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「電動アシスト」ママの右側通行 [どう受け止めたらいいのか]


「タイコウジ」
昨夜の旅番組で地図を見ていた女性タレントの方が何気なく言った一言。
番組スタッフが「太宰治」のこと?と確認を入れる。
太宰治記念館」場所を見て「タイコウジ」と読んだようです。

古くは「イチニチジュウヤマミチ」と「旧中山道」のことを読み上げた女性アナウンサーもいたようです。


ここは「おバカ」とか「教養がない」という前に「これらの言葉が日常性を失っている」ということなのでしょう。
・太宰治
以外にも
・志賀直哉
・森鴎外
等々も頭の中にありそうもありません。


「中山道」という名称を知っていて世の中にどんな役に立つのかということもあります。
「東海道新幹線」がなければ「東海道」も怪しいものです。


ところで昨日も右側走行の自転車(電動アシスト自転車)に遭遇しました。
私は普通の自転車で左側を走っていましたから、当然ぶつかってしまいます。
私は避ける意思はありませんでしたから、結局対向する「電動アシスト」ママが避けることに。

彼女からしたら「なんで私が避けるの?このおっさんが悪いのに」という理屈かもしれません。
おそらく「自転車の右側走行」に悪気も知識もないのでしょう。


とにかく「電動アシスト」ママ(普通のおばさんも多いのですが)の
右側走行
赤信号無視
の多いこと。


思うに、
世代的に自転車走行ルールのようなものを学校で習っていない
日常的に車を運転しない
ということがあるのかもしれません。
とにかく「悪びれる様子」がありません。


「子育てがどうの」ということばかりに光が当たる昨今ですが、社会の一員としてのルールにも気配りが欲しいものです。



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「インフレ」に狼狽する日本(に笑う) [どう受け止めたらいいのか]


「ウクライナ」「コロナ」「中国のロックダウン」「半導体」「資源高」等々により日本にもインフレがやってきたようです。
「よいインフレ」「悪いインフレ」があるのかどうかはよく知りませんが、今回の参議院選の争点の一つが「物価対策」のようです。
かつて、エコノミスト、マスコミ人、政治家などを筆頭に「自分に都合の良い論理」で「デフレは悪、インフレウエルカム」と叫んでいた時代がありました

当時の私のブログはというと、

1.デフレはよくないのか?(デフレ、インフレ、消費飽和論)
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2009-09-13

デフレになると何が困るのでしょうか?
二つの石油ショックの時の「狂乱物価」の記憶がかすかにある世代としては不思議な現象でもあります。

エコノミストの話によれば、デフレになれば
企業収益が減少する
給与所得が減少する(個人所得が減る)
③結果として、消費が低迷する
所得と消費が減少・低迷しても住宅ローンなどの借金は減らない(相対的に負担が増える)
ということのようです。

①.「なぜ、物価は下がったのか!」という点です
②.物価が下がると住宅ローン(借金)は負担になるか?
③.なぜインフレターゲット論が現実的でないのか
と御託を並べています。


2.デフレとかデフレスパイラルの心配よりも、今やらなければいけないこと
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2010-04-06-1

今の日本の経済の状況を考える時、
①.国際ビジネスとの競争を無視したデフレ論争であること

②.今まで円高の恩恵を受けていた部分も多分にあるが、じりじりと円が安くなり始めていること

③.資源価格が微妙に上がり始めていること
・・・・リーマンショックの影に隠れて忘れられ始めていますが、当時は資源高が継続していました
国際的に景気がよくなると、また資源高の恐怖が押し寄せてきます
ガソリンだって、じりじりと上がり始めました

④.「楽で給料が高い」仕事を求めるような失業者へのコメントが同情的であること

⑤.日本とは比べ物にならないような諸外国の人種・民族差別と所得格差が存在すること

等々について、マスコミやエコノミストの皆さんのような博学で専門家の方々はもう少し平易に説明してほしいものです。


3.円高、デフレ、そしてデノミ (身近な問題として考えてみましょう) 
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2010-08-24


日銀の金融緩和には限界があります (日銀に金融緩和を求めるのは無駄です)
・・・・・どんなに資金を供給しても、どんなに金利が下がっても、使うあてのないお金は流れていかないのです。
金利がゼロであっても、「返さなければいけないのならいらない」という本音もあります。

「価格破壊」という言葉が定着してしまいました。
・・・・・「高いのならいらない」というのも実情です。
マスコミも競って安さ自慢の報道を続けています!

こんな状況では物価は上がりません。

逆に、次のような状況が起きたら間違いなく物価は上がります
原油、レアメタル、レアアース等々の資源が急騰すること
②国際的な天候不順で食糧不足が起こること
紛争・災害等々で海外の生産がストップすること
海外の人件費等の生産費が高騰すること
等々


4.「デフレは悪」ではない
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2011-01-10


なぜデフレかと言うと、
日本の優秀な商社・問屋、メーカーが世界中を駆け回って、低コストでの製・商品の生産及び輸入に努力したからです。


その結果、
①更なる低価格競争を招いた
②同等の日本製品がマーケットから締め出された
③対抗策として最大のコストである人件費が削減された

と言うことです。


5.「デフレ脱却」の向こうにあるもの
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2012-04-30-5

物価が上がるってどんなことでしょうか?

たとえば、

①.「消費税」が上がれば、原則的には物価は上がります。

でも、税金が増えるだけで、利益は増えません。
それどころか、「消費税の値上がり分」を転嫁できないと、逆に利益はますます圧迫されてしまいます。


②.石油などの輸入物価が上がれば物価は上がります。

でも、値上げ分は輸入代金で消えてしまい、利益が増えるわけではありません。


③.「円安」になれば、輸入物価は上がります。

日用雑貨や衣料品の多くは輸入製品です。
円安になれば、これらのものは値上がりします。
値上げしても、輸入代金で消えてしまい利益が増えるわけではありません。


④.輸入物価が上がり過ぎれば、国産品への回帰が起きるのでしょうか?

「輸入すれば高いので、国産品を使えばいい」という風にシフトしていけばいいのですが。。。
国際的な分業体制が確立した今、なかなか即効性はないかもしれません。


⑤.「まけてよ!」と値切るのが世の常です。そんなに値上げなどできないものです。


⑥.収益が増えても、企業は雇用を増やしません。企業経営は、あくなき合理化努力がテーマなのですから。。。

まして、給料が大幅アップするわけでもありません。
せいぜい、ボーナスが少し増えるくらいです。


6.「デフレ」がいいのか?「インフレ」がいいのか?
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2017-02-01

「デフレ」とか「インフレ」の定義の議論はさておくとして、

〇地域性はどうか?

 やはり「東京中心」のイメージで語っていないか

〇世代別の状況はどうか?

 「団塊の世代の動向」の影響は無視できない

〇国民の期待感はどうか?

