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「聞く」よりも「問いかける」 [裏づけのない経営学]

岸田首相が就任してからと言うもの「聞く力」と言う言葉が躍っているようです。
特に行政や企業のトップあるいは上位職になったことがない人を中心におかしな議論が展開されています。

時に「聞き上手」という考え方とも混同されて語られることが多いのかもしれません。


もしあなたの上司、奥様、ご主人ひいては職場のトップが聞いてばかりだといかがでしょうか?
イライラしませんか?
「決めてくれよ」「あんたの考えはどうなのよ」「そんな意見に無批判に迎合していいの」と言いたくなりませんか。

これこそ勘違いの現場そのものです。
「多数意見」の尊重でいいのか
「真実」を求めなくてもいいのか
と言うこともよくあるものです。


じっと話を聞いてくれるだけなら「イヌ」「ネコ」「ぬいぐるみ」「お地蔵様」もできてしまいます。
つまり上になるものは、
腹案(答えの想定)
質問の切り出し
ベターなゴール
を持っていなければいけません。
そのうえで
「問いかける」[→]「自分の想定とのすり合わせ」[→]「自説の浸透」
と言うプロセスで多くの人を引っ張っていくということなのではないでしょうか。


悩みを相談したい人にとって「聞いてくれるだけでいい」人が求められているのでしょうか?
その程度なら悩みを抱えて自殺する人はいなくなるはずです。
「自分の悩み」の解決策を具体的に提案してくれ「実行に移す気にさせる人」こそ必要なのです。
「ああせい、こうせい」だけなら必ずしも優秀な友人とは言えないでしょう。
奇しくも「統一協会」問題が教えてくれています。


「問いかける」ことで「自説を確認」し「あるべき方向にすり合わせていく」
意思決定に必要なプロセスではないでしょう。

岸田首相が「検討する」とよく使うのは「自説を皆さんの意見とすり合わせる」時間帯を持つということでしょう。

トップたるもの「拙速は禁じ手」です。
「短い時間」でベスト・ベターの方向性を打ち出すことは望まれますが

こういうことこそいわゆるリーダーが持つべき資質でしょう。


過去の総理大臣や企業トップあるいはあなたの上司が「よく話を聞いてくれた」人だったとしたら今の世の中やあなたの人生はもっともっと「いいもの」になっていたでしょう。

「安倍菅の9年」と比べる人がいます。
もし安倍首相や菅官房長官そして菅首相が「聞く力」が十分で素晴らしい宰相、国政のトップだったとしたら今の日本の状況は生まれていなかったでしょう。


安倍贔屓の人たちは「こんなこと言えない」から「岸田首相批判に話をすり替えている」だけのような気がします。
そこには論理的な説明や解説があるような気がしません。

来年のあなた「問う力」を発揮してください。
もしトップとかリーダーとか管理職と言うお立場なら。

今夜は大晦日。
除夜の鐘はこの一年のあなたに問うているのです。
「あなたはいい方向に引っ張ってきたか」
と。
明日は新年。
神頼みは「新し年がいい方向に行きますように」と自説の成功をお願いすることです。
さてあなたのお考えはそもそも「いい方向」に向いているのでしょうか?
「犯罪が成功しますように」とお祈りなさる方は少ないはずです。
「自説を問いかけ」「自説を修正し」「自分をベター・ベストなゴールに導く」最初のきっかけが新年なのです。


そういえば安倍派の後継がなかなか決まりません。
組織の絆的なものが「選挙つながり」がメインだっただけに「ポリシー」や「哲学」に共鳴できる中身がないからでしょう。
特に「統一教会」とのつながりが色濃い安倍派にとっては「選挙をどうするのか」と言うことも最大テーマの一つでしょう。
今、衆院解散されたら一番困るのも安倍派でしょう。

今のどの政治家にもリーダー性に魅力を感じないのは「日本をどうするのかという中身がない」からでしょう。


ちなみに今のマスメディア(マスコミ)やSNSを見ていると、
岸田首相の政策課題提起に「対案がなく」「感情的に批判」している人たちがたくさんいるという残念なコトが見え隠れします。
現場のリーダーになったことがない人(部下にもなったことがない人)たちのコメントはなんと中身が薄っぺらいことでしょう。


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新宿のデパートの「レストラン街」「デパ地下」の光景(2022年暮) [どう受け止めたらいいのか]

今夜は新宿のデパートのレストラン街で食事をしてきました。

思った以上に混んでいます。
「満席」と表示のある店や「入口に並ぶ」お客さんの姿もたくさん見受けられます。

私が入ったお店のお客さんのオーダーは@一人5000円アラウンドのようです。

帰りに立ち寄った「デパ地下」も
惣菜売り場は行列
生食のお店はウィンドウに品物がない
 (「完売」なのか「冷蔵庫にしまった」のかそこは不明)
お菓子売り場は「お正月用」なのか「手土産」なのかここも行列でした

「一律給付金を!」「消費税減税を!」
と言わなくても相応にコロナ前に戻っている様子です。


ただ、
①コロナ前から不調らしきお店は撤退している
~「あそこ儲かっていないよな」と思っていたお店です
それはデパート内のお店に限りません

②「貧富の格差」まではわかりません
~「生活支援」と言う要求が高まったこの一年でしたが、それなら「生活保護」制度を見直し
●「高齢者」や「健康上働けない者」は今まで通りの生活保護
●「急な失業」「低所得で子育てに支障がある」者には「低負担、相応支援」の生活支援策
を区分けして「生活困窮者」対策をとるべき

なぜ政治家(含む野党)たちは「生活支援制度」の実態把握に努め「制度の改善」をしようとしないのだろう?
「こども食堂」や「年末の炊き出し」を視察するだけでは変わらない。

  IMG_4815.JPG

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「安倍菅の9年」と「岸田政治」は違う [少し政治的な話を。。。。]

あんな政権が9年も続いたことを不思議だと思う人が少ないようです。
そうです「安倍・菅」コンビの内閣のことです。

今の岸田政権(特に岸田首相)への批判の多さに比べて何が違うのでしょう?
ロシアのウクライナ侵攻に伴って顕在化した「安倍菅の9年は何もやっていなかったじゃないか」と言う批判が起こってもおかしくないはずなのに不思議です。

原因はいろいろあるのでしょうが、

1.「安倍菅の9年」の経済政策

プロセスもゴールもよくわからない
●アベノミクス
●地方創生
が典型。
これを批判した評論家はごくわずか。


2.安倍菅の9年が不思議なのは

①国民が選んだわけではない首相なのに表立った批判がない
②評論家がおとなしい
③霞が関が死んだ
④議論がない
⑤マスコミがおとなしすぎる
こと
かくして結果の伴わない我田引水政治が9年も行われた


3.安倍菅の9年で残念なのは

①大学が死んだ
②霞が関が死んだ
③地方はますます衰退した
④産業政策がない
まま国民の多くが年を取ってしまったこと。
そして
マスコミの「勉強不足」と「好き嫌いによる批判」だけが残ったこと。
誰も検証すらしない


4.マスコミは岸田政権について

①根回しがヘタ
②ブレーンがいない
などと批判するが「それは昔の政治スタイル」。

今までの首相に
・どんなブレーンがいて
・どんな根回しがあったのか?
言ってごらんよ。

その結果が今じゃないのかい。
マスコミはいつまでも旧態依然


5.「安倍菅の9年」特に「アベノミクス」信奉者の大きな勘違いは

「株式や為替のマーケットこそ経済」 だと思い込んでいらっしゃること。
アメリカ追随あるいは影響の相場であり日本の産業政策あるいは実情に基づくものではないから経済が語れない。
ただ年金ポートフォリオに株式がある以上急変はできない。


