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経営者を褒める挨拶。。。。。 [成功した企業トップの15か条]

銀行の支店長をしていると、いろいろなパーテーや会合のお誘いを受けます。
しかも、突然の指名でなにかを話したりすることも数多くあります。

そういうときのために用意しておくのが、経営者や成功した人へのお世辞が一番です。
成功した企業トップには必ず共通点があります。
本来なら、これから述べる15のポイントを話せばいいのですが、

1.やはり時間の制約もあります。
2.ある意味、気を引くことも必要です。
3.しかもわかりやすいことが大切です。

その時には、
「本日の主催者の○○さんには、企業トップとして三つのすぐれたところがあります。
ひとつは、すごく『せっかち』なこと
ふたつめは、『くどい』こと
そして最後に、『こまかい』ことです

なんか、けなしているようですが、
詳細はこれからお話しする「成功した企業トップの15か条」の中で紐解いていきましょう。

奇しくも、昨日(H20.8.21)の日経新聞朝刊の「人こと」中で、
トヨタの渡辺捷昭社長について、こうおっしゃったとコメントされています。
「ただ逆風下こそ弱点克服の好機として『積極的に現場に出て、細かく、うるさく、しつこく指示する』と意気込む」
と。。。。。。。





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成功した企業トップの共通点 [成功した企業トップの15か条]

小生は、今までに、本当にたくさんの企業経営者にお会いしました
一代で企業経営に成功した人、その成功を持続させている人、あるいは倒産させてしまった人
いろんな経営者がいらっしゃいましたが、
成功した(あるいは成功している)トップには、不思議なことに必ず共通することがあります
そういう共通点を拾い上げてみたら、ちょうど15個になりました

ここでその15個を確かめてみましょう
①『情熱家』であること
②『こだわり』を持っていること
③『せっかち』であること
④『マーケットの向こう側から見る』こと(現場主義)
⑤『負けず嫌い』であること
⑥『教育』の大切さを知っていること(人材の育成)
⑦『自らがやる』こと
⑧『細かい』こと
⑨『くどい』こと
⑩『声が大きくおしゃべり』なこと
⑪『ケチ』であること
⑫『工夫屋』です
⑬『貪欲』です
⑭『好奇心』旺盛です
⑮『ストイック』です
皆さんはいかがでしたか?
皆さんがご存知の経営者の方はいかがですか?
サラリーマンでも出世する人にも当てはまるはずです

もし皆さんのまわりに倒産しそうなあるいは倒産した企業があったのなら思い浮かべて見ましょう
世の中にはリーダーのhow to をよく見かけますが、こういう切り口で企業とか組織を見てみたらいかがでしょうか?

つぎの項では、そのひとつずつについてコメントしてみましょう

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§1 『情熱家』であること [成功した企業トップの15か条]

成功した経営者に共通していることの第一番は、皆さん、とにかく熱く語り行動的であるということです。

目標に向かっては、本当に精力的で熱心です 熱い情熱の塊のように行動されます。
その仕事ぶりは何日でも徹夜も辞さないという雰囲気です。

私は無口だとか口下手だとおっしゃるかたもいらっしゃいますが、仕事の話になれば、そのお話はとどまることがありません。 一日中でも、夜を徹してでもお話されます。

それは当然です。
なにしろ仕事のことには誰よりも詳しいからです。 また詳しくなければ成功はしません。 技術的なものであったり、販売方法であったり、経営計数であったり、世間話であったり、分野を問いません。

お話を聞いていると、文字通り『一生懸命』『一所懸命』な姿が伝わってきます。
彼らは決して話に長けているわけではないようですが、経験と知識と情熱からくる彼らの話には圧倒されてしまいます。
身体も心も「元気だなぁ」と感心してしまいます。

もし、皆さんが聞き手の側に回ったとき、「話が続かない」とか「話が面白くなかった」りしたとしたら、
それは、明らかに聞き手のあなたが「下手くそ」なのか「あなたに魅力がない」からです。
すぐれた経営者は人との出会いを大切にされますが、同時に、人を見極める嗅覚もすごいということを覚悟しておいてください。

タグ:経営 情熱家
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§2 『こだわり』を持っていること [成功した企業トップの15か条]

 この話をすると、かなり多くの人が「うんうん」と頷かれる。多くの人には、この『こだわり』という言葉は響きがいいようです。
 しかし、残念ながら、多くの人が思っていらっしゃるのは、こだわりではなく『がんこ』という言葉が似合うようです。

 たとえば、ゴルフを例に挙げるとよくわかります。
ショートホールでない限り、小生のようにゴルフの下手くそな者は、ティーショットはたいていドライバーで気持ちよくかっ飛ばします(飛ばしたいと思っています)。ティーショットがいかに遠くに飛ぶかという快感に酔い、二打目のアドレスがとりやすいかどうかとか、ひょっとしたらOBのリスクのほうが高いにもかかわらず、思いっきり振り回してしまいます。かたくなまでもドライバーで飛ばすことにこだわってしまう「頑固」なゴルフの方も多いようです。

 優勝者やスコアのいい人を見ると、コースの狭さや、二打目のための落としどころなどのコース戦略を考えながら、スプーンやアイアンでのティーショットも多いようです。テレビ解説者の話によれば、かのタイガーウッズはティーショットをスプーンで打つことのほうが多いらしいです。(注)

 つまり、ゴルフは「上がってなんぼ。。。」のスポーツですから、「このホールを何打で上がるか」ということであり、使用するクラブは、天候や設計などのコースの状況によって使い分けるということです。
何打で上がるかという目標にこだわるのであって、クラブチョイスや刻み方には柔軟です。

 話を戻すと、成功した企業トップの人は「かくありたい」という「こだわり」が明確で(目標が明確で)、目標に向かっては柔軟に対処される方が多いようです。
たとえば、経営計画(売上とか収益の目標値)には強くこだわられますが、その手段や方法論には柔軟であるということです。また、すぐれた企業トップの多くが、経営数字に明るいのは、目標とする数字が明確だからではないでしょうか。。。。


(注)「タイガーウッズほど飛べば、俺だって、スプーンとかアイアンで打つ」とおっしゃった方もいらっしゃいましたが。。。。。


 