 例えば、「有効求人倍率が上昇しても希望の職種や所得の仕事があるかどうかは別問題」
机上の議論ではなく、「生活者目線」で議論するとどうなるのでしょう。

「給料(所得)が増える」のを喜ぶ人は多いが、「物価が上がること」を喜ぶ人は少ないような気もします。



今更どうでもいいのですが、過去記事の棚卸をしてみました。


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「トーゴーサン」と「クロヨン」と「減税」 [どう受け止めたらいいのか]

今度の参議院選挙の争点の一つが「消費税減税」です。

政党によっては「税金というのは生きることにかけちゃだめですよ」とおっしゃる議員さんもいらっしゃいます。
それなら「所得税」もかけてはいけないでしょう。
自宅にかかる「固定資産税」も同様です。
いっそのこと「租税廃止」を提案なさったらいかがでしょう。


どうも理屈優先で論理が空回りなさっているようです。
「公平な税制で大企業や富裕層から取れ」とも。


選挙の票欲しさにおっしゃるのなら稚拙すぎます。
所得税の負担割合が、サラリーマンは9(ク)、自営業者は6(ロ)、農業所得者は4(ヨン)となっており、不公平が生じていることを示す俗語。トー(10)、ゴー(5)、サン(3)も同様の意味。負担割合の問題は、2つの観点から考えるべきである。
(imidas「時事用語辞典」より)
つまり「所得の捕捉」があって初めて富裕層は決まるのです。

コロナ禍では
生活困窮者」「所得格差
などという言葉が飛び交いましたが今度の参院選ではこういう言葉すら見えてきません。


皆さんは「マイナンバーカード」をお持ちですか?
もしお持ちでないのならなぜですか?
便利ですよ。


テレビやラジオやSNSなどで「マイナンバーカード」の普及に反対する方の多くは「複数個所での所得がある方」です。
マイナンバーカードの普及、マイナンバーの一般化のゴールの一つは「所得の捕捉」です。


私には隠しているような所得はありませんからどうぞどうぞです。
きっと確定申告も負担が減るでしょうし、公務員さんのお仕事も減るでしょう。
少子高齢化に伴い、
いくつになっても確定申告をしなければいけない
働く人も減るのだから公務員を減らさなければいけない
というテーマも顕在化します。


マスコミやSNSでマイナンバーカードの普及に反対される皆さんには何か不都合なことがあるのでしょうか?

「トーゴーサン」や「クロヨン」を忘れてはいけません。



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他人の「車の値段」を聞く人 [どう受け止めたらいいのか]


自分では買うことのないだろうなと思うフェラーリやポルシェの値段なら聞いてみたい気もします。
しかし私が買った大衆車の値段を聞く人がいることにびっくり。


今年の3月に納車でほぼ4か月が過ぎました。
通勤通学には使いませんが約6000キロの走行距離です。
それなりに走っています。
走行距離によって保険料が異なる自動車保険に入っていますから、次回の更新はまたランクアップしそうです。


ところで、この4か月の間に「いくらしたんだ?」と聞いた人が二人
「新車価格」から始まって「下取りはいくら」とくるのがこの人たちの定番質問です。
私はこの手の質問は不快しかないので口を濁していると、
「公開されている価格なんだから」とか「言っても減るもんじゃない」と同じことをおっしゃいます。


私からしてみれば、
・公開されているのなら調べたらいかが
・なぜあなたに私の財布のことを言わなければいけないの?
という思いが沸き上がってきます。

「燃費は?」とか「調子はどう?」とか「前の車と比べていいところは?」
などと聞かれたのなら答えもしますが「財布話は親しき中にも礼儀あり」です。


ちなみにわが家のご近所の方々でそんなことを聞いた方は一人もいません。
私もご近所が車を買い替えたからと言って値段を聞くことなどまずありません。


ひょっとしたら「一定」の年齢層の人たちなのかもしれません。
こういう質問をなさるのは。


一年中他人様の財布の中身を調べる仕事をしてた私が言うのもなんですが。。。。




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「日本映画」よりも「韓国映画」のほうがおもしろい [みんなうすうす気づいている]

CS放送やネット番組の発達・普及で家庭でもいろいろな映画を見ることができるようになりました。
もう「レンタルビデオ」のお世話になることもありません


私が見ている映画の限りでいえば、

●日本映画~陰気な哲学もどきが多くて息が詰まる

●韓国映画~韓流時代劇は「そんなバカな」が多いものの面白い
 ・現代映画でも「切り口が新鮮」「キャストがいろいろ」
 ・映画が明るい(韓国の生活様式の近代化の鏡)

●フランス映画~何か哲学(思想)がちりばめられている

●アメリカ映画~とことん娯楽

という感じです。

こういった各国の映画で興味深いのは舞台となったその国の生活スタイルをのぞき込むようなところこそ興味深い点です。


私の場合は「映画は娯楽」が基本なので
いつも同じ顔
暗い
難しい哲学が隠れている
日本映画との距離が開くばかりです。

BTSやNIZIUでおなじみの韓国のエンターテインメントの勢いを感じている方も多いことでしょう
皆さんはどういう思いで映画をご覧になっているのでしょうか。。。

 
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日本産業の停滞は「NICs(二クス)、NIEs(ニーズ)」の台頭から始まった [どう受け止めたらいいのか]

産業革命を伴う水平分業への遷移は仕方がないことです。
それをどう迎え撃つかが経済政策、産業政策の腕の見せどころです。
日本でNICs(二クス)NIEs(ニーズ)の台頭の兆しが表れたのは1980年代後半のこと。

時はバブルのころで日本中が浮かれていました。
「重厚長大」から「軽薄短小」へと産業構造の変化を形容する学者さんもいらっしゃいました。

しかし、問題なのは、日本の産業が方向感を失い、「軽薄短小」の肝を見いだせなかったことから今の日本経済の低迷へとつながるのでしょう。

日米円ドル委員会」などで日本の行き過ぎをアメリカに警告され市場開放に向かっていったのもこの頃です。
今振り返れば,
「防戦一方でしたたかな攻めができなかった」
ということもあるでしょう。

参院選を前に「消費税が日本の景気低迷の原因だ」などと訴える政党もあるようですが、やはり日本の油断の結果とみるほうがいいでしょう。


それで対策はというと、
命のビジネス」「命に通じるビジネス」に力を入れることです。

例えば、
農業(食料の輸出、缶詰化)
医療
介護(特に機械によるサポートの強化)
等々、そこにはAI(IT)も半導体も当然必要になってきます。
これらは国際的なマーケットが待っています。


(参考)
NICs:Newly Industrialized Countries(新興工業諸国)
NIEs:Newly Industrialized Economies(新興工業国・地域群)


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産業革命に乗り遅れた日本 [どう受け止めたらいいのか]


今回の参議院選挙の報じ方を見ていて思うのは、
暗い
未来がない
足元の人気取り
というのが特徴的ではないでしょうか?


