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銀行、証券、保険(金融機関?へのシュウカツ) [シュウカツ]

以前、生命保険会社の若い人から「同じ金融機関に勤める者」としてという趣旨のお話をいただきました。

実は、すごく違和感を抱いてしまったのです。
私の頭の中には、金融機関=銀行という発想しかなかったのですが
彼のカテゴリー分類には、銀行も証券も保険もみな「金融」ということのようです。

おそらく銀行に勤める人の多くは、保険や証券は金融業界だとは考えていないでしょう

おそらくそれなりに組織風土・ビジネス手法も違うようです。
思うに
銀行は「組織」で仕事をし
証券は「人」で仕事をし
保険は「商品」で仕事をしている
 ような気がします。

例えば、
銀行では、一人だけで融資決定はできません
まるで「自分ひとりでお金を貸すような仕草をする行員」がいたとしても、
絶対に一人で融資することはありません。
支店長の独断で融資を行うこともできません。
いわゆる「稟議書(りんぎしょ)」の押印欄(決裁欄)にはたくさん(複数)の人のハンコが必要です。
もし、一人のハンコだけで融資が行われていたとしたら、まず内部監査で指摘されてしまいます。

証券会社の基本は「人」です
その取扱商品は、株式であったり、国債などの債券はすべて市場(マーケット)があります。
証券会社はある意味ブローカー(売買の仲介をする人)です。
商品は単一価格なので、後はそれを媒介する「人」の器量とかセンスに大きく左右されます。
かつて山一證券の倒産がうわさされていた頃、マーケットで名前の知れた有名人(証券マン)たちは
早々と転職して(他社へ引き抜かれて)いました。

保険会社の基本は「商品」です
保険会社のことを「元受」とか「メーカー」とも言います。
銀行や証券と違い「媒介・仲介」機能よりも自らが商品を製造(開発)して売るという色彩が強いです。
主契約に特約をくっつけることにより、他社とは違う独自性を作り出しながら、片方で他社の類似品を作っていく
という特徴があります。
したがって、保険業界には代理店という制度もあります。

金融と漫然と考える人は多いのですが、
やはりどこか違うのです。
「組織」で仕事をする業界と、「人」で仕事をする業界と、「商品」で仕事をする業界。
としての微妙な違いがそこにはあります。

会社説明会でその企業の話を聞いたり、あるいはその業界の人の話を聞いたりするとき

そのあたりの違いを聞き分けながら業界を比べてみると面白いかもしれません。

先日、保険会社の偉い方が銀行員の人に対して、「皆さんは金融機関の人だから。。。」とおっしゃったのは
そういう素朴な疑問に一つの回答を与えてくれました。

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「やりたいことがない若者」…矢沢永吉トーク [シュウカツ]

一昨日(8月5日)のNHK「SONGS 矢沢永吉 Part2」という番組を垣間見たのですが、さすが矢沢永吉さんだなという場面がありました

それは若者とのトークタイムのときでした
ある若い女性が、彼に質問したのです
・私は、今、キャバクラで働いています
・でも、やりたいことがない
・どう考えたらいいのでしょうか・・・・

というような話だったと思います

さすが、矢沢さんです 彼は
①それは自分の責任である
②今の状況が居心地いいのでは?
③自分(矢沢)は、非常に「怖がり」である だから、絶えず何かをしなくちゃと考えてきた

と答えたのです
マネージャーとの間で金銭トラブルになった話もしながら、彼の人生観・職業観を交えながらアドバイスをされたのです

これは「成功した企業トップ」に共通です
多くの経営者は、気が小さく、臆病です
ですから、
①大胆なことや派手なことを嫌い
②仕事ぶりは、細かく・くどいのです

「細かい」を別の日本語に置き換えると「緻密」ということであり
「くどい」を別の日本語に置き換えると「徹底」ということです

「成功した企業トップの15カ条」の中でコメントしておきました
[本]
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-02-27

§8 『細かい』こと・・・・緻密
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-10

§9 『くどい』こと・・・・・徹底
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-09-11

というのもご笑読ください
矢沢さんのいう「怖がり」というのは「気が小さい」とも「緻密」とも「徹底」ともいう趣旨のような気がします
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芸能人はどんな「家」に住んでいるか。。。。 [シュウカツ]

拝啓 芸能人の皆さま

突然の質問ですが、みなさんはどんなお家[家]にお住まいですか?
①持家ですか?
それとも、
②賃貸ですか?
それとも、
③ご実家ですか?

[ー(長音記号1)][ー(長音記号1)][ー(長音記号1)][ー(長音記号1)][ー(長音記号1)][ー(長音記号1)][ー(長音記号1)]

芸能人が関わる、あるいは当事者になる出来事がテレビで盛んに報じられています
皆さんは、どんな風に受け止めていらっしゃいますか?

小生は、「この人たちが住んでいるのはどんな家だろう」ということに、知らず知らずのうちに関心を持ってしまいます

おそらく、覚せい剤事案で世の中を(特にマスコミを)賑わしている、女優のS、俳優のOさんともに賃貸マンションではないでしょうか。。。。
○○ヒルズ とか 港区 とか 青山とか 六本木とか 派手な地名がよく出てきます
しかしながら、みなさん賃貸マンションか他人名義のマンションだったはずです
「あんなに家賃が高いのなら、ローンを組んで持家にすればいいのに。。。。。」と考えるのは小市民なのでしょうか

お亡くなりになった大女優Oさんは、さすがに世田谷の高級住宅地の1軒屋です
ただ報道によれば、持病が悪化して閉じこもりがちで、最近では収入が少なかったとのことです
あのあたりのあのような建物では、固定資産税だけでも大変ではないでしょうか。。。。

「働く」ということの目標や目的は、各人めいめいで異なるのでしょうが、
働いて功をなした証として将来にわたっての生活基盤を築き、維持していけるのが大人の職業人です
働いて成功した結果を形にしたものの一つが「家」です

小生の自宅の近所にも
有名な俳優ご夫婦、プロ野球監督ご夫婦、有名ミュージシャンのお宅などが何軒かあります
東京ですからこういう方々も意外と身近にお住まいです
彼らの特長は、戸建の一軒家です
そのうちのあるお宅は、立て替えされ、マンション部分を作って、賃貸もなさっていらっしゃるようです
老後の収入源をそういう形で確保していらっしゃるのかもしれません

以前、大物演歌歌手のIさんのご自宅も近所にありました
バブル絶頂の時の買い物のようでした
すでに、今は、別の方がお住まいです

ときどき、近所のスーパーで、テレビよく出ているタレントのYさんを見かけていましたが、最近はお見かけしません きっとどこかに持家でも取得されたのでしょうか。。。。

テレビによく出ていらっしゃる皆さんは、とかく派手に映りますが、堅実に人生設計を立てていらっしゃる方も多いのも事実です

ただ、以前書きました
「芸能人やスポーツ選手には融資はしにくい」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-04-30
という記事をご笑読ください

銀行員が「芸能関係の派手な方を見る」とこういう見方もある ということです


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だからあなたは就職が決まらない(就活のための10か条) [シュウカツ]

昨日のニュース番組で大学生の就職が決まらない。。。。的な特集をやっていました。

すべてがこの不景気のせいだとも思われるような伝え方でしたが、サラリーマンの先輩として少し小生の思いを述べてみましょう。

おそらく、この不況下でも、いわゆる「内定」をもらえる人は、複数の内定を貰い、どこに決めようかとお悩みなのではないでしょうか。

あるいは、企業人の先輩から見れば、「こんな人をとりたい!」と100社100様のお考え・ご意見をお持ちだと思います。
人材は最大のコストです。 「モノ」は取り換えたり選び直すことができますが、「人材」はそういうわけにはいきません。
・・・・企業は「いい人材」を求めているのです。不景気は「いい人材」をとるチャンスなのです。 もし、あなたの就職が決まらないのだとしたら「あなたに魅力がないから」です。

小生の経験と独断と直感に基づく「就活10か条」を披露しましょう。

まず大前提として、「見た目」で決まるということを意識しておきましょう。
①所詮、人が人を選ぶものです。 採用の担当者・面接官の経験に基づいた第一印象とか直勘・直感は大きなウェイトがあります。
②最近では、コンサルタントの方が跋扈されているようですが、芸能人やアイドルタレントを選ぶのではないということを踏まえておいてください。
③ペーパー試験もありますが、それは大学生活を普通に送っていれば答えられるものです。
④人生は80年時代です 生まれてから、ほんの20年くらいの方の中から選ぶのですから、将来像をイメージしているのは言うまでもありません。

では、小生が考える10か条をお話しましょう。

1.「さわやか」であること。
何を置いても、見苦しくないことです。
最近の学生のみなさんの多くに共通するのは
①暗い
②鬱陶しい
③汚らしい(清潔感がない)
というのが特徴です。

そのポイントは、
①髪型が鬱陶しい(うっとうしい)
・髪の毛が目に入りそうな方が多く、面接官がイライラしてしまいます。
・髪に、ブラシや櫛(くし)を入れましょう。
・もっと短めに、まさしく「さわやか」にカットしましょう。

