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「統一教会」の沼 [どう受け止めたらいいのか]


テレビマスコミやツイッターそして野党議員の発言を見ていると、

・統一教会は悪いヤツらだ
・統一教会とつながっている政治家は悪いヤツだ

という発言が多いようです。


しかし、足元の問題は、
●統一教会の被害にあっている人はどのくらいいるのか?
●統一教会の被害の大きさはどんなものなのか?
●統一教会の信者さんは脱会しなくていいのか?
●統一教会が集めた資金はどこに行ったのか?
●統一教会の教義はどのようなものなのか?
ということのはず。


まずそこから始めなければ「統一教会は悪いヤツだ」と言い切れないのではないでしょうか?

そもそも「合同結婚式の違和感」たるや今までの日本人の価値観では考えるのが難しいし、それでもそういう「合同結婚をした人がいて」、さらには合同結婚式をした「信者の地方議員もいる」現状をどう受け止めたらいいのでしょうか?

喉元過ぎれば熱さを忘れる
では何も解決しません。




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「デジタル保険証」の導入を急げ [どう受け止めたらいいのか]


マイナンバーカードへの風当たりが強いようです。

しかし日常生活ではどんどんデジタル化が進んでいます。
銀行のATM、高速道路のETC、駅の改札のスイカやPASMO等々格段に利便は向上しました。

なぜ「健康保険証」をデジタル化したらよくないのでしょうか

例えば、

情報が洩れる
・そんなに簡単に情報が洩れますか?
・洩れたら困りますか?
・アナログなら漏れないのですか?

システム障害の時に困る
それはレベルアップの日々の戦いです
技術進歩を信じましょう

落としたら困る
ATMのカード、運転免許証をそんなに落としますか?

暗証番号が覚えられない
ATMのカードはどうしていますか?
年を取れば「新しいことは覚えられない」ということは確かにあります。
それなら「親兄弟の誕生日」「かつての恋人の誕生日」などを暗証番号にしたらいかがですか?

等々、多くの方が不都合とおっしゃることの多くは「克服できる」ものばかりです。

逆に、
「少子・高齢・長寿化」時代の「絵」を浮かべましょう
・「働く人が少なくなり、手間のかかる高齢者が増えた」姿に何を思いますか?
・「事務は遅滞」し、物忘れから来る「薬の過剰投与」も想定されます

今のままの健康保険制度でいいのですか?
・国民健保
・企業健保(協会健保)
・船員健保
・共済健保
と4本立てである必要がありますか?
・転職や退職の時の「健康保険の切り替え」も面倒です
・「税金で給料をもらいその中から共済保険料を払う」公務員さんは特権階級ですか?
・比較的健康な方が多い企業健保加入者が退職して国民健保にしわを寄せる状態でいいのでしょうか?

どうして「医療情報」の共有化に反対なのでしょうか?
これからは「デジタルカルテ」も進みます
他の医療機関を受診する時の情報の共有化のメリットは大きいでしょう


デジタル保険証に反対する人あるいは政党の皆さんに言いたいのは、
「今のままでいいのですか?」
ということ。

病院での待ち時間が増えても文句は言いませんね。
「高齢者は増え働く人は減る」
時代をどう乗り越えますか?


なにか「殿様」ばかりの議論になっていませんか。

団塊の世代が耄碌しないうちに対策を考えないと手遅れになりますよ


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やっぱり「いつかはクラウン」 [一人合点の「いい加減な話」]


先日、「新しいクラウン」に試乗してきました。

はっきり言うと「この車は欲しい」という感想です。

流麗なフォルム」と「静粛性」に加え「新東名をゆっくり走ってみたい」と思わせる車でした。


営業の担当さんは「ここまで変わっていいのでしょうか?」とやや不販気味でしたが、

従来のクラウンは社用車やお金持ちのステータス車としての役割がありましたが、そういう人たちは「レクサス」に行ったり「アルファード」に代わっている。

従来のクラウンファンはすでに高齢化して車離れを起こしている

「ナイスミドル」がカジュアルに乗ることのできるおしゃれな車になっている。
※換言すれば「この車に乗ってナイスミドル体験をしたい」ということかも。

などと私が評するとまんざらでもないようでした。

あえて言えばテレビCMなどに登場するボディカラーよりも「白」の方がおしゃれな感じがしました。


今は車にも「格差」の側面がにじみ出ていますが、私でも手の届くかもしれない贅沢車に見えてきました。

最近は高速道の走行も多いのでなおさらゆったりと走ってみたいと思ってしまいす。

この日はトヨタならでは車の売り方に感心した一日でした。




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「利権行為禁止法」の制定を! [少し政治的な話を。。。。]


行政が何かをやろうとすると「利権が。。。」と騒ぐ人がいらっしゃいます。

最近では、
・マイナンバーカード
・給付金のクーポン化
などを進めようとすると「利権が。。。」状態です。

なにかにつけて「利権」云々と言っていたら行政は前に進めなくなってしまいます。

おそらく「行政と受注契約を行った業者から関係する政治家や公務員などに口利き手数料的なお金が支払われているようだ」ということを指摘なさっているものと思います。


特に「東京オリンピックにかかる贈収賄」が事件化していること、あるいは「アベノマスクの無名業者への発注」「国葬・サクラを見る会等の政府行事の業者がいつも同じ」等胡散臭い事案もあるような気がすることが余計に「利権」を問題視する風潮に拍車をかけているのかもしれません。

裏金的贈収賄は不愉快ですが、そればかりを問題視していたら前に進みません。

いっそのこと「利権行為禁止法」のような法律を作ったらいかがでしょう。

例えば、

①対象:行政等(出資および補助を含む)の税金による受発注

②時期:受発注契約の始期および終期の前後3年以内

③内容:該当業者からの金品・物品・便宜等の授受

④対象者:
・受領側:政治家、公務員、当該組織の役職員
・授与側:受注契約の当事者およびその役職員

⑤刑罰:授受相当金額の20倍の罰金

とでも定めたらいかがでしょう。


例としては、

・5000円の食事なら100,000円の罰金
・10,000円のコンサート招待なら200,000円の罰金
という具合です。

「利権」と言って忌み嫌うのもいいのですが現実的な対応策を考えるのも一つの方法です。













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東京に冬到来のシグナル [コーヒーブレーク]


あなたはどんな時に冬到来のシグナルを感じますか?