雇用
物価高
最低賃金
消費税減税
等々に光が当たっているようですが、何かを解決するようなわくわく話はありますか?
なんとなく高齢有権者の人気取りのような響きもあります。

確かに今の日本が置かれている状況には
・コロナ
・ロシアのウクライナ侵攻
・半導体不足
・資源高
・円安
など盆と正月が一度に来たようなところもあります。



しかし、心配なのは産業政策
こういう言葉を使う政党もマスコミもありません。


1昨日のWBS(テレビ東京系)では、
食料品の輸出商談に活気
made in Japan 人気
があるようです。


食料品と言えば「農業」が代表的です。
しかし
「生業的百姓農業」による後継者難と耕作放棄化
移住とか自由な生き方の対象化
になっていることがよく伝えられています。


おそらく安倍・菅の9年はこういう産業政策に力が入っていませんでした


「産業革命」と言えば18世紀~19世紀的な古臭さもありますが、今も産業革命は起きているのです。

産業革命の特徴には、

1.垂直分業(付加価値の高いビジネスを自国内に残す)
2.水平分業(平均的なモノづくり企業は発展途上国に拡散する)

ということです。

日本のものづくりはある時から積極的に海外進出をしました。
・海外で安く作って日本に持ち込む
・外ー外ビジネスを志向する
(海外で作って海外マーケットに販売する)
・関係グループがセットで海外進出したことからアセンブリー(組み立て)工程も海外で行うしかない状況になってしまいました。

悩ましいのは「モノづくりノウハウも技術も」日本から流出してしまいました。
GAFAのようなプラットフォームもありません

「観光」「飲食」などに力を入れているうちに日本のガラパゴス化がますます進んでいるような気がしてしまいます。






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「そばに来るなよ」店員さん~セルフレジの場合は [仕事についてのエトセトラ]


私は基本はキャッシュレス生活。
「クレジットカード」や「〇〇PAY」を多用しています。

当然のことながら「セルフレジ」も大好きです。
20歳代前半からクレジットカードは長年使っていますので「便利」が向上するのを実感しています。


ところがこの「セルフレジ」を使っているとムッとすることが再三あります。
途中で店員さんがそばに寄ってきてごちゃごちゃいうのです。
先日もそうでした。
スムーズにやっているのに「商品をつつく」そして「何か言う」
邪魔だからあっちに行きなさい
と申し上げることに。

結局、やり直しです。

私は示された手順通りにやっているし、困ったときは店員さんを呼ぶことにしますが、
この店は
初めてではない
商品点数も2個
ですから店員さんが商品をつつきながら何かしゃべるのは邪魔以外の何ものでもありません。


こういう時は得てして「忘れ物」をしたりするものです。
この時は「クレジットカード」を差し込んだばかりだったのですから「決済」の重要ポイントです。
邪魔です。


そんなにおせっかいしたいのなら、
誘導のための表示を変えること
初心者、初級者専用コーナーを作ること
等々工夫すればいいだけのことです。

この店員さんは「いいことをした」という思いだったのでしょうが「こういう店員さんがお客さんをだめにする」のです。
ほかに店があるのならこの店には行きたくないくらいです。


親切のつもりが「お客さんを育てない」ことになってしまいます。
テレビによくお出になる経営者のお方。。。その点はどうお考えなのでしょうか?


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保険屋さんを泣かす [保険の話]

先日、保険会社の方からお電話をいただきました。
定期保険部分の満期が到来し、支払方法が変更になる
というご趣旨のようでした。

しかし要領を得ません。
聞けば「今年の3月入社したばかり」だと。
新卒入社かと思いながら話を聞いていたら「高校生のお子さんがいらっしゃる」とか


私自身は、
・すでに郵便で案内が来ていたので内容はそれなりに知っていた
・手続きが不明のためどうすればいいのか放置していた
・保険の内容もある程度は熟知している(保険知識は相応にある)
状態なので、入社3か月程度の方が敵うお客ではありません。
この保険会社のHPも定期的に閲覧していますし、メルマガも受信しています。
「無防備で電話してくるなよ」
と言いたいところです。


かつての「生命保険」は
終身保険部分
定期保険部分
医療保険部分
で構成されています。
さすがに「医療保険」部分は時代にそぐわないため保険会社の直営ショップで見直しはやりました。


保険は「強制的義務的貯蓄」とも呼ばれ、そうそう簡単には解約や見直しができない性格の貯蓄です。
若いうちなら選択肢はたくさんありますが、年が寄るとなかなか好条件のものはないものです。


いろいろ話していると電話の向こうで泣き声らしきものが聞こえてきます。
パワハラ・セクハラというよりも「私の保険知識」に圧倒され「いやな客に電話してしまった」ということと「クレジットカードで保険料が払えるのか?」などという簡単な質問にも答えられない自分にイラつかれたのでしょう。


彼女には「私の顧客名簿の片隅に『猛犬注意』と書いておくように」とアドバイスしておきました。


保険には不合理なことがたくさんありますが、「まぁ多勢に無勢ですから御社の指示に従いますので手続き書類を送っておいてください」と依頼しておきました。


それでも「また電話したい」とのことであったので、
①私が入っている保険の不具合を指摘のこと
②満期となった定期保険部分には返戻金があるのかどうかを調べること
を依頼しておきました。


いつまでこういう保険販売スタイルが続くのでしょう?
人手の無駄以外の何ものでもありません。





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アラ80の高齢熟女と遊ぶ日々(「ババ活」とは呼ばないで) [どう受け止めたらいいのか]


「若い頃はよくもてました」
と言ってもあながちウソではないのですが「モテキ」が長く続かないのが世の中です。

ところが最近はアラ80歳くらいの高齢熟女とお話しする機会がずいぶん増えました
私の周辺にはこういった女性がたくさんいらっしゃいます。

・庭木の剪定をやってあげたり
・花壇のお花の世話をしたり
・ジャムの作り方を教わったり
・ご主人への愚痴を聞いてあげたり
・パソコンを買うのに同行したり
・金婚式がとっくに過ぎたご夫婦のけんかを仲裁したり
等々、年相応のツバメもどきです。
しかも皆さんお元気ということ。

ネットやSNSが発達する時代、リアルで会話してくれる人たちも減ってしまったのも昨今の特徴です。


悲しくもあり寂しくもあるのは「若い方々と接触する機会もなく結果もてることもない」ということ。

ただ、こういうおつき合いで「ボケ防止」とか「高齢者詐欺防止」の抑止効果があれば幸いです。
それと「90歳を超えた老女の皆さん」とはさすがにつき合いづらいということ。

高齢者人口が増え続ける日本」での高齢者対策も年齢やターゲットを絞り込んで税金を使っていかないといけない時代がやってきたという実感がここにはあります。


「年寄り笑うな行く道じゃ」と言いつつ「自分はまだ若い」「あの人たちとは同じようには年を取っていない」と思う自分がそこにはいます。


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コロナ禍で進む「働く人改革」 [仕事についてのエトセトラ]


コロナ禍で世の中のいろいろなことが大きく変わりました。

例えば「家族葬」というのも一般化してきました。
いつかは
・地味な葬儀にしたい
・香典のやり取りをやめたい
・香典返しをもらうこともない
といった頭の中にはあるものの「そういう機会がなかった」人たちが「コロナ」という理由でお葬式のやり方まで変えてしまいました。
そうそう頻繁にあるものではないだけにこの変化のムーブメントは大きなものがあります。


週末に行った大手家電販売店でも何か変化が伝わってきました。
・交渉値引きの余地が減った
・「売らんかな」スタイルがない
・店員さんも少なくなった
・お客さんはそれ以上に少ない
ということもあります。


