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菅前首相が弔辞で掘った墓穴 [どう受け止めたらいいのか]


安倍元首相の国葬が終わりました。
「国葬」を契機に何か変わったのでしょうか?
あるいは何か変わるのでしょうか?

マスコミやSNSでは「岸田首相やめろ」的な発言も見え隠れしています。
都合が悪くなると「議論もせずに退任を迫る」のはいかがでしょうか?
菅前首相のように自ら自爆的退任をされた方は別ですが。。。。

それならば「なぜ安倍首相の長期政権を許したのでしょうか?」
今の日本の低迷、停滞感は「安倍菅の9年」の結果ではないでしょうか?


その菅前首相が「国葬」で読んだ弔辞を評価する方もいらっしゃるようです。
辛口のコメンテーターをして「あんな弔辞が読めるのなら、総理大臣時代にもそういうスピーチやトークをすればよかったのではないか」という人まで現れる次第です。

政治家を「スピーチの良しあし」で決めてはいけません。
政策とその実行力です

ところで、その菅前首相の弔辞ですが、彼は次のような点で「墓穴」を掘ってしまわれました。


1.「総理、あなたはいつも正しかった」

●モリ、カケ、サクラ
●統一教会問題
●オリンピック不祥事
等をどう説明なさるのでしょう?


2.「総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。いつもまわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。」

「安倍菅の9年」で涙した人たちもいたはずです。
つまり「国民に向いた笑顔であり優しさ」であったかどうか甚だ疑問です。
「我田引水」政治を囲む人たちにだけそういう対応だったのではないでしょうか?


3.「総理大臣官邸で過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8か月。私は本当に幸せでした。」

安倍首相と一心同体だったということが言いたいのでしょうか?
・「モリ、カケ、サクラ」
・統一教会
・オリンピック
等々を筆頭に我田引水政治には枚挙に暇がありません
アベノミクスがうまくいっていないことも上げなければいけません。
安倍首相を陰で支えたということが自慢にもなりません。

確かにそれなりに評価できる政策もあったかもしれませんが、それらの多くは時代の要請に従ったものです。
そうでなければ今のこの残尿感を説明できません。


4.「安倍総理、あなたは、我が国日本にとって真のリーダーでした。」

もしそうならなぜこんなに「国葬反対」の意見が多かったのでしょうか?
マスコミ的に言えば、
●岸田首相の決め方がよくない
●法定もされていない、国会の承認もない国葬のやり方でいいのか?
●多額の税金を使う
等々に議論がすり替えられていますが、本来のポイントは「安倍元首相が国葬に値する人物だったのか?」という点です。

マスコミはなぜか「安部長期政権の功罪」のレビューをしません
歴史に残ることと言えば、
●最長の在任期間であったこと
●戦後、二人目の「国葬」
ということぐらいではないでしょうか。


こういう弔辞は「国葬」にはなじまないものでした。
「うまい」とか「よかった」とかいう以前のものでしょう。
「国葬」なのだから。。。。。
この弔辞が文学的に美しかったかどうかを評価してはいけないのです。
日程的に余裕もあり、レッスンする時間もおありだったことでしょう。


日本には
国葬は不要
国葬になじむ人材はいない
という整理をちゃんとするべき時間帯です。




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「古着の回収」 [ライフスタイル]


どこからとなく金木犀が香る季節になりました。

私の住む区では「古着の回収」も始まりました。
区のホームページによれば、
●古着・古布は、町会・自治会やリサイクル活動団体が回収する
●回収された古着・古布は、衣類として再利用されたり、裁断してウエス(工業用ぞうきん)に利用されたり、繊維にほぐしてカーペットの下地などに加工されます
ということのようです。
※以前、やっている人たちに聞いたときは「東南アジアの国に贈る」と言ったお話もありました。


最近では「古着」=「ネットで処分」という方もあるのかもしれませんが、何となく情緒が物足りません。
そこでこういう「自治体っぽいチームの古着回収」には何となく安心感が伝わってきます

こういう催しがあるたびに「衣装の棚卸」です。
・コートが
・スーツが
・ジャケットが
・スニーカーが
と思い浮かぶものはありますが、一度に手放すのは忍びないものがあります。
どうせ着ないのに」
と思いつつ今回の廃棄候補を選びます。


なんだかんだと思いながら「大きめのゴミ袋」にいっぱいになってしまいます。
いつも思いきりよく捨てている妻もまた今回も捨てるようです。
「どこからそんなに出てくるんだい」
と思うことも。。。。


もう少し「使い道」を明確に具体的に示していただければもっと集まるかもしれません。
捨てるにも理屈のいる人向けに。





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「人を動かす4つの理由」~ 韓流時代劇より [仕事についてのエトセトラ]


最近は日本のテレビドラマを見る時間よりも韓流時代劇を見る時間の方が増えました。

今見ているドラマの中で、王様がこんなことを言いました。

人を動かす4つの理由は「」(恐怖)「」(希望)「」(苦痛)「」(喜び)である

「理由」という訳がぴったり来ないものの伝わってくるものがあります。
「恐」「痛」と言えば「パワハラ」をイメージさせるかもしれませんが、そういった視点ではなく、

「出来なかったらどうしよう」という重たい仕事に向き合う「恐怖」

ハードルを越えて仕事をやり遂げる「苦痛」

という風に理解するとよくわかります。
この王様は武闘派ではないのでおそらくそういうことなのでしょう。


「自由な働き方」を求めるのもいいのでしょうが、仕事の多くは「山を越えて谷を越えてゴールして喜びや達成感を味わう」ことの方が楽しいものです。


(出典)「根の深い木-世宗大王の誓い」

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「安倍国葬」中継のこんな見方 [少し政治的な話を。。。。]

いよいよ「安倍元首相の国葬」の当日となりました。

私自身はセレモニーそのものに何も興味がありませんので「中継は見ない」と思いますが、ご覧になる皆さんには「こんな見方」はいかがかと。。。。


1.「安倍政権を振り返ってみる」

2012年12月26日の政権復帰から2020年9月16日で2822日と歴代最長だった安倍政権です。
国葬をするぐらいですから功績も大きなものがあることでしょう。
今の日本の状況は「安倍菅の9年」に起因することあるいは整備・修正しなかったことが多数あります。
いろいろな複合要因はあるでしょうが、「9年」という重みは否定できません。


2.「なぜマスコミは安倍政権の総括をしないのか?」

国葬までする安倍元首相です。
きっと大きな功績があったのでしょう。

こういう国葬の前にはマスコミが安倍元首相の足跡を延々と流してもおかしくないはずです。
ところがなぜかそういう番組や新聞記事は見かけません。

9年近い「安倍政権」の総括くらいしたらいかがでしょう。
モリ、カケ、サクラ等々は結局どうなったのでしょう?