私の場合は

IMG_3873.JPG

富士山の冠雪が東京からも肉眼で見えるようになった時の興奮は尋常ではありません。

さらには、

IMG_3910.JPG

こんな夕暮れ時にうっとり酔ってしまいます。


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マスメディアの意図ある怠慢 [どう受け止めたらいいのか]


「マスメディアは何か隠しているのではないか?」
最近強くそう思うようになりました。

「隠している」という言葉が妥当でないのなら「敢えて報じない」ことがあるように思えてしまいます。

例えば、

1.「安倍菅の9年の功罪」の検証

①「モリ・カケ・サクラそして総務省」はどうなったのでしょうか?
そこに「統一教会」問題です。
出発点は「安倍首相時代にある」ようです。

②「アベノミクス」の検証はしないのでしょうか?
「ロシアのウクライナ侵攻」「コロナ感染」「ドル高」等の突発事象はありますが、日本経済の環境整備としての「アベノミクス」はどうだったのでしょうか?


2.「岸田首相」への批判

「遅い」「後手」「検討使」さらには「場当たり的」と散々な評価の岸田首相の政権運営ですが、「安倍菅の9年」での散らかし具合を考えるとこんなものでしょう。
逆に「政策決定のプロセスがよくわかる」とみることができるほか「結果的にいい着地になっている」とも言えます。

今ここで「千切っては投げ」状態で取り組まれても困ります。
それは「不都合を隠す」ことになってしまうからです。


3.「マイナンバーカード」の普及・推進

確かに、平井・河野大臣の大風呂敷なトークには不信を覚えますが、国民一人に実質20,000円ものポイントを付してまで行う国家事業です。
本来は重要な役目があるはずです。

思いつくだけでも、
①地方自治体業務の効率化
②医療現場の合理化
③医療履歴の一本化
④多量の薬の無駄遣い抑制
⑤医療保険制度の一本化
⑥退職・転職時の健康保険の取り扱い
⑦所得の捕捉
⑧確定申告の省力化
⑨国民の実態調査の容易化
等々いくらでもあります。
弊害やリスクが課題評価されているところも気になります。
5年後10年後の「少子・高齢・長寿」化の現場を思いやれば避けて通れない課題のはずです。

せめて「優先順位」を決めて普及させるべきです。
特に「医療」については合理化が求められます


4.「地方創生」の検証

お題目的にも「わかったようなわからない政策」です。
要はバラマキの手段の一つだっただけです。
「成功している」という話も聞きません。
逆に「非正規雇用の現場」「補助金の切れ目が事業の切れ目」と化しているのではないでしょうか?


5.「政治主導」の検証

民主党政権に始まり安倍・菅内閣では多用された言葉です。
しかし「霞が関の衰退」を生んだのは間違いありません。
「若い人が辞める」のも「政治主導」という独裁が生んだ悲劇の一コマでしょう。

「岸田首相の周りにいる人たちが頼りない」
というのは簡単ですが、「政治主導」などと言っている間に「いつの間にか政策を語れる人がいなくなった」だけです。

霞が関界隈の記者クラブの住人の方ならわかるはずです。


6.「文春砲」頼み

大手の新聞社は各地に支局があり、大手のテレビ局は地方局と系列化しています。
にもかかわらず「地方の泥臭い話」が伝わってきません。
本当の病巣は地方にある」のです。

「グルメや旅」情報だけが現場ではありません。


マスコミの伝え方の不思議はいろいろあります。
「安倍菅の9年」という長い政治体制はマスメディアさえもさらに保守的あるいは牙を丸くさせたのかもしれません。

どこかにアンタッチャブルな情報が隠されているかもしれません。
岸田政権だから「五輪汚職」が表に出た感じもします。

多くの事案の発信地は〇〇に通じる」がために
マスメディアは何かを隠している
マスメディアは論点のすり替えをやっている
ように思えてなりません。




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「色眼鏡」で見てしまうと。。。。 [どう受け止めたらいいのか]


「色眼鏡で見る」ということがあります。

つまり「素直に見ないで、先入観や偏見で物事を見てしまう」ことです。

・政治家や政党の好き嫌い
・車のメーカーの好き嫌い
等が典型かもしれません。


この色眼鏡で
●チャンスを失い
●間違った選択をした
ことも数知れずかもしれません。

しかし一度ついた色は消せないのも実情です。
だって人間だもの。



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「総論」と「虫眼鏡」ばかりの議論でいいのか? [どう受け止めたらいいのか]


最近は全く本を読まなくなりました。
新聞も流し読み。
週刊誌を買うことも立ち読みすることもありません。
テレビのワイドショー的な番組も集中してみることもなく、便利なリモコンだよりで切り替え切り替えしながら見るか、録画を早送りしてみるかになりました。


そこに何があるのかと言うと、
・仕事を辞めた今となっては読んでも役に立たない
・興味がわくほどのものもない
・お金と時間のムダ
ということがあるようです。


たまに見る、テレビのワイドショーやSNSに思うのは、
●したり顔でお話しされる方も多いが共感できるものは少ない
●総論で議論されたかと思うと急に虫眼鏡的な話になる
●そこには総論とミクロな話をつなぐ「論理性」がなく「絵が見えない」
ことがあるようです。


例えば、

①「消費で経済を回す」
いつものことながら「ほーぅ」と思ってしまいます。
消費構造の分析は必要ないのですか?
かつてなら「消費構造論」のようなものが先にありましたが、「給付金」と「賃上げ」話が主流です。
とても「経済を回す」エンジンになりそうなものがありません。

②「中小企業」
とかく「中小企業の支援」とおっしゃる方も多いようですが、その中小企業の実像が見えてきません。
●その企業必要ですか?
●その企業儲かっていますか?
●その企業の持続可能性は?
等々を聞いてみたくなります。

③「マイナンバーカード」
総論反対、まさしく虫眼鏡で見るような些末な勘違いも多いようです。
「デジタル社会」を否定する人はいないはずだと思いますが、「少子、高齢、長寿化」に向き合う姿を語る人もいません。
議論なき批判を聞いていても面白くありません。
知的な顔をして「やり方が悪い」と逃げる姿は滑稽です。

④「子育て」
「子育てにカネがかかる」という絵がよく見えません。
かつてに比べ「塾」「予備校」「バレエ」「ピアノ」「水泳」「英会話」等々の習い事の多さには辟易します。
これではお金がいくらあっても足らないでしょう。

⑤「学校の現場」
「先生が大変」「先生に変な人がいる」「先生のなり手がない」というニュースはよくあります。
「少子化」時代なのにこの現場には何があるのでしょう?
分析なき評論にはうんざりです。

⑥「物価高」
確かに物価は上がっているようです。
しかしその要因は、
●ロシアのウクライナ侵攻による経済制裁の影響
●コロナ感染の影響による「製品不足」
●「賃上げ」原資
●急ピッチな円安
などが合わさった結果でしょう。
こういった複合要因への対応策をわかりやすく説明する人もいません。