6.健全な株式マーケットなら

「エクイティ・ファイナンス」(新株発行による資金調達)が行われ産業経済に資金が回る。

今の株式マーケットは
キャピタルゲイン狙い
成果報酬のかさ上げ
が目的になってしまっているように見えてしまう。

だから株式相場が上昇しても国民に恩恵が少ない。


7.岸田政治の経済政策は

ロシアのウクライナ侵攻を契機に
「日本国民の生活維持・向上に必要」な産業政策のための畑を耕そうとしている。
これだけでも「安倍菅の9年」とは違う。


8.岸田政権になってようやく将来の日本のための産業政策の鍬入れができ始めたようだ。

ここを批判する人は
・なぜ?
・代案は?
がない。
ただの好き嫌いによる評定に見えてしまう。

小池都知事の太陽光も、
都民の
「生活レベルを落とさない」
「生活不安を減じる」
ことを踏まえた危機意識が顕在化したもの。

連合が自民にすり寄るのも野党の産業政策が不安だからに他ならない。
アベノミクスと違い「企業が儲かる」と言う方向にチェンジしようとする岸田政権にはすり寄りやすい。

「企業が儲かれば労働条件も良くなる」
と言う図式の議論をする人が少なすぎる。


「安倍菅の9年」はほんの1年強の岸田政権に比べれば批判が少なかった。
しかし、その裏では、
①統一教会問題
②地方の疲弊
③産業政策のひ弱さ
が目立つ。

ロシアのウクライナ侵攻を奇禍として「これから日本が歩む道」の議論がないのが不思議です。
おそらく、
●勉強不足
●安倍菅政治を批判してこなかった
マスコミにはできないのでしょう。

国民然り。
ロシアのウクライナ侵攻でお気づきになったはずです。
「我々は騙されていたのかもしれない」
と。

批判の矛先は「安倍菅の9年」であり「岸田政権ではない」と言うこと。
今ここを間違えるとたいへんなことが起きそうだ。




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「結婚しない」「結婚できない」あなたに [一人合点の「いい加減な話」]

世の中にはこんな言葉もあるそうです。
「美人は3日で飽きる」
「ブスは3日で慣れる」
と言うことは、
男と女の付き合いは「見た目」「性格」「相性」どれが基準なのでしょう?

最近はネットニュースが普及したせいか、芸能人やスポーツ選手の結婚情報もよく目にするようになりました。

多くの場合「美男美女」と言うのが相場です。
しかし、いつの日か「離婚」と言う結末を迎えたニュースも目にします。
そう考えると「美男美女」と言うのも決め手ではないのかもしれません。

私も多くの結婚式に出席しましたが「美男美女」も結婚式がピークと言っても過言ではないかもしれません。

幸せ笑顔

プロによるメーキャップ
とくるのですからそりゃぁ「美男美女」に大化けです。


今日はふとそんなことを考えてしまいました。
相応に年齢が行けば「美男美女」も色あせてきます

と言うことは「性格」なのか?
と思ってもみたり、
しかし、「性格」も結婚が長くなると「今まで知らなかったようなこと」がわかってきたりします。

と言うことは「相性」と言うのが決め手のような気もしたり。。。。
※精神的、肉体的な「相性」
しかしそれも絶対的ではないのかもしれません。

別れた後も
●復活する
●何となく悪く思えない(「魅かれる」「未練が残る」)
と言うこともあります。


そこでふと思い浮かんだのは
お互いを
●「尊敬できるか
●「信頼できるか
と言うことになるかもしれません。

確かに「美男美女」であることは長続きの秘訣ではないようです。

しかし、「性格」とか「相性」のやっかいなのは「スルメのように噛めば噛むほど味が出る」ことも多いものです。
と言うことは「忍耐」とか「我慢」と言うことも必要になってきます。


どちらからともなく「腕を組む」「手をつなぐ」カップルを見るたびにうらやましく思う今日この頃です

「結婚しない」「結婚できない」と言う若い人たちに言いたいのは
「結婚しない」とか「結婚できない」などと言う呪文は捨てなさいということ。




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「アベノミクス」がパッとしないわけ [少し政治的な話を。。。。]


マスコミやSNSは「岸田首相」批判が中心の昨今ですが、忘れてはいけないのは「アベノミクスはうまくいったのか?」と言うこと。


安倍首相、菅官房長官と言うコンビが9年にもわたって唱え続けた「アベノミクス」
もしうまく行っているのならもう少し景気のいい話が聞こえてくるはずです
「コロナが邪魔をした」
などと弁明する人がいたとしたら「コロナ前から好結果が出ていないでしょ」と言うしかありません。


マスコミもSNSもなぜか「触れようとしない」「検証しようとしない」のが「安倍菅の9年」であるにもかかわらずいまだに「おとなしの構え」です。
そこの整理をしないまま岸田首相の言動への批判ばかりやっているから建設的な批判が何一つないのです。
「統一教会然り」
結局どうなってしまうのでしょう。
安倍菅の9年でぬくぬくと育ってしまったのが統一教会だったはずです。


話を戻しましょう。
明らかに「経済政策としてのアベノミクスはうまくいっていないのです。

原因はいろいろあります。

1つ目は、「言葉の遊びに過ぎない」からです。
これは説明不要です。


2つ目は、「物価を上げる」と言うことが目標の経済政策だったからです。
景気の地合いが悪い中で「物価を上げる」ことを目指しても達成できるはずはありません。

そもそも、
経済成長率
物価上昇率
金利
ニアリーイコールなものです。
このバランスが悪いと
インフレ
であったり
スタグフレーション
になるだけのコトです。
産業政策がひ弱なアベノミクスがおかしいのは自明でしょう。

●経済成長率
●物価上昇率
●金利
はほぼほぼ同じものを別の切り口で分析するようなものです。
「経済も成長せず」「金利も上がらない」にもかかわらず「物価だけが高くなる」ことがそもそもおかしいのです。

現にロシアのウクライナ侵攻に伴う「コストプッシュインフレ」(資源価格の上昇)には手も足も出ません。
アベノミクスが正しいのであれば
・金利が上がる
・経済が成長する
ことが追随してくるはずです。


3つ目は、「成長しない経済政策では1億人の人口を養うことはできない」と言うこと。
人の欲求は日毎に上昇していきます。
「物価が上がる」のではなく「経済が成長」しなければその欲求にこたえるのは無理です。

地方創生 ~ 大人のママゴトのためのバラマキ
飲食・サービス ~ 利益率が低い
観光 ~ 非正規雇用、不規則な働き方の温床
では日本経済の成長には限界があります。
現場を見ればこの3つを日本経済のエンジンにしようなんて虫が良すぎます

結果
非正規雇用の定着
地方の低迷
が続きました。
それがアベノミクスなのです。


4つ目は、「為替」や「株価」を気にされる方が多いがそれはわかりやすいからにほかならならいことです。

いちばん気にしなければいけないのは、
「儲け」(利益)
だったのです。

国税庁の令和2年度の標本調査結果によれば
全法人に占める欠損法人の割合は、62.3%(前年度比+0.7ポイント)
でした。
https://www.nta.go.jp/information/release/pdf/kaishahyohon2020.pdf


節税の効果もありますが
37.7%しか黒字企業はない = 法人税を払う企業は4割程度
と言うくらい儲かっていないのです。

最近、「法人税の増税は景気を冷やす」などとおっしゃる方もあるようですが、そもそも法人税を払っていない企業は法人税率引き上げなど無関係のはずです。

誰も触れようとしませんが、
法人税増税 は「景気を底上げ」する
と言っても過言ではありません。

特に非上場企業においては
●節税(支払い税金を減らす)
●利益を先送る
行動が意識されるため

黒字企業にあっては、
●償却資産(機械・設備)の投資
●消耗品の購入
●賃上げ(特に賞与増)
をなどの節税を行う契機となるはずです。


また、他方では、
イノベーション
付加価値をつける
売り上げを増やす
コストを下げる
等々の経営政策が生まれるのです。

こう考えると「アベノミクス」はただの呪文に過ぎなかったのです。


5つ目は、世の中の論者は「中小企業=ものづくり」をイメージしてお話しされるが、日本には飲食・サービスと言った利益率の低いビジネスが多いのも実情です。

マスコミはこぞって利益率の低いビジネスを話題にしてきました。
グルメだとか言いながら。。。。

アベノミクスや地方創生は「バラマキありき」であり国際競争力ある「産業政策」がない以上多くの日本の企業は儲からなかったのです。

儲かった企業も「法人税率が低い」ため、「法人税を払って内部留保を蓄えた(自己資本比率を改善させた)」のです。
もし「法人税率が高ければこんな悠長な経営ぶりはなかった」はずです。

