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ある国会議員の「日本のチベット」発言の可笑しさ [旅紀行・県民性の謎]

ある国会議員が、山陰地方のことを「日本のチベットみたいなもの」と言ったそうで、山陰では、知事が撤回を求めたり、有力国会議員が批判意見を述べているということがあるようです

この問題は、不謹慎かもしれませんが、ある意味、とても興味深いあるいは可笑しい話題です

少しポイントをピックアップしておきましょう

1.物議を醸すような不用意な発言をした国会議員殿はやはりいただけません
ただ、「地方分権」とかと粋がる人たちに、足下を振り向かせた効果は大きいと思います
これを契機に地に足の着いた現実的な議論がほしいものです

2.チベットの方々は、この話をどう思われたのでしょうか?
おそらく「日本の山陰地方と比べるなんて失敬な!」とご立腹なのではないでしょうか!
少なくとも、山陰地方よりもチベットのほうが国際的にはネームバリューはあります

「中国の辺境」という意味で「チベット」の名前が出たのだとしたら、失礼そのものです

3.山陰地方の方々は、(有力政治家の出身であることも手伝ってか、)反発されてますが

①「東洋のマンチェスター」「東洋のモナコ」「日本のアルプス」とかというように形容されたのなら文句はなかったのでしょうか?

②日本人の方でも、山陰の位置を正しく言い切れる人は多くないかもしれません  西日本の方々が「群馬県と栃木県」の区別ができないように。。。。。

③「山陰」(さんいん=やまかげ)と言われていることや人口が減っていることに対して、ネガティブなイメージを払拭するようなことをやってきたのか素朴に疑問です

④出雲大社があり、後鳥羽上皇が流され、大伴家持が左遷された地であるということは、歴史的に文化や政治的な勢いの香りのする地域であったはずです  なぜ、地盤沈下していったか分析し、また、打開策を検討・実行されてきたのでしょうか

⑤鳥取・島根両県とも、飛行場が各々2か所づつあります  政治力だけでできるものなのでしょうか?日本海に臨む両県ですから、国防・国益という観点だって見逃せないものです

⑥歴史の香りのする山陰地方です  「環日本海経済圏」ということで活かす手立てはないものなのでしょうか

⑦特に鳥取県は、県庁所在地に「高速道路がない」ということで、道路整備に躍起ですが、  「鳥取環境大学」というのもあるのですから、「騒音のない道路」「排気ガスの少ない道路」とかのモデルケースとして日本中にアピールするとかないものでしょうか。。。。。

鳥取大学が砂漠の緑地化を推進したり、鳥取方式として校庭の芝生化などの旗振りをなさっているのですから、チャンスです

今こそ、地方の活性化を冷静に見つめ直すチャンスではないでしょうか




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今、浅草が面白い・・・・東京スカイツリーから吾妻橋、雷門へ [旅紀行・県民性の謎]

今、東京でホットな場所の一つと言えば、東京スカイツリーではないでしょうか!!
※4月25日現在349メートルの高さです

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押上駅(半蔵門線、京成)で降りて、B3出口で地上へ、押上駅交番の方向に回り込んで川沿いに墨田区役所方向に歩いて行きます

今まで知らなかったのですが、隅田公園を抜けるとそこは隅田川です
対岸はもう浅草です
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墨田区役所の前には、今話題の「勝海舟」の銅像です
なんだか胸が小躍りします
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吾妻橋を渡れば、もう浅草です
お台場に行く船着き場もあります
川面を眺めていると、いたる所で東京スカイツリーが目に入ってきます
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雷門をくぐると、そこは日本人の心のふるさと浅草寺です
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銀座に行くもよし、上野に抜けるもよし、お台場に渡るもよし。。。。
小生は三ノ輪まで歩いて、都電に乗ってみました

下町ののんびりした風情が楽しめます


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「有田みかん」(ありだみかん)と「有田焼」(ありたやき)・・・地域活性化のために一言 [旅紀行・県民性の謎]

かつて高知に赴任していた時のことです。

坂本龍馬の高知は、ペギー葉山さんの「南国土佐(なんくとさ)を後にして」という歌でも有名です。
高知=南国(なんごく)というイメージが伝わってきます。

実は、高知県には、
①南国市(なんくし)
②須崎市(すきし)
などという町があります。

高知では、地名には濁音を使わないケースが多いようです

かつて和歌山に赴任した時のことです。

和歌山は「みかん」や「うめぼし」が有名だということは知っていました

海沿いの有田市(ありし)のお取引先の方とお話をしていたら叱られてしまいました

「ありみかんですよね」 と言ったら、怪訝な顔をされてしまいました。
ありみかん」が正解だそうです。

正直に言うと「ありたみかん」は、あの「有田焼(ありやき)」で有名な九州のみかんだと思っていました。
「有田焼」(ありやき)は、佐賀県の焼き物です。
「佐賀みかん」も美味しいので、てっきり「有田みかん」=九州のみかんだと思っていました。

和歌山は、実は美味しい桃の産地でもあります
これは行くまで知りませんでした。
あら川の桃」として人気商品です。
華岡青洲や有吉佐和子さんの小説で有名な紀の川の流域にある桃山町の特産品です。

おせっかいな小生のことですから、
「あら川」ではなく柔和な感じの『桃山の桃』のほうが人気が出るのではないか!」
と地元の桃農家に提案したことがあります。

桃農家の皆さんに叱られてしまいました
①「あら川の桃」としてブランドが確立している。
②全国ブランドとして有名になったら、急には生産が追い付かない。
と。。。。

ある日の「高知新聞」に書いてありました。
①高知の桂浜(かつらはま=くゎつらはま)
②和歌山の勝浦(かつうら)
③千葉の勝浦(かつうら)
は、太平洋を北上する黒潮が運んだ地名だと。。。。。


お醤油も、和歌山から黒潮に乗って千葉に流れて行ったようです。

地域の活性化を考える時には
①地元のみなさんの独りよがり
②周りの皆さんの無知
というのも克服しないといけない課題のようです


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博多人形などの「博多のブランド」 (「地域ブランド」に思う【福岡編】) [旅紀行・県民性の謎]

先日、ある方から、「地域ブランド化」「地域ブランド戦略」についての照会があったので、小生の意見を少し書き留めておきましょう。

地域ブランドについては、

※経済産業省 北海道経済産業局 北海道知的財産戦略本部のHPに、

地域ブランドは、 ・それぞれの地域イメージ(景観、自然、歴史、風土、文化、素材など)と関連させながら、 ・製品・産品、サービスの開発や高付加価値化に地域全体で取り組むことにより、 ・一種の差別化された価値を生み出し、 ・その価値が広く認知され求められることで形成されます

と書いてあります。

小生は、短期間とはいえ複数の地方勤務を経験しました。
そこで垣間見た感想を書き留めてみましょう。

たとえば福岡です。

福岡では、
①博多人形
②博多織
③博多ラーメン
④辛子明太子
⑤博多祇園山笠
等々、たくさんの地域ブランドがあります。
おそらく、いずれも全国区のものだと思われます。

1.博多人形について

日本を代表する制作人形です。
有名な作家のものですと本当に高額です。

福岡の企業の事務所に行くと、ほぼ間違いなく、置物として飾ってあります。
何かの記念品としていただくこともあります。

かくいう小生も、ついつい買ってしまいました。
ただ、有名な作者の方は別として、「博多人形」のお取り扱い問屋の皆さんは(おそらく)ご商売的には今イチの状況だと思います。

「あまり売れない」というのが実態ではないでしょうか。。。。

当時、博多織の業者の方と話していても、こんな話になりました。
①中途半端な置物は要らない
②「博多人形でなければいけない」という必然性がない
③狭いマンションや戸建てでは、飾るところもないし邪魔になる
④飾るなら、博多人形よりも、海外旅行の土産などのほうがいいかも

などと、地元の伝統産業の方でも、「なくてもいい」的な趣旨のご発言です。
かく言うわが家でも、その存在感は大きすぎます。

買った時に思ったのは、人形の値段もさることながら、ケースが大きくて値段が高いのには驚きでした。

2.博多織について

「博多織」と聞いて、イメージが浮かぶ方はいらっしゃいますか?
着物の帯に使ってあります。

小生は、今でも、「名刺入」や「ネクタイ」を愛用しています。

特に「献上」柄には、気品もあり、バックとかお財布等々、若い人にもオシャレなアイテムになることは間違いありません。

ただ、
①着物を着る人も機会も減った
②求評会(展示会)などにお邪魔しても、着物関係者が大半
等々の状況で、一般人を寄せ付けず、売上拡大にはとてもつながらないようです。
伝統産業を担う織物業者の皆さんの経営も必ずしも楽ではないようです。

