


「安さ」を求めてもさほど違うようなこともなく許容範囲でしょう。
やはり「東京電力」とか「東京ガス」のようなエネルギー生産会社の方がいいのかなという思いはありました。

とりあえず電気とガスのサイトが一つとなったのでよしとしています。


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「新聞販売店」のボヤキ [どう受け止めたらいいのか]


「私らの意見など聞いてくれないのですよ。販売店の分際で何を言うのか」

先日のことでした。
新聞販売店の方がわが家にお見えになり「新聞を継続してくれ」とのお願いです。
てっきり期限なしで購読しているものだと思っていたら「1年契約です」と。

特に解約する理由も今のところないので継続契約をしたのですが、その際、

①「編集手帳」も「天声人語」もとにかく文章が下手。いったい何を言いたいのかよくわからず論旨も不明確
原監督が監督をしている限り巨人は応援しない。東京ドームにも行かない。
漫画がおもしろいから購読を続ける

と申し上げました。
そこで販売店さんから帰ってきたのは冒頭の言葉です。
新聞社は消費者の意見などさらさら聞く気もないようです。


本音で言えば新聞がなくても困ることはありません
例えば、
多くの記事はネットで見たもの
主張の意見には色がつきすぎで私には合わない
社説も軽い
テレビの番組欄もテレビに「番組表」があるので困らない
老眼も入ってきたので新聞の細かな活字は読みづらい
等々。

だからと言って他の新聞に変えるということもありません。
かつては複数紙取っていたものをやっと1紙にしたのです。

ご近所を見ても新聞を購読されていらっしゃるお宅はずいぶん少ないようです。
なぜわかるかというと、
①朝夕の配達されているお宅の数はわかる
②古新聞の回収に出されるお宅も少ない
ということからです。

おそらくバブルはじけて以降、
企業の購読部数が著しく減り、コロナのリモートワークあるいは複数人がつつくことのヘイトでまた一段と減ったことでしょう
ネットの発達により紙の新聞でなければいけない理由がない
等々、「新聞を取らなくてもいい理由」ばかりが浮かんできます。

訃報がわかる」ということで地方紙を取る事情も以前のこと、今では、
①個人情報及びそれに類する情報は載せづらい
②コロナで家族葬が増え、死亡欄に乗せる理由がない
と言った新しいスタイルも生まれています。


全国紙、地方紙ともどもいつまで「紙」の紙面が存続しているのだろうか?という時代になったようです。


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「嫌われ」そして「頼りにされる」のが銀行員 [銀行(員)と付き合う法]

「銀行に家を取られた」と何度言われたことでしょうか。。。。

銀行員が嫌われる瞬間の一コマです。
そんな時には言い訳もしないし、無言で対応するだけです。
こんなことを言うのは倒産した経営者の身内の方が多いものですから。
悪いのは「銀行ではなく、無茶(イージー)な経営ぶり」です。


多くのご商売と違い
・銀行の利益率は低い
・多くの預金者から預かったお金を選んだ人に融資をしている
1億円の貸出ロスは、1億円の損失
※多くのご商売は1億円の踏み倒しでも直接的な損失はコスト原価部分だけ
ということがあります。


さらには、
銀行は貸したら終わりではなく「貸出金を回収」して初めて1回戦が終わります。
貸出金が有意義に使われ、借りた人が成長する(将来利益体質になる)
末永くお取引をしたい
というのも銀行員の本音です。


世の中では「嫌われる」部分が多いのですが、頼りにされることも多いのが銀行員です。
税務署にも見せない書類をあなたには見せる
娘の婿に来ないか
等々が経営者の言葉から出てきたら「信頼の証」です。


銀行は元来「経営のパートナー」としての役割を果たしてきました。
それは税理士さんや弁護士さんにも似ています。
いい企業の特長は「銀行の使い方がうまい」ということです。


銀行員が厳しく見えてしまうのは「モノの流れ」を「お金の流れ」とリンクさせてみるからです。
しかも、
①過去どうであったのか?
②現在どうなのか?
③将来どうなるのか?
と多面的な評価をします。
マスコミでちやほやされる程度では真の実力はわかりません。

「貸借対照表」「損益計算書」などの静態分析も重要ですが、「資金繰表」による動態分析も行います。
「いい商品なのに」「おいしいのに」だけでは評価しません。
裏付けとなるお金の動きはどうなのか?」ということがポイントです。

余談ですが「一時的な預金」よりも「積立定期」「普通預金・当座預金の入り払い」を評価するというのはコンスタントなお金の流れが明確だからです。


最近の銀行は
投資銀行なのに中小企業向け金融機関の顔をしている
企業にアドバイスしない
サステナビリティと言いつつ一過的な思考
メインバンクの役割ができていない
ところも目立ちます。


金融手法もいろいろと変わってきましたので過去の郷愁に縋りつくのも適切ではないでしょうが、「経営のパートナー」として評価されない銀行はその役目を終えたと考える時期かもしれません。


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「スキー場の積雪状況」が新聞に載らなくなった [どう受け止めたらいいのか]


北京オリンピックも今日(22.2.20)までとなりました。

冬季オリンピックの花形と言えばかつてはスキーでした。
スキーと言えば「スキー場」。
かつては冬のこの時期の新聞には各地のスキー場の積雪状況が載っていました。

そんなことを考えながら配達される新聞を見ていると、この「スキー場の積雪状況」の欄が見当たりません。
「桜の開花」状況や「紅葉だより」は今でも載っているような気がしましたが、スキーはどうしたのでしょう?

●コロナでスキー客が減った
●スキー人口が減少しニュースバリューがなくなった
●スキーにとって代わったスケートボード(スケボー)には積雪状況は不要
ということがあるのかなぁと考えてしまいました。

オリンピックを見るにつけ「時代が変わった」ように感じられてしまいます。
もはや私のような世代は時代の主な登場人物ではなくなったのでしょう。


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「観光戦略」を見直そう [新型コロナ]

ある県の「観光戦術」がニュースになっていました。

北京オリンピックの開催にあわせて、〇〇県は、中国の若者向けのSNSにアカウントを開設するなど、中国向けの観光PRを強化しています。
アカウントを開設したのは、旅行やファッションなどの情報が充実しているとして、中国の若者に支持が高いSNSです。
というものです。


世界中がコロナに見舞われ、出入国もままならない中、今まで通りの観光戦術でいいのでしょうか?
そもそも観光戦略の見直しはなさらないのでしょうか?