⑦「賃上げ」
「賃上げ原資」はどこにあるのでしょう?
儲かってもいない企業には賃上げする余地はありません。

⑧「中小企業淘汰」
「中小企業の支援」の反対側には「中小企業の淘汰論」も必要です。
●その企業必要ですか?
●その企業立ち直りますか?
そういう視点の評価がなさすぎです。

⑨「人手不足」
「失業」という話と「人手不足」という話と「自由な働き方」という話と「賃上げ」という話が混在しています。
多くの方が「自分に都合のいい話」をしているだけではないでしょうか?
いろいろな要因を組み合わせればどこかに課題解決の方策はあるはずです。

⑩「少子、高齢、長寿化」
この社会構造に触れる方があまりにも少なすぎます。
長寿化は
●介護要員も多数必要になります
●簡単な行政手続きもできなくなります
●高齢化は「必要なもの」「必要量」も変わってきます
多くの社会的な課題がこの社会構造の変化に伴って起きていることも多いようです。

⑪「減税と給付金」
その原資はどこにあるのでしょうか?
「給付金で経済を回す」と言ったところで「キャッシュをもらってアマゾンでお買い物」なら裾野への波及効果は極めて少ないものになってしまいそうです。

⑫「統一教会」
本当はその教義や布教のやり方がダメなのです。
今の世の中は「統一教会と自民党政治家」の関係ばかりに光が当たりすぎです。
「被害者の救済」にも限度があるはずです。

⑬「エネルギー問題」
「原発はダメ」「水力発電はお金がかかる」「再生エネルギーは課題が多い」等々理屈はいくらでもあります。
しかし議論すべきは「不足するエネルギー資源にどのように向き合うのか」なのです。

⑭「イギリスや中国を笑い日本の政治は批判」
「いったいどうせい」ということなのでしょうか?


甘えるな日本国民!
「花咲か爺さん」のように「ここ掘れワンワン」と資源やお金が湧きだしてくる国ではないのですよ。
マスコミ貴族とSNSを使ったシルバー民主主義がピンボケ状態になっていることも指摘しておきましょう。



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あなたの企業は儲かっていますか? [みんなうすうす気づいている]


「物価高」「賃上げ」「政府の投資」「人への投資」等々他人事のように経済政策を唱える人は多い。

それらの原資は何ですか?
税金ですか?
値上げですか?

どうもよくわかりません。
そもそも輸入品が多いわが日本。
特に近年は輸入に拍車をかけました。
だから外部環境が変化すると日本では「物価高」「物不足」に直面する原因になっています。

なぜ輸入が増えたかと言うと、
そもそも日本にない
日本で作るよりも輸入する方が安い
日本人が現場で働かなくなった
ということもあるでしょう。


賃上げは「儲かっている企業」が行うもの。
働いている皆さんは「儲かっているかどうか」ご存じですか?


このままでは公務員のように「収益がわからない」組織だけが「賃上げ」が行われる社会になってしまうのではないでしょうか?
政府や行政に期待してばかりの日本。
これでいいのでしょうか?

儲からない企業は構造改革をするか退陣すべき。

構造改革や規制緩和を唱えるのは簡単ですが、「儲ける」「儲かる」ためにやらなければ意味はない。


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「電話」よりも「メール」 [どう受け止めたらいいのか]


人と話をする時、「やっぱり電話でなくちゃ」とか「声を聞かないと」という人も多いと思いますが、私の場合は「メール」の方がなぜか好きです。


電話だと
・だらだらと長話をしてしまうこと
・文字や絵で伝えないとわからないこともある
・相手の時間の邪魔をしない
ということに加え、
相手のことを思い浮かべながら話す
と言ったちょっとした楽しみもあるからです。


最近、年長の従兄弟たちとラインで連絡を取ることを始めました。
はっきり言って「」です。

先日別の従妹から電話があり「彼らとラインやってんだよ」と伝えると意外そうでした。


家族としかラインはしない」という方も多いようですからこちらから積極的に「ラインしませんか?」ということはありませんが、先方から「ラインで」と言われたら大歓迎です。
電話代も助かるし。。。。

ただ悲しいことに私の友人世代には「メールをめんどくさがる人も多い」ということが残念です。
かくして連絡することも減りました。


最近は家の修理をお願いした左官さんともラインでつながっています。
そういう時代なのです。




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がんばれ!「サンドバック岸田」 [少し政治的な話を。。。。]


小泉、安倍・菅と言った長期政権が散らかした不具合・不都合がようやく表に出てきました。

サンドバックのようにたたかれまくっている岸田首相。

しかし、「ああでもない、こうでもない」と言いながら改善に進む日本

きっとこういう政権がいいのだろう。

「モリ・カケ・サクラ」あるいは「総務省」あるいは「地方創生」を胡散臭いままマスコミがスルーしてきたツケを誰が払うのでしょう。

今の国会はなかなか面白い。


もし今、岸田首相が退陣するようなことがあったら、それは「課題を闇に葬る」だけ
野党にもマスコミもSNSもそういうことへの覚悟がなさすぎる。


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国民は勉強したか? [どう受け止めたらいいのか]


この1年はいつになく大騒ぎで時計が進んでいます。

例えば、
●コロナの感染が収束しない
●ロシアのウクライナ侵攻
●想定外の円安
●半導体不足
●安倍元首相の暗殺
●国葬
●統一教会問題
●中国と台湾
●北朝鮮の軍事問題
●マイナンバーカード
等を契機に「政治家」「マスコミ」「経済の状況」等についてずいぶん勉強させられました。

授業料は高かったのか?安かったのか?よくわかりませんが、私は個人的には「授業料としてはまだ安い」と思っています。


いつの間にか「給付金」が当たり前のようになり、
「デフレは悪」のようにおっしゃっていた人たちも「実際に物価が上がる」となすすべもない状況です。

「消費税の減税」を唱えても「バラマキありきの状況下」には「誰が税金を納めるんだという壁にぶつかってしまいます。


様々な事情で「内閣支持率が下がっても」後継候補が思い浮かばないのも実情です。

実際は「小泉内閣」からの「安倍菅の9年」の散らかしぶりがいっきに表に出てきたような気もします。

よく言えば「岸田首相の柔軟性」に救われているところもあります。
もし「ちぎっては投げ」タイプのリーダーだったとしても国民の納得を得るようなことはないでしょう。
逆に「危うい」ということも考えられます。

見栄えのいい政策をぶつけてもイギリスのように「在任1か月の新首相に辞任要求」などとなってはいけません。

日本にはまだ余裕があります。
批判するのは簡単ですが、信頼できる実現可能な対応案を提供するのはとても難しいものです。
小刻みに軌道修正をしながら最適解を見出す時間帯ではないでしょうか?