§3 『せっかち』であること [成功した企業トップの15か条]

わかりやすい日本語になおすと「クイックレスポンス」ということです。こういうとすごく綺麗な言葉になるから不思議です。

 成功した経営者は間違いなく「せっかち」です。「今日できることを明日まで延ばすな」ということでしょうか。。。 小生がビジネスの師と仰ぐS社長のお話を聞いたら、「何事も1番でなければならない」とおっしゃっていました。 「飛行機や船のタラップを降りるときでも1番に降りたい。2番ではだめだ。1番でなければ目立たない。」というようなことをおっしゃっていました。

 彼の工場を案内していただいたとき、ヨーロッパ製の機械が目に留まりました。
その機械は、1番最初に日本に上陸したものだということです。実は、買い付けは2番目だったようですが、最初の人が船便で日本に持ってこようとしているのを聞き、船よりも早く届くようにと、飛行機で日本に持ち込んだそうです。
この意欲・気概が成功への道なのだとあらためて思った次第です。

 チャンスはすぐ実行に移すということです。「熟考」はあっても「優柔不断」はありません。ある意味「決断力」に通じるものがあります。

 「せっかち」という話をすると、この話にも皆さん相槌を打たれる人がかなり多いようです。
しかし、小生が見た限りでは、そういう方の中には「おっちょこちょい」とか「あせり」という人も多いようです。

 また、この話は、奥様や後継の息子さんの前でするとすごく感謝されます。おうちでせっかちなお父さんは、実は、進取の気取りにあふれたスピード感ある経営者だったのです。
ある社長ご家族とご一緒に会食をしたとき、小生がこの話をしたら、後日、ご夫婦で支店長室を尋ねてこられ「息子の前でよく言っていただいた。今まで私の立ち居振る舞いを小ばかにしていた息子さんの目の色が変わった。」と御礼をされたこともありました。 (社長ご夫妻で尋ねてこられるのは支店長にとって光栄至極です)

 「ほんとに社長はせっかちなんだから。。。。。」と従業員の方から言われたらしめたものです。

「せっかち」な成功企業は、社長だけではなく、従業員の方まで、
①話すのが早い
②歩くのが早い
③仕事の着手が早い
④仕事が早い
そして、皆さん若く見えます。ビビッドな仕事ぶりがそうさせるのでしょう。



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§4 『マーケットの向こう側から見る』こと (現場主義) [成功した企業トップの15か条]

「現場主義」とも言います。
成功した経営トップは現場のことをたいへんよくご存知です。

商品のニーズ、技術のレベル、従業員の状況、生産能力、仕入れ等々企業経営に必要な「人」がどう思い、どう動いているか、「もの」がどう動き、いかに動いていくか非常に詳しいです。ある意味天才的なものがあります。 理屈ではなく論理的・合理的に説明できるから不思議です。

みなさんは、かつて三波春夫という演歌歌手がいらっしゃたのをご存知でしょうか?
彼の口癖は「お客様は神様です」でした。

仕事柄、お葬式とかにもよく参列しますが、その時、気がつくことがあります。故人のご霊前には、ご遺族や親しかった方が、必ずといっていいほど、故人の好んだものをお供えされます。生前、お酒が好きだった方にはワンカップを、コーヒーがお好きだった方にはコーヒーを。。。。。。お見送りにも故人が好んだ曲を流し永久の別れに送り出される方が多いようです。

神様とか仏様にお参りされるときは、好物をお供えされますね。

「お客様は神様」ということは、神様が=お客様が好まれるものを=お客様のニーズを商品として作りだしたり、売り出していくことではないかと思います。

融資のお申込のお話を承っているとき、素朴に疑問になるときがときどきあります。
そのひとつは
「この商品は必ず売れます」「こういう商品があったらみなさん喜ばれます」というご説明をいただくことです。
こういったお話を聞くにつけ、「それってなくてもいいよね」「そう思っているのはあなただけではないですか?」と反論したくなるときが多いのは私だけでしょうか。。。。。。

マーケット(=お客さん)に受入れられないものはやはり売れません。そうなるとビジネスの成功もおぼつかなくなるのではないでしょうか。

成功した経営者は、絶えず「神様のために何をなすべきか!」「神様(仏様)は何を好んでいらっしゃるか!」を考えながら仕事をされています。

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§5 『負けず嫌い』であること (くじけない) [成功した企業トップの15か条]

すでに序文にも書きましたが、成功した企業トップの最大の共通点は『負けず嫌い』だということです。
尊敬するT会長の口癖は「なにくそ!」です。ひょっとして「それって座右の銘でしょ」と問いかけたら、ニヤニヤされておられました。

また、K社長が成功の秘訣のインタビューの際に、「子供のときから負けず嫌いだった」と最後におっしゃった時の光景が思い浮かびます。
S社長も、家庭の事情で銀行員にはなれなかったことや、若くして詐欺にあった話あるいはある問題で最高裁まで争そわれた話など聞くにつけその表情には「負けてたまるか」という言葉が浮かんできます。

この方々は、ゴルフでもカラオケでもやると決めたらすべて一生懸命です ご一緒させていただくととてもすがすがしい気持ちになってしまうから不思議です。

大リーグのレイズで活躍する岩村選手のHPは「何苦楚魂(なにくそだましい)」ですね。
ただ、小生の知ってる方々は、積極的に「なにくそ」を出されないですね。内に秘めた闘志が「なにくそ!」なのです。


私の尊敬するT会長は、その著書の中でこう記しておられます。

「・・・・苦慮の末、会社を興す決意をしました。幸い四人の仲間の参加を得て、工場建設に取り組みました。応援してくれる人も現れ、(略)会社を立ち上げました。「なにくそ」「くじけるものか」「負けるものか」そんな気持ちだけの会社設立でした。「あの工場から煙の出ることはなかろう」というのが、界隈の噂だったということです。」「創業当時の「なにくそ魂」が、われわれ役職員をはじめ、会社員の血となり肉となって受け継がれたことが今日を生んでいると思います」




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§6 『教育』の大切さを知っていること (人材を育成すると言うこと) [成功した企業トップの15か条]