「23区内にあるお店だけかな?」と思っていたら、翌日訪ねた「北関東のお店」でも似たようなことを感じました。

コロナ前には「働き方」改革と呼ばれていたものが、「働く人」改革の様相です。

スマホ売り場のように「業者派遣」のジャンパーを着た店員さんが多いところでも微妙に変わっています。


「コロナ失業」的な話題もありましたが、明らかに企業の側が、
商品知識が豊富
接客態度が良好
というポイントで従業員さんを絞り込んだ様子が見え隠れします。
ついて行けない従業員さんは「居づらくなる」という文化革命も起きているのかもしれません。


高齢の友人の付き添いで行った北関東にあるお店の売り場の方は「都心のお店に勤めていた」とか。
「ふるさと人事」なのか?
人材のリバランスも行われているようです。


ふと気になったのは「高齢者への販売担当」認定のような資格も必要ではないかと思ってしまいました。
「人生最後の設備投資」の第1章を行う高齢者がついて行けない情報もありそうです。


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「物価高」と「節約」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


急ピッチの「物価上昇」には不満を感じる方も多いようです。
収入は増えない中での物価高は確かにキツイというのも実情です。

そこで
・政治が悪い
という話になり
今度の参議院選挙の大きな争点が「物価対策」だとか。


政府が悪いのなら責任をとって「内閣総辞職」をしなさいよ
ということなのですがそういう声は上がりません。

皆さん知っているのです。

①何から何まで「輸入大国」になってしまっていること
②「コロナ」と「ロシアのウクライナ侵攻」の影響が大きいこと
③「安倍・菅の9年」の無策の結果
④アベノミクスがワークしていないこと

が最大の原因であることを。

だから、SNSも政治家も「物価高騰による生活支援」がメインテーマです。

①年金をはじめ所得が少なくて
②貯蓄が少なくて
③子育てなどにお金がかかり
④「介護」に費用が掛かって
という生活実態もあるのでしょう。


しかし、
・高速道路に乗れば相変わらず猛スピードで走る車がたくさんあります
・街中ではエンジンをかけたまま駐停車している車がたくさんあります
ガソリン代が高いのなら
「必要以上に乗らない」
「燃費のいい乗り方をする」
も必要です。


ことほど左様に「自己防衛策」があると思いますし、現実にやっている方も多いことでしょう。
しかし、マスコミもSNSも政治家の話にもそういう節約話が出てきません。


給付金、補助金、消費税の減額では必ず行き詰まり、弊害や将来へのつけが回ってきます。

甘えるな日本人!
少しは工夫や知恵を出そうよ。
戦後の日本はそうやって成長してきたのですから。



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パソコンを買いました(優先順位は変わるもの) [どう受け止めたらいいのか]

新しいパソコンを買ってしまいました。

速い
打ちやすい
もっと早く買えばよかった

等々、買えば買ったで感動するものです。
しかし高い(高額)。
今月は車の車検があったり、固定資産税を払ったりと何かと物入りの中、頭の中は1年の収支で考えればまぁいいか状態です。


ことの成り行きはこういうことでした。
●友人(70歳代の女性)はパソコンを買うのでつきあってほしいとの要請あり
(買うだけではなく、セットアップも含みます)
●本日、とある家電量販店で待ち合わせです
●最近パソコンを買うこともなかったので様子がわかりません
●(昨日)近所の家電量販店に下見に行くことに。。。
●「下見」のつもりが「私のショッピング」に変わってしまいました。

「えぃやぁ!」と買ってしまいました。
近々買おうと思っていたものですから「まぁいいか」状態です。
節約項目はそれなりにありますが何度もそれを使っています。。。。


スマホの5Gもデジカメも宝くじが当たるまで待つことに。。。。
優先順位が変わってしまいました。

それにしても高い買い物でしたが、「ストレスがない」のが何よりです。

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「パソコンを買い替えようか」と悩む日々 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


「このPCは現在、Windows11を実行するための最小のシステム要件を満たしていません」
とのご託宣をいただきました。


現在使っている複数のPCのいずれもがこの状態です。
Windows7及び8からバージョンアップしながら10まで来ましたが、ついにこれ以上進めない壁にぶつかりました。


Windows10のサポートも2025年10月14日で終了」するようですから、購入時期を分散しながら新しいパソコンに買い替えていくことも必要ではないかと思案中です。


しかし物入りです。
・「エアコン2台の修理」と言う予定しない支出もありました
・デジカメも買いなおしたいです
・スマホも5Gに切り替える時期のようです


●消費税を下げろ(廃止しろ)
●所得を増やせ
などとは言いませんが、「さてどうするか」状態です。


実は
・あるPCはWORDの文章がプリントできません
・あるPCを使うとなぜか誤字入力が増えてしまいます
・ネット回線との相性も悪くなったような気がします
PCを買い替えた方がいい理由はいくつでも思い浮かびます。
しかしまだ使えます。
廃棄をどうするかも課題です。


新しいPCは立ち上がりも早く動きもよくストレスが少ないようです。

やはり買うべきでしょうか?
リスク分散のため3台あるPCを順番に買い替えていく方がよいかもしれません。


人生の選択もこんな風に迫られ、ある時は優柔不断に、ある時はスパッと決めなければいけないものです。
しかしいつも後悔が付きまとうのも実情です。


ネット通販のご案内メールが毎日やってきます。
ずいぶん安そうな値段ですが、カスタマイズをチョイスすると相応に高くなってしまいます。


「えいやぁ!」と決める必要がありそうです。
買い物と言うのはこういう悩む楽しみもあるものです。



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「機械に置き換わる仕事」は給料が上がらない [仕事についてのエトセトラ]


最近の銀行の店舗というのは、
「支店長のいない店はあってもパートさんのいない店はない」
状態のようです。


かつて給料の高かった銀行も機械化の進展で仕事に選ばれてしまうようになりました。
つまり「機械で置き換わる仕事」と「機械に置き換わらない仕事
と言う区別ができてしまいました。

さらに機械化とコンプライアンスの徹底で「残業」もずいぶん減りました。


こういうことは銀行だけではないと思います。
高い報酬を得ようと思ったら、
●機械に置き換わらない仕事
●機械を開発する仕事
●機械をメンテナンスする仕事
●機械を管理する仕事
をやるしかありません。


いわゆる「手に職」が必要です。

「給料が上がらない」「賃上げがない」とおっしゃる方の中にはそういう事情もありそうです。
「この仕事でそんなにもらっているの?」と言うことはありませんか?