3.「日本に国葬が必要なのか?」

国葬反対論の中には、
①法律で決まった制度ではない・・・・法律で決めればいいのか?
②国会で議論されていない・・・・・・国会で議論されればいいのか?

今の与党多数の状況での多数決が民主的なのでしょうか?
国葬対象としての選択は解釈論で何とでもなるのではないか?
そう考えると「好きにやってくれ」と思ってしまいます。

「法律」や「予算」のように国家運営のために国会で議決するのとは事情が違います。
「人の評価」を国会で議論したり、法律で決めることに違和感はないでしょうか?
今回のように「国葬」と決まった後から問題が爆発してしまったような場合のリスクは誰がどうとるのでしょう。

「国民栄誉賞」で十分でしょう。


4.「マスコミの報道スタンス」はどうか

結局、当事者でない限り多くのことはマスコミを通じて知ることがとても多いです。
今までの「安倍政権の実績」、「安倍元首相の人となり」のマスコミの伝え方に問題はなかったのでしょうか?
たしか「事件当日の夜」のテレビ番組は「安倍元首相を英雄視」するような伝え方だったように私は記憶しています。

国葬中継を無声映画のように淡々と伝えるのでしょうけど。。。。


5.「日本の国際的評価」を再確認する機会

●経済力
●軍事力
等々、国際社会(各国)は日本の何に期待するのでしょう?
資源小国が生意気言うんじゃないよ」と言われそうです。
日本の国際的な位置を再確認するとても有意義な機会です。


安倍元首相の「国葬がいいか悪いか」という時間帯は過ぎました。
この国葬の持つ意味を考えることも国民の役目です。


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「マスコミの沈黙」~ 総括されない安倍政治 [少し政治的な話を。。。。]

今の大手マスコミの皆さんは岸田首相とは相性が悪いようです。
というかハナから好意的な記事を書くつもりもなかったのでしょう。

9月27日は安倍元首相の国葬の日です。
国葬の是非は別として、明日に迫った「国葬」を前にこのところ動きがありません。

安倍晋三首相の連続在職日数が2012年12月26日の政権復帰から2020年9月16日で2822日と歴代最長だとか。
そういう元首相の国葬を前に「安倍首相の功罪」を検証するのもマスコミの役目ではないでしょうか?

事件があった夜の「英雄視した報道ぶり」を忘れたかのようです。

確かに
国葬の是非論
統一教会問題
があるにしても「歴代最長の連続在職日数」の総理大臣の仕事ぶりの評価はいつやるのでしょう。

このままでは、安倍元首相は
歴代連続在職日数の総理大臣
凶弾に倒れた
戦後二人目の国葬
という記録だけで登場する総理大臣になってしまいます。

どうしたマスコミ。
安倍政権を9年近くもそばで見てきたにもかかわらず評価や検証はしないのですか?

おそらく今までのマスコミもそんなものだったのかもしれませんが、「大きな記録」のある元首相の国葬に対して音なしの構えというのも不思議と言えば不思議です。

マスコミは喪に服したままなのでしょうか?


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「安倍国葬」 [少し政治的な話を。。。。]

安倍元首相の国葬の評判が悪いようです。

その理由としては、
法定されていない国葬
税金のムダ
統一教会問題への批判の高まり
というのがあるのでしょう。

私自身は
国葬の対象になるような日本国民はいない
国葬という制度はそもそも必要ない
という考えです。
その私が今回の国葬をやることのメリットを評価してみたいと思います。


1.東京地区の経済対策である

「税金のムダ遣い」というものの「砂の上に水を撒く」「誰かのポケットに入る」「負の遺産が残る」と言ったものではありません。

東京周辺の「高級ホテル」「ハイヤー」「バス」は直接恩恵があるでしょう。
コロナ以降の痛んだお客事情への大サービス支援です。

また、警察官、自衛官、マスコミがたくさん集まるとコンビニなどの利用も増えるはずです。


2.「テロ」への実戦訓練(本番)

来年は「サミット」も開かれます。
そもそも国際的な人の集まりも増えてきます。
さらには、治安という意味では今まで想定しなかったようなことが起きる時代になりました。
「災害」訓練は定着しましたが、「テロ」訓練というのは実戦が想定できません。
だからこそ「テロ」訓練「テロ」対策の積み重ねになります。


3.エリザベス女王の「国葬」と比べるな

先日のエリザベス女王の国葬についてのマスコミの伝え方には違和感がたっぷりです。

費用が13億円だった
女王の国葬は「ロンドン橋が落ちた」を合言葉に数年前から準備が進められていました。
どこのどの部分が13億円なのでしょうか。

厳かだった
「国王を長とするイギリス国教会の行事の一つ」だったはずです。
「厳か」という言葉を日本の国葬に当てはめるのは所詮無理があります。

そもそもテロの多い国
「北アイルランド問題」他、世界の代表する政治国家のイギリスならではの「テロ」不安は絶えずあるはずです。
その中で「人が集まる」ことへの向き合い方は日本とはおのずと違うはずです。

参列客のレベルが違うのは当然のこと
・世界の代表的な政治国家
・日本は極東の僻地、イギリスはヨーロッパやアメリカと距離的にも近い
ということを考えれば議論するまでもないことです。

特に今は、
・中間選挙目前のアメリカ
・ロシアのウクライナ侵攻の影響
・国内の物価高等内政問題に課題のある国が多い
状況ですから、極東:日本にわざわざ来るのは見合わせたいというのが本音でしょう。


4.「国葬」について論議するいい機会

急に国葬のあり方が問題視されています。
・法定されていない
・国会の議決もない
というのが問題の出発点のようですが、
「法定すればいいのですか?」
「議会が承認すればいいのですか?」

・法定しても解釈論が残ってしまいます。
・今回の場合は「国葬」が決まって以降、統一教会問題等後から「国葬」対象者の評価が落ちまくっています。
こういうリスクをどう説明しましょうか。

逆に、今後は「怖くて国葬はできない」ということになるでしょう。


等々、どうも議論がご都合主義のようです。

9月27日は

1.これほどまでに評判の悪い政治家を9年近くも首相を続けさせた国民に非はないのでしょうか

2.今までチヤホヤしてきたマスコミ各局・各社がどういう取り組みをするのかとても興味があります。
・モリ・カケ・サクラ問題
・アベノミクスの失敗
等を批判することもなく、
・統一教会問題が突然起きたことのように批判するマスコミの報道スタンスにも違和感たっぷりです。
「当日をどう伝えるのか?」
「当日以降はどう伝えるのか?」
マスコミは踏み絵の日々でしょう。

相も変わらず同じコメンテーターが反省もなく「ああだこうだ」というのもおかしなものです。


かくして9月27日は「国もマスコミも懺悔の日」とするべきです。



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「法人税増税」と「経費課税の厳格適用」を [少し政治的な話を。。。。]


先の参議院選挙の時は「消費税減税」「内部留保課税」という主張がSNSでは飛び交っていました。

選挙が終わったらそういう話を聞かなくなりました。
選挙のためだけの話だったのでしょうか?


