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「一人で給食を食べる」と言うこと。。。。。 [鈍感日本人への警鐘]

北関東のある小学校で6年生の少女が「いじめ」を苦に自殺したと報じられています
ことの真偽や事情はよくわかりませんが

1.小6の女の子は自ら命を絶った
2.一人で給食を食べていた

と言うのは事実のようです

このニュースを聞き、小生は、自分が小学校や中学校の頃の給食の話を思い出しました
みなさんは、いかがでしたか?

小生の場合
①まず、仲間外れになるような(するような)ことはありませんでした
②太るからという理由でパンやミルクをやりとりしたりが楽しかったです
③クラス対抗で配膳スピード競争と言うのもあったし、給食の時間は勉強のできるできないに関わらず楽しいものでした

そんなこんなで、人間関係とか仲間意識がうまくいっていたものでした
少なくともズルする奴はいませんでした

そして、記憶の限りですが
先生も教室で児童・生徒と一緒に食べていたと思います

「一人ぼっちでこどもが食べる」何ていうことは、先生もみんなも許さない空気がありました

今の学校はどうなっているのでしょうか?
特に先生!・・・・弱すぎませんか

なお、対応策はたくさんあります。。。。。。





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TPPは日本農業の構造改善のチャンスです [鈍感日本人への警鐘]

有史以来日本は外圧で強くなっていきました(困難にあえば克服してきました)

・古くは、元寇などがそうでしょう
・黒船の来航
・日清・露戦争
・太平洋戦争の敗戦
・日米繊維交渉
・ニクソンショック
・石油ショック
・金融自由化(日米円ドル委員会)
等々枚挙にいとまがありません

さて、TPPです
唐突感はありますが、農業の構造改善のチャンスです
日本の農業が、産業として自立していくチャンスです

関税が撤廃され、安い外国の農産品が流入してくる という懸念や不安が語られているようですが
「安全・安心」と言ったのは誰でしょうか
小生は日本の農作物のファンです そうそう外国産品にはなびきません

今だって、肉は必ず和牛です
野菜だって、原則、日本産です

ただ、日本の農作物は高すぎるものが多いようです
たとえばニンニクなんか高すぎます

高齢化が進み、後継者もいないような産業は早晩廃れていきます
TPPがあろうが無かろうが、今こそ、日本の農業の構造を変えるチャンスなのです

たとえば
①農家の株式会社化
②株式会社の農業参入
③簿記や経営計画のある農家(農業)
④若者が働きたくなる農業
・・・・・休日はありますか?泥まみれにならなくても働けますか?
具体的にはこんなことから始めてください


ご高齢の農家の皆さん、コメ作り野菜作りのノウハウを若者に伝授してください
干し柿とか作れる若者はいませんよ

若者の皆さん、都会の企業に魅力はありますか?
・・・・ちょっとしたことで中途退職するくらいなら農業に挑戦しましょうよ 就活に苦労するのなら農業を選んでみませんか!


今こそ、農業の構造改善を行うチャンスです

今後、日本産の農産品は、貴重な輸出品になるはずです
何を恐れていらっしゃるのですか?

日本人の人口は、これ以上増えないのです
しかも少子高齢化の影響で食は細っていきます

アジア諸国のグルメの皆さんは、日本産の農作物を待っているのです



[本]

「第五次産業としての農業 (生業的なビジネスから簿記のある経営に)」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-01-14-1

「モンゴルの青い空 ④ 「モンゴルではマニュアル車がいいらしい」」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-12-19

「JAがある限り日本の農業は発展しないかも!」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2010-07-19-1

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「日本はいい国」らしい [鈍感日本人への警鐘]

先日、フランス滞在数十年と言うご婦人と会食をしました
彼女のご主人はフランス人で、南仏カンヌで暮らしていらっしゃるらしいのです

現在はフランスの年金で暮らしていらっしゃるようですが、時々、仕事(?)で日本に帰国されるようです
今回も、一時帰国の旅の空のようです

実際に外国で暮らしてらっしゃる方のお話を聞くのは楽しいものです
観光や出張や短期留学で外国を見聞きした人のはなしに比べると独特の奥の深い話を聞くことができます

中でも、ご主人が所有していたギリシャの土地が高く売れたという話は興味深いものでした
ギリシャの経済危機の最中での売却だったので、「たたき売ったのではないのか?」と小生が問うたところ
思いもよらず「高く売れた」とのことでした

理由はと言えば、経済の状況が不透明で、通貨に信頼が置けないため、不動産などの実物資産に資金を移し替える動きがみられるとのことでした
ギリシャに住むアメリカ人が買ったとのことでした

彼女いわく「フランスにお金を移動することに時間がかかった」とのことです
本来なら、
①土地の権利移動(登記)の話
②譲渡税の話
③資金の移動方法の話
などなど、もっと詳しく聞きたかったのですが、無粋になるのでそれ以上は聞きませんでした(残念です)

彼女に、
①ブログでも書いたらいかがですか?
②カンヌから見た日本とか日本人のことをいっぱい書き留めてください
③できたら辛口のブログがいいですね
とお願いしたら

「とんでもない!フランス人の悪口ならいっぱいかけますが。。。。。」
と言い返されてしまいました

彼女は、まだ、日本国籍のままのようです
彼女いわく
①選挙権がないだけで、不自由がない
②国籍を変えたら、日本人としてのアイデンティティが失せてしまいそう
③フランスで頑張るためにも、日本人でいたい
という趣旨のお話をなさっていました

本日発売の週刊現代11月27日号(講談社)の新聞広告の見出しを見たら
「世界は日本をどう評価しているか」
①中国とは民度が違う
②生活水準はアメリカより上
③政治はダメだが、民間の力は世界ナンバーワン
④首相が交代しても、日本のブランドは揺るがない
⑤こんなに住みやすい国はない
などと書いてありました


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ベランダの光景 (日本人が雑になっていく) [鈍感日本人への警鐘]