小生なら、地元の大学生(特に女子大生)にご協力を頂いて、博多織を生活やファッションに活かすコンテストでもしたいところです。
使い道がないのに、「地域ブランド」という美名のもとに伝統産業を大切にしようとしても、ビジネスとして生きながらえるのは難しいでしょう。

感想的に言うなら、「献上柄」は美しくオシャレな柄なのに、着物を着る人(どちらかというとお年寄り)を対象にしてしまっている感じがしますので、買い求めるにはやはり勇気がいります。

3.博多ラーメンについて

博多の屋台や長浜地区のラーメン屋さんが有名です。
でもでも、ここまで全国区になると、別に地域ブランドと採り上げることもないでしょう。
「長浜」ラーメンというのは、てっきり滋賀県のラーメンだと思っていました。

福岡で食べなくても、どこでも食べられるし。。。。。ということもあるかもしれません。
一緒に食べる小ぶりの餃子のほうが美味しかったりします。

4.辛子明太子について

地域ブランドというよりも既に全国区。
コンビニのおにぎりとかにも入っているので、高付加価値が付けにくくなっている。
時々ネットで取り寄せていますが、お徳用ばかりです。

ただ、お菓子に混ぜたり、和え物があったりとかで、商品に広がりがあるのと、
スパゲッティにもできる応用範囲の広さがあるのがいいですね。

地域ブランドというよりも産業として定着しています。

5.博多祇園山笠について

博多の男のお祭りです。
十分全国区ですが、やっぱり「踊る・・・・に見る・・・・・」と言います。
参加しないと楽しくありません。
しかも、そこで暮らしてないと実感もわきません。
祇園太鼓や掛け声とともに生まれ育った人でないとなかなかその良さが伝わってこないかもしれません。

見て楽しむのなら、高知の「よさこい」のほうがいいかもしれません。

福岡は十分都会です。
条件が良すぎて「地域ブランド」が埋没しやすいかもしれません。

札幌同様、転勤族や単身赴任の人の憧れの地かもしれませんが、「心のふるさと」と思うようになるまでは時間がかかってしまいます。

かつて「○○の小京都」という言葉が流行りましたが、福岡や札幌は「リトル東京」なのだと思います。




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南国土佐=高知にはブランドがいっぱい (「地域ブランド」に思う) [旅紀行・県民性の謎]

もし、生まれ変わって住むならば、どこを選びますか?
と聞かれたら、みなさんならどうお答えになられますか?

小生なら、間違いなく「高知」を選びます。
銀行員という性格上、みなさんから優しく接していただいたという点は割り引かなければいけませんが、本当にのびのびと過ごすことができました。

ある県に赴任した時、あまりにも「高知がいい」というものですから、「高知のことばかり。。。。」と叱られたりもしました。
しかしながら、その街でも「よさこい」が踊られるようになってきました。

最近ではNHKの「龍馬伝」で、高知人気が一段の盛り上がりを見せていますが、
高知に行けば、週末は飽きることがないほど興味深いことが多いところです。

1.人物でいえば

①龍馬・・・・かつて、松尾市長は、紋付き袴で龍馬に扮してセレモニー等に登場されたことも多々ありました。
②山内一豊+その妻
③板垣退助、岩崎弥太郎+中内功
④吉田茂+浜口雄幸等の首相経験者
⑤広末涼子、島崎和歌子さんに代表される美人揃い
⑥相撲とかゴルフとか野球選手の数々
⑦小説家・漫画家 (宮尾登美子・大原富江・山本一力・やなせたかし・はらたいらさん他多数)
⑧ジョン万次郎+森小弁(「冒険ダン吉」のモデル)
・・・・・トラック諸島にお住まいの森ファミリーをお迎えするお世話をしたこともありました。

2.山紫水明

①四万十川+仁淀川
②室戸岬+足摺岬
③四国カルスト (鳥形山+天狗高原)
・鳥形山・・・日本有数の露天掘鉱山です(100トンダンプをどうやって持ち上げたのだろうなどと素朴に考えました)。
・天狗高原・・・四季を通じて素晴らしいところです。

3.食材

①フルーツトマト (日本一のトマトです)
②文旦+小夏 (高知にしかないと言っていい柑橘類です)
③鰹のたたき (静岡のものとはやはり違います)
④しょうが
⑤トサジロー (空を飛ぶニワトリです)
⑥高知の赤牛 (高知は焼き肉が美味しいです)
⑦おまんじゅう (何故かしら「あんこ」がうまいのです)
⑧淡麗辛口 (お酒です さわち料理とか生節とか酒盗とか肴も豊富です)
⑨深層水  (なぜだか味が引き締まります)
⑩幻のシュークリーム (こんなものがあるのです)
⑪イタドリ等々の山菜 (お隣の四国各県では食べないようです)
⑫香り米  (高知のお米です 二期作よりも美味しいものがあります)
⑬鮪  (遠洋漁業の基地だったのです)
⑭馬路村のポン酢 (こんな山の中の村が稼いでいます)

4.習俗

①よさこい (「なんて高知の女性は素敵なんだろう!」と感動してしまいます。)
②「いごっそう」と「ハチキン」 (素敵な男と女 よく話しよく笑う屈託のない議論好きです。)
③八十八か所 (お遍路さんといえば高知です。坊さんがかんざしを買うような土地柄です。
 阿波:発心 土佐:修行 伊予:菩提 讃岐:涅槃といい高知は修行の道場なのです。)
④土佐弁  (龍馬伝では、豪壮な土佐弁のやり取りが中心でしたが、単語にも土佐ならではが多いです。)
・こじゃんと ・・・いっぱい
・太い   ・・・・大きい (ゴルフでグリーンオーバーした時とか「太い!」と言います)
⑤日曜市   (実は、毎日、市内のどこかで市が開かれています 飽きません)

5.名所とか

①桂浜  (名月を愛でながら、恋や人生や世界を語るのです。)
②銅像  (桂浜の龍馬像他、高知城の山之内一豊の妻像とか、なぜか銅像が多いのです。)
③柏島  (その昔、イノシシが海を渡った島といわれています 今は、シルバーシニアのダイビングスポットです。)
④モネの庭 (高知ならではの花園です。温暖な天候はきれいな花々を育んでくれます。)
⑤ゴルフ場 (太平洋に向かってOBを打ち込むのも「また楽しからずや」です。)


6.なぜ高知がいいのか

少しだけ小金があれば、食うに困らない土地柄です。

天候も良く、食べ物が美味しく、自然が美しくて、屈託のない人たちに囲まれて、祭りやお酒飲みが楽しく、病院も多い。(内緒ですが美人が多い)とくれば長生きしてしまいます。


かつて鮪の遠洋漁業をやっていたというおじいさんとゴルフをしたことがあります。
何でも、「シンガポールで『司牡丹』を買って飲み、ケープタウンでワインを飲んだ。」
今は、隠居してのんびりゴルフ三昧というお話でした(腕っ節で負けてしまいました)。
お話のスケールが大きいのです。

ちなみに、桂浜の坂本龍馬と室戸岬にある中岡慎太郎像はアメリカを向いているそうです。
本当にスケールが大きいのです。

こんな飽きない土地はあまりないのではないでしょうか

でもでも、こんなに切り口やキーワードがいっぱいでも、
県民所得も少なく経済的な発展はなかなか期待できないようです
土佐和紙などから派生した先端産業もありますが、企業の方に話を聞いても、爆発するような景気のいい話はあまりありません。

「地域ブランド」=経済隆盛 というような方程式はなかなか成り立ちにくいのではないかと思ってしまいます

しかしながら、(少しだけ小金があれば)「食うに困らない」生活ができるところです。
東京などで明日のこともよくわからない生活をするのなら、思い切って移住なさったらいかがでしょうか!