②襟元をさわやかにしましょう
・ネクタイがルーズすぎます。
・ブラウスのボタンも、まじめすぎず、「セクシーすぎず」に気を配ってください。
・特にネクタイは、結び目を小さくきれいな▽(三角)になるように練習しましょう。
・以前の人は、日常的に盛装(正装)をすることが少なかったので不細工でしたが、昨今の若者ならもう少しこぎみよく着こなしてください。

③スーツ姿が似合わない
・就活に熱心すぎて、着ていらっしゃるスーツが汚れている人が増えました。
・サイズ的にも、やや小さめな方が多いようです(「ちんちくりん」と言います)。
・何度も言いますが、芸能人やアイドルを選ぶのではありません。 「普通の人」でいいのです。

④バッグが大きすぎる
何が入っているのでしょうか。
・女性の方へ・・・どこか旅行にでもいらっしゃるのですか?
・男性の方へ・・・なにかおじさん臭いです。
要領の悪い奴と思われてしまいます。

2.目は心の眼(まなこ)です
・目の雰囲気・様子がかなりの部分を語ってくれます。
・「落ち着き」「自信」の有無がわかってしまいます。

3.話し言葉はテキパキと
①歯切れの悪い回答・受け答えの人がいます。
②ぼそぼそと自信のなさそうなのも良くありません。
③「多弁」の方は、面接官の評価が分かれますので、何とも言えません。
・・・・ちなみに小生は多弁な方が好きです。

4.文章は、簡潔に。
①履歴書を読むのは一苦労です。 「だらだら」書かれると読みにくいのと読みたくなくなります。
②短い文章は、その後のビジネスの中で生きてきます(文芸作品を求めていません)。
③長くなるのなら、箇条書きや改行を使いましょう。
④「白ペンキ」(修正液)は禁じ手です。間違いは二本線で消してください。

5.大学時代は勉強するところです。
①少しくらいは大学でのお勉強のことが話せるようにしましょう。
②「なぜその大学を選び」「何を勉強し」「大学生活をどう送っているか」等々が話せるようにしましょう。
③面接官もかつては学生だったのです。 自分の学生時代と比べているのです。
④資格の有無は、大学生活を通した工夫や要領のよさの結果です。 ないよりはあった方がいいかもしれませんが、その資格を取ったストーリーが語れるようにしておきましょう。

6.バイトの話はほどほどに
①バイトが大学時代のすべてのように(あるいは学生ならバイトをするのが当然だ)的にお話しするのはやめましょう。
②バイトは「なぜしたのか」「なにを得たのか」「楽しかったこと嫌だったこと」を整理しておきましょう。
③「なぜそのバイト先に就職しないのか?」と面接官に思われないようにしましょう。

7.あなたの採用試験は、会社の玄関から始まっています。
①玄関の受付の人、人事部の受付、面接会場での受付等々、いろいろなところにその企業の方はいらっしゃいます。 そこでもあなたは見られています。
②特に、受付とトイレは要注意です。
・受付では、人柄の「粗さ」が出てしまいます。
・トイレでは神経質さが出てきしまいます。

8.ほのぼのとした家庭が覗える方は好感が持てます。
①ご家族やご家庭の状況を聞くことは禁じられています。
②しかし、ほのぼのとした育ちぶりが伝わってくることがあります。
③これは付け刃では備わるものではありません。

9.コンサルタントに頼りすぎないこと。
①コンサルタントの話は、ヒントにはなりますが、その企業で働いている企業人ではありません。
②「素」を評価します 別に特別なものは求めていないのです。
③就職してから、どうその企業に溶け込み、活躍していただくかがポイントです。
④面接官は、自分の
・同僚として
・部下として
・娘・息子の結婚相手として
評価をするのです。
コンサルタントの方がどう見るかというのはどうでもいいことです。

10.お父様やお母様のアドバイスを受けてください。
・最良のアドバイザーはご両親です。
・優れた人材であることは言うまでもありませんが、その前に常識人であってほしいのです。



少しだけ対策を。。。。。
1.若者である前に大学生であるということを踏まえて置きましょう。
・もはや、「若ければいい!」という時代ではないのです。
・大学生活をどのように送ってきたか・送っているか!がポイントです。

2.基本は変わりません。
・それは、自明の理ですが、もしわからなければ人生の先輩の生きざまを良く見聞きしましょう。
・また、頑固なのは嫌われます 普段から柔軟な思考・行動ができるような習慣を身につけておきましょう。

3.東京の方なら、暇を見て、平日の7時から20時まで、丸の内や大手町をうろうろしてみてください。
・人間観察です
・サラリーマンの姿が見えてきます
・嫌だと思ったことはやめ、これはいいと思ったことを受け入れたらいかがでしょうか

4.「なぜ」が語れるようにしておきましょう。
「たまたま」であったりしますが、結果として、「理由」が説明できるものです。

5.急には期待される人材にはなれないのです。 普段から結果的にベターな生活を送ってください。
人生には答えはありませんから。。。。



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若者言葉はヤバいですよ [シュウカツ]

いわゆる若者言葉というのがあるようです
ヤバい、うざい、きもい、はずい、むずい・・・・・・・

日常的に使っていると、就職の面接のときに、
①言葉がぎこちなくなったり
②思考方法が単純になったり
するようです

若者言葉も、ビジネスの現場に溶け込んでくると使わなくなってしまうものですが
就職の面接の時にはご用心ください
特に、受付や待合室では要注意です
とっさに出てしまうことが、印象を下げてしまうこともあるものです
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だから君たちは就職が決まらない(ある大学付属高校の生徒たち) [シュウカツ]

2010年3月末の大卒・高卒のみなさんの就職内定率は、80%を超えた程度の水準らしい
進路が決まらないまま、大学・高校を卒業していった学生・生徒のみなさんもいらっしゃることでしょう

小生の通勤電車の沿線に、ある有名大学の付属高校があります
最近では、エスカレーター式の付属高校は人気があるようですから、おそらく偏差値は以前よりは高くなっていそうなそんな高校です
そこの生徒たちは都心に入る手前の駅で降りて行くのですが、毎度のことながら、彼らと乗り合わせるとながらうんざりします

たとえば
①都心の手前の駅で降りるためか、奥に詰めない(出入り口付近で踏ん張っている)
カバンを床に置いたまま、携帯に夢中・・・・邪魔
③ネクタイ姿がだらしない・・・・首のボタンをはずし、ネクタイはだらしなく緩く結んでいる
言葉遣いがいまいち・・・・まるでお相撲さんみたいです
 ※女子学生が「・・・・・・・っしょ」とよく使います 今風なのかもしれませんが。。。。。

等々です
企業の採用担当者が見たら、このピリッとしない様子は敬遠してしまうでしょう

不景気だから採用が少ないのではなく
①機械化・IT化が進み人員が要らない
②こういうピリッとしない人材は使いにくい
③敢えてこういう人材を採用しなくても、人材はいる
等の事情を就職担当の先生はご理解されているのでしょうか

もし、お子様を、来春、こういう高校とかに進学させようとお考えの親御さんの皆さん
偏差値ばかり気にするのではなく、通学風景などもご参考になさったらいかがでしょうか

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就活は高校生活から始まっている [シュウカツ]

「私は大学に行くからまだ就活は考えていない」と言う高校生の皆さんへ
そして、高校の校長先生へ
それから、親御さんへ

実は、高校時代から就活は始まっているのです。

それなりの会社の場合、新卒の採用数には一定の枠があります。
採用試験は(多くの場合)、

①筆記試験
②適性検査
③グループ面接
④面接
等々があります。

面接では、
①履歴書
②成績表
③リクルーターからの報告
④他の面接官の面接記録
⑤筆記・適正試験結果

などを参考に話を聞いて行きます。
選考のプロセスや選考基準は各社で異なるのでしょうが、

「人物本位」というのが実情です。
ところが、同等のレベル感の学生がいた時にどうなるのでしょうか?
「両方採用する」ということも考えられますが、

実は、「履歴書」を見直すことがあります。
一つは、文章の書きっぷり。
二つ目は、字のきれいさ。
三つ目は、そう「出身高校」です。

採用は、短期間の少ない材料で決めてしまわなければいけません。
そこで「出身高校」が大きな決め手になってきたりするのです。

採用担当者は、
①全国各地で転勤をした経験がありますから、地元の高校のイメージがわかります。
②そもそもかつてはどこかの高校生でした。
③通勤の時とか日常生活の中で接する高校のイメージもあります。

そういうことも大卒学生の採用の決め手になっていくのです。

ところで、小生が通勤途中の駅に、それなりに有名な大学の付属高校があります。
この駅で降りる高校生の態度はどうもいただけません。
大学の名前が有名なのですが、高校のほうはいかがなのでしょうか?
どんな高校生なのかというと、

①制服の着こなしがだらしない。
②言葉づかいもいまひとつ。
③大きなバックを床に置いて動かない。
④出入り口付近に立ったままで、ほかの乗客の乗り降りにも無関心。
⑤ヘッドホン・イヤホンの音がうるさい。