成功した経営者は、ビジネスはひとりでは成功しないということを知っていらっしゃいます。
ビジネスを成功させるには、かけがえのないサポーターが必要です。

昔から、日本の企業組織には必ずその役目を担う人材がいました。
いわゆる「番頭さん」です。そして「従業員」です。
ひとりではビジネスは成功しません。
成功した企業を見ると「腹心」の番頭さんがいます。
「奥様」が「番頭さん」の役目を果たしてこられた企業も多いですね。

自分の考えを分かち合ったり、足りないところを補ってもらうパートナーが必要です。
そして、自分のビジネスを継承していく後継者が必要です。

だから自分の分身を作っていきます。
パートナーという分身
後継者という分身   
を作っていきます。

それが『教育』(=人を育てる)です。

成功が続く企業は、
すばらしい番頭さんがいて、後継者もちゃんといます。

ただ、「奥様」が番頭さんの役目をしている企業は、その成長には限界があるようです。
企業を大きく育てて行き、かつその成功を持続させている企業には、第三者の(所帯が同じでない)番頭さんがいらっしゃいます。

※奥様の存在を否定するわけではありませんが、奥様には家庭を守っていただくという重要なお仕事があります。
 安心して仕事に打ち込める家庭があるということも成功のための必要条件です。
また、奥様がビジネスに成功されたトップである場合は、ご主人の存在も大きいのです。




タグ:教育 経営
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§6-2 『教育』の大切さを知っていること(その2) [成功した企業トップの15か条]

成功した企業トップは、ビジネスは一人では出来ないことをご存知です。
自らの考え方を分けていく大切さをたいへんよくご存知です。

あるところまでは一人で出来ても、成功を続けていくためには後継者が必要です。
だから分身を作っていきます。それが教育です。

皆さんは人材の採用をなさったことはおありでしょうか。。。。?
私の尊敬する、Y社長は、常々こうおっしゃっています。
「大企業ならいざ知らず、小さな会社は、社長自らが採用をしないと駄目だ!」と。

Y社長の採用にまつわるお話を少し書いておきましょう。

あるとき、人柄がよさそうだけどよくわからないそんな人材が採用の面接にやってきたそうです。
Y社長は、彼(A君)に向かってこんなやり取りをなさったそうです。
Y社長「A君、君が人事部長なら、彼を採用しますか?」
A君「はい、彼はとてもよく働くようです。是非採用したいと思います。」
この一言でA君は採用になったのですが、Y社長は、A君を見かけるたびに、
Y社長「おい、人事部長!君が採用したA君はどうかね?がんばっているかい?」
A君「はい、彼はよくやっています」と。。。。。。

またあるとき、NHKののど自慢を見ていたら、
「今仕事を探しています。全国の皆さんよろしくお願いします。」と歌い終わった後で、テレビを通じて呼びかけたB君が目に留まったそうです。Y社長は、さっそくNHKに電話をかけて、そのB君を紹介してもらったところ、彼は面接にやってきて、今は当社で元気に働いているそうです。

Y社長の会社には、スポーツクラブがあります。このチームは全国大会でも優勝の経験があり、毎年、上位で競っています。
優勝祝賀会にお招きいただいた時のY社長のお言葉にはっとしました。
「スポーツをやっている人材は、ルールを守ることを知っている」と。。。。
後で聞いたのですが、彼らは、毎日、普通に仕事をこなし、その後で体育館にやってきて練習をやっていくそうです。
効率的に仕事をこなした者から順番にやって来て、好きな練習をやっていくと。。。。
また、スポーツをやっている人材は週末もいとわないのが特徴的だと。。。。
ちなみに当社は週休二日制です。

Y社長が彼らのためにやったことは、
①本社工場の5階を体育館にしたこと
②本社工場のそばに独身寮を立てて、無駄遣いをしないようにしたこと
その結果、
①優秀な選手(=人材)が全国から集まり、採用に苦労しなくなったこと
②みんなお金を貯め、早めに自宅を取得し、安定した生活を送っていること
などなど、たくさんの効果を生んだそうです。

全国大会の優勝祝賀会には選手の奥様やお子さんたちも出席されていましたが、
皆さん明るくとても楽しそうな家庭を覗き見ることが出来ました。


人材を大切にするY社長ならでは人材育成策です。






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§6-3 『教育』の大切さを知っていること(その3) [成功した企業トップの15か条]

人材の採用の話をもう少し続けましょう。

「採用担当者以上の人材は採用できない」
これはある大企業の人事部の採用担当者の言葉ですが、

もし皆さんが、採用される側ならどう思われますか?
A:面接官が自分より見劣りがするとき
 こんな時は、この程度の人が面接官(採用担当者)なら、頼りにならないなぁ!将来に期待が持てないかもと思ってしまいますよね。

B:面接官がすばらしくて是非一緒に仕事をさせてただきたいと思うとき
 そう思われた以上は、採用担当者のほうが上です。

となると、いい人が集まらなくなるので、大企業では、必ず複数で担当を替えて何回か面談をするようにしています。
複数の面接官(採用担当者)のいいとこを比べていただけます。その魅力に惚れて入社してくれるのです。
そうなれば、AとBの両方を拾いやすくなりますし、思い込みによる欠点の見落としを防げるからです。
※採用担当者は、入社希望者から逆面接を受けているようなものです。
 社長が面接をすることには大きな意味があります。

大量採用をすると、明らかに当社には合わない(=ふさわしくない)人も採用してしまうことになります。
大手企業の場合、会社側から辞めさすことは消極的なので、採用には慎重なのです。



タグ:経営 採用
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§6-4 『教育』の大切さを知っていること(その4) [成功した企業トップの15か条]

教育の話から少しずれてしまいました。
実は、「採用担当者以上の人材は採用できない」という言葉に意味があるのです。

人材の育成、後継者の育成というのは、企業の成功を持続させるのには重要なことです。

銀行の部下に、「このお取引先の後継者はいるのか?」という質問をすると、
部下は「ハイいますよ!息子さんがお一人。」と答えるケースがあります。
小生が「その息子はいくつなんだ」と部下に尋ねるとm
部下は「今大学2年生です」と。。。。。

