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コロナ時代の接客術 [仕事についてのエトセトラ]

久々に外食をしました。

と言っても1食1,000円もしないような単価のお店です。


少し笑いました。

1.「〇〇PAYは使えますか?」と聞いたらたくさんの店員さんが出てきたこと

若い人ばかりなのにご存じなかった様子です。
私も意地が悪く「使える」旨の小さなステッカーが貼ってあることは気づいていました。
しかし「念には念」を押さないとわからないのがこの世界です。
案の情大騒ぎになりました。
つまり店員さんのだれも知らなかったということ。


2.接客ぶりはコロナ前と同じ

①大きな声で話さない
②食べ物に向かって話しかけない
③不必要な掛け声を出さない

等々
コロナで「接客方法も変わった」はずです。
相変わらず「言葉だけの接遇」一筋です。


3.「書けばわかる」こともある


多くの店がくどくどとメニューやサービスが書いてあります。
しかしお客さんの動線を誘導するような印でもあればいいだけのことです。
とにかく安い店なのですから。

私は入店まで待たされました
店内は空いているにもかかわらずです。
理由はレジのところで「テークアウトのお客さんが待っていて進入路をふさいでいた」からです。
ばかばかしい限りです。

安物屋なのですから
安い
おいしい
待たせない
清潔
くらいのことがあればだれも文句は言わないはずです。


はっきり言って接客だけが過剰品質です

若者よ常識で考えなよ。
これで賃上げを望むなら夢のまた夢です。





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「ふくろ叩き」社会~活力はどこへ [どう受け止めたらいいのか]

コロナの蔓延とともに日本に広がった
●一律給付金をくれ
●消費税減税をしろ
と言う話。
ここのところ少し静かになりました。


驚いたのは
・日本国民の生活がこんなにも脆弱だったのか?
・それともこの機に乗じて行っているのか?
ということ。


しかし誰も「生活保護制度を見直そう」と言う話はありません。


政治資金収支報告書」の話も「袋叩きのような批判」にはお目にかかるが、抜本的な改正・改善案を示そうというものがいないこと。


たまたま岸田内閣の閣僚が袋叩き状態ですが「昨日今日に始まったことではない」と言うこと。

こんな「ふくろ叩き」を是とする社会でいいのか

この調子ならもしサッカーのワールドカップチームが決勝トーナメントに進出を逃せば同じような「ふくろ叩き」が始まるかもしれません。


今必要なのは、
現実、現状をよく見ること
改善策を提案し実行すること
です。


時を同じくして(一般社会から卒業した)団塊の世代などの60歳超のミドル高齢世代がスマホに触るようになって「好き勝手」な無責任トークを繰り返していることもその原因です。

あなたたちの不満は子や孫の世代に重くのしかかるとと言う思いはないのでしょうか。。。。


ただ、気づくのは、何よりもマスコミの劣化
社会の成熟に合わせたマスコミの成長もあってもいいと思いますが、彼らは国民を装って「時間を止める」ことがお好きなようです。

これでは日本社会から活力がなくなってしまう


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サッカー中継に解説はいらない [小さな親切、余計なお世話]

ワールドカップが行われていることもあり日本のマスコミはサッカー狂騒曲状態です。

では「おもしろいのか?」と言うとよくわかりません。
とにかく「日本勝て」が優先の話ばかりですから。


かくいう私も日本戦は見ています。
いえ、再放送される他国チームの戦いぶりも見ています。


しかし、日本戦の中継はどうも面白くありません。

なぜかというと「解説がうるさい」と言うこと。

野球のようににらみ合っじっくりと作戦を遂行するゲームと違い、サッカーは流れの中の勢いのようなもので点が入っていきます。
点が入らない以上解説にどのくらいの重みがあるのでしょうか?

昨夜のコスタリカ戦などは典型的で「興ざめ」そのものです。
途中から音量をゼロにしてみていたのですが、解説ぶりほどには日本は強くなかったということなのかも。


サッカーはわかりやすいが、解説の話はあてにならないということ。

最近の日本社会の軽さを反映しているのかもしれません。


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経済の話をしない経済誌 [どう受け止めたらいいのか]


最近はエコノミストとか東洋経済まで「政治の話」が目立ちます。

日本人が経済や景気に関心があったころはこういう雑誌は「経済政策」「産業政策」「企業経営」等々の話がメインでした。

読者が変わったのか?

編集者が変わったのか?

どちらにしても日本経済が上向きになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

安倍菅の9年
「アベノミクス」だとか「地方創生」などと言っているうちに「稼ぐ」とか「商売」とか「経営」と言う言葉が日本語の会話から忘れられようとしている。


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「目で見、耳で聞き、手で触り、足で歩く」ことが成功の近道 [仕事についてのエトセトラ]


最近も若い人たちの仕事ぶりもいろいろ、AIやITの発達でずいぶん変わったとは言え、
①頭でっかちになりがりの職場
②やはり基本・原理・原則は変わらない職場
と2極分化しているようです。

例えば、

①頭でっかちになりがちな職場

典型例は銀行員
●指先に触れる仕事がずいぶん減りました
●バーチャルだか何だか知りませんが、リアルの現場(工場、工事現場、お店等々)を見る機会が減ったようです
●大学卒らしいけどなんか「軽く」「安っぽい」話が増えました
とにかく金融知識の欠如には芽を覆うばかりです
※不動産を扱う若い方も同様です(売らんかなだけ)


②やはり基本・原理・原則は変わらない職場

典型例は看護師さん
●どんなにデジタル保険証やパソコンが発達し活用しても、
・採血などは指先の器用さ次第
・患者とのコミュニケーションは今まで通り
●少し違うのは、大卒の看護師さんが増えたこと
・高看出身の方はずいぶん減ったのかもしれません
・お医者さん並みの知識、理解力をお持ちの方も増えてきました


さてさてあなたの職場はいかがですか?