この高校の生徒さんに特に顕著です。

これが今風の高校生像なのかもしれませんが、ピリッとしません。
実はこういうことも就活には影響してくるのです。

採用の時にイメージするもの
①タフか
②ルールは守れるか
③マナーはどうか
という三つのチェックポイントもあります。


この駅に止まるたびに「校長先生」にお会いしてみたくなってしまいます。

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第二新卒を採用したくないわけ [シュウカツ]

採用試験の時のチェックポイントは三つあります
もっとも、人や企業によりいろいろあるのでしょうが。。。。

その1 タフかどうか

はっきり言って慣れないうちは
①上司の言葉や指導には「きつく厳しい」ものがある
②なかなか職場に溶け込めない
③失敗の数のほうが成功の数よりも多い
等々、弱音を吐くようだと務まりません

その2 ルールが守れるかどうか

①時間
②約束
③ほうれんそう
④自己研鑽
⑤コンプライアンス
等々、守らなければいけないことがいっぱいです
先輩は、みなさん守り抜いてきたのです

その3 マナーがいいかどうか

ビジネスは「大人の世界」です
企業の看板を背負っています
マナーの悪い人は現場からは追放されてしまうのです

さて、
①もともと意図しない企業に就職してしまった
②就職した企業に思うように溶け込めない(馴染めない)
といった理由で、就職早々に退職してしまう若手社員もいらっしゃいます
そういう人を世の中では「第二新卒」と呼んでいるようです

若いうちだから「やり直しがきく」という見方もできますが

採用する企業の側から見れば
①溶け込む努力もせずあきらめてしまったのか
②「自分に合わない企業」というくらいなら、なぜもっと事前に研究しておかなかったのか
③その企業を悪く言うのなら、働いている人に失礼
というような思いがあります

①タフでもなく
②要領もよくなく
③マナーも悪い
と「成功しないサラリーマン」として三拍子そろっています

こういう人は、職場を変えてもなかなかうまくいくものでもありません

かく言う小生も、特に定見があって就職したものでもありませんが
なんだかんだと言いながら、面白おかしく(時に悔しく、悲しく)仕事をしています

それが仕事です





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君は中小企業に就職しますか? あなたはご子息を中小企業に就職させますか? [シュウカツ]

小生が大学生だった頃、OBを囲んで「就職セミナー」が開かれたことがありました

先輩の口から出てくる言葉は
1.仕事も勉強も「鼻歌まじりでやれ!」
2.大学で勉強したことなんか全然役に立たない

などと、強烈なご指導を頂きました


今にして思えば
1.「鼻歌まじり」と言うのは凄くよくわかります
・・・・肩の力を抜いて、臨機応変に取り組むと言うことかもしれません

2.「大学で勉強したこと」は大変役に立ちました
・・・・ただ、応用編ばかりで
①結論を出さなければいけない
②「知っている」ではなく「わかっている」そして「ここではこう使う」ということが求められる
③雑学は、コミュニケーションを円滑にしてくれる材料である
のだとわかりました

さてさて、週末のNHKテレビ これからの日本「就職難をぶっとばせ!」(10年12月25日(土))をご覧になりましたか?

就職できない大学生の実情がよく伝わってきました
中には大学一年生からインターンシップに参加する学生も出てきているらしいのです
学生の皆さんやその親御さんは気が気ではない状況だと思います

番組では就職の時期や企業の情報の流し方等々いろんな議論がなされてましたが、少し気になったことがあります

それは中小企業への就職の問題です

(学生側には)
1.企業の情報が少ない
2.業績や将来が安定していない
等々の不満があり

(企業側には)
1.学生は大企業志向が強く見向きもしてくれない
2.情報を乗せようにも、メディアは採り上げてくれない
等々の不満も見え隠れしていました

就職氷河期の問題点としては
①景気の状況を考えると大量採用はできない
②学生の大企業志向が強すぎる
③海外採用も増えており、採用者は日本人にこだわらない
④学生のレベルが落ちた
⑤企業の「解雇」制度が未発達で、働きぶりが悪い人が辞めない

等々、たくさんの意見が出ていました

また、中小企業の中には「採用したくても人が来てくれない」という悩みも大きく採り上げてありました

この番組の中では、いわゆる「中小企業」についての議論が少し物足りなかったような気がします

1.経済・景気対策を伝えるマスコミ報道では、
①中小企業は弱い
②中小企業対策を取らなければ、日本経済は大変なことになる
と、必ず決め台詞が出てきます

ところが、就職の話になると、「輝く中小企業」に生まれ変わってしまうのです

こんなひ弱な企業に前途ある若者に就職を薦めることは、そもそもあり得ないのです

2.中小企業に勤める親御さんはどう考えていらっしゃるのでしょうか?

わが子を、自らが勤める中小企業に入社させたいと親世代が考えているのなら中小企業には優秀な人材が殺到すると思います

現実はどうでしょうか?

3.大企業に勤める親御さんはどう考えていらっしゃるのでしょうか?

わが子を、自らが勤める大企業に入社させたいと親世代も考えているのなら大企業には優秀な人材が殺到してしまうでしょう

現に、政治家や友人等々の伝手をたどって働きかけがなされているのも実情です
その証拠に
親子〇代にわたる「鉄道マン」「先生」「銀行員」「公務員」「〇〇社」一家などと見出しを飾ることもありますね

最近ではどうでしょうか?
①少子化時代に、各地を転々と転勤していく大企業に魅力を感じないと言う人もいらっしゃるかもしれません
②両親や家族の面倒も見ず「単身赴任」を余儀なくされることも間々あります
③花形職場から外れ、若くして関係会社に出向させられるかもしれません

4.企業20年説、30年説の中で、大企業なら、部門毎にリスクを分散することもできます

しかしながら、ビジネスが単線的な中小企業には変化を泳ぎきる余力が乏しいかもしれません

5.「中小企業だから」と言う美名のもと、「給料」や「福利厚生」が抑えられている側面も見逃せません

誰かが言いました
学生だって、就職する時には「生涯所得」を意識してるはずだと。。。。
(ちなみに、大企業に就職しているはずの小生も毎回宝くじを買っていますが。。。)

6.中小企業のオーナー経営がやはりネックなのかもしれません

①オーナーの一言で、身分が失われる可能性がある
②オーナーは所得番付に載るような地域の名士でも、「中小企業だから。。。」と言う美名で給料や職場環境などが低く抑えられている可能性があります
③ロータリークラブの名簿などを拝見するとうんざりすることもあります
④オーナー筋の方々の所得と現場の方の所得格差が大きい場合がある
⑤オーナーの一言で経営方針が簡単に変わることも多い
⑥「滅私奉公」の風潮が残っている
等々、大企業に比べたら、やはり立ち遅れた部分もあります


さてさて、
①みなさんは中小企業に就職しますか!?
②お子様を中小企業に就職させますか!?

農業とて同じです。。。。。
・・・・・農業に就職する道はないのでしょうか!!!

今回の番組を聞いていて、思ったのは、
①手に職がある人は強い!
②なぜ都会で暮らしたがるのか!?
③地方や田舎に住みたくなるような政治・政策が必要である
④学生の皆さんは、就職・就社あるいは企業生活に悩まないように、たくましく勉強していただきたい
⑤大学は、就職選びのための休憩所ではない!
と言うことです








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新卒大学生の就職が決まらないのはビジネスチャンス (「外国語学校」の理事長と話したこと) [シュウカツ]

先日のニュージーランドのクライストチャーチの地震の報道を見ていて驚いたことがありました
被災者及びそのご家族の皆さんには、何と申し上げていいのか良くわかりませんが、

一つは
①外国語学校の「語学研修」にあれだけ多数の学生が参加していたこと
②卒業後の進路は、
・大学への進学
・旅行社などへの就職
などで順調らしいのです

二つ目は
①看護師さんが多かった
②しかも女性

と言うことです


こんな最中、ある地方都市の外国語学校の理事長と食事を一緒にしました

彼の学校は、
①日本の大学等に進学する外国人への日本語教育がメインです
②学生の大半は、中国からの学生です

ただ、昨今の日中関係を反映して、中国人学生の受け入れは減り続けているらしいのです
打開策として、
①ベトナム等の他国からの学生受け入れに窓口を広げていること
②日本の自治体、企業、学校等々へもアプローチしていること
※自治体の語学研修校として県の職員が派遣されてたとのこと

らしいのです



そこで、小生から次のような提案をしてみました

1.今、学生の就職が芳しくないことを逆に利用すること

学生の就職が上手くいかないのは
①企業の合理化努力やコンピュータやパソコンの発達から、人員が昔ほど必要ではなくなったこと
②学生の能力に課題があること
③定年延長の結果、新卒者を取らなくても、熟練高齢者の活用を優先していること
④契約社員やパートで、ことが足りること
⑤親が自分の働いてきた仕事を子供に継がせない(親の働いていた企業を薦めない)
などの理由があります

だからこそ
「大学の就職課」へ足を運んで見たらどうか。。。。 と

大学の就職課では、(おそらく)
①在校生の進路相談
②就職の決まらない者、新卒中途退職者の就職相談
をしているはずです

そこで、大学等の卒業生の就職問題は
①能力に課題がある学生は、いつまでたっても就職できないはず
②少子化の影響(恩恵)を受けた裕福な学生も多い
③団塊の世代がリタイアする数年後は、若者採用の機運が生まれる
④何らかの能力があれば企業は新卒にこだわらないこと
等を踏まえると、

「今こそ外国語の勉強で自分を磨く」ことが必要・・・・・・


2.企業に外国語を広めること・・・・特に若手経営者層に!