企業にとって後継者とは、社長が、身を引いたり、不測の事態が起きたときに代われる者という意味であり、
「大学2年生の息子さん」は跡継ぎには違いないけれど、企業を連続的に繋いでいく社長の足元の後継者ではないのです。

足元を継げる人材、将来、後継となる人材を育てるのが社長(企業トップ)の重要な仕事のひとつです。

前の項で、「教育とは分身を作ること」といいましたね。
後継者は、社長の分身であって欲しいのです。
しかしながら、「採用担当者以上の人材は採用できない」ということと同様、「その教育者以上の人材は育たない」ということも言えることが多いようです。

そこで、複数の教育者(指導者)に付かせるのです。
日本の企業では、古くから「修行に出す」ということがあります。
いわゆる「他人の飯を食って」くるのです。

もし、A社長だけが指導者なら、教わった人(たとえば息子さん)はA’さんになります。
すなわち、A≧A’でしょうか。。。

ところが、Bさんのところへ息子さんを修行に出すと、A’+B’さんになる可能性があります。
Bさんだけに教わったら、教わった人はB’さんで、B≧B’の関係になりますが、
修行に出た息子さんは、A社長の指導とBさんの指導を受けたことになり、A ≠ A’+B’ という人材に成長していくのです。つまり、Bさんの指導を受けたことで、Aさんの指導にはなかった部分が育まれ、A社長を凌ぐ後継者(息子さん)が誕生するのです。

会社の中で、人事異動があって、上司や同僚が変わる側面には、そういう効果もあるのです。


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§7 『自らがやる』こと [成功した企業トップの15か条]

成功した企業トップの皆さんには「横着」という言葉がありません。とにかく「まめ」です。
どんな細かなことでも、よく気がつきます。

わかりやすい日本語で言うと『率先垂範』ということでしょうか。

汗をかかない人には、
・誰もついていきません
・ものの本質もみえてきません

企業規模が大きくなると、現場から離れてしまう方が多いようです。
そして思っていることが微妙にずれてきたりすることもよくあるようです。
そんな時「若い人の意見を聞きたい」とおっしゃる方が多いようです。
不思議に「若い方」とおっしゃるのですが、ここらで間違っていくことも多いようです。

気をつけてくださいね。若いか年寄りかではなく「現場の声」を聞いてください。
以前、あなたが成功への道をまっしぐらに歩んでいらっしゃったときは「現場」に詳しかったです。
偉くなって、自分でやらなくなった人にはなかなか現場やマーケットの状況が伝わらなくなります。
「若い人」がいいのではなく「現場」がいいのです。
すべてを自分でやるのは無理ですが、ときどきは原点である現場に戻ってみませんか?

先日、新しい店のお取引先の皆さん20数名とS社をお尋ねしたら、半日にわたり、S社長自ら
企業内容のご説明、工場の案内、社内にあるレストランでの昼食をご一緒していただきました。
東証一部上場企業の超ご多忙なS社長ですが、今でも、輝いておられました。敬服の限りです。

ご一緒したお取引先の皆さんも、企業の経営者ばかりでしたが、この感動と感激に酔っておられました。


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§8 『細かい』こと [成功した企業トップの15か条]

平易な日本語で言えば『緻密』ということです。

最近は「細かい」というと嫌われそうですが。。。。。
それがアイデアを生み、品質を向上させたのです。
「気使い」「気配り」も細かいがゆえの産物です。

それが「made in Japan」のシンボルです。

世界中のライバルに勝っていくためには、これからも「緻密」という言葉は欠かせません。
タグ:経営 細かい
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§9 『くどい』こと [成功した企業トップの15か条]

成功した企業のトップは間違いなく「くどい」というのが実感です。
「くどい」というのをわかりやすい日本語に置き換えたら「徹底」ということです。

「情熱」とか「細心の注意・配慮」とか「徹底」という言葉とセットです。
私が尊敬するT会長の座右の銘は、実は「なにくそ」という言葉と「凡事徹底」ではないかと思います。

皆さんもきっとそうではないかと思います。
家を出るとき、「ひょっとして、ガスの元栓締めたかな?」とか「あの電気消したかな?」とか「あそこの窓は閉めたかな?」とか「鍵はかけたかな?」とか気になって、おうちに引き返されたご経験がおありだと思います。帰ってみると大概はちゃんと閉まってたりするものですが。。。。。

ビジネスには「タラレバ」はありません。この徹底振りこそが品質を生み、コスト削減を生んできたのです。

H20年9月7日の日経新聞朝刊の「遠みち近みち」(森一夫特別編集委員)というコラムの「失敗の歴史」という話の中で、
YKKグループの創業者の故吉田忠雄氏のことを、ご子息の吉田忠裕社長の口を借りながら「しつこい、くどいくらいの執念でした」「たとえば伝えたいことがあると、繰り返しうんざりするほど同じ話をした」「社員の誰がどういう失敗をしたという話も人の前でよくやりました。もっと大きな失敗のケースが出るまで、十五年は話します。当の社員は偉くなっても言われるので、勘弁してほしいのですが、やめません」と。。。。。教訓として大事だと思うからで、失敗については寛容だったそうです。

成功した企業トップを見てると、成功者はひょっとしたら「気が小さい」あるいは「臆病」ではないかとも思われてしまいます。

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§10 『声が大きくおしゃべり』であること [成功した企業トップの15か条]

最近のオフィスは少し静か過ぎませんか?パソコンに語りかけていらっしゃるのでしょうか。。。。

成功した企業・・・・・・・業績のいい企業に行くと「やかましい」です。
本当に声が大きい人もいれば、早口でまくし立てる人もいます。
黙々と仕事をしている人もいますが、身体に勢いがありますね。
皆さん輝いています。

成功した企業トップは、自らの情熱や理解を自信を持って語ることが出来ます。

多くの企業家にとって、現場は戦場です。仕事には命がかかっています。
だから大声になるのです。「ばかー」とか「何やっているんだよー」とか「そうじゃないだろ!」等々。。。