●大学で基礎を十分学ばず、頭でっかちなままで転職しても続かないでしょう(だからまた転職する)

●5感(視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる))何区して仕事は深まらない


典型的なのはマスコミ
ファッションとグルメと旅とにわか政治批判
では視聴者は飽きてきます。


「日本では賃金が上がらない」と言われていますが、「その働き方の軽さ」では賃金は上がりませんよ





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「成功」にゴールはない [素敵な企業、素敵な経営者]

私が「成功の秘訣」と言うテーマで講演をしたり、ブログを書くようになったのは超有能な経営者さんの人生のお話を事細かく聞いたからです。

多くの成功者には定年はありません。
職人さん然り、創業経営者然りです。


創業中小企業を上場企業にまで育て上げられた80歳代の企業経営者(その会社の会長さん)と異業種のとある工場の視察にご一緒したのですが、参加者の中ではとても丁寧に関心を持って工場視察をなさったお一人でした。

彼に、「別会社を作って下請けなさったらいかがですか?」と声を掛けたら、「Too Late」「若かったらやりたい」とお答えになりました。

※その日は友人仲間とのゴルフの予定があったようですが私は企画した工場見学においでになりました。

情熱と意欲は人生の卒業式まで続きます。

若いのに「俺は成功者」などとおっしゃっていたら時間の流れに取り残されてしまいます


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私の「賞与考課」法 [仕事についてのエトセトラ]


月が替われば「ボーナスの季節」です。
今頃は「賞与考課」の最終段階のところも多いはずです。


私の部下たちはボーナスの時になると驚く人が多かったようです。

なぜならば私の賞与考課は基準が明確なので「増える人」「減る人」が軒並み出てしまうからです。

例えば、私の賞与考課の基準は、

対象期間(おそらく半期)の言動についてのみ評価
②銀行はチームで仕事をするところでありプロセス重視
過去の評価を引きずらない
④いわゆる「おべんちゃら」は評価の対象にしない
理にかなわない(思いやりのない、視野の狭い)言動には厳しい
が大原則で、

具体的には、
動態観察の結果得られたものを重視
リスク回避あるいはリスク拡大抑制行動を評価
改善、合理化姿勢を評価
基本、原理、原則を外さない
種まき人」と「刈り取り人」を区別する
次につながる仕事をしたかどうか
飲み屋の大将への評価は低い

これにはいろいろ理由もあって、
銀行と言うのは人事異動が激しいので考課期間内の業績はきちんと評価し先送りはしない
埋もれた才能の発掘(やる気)につながる
部下(中間管理職)は教科書通りの評価をしてくるので基本はぶれない
必ずフィードバックを行う
と言うこととセットです。


賞与考課にあたっては、
かつての上司にかわいがられたタイプの方がおやめになること
→フィードバックの時に希望の職種・職場を聞き異動もセットにする
※意外と合理的な仕事の改善のネックになっている人も多い
各人の仕事に向き合う姿勢が変わること
→「ここまで」「ここを」見てくれていたんだと思わせることが必要です
得意分野はきちんと評価してあげる
→急な退職増やパンデミックや災害の時の最低人員を意識しながら評価をすること

等々も参考にしてください。


人事考課の時は「次のステップやポジションをどうするのか?」と言う意識づけを踏まえた考課も必要です。
それをしないと人材がいなくなります。


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「消費税減税」で生活が豊かになるわけではない [どう受け止めたらいいのか]

論者の中には「消費税廃止」こそ景気回復の近道的におっしゃる方もいらっしゃいます。

本当でしょうか?

確かに消費税がなければ買い物のインセンティブにはなるでしょう。
しかし
無駄遣いが続く
所得が増えない
のなら一人一人の生活は豊かにはなりません。

所詮中国製の品物を買うだけです。

さらには、
●原材料の高騰
●エネルギー価格の低下
●物不足
がそうそう簡単に解決しそうな雲行きでもありません。
たとえロシアのウクライナ侵攻が終わったとしても。


一時的には消費が回復するような現象が見え隠れしたとしても「構造的な変化」は期待薄です。

団塊の世代が後期高齢者となっていき、年金受給者が増えていくのならこの層の豊かさ実感はなかなか埋まらないでしょう。


・健康で(元気で)
・おいしいものを食べ
・ぐっすり眠る
生活に不満を言っていたら幸せなどほど遠い。


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「他人の財布の中身」まではわからない [どう受け止めたらいいのか]


物価高で生活が大変
消費税の負担が重い
一律給付金が欲しい
等々と言われながら意外と豊かな日本

テレビ番組を見れば、
・グルメが
・旅行が
・ファッションが
「お金」と切り離せない話題がてんこ盛りです。


不思議です。

「生活が大変」「物価が上がる」と言ったところで、
生活保護を受ける
生活保護に変わる生活支援制度を作る
と言った話も聞きません。


私の人生の中では、「物価も上がり」「金利も上がり」「給料も減った」こともありました。
人生なんて一本調子でよくなるものでもありません。

艱難汝を玉にす

と言う言葉もあったはず。

144文字で評価できるような人生なんてないということ


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「スマホ時間」を減らせ [みんなうすうす気づいている]


確かにスマホは便利です。

しかしスマホがないと暮らせないほど必要かと言えば甚だ疑問です。

あのスマホに首ったけの時間を他のことに向けたらもっと生活や思考に広がりも出るのではないかと思います。

必要は発明の母なり
と言うのはビジネスの基本です。

スマホのように便利すぎるものにな頼っていると「何が必要なのか?」も曖昧になってきそうです。
そういう世界しか知らない若い人たちは気づかないのかもしれませんがお話ししていても「底の浅さ」しか伝わってきません。

あるいはツイッターに夢中の高齢者らしき人達は、
●愚痴
●いじめ的言動
が特徴的です。

もはやおもちゃを持ったご老人状態です。


かつて、運転中の携帯電話に規制がなかったころのことでした。
高速道路を走行中に携帯電話で話していたら「もうこんなところまで来ていたのか?」と驚いたものでした。
通り過ぎて行った景色ががさっぱり思い出せません。
その時以来、運転中の携帯電話はきっぱりやめました。

日常生活の中にどっぷりとスマホが入り込んだ人たちは「こういう視野の狭い光景しかない」んですよ!とキモに銘じられたい。





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「おもてなし」と「接遇」が日本経済を止めた [どう受け止めたらいいのか]