私が思うには

1.「消費税減税」について

①消費税減税は高所得者に有利
②所得の申告が不十分な人に有利
③外国人観光客などからも取りやすい(還付があるにしても)
④法人からも取りやすい
ということです。
「自分がいくら消費税を納めているか」
という議論もなくイメージだけでの減税主張には物足りないものがあります。

例えば、年間所得300万円の世帯が全額消費に回したとしても「消費税の直接負担額は30万円」です。
いわゆる生活困窮世帯のために「消費税減税」をするとしても「支払い消費税」の範囲で「給付金」を出せば十分のはずです。

2.「内部留保課税」について

はっきり言って「仕組みがよくわかりません」。
法人税を払ったうえでの蓄積に再度税金をかけるという発想なのでしょうか?



こんな話よりも、

1.「法人税増税」を行う

国税庁の調査によれば「全法人に占める欠損法人の割合は61.6%」(令和元年度)ということです。
[本]https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2020/kaisha_hyohon/index.htm#:~:text=%E2%97%8B%20%E6%AC%A0%E6%90%8D%E6%B3%95%E4%BA%BA%E6%95%B0%E3%81%AF,%E3%81%A710%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%80%82


①儲かっていない(赤字の)企業には無関係ということです

②利益法人は何とか税金を圧縮しようと考えるはず
・人件費(特にボーナス)の増額
・償却資産を持つ
・機械などの設備投資をする
等、景気刺激(お金が回る)を伴います。

③かつての節税策であった「企業の役員保険」も「損金算入割合がずいぶん減っています」
保険は、国税庁も金融庁もチェックしやすい面があります。


ただし、法人税の増税は大企業には厄介なこともあるのかもしれません。
例えば、
①結果としての減益がマーケットでマイナス評価となる
②本社の国外移転を考える企業が出そう
ということも考えられますが、まぁ軽微な影響でしょう。


2.「経費課税の厳格適用」

「欠損法人の割合が61.6%」もあるというのに倒産しません。
特に中小企業では、
・損金で落としすぎ
・同族役員の税逃れになっている
ことによく遭遇します。

同族役員の報酬を上げてあげましょう。
報酬が増えると、
・所得税、住民税で還元できる
・健康保険料もたくさん取ることができる
というメリットがあります。

芸能人やコメンテーターの皆さんの中には「個人事務所」をお持ちの方もあるやに聞きます。
だから「法人税の増税」「経費(損金)課税の厳格化」なのです。


法人税が高くなれば従業員さんへの報酬を増やすことも期待できます。
「税金を払うくらいなら」
と。

銀行の融資の現場にいると「法人税を払うくらいなら借り入れをして金利を払う」とおっしゃる企業も相当数ありました。

・融資金で機械を買い、金利を払って節税
・機械を買って償却して節税
ということです。
経済を回す」「お金を回す」にはこういうやり方もあるのです。







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「車の燃費」 [どう受け止めたらいいのか]

「カタログ燃費とずいぶん違う」とお怒りのツイートを見てしまいました。

気持ちはよくわかります。
今の車には燃費表示もセットになっているものも多いので「燃費」を気になさる方も多いのでしょう。

特に私のように「けちくさい」ものには「燃費命」のようなところがあります。
ガソリンを入れるたびに「走った距離を給油量で割る」という手計算までしていますし。。。

しかし最近気がつきました。

1.新しい車は燃費が良い

2.燃費は走り方や道路状況の影響を受ける

①時速80~90㎞くらいで走り続けると燃費はよい
②スピードを出せば燃費は悪い
③坂道が多い道路は燃費が悪い(平坦な道路は燃費が良い)
④東京のように一時停止や信号が多いと燃費は悪い
⑤急加速は「油食い」です。

3.平坦な高速道路を長く走ると燃費はよい

「新東名高速」(~伊勢湾道~新名神)を大阪まで行くと燃費はどんどん良くなります(約500㎞)

ということです。


時にはカタログ燃費よりもいい時があります


このところハイブリット車に続けて乗っています。
私の興味は一度の給油(満タン)でどのくらいの航続距離かということです。
細かな燃費計算をしたところで途中で給油する旅は苦手です。
なにせ一日600㎞くらい走ることもよくあるものですから。
高速道路での給油は「高い」というのが通常ですし。

自動車メーカーを責める前に「自分の運転ぶり」をチェックする方が先です。


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「企業寿命20年」説 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]


人生に寿命があるように企業にも寿命があります。

人の人生は健康管理次第では伸ばすことができますがどこかに終点はあります。
ところが、企業の寿命は「業務改善」「業務のやり方改善」を絶えずやること終点をどんどん伸ばすことができます

最近は「企業寿命」も短くなりました
・国際競争の激化
・IT・AIの進化
がその原因です。

また「必要性」の寿命もずいぶん短くなりましたので「売れていた」「流行っていた」ものやことが突然売れなくなることも増えました。


近年の企業経営で特徴的なのは、

飲食・サービス業が増えた
・参入が容易なだけにライバルの出現も早くかつ多いです
・利益率が低く非正規の温床になる

「接遇向上」に経営の力点を置いた失敗
・「接遇」は常識であり経営テーマではありません
・キャビンアテンダントを「接遇」講師に迎えても、「そんなことやってるからJALは倒産した」と言われるだけです
・「いい商品」を「相応の価格」で「素早く対応」すればお客さんは満足します

「明日の生活を豊かにする」という労働哲学がない
・「働き方改革」と言ったところで「お金をもらう」という「プロの仕事のやり方」を忘れてはいけません
・「改善」のない「楽」はない

日本経済に低迷感が強いのは「経営哲学」が欠如したままの企業が多すぎるからです。
・基本は変わらない
・目先の変化は速い
・見てくれに酔う経営者が多い
・内部留保は必然(自己資本比率の向上)
です。

「工夫」や「改善」なき企業が長続きするはずがありません。
「企業寿命が20年」というのも長すぎです。
今は、5年10年でも長いかもしれません。





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「郵便事情」と「速達」 [鈍感日本人への警鐘]


「国葬の案内状が速達で送られてきた」と騒いでいらっしゃる方がいました。
おそらく「国葬という無駄なものに輪をかけるように速達料金を払うなんて無駄」というお気持ちなのでしょう。

しかしここには今の「日本の郵便事情の課題が隠れている」とお気づきの方がどのくらいいらっしゃることでしょう。


今の郵便事業は「人手不足」「働き方改革」ということで土曜日の普通郵便の配達もやめています
そんなこんなで「郵便がいつ届くかわからない」というのが実情です。

だから「速達」だったのです。
「速達」なら土曜日、日曜日、祝日も配達してくれます。
しかも手渡しなので相手にほぼ確実に届きます
それが速達料金の260円なのです。