自宅から駅に行く道中に、小ぶりの賃貸のマンションがあります
入居者募集の看板を見る限りでは、レディース(女性)向けのようです

このマンションのそばを通り抜けるように駅に向かうのですが、ちょっと気になることがあるのです
それは、、、
マンションのベランダがいつも目に入ってしまいます

なぜかと言うと
セメントのベランダの囲い部分に直接洗濯物が干してあるのです
まるで布団でも干してあるかのように無造作に、バスタオルやズボンやポロシャツが干してあるのです
時間から推測すると、夜から乾してあるのかもしれません
しかも、砂ぼこりがたまった感じです

こういう話はなんだか品がないのですが
通勤途中に目立ってしまうのです

みなさんはどう思われますか
この部屋の隣には、先日まで、ディズニーキャラクターのぬいぐるみをベランダに飾っている人がいました
生まれて初めて見た光景です

雨に濡れたままのディズニーもかわいそうなものでした
子どもたちもその路地を通るのです

なんとなくデリカシーがないのです
一言でいえば「雑な感じ」です

日本のモノづくりは
①緻密
②繊細
③丁寧
などと言う言葉に代表されてきました


こんなベランダの光景を見ていると、「やっぱり日本は弱くなったのかも!」などと思ってしまいます

「人それぞれ」とはいうものの。。。。。。


こういう細かなことに丁寧に取組むことも必要です
小さな日本が世界の中で生きて行くには。。。。








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エコノミストへの違和感 [鈍感日本人への警鐘]

何だか知らないけど、いろんなニュースが飛び込んできます
尖閣列島の話も検察の不祥事もどこかに行ってしまうようなめまぐるしい報道ぶりです

そう「報道ぶり」なのです

景気が悪いのも、円高なのも・・・何でもかんでも「政治が悪い」「日銀が悪い」で片づけられてしまうものですから始末が悪いのです

深刻度合いも処方箋もなにもない、煽るだけの報道です
おそらく、過去と比べても、その他の国と比べても豊かな日本なのに
史上最悪で
世界最低の 景気の状況 のような報道ぶりです

ここいらからミスリードが始まっているのです
その日暮らしのマスコミ報道もさることながら、エコノミストの方々の論旨も不可解です
違和感があるとでも言いましょうか。。。。

たとえば、

1.東京大学大学院:伊藤隆敏教授(週刊ダイヤモンド10.10.16)

氏はインフレターゲット論を数年にわたり唱えていらっしゃいますが実現しません

答えは簡単です
彼が意図することが実現した経済社会の姿が見えないからです

まず、実体経済・・・特にモノづくりを強くしないと。。。。
そこのところがよくわからないので、彼の論理は貴族趣味な理屈に見えてしまいます
企業の国際競争力を強くすれば、インフレだとかデフレだとか机上で悩むことも減ってきます

2.2010年10月21日の日経新聞朝刊「大機小機」

題名は「貯蓄から投資」の危うさ と題して、今まで日経新聞が主張してきたようなことに否定的な論調です
・・・投資家が報われる株式市場の実現を最優先課題にすべきではないだろうか。

と、結んでおられます
ところで、投資家が安心して運用(投資)できるような株式市場のための方策は何だったのでしょうか! と言いたいですね

3.2010年10月22日の日経新聞朝刊「大機小機」では

「時代を映す公益企業の大型増資」と題して、東京電力の大型増資が時代を象徴するものと論じていらっしゃいます

ただ、「ゼロ金利政策で企業を選別する市場機能が低下して久しい」と言うお言葉こそ不思議です

この大機小機のコラムでも、日経新聞の紙面でも、金融緩和(ゼロ金利)を推奨しておられたのはみなさんだったのではなかったでしょうか

何をかいわんや・・・・・・・・です

4.2010年10月23日の日経新聞朝刊「大機小機」では

「証券市場と労働市場の機能不全」という論調です

大機小機氏によれば

①証券市場が活気を失った一因は、ベンチャー企業が新規株式公開(IPO)を目指す新興市場で、証券業者が素人の個人投資家に過度のリスクを転嫁して、信頼をなくしたことにある

との指摘です
今まで、株式投資を傍で応援してきた日本経済新聞らしくないコメントです
経済論評でリーダーシップを取ってきた同紙にしては、幾分無責任な表現ではないでしょうか

②労働市場の機能不全については、「年功序列や終身雇用制度が、新卒採用の抑制や社内失業の大量発生と言う雇用のミスマッチを引き起こしている」と労働制度論に終始しておられるようです

企業は合理的・効率的な経営を行っていること
IT機械化の進展で人が要らなくなってきていること
等々はご存じないのでしょうか
・・・・政府のせいにしてはいけません


5.2010年10月26日の日経新聞朝刊「社説」では

円高で拡大する企業・国民の利害不一致」と題した総花的な主張です

「グローバル化した経済の下で企業にとって最適な経営は、日本国民の雇用を脅かす結果となりうる。著しい円高はそれを増幅することが、次第に現実の動きとなってきた」

その対策として
「国内での生産をなるべく残すための環境づくりだ」
「法人税減税や自由貿易協定網の拡大、労働規制の見直しなどの政策もいる」
「国内の成長分野をはぐくみ、内需を拡大していくことだ」
「環境、医療、介護、観光などの分野での規制緩和や予算配分などがいる」
と八方美人的な提案です

日本経済新聞社として、どう具体的に取り組むのか一本筋の通った論調を行ってほしいものです
話のつまみ食いだと方向感が定まりません
そして、わが日本はどのようになっていくのでしょうか。。。。。


6.2010年11月13日の日経新聞朝刊「大機小機」では

題名は「円高をどう評価するか」というテーマです

大機小機氏曰く

円高は価格面では、国内の所得を損なうことなしに物価を引き下げるという点で経済にプラスの影響はあるが、輸出の減少を通じて景気を悪化させるというマイナスの影響もある

円高によって物価がさらに下がることを歓迎する声は小さく、輸出の減少による景気への悪影響を懸念する声が大きくなりやすい

現状では、円高をマイナスに考えることは自然だと言えるが、それはあくまでも現在の経済環境でくだされている評価であり、円高そのものについての一般的な評価ではないことを忘れないようにすべきだ