「賃金が上がらない」「物価高」「円安」と言う言葉が目立つ昨今です。

●コロナの世界的な蔓延
●ロシアのウクライナ侵攻
と言う予期しない事態への対応力がこれほどまでに弱かったことを思い知らされます。


ところが「輸出企業」あるいは「バランス感のあるご商売」では収益増が伝わってきます。
きっと「賃金も上がって」いることでしょう。
そういう人は何も言いませんから。。。。


ところで、最近の若い人は「日本航空は倒産履歴のある会社だ」と言うことをご存じないようです。

日本航空の会社更生法申請は2010年1月19日のことですから、今から12年以上前のこと。
今30歳の方も当時は高校生で印象としては残っていないのでしょう。

経済政策の出来不出来は別として、日本の企業の衰退の一面には、
「接遇」重視
「おもてなし」に空騒ぎ
と言う効果不明の経営テーマに注力した企業が多くあったということも無関係ではないでしょう。


「おもてなし」と言う言葉が一般化したのは、2013年(平成25年)9月7日に、国際オリンピック委員会の第125次IOC総会で、滝川クリステルさんが「お・も・て・な・し」と発言したことによることも大きいのでしょう。
9年前のことです。


何が言いたいかと言うと、「接遇」も「おもてなし」もビジネスでは当然のことでありそれは「経営の本質ではない」と言うことです。

・品質が良く
・価格がリーゾナブル
・納期が適切
であればだれも文句は言いません。

「接遇の権化」日本航空が倒産したことでもわかるように、「バカ丁寧な接客」「高額な運賃」よりも「安全な飛行」さえ保証されていれば利用客は安定的に維持されたはずです。


あなたの企業は大丈夫ですか?
調子いい話見かけ話では企業は持続できません。
ビジネスには「競争」があります。
どこでどんな競争をするのか?」がわかっていないと寿命は来てしまいます。




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「年末・年始の挨拶」の一工夫 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

「コロナ禍」「働き方改革」と言ったところで「お取引先への年末年始のご挨拶はどうする?」と言うのが話題になる時期です。

「前回は止めたけど特に影響がなかった」と言う方も多数いらっしゃるのかもしれませんが、
そもそも今までのやり方が悪かっただけ
・多数が行く
・土産話もない
・年末来て年始も来る
・行き違いになる
・多忙な日に自分の都合だけで来る
・そこはいつも休んでいる(休日)
等々、立場変わればいろいろと課題が隠れてしまっただけです。

私の考えはこうです。
①無駄な儀礼的なあいさつ回りは止める
②年末は交代で休日を取る
③職場でお酒は飲まない
④あいさつ回り受けのための「出勤」や「半ドン」は無駄
⑤立ち話のために来るのなら来るな
⑥「次がありますので」と言うな
⑦メールで十分
等々
だから無駄な年末年始は不要です。

しかしどこかで年末年始の挨拶をしないとどうも調子がよくありません
年始の仕事が1月半ばだと「今さら挨拶など」状態になってしまいます。

いちばん考えなければいけないのは
①相手は暇か
②相手が喜ぶか
③得策か
と言うことです。


私の経験で言えば、「これはと言うところには早めに挨拶に行く」あるいは「一番最後に行く」ことです(要アポ)。

なぜかというと
①経営トップは忙しい
②会うなら有意義に会いたい
③「景気」「為替・株の相場」「新商売」「他社の動向」「賃上げ」「人材育成」「来年の商売の勘所」を聞きたい
④「年末・年始の挨拶」や「新年度計画」に織り込みたい話題や言葉を教えてほしい
ものです。


そんな時に気の利くのは「成功」「経営の持続性」(サスティナビリティ)の話は万人向けです。
そんなこんなで私が考えたのが「成功の秘訣」の話です。
ペーパーにしてエピソードを交えながら相手と(その会社の)経営ぶりをチェックするのも話が和むし、印象に残るものです。


この「成功の秘訣15か条」は経営幹部だけではなく、管理職層あるいは若い人にも共通です。
話を始めるにあたっては「〇〇さんを思い浮かべて聞いてください」と話すとより効果的です。

具体的には、
①ご本人
②社内のだれか
③他社のだれか
④芸能人や政治家など露出の多い人
等々。
今年なら俳優の「香川照之」「ホリエモン」などがわかりやすいかもしれません。
彼らがなぜ失脚し遠ざけられているのかの原因がわかってくるかもしれないです。
「新庄監督」も好材料です。


以下は、私が、勉強会やセミナーの時に必ず配るペーパー部分です。
この部分をプリントなさってもいいです。



~成功の秘訣15か条~

成功した方には必ず共通することがあります
健康」であることは大前提ですが

①『情熱家』であること  (一生懸命・一所懸命) 

②『こだわり』を持っていること   (目標は明確なれど方法論は柔軟) 

③『せっかち』であること   (クイックレスポンス・素早い対応) 

④『マーケットの向こう側から見る』こと   (現場主義) 

⑤『負けず嫌い』であること  (なにくそ) 

⑥『教育』の大切さを知っていること  (人材の育成) 

⑦『自らがやる』こと   (率先垂範・まめ) 

⑧『細かい』こと  (緻密) 

⑨『くどい』こと  (凡事徹底) 

⑩『声が大きくおしゃべり』なこと (やかましい) 

⑪『ケチ』であること   (数字に明るい・節約) 

⑫『工夫屋』であること (創意) 

⑬『貪欲』であること   (根気強い・粘り強い・チャレンジ精神) 

⑭『好奇心』旺盛であること  (高い関心) 

⑮『ストイック』であること  (精進・禁欲的・自らに厳しい) 


成功することはたいへんです
成功を持続することはもっとたいへんかもしれません
成功にはゴールはないのですから




 成功の秘訣.png


(ご参考)
「ちょっと気の利く 年末の挨拶回り」
https://beniha.blog.ss-blog.jp/2010-12-11

「「年始の挨拶回り」は止めました」
https://beniha.blog.ss-blog.jp/2011-01-02


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「社員駐車場の車で給料がわかる」 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