ところが「普通郵便」だと
今までは金曜日に投函すると月曜日には配達されていました。
今は金曜日に投函しても「いつ配達されるのか不安」な状況です。


最近は祝祭日も多く普通郵便は出しづらいということもあります。

ただ、メールやラインの発達で郵便を使わなくなったという首絞め論もあります。

●宅配業者との競争
●配達要員の高齢者利用
等々、工夫の余地はあると思いますが、日本郵便に強い有力政治家の牙城なだけにままならないこともあるのでしょう。
総務大臣経験者にご用心ということなのかもしれません。


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「統計」の好き勝手利用 [どう受け止めたらいいのか]

数字で語るとなんとなく信憑性が高まります。

先日のNHKスペシャル「“中流危機”を越えて」がそうでした。
番組の初めのほうで、1994年と2019年の「全世帯の所得分布」を対比させていました。
その分析では、
1994年 全世帯の所得中央値は505万円
2019年 全世帯の所得中央値は374万円
というもので、25年の間に所得中央値が131万円も減少したというセンセーショナルなものでした。


ここで注意しなければいけないのは、
1.この25年で「少子・高齢・長寿化」が進展したこと
2.結果、高齢者(年金生活者)世帯が増えていること
3.「全世帯」にはこういう「高齢者(年金生活者)世帯」が多数含まれていること
が想像できます。

こういう統計数字を使うときには、
1.「全世帯」ではなく「勤労者世帯」のみの数字で比較すること
2.年齢階級(年齢別)で比較すること
3.各年代でサンプル数を同数にすること
で比較しないと「各世代の経年変化」が色濃く反映されてしまいます。

また「所得」を論じるなら「貯蓄」も合わせて論じる必要があります。


NHKは「中流危機」という現象をことさら主張したかったのでしょうが、「統計のベースが同じなのか?」という疑問が生まれてしまいます。


結論としては「所得は減っている」のでしょうが、
①単身世帯の増加
②非正規雇用の増加
③高齢者世帯(年金受給世帯)の増加
等の変化も見逃せません。

統計数字やアンケート結果をいじる時には、
①出典
②サンプル数
③定義
を明確にしなければミスリードのもとです。


今回の所得分析も「どの世代に課題があるのか」を明確にしないまま「中流世帯」を論じています
NHKスペシャルに都合のいいところだけ抜き出したとも言えます。

マスコミのこういう報道ぶりには留意が必要です。




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「マスクしないで電車に乗るな!」 [新型コロナ]


コロナの感染者数が減少傾向にあるからでしょうか、「マスクをしない」方もあちこちで見られる世の中になりました。
「それくらいいいか」と許す気にもなってきます。

しかし、「通勤電車」は別世界です。
乗客の皆さんは、
・必ずマスク
・無言
というのが実情です。

先日は「電車遅れ」もあったこともあり混みあっていました。
コロナ禍では嫌なモードです。

昼下がりの電車となれば少し景色が変わってきます。
私が乗った車両は混んではいませんでしたが、「マスクをしない乗客が2名」いらっしゃいました。
それぞれが離れて座っていらっしゃいましたので示し合わせたわけでもないでしょう。

乗客の皆さんも心得たもので、彼らの傍には座っていらっしゃいませんでした。

思ったのは「コロナにかかったことがない」人はマスクをきちんとつけていらっしゃるということ。

私はというと隣席に客が来ると必ず立ちあがってドア付近に移動しています。
こういう生活がおそらく続くのでしょう。
本音を言えば「マスクをちゃんとつけない人は電車に乗るな!」です。

そういえば「優先席」に座るスマホ若者の数は以前と変わっていません。
まぁ、「ご高齢の方が乗っていない」ということもありますが。。。。


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「デパ地下」が混んでいた [どう受け止めたらいいのか]


金曜日の昼下がりのことでした。
所要で新宿のデパートに行きました。

他の階はそうでもなかったですが、いわゆる「デパ地下」という食料品売り場は混みあっていました。
二つのデパートに行ったのですがどちらもそんな感じでした。
よく行くショップでは品切れに近い状況でした。
そんな状況に初めて遭遇しました。

「デパ地下」では、お客さんの晴れ晴れした笑顔(のような)が垣間見られました。

コロナの感染者数が減少傾向にあるからでしょうか?
(しかし油断大敵です。感染者数の水準はまだまだ高いのですから)


少し前「一律給付金を出せ」とか「消費税減税」等々の声があり「経済を回す」とおっしゃっていた方々がありました。

デパートのお客様を見る限り、
買い物は楽しい
不要なもの(残るもの)は買わない
という流れが定着したようです。

「デパ地下」以外のフロアのお客さんが少ないところを見ると「デパート経営は厳しい」というのが実情のようです。
インバウンドが回復したらデパートが賑わうのでしょうか。。。。


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「山手線の駅名」を忘れている [どう受け止めたらいいのか]


深夜の東海道新幹線に乗ったため「品川」駅で降りて山手線で「新宿」駅まで乗ることに。
※いつもは「東京」駅で降りて中央線で「新宿」駅まで乗るのですが。。。

途中でふと気づきました。
「山手線の駅名」が出てこないのです。
しかも並び順も。


慌ててドアの上の路線図も見て記憶のポケットを呼び出すことに。。。

単に「ボケ」が始まっているのか。
それとも「コロナで山手線の乗ることを避けていた」ためなのか。

記憶する「山手線の絵」を思い出すこともなく電車に乗っていました。
ひょっとしたら「品川」駅のホームも変わっていたのかもしれません。

平日の日付が変わる時間帯であったにも関わらず「サラリーマン風情」「しこたま飲んだ客」に乗り合わせませんでした。
※そうは言うものの私の降りる私鉄の駅では「ゲロ」はありました。


時代が変わっていました。



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深夜の東海道新幹線 [どう受け止めたらいいのか]


久しぶりに深夜の東海道新幹線で帰京しました。
東京駅に23時台に到着する便です。

私は自由席に乗りましたが、大阪からはほぼ満席(コロナ満席:他人の場合は片側は空席)でした。
驚いたことに乗客はほぼほぼ若い人たちです。
20歳代~40歳代の方と思しきお客様です。

今の時期「マスクも中途半端」なのは時代なのかなと思ってみたり。。。
特徴的なのはサラリーマン風情(さもサラリーマン的な着こなし)の人がいないということです。
平日だというのに「夏の普段着」の方がとても多いということ。


・まだ夏休みの人が多いのか?
・ノータイが一般化し普段着モードなのか?