・・・・・仕事も選ばなければ何かがあります。


[本]高知の『お酒の合理性』と『見所ウォッチング』
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-11-08
をご笑読ください

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紀の国和歌山にはブランドは必要ない (ブランドより凄いものがある) [旅紀行・県民性の謎]

皆さん、次のうちいくつご存知でしょうか?
①熊野古道
②那智の滝
③ほんまもん
④忘帰洞
⑤川湯
⑥白浜
⑦南高梅
⑧龍神
⑨吉宗
⑩華岡青洲
⑪紀の川
⑫茶粥
⑬御三家
⑭高野山
⑮有田みかん

いわゆる「地域ブランド」というのが何を指すのかよくわかりませんが、上記は、和歌山県で比較的有名そうな名前(言葉)です。

これらの言葉が、ビジネスあるいは「地域おこし」に直結しているかどうかは甚だ疑問です

たとえば、「高野山
大凡の所在地はイメージできても、それが「どこにあるのか」とか「何県にあるのか」「どうやっていくのか」ということをご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか

♪♪いつでも大阪の日影になって 時には岡山と間違えられて・・・・
(「和歌山LOVE SONG21」( 作詞/ウインズ : 作曲/平阪佳久 ))
という歌もあるくらい、なんとなく地味な県です。

wakayama
okayama

正直に言うと、この「成功した企業トップの15か条」は、この和歌山で産声を上げました

どこの地域・地方でも 、素晴らしいあるいは優れた経営者の方はいらっしゃいますが
そういう人たちが「束になっていらっしゃる」地域がこの和歌山です

中小企業庁が提唱している「元気なモノづくり中小企業300社」(2006)の中に採り上げられている企業の経営者の皆さんについては、その「経営ぶり」「人となり」には圧倒されてしまいます。

[本]中小企業庁ホームページより
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/index.htm
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/5kinki/kinki_menu.html

和歌山市は、太平洋戦争の末期には大空襲を受けています
・軍艦や戦車を作る住友金属があり
・爆弾の基となるニトログリセリンを作る花王(大日本油脂)和歌山工場があった
のだから当然だよ! というお話を聞いたことがあります(事実不詳)。
アメリカの目のつけどころにも感心させられてしまいます。

これらの技術や企業風土が歴々と引き継がれかつ創造されています


日本の各地で「地域ブランド」というお話があるようですが、この和歌山にいると、「取ってつけたようなブランドならビジネスには関係ない!」ということを実感させます

たとえば、「ほんまもん」というNHKの連続ドラマがありました。
その舞台は南紀(和歌山の南部(紀南))地方です。

ほんまもん」にあやかったお酒やお菓子などの商品もでき、地元の経済人の方々の合言葉も「ほんまもん」だから・・・みたいな感じの発言が多かったような気がします。

時の経過とともに忘れ去られてしまう運命にあるようです

吉宗」もNHKの放映したドラマで有名になりました。
「享保の改革」の主導者である徳川吉宗にちなんだものです。

歴史の教科書には必ず出てくる話ですが、ビジネスの教科書には出てこないかもしれません。
しかしながら、和歌山の企業風土は、この吉宗が持つ「質素倹約」「工夫」「知恵」というような言葉から生まれたような気がします

・機械メーカーS社のS社長
・化学メーカーW社の故T会長
・スーパーMのK社長
・・・・・・
賞賛したい経営者の名前を挙げたらキリがありません。


「地域ブランド」とか「町おこし」とかは、テーマやお題目が先行しがちです。 この和歌山の中堅企業の皆さんはそういう言葉とは無縁です

「今、フランクフルトの空港にいます プレゼンテーションも終わってイタリアに飛びます」というメールが飛び込んできたことがあります。 和歌山のある女性社長からのものです。

出る杭は打たれる」と和歌山の方はよくお使いになります。
兄弟友人誰もがビジネスのライバルです。なんだか「お仲の悪い」方々がたくさんいらっしゃるみたいな空気でしたが、「出過ぎた杭は打たれない」とでもいうかのごとく競争を抜け出した「言うことなし」企業も数多くあります

「みんなで仲良く」ではなく「何くそ!」とか「負けるものか!」が座右の銘に見えてしまう企業かも数多かったような気がします

路傍の「つれもていこら・・・・・」という看板が、なんとなくアイロニカルでした


和歌山は、日本でも屈指の「日照時間」の長い地域です 和歌山に住んでいるとなんだか得をした気がします。


※2010年10月7日追記

すっかり忘れていました。
和歌山のすぐれものの一つに「和歌山ラーメン」があります。
・トンコツと醤油のミックスです
・脂っこくなった口の中を、「なれずし」でさわやかにしながら食べるというのもよく考えられています
・「和歌山カレー事件」で全国のマスコミのみなさんの目に触れて一躍全国区になったというエピソードもあります
・なお、和歌山ラーメンのお店の多くは、お昼頃から開店です



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宮崎ブランドと宣伝マン:東国原知事 (一過的にならなければいいですが。。。。) [旅紀行・県民性の謎]

ひょっとしたら、「地域ブランド」の理解が異なっているのかもしれませんが、惰性のごとく書いてみましょう

さて、東国原知事とか口蹄疫で有名になった宮崎ブランドについて書いてみましょう

①最近は宮崎には行っていない
②宮崎ブランドの鳥肉も牛肉もずいぶん食べていない
③東国原知事が、宮崎県でどんな実績を上げられたのか了知しない
④宮崎物産展が東京であったとしても行くことはない(興味はない)

という立場の小生がコメントするのは甚だ失礼ですが、マスコミの報道によれば、知事の経済効果は1,500億円にも達すると言うことなので、敢えてコメントしてみましょう

1.皆さんは、「宮崎県」の位置をご存知ですか?
九州のあのあたりということは、ほぼご存知だとは思いますが。。。。

2.宮崎は、九州では「陸の孤島」状態なのはご存知ですか?
福岡から見た時、他の県は、福岡から2時間圏内なのですが、宮崎だけは何故かしら遠いのです
鉄道網や高速道路の利便が悪いせいもあるのでしょうが、宮崎から来福なさる皆さんがいつもこぼしていらっしゃいました

3.「鳥」や「牛肉」や「マンゴー」に、宮崎の独自性はありますか?
焼き鳥やトリのから揚げを食べる時、「宮崎産」でなければいけない! というこだわりは小生にはありません

4.「高千穂」には「悠久のロマン」があるのはご存知ですか?

①高千穂~天孫降臨神話の地です
高千穂峡、「夜神楽」等々、神話の時代にトリップさせられます
特に「夜神楽」はお薦めです 確か常設のセンターがあったはずです
「天の岩戸」の神話の時代の神秘に誘われること間違いなしです

②飫肥杉(おびすぎ)の林は美しい
この飫肥杉(おびすぎ)には、脂分が多く、かつては造船用だったらしいのです
自然環境と木材の用途と日本の林業・・・・とか関連づけて考えてみるのも楽しいものです

③綾町の照葉樹林に囲まれた渓谷は美しい
この地を訪ねるまで「照葉樹」という言葉を知りませんでした 常緑広葉樹のことのようです

④ゴルフファンなら一度はフェニックスです
シーサイドの美しいコースです
小生のような下手くそは、松林が邪魔です

⑤「えびの高原」でのんびりしたいものです
都井岬の馬を1日中眺めていたいものです

⑥宮崎の食名物は「冷汁」です
始めて宮崎に旅した時、飛行機の中でスチュワーデスさんに教えていただきました
「冷汁」がいいと。。。。。

さっそくその日の夕食はそのお店に決めました
翌日、地元の方にご案内されたのも、そのお店でした



実のところ、小生は宮崎のことをよく知っているわけではありません
巨人ファンなので、巨人のキャンプ地というイメージが強いのも事実です

ただ、ここ数年、東国原知事が「宮崎」を宣伝なさるにつけ

1.「宣伝マン知事」頼みでいいのか
①知事が退任されたら、この役目はどうなるのか
・・・・一過的なものに終わってしまわないのか?
(知事ばかりが宣伝しなくてもいいのではないのか)

②宮崎の話を聞くたびに、知事の脂ぎった顔が浮かび上がってきてしまう
・・・・知事の顔の向こうには、悠久、雄大な宮崎が見えてきません
トリニクとバラエティ番組しか思い浮かびません

2.「地域ブランド」の狙いは、地元経済の活性化とその持続のはずです
①宮崎から何か「宮崎物語」を発信してますか?
②宮崎にリピーターを呼び込むことができますか

3.知事!宮崎発のタレントではなく、行政官・政治家として実績をアピールしてください


こんなことを考えていたら、川沿いの国道を走る車の中で見た「鮎やな」を飛び跳ねるアユの景色が蘇ってきました

「九州のへそ」と呼ばれ、お店の中に県境があった土産物屋さんの光景も浮かんできました

・・・・・・妙に興奮しました

「東国原色」がなくなったら、宮崎の歴史と自然を楽しみに出かけてみたいと思います


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地域ブランドは売りに行くな [旅紀行・県民性の謎]