全員の給料が上がることを求める前に「職種別」の賃上げがあってもよさそうです。


こういう議論をしていかないと衰退していく産業やご商売もできてしまいそうです。


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様子を見るなら「岸田内閣」でいい [みんなうすうす気づいている]

岸田内閣の支持率が高止まっているようです。

NHK  59%(6月13日公表)
共同通信 56.9%(6月13日公表)

と報じられています。

・ロシアのウクライナ侵攻
・サプライチェーンのストップ
・資源高
・資源不足
・エネルギー不安
・円安
・コロナ禍により経済の低迷
等々に加え、

「安倍・菅の9年」の無策、「アベノミクス」「地方創生」の不芳が顕在化しているのも今です。


・批判する野党もこれと言った打開策もなく
「言葉の遊び」で前に進めるほど余裕のない日本社会です


国会中継やニュース番組を見ていると「いろいろな膿」も出てきているようです。

岸田首相がとびぬけていい、卓越しているということではなく、「課題出尽くし」状況を整理しているのに向いているということを実感させてくれます。


SNSで評論する方々、プロのコメンテーターの方々、そして各分野の専門家と言う方々にお願いしたいのは、「明日の日本の在り方を踏まえて議論していただきたい」ということです。


かつて問題にならなかったことも
・価値観の普遍化
・価値観の多様化
等に伴い、問題定義も増え、出口も具体化されるようになってきました。
焦ることはないので、「明日の日本」を踏まえた議論と実行が欲しいものです。

こういうことが「サスティナビリティ」に通じるのです。


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「鳥取砂丘」の劣化 [旅紀行・県民性の謎]


コロナとの付き合い方がわかってくると、アベノミクスの花形政策だった「観光」「インバウンド」と言う政策もどきに力が入ってきます。


私はここ5年くらい日本各地を車で旅しています。
コロナで2年くらいお休みしましたが、今年になってまた復活しました。
1週間~2週間と言う長旅です。

よく行くところややむをえない場合は高速道路を利用しますが、多くの場合「下道」(一般道路)を利用することがとても多いです。

気がつけば日本各地47都道府県を制覇しました。
その中でも、山陰、四国、軽井沢周辺はよく行きます。
友人知人が多いというのもあるのかもしれません。

山陰なら、鳥取砂丘や出雲大社
四国なら、高知(モネの庭)
軽井沢なら、嬬恋

と言うのはよく行きます。
よく行くので「違和感」が目についてしまいます。
おそらく地元の人よりもビビッドかもしれません。


先日も鳥取砂丘に行ってきました。
驚いたのは、

雑草が増えている

もともと「防砂林」として周囲に「松」が植えられているのですが、その松も大きくなりました。
テレビやSNSでは「砂漠」のような雰囲気が伝えられますが、実際には年々狭くなり趣も異なってきています。
「入場制限」なども必要かもしれません。
自然の摂理にどう向き合うのかが今一つはっきりしません。

ゴミが多い

本格的な観光シーズンに入っていないせいなのか海岸線や砂山にゴミが目立ちます。
これは興ざめです。

「砂漠」を知るインバウンドには「どんな風に映るのだろうか?」などとも思っています。

東京発の団体旅行の目的地としての取り上げが少ない

団体旅行の中心は65歳以上の余裕組でしょう。
団塊の世代も後期高齢者に入りつつあるというものもまだまだ「旅行世代」であるのは間違いないでしょう。
その「団体旅行の目的地に選ばれない」と言うことは
・「旅行世代」のニーズに合っていない
・バリアフリーが遅れている
・過去のアンケートなどの評価がよくない
と言うことが想像できます。

鳥取砂丘は「杖」「車いす」「足腰の弱い人」には向いていません。
この県は総じて「バリアフリー」対応が遅れています。
知事も売名が優先できめ細かい政策は苦手のようです。



日本各地を回っていると気がつくことがあります。

テレビ出たがり政治家(特に知事)のいるところは「それほどでもない」と言うことです。

かつては宮崎県の東国原知事が典型的でしたが、今は鳥取県の平井知事でしょう。
・「言葉の遊び」に頼る
・「あんたが宣伝しなくても十分有名だよ」的なことに注力
情緒的
と言うのが彼らの共通項です。
鳥取県は政治タレントとして住み場所を得ている石破議員の地元でもあります。
地方創生」という言葉が実現(成功)したようなものを垣間見ることはできません。

こういう目立ちたがり屋の知事や国会議員の特徴は「グランドデザイン」がないということ。
石破議員の選挙区を動きまわると、道路などのインフラ整備が極端に遅れているということ。
小さな県なので「お金がない」と言うことでしょうが、他県に比べるとそのひどさがわかってきます。

マスコミ辞令にごまかされてはいけません。
始末が悪いのはこの地域の人たちが「テレビに出ている知事や国会議員」を見て「彼はよくやっている」と思い込んでしまうことです。


「地域の優先ニーズ」に力を入れている県も多い

高知県の尾崎正直前知事(現在は衆議院議員)がその典型です。
・「南海トラフ」と呼ばれる地震への恐怖への備え
・産業振興
への力の入れ具合が伝わってきます。

よく議論し思い切りのいい行動をするという県民性も手伝って「高齢県」の割には勢いが伝わってきます。



旅をしてわかるのは、
●マスコミが伝える姿は真の姿ではない
●人口減少、過疎、高齢化が最大の課題の地域では「優先順位」の有無の影響が大きい
●「言葉の遊び」あるいは「マスコミ露出が多い」知事などの政治家がいるところはそれほどでもない
●「爆買いインバウンド」が多い所は興ざめしてしまう
●ニトリ、ヤマダ電機などの全国チェーンの店員さんは地域経済をよく知っている
と言うことです。


そういえば「鳥取牛」なるものを食べようかと思いましたが、他県と異なり気軽に「〇〇牛」を食べることができるお店がないというのも皮肉です。


「温故知新」と言う言葉もあります。
「発想の転換」などと言いながら「コア」な部分をアバウトにしている地域は旅してもちっとも面白くありません
あまりにもクオリティが低いからです。
お隣の島根県には「出雲大社」「足立美術館」と言うクオリティの高いターゲットがあるだけに。。。。


旅しておもしろい地域では知事の名前など思い浮かばないものです。
その知事が辞めてもおそらく何も変わらない」と言うのが実情でしょう。



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「消費税減税」と「一律給付金」と「格差拡大」 [どう受け止めたらいいのか]


SNSを見ると
・「消費税減税」の実施
・「一律給付金」の配布
と言う要望を強く訴えるものが今でもあります。


こういう人たちはどういうお考えあるいはどういう生活ぶりの方でしょう。

思うに、
●消費税減税は高所得者に有利に働く
(贅沢品を買うのは高所得者の方が多い)
●一律給付金は高所得者に有利に働く
(一律給付金がなくても生活には困っていない)

ということがありそうです。
つまり、SNS論者のお嫌いな「格差拡大」が結果として起こってしまいます。


なぜ、
軽減税率適用部分の引き下げ
軽減税率適用対象の拡大
と言う意見をおっしゃらないのでしょう。
あるいは
生活困窮者への継続的な支援
を主張されないのでしょう。


SNSのご意見が一方向なのが気になります。

もっといえば、「マイナンバーに所得を取り込む」ことで「所得の把握」の厳正化を提唱されないのでしょう。


現実的でないご意見にこだわられる事情は何でしょう。
SNSは簡単に意見表明ができるだけに、内実がよく伝わってこないという問題も内在しているようです。


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「信義則」(しんぎそく)ということ [どう受け止めたらいいのか]



民法の第一条にはどんなことが書いてあるのかご存知ですか?