と。。。。。

この「大機小機」は何人かのエコノミストの方々が日替わりで書いていらっしゃるらしいのですが
今までは、「円高はよくない!」的な論調だったように思えます

この日の論調は、今までの円高悪者説とは少し違うようです


7.BNPバリバ証券:河野龍太郎(週刊東洋経済 10.10.09号)~「目先の景気対策より構造政策を」と言うのがありました

いわば「経済の老化」が始まっていたのだが、世界的な景気拡大もあり、そのことは十分に認識されていなかった

「経済の老化」が進む一方、その問題に対し、適切な対応が取られていないことである
民主党代表選後も、目先の景気対策にばかりに時間が割かれ、必要な構造政策の決定が先送りされている

エコノミストとしての立ち位置を少し修正なさっているようです


8.東京大学大学院:岩本康志教授(週刊ダイヤモンド10.10.23)対談「日銀は「財政政策」に踏み込むな」

日銀は大義のない非伝統的手段に深入りするのではなく、、デフレ脱却後に円滑な正常化できるような「出口戦略」を持つべきだ

今の日本、本来優先しなければいけないことから目をそらし、政府・日銀の責任にしたがる方々が多い中、少しだけ長期的な姿(その後)を見ない日本人へ警鐘を鳴らしておられるかのようです


9.2010年10月27日の日経新聞朝刊「大機小機」では

「ドル高・円高の底流」と題しての論調です

「市場がドルの長期衰退を読み取り始めたとすれば、ドル安・円高も一過性では済まなくなる可能性がある」と結んでおられます


10.2010年11月218日の日経新聞朝刊「大機小機」では


「包括的金融緩和策」の限界と題して

「デフレを克服し、日本経済を持続的な成長軌道に復帰させるためには、政府の果たすべき役割が格段に大きい。一言でいえば「企業活動を支援する環境の整備」であり、具体的には
①法人税率の引き下げ
②規制改革の徹底
③環太平洋経済連携協定(TPP)参加を含む経済連携協定(EPA)の積極的推進
――の3点である」

と言うことのようです
いったい主役は誰なのでしょうか



今の世の中、私のようなアマチュアまでもが、ブログなんかで経済景気そして政治を語る時代です

あまりにもニュース番組が多すぎて、ニュースばかりが先行してしまい、方向感が見失われてしまっているようです
検察の話や政治資金の話は、もはや過去のことのようです
何一つ解決・改善に向けた具体的な提案もないまま、批判ばかりが先行してしまう色彩が強くなりすぎているようです

マスコミやエコノミストのみなさんにお願いしたいのは「成長戦略がない!」とか足下の短絡的な評価やコメントで世の中を煽るのではなく、みなさんこそが長期的な戦略をご提案してほしいものです

政治的なことが特にそうですが、長く続いた自民党政権が放置してきたことが、今、弱い部分となって見えてきたにすぎないことも多いようです

政治や政治家が悪いと言うのは簡単ですが、大きな構造変化の流れに乗り遅れて来たわが日本の国益のための建設的なご提案をしてほしいものです

今、朝鮮半島問題等、ちょっとした変化球が投じられました


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同窓会費は政治資金か・・・・・ [鈍感日本人への警鐘]

小生は銀行員です 1円でもお金(勘定)が合わないと仕事は終わりません
最近では、コンピューターの発達で、お金(勘定)が合わないと言うことはなくなりました

経費の支出でも、領収書がなければ支払いはできません (振り込み等の場合は、請求書が必要)

※この領収書は
①名宛が具体的にあること(いわゆる「上様」は不可)
②支払い目的が具体的であること(お店で言わないと書いてくれないところも多い)
③支払い日付が一致すること
④「感熱紙」の領収書は不可 (普通にレジで貰う「レシート」などのうち数年後消えてしまうもの)
等々、いろいろなルールがあります

1昨日(10年11月30日)のNHKのニュースを見ていてバカバカしくなりました
「政治資金報告書」の件です

最近は税理士さんの監査が必要とのことで
ある税理士さんが登場していました

彼女が言うには、
①支払行為の照合はできるが、指摘はできない
②1円単位で領収書を揃えることに抵抗のある政治家が多い
③同窓会の懇親会に出席した費用5,000円が政治資金になっている
等々です

みなさんいかがお思いですか
たとえば、
①1円単位で領収書を集めるのが面倒だなどとよく言うものだ
・・・・銀行ならずとも、普通の企業でも同じように支払金額と一致する領収書は当然必要
②「同窓会の懇親会費」が政治資金?であるはずがありません
・・・・政治家側は「同窓会のメンバーの中に後援者がいるので政治資金」と言うことのようです

こういう理屈が通るのなら
①1円単位が、いつかは10,000円単位に変わる
②「同窓会が政治資金」なら、「お取引先がいる同窓会の費用」は会社の経費
ということがまかり通ってしまいます

お金にダーティな人は成功しない」と言うのが小生の持論です

①お金にダーティな政治家の下に若手の政治家が群れるような空気
②お金の収支が不透明な政治家に迎合するようなマスコミの報道ぶりに違和感を感じるのは小生だけでしょうか


そうそう、デパートやレストランなどの飲食店のレジで
①どんな人が
②どのような
領収書をもらっているのか、見ていると結構「おかしい」ものがあります


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「郵政民営化」の議論はいったい何だったんだろうか・・・・・ [鈍感日本人への警鐘]

毎日新しいニュースが生まれ、少し前の話題がすぐ忘れ去られてしまうような日本になってしまったのかもしれません

数年前に大騒ぎした政策も、そういうことがどうなったのかすぐ忘れてしまうようになってしまいました

国会が会期末を迎えたため「郵政改革法案」がたなざらしになってしまったらしいのです
そもそも「郵政民営化」話出て以来、着地の見えないまま、郵政議論ですべてを代表して語るような風潮が生まれてしまいました