くれぐれも言っておかなければ「赤字企業は税率の高低にかかわらず法人税は払わない(除く均等割部分)」ということのはずですから。


6つ目は、経済活動の真ん中にいらっしゃる方には 「物価上昇 ≒ 経済成長 ≒ 金利上昇」 がバランスある好循環なら恩恵は大きいということ。

ただし年金生活者はその恩恵に預かるのは一番最後と言うことも付け加えておきましょう。
輸出立国の日本では国際競争力がなければ経済は成長しないということが忘れられています。


7つ目は、長寿化を伴う高齢化社会は ●従来の「量消費」は減る ●行財政の支援が必要な「人サービス」が増える と言うことです。

ここを踏まえずにやってきたのが「アベノミクス」 であり「安倍菅の9年」さらには「大人のママゴトでしかない地方創生」もそうでした。
だから 今「利益なき増税」 が必要となのです。
利益の生まれる企業には「税金を払わない(減らす)」ために「利益を先送る」経営政策であり「足元経費を使い将来に活かす」経営なのです


8つ目は、「消費で経済を回す」とおっしゃる方が多いようですが、消費の中には「企業消費」※と言うのも大きなファクターです。
※必ず領収書をもらう買い物

法人税率を高くして企業に節税のために「経費(お金)を使ってもらう」のも経済対策です。

1999年に制定された「国家公務員倫理規程」は「企業のお金の使い方を変えた」と言うことに触れる方が少なすぎるということです。

いわゆる「倫理規程」により「接待」「贈答」と言う典型的な「企業消費が大きく減った」のです。
ここを境に、
デパートの外商部門の役割が変わる
「中元歳暮」の位置づけが変わる
「料亭」の使い方が変わる
と言う大きな消費構造の変化をもたらしたのです。

「消費で経済を回す」
などと言う発想がどこから出てくるのか不思議でなりません。


9つ目は、日本の「高齢長寿化」も消費構造に大きな変化をもたらしたということです。

長寿化を伴う高齢化社会
●従来の「量消費」は減る
行財政の支援が必要な「人サービス」が増える
と言うことが現象面で起きてしまいます。

ここを踏まえずにやってきたのが「アベノミクス」であり「安倍菅の9年」と大人のママゴトでしかない「地方創生」だったのです。


10番目は、「観光」「インバウンド」と言う儲からないビジネスに注力してしまったことです。
観光政策は「税金で外国人観光客を買った」と言っても過言ではありません。

そうでなければインバウンドの増加とともに日本は経済成長を遂げていたはずですから。


今回「全国旅行支援」を使って12泊の旅をしましたが、「設備投資」「リニューアル」などをやっていない観光施設がいかに多いかと言うことです。
つまり「汚い」「古い」施設が多く、早晩、こういう施設は淘汰されていくでしょう。


今の日本のマスコミやSNSは「政治の仕振り」「政治家の言動」の上げ足取りのようなことにばかり注力していますが、それは「政治家の資質」「選挙制度の見直し」「議員数の削減」と言った具体策で解決することです。


「経済政策を疎かにする」
とは別問題です。
今のような政治家の「精神論」や「あるべき論」と経済をはじめとした政策をごちゃごちゃに論じてしまうからの日本は豊かにならないのです。


「不法行為者が政治家になってもいいのか?」
と言う机上の議論と
「汗水流して働く現場」
議論が混在したままでは経済は成長せず、景気も良くなりません

もっと言えば「格差が拡大」するだけです。



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「年賀状じまい」など考えなくてもいい [みんなうすうす気づいている]


先日のことテレビを見ていたら「年賀状じまい」のマナーのような解説をやっていました。
なんでもマナーの先生のような方が出ていらっしゃいました。

別に「年賀状じまい」などと宣言しなくても、
「出さなければいい」 だけのことのような気がします。


年賀状のやり取りには
「この人には出さなくてもいいのかな」と言う人が必ずできる
「年賀状を出さない」からと言って生活や人付き合いに大きな支障があるわけでもない
「出せば来ない」「出さなかったら来る」の繰り返しのような相手もいます

ことさらに「年賀状じまい」をしなければいけない理由はなぜでしょう。
私のように「あて名書きは手書き」のものには毎年線引きを迫られます。
仕事をやめたら交際範囲も減る
②おそらくその方とは今後そう深くはつき合わない
※きっとお葬式にもいかない
深い付き合いの方はLINEなどネットで対応した方が早いし親密
④相手の年齢を考えれば「出さない親切」がある方もいらっしゃる
⑤相手からはもらわなくても「出す親切」もある
など思いながら毎年「年賀状を出す出さない」を繰り返しています。


おそらく近年はパソコンのソフトの一覧に従って「年賀状を機械的にお出しになる」方も多いようで、そういう方には「機械的なるが故の罪悪感」でも湧くのでしょう。


「年賀状じまい」
などと肩を張らなくても、
経済的な負担
年賀状を作るめんどくささ
●ボケ防止
と相談して決めればいいもののはず。

「あいつは年賀状を出さない失敬なやつだ」
などと思う人の方が少ないのではないでしょうか。。。。

こんなことにまでコンサルタントが必要な世の中の方が不思議です。


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「反対」と「批判」だけでは解決しない [みんなうすうす気づいている]


この一年、いわゆるマスコミやSNSのご意見に耳を傾けるとどうも物足りません。

確かに「批判」や「反対」意見は重要でかつ必要でしょう。
しかしそれは「溜飲を下げる」だけで何も解決を生みません


例えば「ものづくり」を考えてみましょう。
商品競争力が落ちたらもはや売れません
●性能
●価格
●ニーズへのマッチング
等々、いくらでも問題点や課題は見つかるものです。


なぜ「政治の議論」「マスコミの論評」にはこういう視点や切り口がないのでしょうか?

「批判」や「反対」は誰でもできます。
要は「どうするか」の現実的な提案が必要なのです。

日本全体が貴族の議論になってしまっているようだ。



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戸惑う「団塊」70歳代 [みんなうすうす気づいている]


おそらく太平洋戦争が終わってからの日本を
●引っ張ってきた
●馬車馬のように働いてきた
人たちと言うのはいわゆる「団塊の世代」であったはず。

団塊の世代とは、
第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)に生まれた戦後世代
と定義づけられているようですが、
この方たちも今や73歳~75歳におなりになり後期高齢者への仲間入りの御年齢になられました。

もはや戦後ではない
と経済白書が謳った1956年(昭和31年)生までの世代も今や66歳となり社会の第一線を退くご年齢になられました。


こういう世代こそ
戦争はしない
豊かな生活を目指す
の二つをテーマに生き抜けてきた人たちです。

そこには労働運動もあり「豊かな生活」を獲得された人たちです。
この世代の多くの労働者は「年金」も充実しており今はそれなりに豊かに暮らしていらっしゃいます。

政治的には「社会党」を支持し、生活向上に邁進された人たちでした。
住宅ローンも終わり今は生活への負担感もほぼほぼないのではないでしょうか。


ところが最近のSNSを見ているとスマホかじりのこの世代の人たちの政治批判が目立つようです。
おそらく生まれ育ってきた正義感と行き場のないやるせなさがそうさせているのでしょう。
実態的には「心情野党」実態「保守」の人たちのようです。


しかしいけないのは「社会がこの人たちを見捨ててしまった」ような状況になっていることです。

今日も設備工事業者の方と話しました。
団塊の世代がリタイアするようになり現場が回らなくなっている
と。。。


一刻も早く、
この団塊の世代の活用を図ること
この団塊の世代が完全リタイアする前に今の社会システムに慣れてもらうこと
が急がれます。


若い人たちに言いたいのは「人口ピラミッドをよく見てください」と言うこと。
高齢化、長寿化を徒過すると将来世代に大きな負担だけが残ってしまいます。

「自由な働き方」
「ワーケーション」
などとのんびりしている暇はないのです。

なにせ日本は資源の少ない国なのですから手を休めてしまったら壊滅状態になってしまいます。

若い人たちに言いたい
あなたたちのジジババを有効に使わないとお荷物になってしまいますよ
と言うこと。

マスコミも野党の皆さんも将来像が見えない話ばかり。
これでは日本は戸惑ってしまいます。

「安倍菅の9年」
日本はいったい何をやってきたのでしょうか!