多くの企業は、もはや海外抜きには営業戦略が立てられない状況になってきています
①輸出入が中心の商社
②ものつくりのメーカー (現地生産 または 原料・資材の輸入、製品の輸出)
③旅館等の観光関連企業

どの企業でも外国語が欠かせない時代になってしまいました
特に、地方の中小企業のほうがその影響が強いかもしれません

となれば、
①中小企業団体の青年部 (中小企業の後継者の会)
②JC(青年会議所)
等、企業の後継者を客にしてはどうか。。。。。。



3.農業団体へアプローチしたらどうか

最近の農業の販路には中国・アジア諸国と言う大マーケットがあります
若い農業従事者も外国語を欲しているはず

したがって
①大手スーパーの契約農家や農事法人等の先進農家へアプローチすること
②(劣後的に)JA
※葬儀場に見られるように、JAは自らがやろうとします
などもターゲットになります

と言うような、いい加減なお話をしてしまいました



さて、みなさんならいかがアドバイスなさいますか?




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「働く女性は指輪をしていない」かも。。。 [シュウカツ]

今年も季節がやってきたようです。
先日、電車の中で、リクルートスーツを着た女性を見かけました。

おそらく女子大生なのでしょう。
ポチャッとしてかわいらしい女性です。

しかしなんだか違和感があります。
何だろうと考えていたら、右手の薬指にファションリングが光っているのです。

小生も何度か採用の面接を行ってきましたが、今まで指先が気になる女性には出会ったことはありませんでした。

気になったので、職場や電車の中を見渡してみると気がついたのです。
かなりの女性は「指輪をしていない」ということです。

いわゆる「結婚指輪」をなさっている方は見かけますが、カジュアルっぽい指輪をつけている人はきわめて少ないのです。

ファションリングやピアスのどこが悪いのか、決め手となる答えはありませんが、
小生ならこの女性は不採用です。

指輪をしていることが悪いのではなく、
①この違和感
②空気が読めてなさそうな雰囲気
が、不採用の理由です。

昨夜、駅から自宅への帰途、焼き肉やの前を通ったのですが、
学生の集団が店頭に集まっていました。

かわいらしい女子学生が発した言葉は、「焼肉食いてい!」


「KY(空気が読めない)」という言葉は、こういう若者に向けて発する言葉かもしれません。
「気遣い」とか「気働き」みたいな「言葉では説明できない」ものを相手に意識させることもシュウカツのポイントかもしれません。


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「短縮就活」ってなんだろうか? [シュウカツ]

昨日(2011年12月1日)の夕刊各紙は、「短縮就活」とか「2か月遅く採用解禁」等々の言葉が躍っていました。

中高年のみなさんは違和感がありませんでしたか?
小生が就職を決めたのは、大学4年の10月だったように記憶しています。

それほど景気が良かったようには思いませんが、今ほどバタバタしていませんでした。
今、多いと言われている「就活」は、大学3年生が対象です。
再来年の春卒業する学生を対象に、「遅い」と囃し立てているのが実情です。


ただでさえ勉強しないらしい大学生が、3年生の半ばで就職活動をするというのもなんだか変な話です

1.いい企業に就職したかったら、大学時代にきちんと勉強しなさい。
2.安定した企業生活を送りたかったら、大人になるべく準備を大学時代にしておきなさい。
3.ドロップアウトしないためにも、精神力を鍛えなさい。

といいたくなってしまいます。

大学が就職するための箔付けにしかなっていないような状況に違和感を感じませんか?

マスコミのみなさん、「遅い!」だなんてとんでもない!はやすぎませんか?
あなたが就職したときはいかがでしたか?

大学の多くは、年が明けて2月ごろには長い春休みが始まります。
この時期でもまだ早いくらいです。

大学は、学問や人生の勉強をするところだったはずです。

今バタバタしても、そのうち辞めてしまうような就職なら、十分「人づくり」をしても遅くはないのではないでしょうか?

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就活こぼれ話・・・・(ある大学の先生が企業の採用担当者に言われたこと) [シュウカツ]

銀行を辞めて、どこかの大学の先生をやっている人の話を伝え聞いたことがあります。

彼は企業出身だからということで、「就職担当」を任せられたらしいのです。
彼は職責を全うすべく、企業にお願いに行ったら、逆に企業側から注文が付いたらしいのです。


企業訪問をするのなら、事前に調べて来ていただきたい。
①どんな企業で
②何をするところ
くらいは勉強してきてほしいと。。。。


なんだかわかる気がします。

昨今の就活騒動を見ていても、エントリーがどうとか、説明会がどうとか、そういう話ばかりが先行していますが、はたして「働く」ということをどう考えていらっしゃるのでしょうか?

ネットにばかり頼らずに、企業概要のパンフレットを読みこなすことも必要です。
各企業が出している広報紙なども読んでほしいものです。

10年くらい前、採用担当をしていた時のことです。
学生のみなさんに共通した言葉は「自分を成長させたい」という言葉でした。
あれから10年が経ちましたが、彼らに会う機会があったら聞いてみたいものです。
「成長しましたか?」と。。。。

この抽象的な言葉を、学生のみなさんが必ず使っていました。
「またか・・・・」と思ったものです。

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ある就活学生が企業から言われたこと・・・・「今は一つの企業で終身雇用される時代ではない」と。。。。 [シュウカツ]

伝え聞いた話ですが、
大学三年生の学生が、就職の面接でこんなことを言われたそうです。


「今は、一つの企業で終身雇用される時代ではない」と。。。。。。


こんなやり取りがシュウカツの現場ではあるようです。

かっこよく言えば、
①途中で起業する。
②より条件のいい会社に転職する。

というようなことが一般化してきたようです。


でも、もしそんなことを両者が考えているのなら、こんな風に「シュウカツがたいへんだ!」と大騒ぎすることもないような気がします。


もっと熱くなり、とことん仕事をしてみよう! という若者は減ったのでしょうか?
たとえそれがどんな仕事なのかよくわからないとしても。。。。。


それはそうと、選考が始まっているのですね。


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「就職が決まらない」あなたへ [シュウカツ]

今朝(2012.9.1)の読売新聞の「人生案内」をご覧になりましたか?

「地元での就職を後悔」しているという人からの相談です。
相談の概要は

①相談者は20代半ばの男性
②今春、地元の企業で働き始めた
③都会に出て、東京のとある会社への就職を考えていた
④先に地元企業の内定を得た
⑤後に東京の会社も内定したが断った
⑥都会に出ないままなのは自分を否定することのような気がする
⑦やはり東京の会社に入りたいという思いが強く再挑戦を検討している
⑧これまで何度となく、チャンスを自分でつぶしてきた
⑨ただ、心配ごとをあげればきりがない

というものです。


さて、皆さんはどうご覧になりましたか?

自分に重ねてみた人、「就職できているのに贅沢な」と思った人、さまざまでしょうか。。。


回答はと言えば、

①頭で考えすぎないように
②人生は選択の連続
③悔やむのも普通のこと
④本当に都会で活躍したいなら、退路を断って行動しよう
⑤できない言い訳を探すのではなく、もう腹をくくって、地元で活躍する道を探しましょう
⑥「入社した会社で社長になる」「地元で起業をめざし資金がたまるまで今の会社で頑張る」といった目標を立てる
⑦あせりながらチャンスを待つという中途半端な状態で自己分析を続けるより、直感で決める時のほうがよい時もある


いわゆる大人の回答です。
私もこんな風に答えるでしょう。


なかには「あなたの人生だから」「一度きりの人生だから」「好きにしたら」などという耳にやさしいアドバイスを好む方もあること思いますが、この手のアドバイスで役に立つものはありません。


世の中の自由度が高まり、「何となく」「もやもやしたまま」「漫然と」という言葉が似合うように見える人たちが増えてきました。

「なんとしても這い上がらなければ!」とか「食っていかなければ!」と言ったハングリーな気持ちが前面に感じられる人も減りました。

ある意味「豊かなるが故の悩み」です。


①額に汗して頑張る
②へこたれない
③人の倍働く

こういう気持ちをお持ちですか?