郵政改革について、こんな新聞報道もありました

☆10年11月30日の読売新聞記事 「改革法遅れ郵政動けず」

「新規事業への参入やサービス強化策などが進まず、八方ふさがりとなり、グループ内には経営基盤の弱体化を懸念する声が強まっている」

「現状では、郵政民営化法が存続している一方、すでに昨年12月、郵政株式売却凍結法が成立しているため、元の民営化路線には戻れず、新規業務も、株式の売却も全く進まない」

☆10年12月1日の読売新聞社説 「棚ざらしは国民利益に反する」

「このままでは、郵政グループを5社体制から3社体制に簡素化して利便性を高めることも、新規事業に参入してサービスと経営体力を向上させることも進まない」

「改革が滞る中で、郵政グループの経営は弱体化が進んでいる」

「将来の展望が開けない中、社員の士気やサービスが低下するのを防ぐためにも、早急に日本郵政グループの組織見直しを進める必要があろう」


どうやら、中途半端なままの郵政の事業が、低迷してると言うことのようです

いまさらながらに

1.小泉・竹中氏が目指した郵政改革とは何だったのでしょうか?
・・・・・おそらく、竹中氏的には「改革を止めたから、こんな風になっている」とおっしゃることでしょう

2.今の民主党・国民新党は、どうしたいのか?

3.日通の不採算部門である「ペリカン便」と「ゆうパック」事業の統合の経緯は何だったのか?
・・・・・ひょっとして、税金で日通の「ペリカン便」を救済したのか

4.新規事業で収益を改善すると言うスタンスのようですが、
①「本業」は何なのか?
②「本業」は儲かっていないのか?
③「本業」はどう立て直すのか?

5.新規事業を行うメリットや国民ニーズはどこにあるのか?

という素朴な疑問がわいてきます

「本業」がうまくいかない企業は
①「本業」を捨てる
②「本業」の抜本改革する
ことがない限り企業としての展望は開けないと企業経営の歴史が教えてくれています

郵政事業をあれこれ改革する以前に、企業としての内なる改善(生産性の向上)が見えてきません

時を同じくして、「郵政不正事件」の判決が大阪地裁でありました
10年12月1日の日経新聞夕刊では、不正利用者側は約31億2千万円の郵便料金を免れたと報じています

※この利権については、巷間、「超大物政治家が関与した」と、今でも言われ続けているようです

小生は
①郵政の株式会社化の徹底
②郵政事業(特に銀行・保険業務)の規模縮小
がベターではないかと思っています
(・・・・・「民でできる」「民がやっている」事業に参入するメリットや必要性はどこにあるのか疑問)

「郵政民営化」の議論が出て以来、日本中が「改革」ブームですが、
①「改革」という言葉に酔っている
②いったい何がしたいのか具体性に欠ける
③民でやっている事業に算入する必要があるのか
と素朴に疑問です



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「結婚できない政治家」たち。。。。。 [鈍感日本人への警鐘]

昨日(10年12月3日)早朝のラジオ番組で、ある政治評論家がこんなことを言っていました

①菅総理は「決められない」人
②民主党の議員で「マニュフェスト」を語る人はいない(マニュフェストの中身を知っている(覚えている))人はいない
③民主党議員は、地元では、菅総理の悪口ばかり言って、いかに自分が立派で有能かとばかり話している
④せっかくの政権交代で民主党には期待したが、がっかりだ

と言うようなことでした

小生から見れば、自民党の議員も同じようなものです
①特に、大臣経験者こそは、今の曖昧日本の主犯です
・・・・育てるための補助金ではなく、腐りかけたものを延命することのほうが多かったようです
②事業仕分けの議論の中で、笑いたくなるような、腹の立つことすべてに自民党議員が絡んでいるはずです
・・・・あの無駄金はあなたたちが作り出したものです
③今の公務員制度を温存してきたのも自民党の議員のみなさんです
・・・・あなたたちが大臣だった時、日本の官僚機構は無責任・無能力かつ無気力になっています

さて、かつてこんな記事を書いたことがあります
「結婚できない男と企業トップ」http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2010-09-19


何年か前のことです 丸の内のOL300人が語る
・・・・「結婚したくない男のタイプ」は


●優柔不断
・・・・決められない 動きが悪い
●マザコン
・・・・いつも誰かの意見を求める 人を頼りにする
●不潔
・・・・潔くない 理路整然としていない

の三つが上位でした(順不動)

今の政治家を見た時、ぴったりではないでしょうか
最近続いた総理大臣は、
①決められない方が多かったようです
②誰かの後ろ盾にいつも脅え、かつ指示を仰がなければいけない状況です
③将来像をどうするかきちんと論理的な整理ができていないようです
・・・・・あの威勢よく改革を主張された方も、なんだか笑い話に見えてしまいます

付け加えて言えば
④お金や裏で動き回る政党の仕掛け人の人もいました
⑤廊下トンビのような若手議員もいます
⑥あの人だけは許せないと言うようなイメージの方でも選挙では選ばれていきます



意のある政治家のみなさん
既成政党から飛び出して、新しい政治集団を作ってください
古いタイプの政治家の下では、腐ってしまいますよ

インテリジェンスだけでは政治はできません
将来像をイメージし、意欲と迫力を少し前に出してください

みなさんも、国民も、日本の国も。。。。。
新しい日本を創りましょうよ!!