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「岸田首相」は日本の救世主かもしれない [少し政治的な話を。。。。]

マスコミやSNSでは不人気な岸田首相。
実は私は岸田首相に期待しています。

よくよく考えると

①「安倍菅の9年」ていったいどんな時代だったのでしょう?

●特に日本が右肩上がりに豊かになったと思われないにも関わらずこの二人のコンビが9年も続きました


②安倍事件がなければわからなかったこともずいぶん顕在化しました

●特に「統一教会」問題
~問題視していた方もいらっしゃったのでしょうが大手マスコミなどで取り上げられることもありませんでした

イージーな政治家たちがクローズアップされました
~今に始まったのではなく、今急に「政治家のレベルが下がった」のではなく「昔からこんな人たちだった」のです
政治家の浄化のきっかけになればいい

●結局「アベノミクス」は無策だった
~「アベノミクス」って結局何だったのでしょう
証券・株式などのマーケットこそ命的にコメントしていた人たちも最近はテレビマスコミに出てこなくなりました

「地方創生」も何だったのでしょう
~「言葉の遊び」に塗された税金バラマキの「大人のママゴト」のようなものだったのでしょう
「成功した」「うまくいっている」「定着した」などと言う話を聞くこともありません

●急ピッチな「インバウンド」政策もコロナでスピード調整を余儀なくされました
~しかしコロナがなかったらどうなっていたのでしょう?
人口1億人の日本が「観光」で食っていけるなどとても想像できません
「やりやすさ」だけの政策だったのでしょう


③コロナはどうなった?(1年前の大騒ぎもよくわからない)

●一年前、「ワクチンがない」「給付金を」などと大騒ぎでした
~結局、どうなってしまったのでしょう
コロナは「高齢者」「基礎疾患のある者」には「死への引き金」にもなってしまう感染症です
ところが昨年の大騒ぎはどこに行きましたか?
「解決した」「解消した」と言う話は聞きません
あんなにたくさんいた「コロナコメンテーター」もどこに行ってしまったのでしょう


④「財政」「税金」「防衛費」のことを考えさせられた

●庶民レベルが「たいへんだぁ」と言い出したのは初めてでしょう
現実味をも持ったのは?
おそらく今までは「そこまでは」「知らしめてはいけない」などと政治家もマスコミも考えていたのではないでしょうか

●そんなに税金を払っていない人たちが「税金が上がる」と心配なさっているのおかしさもあります


⑤資源、エネルギー資源のない日本

●今まで「何とかなる」と思っていた資源問題
~ロシアのウクライナ侵攻の直撃を受けました
ないものはない」と言うのがわかったのです
さぁ、どうしましょう


⑥物価高に乗じた「賃上げ」

●かねてから「賃金を上げなくては」と言う話はありました
「デフレは悪」「物価が上がり、賃金が上がれば好循環になる」などと言っていた識者も多かったようですが、ロシアのウクライナ侵攻と同時進行で
物価が上がる
賃金が上がる
年金生活者や非正規労働者には恩恵も少なく生活の重圧が押し寄せる
と言う状況になっています
おそらくウクライナ問題がなくても物価が上がれば同じことが起きてきたはずです


今、マスコミ、SNSでは岸田首相はサンドバックのようにたたかれていますが、実は、
「日本の課題」がよく見えてきた
「安倍菅の9年」に現実的な話を何もしてこなかったコメンテーターたちの行き場のなさが目立つ
と言うのが実情ではないでしょうか?


岸田首相の話の持って行き方には課題は残るものの、そこには「調子の良さ」「言葉の遊び」は見えてきません

今こそ日本が真剣に「明日からを考える時間帯になった」と言えるのではないでしょうか?
岸田首相がサンドバックになればなるほど課題が明確になるというのはいいことではないでしょうか。


きっと「産業政策なき言葉の遊び政策」及びその評論が排除され現実味のある政策が生まれてくることでしょう。



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「ワイドショー」を見なくなった [どう受け止めたらいいのか]


今までなら録画、録音(radiko)してまで見よう聞こうとしていた民放各局のワイドショー。
すっかり見なくなりました。

モーニングショー ~ 時間があるなら見るが気が入らない
ワイドスクランブル ~ たまに少し見る
ひるおび ~ ほぼ見ない「ちょうちん番組」
バイキング ~ タレントの居酒屋話 向こうから番組がなくなった
ゴゴスマ ~ たまに見るが古館、橋下、東国原が出るときは見ない
ミヤネ屋 ~ もともと胡散臭いので見ない
COZY UP ~ Hanada組の色彩が強く胡散臭く公平性を欠く
ゴールデンラジオ ~ 長寿番組だけどなぜかうさん臭さ偏りが強くなってきた 敢えて聞かなくなりました
ニュースワイドSAKIDORI ~ 面白い時もあったが斜に構えた誘導が目立つようになったと思ったら番組打ち切り
バラダン ~ 東京ローカルMXの力作 コメンテーターの素人の議論がおもしろい(録画中)
ニュースキャスター ~ 取り上げぶりがますます浅くなってしまいました
サンデーモーニング ~ いつまでもアンチ的スタンスだけで現場感がない

かくしてワイドショー的は番組は見ない聞かないことに。
よくよく考えれば働いている人の多くは見ないわけだし、放送作家のシナリオに従い見続けることに限界もあります。

最近痛感するのは「マスコミに騙されているのではないか」と言うこと。
同じようなコメンテーターが番組名の異なるワイドショー的な番組に出ているし、各人が大学の線s理だったりするのも何となく違和感もある。

私が知るリアルの現場とますますかけ離れてきたのも実情。

年相応に自分なりの意見や関心も増えてきたので敢えてマスコミのつまらない情報を仕入れることもない。
NHKの平和なトークの方が心が落ち着く今日この頃です。


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「原因」を分析せず「課題」を潰しこまず「対策」をとるな [どう受け止めたらいいのか]


最近は今まで想定していなかったようなことがずいぶん起きています。

例えば、

1.福岡の保育園、静岡の幼稚園で起きた送迎バスへの園児置き去り死事件

本当に「人手不足」が原因だったのでしょうか?

対策として
●エンジン停止後に警報を鳴らし運転手に車内の確認を促す「降車時確認式」
●置き去りにされた子どもをセンサーによって検知する「自動検知式」
の2種類の安全装置の設置を義務付けるのだとか(詳細不知)

その前にそもそもの原因は
「指差し確認」
「記録化」「報告化」の徹底
「複数による別の目チェック」
がなされていなかっただけではないのか?

原因が十分に潰しこまれないまま「安全装置」で管理と言うのも何か物足りません。
「対策」や「再発防止策」の策定には原因の潰しこみ(分析)があって初めて対応策が生まれるのもが多いはずです。

・機械任せだけではまた大きなトラブルが起きます
・機械が多い工場に行ってみましょう
・機械がチェックしたことをチェックするのは人間
あの悲しい事故がなぜ起きたのかの検証と課題の潰しこみも必要ではないでしょうか。


2.2人乗りベビーカーの都営バス“乗車拒否”

これは実情が今一つよくわかりません。
運転手さんの怠慢なのかどうかもよくわかりません。(詳細不知)

先日、二人乗りベビーカーを実際に見る機会がありました。
思っていた以上に大きい
●バスへの持ち上げ時にバランスを崩す恐れもある
バスの乗車口が明らかに狭い
と言うことは、
「対策」としては、
バスの構造を変える
バスを改造する
と言うお考えにならないのでしょうか?