「一芸に秀でるものは。。。。。。。」
とも言います。

確かに「天賦の才」によるもの幸運な方もあるのでしょうが、
普通は「努力」とか「工夫」とか「一生懸命」という言葉が背中を押してくれるものなのです。


かつて書いた
「だからあなたは就職が決まらない(就活のための10か条)」(2009-12-16)
という記事をよく読んでいただいていますが、読者の中には、「今さら言うなよ」とか「堅苦しい」という方も多いかもしれません。

しかしながら、働くということはそんなにイージーなものでもありません。

「血反吐をはく」まで働いてみるお気持はありますか。。。。。?


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スマホの液晶画面がひび割れてませんか? [シュウカツ]

先日、NHKの番組で、ある女子大生の就活(シュウカツ)の様子を採り上げていました。

彼女は、大学4年。150社を訪問したが、まだ就職の内定がもらえない様子です。
お気の毒というか。。。。大変です。


彼女を見てると、「やっぱり」という就職が決まらない事情もあるようです。

事情1 化粧が濃い

見た瞬間、「勘違い化粧だなぁ!」 と思ってしまうものです。
まるで、安っぽい風俗産業ででも働くかのようです。

特に、化粧が上手なわけでもなく、目の周りだけがアンバランスに目立っています。
彼女の世代では普通かもしれませんが、「下手」そのものです。

こういう化粧の方が、会社に入社したら「浮く」「不器用」「勘違い」
というのが目に見えてきます。
もう少し、「若い」「ナチュラル」という鮮度を意識してほしいものです。


事情2 150社受けて決まらないものは、1,000社受けても決まらない

おそらく10社程度受けたところでダメなら、就活戦略を練り直す必要がありました。
別に、各社が示し合わせて「ご縁」を感じなかったわけでもないでしょうが。。。。。
「やはり」と思わせる共通点があるのでしょう。


事情3 スマホの液晶画面がひび割れている

私にはそう見えたのですが、彼女の液晶画面がひび割れていました。

みなさんの持ち物で、(自分の身体以外で)最も高価なものはなんでしょうか?
意外にも「スマホ」だったりしませんか?


彼女のスマホの液晶画面がひび割れたままなのは、

①「高価」なので買い替えられない。
②「高価」なものなのに、取扱いがぞんざいだった可能性があります。

ここがポイントです。
オフィスや工場などの職場には、「大切」「重要」なものがたくさんあります。
「大切」「重要」なものを「丁寧に取り扱う」ということはとても重要なことなのです。

「使えるからいい」というものでもありません。
もし、就活の武器の一つが「スマホ」であるのなら、もっと大切に取り扱ってほしいものです。


事情4 相談相手が「スマホ仲間」

「ねぇ みんな! 相談があるの。。。。。」

と彼女は仲間にスマホを打っていました。


こういう相談は、大学の先生とか学生課・就職課にするものです。
もし「人生の一大事」であるのなら、専門家に相談するべきです。

もし相談できないのだとしたら、
①「組織のなりわい」や「社会の仕組み」を理解できていない
②就職しても「上司や先輩に相談する」という発想が見えてこない
とも思えてしまいます。


ただ、こういう話は、あの彼女に伝えても、もはや遅いかもしれません。

もし「シュウカツ」「就職が決まらない」と騒ぐのなら、こんなことも考えてほしいものです。

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「短期就活」という言葉への違和感 [シュウカツ]

大学生というのは3年生の12月から就職活動をするらしい。

私が大学生だったころは、たしか大学4年の10月くらいからだったような気がします。
そのせいか、就職は決まっているというのに、卒業式間近の3月になっても、有名企業から新卒生の採用を案内する「はがき」などの郵便が届いていました。

今をときめく有名企業からのご案内でした。


ところで、昨日の新聞は「2014年春に卒業する大学生の就職活動が1日、本格的にスタートした。」と伝えています。

◆大学生の就職活動 経団連は2011年3月、採用指針を改定し、13年春卒の大学生から、インターネットでの採用受け付けやセミナー開催といった企業の「広報活動」を2か月遅くし、3年生の12月からとした。学業に専念する時間を確保するのが目的。面接や試験などの「選考活動」解禁は卒業学年の4月1日。(2012年12月1日 読売新聞・・・YOMIURI ONLINEより)




これは来春卒業する大学生のことではなく、再来年(2014年)の春卒業する大学生のための企業説明会が解禁されたということを伝えるもののようです。


確かに、高度経済成長~バブル時代とは異なるのでしょう。
昔々、
①「大学を出たけれど」
②「学校の先生デモなろうか」「学校の先生シカなれない」
と言われた時代もありました。

企業の多くも、
①国際化
②高齢化
③コンピュータ化
の進展により、そうそう新入社員は要りません。

本当はいるのですが、とりあえず繰り回しが可能です。


私なんかの場合は、それほど高い「志」をもって就職したわけでもありません。
「大学4年だから、卒業して、就職しなくちゃ」「大学院に残れ! と先生も言ってくれないし。。。。。」
というようなこともありました。


今の若者はどうなんでしょうか?

大学に進学したら、特に高校・大学一貫校に進学したら、もう人生にレールが敷かれたかのように思っていませんか?


今の大学3年生に申し上げても処し方もないでしょうから、
大学1~2年生の皆さんに申し上げたいと思います。

「せっかくの大学です。

①勉学に励みましょう
②人生を考えましょう
③将来を考えましょう

スポーツするもよし、旅するもよし。
とにかく見聞を広めましょう。。。。

広く浅く、狭く深く。

せっかく大学に入ったのですから、いろいろチャレンジしましょうよ!

アルバイトと異性との付き合いだけではさみしいじゃないですか!


「上から目線」というなかれ!

「たくさんの時間」がありながら「短期就活」などという言葉に踊らされてしまうのは皆さんなのですから。。。。


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就職が決まった人に薦める本 [シュウカツ]

人様から、本を推薦されるのは、何となくかったるいものです。

※「かったるい」=「気がのらない」「だるい」という意味。
私が学生の頃若者がよく使った言葉です(おそらく東京方言です)。
ビジネスの現場ではまず使いません。

人様に、本を推薦するなんておこがましいことですが、


敢えて、ご紹介しましょう。。。。


シュウカツが終わり来春4月の就社に備えていらっしゃる方々、あるいは、すでに企業に就職して働いていらっしゃる若者のみなさんへ、ぜひ読んでいただきたい本があります。

退屈な時、不安な時、不満な時等々にお読みになったらいかがでしょうか。

「人事課長 鬼塚」 (集英社 渡辺獏人 著)
       ※私の手元には1巻から17巻まであります

「取締役 平 並次郎」 (小学館 新田たつお 著)
       ※私の手元には1巻から5巻まであります

こんな働き方もあるんだということを感じていただきたいものです。



2012年12月11日の日経新聞(夕刊)の「らいふプラス」というコーナーに、「変化の時代に働く」という記事がありました、

その中で、

「人事担当の部署に移りたい。移動を出しているのに、上司がまともに取り合ってくれない」。家電メーカーに勤める入社2年目のA男さん(23)は焦燥感をあらわにする。


大手日用品メーカーの物流管理部門に配属されているB子さん(24)も、今の仕事に対して「これは自分の仕事ではない」と違和感を抱えている。「目標の広報部門に早くたどりつきたい。それができないなら、会社を辞めて留学することも考えている」と言う。


と。。。。。。

ビジネスの現場で働いていらっしゃる方なら、「答え」はお分かりだと思います。


そういえば、この新聞記事の表題「変化の時代。。。。」とありますが、いつの世でも「変化の時代」と呼んでいるような気がします。


『チーズはどこへ消えた?』 (英語原題:Who Moved My Cheese?)という本もありましたね。。。。




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就職が決まらない学生の方のご意見について [シュウカツ]

「就職が決まらない学生」の方から、ご意見をいただきました。
おそらく、この問題に正解はないのでしょうが、私なりの考えをまとめてみました。

ただ、次のような課題があります。

1.「就職が決まらない」と嘆いていらっしゃる学生の方には、お力になれない考えかもしれません。

・・・・「今、そんなことを言われても間に合わない。もっと早く言ってくれ!」とお叱りをいただくかもしれません

2.「学生のみなさん」あるいは「学生の親御さん」あるいは「学校の関係者のみなさん」の考え違いがあるのかもしれません。

・・・・小学校を卒業したら中学校があり、中学校を卒業したら高校があり、高校を卒業したら大学があります。
残念ながら、当たり前のように、「大学を卒業したら仕事がある」とお考えになっていませんでしたか。。。。?