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アメリカ映画に「ヒュンダイ」の車が使われていました [鈍感日本人への警鐘]

最近、映画をよく見ます
近所のTUTAYAで借りてきたり、CATVで見たりです

地デジ対応のおかげで、TV画面が大きくなったこともあり、家で映画を見ると言うことが楽しくなりました

映画のストーリーもさることながら
①暮らしぶりをのぞき見る
②電気製品はどこの国のものか
③使われている車はどこの国のものか
④街の中にはどんな看板がかかっているか
等々を注意して見ていると楽しいです

最近少し気になることが起きてきました
①ちょっと前までなら、車にはトヨタ製のカムリとかプリウスがよく使われていました
②カメラは、CanonとNikonです
③ビデオならSONY

先日見た映画では、ヒュンダイのhのマークが車の後ろについていました
車種名はSONATA(ソナタ)です

日本ブランドが世界を席巻する時代の終わりの始まりです

「いいもの」を作り続けていないと日本ブランドも消滅してしまいます

そういえば、昨日(11年12月5日)の新聞には、ダイソーの100円ショップが海外で人気だと採り上げられていました

今から5年前の2005年にモンゴルに行った時、「¥100 SHOP」は、品ぞろえもよく、きれいな陳列で高級なショップでした




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「節約疲れ」よりも「充実消費」 [鈍感日本人への警鐘]

昨日(10年12月6日)の読売新聞の「経点観測」のコラムに「政策迷走断ち消費浮揚」と題して
次のように論じてあります

1.最近、「節約疲れ」と言う言葉をよく聞く。
2.JTBは、この年末年始に旅行をする人が前年比で0.7%増と、4年ぶりに前年を上回ると見込む
3.プランタン銀座の調査では、女性がクリスマスに期待するプレゼントの価格は4万3620円と昨年より1万3000円以上も高い
4.全国の百貨店売上高も10月,2年8か月ぶりに前年同月を上回った

ただ、
①消費を本格回復に導く政策の後押しは心もとない
②公的年金制度にいたっては信頼が崩壊寸前
③「埋蔵金」などを使う弥縫策は限界
④12年度以降は消費税率引き上げなことは明白だ
⑤政策の迷走が「節約意欲」を再びかき立てることがあってはならない

と結んであるけど、まったく意味がよくわかりません

「国民は、節約するのに飽きて、お金を使い出したけど、政策がはっきりしないので、またお金を使わなくなる」とでもおっしゃりたいのでしょうか・・・・

マスコミは世論調査とかで政治の不信をかき立てているけど、こういう報道こそが、国民を惑わしている源泉なのです

マスコミ的には政治が迷走し大騒ぎがあった方がいいのかもしれませんが、なんだか国民を煽ってばかりです

政治のせいにするのは簡単ですが、マスコミの人が描く「日本像」が見えません


つまらないネガティブな記事ばかり書くのではなく
国民生活のレベルアップをリードするような報道ぶりがほしいものです

「節約疲れ」などと言うつまらない分析ではなく

1.「安物買いの銭失い」のような状況を打ち破ってもらいたい

2.もう少し丁寧に消費動向を分析してもらいたい

その中で、「人生を充実するとか高めていくようなことにお金を使いませんか!・・・・」とでも言ってほしいものです


せっかく節約して、「ムダ金を使わない!」という習慣がつきました
今度は自分の人生のために生きたお金を使いたくなりました
うずうずしています

地デジ対策でTVを変えたら、部屋が広くなり、TVの画面も綺麗になり、なんだか快適になりました
二重窓にしたら、音が静かになり、暖かくなり、快適になりました

どうせお金を使うなら、生活の快適さのレベルを引き上げたいものです



かつてフランスの建設省のお役人とお話ししたことがあります

小生が、
「フランスは凄いですね 各家庭(各家屋)がセントラルヒーティングになっていて生活がリッチだ」
と話すや否や、先方には大笑いされてしまいました

パリのお役人には、
「パリの緯度を見てほしい 東京や大阪や札幌よりも北にある
われわれは、冬の寒さをどう過ごすのか!ということの対策が必要なのです
第二次世界大戦が終わって、フランスは個人の生活の向上・インフラ整備に力を入れた
日本は、経済発展に力を入れた

これから、我々は経済発展に力を入れる
日本はインフラ整備とか生活向上に力を入れればいいではないか

と指摘されてしまいました


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今どきの若者は。。。。 [鈍感日本人への警鐘]

先日、若い人たちと議論(?)をしました

突然、ある女性が「結局、それって、『今どきの若者は。。。』と言う話じゃないの! それって、いつの時代も語られて来たものであり、先輩や年寄は語る資格はない」
と言いだしました

確かに、ご指摘の通りで、いつの時代にも『今どきの若者は。。。。』と言う言葉はあるでしょう
たとえば、5年も経ったら、今まで若者と呼ばれていた人たちが、年長者=年寄サイドに変わっていることもよくあるのかもしれません

いつの時代も、こんな議論をしながら世の中は微妙に軌道修正をしながら進歩・発展してきたのかもしれません


さて、最近の若者像はいかがでしょうか

今回の議論を聞いていて痛感したのは

①だれしも自由だ
②「人それぞれ」なんだから、いろんな考え方や行動パターンがあってもいい
③そういうロジックである
という言葉が飛び交っています

少し反論してみましょう

①「だれしも自由」と言うことについて

権利とか自由には、義務も伴うことをお忘れです

②「人それぞれ」と言うことについて

「人それぞれ」で結論付けてしまったら、議論は生まれません
誰もが、めいめい思い思いの考え方で行動すればいいのですから、もはや議論の余地はありません

③「ロジック」と言うことについて

「ロジック」と言う方ほど、お話が論理的でない と言うのが特徴的です
「人それぞれ」と言いながら、「こうあるべし」とか「こうでなければいけない」と言いがちです


さてさて、「今どきの若者」と以前の「今どきの若者」は、いつの時代も同じだったのでしょうか・・・・
同時代にすべての世代を並べて比べることはできませんが

なんとなく言えることは
最近の若者の世界には、

1.「マナーとかルールは守る(尊重する)」と言う発想がない

2.権利とか自由という前に義務があると言うこともどこかに置き忘れられています

3.なによりも、叱咤激励、小言を言う口やかましい「おじさん、おばさん」たちがいない


・・・・残念なことに、この「今どきのおじさん・おばさん」たちこそが、若者以上にいい加減な人たちになりつつあります

①注意もしない

②見て見ぬふり

③いい歳して若者然とした行動

④嫌われまいとするけなげな姿

ような気がしませんか。。。。


若者をのびのびと育てることは必要です
しかしながら、わが子を崖から落とすと言われているライオンのような大人も必要ではないでしょうか


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「事業仕分け」と「宝くじ(年末ジャンボ)」 [鈍感日本人への警鐘]