ふたごベビーカーのサイズ
バスドアのサイズ
に合わせた改造で対策を考えることも解決策の一つ。


3.雪道「国道」スタックにより渋滞

毎年のようにどこかの国道でこのスタック渋滞が起きているようです。
ここ何年かでも、
・山陰
・滋賀
・福井
・新潟
等々と。。。
原因はきっと同じでしょう。

早々と高速道路の通行止めを行った
高速道路から降りられなくなった
高速道を降りた車が一斉に国道に迂回し
多くの車が冬用タイヤではなくノーマルタイヤだった
と言う共通項があるようです。

ここまでわかってきてなぜ雪道渋滞が起きてしまうのか不思議で仕方がありません。
降り積もる雪の中では除雪作業も限界があります。
やはり道路内の車の流入を間引くしかないでしょう。
積雪が始まった個所から流入・進入制限をするのではなく、積雪が始まる前の地区で進入間引きを始めるしかありません(その方がみんなの幸せです)。

国土交通省や都道府県のセクショナリズムなどと言ったバカなことはなかったのでしょうが、「広域豪雪対策・対応」を取ることが必要でしょう。

「たいへんだぁ!」と都会の暖かいマスコミで蘊蓄比べをするマスコミにもウンザリです。
毎年の恒例行事のようになっています。


以上の三つが典型です。
原因はどこにあったのでしょうか?
原因もよくわからずに対策もどきをしてもその効果は限定的なはずです。


日本のものづくり企業が高品質を維持してきたのはこういう「原因分析」と「再発防止」の繰り返しだったのです。
昨今のイージーな対策話を見聞きしていると日本のクオリティがだんだんイージーになっていくような気がしてなりません





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「ブラウン」と「P&G」 [どう受け止めたらいいのか]


●シェーバーで有名なドイツの企業ブラウン
●洗剤や化粧品などの日用品で有名なアメリカの企業P&G
・パンパース
・レノア
・ウィスパー
・アリエール
・SK-Ⅱ
と言った商品群の一つくらいはご存じでしょう。


先日、発見したのはブラウンはP&Gの子会社であるということ。
その間にカミソリで有名なジレットと言う企業を挟んでいるのなんともややこしいのです。

「P&G」があってその下に「ジレット」があってさらにその下に「ブラウン」がある
と言う関係です。

私が企業のHPを見るときには「企業概要」を見るので
・資本金
・年商
・代表者
・本社所在地
・取扱商品
・取引銀行
等々を確認することにしていますので、これらの3つの企業のあり様には「違和感」を感じてしまいます。
企業がグローバル化するということとはこのように「平たく言えば訳がわからない」企業集団になっているということでしょう。

ひょっとしたら中国の資本、北朝鮮の資本、ロシアの資本などがメインであってもこのような見せ方ではすぐには状況がよくわからないということが言えるのでしょう。


なぜこんなことが気になったかと言うと、
ブラウンに聞きたいことがあってブラウンのサイトを見たら『P&Gに聞いてくれ』と書いてあった」ことに端を発します。


●私も「それほど高級でもないブラウンのシュエーバー」を持っています。
●ふとしたきっかけでブラウンのサイトを見たら「取扱説明書」に書いていないことがブラウンのサイトに書いてあったこと
●ブラウンでメールで照会しようとしたらP&Gに聞いてくれと案内されたこと
●その際「P&Gのメルマガ」をとるように案内されたこと


ちっぽけな照会事項がP&Gのメルマガをとることが半ば条件のような大事になってしまいました。


「経済がどうのこうの」
などとマスコミはああだこうだ言っていますが、
●それぞれの企業軌道は手の届かないところに行ってしまっている
●ブラウンへの照会をP&Gにすることは表見代理も成立しないのではないか
等々思ってしまいました。

日本のマスコミレベルではついていけない経済の状況、企業行動になりつつあるようです。










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「内閣支持率」ってなんだろう? [少し政治的な話を。。。。]


「岸田内閣の支持率が低い」
一部のマスコミは鬼の首でも取ったような書きっぷりです。

例えば、

①毎日新聞
17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は25%で、11月19、20日の前回調査の31%から6ポイント下落し、2021年10月の政権発足以降最低となった。

調査は、携帯電話のショートメッセージ(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯602件・固定411件の有効回答を得た
と言うことらしい。
602+411=1013件
と言う回答数をどう受け止めればいいのでしょう
大新聞にしては少し乱暴すぎないだろうか?


②時事通信
9~12日に実施した12月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比1.5ポイント増の29.2%、不支持率は同1.0ポイント減の42.5%だった。

調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.4%

2000人×61.4%=1228人


こんなに少ないサンプル数で数字だけが一人歩きしているのはやはり危険。
マスコミのレベルを問いたくなる今の日本の実情のような気がしてきます。

「マスコミに騙されるな」
と言うのが日本国民の課題なのかもしれません。



レベルの低い政治家のバカ言動もさることながら、マスコミと言う巨大勢力の横暴(勉強不足)も日本を危うくしてしまうに違いない。


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「就活生」の靴の音 [シュウカツ]


ご近所のお嬢さん。
聞けば大学4年らしい。
そして「まだ就職が決まっていない」のだとか。

お母さん曰く、「一人しか採用のないところばかり狙っているから」と。
まぁ、人の人生ですから他人の私があれこれ言う資格もありませんが、
今は
●雇用延長で従業員の回転は悪くなっている
●AI、ITの発達は目覚ましい
と言う現実を考えると、新卒と言えども採用の壁は厚いようです。


ただ、気になることもあります。
かつては気にしたことがなかったことですがそんなことでも「一人を選ぶ」と言うことでは選ばれてしまう基準になってしまうかもしれません。

それは、
「靴の音」がする
ということです。


面接会場で「カパカパ」「コツコツ」と音がするのを気にしたことはありませんでした。
おそらく音がする靴あるいは音がする歩き方にお目にかからなかったのでしょう。

ひょっとしたら「高級な靴」を履いていらっしゃるのか。


なぜ音がする靴が気になるのかと言うと
「気が利かないやつ」
と思われてしまうからです。

●うるさい
●滑る
●動きが悪そう

と伝わってしまうからです。


「それぐらいは。。。。」
と思うなかれ、あなたの職場の気になる方と言うのはそういう細かな気遣いが足りていないということもありがちなはずです。


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ある「ラーメンチェーン」の劣化 [裏づけのない経営学]


かつて「安くておいしいラーメン屋」さんという印象のあったラーメンチェーンのある店に行きました。
テレビ番組にもよく取り上げられていたチェーン店です。

「おいしくない」
の一言です。

お店はかつての半分の広さ
・ラーメンはそれなりなるもインパクトなし
チャーハンはべとべと
・タブレット注文
店員さんは20歳前後(高校生も多い)アルバイト風

と言う様子です。

コロナ前から「店舗閉鎖」も伝えられていますが、残ったお店もこのあり様です。
きっともう二度と行かないでしょう。


企業寿命は20年程度。。。
マスコミにチヤホヤされても「安値」が売りだけではやはり飽きられてしまいます。
経営者が変わったのかどうかはよくわかりませんがウオッチのない経営は必ず劣化していきます。
休んだら負け
それが経営です。


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「不祥事」を起こす社員の見つけ方 [仕事についてのエトセトラ]