コロナで「観光」がストップ同然の今こそ
コロナ以前の観光政策がうまく行ったのかどうかの検証と課題
新しい観光政策の立案
をやるべきではないでしょうか?

私はコロナ前に全国各地を旅しましたが、
かの国の団体旅行者頼みの地域は
他の人(特に日本人)が行きにくい
お金が落ちているかどうかよくわからない(経済効果は限定的)
そこにはリピートしたくない
というのが率直な感想です。

私の場合は、
①ほとんどが車
②よく行くところ以外は高速道路を使わない
③車中泊も辞さなかったので、ホテル・旅館は当日予約
という旅でした。

かの国の団体客が多い所はゆっくりと楽しめない」というのが最大の思い出であり感想です。


その他に主な感想を言うと

1.トイレの汚い所は不愉快

これは宿泊施設だけでなく、「道の駅」や「その他の観光施設」にも共通に言えることです


2.コンテンツが磨かれていないところは面白みがない

今は日本全国観光地化してきました。(ドラえもん状態です)
「名所・旧跡」「食」「宿泊」「佇まい」と言った観光コンテンツなどお構いなしのところも相応にあります。
のぼり旗が立っていれば観光地」ということでは興味がわくはずがありません。


3.知事(や市区町村長)の名前が思い浮かぶ地域は面白くない

こういうところは「自画自賛」そのものです。
SNSもご当地発信のものは物足りないものが多いようです。
そこにはスートリーも感動もないからです。
そういう行政サイドのニーズを受けたテレビなどのメディアの紹介番組も胡散臭さがつきまといます。
「あそこはたいしたところじゃないですよ」
「あれってそんなにおいしくないですよ」
などとマスメディアが言うはずがありません。


4.「歴史」「地理」「地学」「人の暮らし」の一つでも深堀できるものがないと飽きてくる

ブラタモリ」というNHKの番組がおもしろいのは、進行役のタモリさんの博学と当意即妙なトークがあるから面白いのです。
その切り口は「歴史」「地理」「地学」「人の暮らし」そのもです。


5.「有機的なつながり」が必要

今の海外旅行ツアーがどんな組み立てになっているのかよくわかりませんが、かつては「パリ~ローマ」とか「パリ~ロンドン」といった具合に(国をまたぐような)複数の観光地を訪ねるツアーが多かったように記憶しています。

つまり「〇〇県においでよ」だけでは興味が広がりません。
例えば東京旅行の方でも箱根(神奈川県)や日光(栃木県)などに足を延ばされる方が今でも多いはずです。
周辺地域と交通至便なルートで「つながる」ことも必要です。


6.「地方空港」を活性化しようという目的では経済効果も限定的

このニュースにはこんなことも付言されていました。
「コロナ禍のため運休となった☓☓と上海を結ぶ定期便を運航する中国の航空会社と連携して、上海市内の商業施設などに観光PRの電子広告を出すほか、この航空会社の機内誌に3月、〇〇県の観光情報を掲載することにしています。」
と。
これでは「観光」というのは名ばかりで「ローカル空港の活性化」に主眼があるように見えてしまいます。

札幌、成田、羽田、中部、関西、福岡などの国際空港を拠点に「鉄道」あるいは「バス」などの輸送手段でその地域にお客を呼び込んだ方が経済効果やリピーターの広がりがあるのではないでしょうか。


7.その土地を訪ねた「シーン」が思い浮かぶか

自画自賛型」観光地の広報(宣伝)には
「そこに行きたい」
「その土地を訪ねたシーンが浮かぶ」
という点への熱い思いがないことです。

「ここはいい所だから来い」と言っているようなものです。
それでは「そんな難しいことは考えない」という人しか来なくなってしまいます。


8.「五感」をくすぐるか

五感とは、「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」のことです。
知らず知らずのうちにこの五感のどれかにインパクトを覚えるものがあるはずです。
そういう観光地は何度行っても楽しいものです。
また、「他の人を誘いやすく」なります。
「インスタ映え」「ばえる」というものもこの五感のなせる業の一つです。

若い頃、慶応大学の井原哲夫教授(今は名誉教授)の話を何度か聞いたことがあります。
彼曰く「消費をけん引するのは五感」だと。
当時はよくわからなかったのですが、年齢とともにわかるようになってきました。



旅する方々がこんなことを考えているとも思いませんが、結局、その人にとって魅力ある観光地とはこういうことが切り口なっているのでしょう。


行政主導の観光政策が「イマイチ」なのは「何かやれば補助金がもらえる」という発想が見え隠れしてているからです。
だから成功しないのです。
だから続かないのです。

知事などの行政トップがやらなければいけないのは「気の利いた環境整備」です。
道路整備や交通網の整備などはその地域で暮らす方々の生活ぶりにも恩恵があるものです。
そこが抜け落ちた観光政策など「行政トップのスタンドプレー」あるいは「やっている感」しか伝わってきません。

かくして「種は撒くけど花が咲いたのを見たことがない」という行政トップが生まれてしまうのです。


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「売る車がない」と営業マン氏 [どう受け止めたらいいのか]

いつもの自動車ディーラーさんなら3月決算の数字合わせで「売らんかな」的なご商売の時期です。

ところが営業マン氏曰く「売る車がない」と。
先日新車発表した車も納車は11月ごろが目途だとか。

コロナが原因なのか?
半導体不足が原因なのか?
その複合作用なのか?
想定もしなかったような時代になってしまったようです。

・納車の頃にはお客さんの情熱が覚めている。
・自動車買取屋で今まで乗っていた車を売った人は「納車遅れによるタイミング狂い」のため「代車はないか」状態も生じているようです。


そんな話の中で私も一言。
①納車が遅いというのを知っているお客さんは多い
②新車ラッシュや運転支援系の充実で車を買い替えたいというお客さんも多い
③納車が遅かろうが早まろうが「注文」しないことには車は手に入らない
④納車が早くなるまで待っていてもいつかは「注文が必要」
⑤下取り査定が高いうちに契約しておいた方がいいという人もいるはず
⑥納車時期がバラつけば販売の平準化が進む(車検の集中もなくなる)
等々大変革の時期が来たのでは。
ここを逆手にとって予約販売(内金が必要)に精を出す時期なのではないか。
受注残を抱える仕事の仕方に変わる時なのではないか。
と。