「賃上げ」が話題の日本です。
では「押しなべて給料の高い企業」の見分け方やいかにです。

一つのシグナルは「社員や職員さんの通勤用の車の駐車場」を見ればよくわかります。

特に車通勤が多い地方では顕著です。

生活には資産と消費と言う生活水準の決め手はありますが、決定的ではありません。
「車」と言うのは「資産」の価値もあり贅沢な「消費財」の価値も併せ持っています。

だから「車」です。
まぁ一度社員(職員)用の駐車場の車の状況をよく見てください。
必ず気づくことがあります。


地方公務員さんの現場では一番顕著です


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「コア・コンピタンス」と「命との距離」を意識すること [ご商売の無駄話(beni色のessay)]


時計の針は常に回っています。
これは多くの人がご存じです。
止まっている時計は「置物」と同等です。

企業の中にも
●「成長を続ける」企業
●「細々と生きながらえる」企業
●「衰退していく」企業
に大別されます。


「コア・コンピタンス」と「命との距離」を意識しない企業の寿命は短いです。
「コア・コンピタンス」とは核となる企業資源の活用で競争を優位にする力のことです。
「命との距離」とは「生きていくために必要かどうか」が最後の決め手と言うことです。
特に「接遇命」の企業は飽きられ選ばれそして衰退しやすいのも特徴的です


マスコミがチヤホヤしたところで時の流れは待ってくれませんし、平和な時代には余裕のビジネスでも危機の時代には見向きもされないビジネスもあります
いやビジネスとはそういうものです。

企業寿命」という考えがあるのはそういう「ターニングポイントにどう向き合い次の寿命を延ばすか」と言うこととの戦いです。
戦いと言う言葉が不適切なら「知恵」「工夫」です。


マスコミ的にちやほやされてもそれは「束の間の喜び」のようなものです。
企業経営はこれほどまでに厳しいのです。
経営者の多くは24時間経営のことを考えています。


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「コロナ自衛」 [新型コロナ]


コロナの感染者が増えているようです。
第8波に入ったとかおっしゃっていても、かかるかかからないかは50:50

・マスクの有無
・ワクチン接種の有無
等ご自由に好き勝手なことをおっしゃる人たちも多い中では自衛するしかありません

私としては、
①ワクチン接種する
②基本マスクはする
③手洗いとうがいは小まめに励行
④外食はしない
⑤飲み会にはいかない
⑥マイペンはいつも持参
こういう日々が続いています。


自由気ままな身の私はこれで困ったこともないです。

満員の新幹線に乗った時、隣席の人の「お前コロナにかかったことがあるだろ」といった不安は相当なものです。

政府が、ワクチンが、マスクが、経済を回す。。。。
などと言ったところでコロナにはかかりたくないのが本音です



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寺田総務相の「所得税」「贈与税」の脱税とは? [どう受け止めたらいいのか]

私の知る限りでは、「所得税」「贈与税」の「脱税」あるいは「申告漏れ」は「支払った」側に発生するのではなく「受け取った」側に発生するものだと思っていました。


ところが、立憲民主党による寺田総務大臣への執拗な質問を見ていると、
①寺田法務大臣は支払った側でも受け取った側でもない
②政治資金団体と受け取った者との関係ではないのか
③源泉徴収義務はあるのか?
④もし脱税だとすれば「国税庁」が調査・更生処分をする問題
と言った事実の確認もなく「脱税」⇔「大臣辞任」の議論に終始している。


国会議員の質問には「免責特権」があるとはいえ、世論を一方向に引っ張ろうとする意図だけでが見え隠れする。
攻め手側の「立憲民主党」にも顧問の弁護士や税理士はいるはず。
なぜ「税法」の議論にならないのか?
不思議でならないのと国政を論ずる人たちへの危険を感じずにはいられない。


「悪いやっっちゃ」と言うだけでは「イジメ」と同じである。



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消費の主役「若者」「女性」「高齢者」の今 [どう受け止めたらいいのか]

かつて消費の主役は「若者」「女性」「高齢者」と呼ばれた時期がありました。
今の消費ファクターは何なんでしょうか?
まさか「イヌ」や「ネコ」ということもないと思いますがどうもはっきりしません


今の若者はかつての若者に比べ初任給ははるかに高いはずです。
しかし、
住宅手当も出ない仕事では家賃は生活を直撃するでしょう。
「自由な働き方」などと言って「気ままに働いて」いたら昇給もなく、お金もたまらないでしょう。

女性。。。。
購買意欲は変わらないのでしょうが、バブルの時のようなインポート指向でもなくユニクロやGUが低価格高品質を提供している今、なぜお金がないのでしょう?


高齢者。。。
かつての消費文化をけん引してきた団塊の世代も75歳の後期高齢者に入ろうとしています。
おそらく明らかに「量消費」は減っているでしょう。

しかし、年金が目立って増えるわけでもないのですから物価高はきついでしょう。
お子さんたちがいても「子が親を支援する」ということも少ないのでしょう。
年寄りならではの消費も増えているのかもしれません。


こういう「消費構造分析」をしないで「消費で経済を回す」などと抽象的な議論をする人たちに言いたいのは、
・給付金
・消費税減税
のような施しでは「経済は回らない」「限定的」ということ。




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「マスコミ評論貴族」はゴールを持たない [どう受け止めたらいいのか]

日曜日の朝、テレビは世事評論のワイドショーから始まります。

こういう番組に出る「評論貴族」の皆さんはどういうスタンスなのでしょうか?