業績順調な企業や公務員さんの不祥事(お金の使い込み)のニュースが今でも時々あります。
いくら企業が学習してもこういう社員さんや公務員さんはいるものなのでしょう。

銀行ではこういった「お金の使い込み」はとても嫌い
当事者は懲戒免職
上司は管理責任を問われた懲戒処分
と言うのが一般的です。
「お金が商品」の金融機関では「信用失墜の一丁目一番地」であり、当事者だけではなく、同僚、企業内の社員、その家族にまで類を及ぼしてしまうからです。


銀行は一日中お金に関する職場が多いのですが、
A:銀行内部のお金に手を付けること
B:お客様(お取引先)のお金に手を付けること
の2種類があります。
しかし「内部だから」とか「お客様(お取引先)」だからと言う区別は一切ありません。


さて、こういう社員の見つけ方ですが、大きくは二つの種類があります。
ただ「あの人が。。。。」と言う点は共通です。

X:よくできる(優秀)だと思われているタイプの犯罪

周囲からよく仕事ができると評判の犯罪者にありがちなことは
どこかに奇妙な違和感がある」ことがあります

髪型(パーマ、カラリーング(茶髪)等
携帯電話に異常に電話・メールが着信する
中には個人所有のモノと使い分けている
話が派手
アフター5の行動が派手(特に常連の飲食店
~ 連れて行ってもらうとすぐわかります 後輩などが何気に噂していたりします
私服、自家用車が派手
お金の下ろし方が一般的でない(小刻み過ぎる)
お客(お取引先)様と妙に仲が良い
~ 不祥事を隠すためいい話しか伝えないから

Y:おとなしく真面目で実直な仕事ぶりが評価されるタイプの犯罪
このタイプの方は勤務態度が目立たず、相応に優秀なだけに信頼を置きやすいことがあります
ところが、職場を離れた言動に違和感があります

深入りする趣味
休日の行動が大胆
職場仲間との交流が少ない

と言うことがよくあります。
上司も飲食に誘うことも少なく、仕事に関係ないと不参加と言うことも多いようです。
そういう時には職位による比例按分会費あるいは最低参加料会費で誘うのも一つの手です。
しかも話は仕事ぶりは避け、仕事の改善提案や趣味の話のような目立たない社員が主役になるような話題にすることです。
小言を言われる飲食に時間外に来たいと思う社員は少ないはずですから。


ところがこの2タイプには共通点が相応にあります。

相応に仕事ができるということで任されてい
上司が同行することもない
③複数での検証がない
同一職場、同一担当が長い
私生活の情報が少ない
と言うことです。

つまり職場の管理体制の穴をうまく拾いながら仕事をやている人たちなのです。

動態観察をやっていない
~ ルールに則らない自分都合の仕事ぶりが見つかるはずです
応援体制、急な休暇等の代替要員を育てず、任せっきり
~ 転職時代の急な転職やコロナの時代の急な休暇を考えればありがちなのに不思議です
人事異動サイクルがとても長い
~ せめて3年サイクルです

と言うありがちな特徴も見え隠れします。

要は管理者の注意不足から防止できなかった犯罪の側面は否定できません
いい上司とは「愛想や人柄がいい上司」のことではありません






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年取ったら毎日の「血圧測定」 [みんなうすうす気づいている]

年を取ると「健康」と言うキーワードを意識するようになります。

私が「デジタル保険証」の推進に賛成するのも、
健康管理は健康保険とセット
デジタルカルテによる医療情報の管理と共有化
既往症歴、服薬状況はもはや個人では管理できない
健康保険財政の管理にはデジタル保険証頼み
長寿化(後期高齢者が増える)には健康保険の一元化等の合理的な制度が必要
もう少しすれば「デジタルカルテ」が使えない医者はいなくなる
看護師さんも薬剤師さんもデジタルカルテが読みこなせ、医療情報の共有化が進
「情報管理のリスク」懸念よりも「命の管理」の方が重要
~クレカ、ポイントカード等々の他の信用情報の方が不安は多い
と言うことがあるからです。

しかも自宅でできる健康管理はたかが知れています
知人の国立大学病院の医師によれば
毎日の血圧測定
朝起きた時、夜寝る前に定期的に図ることが効果的
とのこと。

その話を受けて即「血圧計」を買いました。
この血圧計は少し高額で(もちろん日本製)
スマホにデータを飛ばせる
~ この医師に合う時はこのスマホのデータ(履歴)を見せて評価してもらっています
上腕式
~ 手首よりも上腕式の方が正確らしい

医師と相談しながら健康にコストをかけることもそれなりに有意義です


そういえば先日放送の「COOL JAPAN」(NHK)と言う番組で外国人コメンテーターが「毎年無料で健康診断をやっている日本」に驚いていました。

社会保険料負担率の国際比較をなさる方は多いようですが、内容の比較をしないままミスリードしている方は多い
なにせ人口1億人の日本で長寿者がどんどん増えている実情を抜きに国際比較をすることは危険です。



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キャッシュレスの落とし穴 [どう受け止めたらいいのか]

私の私生活はキャッシュレスが基本です。

●クレジットカード
●〇〇PAY
●銀行の口座振替
●ネットバンキング

がメインです。
コロナが蔓延してからと言うもの「現金を扱う」ことはまず減りました。
いちばん多いのは神社仏閣の「御朱印」です。

東京と言うのはとても便利社会で「現金をっ持っていなくても暮らせます」。
そんなこんなで出かけるときも「お金を持たずに出かけることが増えました。
キャッシュレスが使えないお店では買い物や飲食はしません。
〇〇PAYのチャージもクレジットカードで行いますから現金のやり取りはありません。


ところが昨日は現金を持っていないことによる不都合を実感してしまいました。
それは「PASMO」です。

チャージしたお金がなくバスや電車に乗れないかもと言う事態が生じそうになったのです。
いざとなれば銀行のキャッシュカードでお金をおろすこともできましたが、そういう時に限ってATMが見つからなかったりするものです。

思いめぐらしていると小銭入れに1,000円以上の小銭があることを思い出しました。
まず都バスに乗りました。
都バスは小銭でのチャージができないのです。
やむなく現金で払うことに。。。。

JRの駅に着き「小銭を両替してくれませんか?」と駅の方にお尋ねしたら「うちのチャージ機は小銭でもできます」とのご託宣。
一息つくことができました。
チャージ金額も500円からのようです。

500円玉2枚で1000円のチャージをすることができました。

キャッシュレス社会の穴もこんなところにあったのです。
カードケースには1000円札を入れておくことにしました。

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「増税」か「国債増発」か ~ 歴史に学べ [どう受け止めたらいいのか]


防衛費増に端を発した「増税」論議。
自民党の中にも「国債増発で」と言う意見も強いようです。

防衛費増額の内訳はよくわからないものの「増税論」は興味深い話です。
「いったいどんなことに税金が使われているのか?」を改めて考えるチャンスです。


ところで株価や為替に興味を示すマスコミは多いのですが、国債金利(日本の長期金利)の水準に関心を示す方があまりにも少なくありませんか?

バブル崩壊の直前の日経平均株価は「38,915.87円」(1989年12月29日)でした。
これをピークに株価の水準が切り下がっていきました。

ところで当時の長期金利の水準はいかほどだったのでしょう?