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「汚職」ではなく「ピンハネ」「使い込み」 [どう受け止めたらいいのか]

「国葬」「統一教会」等々がメインテーマの最近のニュースの柱です。


しかし、世の中では、

●オリンピック関連の汚職の数々

●全日本私立幼稚園連合会の不正出金6億8000万円

●第一生命の女性社員による19億円の詐取

●長崎の郵便局長による詐欺16億4千万円

等々、日常生活の中にもいろいろと不正が行われています。
しかも金額が大きい。


もう「汚職」とか「詐欺」という漢字ではすーっと通り過ぎていくような伝わり方になってしまいました。

思い切って「ピンハネ」「ネコババ」「サギ」「ワイロ」と言うように「耳に残る簡単な言葉」で印象付けた方がいいのではないでしょうか?


今は「統一教会」一色ですが、芽を摘まなければいけない悪事も巨額も身近に起きています。
こういう事案への感度こそ「胡散臭い政治」の裏街道のシグナルを早期に発見・対処できるものではないでしょうか?


「国葬」の話ももう消えました。
気がついてみれば「テロ」訓練、あるいは日本での「大きな行事の運営」の練習台だったりします。


紳士・淑女の中にも「悪いヤツ」はそれなりにいるということに気がつかない国民とマスコミにはうんざりです。

「リスク管理」という言葉も今の日本にはないのかもしれません。

日本全体がよどんだ空気の中にいるような気がしてなりません。
このままだと「活力」という言葉も辞書から消える日も近いのでは。





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「人望」という評価の裏側 [どう受け止めたらいいのか]


安倍元首相の事件が起きたことで日本国民の価値観や世評に少し変化が生まれたのかもしれません。

一つは「統一教会」のことです。

おそらくあの事件がなければ「水面下」に潜り続けたでしょう。
マスコミは得意になって報じていますが、あの「合同結婚式」以来おかしなことはわかっていたはず。
マスコミの調査能力というか話題の絞り込み方はその程度ということでしょう。

「国葬」の反対者が多いとボロクソに報じていたはずなのに当日は生中継した局も多かったのが実情です。
あれは結局何を伝えたかったのでしょうか?


一つは「人望」という人物評価のことです。

例えば、「政治家」「企業経営者」などを評する時には「あの人は人望がある」ということも常でした。
おそらく「煙たい」人物は「人望がない」ことも多いでしょうが、得てしてそういう人物が心理を突いていたり成功していることがままあるものです。

「反社会的勢力のリーダー」を「人望がある」というのも変なものです。

ご存じ自民党の最大派閥の「安倍派」を率いる「安倍元首相には人望があった」と評していいものでしょうか?


このように考えてみると「犯罪集団のリーダー」ですら評価されてしまうことになってしまいます。

プーチン大統領も「人望がある」と評価してもいいのでしょうか?


マスコミチックな「時の勢いに迎合的な評論」が必ずしも的を得ていないということを肝に銘じるべきでしょう。


多くの企業、多くの組織が「人望」という言葉に騙されながら低迷する結果になっていることもありそうです。
「選挙で選ばれた人」こそ究極の「人望」のなせる業だったりするのかもしれません。

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新東名:大型トラックのマナーがよくなっている [みんなうすうす気づいている]


週末の土曜日の深夜、新東名高速道路を走りました。

道路が空いている傾向が強いので長距離旅からの帰京は週末の深夜にしています。
(実は深夜割引利用の方が大きな理由です)

ここ何年もこの道路を走っていますが、気づくのは

①大型トラックの走行マナーがずいぶん改善している

・無茶な走り
・猛スピード
・急な進路変更
がずいぶん減りました。


②制限速度120㎞のところでも猛スピードの車がいない

かつてなら140㎞くらいかなと思うような猛スピードで追い抜いていく車もありましたが今は落ち着いています。


やはり、
危険運転厳罰化
働き方改革
車の性能の向上(運転支援系の充実)
なども影響もあるのでしょう。


批判することも必要ですが、「その後どうなっているのか?」という伝え方も必要です。


世の中がいい方向に変わっていけば暮らしやすくなるはず。



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そんなに不満ならもらうな!~ 子育てクーポン [どう受け止めたらいいのか]

「クーポンごときで子ども産もうと思えるほど子育てって楽じゃないのよ!!!」
というツイート。
あるいは、
「子育て支援なら、所得制限なしの現金支給一択です。使い勝手の悪い、準備する自治体の負担も増えるクーポンで支給する必要などありません。」
というツイート。

どう受け止めたらいいのでしょうか?
マイナンバーカードの普及は拒否されるし。

この方たちに言いたい。
「子育ての大変さ」は多くの方が知っている
②しかし、公園で遊ぶ子供たちを見ると「子だくさんはうらやましいなぁ!」とも思います
誰だって中途半端なクーポンよりも「現金」の方がいいでしょう
現金もらってアマゾンでお買い物ですか?

しかし、
税金はすそ野広く配分されるもの
前回(昨年末年始)配られた「18歳未満の子どもへの給付金」の検証は誰もしない
●「ムダの効用」という言葉もあるように、地域の商店などでの使用も地域活性化(あるいは延命)には役立ちます

大きな声で言いたい!

嫌ならもらうな!

と。
その分は「必要な方に配ればいい」。
今回は「コロナで低迷する経済」「ロシアのウクライナ侵攻に起因する物価高」への一時的な対応のはず。
恒久的にものならもっと揉んでください。


ある田舎町。
コロナの給付金(地方創生臨時交付金)で配られたクーポン券で買い物をする人たちの笑顔が喜ばしい。
高齢のため9月末で閉店予定の靴屋さんが「地域クーポンが一巡するまで閉店を延ばす」と言った話も聞きました。


一時的な「給付金」と言ったものはその程度のものです。
こういうことに不満をおっしゃる方は「きっといつも不満ばかりのはず。
建設的な批判ならわかりますが愚痴に過ぎないようにも見えてしまいます。

一応私も納税者ですから。。。。。


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「錯覚」に騙されるな [どう受け止めたらいいのか]


SNSなどでよく見かける「ベタ踏み坂」

IMG_3775.JPG

実は普通の「坂道」ですが、見る角度ではとても急な坂道に。

通行量も信号が赤になれば減ってしまいます。
地方の道路事情はこんなものです。


ものは見ようによって色々に見えてしまいます。
基本はそんなに変わらないはずです。
車が多いように見えるときも信号の影響もあったりします。


毎日報じられるニュースの中にもマスコミの操作次第では視聴者は錯覚を起こしているかもしれません。
現場に当たる
「本当にそうなのか」と疑ってみる
ことも必要です。

最近のマスコミは特にそう。
スマホを手にした「老人評論家」の受け売りにはうんざりすることもあります。






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「シルバー民主主義」の危うさ [どう受け止めたらいいのか]