特徴を言えば、

誤謬を許さない

ゴールや解決策を示さない

自分が選挙に出ることはない

ということ。


例えば、

1.統一教会問題

結局、だれも、
①被害の大きさ
②被害の深度
を示さないままで、ああだこうだばかり。
これではゴールにたどり着きません。
被害の状況さえわかれば「これは大変だ」がわかるというもの

2.葉梨法相の辞任

政治家としての資質はよくわかりません。
言葉が軽率だったのは事実でしょう。
しかし「やめたら終わり」で追い込むだけ。
本当に議論されなければいけないのは「法務行政」のこと。
おそらくまた時間が止まってしまった・


3.寺田総務相の後援会の政治資金収支報告書の件

「政治資金収支報告書」を見て話していただきたい。
はっきり言って「ザル」書類。
そして主観の選挙管理委員会も提出されているかどうか程度のチェックしかしない。
そもそも寺田総務相はこの件の責任者ではない。

国会議員、地方議員全員の政治資金報告書を悉皆で調査すればいい。


4.秋葉復興相の母の脱税の話

「修正申告」をすればいいだけ。
悪質なら加算税、重加算税を取ればいい。



昼のワイドショーも同じ。
誰も責任を取らず言いたい放題。

そのうち「正解はなにか?」「事実は何か?」も曖昧になっている。


いわゆる煽り色が強い。
かくして世の中の関心は薄れていきます。



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最近話題の「年金」「介護」「健康保険」のこと [どう受け止めたらいいのか]


最近、「年金」「介護保険」料、「健康保険料」料の値上げの話を目にしますが、
・本当だろうか?
・どうなるのだろうか?
という不安もあります。

そこで、11月10日に放送されたNHKの「時論公論」という番組で
「社会保障 負担増の議論~変わる将来の働き方」
なるテーマでよくわかる解説をなさっていましたので以下に抜粋を書き留めておきましょう。

1.国民年金
国民年金の保険料の納付期間を、現在は原則、20歳から60歳になるまでの40年間となっていますが、これを65歳になるまで、5年延長するかどうか

仮に延長された場合、どんな人に影響が出るのか。
①自営業者や非正規労働者など、国民年金だけに加入している人
②もともと会社に勤めて厚生年金に入っていたものの、60歳までに仕事を辞めた人
などは、納付期間が5年延びることになります。


2.介護保険
介護の費用負担は原則1割ですが、一定以上の所得がある人は2割、現役並みの人は3割となっています。この2割と3割負担の人を拡大するかどうか

①現在は、例えば2割負担の場合、単身では年収が280万円以上などとされていますが、こうした基準を見直すかどうか
②また65歳以上の人が支払う介護保険料も、一定以上の所得がある人は引き上げ、所得が一定以下の人は引き下げる方向で検討
ということが論点のようです。


3.医療費
すでに10月から、病院の窓口で支払う医療費の負担割合、これが、75歳以上の一部の人で、従来の1割から2割に引き上げられました。また、自営業者や非正規労働者などが加入する国民健康保険。その保険料の上限額を年間で2万円引き上げる方向



こういう話が「社会保険料の引き上げ」話になっているようです。


番組では、

①ことしから団塊の世代が75歳に到達し始め後期高齢者は今後さらに増加していくことが予想されている

②一方、生まれた子どもの数・出生数は、新型コロナの影響もあって、去年81万人あまりと、従来の予測(2017年に実施した推計では86万9000人)を大きく下回った

③これによって将来、社会保障を支える現役世代が、想定以上に減り続ける可能性が出てきた

④こうした中で、高齢者の負担を可能な範囲で増やせないか議論することは、制度を維持していくために、もはや避けて通れない状況

だと説明しています。


そんな中での課題と言えば、

60歳の定年を過ぎても働かなけれいけない場合
●高齢者雇用の充実
●セカンドキャリア支援
の用意が不可欠のこと

「定年後の働き方は、40代・50代の頃の準備が大きく左右するケースが多い」ということ

60歳を過ぎても働くには「技術や知識だけでなく、真面目さや面倒見の良さ、さらにはコミュニケーション能力の高さといった人間性も含む」ということ

のようです。


さらに私なりに考えると、

1.「世の中は変わった」と考えること

2.子や孫の世代のことも考えて社会保険料負担をしなければいけないこと

3.健康に不安がある人はそれなりの取り組みが必要であること

4.多くの現場ではすでに65歳くらいまでは働いている人も多く、それを考えるとこの番組の話レベルで不安が払拭されるかどうかが想定できないこと

5.やはり、「手に職がある人は強い」「職種をいとわない」「今までと同じ職に就けるわけではない」「健康管理が必要」ということ

6.「負担が増える」という単純な話ではなく、「介護」「医療」の現場での合理化(特にデジタル保険証による管理の推進)などで過剰な支出を抑えること

等々、もう少し具体的イメージの追加をした議論や意識改革が必要になりそうです。


ただし、「一方的に負担が増えるのではなく、所得の多寡により増える人もいれば減る人もいる」ということは大前提で議論しないと混乱のもとでしょう。


(参考)番組のサイト
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/476120.html










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「霞が関のお仕事」 [どう受け止めたらいいのか]

「法務大臣は死刑のはんこを押した時だけニュースになる地味な役職」と話した法務相の発言も結局「謝罪」「撤回」ということになってしまいました。

すごく残念です。

葉梨法務大臣は9日夜、みずからが所属する自民党岸田派の国会議員のパーティーに出席し、法務大臣の職務に関連して「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと発言しました。
(NHK WEB)

話の真意はよくわかりませんが、
①岸田派の国会議員パーティーでの話なので後輩への裏話だった
「すごく重い仕事」ということを説明したかった
③マスコミはトラブルがあった時しか報道しない
④統一教会の窓口対応になって改めて実感した
と言ったところでしょうか?


マスコミや野党の反応と言えば、

「法務省の職務を軽んじるような印象を与えた」という評価なのでしょう。

特に立憲民主党は法務委員会で「辞任を迫る」というお決まりのコースです。


葉梨法相の話はマスコミには格好の「特集ネタ」を提案したようなものです。
1年かけてでもいいので各官庁(出先を含む)のお仕事や勤務事情を特集で毎月流したらいかがでしょう。


法務大臣に限らずテレビに出なければ他の大臣のお名前なんぞ「忘れてしまっている」状態です。

わたしも「霞が関の官庁」に2年間出向した経験があります。
また、地方勤務の時は、出先の「〇〇局」とは行き来もありました。
中には「局員」向けの勉強会の講師もやりました。
官庁主催のセミナーの講師もやりました。