1980年代には
郵便局の定額貯金は10年で2倍に
利付金融債(8.0%)は5年で1.5倍
と言うこともありました。

バブル崩壊とともに金利は低下
証券部にいた私の仕事は
毎日の有価証券の含み損のチェック
(大蔵省の検査にはとても重視されました)
償還益狙いのデープディスカウント国債(超アンダーパー国債)の仕込
(将来のシステム投資のための償還益・売却益狙いの投資)
が主な仕事でした。
「兆単位」の投資ですからその額の大きさも想像できるはずです。


「国債増発」を安易に語る政治家の皆さんに言いたいのは
負担を次の世代に先送る
金利上昇を伴うので住宅ローンや銀行の貸出金利が上がる
と言う副作用があるはずです。

「増税」を語る政治家に言いたいのは
①増税ありきではなく「今までの財政支出の検証」を行っていただきたい
「支出が増えた分だけ増税」ではなく、意義の乏しい支出の削減や見直しもセットで考えること
です。

今、マスコミにもSNSにもプロの論者がいなさすぎです。
過去にも学ばなければいけないでしょう。


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「住めば都」 ~ 「衣・食・住」の優先順位は? [どう受け止めたらいいのか]

12泊のホテル泊と言う「コロナ疎開」からようやく帰宅しました。

つくづく「住めば都」を実感しています。
12泊のホテル泊など贅沢の極みですが、自宅の布団の寝心地の良さには降参です。


今の世の中
「衣」・・・安くていいものが増えました 何とかなりま
「食」・・・コンビニの便利さに感服です 贅沢を言わなければ何とかなります
しかし、どんなに立派なホテルでも「住めば都」の自宅の布団と枕にはかないません

消費が、経済がと言う方に申し上げたいのは、
同じお金を使うのなら「住生活」の充実にこそ力を入れたらいかがかと言うこと。

ロシアのウクライナ侵攻を契機に
エネルギー資源
食料資源
の不如意が顕在化しました。


結局、「アベノミクス」などと言いつつ暮らしの底上げ、安心感は何も築かれていなかったということ。

景気回復は「住生活の充実」に力を入れることから始めるべきでしょう。


「そうはいっても貧困が」
と言う方に申し上げたいのは、「生活支援制度」の改正・見直しを提案なさるべきでしょう。
「生活保護」制度ではワークしないことが増えた世の中「減税」「給付金」だけでは豊かにはなりません。




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団体「インバウンド」をどう受け止めるか [どう受け止めたらいいのか]


コロナの逆隔離からのホテル連泊も12泊目が過ぎました。

さすがに疲れてきました。
肉体的にも経済的にも。

そこで
・数年前に新築され
・ローケーションもよく
・小規模
・地方にある
ホテルに宿泊することにしました。

思った通り素敵なホテルです。
「今夜はゆっくりしたい」と言うことで夕食も翌朝の朝食もホテルの小さなレストランで食べることにしました。


早めにチェックインしたのですが、18時ごろに急変が起こりました。
アジア系の団体観光客ご一行様がバスでお越しです。

圧倒されます。
しかも「うるさく」「わがもの顔」の振る舞いです。
香水もきつくうんざりするのには十分です。


食事は隅っこの方で小さくなって食べることに。
大浴場にはいかないことに決めました。


「中国人なの?」とホテルの人に聞くと「タイからお客様」だと。
かつての「農協」や「婦人会」もこんな感じだったのかもしれませんが、今の日本にはどうも合いません。


ホテル側は、日本人の小人数客を相手にしていても儲からないのでしょうから、
小口の日本人を捨てるのか?
インバウンド団体を受け入れるのか?
まぁ思案するところです。

こういうホテルでは客側も割り切りが必要なのでしょう。
「ホテルでは食事も入浴もしない」
と。
「泊食分離」で止めていただくだけを選ぶ方が賢明かもしれません。


翌朝、掃除のおばさんも言っていました。
「わたしもあの香水には耐えられない」
「口コミにも悪評が出ている」
と。

レストランのおばさんも気を使っていただきます。
「団体は18時到着翌8時出発のようですから、この時間を外してレストランをご利用ください」
と。


インバウンド戦略には越えなければいけないハードルもあるようです。


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「見える化」は誰のため? [ご商売の無駄話(beni色のessay)]


お仕事をなさる人なら最近は一般的になった「見える化」と言う言葉。


ところで
誰のために
誰の目線に入るために
見える化」をなさるのでしょうか?

この誰の視線の先に「見えるものがあるのか?」などと考えたことはありますか?
難しい定義論は別として、
例えば、
廊下は左側通行」と言う案内や標語が
誰も見ないところに貼ってあったりしませんか?
●本来なら「右側通行をする人の視線(目線)」の先にあるのが正解でしょう。
●あるいは「右側と左側の色を廊下の中央で分ける」等のやり方もあります。

注意喚起をなさる方にはあまりにも当たり前すぎることであっても、要領を得ない(わからない)人にはその注意そのものが新鮮なのです。

にも拘わらず「本来見るべき人の視線の先にはその注意喚起がない」と言うのはよくあることです。


退出時には消灯のこと」と言う注意喚起が電気のスイッチのところに貼ってあったりするものです。
電気を消さない人はスイッチなど見ません
やはり「ドアの目の高さのところ」に注意喚起の紙を張り付けておかなければ浸透はしません。


世の中には「私はちゃんと工夫しました」と言う人でも「誰の目線の先に入る」ように貼ってあるかどうかはアバウトなことも多いものです。



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さすが「アパホテル」 [どう受け止めたらいいのか]


ここ2泊はみなとみらい(横浜)のアパホテルに泊まりました。

新しいこともあるのでしょうがなかなかいいホテルでした。

例えば、

「偉ぶった高級感がない」ので疲れない

大型チェーンの各ホテルでの経験を踏まえた細かな配慮

客にはマナーのいい比較的若い人が多

宿泊室内も気が利くセッティング

と言ったところでしょうか。。。。



館内のコンビニで驚くことがありました。

ちょっとした買い物で立ち寄ったのですが、レジが大混雑なのです。
しかし、もう一つのレーンは並ぶ客少な目です。

よく見ると、混雑している列は「TAX FREE」の表示が。
レジの方もインド方面の外国の方のようでした。


ホテルが新しいからよかったのか?
経営幹部の目が行き届いているので好印象なのか?

そこは謎です。

ただ、過日泊まった「名前が有名な老舗ホテル」に比べればはるかに格上でした。
経営幹部が現場に刺さり混んでいないと立ち遅れてしまうという典型のような印象を持ってしまいました。

「任せる」ことも必要ですが、基本の点検、現場の軌道修正をやらないと放任倒れになてしまいそうです。



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「全国旅行支援」と「ホテルの連泊疲れ」 [どう受け止めたらいいのか]

思いがけない事情でのホテル泊まりも9泊となりました。
時間とお金の余裕なればこそと言うこともありますが、「全国旅行支援」の期間中であったこともあり少し贅沢なホテル泊となりました。

しかし、目的意識の薄いホテル泊は経済的にも心理的にも肉体的にも疲れます

まぁ、傍からから見れば贅沢な毎日ですが、
旅行支援のサポートはあるものの不必要にお金はかかります
~安くなるだけ
食事が不規則になる
~地域クーポンは平日3000円、週末1000円のサポートはありますが、これを使おうとするとドカ食いまたはコンビニ食と言うことになってしまいます
同じホテルに連泊と言うのも芸がないので2泊単位でホテルを変えています
~ここが貧乏症
観光地も回りましたが、東京での所要もありあまり遠くにはいけません
~「観光地」と言っても若い頃から何度も行ったところばかりです
目新しさはあまりありませんが、晴天の「富士五胡」は2周しました
富士山がきれいに見えるのは「朝」だよと忍野のおじさんに教わりました
宿泊ならではの早朝の富士美を楽しむことはできました(感動です)
東京のホテルはやはり高く、東京、横浜などは駐車料金もそれなりに必要です

全国旅行支援については
「ホテル経営」の難しさ(儲かっていない)のようなものが伝わってきます
長年「どうしてリフォーム」をなさってこなかったのか?
加湿器、空気清浄機等は概ね部屋に設置してありますが、それもないところもあります
「週末の宿泊料金は高い」と言う泣き所もあります
どのホテルもお掃除は東南アジア系の方(そういう派遣組織でもあるのでしょうか?)

しかしこの「全国旅行支援」でも儲けることができないホテルは身売りや廃業の道が待っているかもしれません。


そういえば「全国旅行支援」付随の「地域クーポン」も
比較的高めな食事に利用
意外にもセブンイレブンの利用が多い
~「体温計」(2000円)まで買いました
 「水」「飲み物」「ヨーグルト」「カップ麺」「お菓子」等々ホテル籠城食もずいぶん買いました
小口で使っているとなかなか使いきれません


そんなところが今のところの役に立たないご報告です。








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「効率化」と「合理化」は違う [仕事についてのエトセトラ]

「デジタル化したのになぜかうまくいかない」
ありがちなことです。

そもそもデジタル化をする前に、
①問題・課題はなにか?
②何を改善するのか?
の検討や議論をなさいましたか?