もちろん、すべての方が乱暴な言葉遣いなわけではありませんが、
たとえば、電話中の話しに耳を澄ますと、電話の向こうの人の顔が見えてきたり、あるいは考えていらっしゃることが周りにも自然と伝わってきます。
トップからの風がよく吹く組織です。考えていらっしゃことが周囲によく伝わります。
堅く言えば、「経営の方向性」がよくわかります。
働いてるものも、一丸となって、一枚岩になって、目標に向かっているようです。

※ワンマンで人の話を聞かないと評される方も多いですが、こんな風に強引になれるのも、陰で支える「番頭」さんがいらっしゃるからです。「番頭」さんと呼吸がぴったりな方が多いです。
なお、奥さんも番頭さんの一人です。


タグ:経営
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§11 『ケチ』であること [成功した企業トップの15か条]

成功した企業トップは、皆さんケチです。そうお気づきの方は多いと思います。

ただ、彼らは、みなさん「死に金」は使いたくないのです。
将来開花するであろう「活きたお金」の使い方をよくご存知です。

機械に、人材に、技術開発に投資を惜しみません。
また感謝のお気持ちも大切にされます。
労苦をともにした仲間に、それから地域にも還元していくお気持ちをお持ちです。

「うちのオヤジはケチで。。。。。」
とおっしゃるのを耳にすることがよくありますが、そうではありません。
無駄の排除です。節約する気持ちがコストを低減していきます。


新聞のチラシの裏側をメモ用紙に使うのは当たり前です。
蛍光灯が暗くなったら、上下をひっくり返すと明るくなるのもご存知です。
クーラーに頼らず扇風機を使うことも、、、、

よく存じ上げているK社長は、支店にはいつもスクーターで来店されます。
「いい加減に車に乗ってください。危ないですよ!」と申し上げても、
「親父は自転車に乗っていた。わしはスクーターにまで出世したと思ってください。」
といつも煙に巻かれてしまいます。

彼の息子さんが最初に買ってもらった車は、中古の1000CCの車でした。
息子さんも、お父さんのお気持ちをしっかりと受け継いでおられます。
ちなみに、当社は、地域を代表する優良企業です。
給料もトップクラスです 工場の中の広い休憩室が印象的です。

工場には、昭和20年代の機械もまだ回っていました。
これが一番稼ぐというのが彼の口癖です。

業績のいい工場に行くと、似たような光景を目にしますね。
償却も終わり、構造も単純で、故障もなく、効率のいい機械のようです。
その企業の原点のひとつなのかも知れませんね。

ただ、企業の宝物は人材です。
人命を危うくするようなところには皆さん丁寧にお金をかけていかれます。

皆さんは、経費をふんだんに使うことと給料をたくさんもらうのはどちらがいいですか?

『ケチ』だという経営者にお会いしていつも思うのは、「よく考えていらっしゃる」ということです。
・・・・・・・知恵が知恵を生んでいくようです。
儲かっている企業のオフィスや工場をお尋ねするとお金のなる木が勢いよく育っています。

儲からない企業に行くと、湯水はザルの中に消えていくのが見えてくるから不思議です。


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§12 『工夫屋』であること [成功した企業トップの15か条]

「必要は発明の母」とはよく言ったものであると思う。
言い換えれば、
「必要は工夫の母」「必要は知恵の母」ともいえるのではないでしょうか。。。。

成功した企業トップの皆さんは、必ず工夫をしていらっしゃいます。
「ないなら作る」「ないなら何とかする」というのが一般的です。

「ないから買ってくる」「売ってないから出来ない」「お金がないからだめだ」といったような弱音はそこにはありません。
成功した彼らには、必ず「さすが!」というものがあります。
工場でも、オフィスでも、販売ノウハウでも、、、人使いでも、、、いたるところに、工夫があります。
彼らから見れば当たり前のことでも、マニュアルに慣らされた者や「常識」に固まった者には新鮮なことがいっぱいです。

創業者一族からスーパーの再建を任されたK社長は、汚れた壁にはポスターを貼り、錆びが吹いたショーケースにはペンキを塗ったりして、清潔感を出したそうです。
お肉でも、従来は捨てていた部分(商品にならないと思っていた部分)を安売りすることで、牛肉のスーパーMの名を築き上げたそうです。

「だめなら工夫する」これが皆さんに共通です。
そして「知恵者」と呼ばれるようになっていくのです。

知恵のある方を見ていると、
「こんなことは出来ないか」「なーんだそうなんだ」というような言葉が、口癖かもしれません。
伸びていく会社は、工夫や知恵がいっぱいです。

皆さんはどうですか?皆さんの会社はいかがですか?どこかに工夫の余地は残っていませんか。。。。

タグ:仕事 経営 工夫
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§13 『貪欲』なこと [成功した企業トップの15か条]

成功した企業トップは、チャレンジ精神が旺盛です。
「もういい」ということがありません。
新しいことに挑戦することをいとわず、「飽くことを知らない」というのが特長です。

業績が高原状態になり足踏みした時、みなさんがよくおっしゃるのは、
「なにか面白いことはないかなぁ」です。
ハイレベルに達していても、絶えず次の山を探しておられます。

闘争心が萎えないことが、成功を維持する秘訣のようです。

とある上場企業の創業者Fさんと、ある新規ビジネスの話をしていたとき、「若かったらやりたいなぁ!」とぽつりとおっしゃいました。後継者のご子息にはたぶん伝わっていないでしょうね。。。。。。


タグ:仕事 貪欲
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§14 『好奇心』が旺盛なこと [成功した企業トップの15か条]

成功した企業トップは何事にも関心が高いです。平たく言えば「すけべ」ということでしょうか。。。。。

 しかも、何事にも「さすが!」という意見をお持ちです。
「自分は技術屋だから。。。」とかおっしゃりながら、理にかなったお考えをお持ちです。

発明も発見も、工夫も知恵も関心がないところには生まれません。
あとで聞けば「なーんだ」というようなことでも、気づいたりあるいは実用化するのは難しいことです。

「好奇心=関心」だとしたら、成功は好奇心のなせるわざかも知れません。
ただ、「好奇心=手を広げる」ということであれば、そうそうはうまくは行かないでしょう。

「関心」には、これはすごいという「感動」と、こうなんだと「理屈を紐解く習慣」が必要です。
「関心」を持ってものを見れば、「へぇー」とか「なるほど」という発見があって「感動」します。そしてその「感動」が継続できたら「快適」に変わります。その「快適」さを実用化できるのが「発明」です。
「感動」が「快適」な形となって「発明」を生んだものは必ず成功をもたらしているようです。