地域ブランドを活性化する時に欠かせないことは
「売りに行かない!」ということです

どこかの知事が、その地域の宣伝マンとなって、マスコミで露出されていますが
小生的には「またか!」とすっかり食傷状態です
・・・・・一度も買ったことはありませんが。。。。

この地域ブランドの課題は
①いつも売り歩いていないといけないこと
②この知事が退任したら、だれがこの役目をするのか
(地元出身のタレントさんにでも頼んで露出度を維持すればいいのでしょうが。。。)

ということです

つまり、地域ブランドを維持するには、
「買いに来させる!」「買いに来てもらう」ということです

なんだか殿様商売のようですが
「地域」という冠をかぶせる限りは、その地域に来てもらわないとだめなのです
しかも「リピート」することが必要です

マスコミで採り上げられて、一時的に人気が出ても、いつかは忘れ去られてしまいます
定期的なリピートが必要です

恒例のマラソン大会のような企画をイメージしてください
大会を設営するのは大変ですが、軌道に乗ると、消費者のカレンダーに乗る行事となります

他にも「売りに行く」ことなぜだめな理由はあります
①売りに行っている人たちには、やりがいがあるのかもしれませんが、広がりがありません・・・・・来てもらうとお金が落ちます

②荷物の運送費がかかります(帰りのトラックは「空車」状態です=倍の運賃になってしまいます)

③「買いに来てもらう」と普段着で商売ができます


来てもらう方法の一つには、インターネット通販というやり方もあります


そういえば、皆様のご商売はいかがですか?
買いに来てもらえる商品をお持ちの企業はやはり強いです

売りに行くビジネスには、「越中富山の薬売り」のような「仕組み」が必要かもしれません




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東京にあるアンテナショップ [旅紀行・県民性の謎]

最近の東京では、各都道府県のアンテナショップが盛況のようです

直接確かめていないので、想像ですが。。。。

1.物流は大丈夫かな
いわゆる宅急便も発達したので、ムダはないとは思いますが。。。。。
地元の運送会社を使った時は「戻り荷物」対策も必要です

2.客筋のこと
①一見客中心か
②リピーターはいるのか
③そこの地元に所縁(ゆかり)のある人の来店ぶりはどうか
④週末だけのお店なのか、平日も人気かどうか

3.テレビで放映されただけの人気ではないか
テレビ人気で盛り上がり、そして人気は陰って行く

4.商品知識はあるのか
①にわか店員はいないか
②地元の知識はあるのか(その土地のことを知らない店員は退屈)

5.商品の陳列ぶりはどうか
・・・先日ある地方のお店に行きましたが

①東京のスーパーでも人気のもの
②もちろん地元でも人気のもの
③小生のように、その地方で暮らしたことがある者が評価していたもの
は、ホコリを被っていました
④店頭には、それって「おいしくないよ」「どこにでもあるよ」というものが積んでありました
(ためしに買いましたが、やっぱり美味しくなかったです)

6.その地方をイメージできるか

店員さんが
①その地方の地形・地理(観光地)
②その地方の歴史
③その地方の習俗・文化
④その商品の地元での食べ方・使い方
などをご存知かどうか

7.価格や品ぞろえ

通販サイトを使ったほうが
①安い
②品揃えがいい
③新鮮
というショップも結構見受けられます

一見客相手ならそれでもいいのですが、飽きられてしまいます
どんなお客さんを狙っているのかがよくわからないような、陳列・店構え・立地も多いようです

「客が客を呼ぶ」方策がほしいものです



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高知の癒しスポット「モネの庭」 [旅紀行・県民性の謎]

「モネ」と聞いてフランスの印象派の画家だとご存知の方も多いことでしょう。


小生は、モネのこともよく知らないし、まして「ジヴェルニーの睡蓮の池」にも行ったことはありません。

ただ、この高知の室戸岬に近い片田舎の北川村にこんなオシャレな庭園ができた頃(2000年)、高知に住んでいたこともあり、なんとなく好きになってしまいました。

本当になんとなく好きになったのです。
そんなことが縁なのか、無性にこの庭が見たくなって、とうとう東京から車を飛ばしてしまいました。


この庭ができてから10年余、庭も成熟し、睡蓮の花も小生が到着するのを待っていたかのように出迎えてくれました。

CIMG0166.JPG


高知には、龍馬、鰹のたたき、ゆず、八十八か所、雄大な太平洋等々いろいろ名所旧跡もありますが、この「モネの庭」も皆さんの旅程表に加えてみませんか・・・・・


そこには、高知に住まう人々のぬくもりがあります。
そういえば、この北川村は、龍馬と時代を生きた中岡慎太郎の出身地でもあります。

ゆずで有名なお隣の馬路村よりもゆずの生産は多いとも言われています。



高知在住の美女が言いました。
「ここのレストランを利用するには入園料(700円)が必要です。直接レストランに入れるようにすればいいものを!」と。。。。。商売っ気は少し傍らに置いてあります。

あの「ゆずのソフトクリーム」も入園料を払わないと食べられないのです。


庭園や花の公園は数々ありますが、こんなに遠いところで「フランスの香り」を楽しむのもいいものです。

CIMG0168.JPG

cf.
http://www.kjmonet.jp/index.html






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雨の土佐路~「水切り瓦」 [旅紀行・県民性の謎]

小生の旅の楽しみの一つに、「車窓からの風景」というのがあります。

旅する時は、
①窓際の席に座る
②居眠りをしない
というのがルールです。

小生のように、お酒にも料理にも興味がない者にとっては、
その土地の人たちの住まい方・暮らし向きを覗き見ることが、旅の楽しみです。


大好きな高知には見どころがいっぱいです。
数々の見どころの多くは、その土地土地が育んだ歴史や共生してきた自然環境の産物であることが多いものです

窓から見つけた景色に、そこに住む歴史びとたちの生活を垣間見ることができます。

たとえばこの「水切り瓦」です。

①白壁の途中に窓もないのに庇(ひさし)のように瓦が貼り付いているもの

CIMG0193.JPG

②窓の上だけではなく、屋根の庇(ひさし)が二重になっているもの

CIMG0186.JPG

CIMG0191.JPG

等々があります。


高知では「バケツをひっくり返したような雨が降る」とも言われます。
「壁を守る」ということからできた庇(ひさし)なのでしょうが。。。


高知の人の心意気の中には「オシャレ」というのもあるようです。


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「日本で最も美しい村」と言うのをご存知ですか? [旅紀行・県民性の謎]

今年の夏休みは、車で遠出をしました。
東京から中国地方をうろうろしながら四国まで行ってきました。


道中、ある寒村である看板が目に留まりました。

「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。
とか
「みどりの風の吹く“疎開”のまち」
とか

心に響くやさしい・癒し言葉の看板です。
その町に住む知人に聞いたところ

「町長は有名になり、自分の一族の商売へのいわば我田引水となったが、住民にはそれほど恩恵はない。」
とのことです。


この寒村の現状は、

1.若者が減り、老人ばかり
2.近くの小学校も近々廃校となる
3.高速道路もできたが、地元には騒音以外には恩恵はない
4.火事になっても消防車や消火設備を使う人がいない

あるのはお葬式ばかり。。。。
という、やや極端な話を聞きました。


そして、イノシシが、クマが、サルが、シカが軒先まで食べ物を探しに歩きまわり、集落の家々の周りにはネットが張りめぐらされています。

「美しい村」の実態は、
美しい村を形作る「森林」や「田んぼ」を守っていく担い手すらいない状況らしいのです。

その結果、耕作放棄地が増え、間伐の行われない山林が増えて行っている。
というのも現実のようです。



一方で、各家々には、
①IP電話が敷かれ、住民同士でのTV電話も可能とのことです。
②電化製品も充実しています。

また、必需品は「手押し車」だったりします。

便利にはなったものの、人口はますます減っていき、基礎的な住民生活も維持するのが難しいケースもままあるようです。

高速道路沿いに住む老人に「うるさくないですか?」と聞いたら、
「道路沿いの並びの4軒は跡継ぎもいないので、いずれは廃屋になっていく。防音壁設置等の苦情を言っても実現性は難しい。」とあきらめ顔です。


かつて、林業や農業で活気のあった地域です。
時代に取り残されたのでしょう。

昔は政治活動も盛んな地域だったようですが、
①人口減少
②高齢化
③地域の衰退
とともに政治力も弱くなって行ったようです。

このまま「一票の格差」問題に起因する議員定数見直しでもあったら、おそらくこの地域を代表する政治家は皆無になってしまいます。

キャッチフレーズとは反対に寒村を吹き渡る「みどりの風」を心地よく受け止めていく人はほとんどいない状況です。


マスコミ受けするようなキャッチフレーズや見栄えを前面に出した地方の行政ぶりです。

こんなことで日本の寒村は救われるのでしょうか?