コロナ禍は日本の仕事のやり方を大きく変えようとしています
いつまでもコロナのせいにしていると置いてけぼりを食うのかもしれません。



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「インバウンド」のいない日本が好き [無駄の効用かやっぱり無駄か]


コロナ禍の東京では相変わらず「電車は混み」「繁華街の人手は多い」「車も多い」というのが実情です。

しかしコロナ前とは何かが違います
インバウンドがいない」ということです。

私がよく行く明治神宮もすっかり訪問客が減りました。
コロナ前は「インバウンド客の方が多い」という印象さえありました。
絵馬を見ても日本語よりも中国語、アジア諸国の言語(たぶん)、英語の方が多いような気がしたものです。

今の東京の方が私は好きです。
なんだか上品さが戻ってきました
大声を発してよくしゃべるかの国の方々もめっきり減りました。
静寂な明治神宮の佇まいを台無しにしてしまいそうでしたから。


経済的にはインバウンドも必要なのでしょう。
ただし、
アベノミクスに基づくインバウンド政策が急すぎました
コロナは急激な日本の変化のスピード調整をしている側面もあります

儲からないご商売に退場を迫るいいチャンスです。
儲からないから賃金も増えないのです。

もしインバウンドで儲かっていたとしたのなら「非正規雇用」の皆さんの給料ももう少し高くなっていたでしょう。

コロナの間に
なぜ儲からないかを考えること
儲かるビジネスにシフトすること
儲かる経営に変わること
「起業、起業」と甘やかさないこと
が必要です。

「給付金バブル」ともいわれるようにそもそも儲かっていないご商売が給付金で潤うというのも変な話です。



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「安倍・菅の9年」を好評価してはいけない [少し政治的な話を。。。。]

コロナの感染のまん延状態が長く続きいろいろな点で「こんなはずではなかった」ということが起きているようです。

例えば、
飲食・観光及びそれらに伴うサービス関連業界の業績不振
輸入物価を中心とした物価上昇
エネルギー不安
サプライチェーンの問題
半導体不足
雇用不安・非正規労働者の雇用問題
等々

「コロナがなければ」なのか「コロナがあったから顕在化」したのか微妙なところです。
安倍・菅がセットで政権運営をしていた9年間の上げ底ぶりが顕在化したとも考えられます。

岸田内閣に代わってワクチン接種の遅れを指摘するマスコミの中には「菅首相は迅速だった」「河野ワクチン担当大臣にもどってきてほしい」などというコメンテーターも出る状況です。

「はて?」と首をかしげたくなることも多々あります。


1.ワクチン接種の遅れは菅内閣時代の「ワクチン接種・調達計画」に基づくもの

2021年12月24日に開催された厚労省主催の「新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保についてで準備された「自治体説明会」資料を見ると

●モデルナ:2022年第1四半期に1800万回分の追加供給を受ける(2021年12月24日)
●ファイザー:2022年1月から1年間で1億2000万回分のワクチンの供給(2021年10月7日)
という契約の状況が記載されています。
次のワクチン接種を6か月にするには「この調達計画が遅い」ことがどうも原因のようです。
[本]https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000872638.pdf

河野前ワクチン担当大臣は「残っているワクチンがある」等の発言をなさっていますが、
●各自治体に配られた後ということも考えられること
●医療従事者に優先摂取する程度であること
●そもそも河野前大臣はワクチン在庫に関与されていなかった節もあり、また、総裁選挙立候補準備で厚労省策定のワクチン接種計画にも参画されていないのではないか


2.「モリ・カケ・サクラ」と「総務省不祥事」を忘れてはいけない

法は道徳の最小限」という言葉があります。
「モリ・カケ・サクラ」と「総務省不祥事」の法的事件性がどうなったのかよくわかりませんが「政治道徳」「政治家道徳」として好ましいものではなかったはずです。

こういう人たちがやった政治・政策がどんなものだったのか推して知るべしです。


3.アベノミクスと地方創生は定着していない

おそらく見るべき効果がなかったのでしょう。
あるいはコロナではがされてしまうようなものだったのでしょう。

「地方創生」については「成功した」などという話を聞いたことも見たこともありません。
一時的な税金のバラマキだったのでしょう。

「観光」も「株価」も「そもそもミズモノ」なのにそれがすべてのように語られているのも不思議でなりません。


4.「政治主導」という名の「組織的な政策運営の放棄」

霞が関の高級官僚の皆さんのやる気を削いでしまいました
「官僚至上主義」に陥るのも危険ですが、官僚制度のもつ強さ(課題発見能力や将来を見据えた政策研究)を弱めてしまいました。

「政治主導」というと「意思決定が早い」ように聞こえますが、意思決定する方の尺度がずれていたらとんでもないことが起きてしまいます

「安倍・菅の9年」がこの時期だったのです。
※菅さんは安倍首相の下での官房長官でした。


5.「経済」と言いつつも「産業政策」も「総合計画」もないから見掛け倒しになっている

もはや戦後ではない」と言ったのは昭和31年(1956年)の経済白書でした。
今は昭和97年(2022年)ですから、あれから65年くらい経っています。

この頃は、敗戦処理も一段落し、太平洋戦争で復員した若者を中心に起業も行われあるいは産業の現場の労働力となって日本の高度成長に向かっていった時期です。

その主力が30歳前後の若者だったとしたら、今は95歳周辺の人たちです。
親子の年齢差が30年くらい」とすると二回りした時期がこの「安倍・菅の9年」にほぼ付合すると考えることもできます。

その時にすべきことは何だったのか?
そういう議論や政策がなさ過ぎました。


6.岸田首相は「(党役員の任期)1期1年、連続3期まで」を掲げ、しかも組閣では「コロナ担当大臣」をそっくり変えてしまいました


野党に政権を渡さないための自浄能力が働いたとみるべきでしょう。
「安倍・菅の9年」を許してしまった自民党内の空気感を変えるということが必要だったのでしょう。

コロナ担当大臣も
田村厚労大臣~厚労通と言われながらも答弁や会見での早口は意のままにできなかった証拠でしょう。
西村コロナ担当大臣~ぎこちない答弁や会見の姿が思い出されます。
河野ワクチン担当大臣~都議選が終わるまでワクチン在庫を伏せていたこともありました。
マスコミ担当としての存在感はあるものの実態はどこまで把握されたり知らされていたのか疑問です。
加藤官房長官~役割も責任のわからない人でしたが、時々コロナことを発言されていました。
「船頭多くして船山に登る」状態だったのかもしれません。
おそらく大臣が多い割にはコロナ対策を任されずかつ持論を主張できなかったのではないでしょうか