いわゆる「基本原則」なるものが謳ってあります。

第1条
1.私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
2.権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。
3.権利の濫用は、これを許さない。

と。


信義誠実とは、
社会共同生活の一員として互いに相手の信頼を裏切らないように誠意をもって行動すること
と言われています。

「私権」のことを定めた「民法」ですが、
皆さんの(行政や政治への)怒りはこういうことに根付くこともあるかもしれません。

なお、「信義」とは「真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを果たすこと」と辞書的には説明されています。


さらに派生して考えるポイントは

1. 禁反言の原則

禁反言(きんはんげん)の原則とは、「自分がとった言動に相反する主張をすることは許されない」とする原則


2. クリーンハンズの原則

クリーンハンズの原則とは、文字通り自分の手がきれいでなければ、法の保護は受けられないという原則


3. 事情変更の原則

事情変更の原則とは、契約の締結時に予想できないような社会事情の変更が発生した場合に、契約内容を変更できるという原則


4. 権利失効の原則

権利失効の原則とは、長期間権利行使しなかった場合には、権利行使できなくなるという原則


です。
これらは相手を打ち負かすためのルールではなく人間関係によって立つ基本原則だということ。


座学ではわかりにくいことでも実社会ではストーンと落ちてくるのが不思議です。


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リスクを取らない「地方創生」 [どう受け止めたらいいのか]


多くの「地方創生」という事業はうまく行っていないようです。

一時的には、賑わいがあったり頑張っている人も見受けられますが「そこで何がやりたいの」というビジョンもなくそのうち忘れ去られてしまうかのようです。

今では「地方創生」という言葉も「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」という名前のほうが活躍しています。
「地方創生」という言葉もコロナに塗されてしまいました


そもそもの「地方創生」をライフワークのようにはしゃいでいらっしゃったある政治家も「政治タレント」枠の方のようです。
総理大臣を狙うとかおっしゃっていた時期もありましたが、マスコミ辞令に踊っただけで時代は変わってしまいました。


なぜ「地方創生」がうまく行かないのかという理由の一つには「誰もリスクを取らない」ということがあります。
ビジネスなら
・儲かったら税金
・失敗したら倒産
ということがありますが、この「地方創生」というのはいったいなんなのでしょう。


もし「リスクを取る」人がいたとしたら「納税者」ということでしょう。
こんなことに私の税金が使われている
と思えば腹が立つはずです。

選挙の季節が近づいてきました。
気をつけよう甘い言葉はあなたの税金



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「数字のわからぬ」トップたち [どう受け止めたらいいのか]


地方の田舎町に行くと、派手な割には豊かにならない地域というのが必ずあります。
マスコミはこぞって取り上げるのに地域住民は豊かにならない
というようなことです。


伝えるマスコミもおまぬけなのですが、多くの場合「そこの行政トップがマスコミを呼ぶ」という事情もあるようです。


こういう地域は、外郭団体、外郭組織などのトップまで似たような人がなっているのが実情(よくあること)です。


つまり、税金のような資金が使われている組織の特徴は、
トップが数字を読めない
貸借対照表や損益計算書などの財務諸表が理解できない
「番頭さん」「補佐役」的な方も控えめ
「補助金」を収入だと思っている(だから利益が出る)
ということがあります。


地方創生」などと呼んだ事業や箱もの建設にはこういう頓珍漢が具体的に見え隠れします


驚くのは「我田引水」的な「もうけ話」「そろばん勘定」は相応にお得意ということです。

だから地方は豊かにならないのです。
こういう方には早いこと勲章でも差し上げて退任していただきましょう。




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「保険料は走った分だけ」という自動車保険の場合は [どう受け止めたらいいのか]

私は「保険料は走った分だけ」という自動車保険に入っています。

ここ何年もネット保険に入っています。
比較的保険料が安い
特約設定がわかりやすい
事故対応もよい(私は交通事故経験者)
ということからおそらくこのまま今の「ネット保険」を利用することでしょう。


今入っている自動車保険の特徴は、HPによれば

「過去1年間の走行距離」に応じた保険料

・契約更新前の1年間の走行距離に応じて次の1年間の保険料が決まります。
~新しい契約期間の走行距離が多くても少なくても保険料は途中で変わりません。
・過去1年間の走行距離が
「少ない」と次の1年間の保険料の基準が低い
「多い」と次の1年間の保険料の基準が高い
ということになります。

必要な補償を選べる

・特約(オプション)は画面を見ながら自分で選べる
ということです。
~特約を付けたり外したりしながら保険料の確認ができます

事故率が低い世代の保険料が割安

・「若い世代」「高齢世代」が高めに設定されているようです。

2台目割引がある

・私は2台の車を持っていますので「お得」感があります。

「早割」がある

・満期前50日までの契約なら600円割引
・満期前30日までの契約なら400円割引

と言った具合です。


そこで気になるのは「他のネット保険はどうなんだろうか?」ということ。
毎年、保険会社を変えて「新規の割引をより多く取る」ということも可能かもしれませんが、そういう面倒なことも「やりたくないかな」という思いもあります。


実はそれ以上に悩ましいのは「走行距離」の問題です。
この保険は、
・ 3,000km以下
・ 3,000km超~5,000km以下
・ 5,000km超~10,000km以下
・10,000km超~15,000km以下
・15,000km超
走行距離区分があります。

契約前1年間の走行距離によって保険料が決まるので、「どの区分に納める」かということが重要になってきます。

・走行距離区分が変わると2,000円~3,000円くらい保険料が増減します
・契約手続き期間は2か月ほどありますが、手続き日までの走行距離で走行距離区分が決まるので「どのタイミングで契約するのか」は大きなポイントです。

②この走行距離区分は「実際の走行距離」によるのではなく、次の計算式によって算出されるようです。

A.(今回の)継続契約締結時点のオドメーター値ー現在の(前回の)契約時点のオドメーター値)
B.現在の(前回の)契約締結日から(今回の)継続契約締結日までの経過日数
 
   A / B × 365日


この計算式が意味することは「前回の契約応当日以前に契約手続きをすると実走行距離が減算される」ということ。


例えば

●保険期限  2022年8月10日
●前回契約日 2021年7月10日
●前回から今回までの走行距離 10,000km(今回オドメーター値ー今回踊メーター値)
●早割50日(▲600円)期限 2022年6月21日
●早割30日(▲400円)期限 2022年7月11日
●今回契約手続き日
 ケース X 2022年7月10日(経過日数 365日)→ 早割30日
 ケース Y 2022年6月10日(経過日数 335日)→ 早割50日
 ケース Z 2022年8月10日(経過日数 396日)→ 早割なし

の場合、実走行距離が 10,000kmであっても、経過日数によって料金が変わってしまいます。

(ケース X ) 
10,000km ÷ 365日 × 365日=10,000km

走った実距離=保険料計算時適用走行距離 → 区分10,000km以下

(ケース Y )
10,000km ÷ 335日 × 365日= 10,895km

走った実距離<保険料計算時適用走行距離 → 区分15,000km以下

(ケース Z )
10,000km ÷ 396日 × 365日= 9,217km

走った実距離>保険料計算時適用走行距離 → 区分10,000km以下

となるようです。

早割50日または30日を利用して割引を狙うか
「走行距離区分」は保険料がより安い距離をキープするか
次回の契約更新時の走行距離にゲタをはいておくか
等々、保険期日が近づくとチキンレースをしなければいけないのです。


この「計算式」の意味は何だろう?
●もう少し走行距離区分の刻みを細かくできないか
などとも思ってしまいます。


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「産業政策」はどこへ [無駄の効用かやっぱり無駄か]