3.実は、企業は昔のようには人が要らないのです。

理由はと言えば、
①経済成長が鈍化したため、さほど人員はいらない。(減らしたい)
②パソコンの発達で、人手が要らなくなった。
③パート、派遣、外部委託あるいは転職という仕事の仕方ができたため、新卒でなければならないという発想に限定されなくなった。
④「雇用延長」のため、高齢者活用で人材の穴が埋まっている。
⑤企業寿命が短くなった。

というような受け皿としての企業サイドの事情があります

こういう状況を踏まえながら、就職が決まらない学生さんのご意見を読んでみましょう。

私も来年卒業の学生で、まだ内定が1社も取れていない学生です。 今の時代は学歴社会。だからなんだかんだ言っても学歴がよければ全て良しです。                                                                                    面接対策や言葉の使い方、スーツスタイルなどなど、そんなものは短期間でなんとでもなります。 しかし勉強(学力)はそうはいかないです。学力の遅れともなれば短期間ではとてもじゃないけど取り戻せないです。だから小学生の内からしっかりと基礎を固め、勉強はサボらずしっかりやっておくべきです。 じゃないと私みたいに取り返しのつかないことになってしまいますよ。                                                                                                   あと面接ですが、よく思ってないことをいうと採用担当者に見抜かれるとかって世間では言われていますが、実際はそうじゃないです。                                                     現に内定者の一人が、次選考試験案内を見て、「俺そんなことこれっぽっちも思ってないし。節穴か?(笑)」なんて言ってる姿をたくさん見たことがあります。                                                                                                                                                                             そんな奴でも内定もらえてるわけですから、面接成功の鍵は”いかに採用担当者の目を欺けるか”に全てがかかっているとおもいます。                                                    ですからその欺かせる為の練習を必死にするべきです。「御社のこういうところが素晴らしい。」だとか、「御社のこういうところに魅力を感じて。」だとか、「御社に入ってこういうことがしてみたい。」そんなこと思って働いている人なんて、いても本当にひとつまみいるかどうかだと思いますからね。                                                                                            就職する理由なんてただ一つ。みんな飯を食っていくために働くんですから。                      子供みたいな訳のわかんないこと言ってすみません。 しかし私の意見も間違えではないと思います。                              

    


このご意見について、私の考えを整理してみたいと思います。

1.「今の時代は学歴社会」かどうか?・・・・・否

昔は、「指定校制度」などというものもありました。
学歴どころか「学校歴」に縛りがあった時代があるのです。
はるかに今のほうが「学歴」に対しては緩くなっています。

2.「面接対策や言葉の使い方、スーツスタイルなどなど、そんなものは短期間でなんとでもなる」か?・・・・否

付け刃で対応できるほど甘くはありません。
たとえ「付け刃」だったとしても、就社して使えるものであればウエルカムです。
面接などの緊張感の高い中では、意外と演技はできないものです。

「スーツスタイルなど短期間でなんとかなる」とおっしゃいますがアイドルタレントの発掘オーディションではないのです。
「初々しさ」「学生らしさ」も大切なのです。

勘違いしていただきたくないのは、学生のみなさんは初体験でも、採用担当者は毎年のことだということです
「人材の採用」というのは、企業経営上の重要な仕事なのです。
「人材」という経営資源の仕入れなのです。品質を吟味するのは当然です。

「天然物」と「養殖物」の値踏みをしなければいけないのです。


3.「学力の遅れともなれば短期間ではとてもじゃないけど取り戻せない」か?・・・・・否

多くの企業では、
①入社後の集合研修
②通信教育
③資格試験
④OJT
⑤Eラーニング
とかなりハードかつ内容の濃いかつ成果が評価される研修=勉強が待っています。

大学での勉強の比ではないのです。

せっかく入社しても、早期退社となってしまう方の中には、「その企業に溶け込めない」というメンタリティに加え、この「ハードな研修についていけず脱落」なさる方も多いのです。
大学で勉強しているかどうかではなく、入社後の研修で自分のレベルアップ・能力開発が図れるかどうかのほうが重要なのです。

そういう意味では、学校教育の在り方や学生の皆さんの取り組み方が議論されてもいいのです。


4.「面接成功の鍵は”いかに採用担当者の目を欺けるか”に全てがかかっている」か?・・・・・・否

仮に演技だとしても、採用担当者をだますくらいの演技は許されるのです。
就社すればわかりますが、大学と違い「企業は入社してからが勝負」なのです。

当然のことながら、いつまでも演技は続けられません。。。


5.「みんな飯を食っていくために働く」か?・・・・・否

働き出すとわかりますが、給料もボーナスも後からついてくるのです!

「飯を食う」ためだけなら有名企業や大企業に就職しなくてもいいはずです。


「就職が決まらない」とおっしゃる方の中には、「いい会社に入って、楽に仕事をし、それなりに人から評価されたい!」と漫然と考えていませんか。。。。。。


以前も書きましたが、ホンダもSONYもパナソニックもトヨタも、すべて最初から有名企業ではなかったはずです。

①東京とか大阪のような大都市で働かなくてもいいじゃないですか!
②有名企業でなくてもいいじゃないですか!
③雨のかからないきれいなビルの中で働かなくてもいいじゃないですか!

いとわなければ仕事はいっぱいあります。
仕事を選んでいるうちに、仕事に選ばれてしまってませんか。。。。?


昭和23年秋田県生まれ。高校卒業後上京し就職。働きながら法政大学を出て、サラリーマンだった26歳のとき「人生を政治にかけよう」と志を立てました。代議士秘書、横浜市議を経て、平成8年衆議院選挙で国政に。 以後5期連続小選挙区当選。総務大臣や党選挙対策総局長を歴任し、現在、自民党組織運動本部長を務めております。

これは、今回の政権交代で内閣官房長官に就任された菅義偉(すが よしひで)衆議院議員のプロフィールです。
上京後は段ボール工場で働いておられたようです。

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他力本願にならないように。。。。 [シュウカツ]

先日のこと、NHKのラジオ番組で「25年目の平成 若者の可能性を拓く」と題して、ゲストコメンテーターの方がお話をされていました。
ゲストの方は、大学の先生とエッセイストの方でした。

耳に残った言葉だけをとらまえると、どうも違和感があります。

何かというと、
ゲストの方のお話は、

①現場をご存じない
②他人任せ
という印象が強かったのです。

具体的には、

.「国が。。。」「企業が。。。」という趣旨のことをおっしゃっていましたが

①国や企業に求める前に、若者やその親の価値観を変えること
②学校教育にライフプラン教育を入れること
もっと自助努力をしなさい
ということを言ってほしかった。

こんなに豊かな時代なのだから、人に頼ってばかりではなく、少しは自力でがんばんなさい!
ということです。

2.残業の多い働き方についてコメントなさってましたが、

①残業は、かつてのほうが多かった
過去はサービス残業が多かったため統計に載らない
③「私の年末年始は夜勤の4連続でした。ついでに職場で年を越しました。」という投稿者の方の問題は、労基法との関係を論じたほうがいかもしれません。

④あるいは銀行などのシステム変更はお正月休みとかGWに行われます。
もしそういうご関係だったのなら、宿命と考えてほしいものです。
年末年始にお休みのない職業もあるのです。
その部分だけを採り上げて、「残業が多い」というのも少し違うような気もします。

⑤おそらく多くの企業の場合、残業は減っています。だから収入も増えないのです。

私の30代は、ほぼ毎日22時~24時に帰社でした。
だからと言って、残業代がついていたわけでもありません。


3.就職が決まらないのなら農業とかもっと別の産業を選ぶことも薦めてください。
都会でサラリーマンとして暮らすことを前提にし過ぎです
(雇用面からの農業の構造改善が必要です)。


4.団塊の世代(※)が完全リタイアする5~10年後は一気に人手不足が来ます
そうなると大転職時代を迎えるはずです。

若者よあせらず力を蓄えよ!です。
あまりにも他力本願過ぎるコメントに辟易してしました。


※太平洋戦争が終戦を迎えた直後の昭和20年代生まれのみなさんです(実際には昭和22年~24年ころ生まれた人たち)。

現在、昭和88年ですから、昭和20年代生まれの方々は、今年で、59歳~68歳になられるはずです
後5~10年もすれば、この段階の世代が、職業生活から勇退なさいます


そうなれば、人手不足が生じるはずです

そのためには、今は、入社できる企業に入って、そこで力を蓄えるということです
そのうち、プロ野球のようにFA宣言して、球団を変わっていくことができるかもしれません。


都会で生まれて都会で育った皆さんにお願いがあります。

少し地方に転居していただいて、苦労をしながら、将来設計をお立てになったらいかがでしょうか。。。。

物価も安いし、何かしら仕事もあるはずです(求人は少ないですが、雇用の現場はあります)。

そこで、10年後を目指して、自分づくりをなさってみてください。


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就活の開始時期の是非よりも優先しなければいけないこと [シュウカツ]

先ごろ、
安倍晋三首相は19日、首相官邸に経団連の米倉弘昌会長ら経済3団体トップを呼び、大学生の就職活動の解禁時期を「大学3年生の3月」にするよう申し入れた。
(2013.4.19 産経ニュース)

とのことです。


世間ではとかく就活の時期ばかりが議論されますが、「学生が就職する」ということを皆さんはいかがお考えなのでしょうか?

先日、通勤電車の中でこんな光景を見てしまいました。
ある女子高校生(ある私立大学の付属高校)が、朝の満員電車の中で、作文を書いていました。
立ったまま書いているのですから、器用といえば器用ですが。。。。

どうやら、進学を希望する学部の進路セミナーがあって、その希望理由を書いているようです。
私の目の前で、そういうテーマを書いていました。

なんでも「志望は経営学部」だそうです。
理由はといえば、将来お店が持ちたいと。。。。。。

こんな時、進路指導の先生はなんてアドバイスをなさるのでしょうか・・・・・・?