おそらくマスコミ人や多くの政治家の皆さんよりは霞が関の仕事ぶり事情には詳しいと思います。
例えば、
・いわゆるキャリはは2年に1度は異動する
・2年の中でそのセクションをマスターする(人生が決まることもある)
・若手は海外勤務または海外のMBAに留学
・国会の質問取は深夜が勝負
(昼・夕飯は赤坂、銀座、日比谷、新橋、六本木あたりで情報収集しまた戻ってくる)
・文章のすり合わせ回数は多い
・会議では「あんたはどう考える」と質問される
・各省庁との折衝も多い
・理解力が乏しいと相手にされない
・雑学に強い
・出張も多い(いわゆる視察というやつ)
・新聞記者の訪問もある
(記者氏の原稿を書いたこともあります・・私のメモがそのまま記事になったり)
等々

テレビなどで「お役所の仕事紹介」をすればもっともっと身近に感じられます
法務省で言えば「出入国残留管理庁」の仕事などはもう少し立場を変えて働く人の視点で見てみたいです。
せっかくの機会「ためにする仕事」で終わらないように。

日本のヘッドオフィスの仕事ぶりを知る機会を逃さないようにしてください。



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「頑固」は進歩しない ~ 巨人の小林捕手はなぜ打てないか? [一人合点の「いい加減な話」]

巨人ファンならよくご存じの「小林捕手が打てない」問題。

答えは簡単「彼は頑固で頭が悪い」からです。
おそらくそうです。

ドラフト1位で巨人に入ったからにはもう少しは打ててもいいはずです。
たまに(1年に一度くらい)ホームランが飛び出ることがありますが、期待もしない「意外性」の何ものでもありません。


プロですから
・コーチもいる
・練習機会にも恵まれている
・報酬も高い
等を考えればもう少し打ってもらわないといけません。

彼なりに練習もしているのでしょうが、結果が出ません。
打席に入る直前の素振りを見てもきれいです。

しかし、ゴルフによくある「素振りはきれいだけど当たらない」状態のようです。

おそらく、ゴルフも野球もスイングの軌道よりも「バット(クラブ)にボールが当たる瞬間」の場所と力の方向でしょう。

どんなにスイングがヘンテコでもここさえしっかりしていればボールはちゃんと飛びます。
力を入れなくても飛びます。
いわゆるスィートスポットに当たるかどうかでしょう。

これは野球、ゴルフ、テニスなどでは同様でしょう。


小林選手の場合は
・そもそもバットにボールが当たらないこと(空振り)も多い
・結果、なでるような打ち方も多い(内野ゴロ)
です。


練習が多いのもいいのですが、本などを読んで勉強するのもいいのですが、少し柔軟に考えませんか?
ボールがバットに当たる瞬間のことを。
あなたはホームランバッターでもないのにいつもホームラン狙いのような構えですよ。


打席に立つ姿はいつも同じ、ただただ頑固な様子です。
構えを変えたところで「バットにボールが当たらなければヒットにはなりません」。

いつまでも「頑固」を通すのではなく、バットへのボールの当たり方やヒット性の当たりが出ることへの「こだわり」に変えませんか!!

世の中には間違えた基本を基本だと思っている頑固者は意外と多いものです。



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「ベア」ではなく「ボーナス」増 [どう受け止めたらいいのか]


久々に「ベア」という言葉をマスコミの口からききました。
若い人の中には「ベア」と言われても言葉の意味がよくわからない方もいらっしゃるのですは?

 “ベア”とは、「ベースアップ」を省略した言葉です。つまり、「基本給(ベース)の水準を上げる(アップ)」ことをいいます。ここで注意したいのは、年齢や勤続年数に応じて基本給が上がる“定期昇給”とは全く別物だということ。年齢や勤続年数に関係なく、全社員の給与水準そのものを一斉に引き上げるのが「ベア」です。
(「連合」HPより)
[本]https://www.jtuc-rengo.or.jp/column/column014.html#:~:text=%E2%80%9C%E3%83%99%E3%82%A2%E2%80%9D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C,%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%80%8C%E3%83%99%E3%82%A2%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

しかし気になります。
業績が下降したらどう対応されるのでしょうか?
最近は「基本給」に「ポスト給」(職位に応じた給与)「成果給」(業績に応じた給与)部分に分かれている企業も多いのでは?

そういう時、私なら、
・人事をいじる
・「成果給」部分を減らす
等で対応しそうです。
ベアアップだけで喜んでいいのでしょうか?
※業績が悪かったなら人事は動かしやすいです。


若いころ懇意にしていた船場の繊維問屋の社長がおっしゃっていたのは、
儲かった時はボーナスをちゃんと払う
のが一番だとか。
給料は一度上がったら下げにくい
とも。
社内報に書かれた社員さんの感想も、
ボーナスが多いのでびっくり
というのが目につきました。

この企業は、
●船場屈指の高収益企業
●当時高給であった銀行員よりははるかにボーナスが多い
●社内には社食もあり
●高収益の東京支店勤務者に傾斜配分
(不思議なことに「大阪の方は東京勤務を嫌がったので問題も起こらなかった」ようです)


「賃金を上げる」
というのが旧態以前のままでいいのか?
という気もします。

かつてと違い「中途退社」や「転職」も増えました。
企業の活性化を図る方策を考えることも意識しておくことも必要です。


中には「派遣社員さんに別途ボーナスを直接出す」ような制度があってもいいかもしれません。


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「身の丈に合わない生活」は貧乏の進入路 [鈍感日本人への警鐘]


今の世の中、街を歩いていて「この人は生活に困っているのだろうな」と思わせる人はとても少ないです。

にもかかわらず、
・一律給付金
・消費税減税
がどうのこうのとか
「若い女性は貧困で自殺が多い」とおっしゃる方まであります。


実態も実情もよくわかりません。
かつてに比べ生活支援の行政施策は増えたはずです。


お気の毒なのは「生まれた時から貧困を意識させられず」に育った人も多いこと。
かつては「現実を直視」し「我慢」や「工夫」や「努力」することで人生を切り開いていった方はたくさんいらっしゃいました。


今「分断」がどうのこうのとおっしゃる人たちもいらっしゃいます。
いったい「分断」ってなんのことなのでしょうか?