『失敗は成功のもと』とよく言われますが、小生がみた成功者の歴史には『失敗は感動のもと』という言葉があるようです。
失敗⇒悔しい⇒「なんだ!そうだったのか!」(感動)⇒発見(理屈)⇒発明 という流れがあるようです。

皆さんには旅行をなさることをお奨めします。
海外に行くと、「へー」ということがたくさんあります。
日本の各地でも、自然環境や歴史風土に基づいて「なるほど」ということがたくさんあります。
夜の宴会だけを楽しみにされているのはもったいないですよ。。。。

移動のときはできるだけ窓の外の景色をごらんください。眠っているなんてもったいないですよ。
車窓から「さすが」とか「なるほど」がいっぱい見えてきますよ。

はやっているお店があったら是非覗いて見ましょう。
はやっていないお店があったら是非覗いてみてください。

それぞれ理由や原因が見えてきますから。。。。
その発見をあなたのビジネスに生かしてください。
ビジネスの成功とか失敗は「運」だけではないと思います。。。。。




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§15 『ストイック』であること [成功した企業トップの15か条]

いよいよ第15条になりました 参考になりましたでしょうか。。。。。
最初に、「あなたの周りの倒産した企業を思い浮かべて欲しい」と申し上げました。

きっと思い当たるところがあると思います 特にこの項目は。。。。。。

最近でもそうですね。
L社のH社長、N社のS社長等々、活躍されていたときは誰も指摘しなかったことや話題にもならなかったことが、倒産したらたくさん出てきますね。
「やはり。。。」とか「だからだめなんだ」みたいに言われながら。。。。。

成功した経営者は、やはり自らにはとても厳しく、ある意味ストイック(禁欲的)です。
身の丈を越えた贅沢は許されませんし、もの(物・者)を大切にされます。

成功して、その成功を持続される経営者は、一本筋が通っています。
成功した経営者は、「成金」でも「お坊ちゃま」でもありません。

企業経営に影が差し始めたとき、ふと経営者をみると、脇が甘くなってきていることにお気づきになる方も多いと思います。

『おごる平家は久しからずや』という言葉はある意味企業経営の鉄則です。
経営振りは積極果敢でも、個人としての経営者は、謙虚です。質実剛健です。

ビジネスの世界では、一緒にゴルフをしたり、宴席を設けたりということがしばしばあります。
倫理規定的に言えば、不正の温床になりやすいということなのでしょうが、
翻って考えると、ゴルフや宴席のときにこそ、この人間性が表に出てきます。
聡明な経営者は相手を見抜くための格好の機会と考えておられるのかも知れません。

成功することはたいへんです。
成功を持続することはもっとたいへんかもしれません。





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15か条のこぼれ話 [成功した企業トップの15か条]

実は、「成功した企業トップの15か条」は、企業の勉強会とかで何度かお話させていただきました。

あるときは、ある地方の商工会議所の常議員会でお話をさせていただきました。
地方の名士の方々の前でです。話してしまいました。


あるとき労働組合の団体の総会でもお話をさせていただきましたが、
話をした後の懇親会がたいへんでした。

銀行の支店長などしていますと、労働組合から何を言われてしまうのか、最初は不安でしたが、事務局長が「責任を持つ」とおっしゃったこともあり、とりあえずお話を引き受けました。

懇親会で乾杯が終わるや否や何人かの血気盛んな方々が、小生のそばに押しかけていらっしゃいました、、、、案の定。。。
彼らが言うには、「今日の話をうちの経営者にもしていただけないのか!!」ということでした。
会社の名前を聞いたら、いずれもその商工会議所の常議員会メンバーの企業でした。

「心配しないでください。お宅の社長様にもこのお話を先日させていただきました。」「要は社長が問題なのではありません。社長も急には変われません。皆さんのような会社の幹部の方々が社長になったつもりでがんばられたらいかがでしょうか。」とお答えしておきました。


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謹賀新年 (年頭にあたってのチェック) [成功した企業トップの15か条]

謹賀新年

あけましておめでとうございます
いい加減なことを書き続けて越年してしまいました
いつまで続けられるかわかりませんが、自己満足のブログのスタートです

お正月には、双六をなさいますね
さぁ、サイコロを振ってください
あっ!「振り出しに戻る」のところで止まりましたね
「成功した企業トップの15か条」の再スタートです
左の「マイカテゴリー」をクリックしてください
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300306038-3

・経営者の皆さんに
・事業承継者の皆さんに
・番頭さんへ
・従業員の皆さんへ

・ビジネスマンの皆様に
・接客ビジネスの皆様に
などなど

ほんの小さな混乱と反面教師にしていただければ幸です

・・・・・・・ナルシス

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「成功した企業トップの15か条」(再掲) [成功した企業トップの15か条]

以下は、すでに書いた部分の再掲です 参考までに

[本]
小生は、今までに、本当にたくさんの企業経営者にお会いしました
一代で企業経営に成功した人、その成功を持続させている人、あるいは倒産させてしまった人
いろんな経営者がいらっしゃいましたが、
成功した(あるいは成功している)トップには、不思議なことに必ず共通することがあります
そういう共通点を拾い上げてみたら、ちょうど15個になりました

ここでその15個を確かめてみましょう
①『情熱家』であること
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-08-28-1
②『こだわり』を持っていること
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-08-30
③『せっかち』であること (クイックレスポンス)
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-01
④『マーケットの向こう側から見る』こと(現場主義)
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-03
⑤『負けず嫌い』であること
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-04
⑥『教育』の大切さを知っていること(人材の育成)
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-05
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-07-1
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-07-2
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-08
⑦『自らがやる』こと (率先垂範・まめ)
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-09
⑧『細かい』こと (緻密)
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-10
⑨『くどい』こと (徹底)
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-11
⑩『声が大きくおしゃべり』なこと
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-11-1
⑪『ケチ』であること
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-12
⑫『工夫屋』です
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-12-1
⑬『貪欲』です 
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-14
⑭『好奇心』旺盛です
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-14-1
⑮『ストイック』です
  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-15
皆さんはいかがでしたか?
皆さんがご存知の経営者の方はいかがですか?
サラリーマンでも出世する人にも当てはまるはずです

もし皆さんのまわりに倒産しそうなあるいは倒産した企業があったのなら思い浮かべて見ましょう
世の中にはリーダーのhow to をよく見かけますが、こういう切り口で企業とか組織を見てみたらいかがでしょうか?