ふと思いました。

経営学部を出たからと言ってお店の経営に成功するものでもありません。

・そもそもビジネスとして成り立つことなのか
・一人では経営は無理(役割分担が必要)ですよ

みたいなことをきちんとアドバイスできるのでしょうか。。。。。


就活の開始時期ばかりが議論になりがちですが、人生の大半が勤労(職業)生活なのですから、この勤労プランとかライフプランを大学一年生の時からあるいは高校生の時からきちんと教えておかないと、「どこに就職するか!?」ばかりがテーマになりがちです。


「医者になる」「弁護士になる」というように、大学に行くことの目的が明確になっていればいいのですが、ほとんどの学生は、

・職業志向が不明確
・大学の学部と希望の職業との連関が不明確

なのではないでしょうか。。。。。


この点をきちんと研鑽しておかないと、コンテストのような就職活動になってしまい、「就活開始時期」だけが重要視されてしまうのです。


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地元の「中小企業に就職」するための一つの見方 [シュウカツ]

就活(シュウカツ)というとマスコミなどに出てくる大企業や有名企業をイメージしがちですが、地元にもいい企業はいくらでもあります。

・なんとなく見栄えがいいような気はしますが、有名企業に就職して転勤人生や出世競争に巻き込まれるのがいいのか?
・地元の堅実な企業に就職して余裕のある人生を送るのがいいのか?
迷うところだとは思いますが。。。。

地元(地方)にもいい企業はたくさんあります。

「いい企業」の定義はなかなか難しいですが、財務面で見るのなら、「私募債」を発行しているかどうかというのも一つの公開された情報です。


金融が緩んだままの状況下の今ではあまり語られることがなくなりましたが、「私募債」が世の中に出始めた頃の銀行のうたい文句の一つには「いい人材が取れる」というのもありました。

「私募債」を出すには、「適債基準」というのがあって、自己資本や利益が一定の基準以上でなければいけません。
また、銀行も「この企業なら」という企業に発行を勧めています

どういった企業が「私募債」を発行しているかどうかを確認するには、地元の銀行のホームページを開いてみてください。
かなり多くの銀行が取り扱った「私募債」の発行状況を公表しています。


トップページの中の「ニュースリリース」というとこに出ているようです

たとえば、

「2013年〇月〇日 銀行保証付私募債(無担保社債)の引受」

というような見出しが出ています。

本私募債は、銀行保証付無担保私募債で、財務面等の一定の基準を満たす『優良企業』が発行できる社債です。
 当行では今後とも、益々多様化する企業の資金ニーズにお応えするため、各種私募債の取り扱いを通じて、 地元企業の事業発展に貢献してまいります。」
というようなことが書いてあります。

中には企業の内容が解説してあることもあります。
あなたがお住いのあるいはご関心のある地域の主だった銀行のホームページをご確認ください。
バックナンバーもありますので、数年前に発行した企業の状況もわかります。

※中には掲載していない銀行もありますのであしからずご了承ください。


ただし、「いい企業」というのは定義もいろいろありますから、「私募債」発行企業は財務面では銀行が推奨している企業」とでも考えてください。

財務面が優良な企業というのは得てして「仕事が厳しい」という側面もありますが、そういう企業に溶け込むことができたのなら仕事も楽しかったりします。

試しにご覧あれ!


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「中小企業へ就職する」ことへの不安と期待と。。。。 [シュウカツ]

12月1日から、2015年春に卒業する大学3年生の就職活動が始まったとか。。。。

私の頃は大学4年の秋でしたから、ずいぶん早いスタートです(これでも遅くなったらしいのですが)。


さて、大学生の皆さんは、どういう企業を希望していらっしゃるのでしょうか?

①給料が高そうで
②見栄えが良くて
③仕事も高級そうで
④福利厚生も充実してそうな
⑤誰でも経営トップになれる可能性のある
大企業への就職を希望なさっているのでしょうか?


それとも、堅実な中堅・中小企業を考えていらっしゃるのでしょうか?
でも、中小企業には
①信用力に不安
②給料も高くないかもしれない
③見栄えも悪い
④オーナー一族がトップになることが決まっていて、「経営トップ」になることはない
⑤勤務条件が大企業に比べると悪そう
というような不安がなんとなくあったりしませんか。。。。。。


私の知っている有力中小企業には、大企業よりも好条件でやりがいのある企業が数多くあります。

特に、何か得意分野がある方や意欲的で苦労をいとわない方は、中小企業なら存分に力が発揮できることが多いようです

たとえば、英語が使える方なら海外出張の多い企業も多いようです。外国語と現場力がマッチしたらそれはそれで強みなのです。
大企業よりもチャンスが多いということもあるかもしれません。
「事業承継」の難しさから「生え抜きの人を社長に!」という動きも出てきました

会社ぐるみでお祭りに参加したり等々地域密着度も高いものがあります。

・・・・・こういう企業はすでに狭き門であるのも事実ですが。。。。。



「その程度なのか!」と叱られそうですが、中小企業も就職先として研究・検討なさったらいかがでしょうか。。。。


ただ、「就活」をするのなら、大学に入った1年生の時から、時間が許せば研究されたほうがよろしいのかもしれません

みなさんは「就職活動解禁」になってから「企業研究」をなさっていませんか?

もっと早くから、大学生活を楽しみながら、「就職すること」「企業の様子」等々を考えてみたら「就活」姿も変わってくると思います。


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「法学部」へ行こう [シュウカツ]

ひょっとしたら、今時分は「大学入試」の真っ最中なのでしょうか。。。。。


巷間伝えられるところによれば、いつの間にか「法学部」の人気がなくなったとか?

「法学部」だからと言っても卒業生の誰もが法曹関係者になるわけでもありません。

サラリーマンになるのなら、どの学部でもそれほど関係ないのかもしれませんが、
特に思い入れのない方で、勉強することが苦にならない人なら、「法学部」に進学なさることをお薦めいたします

理由はというと、「仕事に役に立つ」からです。

大学で勉強しなかった人には関係ないのですが、従来以上に「リーガルマインド」を求められる職場が増えてきました
損はないはずです。

たしかに、道路交通法などの法規に支配される車の運転は、「法学部を出ているから運転が上手い」というわけでもありません。

ただし、ビジネスの現場ではその考え方や情報のポケットがすごく役に立つものです

もし、学部選択でお迷いの学生さんがいらっしゃるのなら、そしてサラリーマンになるのなら「法学部」進学をお薦めいたします。

もし役に立たないとすれば、「センス」とか「応用力」という柔らか頭の部分を磨くことも必要かもしれません。

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ある「就活女子学生」へのアドバイス [シュウカツ]

どうやら「就活」の帰りのようです。

帰りの通勤電車で、私の座席の向かい側に座った女子大生風情の若い女性は。。。。。


イスに座るとすぐさまスマホとにらめっこです。
ここまでは、よくある話ですが、「両ひざが開きだらしない格好」です。
就活生という「青い雰囲気」はあるのですが、座り方を見ただけで「どんくさい」ように見えてしまいます。

「のびのびしてる」という言葉とも違うような気がします。

就職選考は、企業側からいえば、「一緒に働く人を選ぶ場」なのです。


イスへの座り方などにも、今後の仕事の仕方のようなものまで見えてしまうのです。

家に帰るまで油断しないよいうにしませんか。。。。。


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スマホを置こうよ!シュウカツ生。。。。 [シュウカツ]

昨日のことでした、昼間の東京駅の中央線のホームで気が付いたことがあります。

そこには、明らかに就活中の女子大生の姿がありました。
彼女はスマホを持ったまま(見ながら)、ホームをエスカレーターのほうに歩いていました。

会社訪問が終わったところでしょうか?
それともこれから会社訪問に行くのでしょうか?

シュウカツには目当ての企業の社員の方々と話す機会も多いことでしょう。

そのためにも、

たかが駅歩きでも

①リラックスして次の行動に備える
②歩いている人、立ち止まっている人、街の光景等々をゆっくりと見ながら、シュウカツ後の人生に思いを馳せる(面接などの時の素養を高める)
③階段を踏み外したりしてけがをしないように心掛ける

等々の自分への配慮も必要です。

いいじゃないのそれくらい、細かいなぁ!

などというなかれ、

できる人」は自分への配慮もうまいのです

常時スマホを持ち歩くよりも大切なことがいっぱいあるのですよ。。。。!

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日本テレビの「女子アナ内定取消し問題」を単純に受け止めてはいけない [シュウカツ]

日本テレビの「女子アナウンサー内定取消し」が話題になっています。

〇アナウンサーに求められる「清廉性」とは何か?

〇テレビ局の人もこういう銀座のクラブに行っているのではないか?

〇かつて採用された人の中にはキャバクラに勤めていた女性もいる。

等々、単純に考えると「今さらなんで?」とか「それぐらいで?」というように見える事案です。


ところで、生命保険の「暴力団排除条項」というのをご存知でしょうか。。。。?