と思ってしまいました。
おもしろいのは、
・お酒を酔っぱらうほど飲んでる人がいない
・本を読んでいる人はいない(スマホに夢中か寝ているか)

お一人だけ「異様な咳」をしている人がいました。
さすがに乗客の皆さんの声が静まります。


コロナ時代、深夜の東海道新幹線の自由席は「コロナの感染者が多い」世代でいっぱいでした。


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仕事は「怒られて」「苦情を言われて」上達する [仕事についてのエトセトラ]


NHKの朝ドラ「ちむどんどん」を見ていてつくづく思うのは
仕事は「怒られて」「苦情を言われて」上達する
ということ。


件のドラマでは、
工夫がない
他力本願
で「お仕事」が回っています。


「#ちむどんどん反省会」なるツイッターサイトが人気なのは、こういう「主人公たちの働き方」への批判があります。(「脚本や演出が雑すぎる」という側面もありますが)


「なにか物足りない」と思いながら見ていて気がついたのは、
叱られない
苦情がない
他力本願
がセットのようです。


今の視聴者は高度経済成長からバブルそしてアベノミクスと言った経済の移ろいを肌で感じてきた人たちがおそらく多いのでしょうから、主人公たちの仕事の仕方にも我慢がならないというのが本音でしょう。

結果、主人公たちの「お仕事」は中途半端の限りです。



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お薦めしない「賃金のデジタル払い」 [どう受け止めたらいいのか]


賃金のデジタル払い、いわゆる〇〇PAYなどにお給料を直接入金することです。
ニュースによれば、
決済アプリを使った賃金のいわゆるデジタル払いについて、厚生労働省は、労使の代表などで作る審議会に支払い先として認める業者の要件などを盛り込んだ制度の最新の案を示しました。 審議会ではおおむね議論は尽くしたとして、今後、国への答申に向けた詰めの作業を進めることになりました。
とのことのようです。


キャッシュレス社会となり決済アプリを使う方も増えましたが、賃金の入金まで決済アプリ任せでいいのでしょうか?

●キャッシュレス社会でも「現金払い」が必要なこともある
●ローンの返済やクレジットカード決済をどうするのか
●お金の入出金の履歴管理を決済アプリのシステム利用でいいのか
などを考えるとあまりお薦めではないでしょう。

私自身も〇〇PAYを使っていますが、
・支払い利便(現金代わり)として使う
・高額支払いはクレジット払い
・〇〇PAYのチャージもクレジットカード
・資金の履歴管理は銀行預金とクレジットカードの履歴を利用
しています。

「便利だから」の理由だけではなく「お金の哲学」を持った資金管理をお薦めします。

ちなみに私自身は「ボケ防止」と「生来のケチ根性」でエクセルで組んだ家計簿を毎日記入しています。
前年同月との比較などなかなか楽しいものです。



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「空き家」ではなく「留守宅」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


「空き家が増えて。。。あそこもここも」と。
地方の方とお話ししていた時のことです。


聞けば「お盆とかお墓参りなど時々は誰かがやってくる」というお話もありました。
そういうのは「空き家」ではなく「留守宅」なのではないですか?
と確認しました。


今は「二拠点生活」ということでもう少しプラス思考でとらえることも必要なのではないでしょうか?
・「別荘」として頻繁に行き来していただく
・「別荘」として売却したり賃貸しする
という風にポジティブに考えていかないと集落全体が暗くなってしまいます。


ただし、「住民税」「固定資産税」あるいは「別荘税」という新たに税金を作るなどして
・利用者の特定
・利用者の公共サービス利用の負担
・固定資産税の支払者=所有者とみなし「空き家」を放置しない
等々やっていかなければいけないのではないでしょうか

等々お話しました。


お話ししていた時は「それはいい話だ」とおっしゃっていましたが、そういう類いの話を実現に向けて動かれるかどうかは甚だ疑問です。


かくして所有者不明の「空き家」が生まれかつ増えていくことでしょう。






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「経済を回す」とは [どう受け止めたらいいのか]


SNSでは「経済を回すために一律給付金を」という主張を目にすることがあります。

「一律給付金」程度でいわゆる「経済」が回るのでしょうか?

一律給付金の効果は限定的です。
・買わない宝くじが当たったようなものです
・すべて消費に回したとしてもお金のすそ野の広がりが見えてきません
・中には貯蓄に回す人がいるでしょう

あるいは「企業消費」(一般人のように買い物をすること 領収書の宛名は企業名)はどう見ればいいのでしょう。


「消費税負担の軽減」を目的としても年収300万円の方がその全額を消費に回したとしても消費税相当額は30万円程度です。
所得が安定的に増える状況にない限り「消費効果」「経済効果」は限定的です。


本当に「経済を回す」ことを考えるのなら、「社会保険制度のある雇用」のできる産業の整備です。

安倍・菅の9年で「産業政策」「産業整備」などという言葉を聞いたことはありません。
だから腰の据わった企業が育たないのです。

少子・高齢・長寿化という流れの中、経済を回すためには「産業政策」が必要です。


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「マスコミ報道」を信じやすい人たち [どう受け止めたらいいのか]


地方の方とお話しするとテレビを中心としたマスコミ報道を信じ混んでいる方々に出会います。

世の中何が真実で何が虚構かはなかなかわかりにくいものです。
にもかかわらず「テレビで報じることは正しい」的に思いこんでいる方も多いようです。


例えば、

安部元首相は功績があった
~具体的には何ですか?と聞き返すと論理的でない返事や話題を変えたりなさいます。

パフォーマンス(スタンドブレー)大臣、国会議員、知事に好意的
~具体的に「行政成果はどんなことですか?」と答えられない人ばかりです。

岸田首相、小池都知事のようにマスコミに批判されやすいタイプの方に批判が向く
~「具体的にはその批判はどんなことですか?」と聞き返すと口ごもってしまわれる方がとても多いようです。

「経済」「消費」という言葉に弱い
~「所得」ということに触れたがられないようです。「地方だから所得が少ない」ということで批判をかわそうとされます。

「東京」を色濃く批判されるタイプの方がいる
~「それは東京の方の考え方」という逃げ口上が目立ちます。
東京発のテレビの話は信じこみ、東京で長年生活している者の言葉に耳を傾けようとなさらない方も目立ちます。
そういう方に限ってご子息やお嬢さんが「東京の大学に行っている」「東京で働いている」ことが自慢だったりします。

東京の住宅地のことをご存じない
~マスコミが東京の住宅地のことを報じないこともあります。
「東京の人はみんなマンションに住んでいる」「東京には木造住宅はない」と思い込んでいる人も多いようです。
最近の東京の住宅地は坪200万円を超えますよというとびっくり(想像がつかない様子です)。
意外と「物価が安い」ということも伝わっていないようです。
「土地代が高い」「賃料が高い」というのは地方にない東京の特徴です。

等々、「マスコミに騙されないで」と思うこともよくあります。


「困った政治家」の多くは地方選出で有権者はあなたたちですよ!
「芸能人」の多くは地方出身の方ですよ!