また、「ヒト、モノ、カネ」へのアプローチは次のとおりです
[本]
・経営資源・経営資産のチェック 
 ①http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-29
 ②http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-01
 ③http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-03
 ④http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-09-1
 ⑤http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-13
 
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15か条+1(プラスワン);「健康」であることは最低条件 [成功した企業トップの15か条]

「成功した企業トップには共通点がある」というのが小生の持論です
しかも、それは15個である・・・・・・

[リボン]
「成功した企業トップの15カ条」  http://beniha.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300306038-1

実はもう一つあります
ただ、言わずもがなのことで、これまでは言わないで置きました

小生が「ストイックに!」と言いすぎたために、休養されるのを忘れてしまわれる方も出てまいりました

小生が今まで見てきた成功者は、「身も心もご健康」です

①適度に運動をされ
②なにかの趣味を持ち
・・・・小生の尊敬するS社長は、知っているだけでも「空手」「ダンス」「ワイン」「肉料理」「クルージング」「腕時計」「ゴルフ」等々多彩なご趣味をお持ちです
K社長は、時間を見ては工場の裏の畑での農作業をなさっています
③ときどき軽妙な冗談をいい(ご本人は冗談と思ってらっしゃらない場合もありますが。。。。)
④あるいはストレートな発言をされ
⑤定期的に人間ドックを受診され

と言った姿が浮かんできます
おそらく、普通の方なのでしょうが、普通の人に比べたら少しだけ仕事が好きで、少しだけ自分に厳しいのかもしれません



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「15か条」のネタ素はなんだろうか。。。。 [成功した企業トップの15か条]

謹賀新年

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この『成功した企業トップの15か条』を話し始めて、かれこれ10年位になります
唯我独尊的かつ傍若無人・高邁の謗りを免れませんが、お取引先の勉強会などに呼ばれ、それなりに聞いていただいております
特に、
①後継者に
②社員に
③社長に
聞かせたいとおっしゃっていただく方もいらっしゃるのは光栄至極です
(苦笑される方も多いようですが。。。。。)

そんな中で、このネタ素はなんだ(どうしてこんなことを考えたのだ?)と聞かれた方は、実はお二人しかいらっしゃいません

一人は、勤務先の先輩です
生意気にこんなことを言うものですから、出典は何なんだ!
と素朴に聞かれました
小生の持論だとはお気づきになっていないようです

もう一人は、90歳近いある経営者です
彼もまた、素朴に、不思議だとおっしゃっていました

小生は、彼にこう答えました
①一つは、お取引先の社長さんに身近に接しさせていただき素朴に感じたことです
お取引先の社長の横顔を覗き込んだ結果です
②もう一つは、僭越ですが、わが父の思い出です
わが父の背中や一挙一動なのかもしれません

と。。。。。。

人生も経営もそこかしこに先生はあるものかもしれません
おそらく基本は変わらないものだと思います

ただ、油断すると、なかなか元に戻れないという緊張と隣り合わせです

皆様にとって、素敵な一年でありますように。。。。。

[本]http://beniha.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300306038-1

RIMG0128.JPGRIMG0204.JPG



タグ:15カ条 成功
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企業経営者にみる成功の秘訣 (再) [成功した企業トップの15か条]

①大成功をした人
②成功したけど尻すぼんだ人
③低迷を克服して成功をした人
④不幸にもビジネスの世界から追い出された人
等々

企業経営者とか政治家とか企業の経営幹部等々のみな様にはいろいろな生きざまがあるようです

しかしながら、成功した企業トップは不思議なことに皆さんたいへんよく似ていらっしゃる

そういう人はきっと皆さんの身近にもいらしゃるはずです
そんな彼らの横顔を綴りながら、
『経営者に求めるもの、求められるもの』あるいは『成功を持続させる秘訣』を語ることでみなさんのご参考になれば幸いです

・これから起業する人
・企業を継続的なものにしたい人
・企業経営者に物申したい人
・経営を立て直したい人
・再起をかける人
の指針になれば。。。。。
もしあなたがサラリーマンだとしたら、組織で成功を収めるヒントはここにあるかもしれません

もしみなさんの身近に倒産したり、うまく行かない企業があったとしたら、是非その企業あるいはそういう企業の中にいらっしゃるビジネスマンの方々を思い浮かべながら、このブログを読んで頂けたら幸いです
なお、これは企業経営のhow to ではないことを前もってお断りしておきます

これらはお取引先の勉強会ですでに語ったことをあらためて筆にしたものです

※このブログを始めて2年が経ちました 少し整理をしてみながらあらためて「成功した企業トップ」の横顔をご紹介してみたいと思います
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成功した企業トップの共通点 (再) [成功した企業トップの15か条]

小生は、今までに、本当にたくさんの企業経営者にお会いしました。


①一代で企業経営に成功した人
②その成功を持続・発展させている人
③あるいは倒産させてしまった人
いろんな経営者がいらっしゃいましたが、

成功した(あるいは成功している)トップには、不思議なことに必ず共通することがあります。
そういう共通点を拾い上げてみたら、ちょうど15個になりました。

ここでその15個を確かめてみましょう。

①『情熱家』であること
②『こだわり』を持っていること
③『せっかち』であること

④『マーケットの向こう側から見る』こと(現場主義)
⑤『負けず嫌い』であること
⑥『教育』の大切さを知っていること(人材の育成)

⑦『自らがやる』こと
⑧『細かい』こと
⑨『くどい』こと

⑩『声が大きくおしゃべり』なこと
⑪『ケチ』であること
⑫『工夫屋』であること

⑬『貪欲』であること
⑭『好奇心』旺盛なこと
⑮『ストイック』であること

皆さんはいかがでしたか?
皆さんがご存知の経営者の方はいかがですか?
サラリーマンでも出世する人にも当てはまるはずです。

もし皆さんのまわりに倒産しそうなあるいは倒産した企業があったのなら思い浮かべて見ましょう。

世の中にはリーダーになるためのhow to をよく見かけますが、
こういう切り口で企業とか組織をごらんになったいかがでしょうか?