裕福か貧困か
健康か病気か
等の切り口はあると思いますがよくわかりません。


ローマは一日にしてならず
です。

上昇基調も下降基調も一瞬ではないはずです。
奈落の底に落とされたとしてもすっからかんになることはありません。


禍福糾える縄のごとし」ですが「待てば海路の日和あり」であると同時に「油断大敵」なのです。

こういう諺も日常的には見ない時代になってしまいました。


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「感情的な批判」は弱い [みんなうすうす気づいている]

最近の世の中の特徴として「論理的ではない批判」が多いということ。

ツイッターなどを見ていると特にこの傾向が強いようです。
おそらく第一線をリタイアされた年金生活者の方や特定の政党の主張を受け売りされているからでしょう。


例えば、

●統一教会問題

「自民党議員と統一教会」の関係ばかりに光が当たっています。
「被害の程度」が伝わってきません。
その深度、規模などがわかればもっと恐怖心や反感も高まるでしょう。


●経済政策(消費税減税や給付金)

ゴールはどこにあるのですか?
「消費で経済を回す」などと考えているから消費税減税や給付金のような話が前に出てきてしまうのです。
「消費」は「所得」や「資産」という裏付けあって有効に盛り上がるのです。

もし「貧困」が原因だとすれば、「貧困対策」に舵を切ればいいのです。


●マイナンバーカード(デジタル保険証)

反対なさる方に言いたいのは、「少子、高齢、長寿」化の流れの中「合理化していく」という発想はないのでしょうか?
旧態依然のまま日本人が年老いていけば立ちいかなくなります。
その負担は若い世代が負うことになります。
あと5年遅れたらデジタル化はワークしなくなるというか取り残される人が増えてしまうということです。


寺田総務相の後援会問題

日本中にあまたある政治団体。
企業の決算と違い誰も審査していないのが実情です。
今回思ったのは選挙管理委員会の一時チェックすらなされていないということです。

後援会は政治家個人ではありません。
モラル的にいいか悪いかはあるとしても建て付けは異なります。

「後援会長が故人だった」
ということはありがちだと思います。
パソコンで入力して三文判を押せばいのですから。
せめて住民票でも添付することにしたらいかがでしょうか?
領収証の名宛問題も然りです。
税務署に提出するものならこういうこともなかったでしょう。

このレベルで国会審議が盛り上がり前に進まないのもいかがかと思います。


困ったことに誰も軌道修正する人がいない状態です。



企業行動の中では「論理的に説明できない」批判は結局いい結果を呼びません。
批判が業務改善のきっかけになったとしても、
なぜ?
じゃぁ、どうする?
がない限りうまくいきません。





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「斜に構えるな」 [どう受け止めたらいいのか]

人との付き合い、マスコミの報道ぶり等々でうっとうしいのは「斜に構えた」人との話。

そもそも物事を前から、後ろから、横から、斜めから見ることは必要ですが、一つの決め打ちだけで「ああだこうだ」と言われるのは苦痛以外の何物でもありません。


最近の「統一教会」話。
マスコミも野党も「政治家と統一教会」の関係に光が当たりすぎていて、よくよく考えると、
被害の大きさ
被害の広がり状況
などを語る方はまずいません。


思い返せば、歌手の桜田淳子さんや新体操の山﨑浩子さんが合同結婚式に参加したというのが1992年8月のことで今から30年前です。
あの時の違和感を忘れて論評している人たちが多いのも驚きです。


この30年間の間にこの宗教は日本人の間に支持を得たりしたのか、今では合同結婚式に参加した信者が地方議員になっている事例もあります。
こういう状況下で「政治家と統一教会」の関係を論じるのもある意味違和感があります。


ではどうすればいいのか?
と言うと、「被害の実態を明確にすること」しかありません。
今は世の中が「あいつらは悪いヤツだ」に傾倒したうえで話が進んでしまい過ぎています。

「本当に悪いヤツだ」がわからない限り「曖昧」なまま進んでいくだけでしょう。


人付き合い然り、
企業の仕事の進め方然り
です。


裸の王様に出てくる子供のように「それおかしくないですか?」というオーソドックスな議論がないから世の中はますますおかしくなっているのです。


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「上から目線」 [仕事についてのエトセトラ]

世の中には「お前に言われたくない」「あんたに言われたくない」ということも多いものです。
その特徴的な言葉が「上から目線」。

「頼りない上司や先輩」あるいは「同じようなレベルの同僚や後輩」からの発言には「カチン」と来たりするものです。


ここには信頼とか尊敬とか公私混同とか目的とか理屈の共有化などなど一致しないベクトルが存在します。

「上から目線」と言う言葉を考える時には、「同じものを見るのも関わらず微妙に見る角度(仰角)の違い」によることも多いのではないでしょうか?

上から目線.png

例えばスキーの時の斜面がそうです。
下から見れば緩傾斜に見えても、上から見れば急傾斜に見えたりするものです。
ここに大きく作用するのは「目の位置」です。
目の高さを忘れて何気なく発する言葉で「上から目線」が隠れています。
「それならお前がやってみろ」とでも言いたくなるのが「上から目線」への反発です。

下から仰ぎ見る者も上から見下ろす者も同じところを見ているんですよが出発点のはずです。
「できない者をバカにする者」
「できないのに隠す者」
等々がそれぞれ寄り添うことも必要です。

そこに課題や課題解決の方策が隠れているのです。

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「人生設計」と「低所得者問題」 [どう受け止めたらいいのか]

最近のツイッターなどを見ていると貧困話が多いようです。
例えば、

消費税の廃止または消費税率の引き下げ
一律給付金を配る
と言ったことです。

よくわからないのですが、日本国民全員がそんなに貧しいのでしょうか?
皆さんどんな生活をなさっているのでしょうか?
困窮具合がよくわからないまま「消費税」や「給付金」というのも一時的でかつ限界もあります。


例えば「生活保護」という制度があります。
この制度では救済されないのでしょうか?