年末恒例の宝くじ:年末ジャンボのテレビCMがなんか変です

なにが。。。。かというと
1.いつもよりCMが穏やかであること
2.今回は、一等が倍増している(らしい)こと
です

ほんの先程まで「やるじゃん!」と思っていました

ただ、

①「今年。。。。」と、今回限定らしいのです だから「今回から」ではないらしいのです

②そして「1等は増えたけど、1000万円の当たりが減ったそうです

なーんだ と言う次第です
前回の事業仕分けでも、宝くじの話は、非常にわかりやすい指摘でした
はてさて、どうなっているのでしょうか

あの鬱陶しい煽るようなCMは止めていただき、
宝くじの収益金の使い道でも紹介なさったらいかがでしょうか

結局、何も変わっていないのかとため息が出てしまいました


皆様にお願いがあります
「どうか、宝くじを買わないでください!」

切実なお願いです
ちなみに、小生は、早々と買っております


※そういえば、財団法人日本宝くじ協会の理事長は、どなたで、おいくつで、本業は何か等々はご存知ですか?


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公務員のお給料 [鈍感日本人への警鐘]

昨日(2010年12月25日)、新聞の折り込みチラシと一緒に東京のある区の広報が入っていました
とても興味深いことが書いてあるのでご紹介しましょう

「〇〇区人事行政の運営等の状況」です

どんなことが書いてあるのかというと、お役人や議員さんのお給料のことが書いてあるのです

少しづつご紹介していきましょう


1.一般行政職の職層別年間平均支給額

①部長
 a.平均給料      494千円×12= 5,928千円
 b.平均諸手当     284千円×12= 3,408千円
 c.期末勤勉手当               3,255千円
    計                    12,591千円

②課長

 a.平均給料      448千円×12= 5,376千円
 b.平均諸手当     232千円×12= 2,784千円
 c.期末勤勉手当               2,785千円
    計                    10,945千円

③係長

 a.平均給料      396千円×12= 4,752千円
 b.平均諸手当     143千円×12= 1,716千円
 c.期末勤勉手当               2,073千円
    計                     8,541千円

④主任主事

 a.平均給料      351千円×12= 4,212千円
 b.平均諸手当     116千円×12= 1,392千円
 c.期末勤勉手当               1,769千円
    計                     7,373千円

⑤主事

 a.平均給料      226千円×12= 2,700千円
 b.平均諸手当      88千円×12= 1,056千円
 c.期末勤勉手当               1,047千円
    計                     4,803千円


2.特別職の報酬等(22年4月1日現在)

①区長

  a.給料月額  1,105千円×12=13,260千円
  b.地域手当    187千円×12= 2,244千円
  c.期末手当                6,122千円
     計                  21,626千円

②副区長

  a.給料月額    886千円×12=10,632千円
  b.地域手当    150千円×12= 1,807千円
  c.期末手当                4,909千円
     計                  17,348千円

③議長

  a.給料月額    930千円×12=11,160千円
  b.地域手当                   -千円
  c.期末手当                4,517千円
     計                  12,508千円

④議会の委員長

  a.給料月額    666千円×12= 7,992千円
  b.地域手当                   -千円
  c.期末手当                3,235千円
     計                  11,227千円

⑤議会の議員

  a.給料月額    617千円×12= 7,404千円
  b.地域手当                   -千円
  c.期末手当                2,997千円
     計                  10,401千円

皆さんはいかが思われますか?
これは
1.「東京都」の職員さんではなく、〇〇区の職員・議員さんの話です
2.「地域手当」ってなんでしょうね 職員の皆さんは諸手当の中に潜っています



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宮崎県:東国原知事・・・・・(日経新聞を読んで) [鈍感日本人への警鐘]

一昨日(10年12月27日)の日経新聞が痛快だったことの2番目の事柄を紹介しましょう

それは、宮崎県の東国原知事についてのコラムです
小生は、東国原氏については、生理的に嫌いなのでバイアスがかってしまうのですが、日経新聞が書いてくれたことで、少し溜飲が下がりました

「時流 地流」という署名入りのコラムでの主張です

少しご紹介しましょう

1.東国原知事は、(略)「宮崎をどげんかせんといかん」と旋風を起こして当選し、元タレントの発信力で県の知名度を高めた

2.26日投開票の同県知事選で、当時のような風は吹かなかった。(略)口蹄疫問題の傷痕が残る県内に虚脱感が漂った

3.19日の都内での講演で、「国と地方の関係を抜本的に変えなければならない」と国政転身や東京都知事選出馬に改めて意欲を示した。しかし今回の退任を肯定的に見る向きは必ずしも多くない。

4.東国原知事は過去に2度フライングしている。陸上競技なら「失格」だ。
最初は2008年に地元選出の衆院議員が不出馬表明した際、後継に浮上。
次は昨年の総選挙で自民党から出馬を打診され、「自分を総裁候補にするなら」と発言して批判を浴びた。

5.地方分権を訴えながら、地方政治を軽視するような言動を重ねた東国原知事の功罪は相半ばする。
「県知事としての限界を感じた」との発言は、そのまま自身の限界を露呈している。

と言うのがコラムの主張です


品がないかもしれませんが、小生なりに、コメントさせてください

1.彼は、マスコミにとって都合のいい知事であるにすぎない

2.仕事の関係から、それなりに、各地方の知事様を見聞きした経験で申し上げると、マスコミにタレント的に人気のある方ほど実績は乏しい

3.マスコミ的には、「地方分権」の旗手的なコメンテーターとして登場される機会が多いのですが、彼のどこが地方分権の旗手なのでしょうか

4.宮崎の情報発信を行ったのは、知事ではなく、タレント東国原である
たぶん、
①ブームとして「宮崎」があった
②「宮崎」という県名が有名になったのであり、「宮崎県民」「宮崎県」が有名になったわけではない