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①『情熱家』であること (再) [成功した企業トップの15か条]

成功した経営者に共通していることの第一番は、皆さん、とにかく熱く語り行動的であるということです

目標に向かっては、本当に精力的で熱心です 熱い情熱の塊のように行動されます
その仕事ぶりは何日でも徹夜も辞さないという勢いです

私は無口だとか口下手だとおっしゃるかたでも、仕事の話になれば、そのお話はとどまることがありません 一日中でも、夜を徹してでもお話されます

それは当然です
なにしろ仕事のことには誰よりも詳しいからです また詳しくなければ成功はしません 
①技術的なこと
②販売方法(販売の知恵)
③経営の計数
④世間話
⑤人柄を見抜く話
分野を問いません

話しながら、あるいは動きながら、新しい話が生まれ、新しい動きが生まれてくるようです

お話を聞いていると、文字通り『一生懸命』『一所懸命』な姿が伝わってきます
彼らは決して話に長けているわけではないようですが、経験と知識と情熱からくる彼らの話には圧倒されてしまいます
身体も心も「元気だなぁ」と感心してしまいます

もし、皆さんが聞き手の側に回ったとき、「話が続かない」とか「話が面白くなかった」りしたとしたら、
それは、明らかに聞き手のあなたが「下手くそ」なのか「あなたに魅力がない」からです
すぐれた経営者は人との出会いを大切にされますが、同時に、人を見極める嗅覚もすごいということを覚悟しておいてください
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②『こだわり』を持っていること (再) [成功した企業トップの15か条]

 この話をすると、かなり多くの人が「うんうん」と頷かれます
多くの方には、この『こだわり』という言葉は響きがいいようです

 しかし、残念ながら、多くの方が思っていらっしゃるのは、こだわりではなく『がんこ』という言葉が似合うようです

たとえば、ゴルフを例に挙げるとよくわかります

小生のようにゴルフの下手くそな者は、(ショートホールでない限り)ティーショットはたいていドライバーで気持ちよくかっ飛ばします(飛ばしたいと思っています)
ティーショットがいかに遠くに飛ぶかという快感に酔い、二打目のアドレスがとりやすいかどうかとか、ひょっとしたらOBのリスクのほうが高いにもかかわらず、思いっきり振り回してしまいます
かたくなまでもドライバーで飛ばすことにこだわってしまう「頑固」なゴルフの方も多いようです

優勝者やスコアのいい人やいわゆるうまいと言う人を見ていると、
コースの狭さや、二打目のための落としどころなどのコース戦略を考えながら、スプーンやアイアンでのティーショットも多いようです
テレビ解説者の話によれば、かのタイガーウッズはティーショットをスプーンで打つことのほうが多いらしいです(注)

つまり、ゴルフは「上がってなんぼ。。。」のスポーツですから、
①「このホールを何打で上がるか」ということであり、
②使用するクラブは、天候や設計などのコースの状況によって使い分ける
ということです
何打で上がるかという目標にこだわるのであって、クラブチョイスや刻み方には柔軟です

話を戻すと、
成功した企業トップの人は
①「かくありたい」という「こだわり」が明確で(目標が明確で)
②目標に向かっては柔軟に対処される
方が多いようです

たとえば、経営計画(売上とか収益の目標値)には強くこだわられますが、その手段や方法論には柔軟であるということです
また、すぐれた企業トップの多くが、経営数字に明るいのは、目標とする数字が明確だからではないでしょうか。。。。


(注)「タイガーウッズほど飛べば、俺だって、スプーンとかアイアンで打つ」とおっしゃった方もいらっしゃいましたが。。。。。
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③『せっかち』であること       (それは「クイックレスポンス」と同義) (再) [成功した企業トップの15か条]

わかりやすい日本語になおすと「クイックレスポンス」ということです
こういうとすごく綺麗な言葉になるから不思議です

成功した経営者は間違いなく「せっかち」です
「今日できることを明日まで延ばすな」ということでしょうか

小生がビジネスの師と仰ぐS社長のお話を聞いたら、「何事も1番でなければならない」とおっしゃってました 飛行機や船のタラップを降りるときでも1番に降りたい 2番ではだめだ 1番でなければ目立たない というようなことをおっしゃっていました

彼に工場を案内していただいたとき、ヨーロッパ製の機械が目に留まりました
その機械は、1番最初に日本に上陸したものだということです
実は、買い付けは二番目だったようですが、最初の人が船便で日本に持ってこようとしているのを聞き、船よりも早く届くようにと、飛行機で日本に持ち込んだそうです
この意欲・気概が成功への道なのだとあらためて思った次第です

チャンスはすぐ実行に移すということです 「熟考」はあっても「優柔不断」はありません
ある意味「決断力」に通じるものがあります

「せっかち」という話をすると、この話にも皆さん相槌を打たれる人がかなり多いようです
しかし、小生が見た限りでは、そういう方の中には「おっちょこちょい」とか「あせり」という人も多いようです

この話は、奥様や後継の息子さんの前でするとすごく感謝されます
おうちでせっかちなお父さんは、実は、進取の気取りにあふれたスピード感ある経営者だったのです
ある社長ご家族とご一緒に会食をしたとき、小生がこの話をしたら、後日、ご夫婦で尋ねてこられ「息子の前でよく言っていただいた 今まで私の立ち居振る舞いを小ばかにしていた息子さんの目の色が変わった」と御礼をされたこともありました
 (社長ご夫妻で尋ねてこられるのは光栄至極です)

「ほんとに社長はせっかちなんだから。。。。。」と従業員の方から言われたらしめたものです

「せっかち」な成功企業は、社長だけではなく、従業員の方まで
①話すのが早い
②歩くのが早い
③仕事の着手が早い
④仕事が早い
そして、皆さん若く見えます ビビッドな仕事ぶりがそうさせるのでしょう
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