ゆめゆめ「安倍・菅の9年」を過大評価してはいけません
野党もシャドーキャビネットを作るほどの力もありません

奇しくもコロナが日本に期待される政治あるいは政治家の姿を顕在化しようとしているのかもしれません。


隣国である韓国では「4回目のワクチン接種」が始まったようです。
・スタートが早かったのか?
・ワクチン接種サイクルが短いのか?
事情はよく分かりませんが「ワクチンだけでコロナ禍が改善する」とも思えません




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高所得者の「租庸調」 [どう受け止めたらいいのか]


飛鳥時代から奈良時代にかけての税制度と言われる「租・庸・調」(そ・よう・ちょう)。

」:田んぼで収穫したお米を税として納めること
」:都で働くことで税を納めるか、代わりに布などを納めること
調」:布や特産物(絹・紙・漆、工芸品など)を税として納めること
ということのようです。
飛鳥時代から奈良時代にかけての税制度です。「租」は、田んぼで収穫したお米を税として納めることをいいます。「庸」は都で働くことで税を納めるか、代わりに布などを納めることをいいます。「調」は布や特産物(絹・紙・漆、工芸品など)を税として納めることをいいます。江戸時代になると「年貢(ねんぐ)」として、お米を納めていました。
(出典:京都府中丹広域振興局HP)

つまり税金は「国のために働く」ということになりそうです。
所得税率が10%なら一年12か月のうち1.2か月は国のために働いているということになります。
所得税率が50%なら一年12か月のうち6か月は国のために働いているということになります。


世の中では「消費税の減税」を声高に主張する方もいらっしゃるようですが、財政支出の見直しがない限りは他の税金が増税になる可能性もあります。

例えば、所得税
国税庁のホームページによると
所得税率.png
だそうです。

この所得税率をつつくとしたら、
それぞれの税率を上げる
所得税の刻みを増やす
ということになるのでしょうか?


かつて松下幸之助翁は「私は国のためにずいぶん働いている。自分のために働く方が少ない」とおっしゃっていたようです。
そういう観点から考えると「お気の毒」とも思えてしまいます。
また、こういう人こそ「高級消費をやってくれる」(贅沢をするとも言います)という現実もあります。

ただ、こういう高額所得者は企業の役員だったり事業者だったりしますのでいろいろな費用を経費で落としていらっしゃることも考えられます。

所得税の問題はそれなりになかなか難しいものがあります。



じゃぁ「固定資産税を上げよう」ということになると東京などの場合は「暮らせなくなる」人もできてしまいます。

じゃぁ「相続税を上げよう」ということになると「個人では資産が持てなく」なってしまいます。



最近はあまり話題になりませんが、「そもそも所得は捕捉(把握)されているのか?」ということです。

私はマイナンバーカードに「所得情報を載せるべき」と考えています。
いつも思うのは「所得がちゃんと把握されているのか?」ということ。


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「イヌ」「ネコ」のおもちゃ化 [どう受け止めたらいいのか]

暇なので最近は「イヌ」や「ネコ」の投稿動画などをよく見ています。

ネットも私の閲覧パターンを学習したようで、毎日イヌやネコの動画たくさん出てきます。


しかし、このところ少し飽きてきました
「かわいいなぁ」と思ってみてるうちはよかったのですが、同じような絵画面ばかりです。
そして「これは投稿者の方のおもちゃになっているだけなのでは」と思うようになってしまいました。


最近では食品スーパーでもドラッグストアでもホームセンターでも「イヌ」や「ネコ」を買っているお客様への商品が陳列棚に並んでいます。
有力商材なのでしょう。
ひと昔前なら考えられなかったことです。
・お食事
・トイレ用の砂
・オムツ
等々。


飼い主の皆さんには家族同然なのでしょう。
何が悪いの
と言われてしまいそうです。

今はもう「えさ」という言葉も死語になっているのかもしれません。


私も「飼いたいなぁ」と思う反面、「あそこまでお世話ができないなぁ」とあきらめの方が支配的です。
イヌやネコにやさしい人はきっと人間にも優しい人なのでしょう


先日のことでした。
ふらふらと少し蛇行気味の車が私のそばを抜けて行きました。
ほどなく止まり、運転している人を見たらお犬様を抱っこしたままの運転でした。
お隣には母親らしきご年配の方が乗っていらっしゃいましたが気にもならない様子です。



2月12日の読売新聞夕刊に連載中の漫画「オフィスケン太」では
小学生のハチ子が
・皿あらい10円
・おそうじ20円
・ケン太の散歩30円
とお手伝いに精を出す姿に
柴犬のケン太が
「かねのためにやっていたなんて!おいらとの散歩を仕事と考えていたなんて」
「友情だと思っていたのに」
とむくれる姿がおかしい。

きっと昨今のペット事情への痛烈な皮肉なのでしょう。




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「行政トップ」のスタンドプレー? [無駄の効用かやっぱり無駄か]


最近こんなニュースが流れたのをご存じでしょうか?
なんだかすごくカッコ良さそうな対策です。

①世田谷区で抗原検査キットの無料配布
東京 世田谷区は、希望する区民や、通勤や通学で区内に通う人を対象に、抗原検査キットを無料で配布する取り組みを始めました。
(2022年1月21日 NHK)

②世田谷区 感染急拡大で臨時PCR検査車両を設置
東京・世田谷区は新たに特別な車両を活用した臨時の検査会場を設置することになりました。
(2月4日 NHK)



しかし、
不足が伝えられている「抗原検査キット」を無制約で不特定多数に配ることにどれほどの意味があるのでしょうか?
無料でくれるというのなら「もらいたい」という人もいるでしょう。「とりあえずもらっておこう」という人もいるでしょう。
こういうバラマキになじむものだったのでしょうか?

設置する臨時会場となるのは「上用賀公園」の拡張予定地ということですが、
・その公園はどこにあるのでしょうか?
・その公園にはどうやって行くのでしょうか?