こんなキャッチフレーズが、住民のみなさんに浸透しているとも思えません。
はたして、観光客を招くことができるのでしょうか。。。。。
どこにでもあるような田舎村です。
地域経済にインパクトを与えるようなお客様が継続的に訪ねてくるとも思えません。


今回の台風で大きな被害を受けた地域もこんなところかもしれません。
大きな被害が出てしまいました。
文明と自然と歴史がうまく共生していかなければいけません。


そういえば、今回の台風に大きな被害を受けた奈良県の十津川村も、この「日本で最も美しい村」連合の加盟村です。
確かに美しい村のようです。。。。。。


今回の台風報道を見た部下が言いました。
「岡山(O‐KAYAMA)は大変ですね」と。。。。。。

紀伊半島は、和歌山(WA‐KAYAMA)なのですが。。。。。。。















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「新東名」のサービスエリアの役目は何? (GWドライブ紀行) [旅紀行・県民性の謎]

今年のGWは、東京から中国地方まで車で行ってきました。
5月2日(水)は休暇を取って、昨日6日(日)までの5連休を楽しんできました。

運転手は一人(というか一人旅でした)、片道600キロ強の旅程です。

2日(水)は大雨、東京の自宅を午前11時過ぎに立ち、現地に着いたのは20時半過ぎ。。。。約9時間半の長旅でした。

立ち寄ったSAは、新東名:藤枝、新名神:某所(忘れました)、中国道:加西の3カ所。仮眠を1時間弱、あとはトイレ休憩です。
眠くなるといけないので食事はなし。
因みに給油もなし。。。。。ずいぶん燃費が良くなりました。

平日だったこともあり、渋滞は、中国道で「宝塚トンネル」を先頭に14キロ(約1時間ロス)だけでした。
スピードメーターは、ほぼ時速80キロ、のんびりと左側の走行車線を走りました。

帰京は、5日(日)の夜21時30分に現地を出発しました。
22時に中国道に乗ったのですが、なんと次から次へと車が来るのです。

さすがにGWの最終2日、渋滞です。
中国道:宝塚トンネルを先頭に渋滞15キロの表示です。
急ぐ旅でもないものですから、渋滞手前の中国道:赤松PAで休憩です。30分ほど仮眠をとりました。

23時を過ぎてから、再出発をしたのですが、なんということでしょう。。。。。
渋滞は解消するどころか伸びているのです。
中国道:吹田を先頭に20キロ強。。。。。

漸く渋滞を抜けたら、また「新名神」で渋滞情報です。
手前の名神:草津PAで休憩です。1時間ほど仮眠をとりました。

午前1時ごろです。NHKラジオの「ラジオ深夜便」に聞き入ってしまいましたが、さすがに眠くなってしまいました。
伊勢湾岸道:刈谷ハイウエイオアシスでまた仮眠。
3時間ほど眠ったでしょうか。。。。たしか午前7時半過ぎに再出発です。

富士山が見たかったので帰路も「新東名」へ。。。。
名古屋から東京まで約300キロ、ノンストップです。
日曜の午前だというのに、「綾瀬バス停」を先頭に渋滞5キロです。
不思議なことに、綾瀬バス停を通過したら渋滞は解消です。

東京の自宅についたのは午前11時半。。。。。「ふぅー、、、、やっと無事戻ってきた!」


さて感想です。

1.新東名のSAは、ほぼ全部「満員」「混雑」「FULL」の表示です。

①開通してまだ半月足らずの目新しさ
②「ショップが充実」とテレビなどが伝えていた

せいでしょうか。。。。。どこも満員で、立ち寄る気もわきません。


2.SAに止めた車の中で仮眠している人が目立った。

①実は、以前からそうだったけど、たまたま小生が気づかなかっただけ。
②GWのため人が多かっただけ。
③関越道のバス事故の影響で、「睡眠不足」のままの無理な運転を避ける人が増えた。

ということでしょうか。。。。。。


素朴な疑問です。

SAっていったいなんだったのでしょうか。。。。

①トイレ
②食事
③仮眠

等々、安全運転や快適運転のための休憩場所だったはずです。

ところが最近は、まるで「SA(サービスエリア)に立ち寄る」ことがドライブの目的化してしまっているようです。


SAを楽しむかのようなみなさんが増えたせいか、トイレにも行けず、仮眠もとれないまま運転せざるを得なくなってしまいました。

ショッピングやレストランのモールも必要かもしれませんが、単純に「トイレ」と「簡単な食事」と「仮眠」ができる「PA(パーキングエリア)」を、SAの間に作ってほしいものです。

必要がなかったと言えばそれまでですが、名古屋からノンストップで帰ってきたのです。



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高速の長距離バスの速度は。。。。? (GWドライブ紀行) [旅紀行・県民性の謎]

GWは、「車で東京から中国地方まで往復した」という話を昨日書きました。

素朴な疑問がまだあるのです。


小生が、「中国道」に乗ったのは、夜の22時です。
急ぐ旅でもないので、ほぼ時速80キロのノロノロ運転で、左側の走行車線を走ってきました。

ところがどうでしょう。。。。
東京行の高速路線バス何台かに追い越されてしまったのです。

どのバスも制限速度を超えたスピードです。
この前の関越道で事故を起こしたバスとは違い、「ツアーバス」ではなく「高速路線バス」です。
どのバスもスピード違反です。
しかも、追越車線(右側の走行路)を走っていたかと思うと、急に走行車線(左側の走行路)に入ってきたり、また、追越車線に飛び出したりの繰り返しです。
乗客のみなさんはご気分が悪くなったりしないのでしょうか。。。。

まるで「お前がノロノロ走っているからだよ!」と叱られてしまいそうです。

でも、小生は制限速度で一番左側の車線を走っているのですから、文句を言われる筋合いはありません。


「そもそも遅い!」とおっしゃるのなら、最高速度の上限を引き上げてください。

警察は管理がしずらいかもしれませんが、
走行車線ごとに最高速度を決めてもらいたいくらいです。。。。



昔々、

「狭い日本!そんなに急いでどこに行く?」
「ゆっくり走ろう東海道!」

みたいな標語はなかったでしたっけ?

ツアーバスだけじゃなく、「高速路線バス」の運行状況もこの際だからチェックしてください。
600キロのドライブはやはり眠いものですし。。。。。。


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中国地方の寒村が抱える悩み [旅紀行・県民性の謎]

GWに、中国地方のとある寒村の町議会議員の方から、話が聞きたいとお招きをいただきました。
旅行方々、マイカーで、600キロ強のロングドライブを楽しんできました。


開口一番彼が訪ねたことは、「景気はいかがですか?」でした。

これと言って特筆するようなことのない、山奥の寒村です。

1.世の中の景気の流れとは無関係に寂れていくばかり
2.少子高齢化が進み、高齢者ばかりで活力がない (このままでは、町全体が限界集落になりかねない)
3.めぼしい産業もない
4.観光資源もない
5.名産品もない (あったとしてもどこかで見かけたようなものばかり)
6.美味しい食べ物がない
7.一年を通じた気候も良くない(雨が多く、冬は寒い)

等々、ネガティブなことばかりに思考が行ってしまいます。


「住めば都」と言いますから、お住まいの方々からすれば「ふざけるな!」と言われてしまいそうです。

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議員氏の生業の「木材関係のお仕事」も、先行きに明るさが見えないとのことのようです。
彼的には「宿泊施設のようなもの作り客を呼びたい」という思いもおありのようです。

銅像、ホテル、ゴルフ場。。。。かつては、ビジネスに成功なさった方が行きつく先です。
これと言って、ビジネスが拡大するものでもないようです。



小生から少し質問をしてみました。

1.消費税増税はどう思うのか?

彼としては「消費税引き上げは賛成せざるを得ない」というのが本音のようです。
税収を上げるには、やはり、他の税収には期待できないと。。。。。

※案の上、所得を抑え、経費の大半は、会社の経費で落としているとのこと。


2.町長主導のキャッチフレーズ政策は町民に受け入れられているのか?

「耳にやさしい」言葉ばかりだけれども、町民の大半は無関係・無関心と言われている。
「やっている人たちだけに充実感のある政策である。」と批判されている。

※傍目で見ても、浮いているとわかる、住民にはほとんど寄与しない政策のようです。
「私らには関係ない」と村人が言っていました。


3.時折、NHK等々のマスコミで取り上げられていることもあるが、あれはテレビ局の独自取材か?