「デジタル化ありき」「機械化ありき」
ても結果が供なわなければ意味がありません
①現状の分析
②現状の隘路の分析
③人手不足、人が定着しないのはなぜかの分析
はなさいましたか?

「デジタル化、機械化は時代の流れ」
だけでは成果は限定です。

「デジタル化、機械化すればなんとかなる」と言うことでスタートなさいませんでしたか?

①効率化は手順省略に過ぎない
~省略された手順は
●不要でしたか
●どこに行きましたか
●そのトラブルは手順省略が原因ではないですか?
●別の無意味な作業が増えていませんか

②合理化は理に適うこと
●デジタル化、機械化の根底には理に適うという哲学があります
●「無駄を省き」「作業を楽にする」
ことが合理化です。

・専門知識のない者
・効率化バカ
が「効率化命」にはまると「今まで顕在化していなった」
●無駄が浮かびあがるが対応が遅れる
●仕事の奥行きが切り捨てられる
ことがまま起きてしまいます。

結果、改善の方向がなかなか進まないのは
効率化という方法論を目的化してしまうことにもその原因がありそうです。



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従業員さんも客室に宿泊してみよう [どう受け止めたらいいのか]


ホテル泊が何日も続くといろいろな課題が見えてきます。

なぜこんなに汚いの?
なぜこんなにカメムシやテントウムシがいるの?(地方のホテルの場合)
なぜお部屋が暗いの?
お部屋のバス(シャワールーム)がすべりやすいのですが

等々いくらでもあります。
「接遇」なのか「おもてなし」なのかよく知れませんが、どんなに「言葉遣い」が素晴らしくても、ちょっとした「お客の不満」に気づかなければSNSの餌食になってしまいます。

どの従業員さんに聞いても「客室に泊まったことはない」という返事が返ってきます。
なぜ「客室に泊まる」と言う研修をなさらないのでしょうか?
そこからホテルの課題を見つけ出すことこそいいホテルへの近道です。

つまらない経営コンサルやマスコミのおだてに乗っていると、きっと客が減ってしまうことにも気がつかなくなってしまうでしょう。


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旅先で救われる「コインランドリー」 [どう受け止めたらいいのか]


わけあってホテル泊が続いています。

いちばん困るのは「洗濯」です。
幸い車で移動しているので、今はやりのコインランドリーなるものを覗いてみました。
それほど量が多いわけでもないので、その場で来ていたシャツを脱ぎ、靴下も脱いで放り込みました。

55分で1000円なりです。
乾燥後のシャツをその場で着ると暖かさが伝わってきます。

洗剤はどうするのだろう?
生地がボロボロになったりすると困る
などと案じましたが、
洗剤は自動投入でした。
・生地も傷んでいませんでした。

コインランドリーで洗濯慣れしていらっしゃる方々は「洗濯かご」ご持参でした。
家で洗濯する方が安いような気がしますが。。。。。

まぁ、日本人が貧しくなった一端にはこういうこともあるのでしょう。


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「ホテルの評価」はトイレの便座目線で決まる [どう受け止めたらいいのか]


出来立てのホテルは別としても多くのホテルは建築後何年も経っているものが多いのが実情です。

ここのところのホテル暮らしで、自分なりに気がついたのは、
とにかく「きれい」
価格相応であること
③コロナなどの感染症対策ができていること
客筋がいいこと
がまず重要だということ。
つまり多くのホテルは「泊まるところ」だからです。


どんなに言葉遣いが丁寧でも泊まるのはそういうことが基準ではありません
静かに、ゆったりと泊めていただければいいのです。

「食事がいい」
と言う評価も限定的です。

人里離れた1軒屋なら別ですが、「泊食分離」と言う選択肢もあります。
つまり「寝るのはホテル」「食事は外のお店」と言う使い方です。

いわゆる「素泊まり」で十分です。


そこで「きれい」とか「静か」と言うキーワードが出てきます。

その「きれいさ」はホテル側(特に掃除をする目線)にあるのではなく、お客側の目線の向こうにあるのです。

トイレの便座に座った時に目がつくのが長年掃除をされていない箇所。
なぜ「自宅のようなきれいさ」を求めないのでしょう。

ホテルの評価はトイレの便座目線でも決まるのです。





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家族がコロナにかかりまして [新型コロナ]


おそらくコロナにかかった人は相応に多いのではないでしょうか?

旅から自宅に帰ろうと連絡したら、妻から
「コロナにかかった」
「どこでかかったのかわからない」
「とにかく自宅に帰ってこないで」
「ホテルに泊まって」
と返事が来てしまいました。


そこでここのところホテルを転々とする生活を続けています。
たまたま旅支度のままだったので車で移動を続けています。
自由な身ならではの気まま旅です。


もし仕事があったらどうしただろう?
もしお金がなかったらどうしただろう?

そろそろ自宅に帰りたいとは思うけど、やはりコロナにはかかりたくありません。
たぶん「車中泊」に切り替わる日も近い。




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私のマヌケなホテル泊 ~ 寒いわけだよ「冷房」設定だったエアコン [どう受け止めたらいいのか]

12月になり節電要請が出たようです。
まぁ、資源の少ない日本ではエネルギー資源を使いまくるという時代ではなくなったのでしょう。

されど、もう12月。
「冬」と言ってもいいような寒さを肌で感じるようになりました。


11月の末のとある日、横浜にある有名ホテルに連泊しました。
横浜によく行く人なら多くの方がご存じのランドマーク的な高層ホテルの一つです。
日差しも緩くどちらかと言えばどんよりとした「冬も近いな」という日でした。
それでも最高気温は22℃くらいはあったかもしれません。


しかし「部屋が寒い」そう感じてしまいます。
ベッドの枕元にある「エアコンディショニング(空調)」と言うボタンをLOWポジションに。

いっこうに部屋が暖かくなりません


寒くてシャワーすら浴びる気がしません
薄っぺらな布団をかぶっても「寒い」
深い眠りに落ちることもなく朝になってしまいました。


二日目。
やはり寒い。

フロントに電話してみました。
「ずいぶん寒いのですが。。。。」と。


フロントの方が「壁についている温度計をつついてください。下側が回りますから」と。
ふと見ると壁に8センチくらいの小さな四角の目盛のある装置がついています。
設定温度らしきものは19℃。
この四角の下側に指を添わすと動くものがあります。
20℃台まで目盛を動かしました。


そこでフロントから、「お客様、暖房に切り替えます」と一言。
●個々の部屋で冷暖房が切り替えられるのか?
●フロントなどで集中管理しているのか?
結局チェックアウト後もよくわからないままでした。

「12月になろうとしているのに冷房?」
なぜか不思議です。
フロント曰く、
「日差しが差し込むと暑い日もありますので」
と。

12月になろうかと言う11月末です。
部屋のエアコンが「冷房設定」になっていることが不思議です。

二泊目は普通の暖かな部屋で眠ることはできましたが、昨夜の寒さは何だったのでしょう?
「節電で暖房は切っている」
と言うのならわかりますが「冷房が入っていた」のです。


ホテル側の話を私なりに整理すると、
個々の部屋で冷暖房の切り替えはできない
フロア単位で冷暖房のセットをしているのではない
建物を東西南北の4つに分け一括管理している
と言うことのようです。


どうしてもよくわからないのは「他の部屋の方は気がつかなかったのか?」と言うこと。

異常に寒い」と言うことに気がつかず、もっと早くフロントに電話をしなかった私がマヌケなのか?
それとも、
ホテルがバカなのか?

「冷房シーズン以来この部屋には宿泊客がいなかったかもしれない」
などと思ってしまいました。







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