おそらく場所や意義のわかる人は世田谷区民でも多くはないでしょう?
知り合いの世田谷に住む医師と上場企業の社長にも聞いてみました。
二人とも「それ何?」「それどこ?」状態です。
私の知る限りでは「アクセスの悪い場所」です。
地方と違い「車で行けばいい」という理屈は東京23区ではあまり合理的な話ではありません。

「バスのような形をした車両5台を活用」するにしても人口915,640人(2022年2月1日)をカバーするには物足りない設定です。
5台がセットでなければ効率が悪いのなら別ですが、
①京王線、小田急線、東急線沿線のどこかの駅前に1台づつ置く方がカバー人口は増えそうです。
②病院あるいはクリニックの傍に置くことも考えられます
③ワクチン接種会場などの公共施設を活用することもできます

マスコミはカッコよく取り上げますが、住人目線で考えると「なんだこれ」状態です。
・選挙で区内をお回りになる人たちはいつも「運転手付きのお車ですからお気づきにならなかったのでしょうか?
・「集めた税金は使うことに意義がある」とでも考えられているのでしょうか?

私にはスタンドプレーにしか見えません
コロナ対策なら他にやることがあるはずです。

昨年喧伝された「誰でも いつでも 何度でも」検査できる「世田谷モデル」も「あれはどうなった?」状態です。
取り上げるマスコミもありません。


行政トップのスタンドプレーを厳しく評価する目が必要です。
たまたま世田谷区の例をあげましたが、ほかの自治体でもあるようです。

ある地方の方は「種を撒くけど花が咲いたのを見たことがない」とマスコミ露出の多い行政トップのことをこう評されました。



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「雪かき」に見る人間模様 [小さな親切、余計なお世話]

一昨日は東京にも雪が積もりました。
テレビのワイドショーを見ていたら、
●雪景色を見るために箱根にノーマルタイヤの車でやってきて事故を起こした人
●運休になった夜行バス乗り場で「メールが来なかった」「メールが来ていたらほかの対応を考えた」などという人
※メールのお二人はお仕事をなさっている方のようでしたが、「天気予報で雪が積もる」と言っていたのですから、「バス会社のサイトを見たり電話で確認なさらなかったのでしょうか?」
「リスク管理」が甘すぎますねぇ。


私はと言えば雪が積もると心がはやるタイプですので降り始めた昼間のうちから雪かきをすることに。
自宅の玄関先、自宅の前の道路、そしてご近所のお宅の前の道路等々。
車がよく通る大きな道路までの雪かきです。
今回は平日のこともあり私一人での雪かきです。
勝手ながら家人が帰宅するまでは何度もかきました。


そんな最中、こんなことを考えてしまいました。


1.雪かきをする人しない人

①どんな状況でも雪かきなどしない(通りかかっても挨拶すらしない)人
②高齢で雪かきが無理な人
③気がついたり時間に余裕があると雪かきに参加する人

などがいます。
歩いたり、車で通りかかる以上はもう少し関心をお持ちなったらいかがという方もいらっしゃいますが強制・強要することもできないので「まぁどうでもいいや」状態です。


2.「雪かき」の道具のある人ない人

東京も4年に一度くらいは10センチくらい雪が積もります。
そういうことを踏まえれば「雪かき」道具の一つくらいは常備品です。
そんなに高いものでもないのですから気が付いた時にお買いになればいかがですか?


3.積もった(あるいはかいて山にしている)雪を道路にばらまく人

これは道路法、道路交通法で禁じられています。
道路の真ん中に出しておけば「車が踏みつける」「日当たりがいいので早く溶ける」などとお考えなのでしょう。
危険です。想定していない「万が一」のこともあるのです。
雪道の運転、通勤靴で歩く人のことを思いやってください。


4.東西に延びる小道は雪が解けにくい

道路の南側(北向きの玄関)のお宅は雪が解けにくいです。
気温によってはいつまでも雪が凍ったまま残ってしまいます。

ですから比較的陽がよく当たる道路の北側にかき寄せるようにしていますし、他の方にもお願いしています。


5.なぜ「雪かき」をするのか?

・なんといっても「歩きにくい」ということと、滑って転んだらケガをしてしまうこともあります。
・車で踏みつけられると固まった雪が長く残ってしまいます。
・救急車や消防車などの緊急車両の通行道を確保しておかなければいけません。


6.「雪かき」のコツ

こまめに雪をかくことです。
たくさん積もってからでは、
・うんざりする
・作業が大変
・車が踏みつぶしてしまう
からです。
さらには自宅の前だけではなく「ご近所」の領域までかくことをお勧めいたします


ご近所から見れば「あのおっさんまたやっている」状態かもしれませんが、
運動になる
・年を取って雪かきもできない時が来たらご近所さんに助けてもらわなければいけない
・雪かきが楽しい
という私の哲学がそこにはあります。


除雪車・除雪機なんてものはありませんから。


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「〇〇大学」卒よりも「〇〇学部」卒 [みんなうすうす気づいている]


「私は〇〇大学を出ています」「彼は〇〇大学を出ているのですよ」
などとおっしゃる方がいます。

私から見れば「それがどうした」状態です。

例えば、医師、歯科医師、弁護士、公認会計士、税理士などの士業の方に「どちらの大学のご出身ですか?」と聞く人はいないと思います。
資格があれば出身大学は二の次です。


採用の時には確かに「出身大学」を確認しますが、それは「知的水準」や「理解力」のレベル感を見る程度でやはり「何学部なのか」(得意分野の確認)の方が優先です。

銀行では「広範囲の知識」が必要であったり「業務検定」的な試験も数多くありますから「理解力」が乏しいとやはりついて行くのが精一杯の人もあります。
あるいは「対外信用力」や「仕事チームでの協調性」なども求められます。
「預金集め」「外回り」の経験がなく昇格していくことは基本的にレアケースでした。
どんなに有名大学を出ていても「違和感のある方」「向かない人」はいらっしゃるものです。


また、多くの企業でも「大学名」など求めていたらキリがありません。
人物本位」です。


かつて多くの大企業の採用には「指定校」制度というのがありました。
企業側には「採用の対象とする大学」が相応に決めてあり、就職情報誌などにはそれぞれの大学名が載っていたものです。
知的レベルの推定
人脈があることの推定
などもあったのかもしれません。


しかし、今のように多様化するニーズに応えるためには「大学名」にこだわっていたら「せっかくの人材を取り逃がしてしまいます」

新卒採用のポイントは、
入社してからついて行けるか(育つか)
大学時代に習得しておいてほしい基礎知識があるかどうか
です。

私があるチームに加わった時、歓迎会での自己紹介では、だれもが「〇〇学部出身です」としか言わなかったことがありました。
すごいインパクトでした。

「私は〇〇大学出身です」と自慢そうにおっしゃった方の知識レベルが頼りなかっただけに思わず笑ってしまいました。



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「生協」の活用 [みんなうすうす気づいている]