ということがブラウン管を通すとすっかり忘れられています。



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「銀行員は人を見る」「政治家は票を見る」 [銀行(員)と付き合う法]


統一教会問題でマスコミやSNSは盛り上がっています。
「統一教会とつながっている政治家は悪、即刻辞めていただきたい」というご意見も多いようですが、

小選挙区制の下では、議員辞職⇒再選挙で当選 という図式は崩れないかもしれません。特に地方では。

「今まで知らなかったの?」とマスコミや有権者の皆さんに聞いてみたくなります特に地方では。

ところで「なぜ政治家は統一教会とつながってしまった」のでしょう?
教義まで見れば違和感がたっぷりのはずなのにです。

つまり「」です。

私の知人に地方の県会議員がいますが、選挙の時は、
①学会
②教会
③同和
組織票をもらうかもらわないかが生命線だとかねがね言っていました。

この3つは上意下達が徹底しているようです。
「好きとか嫌い」などという感情や「いいか悪いか」などの理屈も働かないものがあるのかもしれません。


参考までに、「銀行員は何を見るのか?」というと「」です。
「ひと、もの、かね」と俗に言われていますが、そのトップバッターの「人」こそ最大のチェックポイントです。

融資をする事業者というのは、
・人が良すぎてもダメ
・人が悪すぎてもダメ
・うそつきはダメ
等それなりに事業に向き合う姿勢というものがあります。


どんなに決算書や事業計画書が立派に作ってあっても、中には「うそ」というのもあります。
また、今後の事業展開は「人」次第、「もの」次第ということもあります。

だから銀行員はとてもストイックなスタンスが求められてきました。


思うに、政治家は「票になれば」「当選すれば」というのが第一テーマで行動の良しあしは二の次のはずです。

起こるべくして起こった統一教会問題
似たように「票になる塊」があれば、おそらくまた政治家は飛びついていくでしょう。


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#ちむどんどん反省会 [どう受け止めたらいいのか]

NHKの朝ドラ「ちむどんどん」の評判をご存じの方も多いと思います。
はっきり言って「おもしろくない」というのが本音です。
・出演者は普通
・脚本の出来が悪すぎる
というのが「おもしろくない」最大の理由のようです。
おもしろくないなら見ない」というのが本来なら取るべき行動ですが、
しかし、私をはじめ見続けている方も多いのが実情です。

「見続ける」理由は、

NHKの戦略(物理的要因)があります。

地上波のNHK総合のほか、BSプレミアム(BS2)に加えNHKプラスと何度でも見ることができます。
さらには、毎週土曜日には月曜から金曜までのダイジェスト放送もあります。
放送チャンネルがここまで多いと見てしまいます。

②何よりも、
#ちむどんどん反省会」というツイートタグと番組がシンクロして書き込みが行われていることが
最大の理由のようです。
つまりツイートするためにドラマを見るということ。
新しいテレビドラマの楽しみ方です。

今回のドラマは、
①実績豊かな脚本家の作品
②沖縄本土復帰50周年を記念する沖縄関連のドラマ
③出演者もまずまずの人選(下手くそはいない)
④成功物語
という視聴者には楽しめるドラマのはずでした


ところが、おもしろくないのです。
原因は「脚本・演出のまずさ」にあります。

①主役がだれかわからないほどの話題の拡散
展開ぶりが中途半端
③いつも他力本願で問題解決
④終戦直後から現在までのストーリーなのに
時代考証がアバウト
・現時点の年代が不明
・その都度都度の社会風俗が合わない
⑤料理ドラマなのに料理に時間が割かれていない
朝からチンピラや反社会的勢力やねずみ講のような詐欺がよく出てくる
⑦当時のお金感覚がよくわからない
・東京~沖縄を昼間に気軽に電話
・東京~沖縄を頻繁に移動
イタリア料理のレストランで修業した主人公が突然沖縄料理の店を開く
経営ノウハウもない杜撰さで数か月後には休業
「危篤」と聞き、ベテラン俳優は数珠を持って病院に駆け付ける
~もはや吉本新喜劇並みの構成です

とにかく脚本や演出がひどく出演者のまずい演技も目立ちません


今までの「朝ドラ」なら「下手な演技」はあってもそれなりに話題になったものですが、
今の「ちむどんどん」に至っては「演技」以前に盛り上がりを欠いたままの毎日です。


ただただ面白いのはツイッターとのシンクロ
SNSを使う人がここまで増えたのか
と驚くばかりです。

しかも、代表的な視聴者層であろう「団塊の世代」「定年直後の60歳代」は同時代の記憶が十分な方々ばかりです。
脚本家グループがどういう年代の方なのかよくわかりませんが昨今のアバウトな生活様式を代表するような年齢層なのかもしれません。

「あまりにもひどい内容」なら、ツイッター民も今後は許してくれないでしょう。
とりあえず9月末の最終回まで見ようという人たちがきっと多いはずです。


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「国葬」で得する人損する人 [一人合点の「いい加減な話」]

安倍元首相の国葬はおそらく行われるでしょう。

そこで、「国葬」で得する人、損する人を勝手に区分けしてみました。

1.「得」する人

警察官 ~ 通常業務の範囲内で手当てや残業がつきます。
自衛官 ~ 日頃の訓練を大都会東京で公開できます。
バス業界 ~ オリンピック同様、人の移動には欠かせません。
ハイヤー業界 ~ 賓客の移動はハイヤーです。
ホテル業界 ~ 賓客は高級ホテルがお好きです。
コンビニ ~ 人が動けばコンビニを利用なさいます。

2.「得」⇒「損」の人

設営業者 ~ 桜を見る会他いろいろな大規模行事の専属でしたので今回も随意契約のような入札結果
 今後は複数入札となるでしょう。

安倍派 ~ 国葬は安倍派の決別式です(国葬後はいばらの道が待っています)。

3.「損」⇒ 「得」の人

岸田首相 ~ 今は「国葬反対」の集中砲火を受けていますが、「国葬が終われば安倍派を分解」という大仕事で首相としての仕事がやりやすくなります。
統一教会問題も安倍元首相がらみからの安倍派ですから。

国民 ~ 「国葬」実施で不快に思う方も多いのでしょうが、今回の批判の目を政治の随所に光らせる習慣ができます。何せ「安倍菅の9年」で好きなようにやられていたのですから。


4.困る人

マスコミ ~ 事件当夜は「礼賛・英雄視」した取り上げをやっていました。
しかし、統一教会問題の炎上から立ち位置が難しくなってきました。
「国葬」は「マスコミの踏み絵」状態です。
どんな報道スタンスをおとりになるのでしょうか?
「生中継」「特別番組」「ニュースの時間を国葬に割く」「通常放送」さてさていかがでしょう。


等々、「安倍菅9年」で隘路がたくさんあった政治に風穴があく日です。
風穴が開かなければウソです。



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「新しい資本主義」に期待したい(その2) [少し政治的な話を。。。。]


今の日本でちゃんとした経済政策を語れる人がいるでしょうか?