こちらから呼んで取材をしてもらっている。マスコミが自発的に取材に来るようなイベントはない。


4.どうせなら「老人天国」にしたらどうか?

住民票を移されたら、地元の負担が増えるので、老人を呼ぶことは止めている。


5.マスコミでも有名な地元選出の国会議員はどう考えているのか?

彼らは、地元のことなど何も考えていない。
浮世離れした話が多い。


6.大阪の橋下市長のやり方はどうか?

あれは都会の発想であり、ここにはなじまないし、賛同できない。


彼から質問されました。

A.町長は「安全・安心」を標榜しているがどうか?

⇒日本全国「安全・安心」と言っている現在、それは当たり前のことであり、強調するまでもないこと。


B.工場誘致はできないか?

⇒無理。労働力もなく、広い土地もないところに立地するくらいなら、海外に行くはず。
タイの洪水の時、タイの人が来日し、日本人を指導した姿を見たら、敢えて日本が比較優位とも言いづらい。

インターネットを活用したビジネスで人を呼ぶにしても、徳島県のようにソフトハウスを呼べるほどの魅力もない。



うーむ「八方塞がり」です。


小生が「東京の規模縮小」を提唱するのも、こういう立ち遅れた地域の課題を解決する方策の一つになるのではないかと思うからです。


はてさて、皆さんならどんなご提案をなさいますか?


帰り際に、2~3個の提案をしておきましたが、「おそらく取り入れられることはないんだろうなぁ」とむなしくこの寒村を後にしました。


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今年の「小夏」は美味しいぞ!(高知) [旅紀行・県民性の謎]

南国土佐:高知の空港に降り立った時、その陽射しの強さに驚かされたものでした。

高知の人たち(特に女性)の間では、陽射しの強い日は「こげる(焦げる)」と呼ばれています。


高知には美味しいものがいっぱいです。

部下に聞いたら、開口一番、
「高知はトマトがおいしいですよ!」
とのこと。

確かに、美味しいのです。
今でこそ、スーパーでもその名前を見かけるようになった「フルーツトマト」というそうです。

今の時期なら、「イタドリ」という野草、他の地域では「ただの草」にすぎないのですが、ここ高知では油でいためて煮たものがご飯のお供として食卓に並んでいました。


冬になれば「文旦」の甘さに驚かされ、「文旦」が終わるころを待っていたかのように、この「小夏」が登場するのです。

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まん丸いレモンのようなかんきつ類です。
食べ方はというと、リンゴのように果物ナイフでくるくると皮をむき、小さく16等分くらいにして食べるのです。
気の利いた飲み屋さんでは、デザート的に出てきます。

今年も、GWの初めに、かつての部下が送ってきてくれました。
「甘い!」
今日、最後の一個を食べきりました。。。。。



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「鳥取美人物語」という車内広告を発見しました [旅紀行・県民性の謎]

日本の弱小県を上げる時、必ず名前が出てくるのが「鳥取県」かもしれません。

東京や東日本の人には、島根県と鳥取県の区別もできないよう人が多いようです。

ちょうど、西日本の人が「群馬県と栃木県の区別ができない」のと同じくらいに・・・・・
ただ、悲しいことに、「島根県米子市」というようなテロップを、今でも時折テレビのニュースで見かけます。


そんな鳥取県だからでしょうか。。。。。

今年は春からメジャーな企業のCMで「鳥取」紀行が流されています。


先日飛び乗った電車の広告スクリーンで、「鳥取美人物語」というのが目に入ってきました。
鳥取美人なんて聞いたこともないせいか、記憶に残りません。

ホームページでは、「秋田美人、加賀美人、京美人、越後美人とならんで日本の五大美人といわれる」とのこと。。。。初めて聞きました。



ANAのCMのようです。
帰宅して、ググってみたら、残念ながら、松葉ガニのもらえるキャンペーンは終わっているみたいでした。
2012年1月16日~3月16日搭乗分までのようです。

サイトをよく見ると、2012年7月1日(日)~10月31日(水)搭乗分からまたキャンペーンが始まるようです。
『鳥取美人を体験しよう』と。。。。。女性向けの企画です。
「鳥取に美人が多い」という意味ではなく、「鳥取に行くと美人になったような気がする」と解釈してしまう不思議なコメントです。

「人口が少なく高齢者の多い鳥取に行くとあなたも美人のグループに入ります」
ということかもしれません。


そういえば、鳥取では糸電話文化のようですが。。。。。。
どうも知名度が定着しそうにありません。

鬼太郎もコナンも鳥取生まれなのですが、「優秀な人材はみなさん県外でご活躍」と言ったら叱られてしまうのでしょうか。。。。


「サンライズ出雲」に乗りたいのですが、週末は予約でいっぱいのようです。




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東海道新幹線でFM放送が流れていることを知っていますか? [旅紀行・県民性の謎]

最近はあまり知らされなくなりましたが、東海道新幹線の東京~大阪間では、FM放送が流れているのです。
ご存知でしたか?
飛行機では各座席のイヤホンジャックにイヤホンを差し込めば、音楽や落語や英会話などを楽しめますね。
実は東海道新幹線でも聞くことができるのです。

JR東海のホームページを見ると
「新幹線車内ミュージックサービス」というご案内があります。

[本]
JR東海及びJR西日本の東海道・山陽新幹線には車内ミュージックサービスとして、NHK第一放送を含む5チャンネルの放送を新幹線車内でお楽しみいただけます。
と。。。。。。

■グリーン車の場合

お手持ちのイヤホン(3.5φステレオヘッドホン)をオーディオ操作パネルにあるジャックに差し込んでいただき、お好みのチャンネルを選択してお楽しみいただけます。イヤホンは車内でも販売しております。(定価350円)


■普通車の場合

お手持ちのFMラジオで各種音楽や、 NHKラジオ第一放送がお楽しみいただけます。 チャンネル毎の周波数は、76.0MHz・76.6MHz・77.5MHz・78.8MHz・79.6MHzです。


と「グリーン車」と「普通車」では聞ける方法が少し異なりますが、FM放送が聞けるのです。
かつては、「出張ラジオ」を携行していましたが、壊れたこともあり、今は「携帯電話」のFMラジオで楽しんでいます。

※最近の携帯電話はラジオが聞ける機種が少なくなったようですが。。。。。(携帯ショップの店員さんもよくご存じないみたいです)


週末(土・日)に、東海道新幹線に乗る時には、可能な限り17:00~19:00の間は新幹線の車内にいるような時刻の列車を選ぶようにしています。

理由はと言えば、車内で「NHKラジオ第一放送」が、FMラジオで聞けるからです
トンネルの中でも途切れることなく、くっきりと聞き取ることができます。

ご存知「地球ラジオ」を楽しんでいます。


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先日、「のぞみ」に乗った際、どうもチューニングがうまくいかないので、車掌さんに聞いてみたのです。
その車掌さん曰く、

「グリーン車ではFM放送が聞けますが、普通車では聞けません」と。。。。。

車掌さんですらご存じないようなサービスですから、おそらく乗客のみなさんの中にはご存じではない方も多いのではと、残念に思ってしまいます。

なくさないでくださいね。。。。。。




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新東名のSA・PAは「藤枝PA」(上り)がお薦めです [旅紀行・県民性の謎]

今年の夏休みも、車で遠乗りをしました。

東名~新東名を使ったのですが、やはりSAやPAには苦笑してしまいました。

GWの時は、結局、名古屋から東京までノンストップで帰ってしまいましたが、
今回は、真夜中に東京を出発して、下り線「駿河湾沼津」の駐車場で仮眠をとることにしました。

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目覚めたのは早朝6時半ごろ。。。
隣に止まっていた車の人たちも起きだしています。
周辺を散歩したり、建物の中のトイレに行ったり、

食べ物や飲み物は、出発の時に積み込んでいたので、特に興味もなかったのですが、
建物の中を覗くと、かなりの人がうろうろしています。
テレビで紹介されたパン屋さんにもかなりの人がいます。(お目当てのパンは、時間的にまだ売っていなかったですが。。。。。)

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7時開店の蕎麦屋さんの前にも人が並んでいます。
これから旅に出る(長距離ドライブ)というのに皆さん余裕の様子です。

結局、渋滞情報とかが表示してあるスポットも見つかりませんでした。

車に戻ると、駐車場は渋滞表示のようです。

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まるでショッピングモードみたいなSAなので、本来の休息の役目を果たしてくれません。
車の回転が悪すぎます。