岸田首相の「新しい資本主義」なるものが公表されました。

「細かな部分」に目配りされていることも垣間見えますが、もの足りないのは「産業政策」が不明確なこと。

つまり各政策が既存の産業(企業)の土台の上に成り立っている部分もあり、農業、林業、漁業、中小企業あるいは零細企業をどう位置付けるのかという点が不分明です。
かくしていろいろな政策の受け皿が既存の有力企業をベースに進められてしまうことになり、かつてのような「仲介」「中抜き」が横行してしまうことは懸念材料です。


農業を筆頭に林業、漁業、あるいは中小零細企業の多くは「生業的」な経営状態であり、
・人手不足
・後継者不足
・非正規の温床
と言った今までの課題を解決することもなく「受け皿にもならない」と言った状況が想定されます。


いずれもが日本の産業展開には必要なものであり、これらの「経営構造」にメスを入れ新しい経営形態を作って行かないと「廃れる」「衰退する」と言った道のりを進むだけのようです。

「新しい資本主義」はこういった「生業的経営」をどうするかをあわせて考えない限りうまく行かないでしょう。



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地方の疲弊・衰退の原因 [みんなうすうす気づいている]


「地方創生」がどうのこうのと言ったところで地方の疲弊・衰退の流れは変わりません。


理由はいろいろあるでしょう。

例えば、「ひと」「もの」「カネ」という切り口で見ると、

①ひと
これはというリーダーも番頭さんもいない

②もの
クオリティの高い特筆モノがない

③カネ
基本は補助金頼り

というのが実情です。
つまり、活力がないまま「地方が元気」なように伝えられているだけの話です。


もう少し丁寧に言うならば、

①子、孫の代まで生き残っていこうというグランドデザインがない
~近視眼的な振興策ではまだら模様の地域づくりしかありません。
選挙に勝つ(当選する)ためだけの政治家が増えました。
「小選挙区制」になってからと言うもの、衆議院議員のレベルダウンが一層深刻になってきたようです。

②マスコミ迎合的行政トップ(マスコミを利用して自分が有名になりたい売名トップ)
~マスコミが「すごい人」のように取り上げるだけで具体的な成果は皆無。
「種は撒くけど花が咲いたのを見たことがない」と言われるタレント知事もいます。
マスコミは種まきばかり取り上げて収穫を報じることはありません。

③批判をしない場当たり的なマスコミ
「旅番組」「グルメ番組」「絶景番組」「移住番組」どれを取ってみても批判はありません。
そんなに素晴らしいのなら地方はもっと繁栄・繁盛しているはずです。
「不味いものでも美味しい」と言うから一過的な人気にしかつながらないのです。
飽きられてしまうに決まっています。

④議論をしない住民
自らがリスクを取ることを嫌う人が多いようです。
「補助金なら失敗しても失うものはない」
という発想しかありません。
「金の切れ目が縁の切れ目そのものです。

⑤「高学歴化」という社会構造の変化を受け入れる「大学」がない
実業高校の低迷ぶりは言うに及ばず、地元大学(駅弁大学)の魅力の減少は「高学歴」ニーズを満たしてくれません。
「先生の成り手がない」問題も地元の大学のレベルダウンによる部分もありそうです。

⑥サービス業中心の産業政策では所得は増えません
ワーケーションなる言葉もあるようですが、その程度(片手間)で高所得を得られるという発想が間違っています。
特異な才能でもなければ、そうそう簡単に気まま暮らしで所得が増えることはありません。
利益率の低いビジネスに光を当てても「非正規の温床」にしかなりません。

⑦「生活習慣の都会化」は地方暮らしでの生活コストの増加をもたらした
平たく言えば「東京の生活スタイル」を地方で真似してもついていける人は少ないはずです。
公共交通機関の未発達(利用低迷)は生活コスト増加の最大の原因です。
「車が自転車代わり」では生活費はかさみます。

かくして地方の疲弊(低迷)・衰退は続きます。
だから意欲的な若者はチャンスと成果を求めて地方から出ていくのです。


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「観光」で日本経済が高成長することはない [無駄の効用かやっぱり無駄か]


昨日(2022.6.5)の日曜討論(NHK)では「観光」がテーマでした。

なんでも
日本が「観光産業の競争力が1位になった
ということが議論の前提にあるようです。

また、
観光で地域が豊かになる
的な論点もあるようです。


①人口1億人を超える日本での「観光」業の位置づけはどこにあるのでしょうか?
②「観光」業は儲かるのでしょうか?
③「観光」で地域の住民生活(国民生活)の底上げができるのでしょうか?

などと考えると今重点的に議論し政策に活かしていかなければいけないことは他にありそうです。


具体的には、
①産業政策はどうするのか?
②資源小国の日本に必要な産業は何か?
③「ものづくり」の火を消していいのか?
④「高学歴」化している日本社会の活力を生かすにはどうしたらいいのか?
⑤「非正規労働」や「社会保険すらない働き方」をどうするのか?
⑥生産年齢人口の減少にどう向き合うのか?

等々、論点はいくらでもありそうです。


楽して楽に暮らせることはないはず。


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「見逃し」「聞き逃し」もまぁいいか [みんなうすうす気づいている]


私はテレビ・ラジオの視聴が大好きでした。

ところが最近は「見逃した」「聞き逃した」ことで「もったいない」「悔しい」と思うことがずいぶん減りました

録画をしたり、ネットでテレビやラジオの再放送が気軽に見聴きできる時代だというのになんだか変です。

今までなら「損した」気分になっていてずいぶん貯めていたものですが、今は、「まぁいいか」「これを機会に見るのをやめよう」と言った状態です。

例えば、NHKの
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
連続テレビ小説「ちむどんどん」
は録画を止め、規則的に見るのをやめました。

両番組とも「おもしろくない」というのが一番の理由ですが、
情熱が覚めた
そこまでしなくても
という「粘着性の欠如」「ひょっとしたら加齢」によることも原因なのかもしれません。

・プロ野球の巨人戦
・大相撲
・ニュース番組
などもそうです。


インターネットの発達で「テレビでなくても」「LIVE中継でなくても」という空気感ができてしまいました。

決してドラマやニュースワイドショーの出演者の皆さんが「へたくそ」ということではないと思いますが。。。。。


そう言えば「新聞も斜め読み」です。


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「発信」よりも「クオリティ」~観光を考える [旅紀行・県民性の謎]

コロナの感染者数が減少したことから日本各地で「観光」鳥が鳴き始めました。

そこで気になるのが、
自治体を挙げてのSNS発信
目立ちたがり屋の知事や市町村長の出しゃばり
です。

私も各地を回りましたが、一番つまらないのが自治体の長がでしゃばるエリア

彼らは
①ここはおもしろくない(おいしくない)とは言いません
②あなたに言われなくても「知っているよ」と言うものも多い
つまり「知事バイアス」がかかったものは興ざめものだということ。


そんなことよりも「コンテンツ(内容)」の充実、高いレベルの「クオリティ」です。
今の時代は「レベルの高いコンテンツ」に触れた人はSNSで発信してくれます
税金を使って「やった感」を醸し出さなくてもいいのです。