岸田首相を批判する人にお会いしても、「じゃぁだれが首相ならいいの?」と聞くと、そこ先は無口になってしまわれます。

安倍菅の9年の無策の後始末

アベノミクスの後始末と方向転換

の二つを考えただけでも対応できる人材が思い浮かばないようです。


そこで「新しい資本主義」なのです。

1.少子・高齢・長寿化の日本には「少人化」が求められる

当たり前と言えば当たり前のことです。
働く人が急減する
一人当たりの生産性を高め賃上げを実現する
ためには「少ない人数」で産業を動かすことが必要です。

例えば「農業」が典型的です。
・生業的な農業
・一家に1台の機械
・補助金
ではいつまでたっても非効率のままで産業としての魅力もありません。

やはり「組織化」「集団化」そして「スマート化」でしょう。
農業の現場を社会保険や休暇のある職場にすることが急務です。
いつまでも「じいちゃんばあちゃん農家」でいいわけがありません。


2.産業には「ゴール」が必要 ~ 「命を守る」が合言葉

ビジネスは必要性がないものは成功しません
優先順位1番は「命」です。
皆さんの周りを見渡しても「命を守る」ものは大事にされているはずです。

アベノミクスでちやほやされた「観光」や「飲食」が「命を守る」のに必要でしょうか?
「飲食」はそれなりに命に近そうな感じもしますが、コロナ禍で外食産業が衰退しつつある現状を見ればわかることです。
いざとなったら「外でお金を払って食事をする」ことなど劣後されてしまうのです。

「命を守る」という視点で見れば「自動車産業」「医薬品」「医療技術」「食糧生産」「エネルギー産業」等々いくらでも浮かんできます。


3.付加価値をつけるのは「ものづくり」

「人が作ったものを買うよりも、自ら作ったものを売る」これが「ものづくり」です。
そこから先は多くの説明は必要ないでしょう。
日本が国際競争力を失った「ものづくり」を取り戻すというよりは、「新しいやり方」「新しいものづくり」「品質の向上」等々今までの日本ならできたことです。


4.大学の目的の明確化 ~ 「命を守る」「少人化」のための学問や研究かどうか

大学は若者のモラトリアムの場ではありません。
人生80年時代の基礎を作るところです。
「教養」だけなら大学に行かなくても済むでしょう。

産業政策をサポートする研究や人材を輩出する場所であるべきなのです。
したがって、
①高校を卒業したらエスカレーターに乗ったように大学に行かなくてもいい
②一旦、社会に出た後で入学しなおすことも選択肢としてあります
等々、人材を作り、磨く場所でもあるのです。


5.国際競争に勝つ

日本の高度成長の根底にあったのは輸出です。
いつの間にか国際競争力も後退し「輸入」が主流になりつつあります。
今や労働力や観光客までもが輸入に頼るような時代です。

「ものづくり」で豊かになった中国・東南アジア諸国の皆さんが「お金を持って日本に観光に来る」時代の違和感や口惜しさは日本人にはないのでしょうか?


このように縷々お話ししましたが、「ものづくり」は一朝一夕に成功はしません。
だから「経済政策」なのです。

だから「新しい資本主義」なのです。



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「新しい資本主義」に期待したい(その1) [少し政治的な話を。。。。]


マスコミやSNSでは「国葬」「統一教会」で盛り上がっていますが、今は「経済対策最優先」でやらなければいけない時間帯です。


そもそも「アベノミクス」も「地方創生」もいったいどうなったのか?誰も語らないのも不思議です。
日本国の将来を方向付ける「経済政策」の検証と今後のありかたを議論する人がいません。


はっきり言いますと、

1.アベノミクス

「物価誘導」と「金融操作」がメインで国民生活に直結する産業政策は「観光」と「飲食」などのサービス業のみと言っても過言ではありません。
今までマスコミも「観光」と「飲食」サービスだけには力を入れて取り上げてきたのですから間違いないでしょう。

「安倍菅」の時代9年が過ぎても日本経済がピリッとしないのですからまったくもって失敗ということでしょう。


そこに
・コロナ
・ロシアのウクライナ侵攻
という突発事象が加わったのですからもうどうしようもありません。


2.地方創生

「地方創生でうまくいっている」という話を聞いたことがありません。
「地方創生」とは地方にお金をばらまく大義名分に過ぎなかっただけのことです。
コロナ関連でずいぶん地方にお金がばらまかれていますが「地方創生臨時交付金」というのですからお里が知れています。


賃金が安い」といったところでアベノミクスも地方創生も「賃金が安い」ビジネスや働き方ばかりに光が当たったのですから当然と言えば当然です。


岸田首相が誕生した時に生まれた「新しい資本主義」というのは実はわかりやすい意味があったはずですが、「人への投資」(賃上げ)だけがフォーカスされたためにおかしな方向に向いたまま足踏みしています。

本来なら「アベノミクス」の軌道修正(否定)からスタートした経済政策だったはずなのです。


アベノミクスに足りなかったものは、ずばり「産業政策」です。

少子、高齢、長寿化に向かう日本

資源不足、エネルギー不足の日本

国際競争力の衰えた日本

における産業政策を丁寧に考えて方向転換し前に進む時が今なのです。

それを具体化するのが「新しい資本主義」なのです。




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「プロジェクトX」は綻びない [仕事についてのエトセトラ]


9月3日の深夜、「プロジェクトX『ワープロ 運命の最終テスト』(NHK)」を見ました。
2002年9月3日に放送されたものの再放送です。
東芝技術陣による漢字変換を可能にした日本語ワープロの開発秘話です。
今見てもドキドキわくわくするような内容です。

「ものづくり」を得意とした日本の産業界のドラマです。
今の時代でもこういうドキュメンタリー番組ができるのでしょうか?
テレビ東京で「カンブリア宮殿」というのをやっていますが「いつも出てくるのは経営者ばかり」です。
このプロジェクトXの素晴らしいのは「主役が現場の人たち」ということ。


アベノミクスをチヤホヤしたマスコミ諸兄には思いつかないような番組です。
「アベノミクス」や「地方創生」がうまくいかなかったのは苦労や工夫が成功につながる「ものづくり」に光を当てなかったからでしょう。


そもそも「観光」や「飲食」で1億人の日本の経済成長を支えるという発想がおかしかったのです。


今ならNHKプラスで視聴できます。





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コロナ感染事情(どこかに隙がある) [新型コロナ]