東京への帰り道、藤枝PAに入りました。
周辺にはお茶畑があたっりで「静岡気分」を感じさせます。

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(写真は下り線「駿河湾沼津」)


駐車場も広く、誘導のおじさんも機敏です。
トイレに向かうと、ミストクーラーが噴き出ています。
なんだか気が利いています。

杉(?)の壁張りのトイレもなんだかおしゃれでしかも清潔です。
渋滞情報を確認して、お店を覗くと、気さくなレストランが。。。。。
売店でお茶を試飲して、車に戻ったのですが、なんだかゆっくり休憩できた感じです。

全てのSAやPAに立ち寄ったわけではありませんが、この藤枝PA(上り)は、いいなぁと思ったPAです。

そういえば、真夜中に立ち寄った関西地区のSAは最悪でした。
ゴミ箱の周りは、ごみがあふれんばかりです。
どっと疲れが出てしまいます。
たまたまお掃除の直前だったのかもしれませんが、こういう時期なんですから、「特設のごみ入れ」があってもいいかもしれません。

トイレも言わずもがなです。。。。。

ゆっくり、ゆったり休憩ができるPAこそ「いいPA」ではないでしょうか。。。













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夏祭りは心も躍る・・・・・・スーパーよさこい2012 [旅紀行・県民性の謎]

[るんるん][るんるん]高知の城下にきてみーや。。。。

[るんるん][るんるん][るんるん]とさ~の高知のはりまや橋で。。。。。

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昨日は原宿~表参道が「よっちょれ」高知に占領された一日でした。

はたしてどれだけの人が、よさこい=高知と理解していたでしょうか。。。。

坂本龍馬が土佐出身であったのと同じように、ひょっとしたら「よさこい=高知」と理解している人は少ないかもしれません。


夏の終わりの原宿は「よさこい」一色でした。。。。

高知ファンの小生としては、心躍る一日でした。
初めて高知で目に耳にして以来、「よさこい」と聞くだけで興奮してしまいます。

日本全国、こんなに多くの人たちに浸透しているようです。
こんな夏祭りがあるでしょうか。。。。。。

坂本龍馬がそうであるように、もはや全国区です。
CHANELの看板と「よさこい」が同じところにいるのです。

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そして、「よっちょれ」の後にはお国自慢の言葉を交えて笑顔が弾んでいます。
山形の「花笠音頭」が「よさこい節」とうまく調和しています。


ただ、南国土佐のあの商店街の細道で焼き付けられたあの「よさこい」とは少し違うような気もなくはないですが。。。。


あのショーのような若者の衣装と踊りを見ていると、いつの日か、「お祭りも今風に変わってくるんだ」とも思ってしまいます。
でも、「うつ」で悩む若者たちがここで踊ったら、元気になるのかも!とも思ったりもしました。

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全国の「よさこい」の踊り子とそのファンの皆様に。。

やはり、あの鳴子(なるこ)の持ち方ひとつで踊りのうまい下手がわかってしまうものです。
高知の城下の踊り子の指先はもう少しエレガントです。
色気がありました。

膝を低くして伸びあがるように鳴子を鳴らすあの色気こそが、「よさこい」なのかなぁ! とか思ったりしてしまいました。。。。


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「佐野のラーメン」とアウトレット [旅紀行・県民性の謎]

先日から、「ラーメン」が食べたい気分でした。

昨日(2012.9.16)は、思い立って、栃木県の佐野まで行ってきました。
自宅からは約100キロ。高速を使えば、2時間弱の距離です。

お目当ては

1.佐野のラーメン
2.佐野厄除け大師
3.アウトレット

この三つです。
渋滞を避けるために、東京を午後2時に出発。

カーナビに従っていたら、どこで間違ったか、うっかり地道(国道)に降りてしまいました。
北関東にあるこのエリアはゴルフ場以外には行ったことがありません。
土地勘も狂いっぱなしです。

知らぬ間に高速も増えてしまったのでうっかり間違えてしまいました。
埼玉県、群馬県、栃木県の位置関係が今一つはっきりしません。

「佐野厄除け大師」のお参りを済ませ、今度はラーメン屋探しです。

「うどん屋さん」や「蕎麦屋さん」の看板は自然と目に入ってくるのですが、ラーメン屋がありません。
あっても人気(ひとけ)がありません。
「日曜日なのに休みなのか」などと思って覗くと、「準備中」と駐車場付近に立て看板があったりします。

そろそろ夕食の時間なのに。。。。。


あきらめて、アウトレットの中で食事をしました。
なんてことはない「東京でも普通に食べられる」メニューを選んでしまいました。


あるお店で、店員さんに、「佐野はラーメンで有名ですよね」と聞いたところ、

「たくさんありますよ。でも私は宇都宮から通っているので詳しくないんですよ」と。。。。


見渡せば、田んぼには黄金が輝き、畑には梨や柿が実っています。

豊かな土地柄なのでしょうか。。。。

それとも、私が気が付かなかったのでしょうか。。。

「ラーメンの街」と言う看板とか「アウトレット」の方向を指し示す看板が、少ないような気がしました。


今日は、近所の博多ラーメンでも食べに行こうかな。。。。









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東京のビルの屋上の光景。。。。 [旅紀行・県民性の謎]

写真をご覧ください。
東京駅八重洲北口にあるデパート:東京大丸の窓から写した光景です。

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ビルの屋上には何があるのでしょうか。。。。
屋上でのんびりしたり、バレーボールをしたり、キャッチボールをしたりなどという古い映画の一シーンが思い浮かんでくるかな?
と思ったら、ビルの屋上には、そんな広場は見つかりません。


この辺りには、まだ高層ビルは少ないので、少し高いところから望む景色には、少し時代物のビルが数多く見受けられます。
因みに、正面向う側の高いビルは「築地の聖路加タワー」です。


これらのビルの屋上にあるゴチャゴチャしたものの中には、「エアコンの室外機」らしきものが数多く見受けられます。
ビルというビルの屋上に、室外機がむき出しになっているのですから、東京は熱いはずです。
階下のビルの部屋の中が涼しければ涼しいほど、屋上から噴出される熱気はすごいものがあるはずです。


時折買い物に行く、郊外型のショッピングセンターの屋上階にある駐車場の出入り口付近の熱いことに皆さんはお気づきですか?
50℃くらいあるらしいとか。。。。。。


「天に唾する」ならぬ「天に熱風を吹き出す」のですから、お天道様もお怒りになられることがおありのようです。
「ゲリラ豪雨」となって、お天道様がお怒りになっておられるのかも。。。。。。










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巣鴨地蔵通りの「赤パンツ」 [旅紀行・県民性の謎]

おばぁちゃんの原宿と言われる東京「巣鴨」ですが、行ってみると老若男女をわくわくドキドキさせてくれるところです。

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巣鴨の「とげぬき地蔵」のお参りかたがた商店街をぶらぶらするとなかなか楽しいものです。

吉本のお笑いタレントの赤パンツでおなじみのお店「マルジ」。
赤いパンツや靴下が目に入ってきます。
レジを覗くと高額の支払いをなさっている方がいっぱいです。

・赤パンツ
・とうがらし入りの靴下
・防寒着各種

高級ブティックやファストファッションにはない親しみや意外性があります。

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そして、おなかが空いたなぁと思うと、大きな揚げ物定食屋の「ときわ食堂」。

エビ、カキ、アジ のフライがリーゾナブルなお値段で。。。。。
思わず寄ってみたくなってしまいます。

フレンチやイタリアンにはない親しみがあります。

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商店街の中には、魅惑的なお店もいっぱいです。

雑貨屋さん、お茶屋さん、大福もち屋さん、うなぎ屋さん、乾物屋さん 等々

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のんびりそぞろ歩くには程よいサイズの商店街です。


商店街の再開発・活性化を考えていらっしゃる方はぜひ視察をなさるといいところです。

ご夫婦やカップルにもなかなか楽しいところかもしれません。

本音で会話できるストリートです。

ただし、カップルの場合は、「一緒に焼肉屋に行くご関係」以上のお二人にお薦めします。

※くれぐれも初デートの場所には選ばないでください。


街行く人たちを見ていると、20代のお嬢様とおかあさんという組み合わせも多かったようです。



やっぱり、「赤パンツ」買ってしまいました。



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大雪の後始末 [旅紀行・県民性の謎]

わが家の周りでは、先日(2013.1.14)降った雪がまだたくさん残っています。

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誰もかかないのです。
というか、ちゃんとした雪かきの道具すらありません。
スコップはあっても「ゴム長がない」とか。。。。