などと思ってしまいます



近年のマスコミのイージーさには閉口してしまいますが、お願いがあります

1.マスコミのみなさんは「宮崎 NOW」を伝えていただきたい

2.知事という肩書でバラエティ番組に出演させていただきたくない

3.「地方分権」の旗手としては、もっと別の適任者のコメントを聞かせていただきたい


余計な御世話だとお思いの皆さんもいらっしゃる中、小生なりに「東国原批判」を書き込んでみます

1.都民の小生としては、彼のようなタイプに都知事になっていただきたくない
(理由)
①いま東京に必要なのは、常識のわかる行政官であり、売り込み屋ではない
②東京都知事と言う肩書をタレント的に使われたくない

2.マスコミのイージーなスタンスで世論を操作されたくない

3.こういうムードが続くと、企業経営者の中にも伝染してしまう

4.腰を据えた政治家に登場していただきたい

そんな風に思います


※友人の弁護士、霞が関官僚OB、そして小生 の会話を添えておきましょう

(弁護士) 「今こそ、地方分権が必要」

(小生) 「地方分権の議論は危うい 地方議員あるいは地方公務員に分権を担える人材は少なく 我田引水的なお金の使い方になるだけ」

(霞が関OB) 「残念ながら地方の人材や組織には課題が残る のは事実で時期尚早」


※そういえばこんな記事を書いていました
「宮崎ブランドと宣伝マン:東国原知事 (一過的にならなければいいですが。。。。)」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2010-10-06

「口蹄疫問題は、リスク管理の教科書」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2010-05-19




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政治を弄ぶ人たち・・・・ [鈍感日本人への警鐘]

民主党政権になって、2年目の大晦日です
「政治なんかどうでもいい」と思っていても、「されど政治」です

昨年は、「あぶり出し元年」だと思っていましたが、今年もあぶり出し状態が続いているようです
どんなことがあぶり出てきたかと言うと

①政治家のレベルの低さ
②過去のいい加減な政治の状況
③マスコミの節操のなさ(何のための報道なのか、何を伝えたいのか)
④国民の甘え

等々でしょうか

1.昨日(10年12月30日)の日経新聞に載っていたことです

「橋下・東国原両知事 都知事選対応で意見交換」
という小さな記事をご覧になりましたか?

〇大阪府の橋下知事と宮崎県の東国原英夫知事が28日夜、大阪市内のホテルで会談し、来春の東京都知事選への対応などについて意見交換していた。

〇「都構想」推進に向け、東京、大阪、名古屋の3都市の首長間で連携強化したい考えを説明。

〇東国原氏は、橋下氏に賛同する意向を示した。

〇橋下氏は名古屋市の河村市長らとの連携で既に一致。

というものです。

①橋下知事・河村市長に一言

・まず、ご自身の地元を充実なさってから、動いてください。
・地元民不在と言われてしまいます
・東京に住んでいるものから見れば、大きなお世話です
・連携なさる意味がよくわかりません
・みなさんがおっしゃっている「地方分権」がむなしく聞こえてきます

②東国原知事へ

・あなたはまだ現役の知事のはずです 地元を離れ、何をうろうろしているのですか?
・東京都知事選に出るのは自由ですが、TVに出るために全国をうろうろすることは止めてください
・・・・・都民である小生には、腹立たしく思います
・こんな知事を、宮崎の皆さんは許すのですか
・東京マラソンに走る知事になるためという目的で立候補するのなら悪い冗談です

2.マスコミの皆さんへ

①いったい何を主張なさりたいのですか

新聞の1面で〇〇と言い、3面では、まるっきり反対の××と言うようなことが多いですね
TVでも、ニュースでは〇〇といい、他の番組では××というようなケースもありますね

②蒸し返すのはやめましょう

民主党の連立手法について、
・もう少し根回しをするべきだ
・こういうことは、料亭等でこっそり下話をするほうがいい
と、ある人気コメンテーターがおっしゃっていましたが、
「そういうことが不愉快」なので政権交代が起きたのです 透明度の高い政治行動を望むほうが自然です
・有象無象が連立を組む意味は少ないです

③たまには、各政党のマニフェストの点検とかしてください

選挙のときだけのマニフェストになっていませんか
あんなにたくさんの項目ができるほど簡単でもないです

3.政治家の皆さんへ

①民主党幹部のみなさま

・菅・小沢・鳩山が一度に引退したら、民主党はよくなると言われているのはご存知ですか
・胡散臭さの権化みたいな方々です
・TV映りが悪いと言うことも、鏡をよくご覧になってご自身で考えてください
・・・・たくましい男の顔をなさってないですよ

・政治主導=素人ばかりでできますか
・・・・現場を動かす人も必要なのです
現場の動かし方が悪いのです
番頭さんのいない組織は動きません

②菅首相へ

・うつろなまなこは、どこから来ているのですか?
・・・・自信がなさそうなお顔が国民を不安に誘うのです
 安倍首相の退陣間際もこんな顔でしたね
・ご心配なく 追い詰められているのは「小沢さん」の方です

③小沢さんへ

・猫なで声と恫喝スタイルは気味が悪い限りです
・いったい何がおっしゃりたく、何をなさりたいのですか
・一番、変節の多い政治家に見えてしまいます
・・・・まるでマッチポンプです
・選挙やさんに見えてしまいます


④鳩山さんへ

・邪魔です
・日本政治史上、最悪の首相であったのですよ
・今、日本が迷走してるかのように見えるのは、あなたのいい加減な言動に起因しているのです

⑤自民党の皆さんへ

・今は、みなさんが永年やって来られた政策の問題点が暴きだされたのです
・・・・政治家を非難するのではなく、政策を語ってください
・ダメな民主党を止めて、自民党に行こうにも、あなたたちにも魅力はないのですよ

⑥小泉チルドレン・小沢チルドレンと言われている皆様へ

・早く政治家になってください 政治屋になっていませんか?
・そもそもあなたたちの何人かは、政治家になる予定ではなかったのではないでしょうか
・選挙のことを考える前に、日本の政治家であってください

4.国民の皆様に

①あぶったお餅は、とても美味しいものです
・・・・おしょうゆでも、さとうでも、きな粉でも、ひょっとしたらマヨネーズをつけても、美味しいのです
焼き方や焼け具合ばかりに気を取られないでください
「お餅はお餅」なのです
煮ても焼いても食べられるのです