確かに、「生活保護」制度はハードルが高く「資産制限」「所得制限」などがあるのでしょう。
東京に(借金のない)持ち家の方なら売却すればいいだけのことですがそうしたら住むところを新たに探さないといけません。

「生活支援1級」と「生活支援2級」などへの制度変更をするのも一つの方策

例えば、

A.生活支援1級(生活保護)

従来の「生活保護」制度と同様です
おそらく
・超高齢者
・病弱者
等明らかに所得がなく生活がままならない者

B.生活支援2級(準生活保護)

低所得者対応のフレームです

●所得制限の緩和や資産保有の緩和
に対し、
●医療費や税金は一定割合で払う

等「生活保護」のハードルは下げるものの相応の負担はする。
という制度に分けることも考える時期でしょう。

特に
●子育て中の離婚者の増加
●継続勤務条件や待遇の低い派遣社員の増加
などを踏まえた生活支援の「枠」の設定は必要だと思います。



ところで、

1.人口ピラミッドから見る自分の居場所
人口ピラミッド(総務省:2021年).png

将来のご自分の居場所を踏まえて理解しないと大変です。
・足元は本当に大変ですか?
・5年後のあなたはどこの位置ですか?
・10年後のあなたはどこの位置ですか?
ライフプランを踏まえた議論をし対策を考えないと課題を先送りするだけです。


2.年代別人口から見た自分の居場所
年齢区分人口(総務省).png

働き盛りの世代が漸減していく日本です。
今の日本に必要なのは「感情論」ではありません。
今の日本に必要なのは「分析に基づく政策」です。


3.「人生設計」(ライフプラン)から見た自分の居場所
モデル世帯の生涯収支.png

昭和59年の「国民生活白書」(経済企画庁)では生涯収支モデルを分析しています。
残った収支差額が300万円弱でそれが葬式代と言われたものです。
時の中曽根内閣はこれをもとに「長寿社会への構図」という議論をスタートさせました。

なお、当時に比べ、今は当時(約40年前)と今を比べると
・定年が伸びた
・寿命が延びた
・大学進学率が高まった
・所得・消費の金額水準が上がった
・残業時間が減った
・年功序列賃金から成果給賃金体系に変わった
・派遣社員が増えた
等の移動や変化がありますがその後のアップデートはされていないと思います
ただ、ライフステージの違いによって対策も違うはずです。


「何とかなるさ」ではなく「何とかしなければ」と自分でできる対策、公的補助の必要な対策を考え実行しなければいけないのです。


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「使えない若者」と「使えない高齢者」どちらを選びますか? [無駄の効用かやっぱり無駄か]


「発達の可能性がある」
これは私が大学時代の教授が「勉強ができないというな」とよく話されていた言葉です。

職場などの仕事場ではいわゆる「お荷物」になる人もいるものです。

「亀の甲より年の功」を評価するのか?
「スマホが使えたり、パソコンを覚えやすい」若者を評価するのか?
なかなか悩ましいものがあります。

こういう両者の前に立ちはだかるのが「がんこ」「柔軟性がない」ということです。
「改善余地」を考えると若者のほうを期待してしまいます。


ご高齢の方のツイッターかなというものを見ると「マイナンバーカード」の反対の理由がどうもよくわかりません。
「年の功」というよりも「全体像が見えていない」感じもします。


人生80年時代が定着した現在では一定年齢になればある程度の柔軟性を持たないと
世の中はますます硬直化
年寄りが嫌われる
事態が生まれそうです。


職場しかり。
高齢者が見捨てられる日が来てしまいそうです。
自分が高齢者だと思う皆さん、もう少し柔軟性を持ちましょう。

ただ、マスコミが伝える若者像を見ていると「こいつらに任せておいて大丈夫なのかな?」という部分がないわけではありません




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「安物買いの銭失い」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


ガソリンのようにどこで入れてもほぼほぼ同じ品質のモノのなら「安い」方がいいでしょう。
特にセルフサービスなら付加価値は少ないですから「スタンドへの車の出し入れのしやすさ」だけを考えればいいかもしれません。
ガソリン代の安さにこだわって、進入しにくいスタンドに入って事故を起こしたりキズができたら大出費です。


しかし得てして「モノには値段相応の価値がある」ものです。

例えば「お風呂の腰掛」を思い浮かべてください。
100円ショップでもホームセンターでもデパートでも売っています。

毎日、使うたびに「さすが」と思って使うか「あぁ~あ」と思って使うかという比較もあります。
あるいは、
●3,650円のものを毎日使えば1日10円
● 365円のものを毎日使えば1日 1円
ですが長持ちさせればもっと単価は下がります。
使用価値、使用寿命、使用感想などに照らして買い物をするということも必要です。

「安ければいい」「高ければいい」というものでもないのはよくあることですが、
課題があるとすれば、
予算の範囲内で優れものを探すむずかしさ
高ければいいというものでもないということ
センスとか感性という基準もあること
などが挙げられます。

包丁なども特にそうです。

私は買い物をする時には「風呂の腰掛の理論」で自分を慰めながら買い物をすることにしています。
ここがわかると「不必要にものを持たなくなる」「買い替えをしなくなる」ということもあります。


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「デフレは悪」と言った人たちの今は? [どう受け止めたらいいのか]


アベノミクスが世の中に出てきたころ、多くのエコノミスト方は「デフレは悪」的な言動をなさっていました。

輸入物価の高まりに伴うコストプッシュインフレからのスタフグレーションなど起きることはないかのように。。。

しかし、今の状況はどうでしょう?
・ロシアのウクライナ侵攻
・中国や東南アジア諸国のコロナによる生産減
などもあり、今はまさしく輸入物価の高まりによるインフレ状態です。
誰もこういうことは想定しなかったのでしょうか?


アベノミクスのおかしさには、
産業競争力を高めなかった
金融に頼った
観光という利幅の少ないビジネスを注力した
「地方創生」という名前のバラマキ
等々、どう考えても1億人の人口を擁する日本経済が骨太・肉厚になる方策が抜け落ちていたことです。

天然資源の乏しい国は「花咲かじいさん」のように「ここ掘れワンワン」的にお金が湧いてくるようなことはないということを肝に銘じるべきです。

今、経済政策を考えるのなら「アベノミクスに足りなかったこと」を埋めていくことが必要です。

しかし、だれも「安倍菅の9年」を検証する人がいない




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