「うちが廃業するとご近所の皆さんが買い物に困ってしまう」
とある過疎地で雑貨屋を営むご主人が話してくれました。

・夫婦二人での経営だが年を取ってしまった(体調も悪い様子)
・仕入れのため市場に行くのもいつまで続くかわからない
・二人の息子は後を継ぐ意向はない

・近隣の人も減り、またコンビニやディスカウントスーパーやドラッグストアに客が流れている
・客も高齢者や車のない人が多い

・儲かっていない
・在庫の負担も重い
・売れ残りの食料品はうちで食べている

等々のご様子です。
そこで私が提案したのは「生協に切り替えてもらうのも一つの方法ですよ」と。
ご主人もびっくり。

生協との交渉によっては
お店を取次場所にすることもできる
近隣でできた野菜を買い取ってもらうこともできそう
と言ったことも提案しておきました。


・パルシステム
・デリ
・生活クラブ
・東都
わが家周辺を走る生協の車です。

お隣に配達に来た「生協さん」に「コロナで利用者が増えたんじゃないですか?」と聞いたら、
「はい、会員が増えて忙しい」という言葉が返ってきました。


わが家も例にもれず生協を使っていますが(担当は妻なので詳細はよくわかりませんが)、
・野菜は美味しい気がする
・近所のスーパーも使っているので買い物は多いかも
・高齢者だけでなく「若い方」も使っている
ということが言えそうです。


高齢化社会コロナとの共存社会買い物難民社会を考えると「既存の仕組み」を見直しかつ有効に活用することも生活の知恵のような気がします。


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アベノミクスには「ものづくり」という言葉がない [みんなうすうす気づいている]

「アベノミクスはうまく行っていないんだよな」
と友人。
彼はテレビや経済誌などにも登場する人材なのでそれなりに重みのあるコメントです。
前広に言う人はいませんが、どうも「うまくいってない」と語る人は多いようです。



アベノミクスの「3つの矢」は(官邸のホームページによると)、

1.大胆な金融政策

金融緩和で流通するお金の量を増やし、デフレマインドを払拭


2.機動的な財政政策

約10兆円規模の経済対策予算によって、政府が自ら率先して需要を創出


3.民間投資を喚起する成長戦略

規制緩和等によって、民間企業や個人が真の実力を発揮できる社会へ

というのがスタートでした。



具体的にはいろいろなことがあったのでしょうが、

産業政策

儲ける

という言葉が浮かんできません。



「安倍・菅」内閣9年を見ても日本の経済力が高まったという感じがしてきません。

印象として残るのは、

インバウンドに代表される観光喚起

株式投資

地方創生というバラマキ

物価目標2%

くらいのものです。
その評価はおまかせするとしても、「地に着いたものやこと」が浮かんできません。

コロナの影響を除いて考えても
「豊かな日本になった」
と将来に向かって胸を張って話せる方がどのくらいいらっしゃるでしょうか。
結局、世界的なコロナのまん延で上げ底部分が剥げてしまいました。

雇用」「老後」「年金」「少子化」等々不安だらけです。



江戸時代にあったといわれる「士農工商」を産業・商売という切り口で見ると、

「農」~ 「食料」の生産

「工」~ 「ものづくり」

「商」~「サービス業」

だと置き換えてみると、序列はなかったといわれながらも「工・商・農」でも「工・農・商」でも「商・農・工」でも「商・工・農」でもなく「農・工・商」です。
おそらくプライオリティがあったのでしょう。


特に「農」と「工」は「世界を相手に競争しながら儲ける」というわかりやすいターゲットがあります。

そのためには、
商品のクオリティを高める
イノベーションとの闘い
仕組みづくりによる合理化
生業的経営構造からの脱却
が絶えずついて回っていたはずです。

日本が「アベノミクス」だなどと「内輪」で囃しているうちに「国際競争力」あるいは「収益」という点で劣後してしまったものも増えてしまいました。


かくして、「経済成長しない日本」「雇用不安が付きまとう日本」「老後の不安が隠せない日本」になってしまったのです。
テレビなどに出演されるコメント貴族の皆さんの言葉の中には「具体性」も「いい汗をかく」というイメージもありません。
「税金がどうの」「国債がどうの」「投資がどうの」と言われても「馬車の操作」の話ばかりで「誰が馬車を作るのか」「運搬手段は馬車でいいのか」という話が見えてきません。


ものづくりの火を消してはいけない

私が尊敬するものづくり企業の創業オーナーの言葉が頭から離れません。


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日本人の「貯蓄習慣」 [みんなうすうす気づいている]

「老後の蓄えにします」
これは100歳を越えてテレビなどによく出演されていた「金さん銀さん」に「ギャラの使い道」を聞いた時の回答です。

100歳を越えた方でも老後の備えを考えている」ということで当時は話題になったものです。
私はこの話を日銀の支店長から聞きましたので、日銀でも話題になっていたようです。


ところでなぜ日本人は貯蓄の重要性を意識している人が多いのでしょうか?
おそらく、

米をメインとした農耕民族であること

米栽培は4月に田植えをしたとしても収穫は9月ごろです。
つまり、この半年くらいの間は収入がありません
あるいは気候条件や災害の影響で予定した収量が確保できないこともあります。
そこで「備え」は絶えず必要だということです。
だから貯蓄です。

このことは山林業で木材を育てている方々も同様です。
米と違い「伐採まではには〇年」という単位での時間がかかり、またその間には植林や下草刈りや枝打ちや間伐も必要です。
ですから備えが必要になってきます。

漁師の皆さんが「宵越しの金は持たない」的な言動をなさるのは「お金が無くなればまた漁に出る」ということがあるからでしょう。
しかし「網元」さんは「お金持ち」だったのではないかと思います。
なぜかというと「船を買ったり」「網を買ったり」と設備投資が常時必要だからです。


四季(春夏秋冬)があること

日本は梅雨があり、夏は暑く、秋には台風が来て、冬は寒く雪が降る国です。
特に冬は仕事を休む日が多いことが想定されます。
つまり、季節要因で収入が途絶える時が来てしまう恐れがあります。
だから「冬眠する動物のように」蓄えが必要だったのです。
まさしく「リスクに向き合っていた」ということでしょう。