この夏、義妹(妻の妹)がコロナに感染したとのこと。

電話でいろいろ聞いてみると、
●自分としてはコロナの感染対策は十分とっていた
●スーパーの出入りの際も両方で消毒液を使っていた
●どこで感染したかわからない
とよく聞く話でした。

しかし、「そんなことはない、どこかに感染したかもしれない時や場所があるはずだ」といわゆる雪隠攻めをしてみると、
「職場かなぁ!」
と答えが。

多くの人が大声で話すし、行動ぶりも粗い」と。


「早期診断、早期治療」
もごもっともですが、今一度「自分の行動ぶり」「自分が置かれている周囲の環境」を確認し対策の強化をするべきでしょう。

コロナ感染者の多い職場は経営者、経営幹部が本腰を入れてコロナの感染対策をしないと「コロナはいつまでも減らない」でしょう。


テレビ・ラジオでも「コロナにかからない行動」を唱える人はいません。
医療従事者の負担だけが増えていくのが日本の現実でしょう。


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「悪い円安」と言われても [どう受け止めたらいいのか]


昨日は1ドル=140円台になったようです。
今までの為替水準から考えると大幅な円安で輸入物価の高まりから国内の物価上昇に悲鳴を上げる国民や企業が多いという昨日今日です。


原因は「アメリカの好景気=金融引き締め=金利高=日米金利差」よるところも大きいようです。
ロシアのウクライナ進攻で
・ウクライナを後方支援するアメリカの戦争特需
・ウクライナ発の小麦価格の上昇
・ロシア禁輸の影響で輸入に頼るエネルギー価格、食料品価格、飼料価格などの上昇
等々が円安、物価上昇要因になってしまっています。


イギリスでもフランスでも同じようなことが起きているのですから日本だけの問題ではありません。

外国のことはさておくとして、
「安部・菅の9年」の中で多くのエコノミストは「デフレは悪」と言っていた
②そこでアベノミクスという経済政策もどき
・物価目標の設定
・低金利政策という金融操作に走った
・国民向けには「地方創生」「観光」というバラマキを行った
ということが主眼でした。

このアベノミクスについて多くのエコノミストは「悪いインフレ」などの心配を指摘する人はいませんでした


かつてと違うのは
ものづくりが衰退して円安を享受できない日本経済になってしまっていること
輸入物価の上昇が国民生活を直撃していること
収益率の低い「観光」「飲食」などといった産業がちやほやされ、コロナによる行動様式の変化はこの業界を直撃していること
でしょう。


物価が上がれば賃金が上がる」しか言わなかったエコノミストが忘れていたのは「物価が上がっても儲かるわけではない(=賃上げファンドがない)」ということ。
日本の産業構造や在り様の変化を理解せずに「物価上昇」効果だけを信じた結果なのでしょう。


プラザ合意(1985年)の後1ドル=150円になった時(1986年7月)は大幅な円高と言われ経済・景気不安が巻き起こったものです。


経済政策はこれほどまでに難しいのです。
日本の産業構造や経済構造を理解せずに安易にアベノミクスを礼賛してきたエコノミスト諸氏は今なんとおっしゃるのでしょうか。





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「高齢者」とマイナンバーカード [どう受け止めたらいいのか]


義母のマイナポイントの登録をしてきました。

マイナンバーカードを持っているものの、マイナポイントの登録がまだだったからです。
なぜマイナポイントの登録ができていなかったかというと、
●はっきり言ってよくわかっていなかった
マイナポイントの受け皿がない
「銀行口座の登録は危ない」と年寄り仲間で話が伝わっている
といった事情がありました。


私のスマホが使えない(対象機種ではないことから)いろいろと大変です。
こんな作業をしました。

手元にあるカードの類いを全部出してもらう
~受け皿になるカードが2枚ありました。

マイナンバーカードの暗証番号を確認してもらう
~「おそらくこれだろう」というのがありました

今使っている預金口座を登録するのが嫌なら別の銀行で新規口座を作ることも考える
~「億単位でお金があるわけでもなく、国税が調べればすべてわかるのだから」と説明して既存の口座で登録することに

役所に電話して「登録手続きはどこでできるか」「何が必要か」を確認
~自宅近くの出先でできることが判明し
・マイナンバーカード
・健康保険証
・銀行の預金通帳
を持ってそこに行くことに

かくしてマイナポイント2万円ゲットの登録が終わりました


一連のマイナンバーカードの登録手続きをしていて思ったのは、

高齢者は「マイナポイントの受け皿」が少ない

マイナンバーカードの使い道すら理解できていない

年取ってからのマイナンバーの更新は年々難しくなる
~後期高齢者(75歳)以降は更新不要にすべき

お役人さんがマイナンバーカードの利用利便について理解していない
~だから持つことのメリットがマイナポイントに偏ってしまう

マスコミがマイナンバーカードに消極的
~複数個所で所得のある芸人やコメンテーターの皆さんは「将来の所得の捕捉」を嫌っている

ということ。


少子・高齢・長寿化に向けた利用利便を丁寧に説明する

紛失リスクは「運転免許証」や「クレジットカード」よりもはるかに少ない

行政手続きの簡素化が進む

徴税の公平化が進む

「健康保険組合」の一本化がしやすい

等、メリットに光を当てたアナウンスに行政もマスコミももっと力を入れるべきでしょう。

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ハチに刺される [どう受け止めたらいいのか]

日常生活には予定しないことが多々あるものです。

妻の実家の庭で作業をしていたら「ハチ」に刺されてしまいました。
何十年ぶりでしょう。

歩いていた私にどこからかまっすぐ飛んできた虫が私の耳朶に当たりました。
「ちくっ」と痛みが走り手で触るとその虫は逃げてしまい姿も見えなくなってしまいました。

アブなのか?ハチなのか?
「あぶはち取らず」状態でもないですが耳朶周辺の痛みが残ります。


そうこうしてるうちに義母も刺されてしまったようです。
「足に来たので手で追い払った」
ようですが、ズボンにハチがくっついています。
タオルで叩き落してその姿を見ると蜂(ハチ)です。
幸いスズメバチではなかったですが。。。。(ネットで調べていたら黄色スズメバチのような気もしますが)


どこから飛んできたのかというと「お隣のお庭」からのようです。
誰かか何かが蜂の巣をつつき数匹のハチが飛び回っています。

聞けば高齢のおばあさんの一人住まいで植木の手入れなどもしていなく「伸びた枝に迷惑している」とのこと


・「高齢者の一人暮らし生活」をどうサポートするか?
・想定していない「ハチに刺された」場合にどうするか?


いろいろな問題がありそうです。
義母の指先は腫れが目立ちます。
近所のドラッグストアで「ハチ刺され用」の塗り薬を買ってきました。

私は腫れはなく痛みだけですが、スズメバチなら救急車ものだったかもしれません。


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