生命保険協会の約款例は、

当協会では、保険契約者、被保険者または保険金の受取人が、

反社会的勢力(*1)に該当すると認められるとき
〇またはこれらの反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係(*2)を有していると認められるとき

に、保険契約を解除するとともに、反社会的勢力等に該当した時以降に発生した保険事故については保険金等を支払わない方向にて取りまとめています。


(*1)暴力団、暴力団員(脱退後5年を経過しない者を含む)、暴力団準構成員または暴力団関係企業その他の反社会的勢力をいいます。

(*2)反社会的勢力に対する資金等の提供もしくは便宜の供与、または反社会的勢力の不当な利用を行うこと等をいいます。また、保険契約者または保険金の受取人が法人の場合は、反社会的勢力による経営の支配または実質的な関与があること等も含みます

ということを盛り込むように指導されています。


銀行業界でも、「銀行界における反社会的勢力との関係遮断への取組み」を強化しています。


「まさか。。。。」という風に思われるかもしれませんが、

暴力団の影響力を排除するため、各自治体では「暴力団排除条例」を制定しかなり厳格に取り組んでいます。

そして、各企業でもかなり厳格にルールの遵守を求められています。


今回の日本テレビの内定問題が、この「暴力団排除」の問題に該当するかどうかはよくわかりませんが、

学生のみなさん

大学などの学校の就職課のみなさん

におかれましては、「暴力団排除」の問題は「そんなに甘くない」と理解しておかれるべきだと思います。

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就活開始は大学4年の秋でよい・・・・「就職は人生のマラソン」の一つ [シュウカツ]

今年は、就職活動開始時期が3ヵ月遅くなり、学部3年の3月スタートになったということが話題になっているようです。

いわゆる「就活繰り下げ」です。

政府の「大学生は学業を優先すべき」との要請を受けたものだそうです。


みなさんはいかがお感じですか?

私の頃は、大学4年の10月1日が「就活」スタートでした。
今に比べれば、ずいぶん遅く、しかも卒業までの時間も少ない時期でした。


だから、取り立てて困ったということもありません。


大学3年までは「よく学び、よく遊び」ました。

大学4年になると卒業できるかどうかをチェックしながら、「夏休みが過ぎたら動くかなぁ!」という感じでした。
3年生までにかなり単位を取っていたかどうかがで4年生の生活が決まってきます。


さてさて今はどうでしょう。
遅くなったとはいえ、3年生でも就職活動です。
大学時代は「よく遊び、よく学び」ましたか?

と聞いてみたくなります。


マスコミなどに登場する「就活」コメンテーターの皆さんは、「就活」対象企業で長らく働かれたことがあるのでしょうか?

中学、高校、大学受験などの短期決戦と同じような勢いの「就活」への取り組み方にみえてしまいます。


ここで確認しておきたいのは、

1.「就職」は、人生のマラソンの一つです。

・・・・・就職後は定年まで40年くらいの期間があります。いきなりダッシュしなくてもいいのです。

2.企業は、「入社後」に鍛えます。

・・・・・集合研修、e・ラーンニング、OJT 一生勉強の日々です。

だから偏差値なんかないのです。
入社してからの「伸びしろ」も見ているのです。

だからこそ充実した大学生活を通じて基礎訓練を送ってほしいのです


大学生も、マスコミも、かくいう企業も何か勘違いをしていませんか!

今のうちに4年生の秋まで繰り下げたほうがよくありませんか。。。。。


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今からでも役に立つ「女子大生就活講座」(一工夫) [シュウカツ]

女子大生のリクルートスーツ姿がなぜか気になる昨今です。

電車の中、街角等々。。。。

不思議なことに男性のリクルートスーツ姿は見かけません(目に入りません)


ただ、こういう女子大生がとても気になってしまうのです。

私もかつては、採用の面接官をしたことがありますから。。。。。。

※面接担当者も「いい人を取りたい」と必死なのです。


髪が梳いてないですね・・・・さわやかさの基本です。

バックが開いたままですね・・・・「情報管理」はどこの職場でも厳しくなりました。だらしないと思わせたら負けです。

相変わらずスマホと首ったけですね・・・・姿勢も悪く、しかも笑顔が減ってしまいます。さらには歩くのがのろくなってしまいます。職場には「てきぱき感」が求められます。

朝の電車で立ったまま眠ったらだめですよ・・・・・昨夜何をしていたのですか?朝から「お疲れ感」いっぱいですよ。

⑤そういえば腕時計をなさっていませんでしたね。「スマホがあるからいい」と言っても職種によっては「スマホ」は禁じられていることも多いものです。企業研究の一つでもあります。


採用面接は同じような学生さんがお見えになります。

さりげなく「てきぱき感」や「さわやかさ」や「安心感」が伝わってくる人を選びたいと思うのは私だけでしょうか。。。。

大学時代に蓄えた力は、今さら大きくは変わらないのですが、少しの工夫で印象は大きく変わるものです


いろいろな業種や職種がありますから、一概には言えませんが。。。。。。。

人生80年超時代だと考えるなら、ちょっとした工夫が身を助けることもあるものです


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「オワハラ」と「就活」 [シュウカツ]

昨日の朝のテレビ番組でいわゆる「オワハラ」の問題を取り上げていました。

「オワハラ」とは、「就活終われハラスメント略してオワハラ」と呼ばれているようです。

企業からすればせっかく優秀な学生を見つけて内定を出したにもかかわらず他社にとられてしまうというのはどうにか避けたいので、内定が欲しい学生に対して、「内定をえさに就職活動を終えるよう迫る『オワハラ』を行う

とどこかのサイトにも書いてありました。

このテレビ番組によれば、「今年から『就活開始時期』が後ろ倒しになり短くなった」そのため「『就活開始時期をもとに戻す動き」があると。。。。。


ハラスメント」というとなんだか社会悪のようですが、全体像をよく考えてみましょう。


1.私が就職した頃は、「会社訪問解禁は10月1日」でした。

今のようにネットがあるわけでもなく、企業情報と言えば「リクルート社から送られてくる分厚い本」が頼りでした。

※「四季報」を見るなどという知恵も知識もありませんでした。

夏休みが終わろうとする頃、ある程度の「こんな会社がいいかな」と漫然と決め、10月を待ったものです。

さほど多くの企業を訪問したわけでもなく、「内定をもらった企業」にすんなりと就職を決めたものです。


2.「内定が出ないものもそれなりにいて」「採用未達の企業もそれなりにあった」

たしかに同級生の何人かは「就職が決まらないもの」もいました。
彼らは、やむなく
・来年に期すべく「留年」する
・「大学院」に行く
・「意図しなかった」就職を行う
などで対応したものです。(たぶん)

そして、採用未達の企業は、翌年の3月頃まで「しつこいくらいに就職案内を送ってきた」ものでした。

そういう企業の名前には、「〇〇証券」や「〇〇ハウス」という今でいう有名企業が多かったものです。


3.強引な「オワハラ」を行う企業には理由がある。

①今学生を逃すと、採用未達となる

②そうまでしないと学生が集まらない

ということが推測されます。

社員は、「育てるもの」と考えれば、それほど気にならないものです・
いい企業なら「別途追加採用をすればいい」「中途採用をすればいい」だけの話です。

ただ単に「そういう面倒なことはしたくない」ということなら、就社してからも「人材への扱いがぞんざい」ということの証明かもしれません。


4.「オワハラ」を気にする学生さんはいつまでたっても決められない。

誰でも「ほかの企業を見てみたい」とか「もっと内定をもらっておきたい」というのは本音です。

でも、人生には「決めなければいけない」時やことはとても多いのです。

いつまでも決められない学生さんを採用しても、就社してからも「決められない」が残ってしまいます。
こんな人材に期待ができますでしょうか。。。。。。


5.貴重な学生時代はいろいろな勉強をするべき。

「就活開始時期の前倒し」を行うことになれば、

〇貴重な大学生活のかなりの部分が「就活」に費やされてしまいます。

〇もっとほかのことに時間を振り向けて「人生80年」のための基礎作りをしてください。


6.企業の側も「複数回/年採用」「中途採用」に力を入れてください。

〇「オワハラ」などと言われるのも癪じゃないですか

〇「引き止め活動」など無駄な極地です。

今の若い人は、「長続きしない」人や「ウツになったりする」人も昔に比べてとても多いようです。
「煮え切らない」採用を行うと、結局お互いが困るだけです。

もし、人員が足りないのなら、「雇用延長」「中途採用」等の現実的な対応を図るべきですし、それよりも何よりも「魅力的な企業づくり」を目指すべきです。


「『少ない採用』の時に入社した人ほど優れた人材に育つ」ということもよく言われていることです。



テレビ番組などのマスコミの人に配慮していただきたいのは、「現在働いている人の声」をもっと繁栄してほしいものです。

学生さんにとっては、「就職は人生最大のテーマの一つ」かもしれませんが、企業の側から見れば「一緒に働く同僚を作る」「企業活動を続ける仲間を作る」ことが目的なのです。




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