仕事を辞めてからというもの「暇です」。
働いているときと比べてテレビもよく見ます。
ツイッターなども毎日覗いています。


しかしこういう生活もどうも退屈です。
特にツイッター。

朝から晩までツイートなさっている方もいらっしゃいます。
まるで「正義の味方」「民主主義の旗頭」かのように政治批判の連続です。

しかし、ワイドショーなどのテレビやラジオの番組をなぞらえるようにつぶやいていらっしゃるような気がします。
あるいは特定の政党の論理でつぶやく方も。

#一律給付金
#消費税減税

と言ったハッシュタグをつけて。
何か物足りません。
あなたはどんな生活をなさっているのですか?
現場のこと知っていますか?
と聞いてみたくなります。


おそらくアナログ中心だった皆さんが60歳の定年を過ぎて「スマホを覚えてツイートに明け暮れる」と言った姿も見え隠れします。

こういったツイートには「過去の検証や反省もなく」「将来のビジョンもなく」「今日を刹那的につぶやく」と言った姿です。


男親と子供は概ね30歳の年齢差があるはずです。
得意になってつぶやいていらっしゃる皆さんはお子さんの将来を踏まえての話なのでしょうか?


確かに政治家の「勉強不足」「現場知らず」には辟易します。
しかしものの本質を見極めないツイートが数で力を持つようになると危うささえ感じてしまいます。


ヤフーニュースや週刊誌の記事でさえ「ネットで反応」「SNSでは」と言った見出しまでつく時代です。
少子・高齢・長寿化」時代を踏まえるとなにか怖い。
シルバー民主主義」のようにも見えてきます。


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「商売」と「スポーツ」は似ている [ご商売の無駄話(beni色のessay)]


「スポーツの秋」真っ只中です。
(と言っても最近は話題にもなりませんが。。。。。)

皆さんはかけっこは得意でしたか?
短距離は苦手だけど長距離ならおまかせ。
走るのは苦手だけど球技や水泳は得意。
等々、いろいろな言い分がおありだと思います。


まず、生まれ持ったセンスがあって、
そして、「練習」という鍛錬があって、
さらには、「対外試合」で競争に能力の限界を知ったり、世界を代表するようなオリンピック選手になったり。


つまり、商売も同じです。

①それなりにセンスが必要です。

例えば、「金あしらい」や「商才」などは生まれ持ったものもあります。

②しかし、「努力」「創意」「工夫」に代表される言葉が応援してくれることも多々あります。


③あるいは「個人プレー」は弱いけど、「団体」「チーム」競技なら強いということもあります。


④ただ、ゴールをどこに置くかによって越えなければいけないハードルもおのずと異なります。

国際的な商売をするとなるとやはり「競争」の厳しさを時間します。

今回は「勝てた」けど、時の経過とともに「ライバルの方が強い」ということもよくあります。


「スポーツ」と「商売」というのは本当によく似ています。

「運」だけでは成功しません。
センスがないのなら他人様の何倍も工夫や努力をすればいいのです。

マスコミでちやほやされることがゴールではありません。

一代で終わるのではなく、後進を育てることも重要なテーマです。


芸術は俗人的な部分の方が強いのかもしれませんが、商売は努力や工夫でそれなりにゴールを目指せるものです。

スポーツと違うことがあるとしたら、
「本業」であること
終身に近いほどの長い戦いであること
でしょうか。。。。









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21世紀の中間決算を ~ 課題を整理しないと明日はない [どう受け止めたらいいのか]

人様のツイッターを覗くことがよくあります。
今どんなことが話題なのか?
今どんなことに関心があるのか?
などと思いながら見るのも楽しいものです。


ところが最近のツイートはどうも面白くありません
・税金の無駄遣い
・岸田首相やめろ
みたいなものがずいぶん増えました。
テレビのワイドショーに纏わりつくかのようなツイートのようにも見えてきます。

こういうツイッター民の皆さんは
どういう歴史があるのか?
どういう未来を思い描いていらっしゃるのか?
どうもよくわかりません。


この手のツイートが増えたのは「コロナ対策」としても「給付金」が配られたことも大きな影響がありそうです。
つまり「税金の無駄遣い」→それなら「国民に配れ」的なものが増えてきました


ツイートなさっている方も
・定年退職者(年金生活者)
・在宅者
の方が多いような気もします。
失礼ながらこういう方々はコロナがなければ何か変わっていたのでしょうか?


ふと気か付くと21世紀に入ってすでに20年が過ぎました。
つまり5分の1が過ぎました。


この間、日本の特徴的な政権を見ると、

1.小泉政権(2001年4月~2006年9月)

「小泉改革」「自民党をぶっ壊す」などと言われました。

今の「非正規労働」いわゆる「派遣」が増えたのもこの政権の時です。
「自由な働き方」と言った評価もあったのも事実です。
確か「年金がどうのこうの」というのもあったと思います。

このあたりの政策もどきも色濃く今の時代に投影しているようです。


2.安倍政権(2012年12月~2020年9月)

ご存じ
●アベノミクス
●美しい国
●観光(インバウンド)
●地方創生
等々、お題目はたくさんありました。

しかし、今はどうでしょう?
コロナ、ロシアのウクライナ侵攻という特殊要因はあるものの「円安」「物価高」「統一教会」等々想定しない事態になっています。


ポイントは二つ
少子、高齢化、長寿化にちゃんと向き合ってこなかった
日本の体幹づくりの「産業政策」がなかった
ことが最大の要因でしょう。


岸田首相に望みたいのは「サンドバック状態」になったとしても、
過去の無策を総括して将来を作っていただきたい
ということ。

国民の皆さんに言いたいのは「足元の不具合」ばかりにとらえあられず、将来につながる話をしませんんか。
もう「マスコミに騙されるのはこりごり」です。


結局、マスコミにちやほやされた人たちは大したことはやっていないということ。



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高齢「老親」と同居生活 [どう受け止めたらいいのか]


高齢の老親(父:92歳、母:90歳)と同居している友人夫婦。
彼らは地方に住んでいます。
やはり何かと苦労が絶えないようです。
そういうご家庭もおありだと思います。

先日、奥さんと話しました。
結論から言うと「後10年くらい」と思ってつき合っているとか。

やはり90歳を過ぎると老化も著しいようです。
義父のほうは、年明けに大腿骨骨折をしたこともあり家族としては出歩くことには反対。
しかも少しづつ認知症気味な様子です。
過去の話ばかりが口癖になってきたようです。