多くの日本人は資金の回転率の悪い農耕あるいは気候の影響を受けやすい仕事を生業としていたことが貯蓄の必要性を植え付けたのでしょう。
つまり「貯蓄」でリスクを緩和していたということでしょう。


今だってこの基本は変わっていません。
コロナの時代になって「貯蓄の有無」の実感をつくづく感じていらっしゃる方も多いと思います。
「貯蓄」を否定あるいは軽視することなかれ


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「内部留保」悪玉論という誤解 [裏づけのない経営学]

昨今は「内部留保」の高い企業は非難されるようです。
不思議です。

かつて日本の企業は「自己資本比率が低い」と言われ「内部留保」を厚くすることが推奨されました。
自己資本比率が低いと金利が上昇すると大変です。

内部留保が高い企業というのはおそらく給料も高いあるいは福利厚生が充実しているはずです。

内部留保に関係なく給料が上がるのは公務員様だけです。


そういう経営の議論がなさすぎます。

国税庁のデータによると、令和元年度(2019年度)は、

利益計上法人数は105万4,080社(前年度比+2万1,410社、同+2.1%)で9年連続増加

欠損法人数は169万1,357社(前年度比▲1,266社、同▲0.1%)で2年ぶりに減少

③全法人に占める欠損法人の割合は61.6%(前年度比▲0.5ポイント)で10年連続減少。

のようです。

(注)
利益計上法人」:所得金額(繰越欠損金控除等の税務上の調整を加えた後の金額)が正(利益)である法人。
欠損法人」:所得金額(繰越欠損金控除等の税務上の調整を加えた後の金額)が負(損失)又は0である法人。


欠損法人(法人所得税を払っていない企業)が61.6%もあるということが問題なのです。
「儲かっていない」か「損金処理が多い」企業で働くと給料は上がらない傾向があります
人件費をたくさん使っていて経費処理をしているのなら別ですが。。。。


内部留保が高い企業が非難される筋合いではありません



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「そばに来ないで」店員さん [新型コロナ]

車が好きなので自動車ディーラーにはよく行きます。
車で行くといろいろと鬱陶しいので知らないディーラーに行くときは自転車で行きます。

昨日行ったディーラーさんは売るのに一所懸命でよくしゃべります。
傍に来ないでよ
傍で大きな声で話さないで
という思いです。


・ある程度のことはネットで見ている
納期も超ロングでありバタバタしない

ということがわからない様子。
「試乗なさいませんか」
「ご自宅まで乗って行って今のお車を持ってきてください。査定します」
等々といろいろな言葉が出てきます。


・お名前は?
・お住まいは?
・カタログをお持ちなさいますか?

とも。
ご商売とは言え、自由に車を見せてくださいよ。
そうじゃないのなら予約制にでもしたらいかが。


こういう接客を続けていたら「コロナの感染は減らない」でしょう。
・私も嫌だし
・あなたも嫌でしょ

いつもは行かないディーラーさんだからどうでもいいけど。
コロナ時代の接客術」を考えた方がいい。
感染力の強いオミクロンならばこそというところもあるでしょうし、アクリル板があるところで向き合っているわけでもないのだから。
カタログもどうせ捨ててしまうしネットで見るからいらないですよ。


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「お誕生日メール」の罠 [みんなうすうす気づいている]


「クーポン」とか「割引」という言葉には胸が小躍りしてしまいます。

お誕生日だったりすると各社から「お誕生日メール」が届きます。
友人たちからのお祝いよりもはるかに多い数です。
個人情報をサイトに売っていますので律儀なことこの上なしです。
そしてそこには「割引」の案内や「クーポン」がついています。

先日の誕生日がそうでした。
比較的「お得」なものを使うことに。。。。

プリンターのメーカーの1000ポイントは魅力的です。
インクを買うことに(しかしわが家には相応に予備もありますがポイントには期限もあるため買ってしまいました)。

ある食品会社のものには「500円」のクーポンがついています。
友人の誕生日のお祝いに使うことに


よくよく考えればこういうクーポンがなければ買い物はしなかったかもしれない品々です。
そこには「ネットの罠」というか「お誕生日メールの罠」が潜んでいました。


「損して得取れ」のメールの罠にかかってしまい「得して損する」ことに
まぁ、これもネット付き合いの楽しみの一つかもしれません。



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「マイナポイント」獲得 [小金をためるコツ]


マイナンバーカード作成に協力的な私です。

早速、マイナポイントをいただきました
〇〇PAYに10,000円のチャージで2,500円分のポイント付与です。

カードを受け取ってからやったのは、(今できる)
マイナポイントの登録 (上限5,000円相当)
健康保険証としての利用申込み (上限 7,500円相当)
です。


ところがこの登録には困ったことが起きてしまいました。
・パソコンで手続きをしようと思ってもカードリーダーなど持っていません
スマホは「非対応」機種のようです
※古いスマホ、新しすぎるスマホは非対応のようです

少し嫌でしたが、セブンイレブンのATMに行くことにしました。
今のコンビニは空いていますのでゆっくりできました。

思っていたよりもはるかに簡単です。
①〇〇PAYを登録
②健康保険証利用申込み
は一連の動作でできました。
少し戸惑ったのは「〇〇PAY」を申し込んだら「前払い」と出てきたこと。
「なんのこっちゃ」状態でしたが、おそらく「チャージ」の意味と理解。

翌日、「〇〇PAY」から「申込み完了」の連絡メールが入ってきました。
一安心するとともに早速チャージをすることに。

かくして「マイナポイント」ゲットと相成りました。
チャージ当日にポイントが増えていたのでびっくりです。


ただ、〇〇PAYをお持ちでない方にはそこからがスタートです。
私の場合は初詣の時にお賽銭に困ったほどの「財布の中にはお金なし」のキャッシュレス生活です。


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「自慢癖」はどこかで躓く [素敵な企業、素敵な経営者]

最近の風潮として「自ら自慢する」人が増えたような気がします。
それは「政治家」の皆さんに顕著なようです。

・SNSで自慢なさる方
・イージーなテレビ番組などで自慢なさる方
が目立ちます。
自分はどんなにすごいのか」とか「内部の秘密を隠さない」でお話になったりとある意味「鼻につく」方がいらっしゃるようです。

こういう人の特徴の一つは「上から目線」ではないので気が付かない人もあるかもしれません。
嫌われがちな「上から目線」という言葉は「話し方」の問題であり「話の中身」を問うものではありませんが昨今の風潮はなぜか「上から目線」をお嫌いになる方が多いようです。