まぁ、マスコミの地域紹介も似たようなものです。
「そこはよくない」「あれは美味しくない」
などと言うテレビ・ラジオはありません。

低レベルなものは心に響かない
ということをわからない人たちも多いようです。

「行政がやる」ということは「そういうことに税金が使われている」ということです。


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親が子どもを「不登校にする」例もある [どう受け止めたらいいのか]


「不登校」と言えば何かと話題になる昨今です。

先日のこと、ある田舎町に移住してきたばかりの方とお話しする機会がありました。

私「なぜこの町に移住をしたのですか?」

彼「小学校2年生の子どもが不登校で、不登校の子供のためとこの町が気に入ったからです。

私「お子さんが不登校になった原因はわかっているのですか?」

彼「実はある県で『自然保育』に通っていました。ところが小学校に入学して椅子に座って授業を受けるというスタイルになじめず、学校に行かなくなってしまったようです。

私「その自然保育はお子さんが選んだのではなく親が選んだのでは?自然保育という仕組みを使わず普通の保育園に行き帰宅した後や休日を自然に親しむという形でもよかったのでは?」

彼「ご指摘のとおりです。親のせいの部分もあります。ただ、いろいろな教育方法があってもいいかなと思っています。

私「そういうのは親御さんが決めているだけであり、お子さんの人生やライフプランまで踏まえていなかったのでは。」

彼「(私の指摘に返す言葉もない様子)」

私「今までどこに住んでいたの?」

彼「〇〇県です

私「そこなら自然がいっぱいで子育て先進県だったのではないの?」

彼「そうだったのですが。。。。。

私「そこではお仕事とは何をしていたの?」

彼「農業です。ブルーベリーとトマトを作っていました。

私「ここでは何を?」

彼「移住したばかりなのでこれらかですが、同じように畑を借りてブルーベリーとトマトを作ろうと思っています。トマトは寒暖の差があると美味しいということなのでここは適地だと思います。

私「ブルーベリーとトマトの栽培で食べていけてたの?」

彼「ギリギリでした。

私「あれ?車のナンバー△△ナンバーですね。と言うことは〇〇県ではないよね。」

彼「△△県は生まれ育ったところです。

私「〇〇県も△△県もここと同じような土地柄だよね。」


こんな会話をしていて気づいたのは、

「移住」「自然保育」「農業」というキラーワードの情緒的な部分が光って見えてきました。

30歳代後半だという彼は「教育のあり方論」(複数の教育組織があってもいい)的な思いに熱いものがあるようでした。

彼の今までの人生がどんなものだったかはわかりませんが、私から見れば「どこかに違和感」があるような気がしました。


「大麻には近づくなよ」

と言って別れました。

ヤギのようなあごひげを見ているとそういう風貌に見えてしまいました。


〇〇県や△△県への思い入れもさほどないようです。
私の方が詳しいこともありました。


親の都合で転地を繰り返すことも多様的な考え方と言えばそれまでですが。。。。
お子さんの類まれな才能が開花し通常の保育園、学校に行かなくてよかったねと言うことになれば何よりです。

いわゆる「自然保育」からの通常の小学校に入学した際の「マナーの悪さ」「授業中席に座っていることが続かない」という話をこの町の方々が話していました。






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「論理的に話す」習慣を [仕事についてのエトセトラ]


コロナと共生する時代になり変わったことがいくつかあります。


例えば「接遇」という言葉を聞かなくなったことです。
かつては
・慇懃無礼
・持って回った
話し方や接客ぶりにイラつくことも多かったのですが、そういうことがずいぶん減りました。
コロナで「そんなことやっている場合じゃないですよ」とわかってきたからです。


それはそれとして、どうでもいい話なのですが、コロナで日常的な話すことが減ったこともあるせいか、意味不明、論旨不明なお話が舞い込んでくることもあります。


・以前聞いていた話と違う
・「そんなこと聞いていないよ」
・「それで結論は何なの?」
という話があったりします。


原因は「話が論理的でない」ということです。

コロナで会話する機会が減ったせいだけでもないでしょう。
友人・知人の話の中にもあります。
お役所の皆さんの話には特に目立ちます。


1.5W3Hが整理されていない

私が思う5W3Hとは

①When (いつ):時期
②Where(どこで):場所・エリア
③Who(だれが) :登場人物
④What(なにを):製品・商品・サービス
⑤Why(なぜ):事情・理由

①How much(いくら) :予算、採算、資金調達の方法
②How long(いつまで) :期間、寿命
③How to(どのように) :やり方、ノウハウ

くらいは押さえておきましょう。


2.起承転結を意識した会話

つまり順序だてて話をしていくことです。
「イントロ」を発展させて
「言いたいこと」の具体例を交え
「そこでの問題点・課題」を整理し
「だからどうなった(どうなんだ)」と結論に落とし込む
やり方です。

ただ、このやり方は「結論を話す」までに時間もかかり、途中で脱線してしまったり、時間切れで「結論を言わずじまい」ということもありがちです。


私は「結論は〇〇です」と話し、そのうえで「理由は〇個あります」と言った形で話を進めることにしています。
だらだら話して「それで結論は」というのが嫌だからです。


3.今までの説明を復唱しながら次の展開に進む

人は自分の都合のいい方に考えがちです。

ですから
「今まではこうでした」
「そこまでは了解していただけますね」
ただ
「これからはこういうことを考えたいと思います」
的な話の進め方です。


先日もこんなことがありました。
「私が1万円を負担する(支払う)」と言っていた話が、いつの間にか「あいつが1万円取る(もらう)」ということにすり替わっていました。
人づての言葉が「白いものが黒い」「悪いことがいいこと」に変わっていたりします。


4.話題を箇条書きにする

一文に主語と述語をひとつづつに限定した半紙をk場が気にしておくことです。
とりえずは順不同でいいのです。
「あれはこう」「これはあれ」と抜き出して話しているうちに話題が見えてくることもよくあるものです。



地域の活性化に夢中の人が陥るミスに
ひとりよがりの話
結局誰も理解していなかった
結果うまく行かない
ということもありがちです。

情緒的な阿吽でことを進めるタイプの方にはありがちな話です。


ただし「愛」や「恋」を語るには美辞麗句・論理は不要ということがわかっていない人もありそうです。




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「指摘」と「おだて」 [みんなうすうす気づいている]


友人、知人、職場、親戚づきあいの距離感にはいろいろありますが、その典型は「指摘」と「おだて」。


何か気になると「指摘」ばかりの鬱陶しい人
何かあると「おだて」ばかりの当たり障りのない人

友人などに持つのはどちらがいいのでしょう?
あるいはあなたはどのタイプでしょうか?


私はと言うと
「気になる人」には「指摘」型
「どうでもいい」距離感の人には「おだて」型
に徹することにしています。


効果のない人には「おだて」、身の上に関心がある人には「辛口」「指摘」ということになります。
しかし「楽な」「当たり障りのない」人間関係(人づき合い)ばかりだと、結局、いつかは離れてしまうことになります。


かつて「指摘」した人から「あなたの言うとおりだった」と言われる快感もそれなりのものがあります。

まぁ、人づき合い、人間関係というのも「あざなえる縄」のごとく「硬軟合わせ技」というのがいいかもしれないと思う今日この頃。

ただ、疲れる人とのつき合いはそれなりの距離感というのもわかってくるようになるものです。



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