しかし、寝たきりでもなく、自分のことは一人でできるようです。
高齢「老親」と住むにはまだいい方でしょう。

ただ、見ていないと車に乗りたがり、しかも小さな事故も起こすとか。
「要支援2級」なのでディサービスの誘いがあるのですが一向に誘いに乗らないとかも。

だから、家にいてお菓子を食べてばかりだとも。

義母のほうはもともと生業的農家なので暇があれば近くの畑で野良仕事状態だそうです。


聞けばうらやましい限りですが「お嫁さん」としては意識としては苦労が絶えないそうです。

長寿の幸せと悲劇が同居しているといった状態なのでしょうが、最近の老親介護の状況に照らせば幸せな悩みかもしれません。

ただ、年齢を考えれば、片方がお亡くなりになった時には今まで以上のお世話が必要かもしれません。


他人様の話を聞くにつけ、どんな老後がいいのか?ふと思ったりもします。
「施設に入る」という選択肢もその時にならなければどうもよくわからないというのが本音です。


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「全国旅行支援」は観光業界の淘汰 [みんなうすうす気づいている]


「全国旅行支援」が始まるようです。

10月11日からは、
外国人観光客の水際対策の緩和
国内観光向けの割安支援
等が始まるようです。


ただ、どんなに割引があっても暇とお金がないとやはり十分に活用はできません。
何よりも中途半端な旅は「コロナ」という壁が待っています。


昨夜のNHKのニュースでは面白い話をやっていました。

「観光業界」の人手不足

ということです。
コロナで離れた従業員が戻ってこない(減らしたまま)という状況のようです。

不思議なのはコロナで離れた従業員さんたちはどうなったのかということ。
まさか「無職」ということはないでしょうから、「新しい職場」に埋まったということでしょう。

離れてみると「観光業界の待遇の悪さ、不安定」ということも身に沁みたのでしょう。


おそらく「観光支援」政策は、
アベノミクスの「観光」「観光」騒ぎ
本来、観光地でないところまで観光地を標ぼうした
本来、廃業や倒産してもおかしくない企業が生きながらえた
という状況の「見極め」期間を支援するという意味もあるのでしょう。


「観光支援」をやっている今なら、
経営の限界がわかる
②廃業・倒産をしても雇用不安がない(転職先がある)
ということです。


そもそも、
トイレやお風呂などの水回りや寝室(布団)が自宅以下の設備ところ
料理が外食するよりもまずいし高い
というところがいつまでも競争に勝てるはずがありませんでした。
今は「農協」や「青年団」や「婦人会」の団体客の時代でもないしこういった団体客が復活するとも思えません。


「旅行支援」制度が利用できない人がいるとしても、観光業界にどのようにお金をバラまくかというのがこの政策の趣旨です。
「誰が行くか」は二の次なのです。

それなら「一律給付金を!」と言ったところで「アマゾン」でのお買い物に使われるのなら経済効果も限定的なはずです。

そういうことがわかっていない政党やSNS民も多いようです。


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「お葬式」の簡素化 [みんなうすうす気づいている]


最近、相次いで叔父を亡くしました。

この二人に共通するのは「簡素な葬式」。
・配偶者、子、孫だけのお葬式
・甥、姪には案内もない
・葬式後、訃報のはがきが送られてきただけ
・香典も一切受け取らない
というものでした。


コロナが大きな契機となったのは事実のようですが、この二人に共通するのは、
生前、自分の葬式のやり方を公言していたこと
親戚とは縁を切るということではないということ
家族は丁寧な見送りを行ったということ

私はそれでいいと思う。



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お役所も分社化を! [無駄の効用かやっぱり無駄か]

公務員さんのお仕事が大変らしいようです。

はたから見ると「のんびりしている」感じですが、それでも「たいへん」だとか。
会計年度任用職員」をはじめ非正規雇用の職員をこき使うような状態とも伝えられています。


よくある対策は、
●非正規を正規に
●賃上げ
●増員
等々。

この程度でお仕事が楽になり、待遇もよくなるのでしょうか?

何よりも民間企業ならどうするのでしょう?
職務分析をする
不要な仕事を切り捨てる
業務の外だし(別会社化)
業務委託
などをまずします。


お役所仕事」はどうでしょう?
仕事の見直しをせずに「同じ屋根の下」で濃淡もなく「忙しい」と言っていることはありませんか?
二人でできる仕事を三人でやっていませんか?

「ふるさと納税」セクションをはじめ「外だし」することはできませんか?
外だしとは、
公社化
株式会社化
をすることです。

こういう形で、
採用、人事、給与も公務員とは違う仕組みでやります。
資本金には税金投入です
毎年、株式会社のような決算をし
・赤字なら原因を探り
・赤字なら毎年資本注入をする
・黒字で内部留保が溜まれば「自社株買い」で投入された税金を返していく
お役所の公務員さんも「出向」という形で「人事交流」をする
等々、お役所仕事のブラッシュアップすることもできます。


資本家である国民、住民の皆さんも、「接遇」のチェックに目を奪われがちのようですが、本当にやらなければいけないのはそのお仕事は合理的・効率的にやっていますか?」ということです。


マスコミやSNSでは「待遇」から入りがちですが、
仕事ぶりの評価
仕事の切り分け
をまずやるべきでしょう。


今のようなやり方で待遇だけ改善したら「石を投げれば公務員に当たる」状態が来るかもしれません。


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「1ドル=145円」は円安なのか?円高なのか? [どう受け止めたらいいのか]


かつて「1ドル=150円」を円高と呼んだ時期がありました。

東海銀行で1983年に調査部長に就任しましたが、日米貿易摩擦が激化し、ドル高是正に向けての動きが始まる前でした。85年4月、東海銀行の「調査月報」で、当時1ドル250円の為替相場が150円になると予測しました。その年9月、先進5カ国で為替市場に協調介入するプラザ合意が成立し、翌日から急落して翌年には150円になったのです。予測が的中したので、一躍脚光を浴びることとなりました。
(出典:学校法人 梅村学園 歴史証言「あのころ」)

当時、東海銀行の調査部長だった水谷研治氏が「1ドル=150円」になると予測し見事に的中した時の話です。
1985年9月22日、先進5か国 (G5) 蔵相・中央銀行総裁会議により発表された、為替レート安定化に関する合意いわゆる「プラザ合意」によって急激な円高が生まれたのです。

その時、円高不況に対する懸念から、日本銀行は低金利政策を継続し、そして企業が円高メリットを享受し始めたこともあり国内景気は回復に転じたということがあったのです。
あの頃は「1ドル=150円」が急な円高だったのです。
(この低金利政策が「バブル」景気と相成ったのです。)


当時の「1ドル=150円」はその後さらに円高水準を更新し、日本経済も「円高」に慣れ海外進出等に向かったのです。

この時多くの企業経営者がおっしゃったのは「乱高下ではなく、一定の水準で安定してほしい」ということ。


今、「1ドル=145円」を円安と大騒ぎですが、この水準で安定したらどういう言葉が返ってくるのでしょうか?
円安局面での輸入物価の値上がりに多くの国民の皆さんは「物価高対策を何とかしてほしい」と大騒ぎですが、この水準が定着したらどうとらえればいいのでしょうか?