事業資金を借りたいという人、融資をしたくない人の決め手の一つに「自慢癖というのもあります。
銀行員から見れば「自慢癖の強い人」に対しては「そんなにうまくいくのですか?」という思いもあります。
後になって「あの時の自慢は何だったのだろう?」苦笑する人も多いものです。


逆に「控え目」あるいは「心配性」の方には、
そこまでリスクを考えているのか
そんなことないですよ
と銀行員の方から「ご自身の評価ほどご心配なさることもないんじゃないですか」と言ってみたくなることもあります。


「上から目線」であろうが「自信無げな話っぷり」であろうが銀行員はビジネスストーリーを検証します。
興味がわくかどうかは「自慢」とは関係ないところにあります


SNSやマスコミの報道の仕方には持ち上げ気味なのが昨今の風潮です。
しかし、ご自身で自慢されなくても「ほんとうに素晴らしいものならだれかが推奨する」ものです。
ただ、中には「歯の浮くようなお話が好きな方」もいらっしゃいますから、「誰が評価しているのか」ということもポイントです。

「成功が持続している企業」と「一発花火のような企業」の違いはこういうところにもあります。




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「マイナンバーカード」を作る [みんなうすうす気づいている]

マイナンバーカードを作りました。

根っこから反対の人もいらっしゃるのかもしれませんが、私の場合は「いつかは作ろう」と思っていましたので「その時が来た」ということです。

マイナポイントを20,000ポイント(20,000円相当)をくれるというのなら作らない手はありません。

「個人情報がどうのこうの」とおっしゃる方にはお勧めしませんが、
個人情報は民間業者にはいたるところに提供済みであること
お役所がその気になれば「個人情報」(含む預金情報)まで簡単に調べられること
行政の効率化に資すること
「所得情報も載せるべきだ」と思っていること
などもありますので、マイナンバーカードを作ることには何も抵抗がありませんでした。

特に「所得情報をマイナンバーに乗せるべき」と常日頃思っていますのでここは協力します。
「所得情報をマイナンバーに乗せるメリット」は
確定申告が楽になる
世の中の所得の把握(捕捉)が容易になり所得税の確実な徴税に近づく
ということです。

「所得情報」に反対する人は、
・複数個所から収入がある
・申告していない所得がある
可能性が高いのかもしれません。

マスコミによく登場するタレントさんやコメンテーターの皆さんは「講演料」「原稿料」「ご祝儀」等々が一般人のそれよりも多いかもしれません。
そういう人はマイナンバーカードに所得情報を載せられるのは嫌でしょうけど。


ところで「マイナンバーの作成申し込み」ですが、
①パソコンなどでネットで申し込む
書類をお役所に送る
の二つの方法があります。

面倒かなと思うのは、
写真が必要なこと
~ここはあきらめましょう
・どんなに工夫しても免許証レベルの写真です。それが本人の見た目なのですか。
・スマホでとってパソコンに取り込めば簡単です。
※シーズン感が出るのも嫌なのでTシャツ姿で撮影しました

「個人番号カード交付申請書」が必要です
~「マイナンバー通知カード」にセットになっています
ずいぶん前(たぶん1年以上前)にも「マイナンバーカード交付申請書」なるものが送られてきていました。
ここに書いてある「申請者ID」がネットでの申し込みにも必要です。


昨年の12月末にネット申請をし、「カードができた旨の案内」があったのが1月の20日頃でした。
受け取りは予約制ですので早速ネットで予約しましたが「今日の明日」というスケジュールは空いていませんでした。
一番早いものでも10日くらい先の予定でした。

一度はお役所に行き
・その場で受け取るか
・郵送してもらうか
の区別があるようです。
私はその場で受け取ることができる場所に予約しました。


さて、その受け取り場所ですが「お役所仕事」そのものでした。
私のように
・暗証番号も事前に準備済
・ボールペンも自前持参
・準備書類に不足がない
ものには少しスローペースかなと思ってしまいます

しかもほとんどをネットで対応していましたので「相応に詳しい」というおまけつきです。

笑ってしまったのは
「あることで書類を切り取らなければいけない」ことがありお役人様がはさみで切ってくれたのですが、そのハサミと言えば「トラベルセットの中から出してきたような小さなもの」でした。
案の定「ちゃんと切れません」でした。


帰宅して「マイナポイント」の登録をしようとしたら、
パソコンで行う場合は「カードリーダー」が必要だとか(当然持っていません)
スマホでやろうと思ったら「非対応」の旨の表示が出てきます(古いようです)

後日、コンビニのATMにて手続きを取ろうかと思っています。

どんなお役に立つのかはよくわかりませんが、いつかは作らなければいけないのなら暇なときに作っておくのが得策です。


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「キャッシュレス」生活 [みんなうすうす気づいている]

最近よく聞く「キャッシュレス」という言葉。

私の場合は誰に言われることもなく「キャッシュレス」シフトな生活を行っています。
ボケ防止ということもあり、自分なりに「家計簿」も毎日記入していますのでキャッシュレス比率もわかります。

例えば、この1月分であれば、
●現金    0.5%
●口座振替     32.5%
●ナナコ、PASMO 0.4%
●〇〇PAY  8.7%
●クレジットカード 57.9% (速報値)
でした。

・1月はお賽銭などの現金支出があった
・12月31日引き落としの口座振替が1月4日に行われた
・保険料のように口座引き落とししか選択できないものがある
・クレジットカード分にはいまだ請求未了のものがある
等の事情がありますが、私が1か月に使お金のうち「財布から出る現金は1%にも満たない」ということがわかります。

私の場合は
①クレレジットカードが使えるものはクレジットカード優先
例えば、光熱費、新聞代など
②日常的な小口払いは〇〇PAY
③〇〇PAYのチャージはクレジットカードから
④食料の大半は妻の財布から
ということにしています。

若い人に伝えたいのは、
今のうちからキャッシュレスに慣れておくこと
履歴の残る支払い方をすること
レシートは捨てずに持ち帰ること
です。

「キャッシュレスだとお金を使い過ぎる」などと言う素人の議論をなさる方がいらっしゃいますが、家計簿」をつけることで支出イメージを頭の中に入れておくことこそ重要なのですから。

支出がわからないから生活に困るのです。
収入と貯蓄の範囲内でしかお金は使ってはいけません。


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