雪が降った日にかいておけばよかったのですが、今日となれば雪の日に動いた車で踏み固められてしまって道路に凍りついています。


そればかりか、道路わきの家の中には、庇(ひさし)の雪を道路に落としたままです。

この程度の雪ならいいのですが、もっともっと降り積もったらどうしましょう。
救急車や消防車などの緊急車両はわが家まで来てくれるのでしょうか。。。。。


ごみ収集車は来ていただきました。

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この週末、車で出かけるのは止めました。



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スカイツリーから浅草へ [旅紀行・県民性の謎]

3連休です。

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好天に誘われてスカイツリーに行ってきました。
新しい東京の名所です。

地下鉄:半蔵門線を「スカイツリー駅」で降りたら、そこはもう「ソラマチ」です。
ずいぶんおしゃれな街に生まれ変わっています。

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すごい人出です。

東京の人はもちろん。

キャリーバックを持った大阪弁の方も多いようです。

それから、中国語も飛び交っています。
「春節」でしたっけ。。。。。

意外にも車は多くありません。
駐車場にも空スペースが目立つようです。
(やはり、ガソリン代も高くなったし、電車でやってくる人が多いようです。)

ソラマチの喧騒に飽きてしまったので、そのまま浅草へ。

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驚きました。
ここもすごい人ごみです。

「お正月みたいだ!」とどこかから声がします。

東京にも心躍るところがいっぱいです。

帰途、新宿の東急ハンズに立ち寄ったのですが、「旅行用品」売り場にはやはりすごい人です。
円安になったとはいえ、春休みを利用して海外に出かける人も多いようです。




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地方に「花」を! [旅紀行・県民性の謎]

今年の4月は、地方の方とお話をする機会が何度かありました。

上京された方、あるいは地方に出向いて話した方等々いろいろありましたが、共通して言えるのは、

①アベノミクス効果は波及していない。
・・・・・「相変わらず」とか「まだまだ」という発言が目立ちました。


②地方に「花」「華」「力強いキーワード」がない。
・・・・・求心力の中心になる言葉が見つかりません。


「地方分権」とか「道州制」とかとおっしゃる方もいらっしゃったようですが、どうもピンときません。

核となるものが見当りません。

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住民の方を通した政治家評価も芳しくないようです。
選挙に勝つかどうかの政治屋さんばかりで、「政治」家さんという方はいらっしゃらないようです。


地方にお住いの皆様にお願いがあります。
皆様がお住いの地方・地域はどんな長所がありますか。。。。。?

きっとあるはずです。

そして、

皆さんがお持ちの長所をもっと大切になさってください。

どんな花がよく咲くのか。

どんな花が似合うのか。

一面、いたるところに花を咲かせてください。



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「東名高速22時」・・そこはトラック街道だった [旅紀行・県民性の謎]

今まで、こんな光景を意識したことはありませんでした。

東名高速22時。。。。。

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横浜インターから名古屋に向かっての方向には、長距離トラックの列です。


トラックの列の邪魔にならないように、左側車線をゆっくり走行することにしました。

とろとろしていると、ルームミラーにトラックの影が迫ってきます。


みなさん!ありがとうございます。


いつもなら私がゆっくり家で休んでいる時間帯です。

経済や生活の動脈となって荷物を輸送されているのですね。


さすがです。
たとえば「宅急便」とかのような大手の運送会社さんのトラックは丁寧な走行です。

ついて走ることにしました。


それにしても、長距離バスのなんと早いことか。。。。。
そして、一匹狼的なトラックさん!少し乱暴じゃないですか。。。。
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そんなに急がなくても。。。。



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スタバもミスト [旅紀行・県民性の謎]

週末は、関越道を走って「日帰り軽井沢」を楽しんできました。

途中で立ち寄った「上里SA」での光景です。

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なんと、スタバの周りにミストが。。。。。。

なかなか気の利いたサービスです。


「新東名:藤枝PA」にも昨年の夏はありました。


水道代はかかるけれど、こういうサービスっていいですよね。

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ぶどうの勝沼で「甲斐路」を楽しむ [旅紀行・県民性の謎]

実は行ったことがなかったのです。

山梨県の「勝沼のぶどう園」のことです。


昨日はお天気もいいし「富士山でも見に行こうか!」と漫然と決めていました。

起床は8時半。BSで「トンイ」を見て、ゴミ出しをして、シャワーも浴びて。。。。。
出発は、午前11時ごろです。


まぁ、あてもない旅ですから、気合は入っていません。

首都高から中央高速は案の定渋滞していましたが、「お天気がいいので許す」状態です。
さほど苦にもなりません。

カーナビは山中湖にセットしてあったのですが、途中で、妻が「勝沼に行ってみない?」と言い出したのです。
車窓から看板でも見つけたのでしょう。

急遽、パーキングに入ってカーナビをセットし直しです。

行先も決まってないのですが、とにかく「勝沼」にあるワイナリーにすることにしました。

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驚きました!
一面がぶどう畑です。
こんなにいっぱいだとは、想像していませんでした。

勝沼到着13時ごろ。
「勝沼ワイナリー」のレストランでとにかく食事にしました。
微妙に時間もずれていることもあり、食事もそんなに待たなくてOKです。

お酒を飲まないし、車だし、「ワインが出たらどうしよう?」などと考えていたら、食前酒は「ノンアルコールのワイン(?)」が選べました。
美味しい。。。。
食前酒もお食事も、特にパンが。。。。。(お替りして、お土産用のパンも買いました)

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富士山は見えないもののほっとする景色です。

「勝沼ぶどう郷駅(かつぬまぶどうきょうえき)」(※)まで行ってボランティアの観光ガイドのおじさんの話を聞きました。
丁寧に町中の話をしていただきました。

※電車で来て、歩いていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
特に若いカップル、家族連れが目につきました。

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道中、目を付けたぶどう園に入ると、ここでも歓迎されてしまいました。

試食用のぶどうをいっぱいいただき、ぶどう談義を楽しんでしまいました。

このぶどう園には、90半ばのおばぁちゃんも店先に座っていらっしゃって、「90歳過ぎたら何もできなくなってしまって。。。。。」という話を聞きました

普通は『70歳過ぎたら何もできなくて。。。。』という人のほうが多いのですよ!」とお話を返し、おばぁちゃんのお顔の色つやの良さをうらやましく思ってしまいました。「ぶどうを食べて暮らすとこんなに肌にハリができるんだ」とかも。。。。

安かったこともあってそれなりにぶどうを買い込んでしまいました。。。。


この地域は稲穂が見当たりません。「お水が不足がちなのでコメ作りには向いていない土地柄」だとか。。。。
寒暖の差もありぶどう栽培に向いているとも。


町長の発案でできた「ぶどうの丘」にも登ってみました。
かなりの人出です。

東京から100キロ程度の距離で「ぶどう」という目玉もあります

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ぶどう畑のなかの一般道を抜けて、西湖~河口湖~山中湖へ。
あんなにいいお天気だったのに、「富士山は雲の中に。。。。」

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でも、ぶどうに満足してしまったせいか、特に残念にも思いません。

そして、御殿場に降りて、「アウトレット」で閉店まで時間をつぶしたのです。

珍しく妻も「また行ってもいい」と。。。。


帰りは渋滞もなく、お昼のパンと試食のぶどうでお腹一杯なせいか、夕食も抜きの一日になりました。

皆さんも是非。。。。。













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「足湯」 [旅紀行・県民性の謎]

三連休に初めて「足湯」を経験してしまいました。

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前にも行ったことのあるところでしたが、たまたまこの日参道の入り口に「日帰り温泉」がオープンしていました。

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ある店先に「足湯」があったのです。

人気がないのをいいことに、急遽、「浸かってみようか」という気分になってしまいました。

タオルはないけど、「ハンカチで拭けばいいや」という思いです。


のんびりと使っていると、人が増えてきました。

「さくら」の役目をしてしまいました。

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見ず知らずの方たちと、

「いいお湯ですね」とか「どちらからですか?」とか「帰り道はどういうルートで」などと他愛もない話もなかなかいいものです。

なんだか楽しいです。


混み合ってきたのを催促にその場を後にしました。。。。。


それはそうと、店の人は誰も来ません。

温泉街にあるわけでもないのでシンボルでもないようです。
「足湯」の客が「日帰り温泉」に入り直すこともないようですし。。。。。。

もし温泉がなかったら、薪をくべて足湯とか作ることもできたらいいのになぁ!

田舎町の駅舎の前にでも作って、汽車待ちの観光客を和ませてくれるのもいいかもなどと儲かりもしないことを考えてしまいました。

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