物価高対策の原因や水準論を丁寧にやらないとおかしな方向に向かうかもしれません。
今回の物価高にはおそらく「賃金の引上げ」コストを織り込んであるのかもしれません。


ただ、
「原油価格の上昇」を踏まえたエネルギー政策
「輸入物価の高まり」を国内生産で置き換える
と言った対応策も丁寧に議論する必要があります。





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「マイナンバーカード」のゴールを説明しよう [無駄の効用かやっぱり無駄か]


20,000ポイントもらえるのが12月まで延長されたマイナンバーカード。

なぜ、実質20,000円まで配って普及させたいのか?
そのゴールの姿を説明する人がいません。
ゴールの絵がわからず持っても20,000円もらうためだけのものになってしまいます。

私が推測するゴールというのは、

「少子・高齢・長寿化の日本は現実にやってくる」
という前提の中で、

1.「公務員ばかりが増える」世の中への危惧

現状は「会計年度任用職員」という非正規採用の形で退職者の補充を行っているのでしょう。
銀行などが退職者の補充をしないでもより少ない採用でビジネスを回しているのとずいぶん違います
つまり「機械化」「デジタル化」の進展の違いです。
※実際には銀行も派遣、パートの人はずいぶん増えていますが、正社員とはずいぶん仕事の質が違います。


2.「健康保険組合」(公的医療保険制度)の一元化

(定年)退職したら国民健康保険ということなら国民健康保険の負担は重くなりがちです。
国民の健康管理の一元化も踏まえ「健康保険」制度の一本化は早急に行う必要があります。


3.「所得把握」の容易化

「税金が高い」「税金の負担が重い」という話はよくありますが、「所得に応じた税金をちゃんと払っている」という議論がなさすぎです。
源泉徴収されているサラリーマンの人の捕捉率は高いようですが、
・政治家
・企業経営者
・芸能人
・著述家
・僧侶
等々、「複数個所から所得がある」「現金での収入がある」方の所得把握にはどうしても不十分な点があるのは否めません。
今はまだ所得把握システムまで構築されていませんが、「報酬支払いにはマイナンバー」という仕組みになれば所得の捕捉の精度は向上します。


4.「確定申告」の利便向上

「所得の捕捉」「医療費の把握」がマイナンバーでできるようになれば、確定申告がすごく楽になります。
特に高所得高齢者には朗報です。
脱税していない限りは。


5.デジタルビジネスの取り込み

マイナンバーカードが普及すればデジタルビジネスへの普及も進み、
・キャッシュレス決済の進展
・裾野ビジネスの進化と進展
等が期待できます。
特に商店等の「人手不足」「計算相違」対策にはもってこいです。



それでも「信用情報」の漏洩に不安があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、
・各企業が作っているポイントカードでも情報は漏れやすい
・税務署、警察はマイナンバー程度以上の情報を持っている
・若いうちにカードに慣れておかないと年齢とともにカードを使うのが億劫になってしまう
・マイナンバーはすでに存在する
等の実情をよく理解することも必要です。

ちゃらちゃらした説明をする歴代のデジタル担当大臣ですが、本当のゴールをきちんと説明すべきです。

笑い話になりそうなのが、マイナンバー(マイナンバーカード)が普及すれば、
いちばん困るのが、
裏金を動かす政治家(理屈がわかっていないので反対していない)
複数個所からの所得が多いマスコミ人
ではないでしょうか。


課題があるとしたら、
高齢者の更新は省略
~寝たきり老人にまで新しい写真を撮らせるのか
マイナポイントの利用先の明示
~〇〇PAYを使わない人は受け皿を知らない傾向がある
紛失・盗難の時の対策・対応の容易化
等ではないでしょうか。


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「給料は上がらないが物価は上がる」と言っても。。。 [どう受け止めたらいいのか]

最近のテレビのニュース番組では「給料は上がらないけど物価が上がっており生活がたいへん」というような該当インタビューの声がしばしば取り上げられています。

本音はそうかもしれませんが、マスコミは岸田政権の批判の材料のように使っている節があります。


1.なぜ給料が上がらないのでしょうか?

①企業が儲かっていない(利益が増えない)

給料あるいはボーナスが増えるには「儲かっている」あるいは「経費節減が浸透し人件費増に回す余裕がある」ということが言えます。

「給料が上がらない」とおっしゃっている方々は働いている企業の業績を正確に把握なさっているのでしょうか?
もし「儲かっているのに給料(ボーナス)が増えない」ということならば「政治の責任」ではなく「企業の経営者」の問題です。
かつては「労働組合」を作り「団体交渉」をしたり「ストライキ」をしていた企業も多かったはずです。
そういうことは企業の内部で行われているのでしょうか?


②年功序列型賃金体系から成果主義にシフトしている

年功序列」が重視された時代は多くの企業で毎年給料が上がっていました。
いわゆる昇給・昇格というやつです。
さらには高給の年長者が定年退職することで「人件費の総予算額を変えなくても、若年層の方々の給料を年々引き上げるいわゆる自動昇給ができていた」のです。

ところが「成果主義」が重視されると、時の経過だけでは給料が増えない現象が起きてしまいます。
それどころか「定年延長で総人件費の減り幅が鈍化している」ことも考えられます。

あるいは「成果次第では成果給・業績給部分が減る」あるいは「降格や職務の変更により職務手当が減る」といった現象が起きてしまいます。


③成果を具体的に比較しやすい時代になってしまった

例えば銀行の例でいえば、
・かつてはそろばんが使えるだけで評価されました。
「計算命」の職場だったこともあります。
・今の銀行でそろばんを使っている人はいません。
多くの計算をコンピューターやパソコンがやってくれます
つまり「リテラシー(能力差)」が明確に出てしまいます。

また単純作業の多くもコンピューター技術の発達により大きく変わってしまいました。
預金の出し入れも「ATM」や「ネットバンキング」にシフトできたことで「計算相違」あるいは「勘定処理」そのものの時間短縮と人手の省力化が急速に進みました。
その結果「いなくてはいけない人」が「いなくても困らない職種」になってしまったのです。



2.なぜ物価は上がるのか?

「物価」というのは製・商品価格のことです。

①他社の製・商品と比べて著しい品質差が薄れた。

比較優位の製・商品があり価格競争に強いといった事情は価格差を生みます。
しかし現実にはその違いが分かりにくくなってしまい価格差なき物価上昇が起きているのです。

②原材料の輸入が増えすぎた。

中国のゼロコロナ政策による工場閉鎖などで輸入がままならない(日本に入ってこなくなった)ことも「物不足による物価高」をもたらしてしまいました。
ロシアのウクライナ侵攻の影響で「小麦」などの食料品の需給がひっ迫していることもあります。
「あまりにも輸入に頼り過ぎた」という反省も必要です。

③資源の輸入が多い。

エネルギー資源の石油・天然ガスが典型的です。
ほぼ全量が輸入に依存しています。
ロシアのウクライナ侵攻に伴う経済制裁でロシア産品が入りにくくなりました。
単に日本だけの問題ではなくウクライナ支持の国々では「品不足」→「取り合い」→「価格の値上がり」が起きていると考えても不思議ではないでしょう。


こういった話だけが原因ではないかもしれませんが、こういう話が日本の物価に色濃く投影されているのも実情でしょう。


「なぜ給料が上がらないのか」「なぜ物価は上がるのか?」を丁寧に理解せず「政治が悪い」と言ってしまうのはあまりにも短絡的で危険でもあります。

「じゃぁどうすればいいのか?」
という疑問を解消するだけの答えはありませんが、

かつて「石油ショック」が起きた時以来「省エネ」という発想や技術が浸透しました。

今の「給与が上がらないけど物価は上がる」という不満には、
ある程度の我慢は必要
我慢を緩和するには工夫が必要
ということでしょう。

不満だけをぶちまけても「給料は上がらないし」「物価も安くなりません」
明らかに「日本の国際競争力が落ち」「輸入品に頼る部分が増えすぎている」というのも実情でしょう。

こういった国際関係を無視したまま「政治が悪い」「岸田首相が悪い」というのもいかがなものでしょうか?
特に「安倍菅の9年」のツケが今なのです。




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「ルールを教える人」がいないと浸透しない [どう受け止めたらいいのか]


「自由な働き方」「人それぞれ」という言葉が見え隠れする昨今ですが他人様と軋轢なく暮らすにはやはりルールを知り、ルールを守ることも必要です。

例えば、
右側走行する自転車ママ
道路右側に駐車する車
特別な事情やルールがあれば別ですが「まさかやー」と思うこともあります。
こういう人たちに共通しているのは、
「故意にやっている」のではなく「ルールを知らない」「私がルール」のように見えることです。

この傾向は特定の年代に特に強いようです。
(そう思って世の中を見てください)


企業組織では特にそうですが、
必要に応じてルールを作る
ワークするルールを作る
ワークしないルールは廃止または改正する
ことの繰り返しです。
そしてそのルールは徹底されていきます。


最近の社会の現象を見ると「ルールは誰が徹底するのだろう?」ということもかなりあるような気がします。


私は子供の時から「人は右、車は左」を教え込まれただけに交通ルールの遵守については不思議でなりません。




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「平準化」を考えよう [仕事についてのエトセトラ]


「このイベントは経済効果が12億円」というような話を聞くことがあります。

「すごいなぁ!」とお思いの方に一言。

A:ほんの数日で12億円稼ぐイベントという経済政策

B:毎月1億円ずつ稼ぐ経済政策(年間12億円)

とではどちらがいいのか?ということ。


政治家やマスコミは、Aの「数日で12億円」選ぶ方が多いようです。
ビジネスの現場にいらっしゃる方は、Bの「毎月1億円」を選ぶ方が多いようです。

「毎月1億円」を選ぶ事情はと言えば、

1.お仕事というのは1年単位で考えるものです。
数日だけ働いてあとは気ままにというわけにはいかないのが実情です。

2.数日で12億円を稼ぐご商売というのは、
「雇用」も「設備投資」も12億円を意識して準備しなければいけません
ところが「毎月1億円」をコンスタントに稼ぐご商売の場合は、
「雇用」も「設備投資」も1億円を意識して準備すればいいのです。

ホテルや旅館のような宿泊ビジネスをイメージしてください。
「数日で12億円」の場合は、部屋も従業員さんの雇用も12億円に備えることが必要です。
結果、
数日のために過大な設備投資が必要になります
一時的に「従業員」さんを増やさなければいけません

こんな経営が長続きするでしょうか?
①は必要以上のコスト負担
②は非正規で熟練度の低いしかも無理な雇用
をしなければいけないということになってしまいます。


知事などの行政トップが「イベントを仕掛け」マスコミが「経済効果はすごい」と吹聴する時には「胡散臭いこと」と考えてみましょう。


ビジネス成功の秘訣の一つは「平準化」を意識したものであることです。
「一攫千金」
「盆と正月が一度に来たよう」
なビジネスは必ず息切れします。

●熟練従業員さんも育たない
●休暇が取りづらい
等々、ビジネスのキモでもある「いい人材」も居つかない状態になってしまいます。





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「デジタル難民」になるなよ [みんなうすうす気づいている]


「人生80年」が当たり前のような時代になりました。

皆さんの中には「80歳くらいまでは生きたいなぁ」と思う人がいても「自分が80歳になった」時のことを思い描いたことがありますか?

例えば、
①経済的にやっていけるだろうか?
②健康は大丈夫だろうか?
③認知症になっていないだろうか?
④足・腰・目・耳はどうだろうか?
等々、考えれば不安がついて回ります。

ただ、あれもこれも「ままよ」「その時はその時」と考えてやっていかなければ毎日が暗くなってしまいます。

ただ、今から準備できることはあります。

例えば、
①お金。。。。少しでも蓄財をしましょう
②健康。。。。「軽度の運動習慣」「健康診断の受診」等
まぁ、そこまではやっていらっしゃる方も多いことでしょう。


ところが、60歳代の知人を見ると「今さら」と言って課題を先送りしている方も多いようです。
つまり「スマホ」をはじめとした「デジタル」操作です。

60歳代でも「車の運転」をし「新聞を読んだり」なさるのならまだまだボケてはいません。
「デジタル」操作に向き合うと急に年寄りになってしまわれる方が相当数います。

「せめてスマホぐらい使ったらいかが」
「メールとかラインを使いなよ」
と思う人もかなりいらっしゃいます。


やればできますよ。
やろうとしないだけです。


今やらなくてどうしますか?
できることなら「毎日パソコンを使いましょう」。
スマホは字が小さくて読みにくいでしょ。

60歳代後半の先輩を見ていると、
夕方は酒に酔い
スマホを覚えると「悪いことに使うから」と家族に禁止されている
状態です。

おいおい「後期高齢者」になったらどうするんだよ。
その時は面倒くさいジジイになっていること間違いなしです。

デジタルに向き合っていると、足腰が弱くなって身体が自由にならない時でもコミュニケーションを取ることが想像以上にできますよ。
デジタル難民」になって若い世代に迷惑をかけるんじゃないよ!
経済的な問題と違い、コミュニケーションは支援策が限定的なのですから。







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