②あぶったお餅も「腹八分目」がいいのです それ以上食べると消化不良になりますよ
③でも、泥にまみれたお餅は食べたくないですね

④たまには「サンドイッチ」もいいですが、お餅に美味しいあんこをはさんだ方がいいかもしれません
・・・あんこには、お砂糖ばかりではなく、お塩加減も必要です


[本]ご参考

「あぶり出し元年」の始まりの終わり・・・(マスコミに騙されないように)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-12-31

「あぶり出し元年」と「絞り込み元年」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-12-01


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国会議員は選挙区でお正月を迎えなさい [鈍感日本人への警鐘]

元旦のニュースを見ていると、国会議員のみなさんが、東京で集まって新年会をなさったとか。。。。。

毎年のことでしょうが違和感がありますね
お正月くらいは、選挙区のある地元でお正月を迎えていただきたいものです

選挙民はどんなお正月を迎えているのか、
近所の氏神様をお参りに行くついでに、つぶさに見ていただきたいものです
日頃は、
①貧しいとか
②景気が悪いとか
③仕事がないとか
いろいろおっしゃっている方々も、おおむね平和なお正月をお迎えです

東京に集まって政争の準備をするくらいなら
地元で政治活動をしてください
こんな時だからこそ見えてくるものもあります


そういえば、5日くらいからは、地元の業界団体の新年会が始まりますね
政治家の皆さまは、新年会のはしごのはずです

「ここは秘書でいい」「ここは私が行く」とか割り振って
新年会でのご挨拶は、
「元旦に、東京の新年会ではこんな話が出ていました。。。。」
「地元の皆様のために頑張らせていただきます」

みたいなお話をなさることでしょう

この時期は、税金を使う方々のことばかりに光が当たります
税金を払う人のことにも
あるいは、将来を見据えた日本の国益にも
思いを巡らしながら、ごあいさつをしていただきたいものです

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公務員のお仕事 (お給料と待遇) [鈍感日本人への警鐘]

公務員さんの待遇と働きぶりについては、民間企業に勤めるものから見れば
①羨望とも言えないものがあります
②私の税金はどう使われているのか気になるところでもあります
③就職を考えている近頃の学生さんには魅力的かもしれません

さてさて、
地方公務員法(昭和25年法律第261号)第58条の2という規定があるようです
平成16年8月に地方公務員法が改正され、地方公共団体の人事行政の公正性と透明性を高めることを目的として、人事行政の運営状況の公表制度が設けられているらしいのです

皆さんのお住まいの市区町村のホームページを開いてみてください
「人事行政の運営等の状況」という項目が載っているはずです
・・・なかったら、検索指定を行ってください

たとえば、東京都世田谷区のホームページを見てください
①給料やボーナスの状況
②退職金の状況
③昇給昇格の状況
等々が比較的わかりやすく載っています

一生懸命働いていらっしゃる公務員の方々には甚だ失礼かもしれませんが、
「職員の平均給与月額、初任給等の状況」という項目があります

「技能労務職」という職種の給料の状況を見ると

調理士  平均給与月額 49.7歳 399,291円
(民間   平均給与月額 39.6歳 298,800円)

守衛    平均給与月額 53.5歳 463,929円
(民間   平均給与月額 54.6歳 296,300円)

自動車運転手 平均給与月額 49.9歳 473,143円
(民間   平均給与月額 56.0歳  316,900円)

電話交換手  59.2歳 平均給与月額 475,703円
(民間  平均給与月額 48.5歳 381,483円 (20年))

と言うことのようです
仕事の重みとか勤続年数とか実情はよくわかりませんが、「なんだかなぁ!」と言う感想です

「一日管理職」と言うのがあったら、やってみたくなりました
皆さんのお住まいの地方公共団体の実情はいかがですか?


[本]参考

※世田谷区の場合
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00010249.html

※静岡市の場合
http://www.city.shizuoka.jp/deps/jinjika/uneijoukyoh_a.html




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お年寄りの皆さんも、もう少し負担しましょう [鈍感日本人への警鐘]

昨日(11年1月7日)の新聞各紙朝刊の見出しに驚かれた方も多かったのではないでしょうか。。。。。

「高齢者の車保険料上げ」(読売新聞)
「自動車保険料相次ぎ値上げ」(日本経済新聞)

たとえば、、、
①えっ!社会的弱者である老人の保険料が上がるのか!
②そうだそうだ! お年寄は事故が多いんだから、もっと上げろ!
③デフレの時代に、値上げが始まったのか!?
④そういえば、損害保険会社の社員の給料は高い! 保険料引上げの前に、合理化をしろ!

等々。。。。。


しかしながら、記事をよく見ると
「35歳以上」は同一という現行の保険料を
30歳以上を10歳刻みで年齢区分を新たに設定し、保険料を見直す
ことらしいのです

かつては、若者のほうが事故を起こしやすいと言うことで保険料が高かったのが、
高齢者の事故増加に対応して、年齢ごとの保険料で、かつ年齢が高くなるにつれて保険料が上がる仕組みらしいのです

ちょっと待ってください
はっきり言えば、若年層の保険料を据え置いて、その他のすべての年齢層にわたって値上げをするということのようです

こうなると、年齢層別の事故の状況を明確にしていただき、
たとえば、発生件数とか重大事故の度合いとか・・・・・
毎年のように、年齢階層別に保険料を変えてほしいものです

でも、社会的弱者と言われがちな高齢者の皆さんに負担を強いる提案には大賛成です
お車に乗られるぐらいですから、お元気なお年寄りに違いありません

お年寄りの皆さんからは、
①運転免許の更新費用も高い
②病院に行く足がなくなる
③農作業ができなくなる
等々のご不満の声を聞こえてきそうです

でもでも、
自家用車族が減れば、反対に公共交通機関ももっと便利になってくるはずです(たとえばバス便など)
思うに
不便だから自家用車族が増えたのではなく、自家用車族が増えたからバス便が減ってしまったのです

農作業には、トラクターを改造した農耕専用車ができればいいのです

昨今は、お年寄り(高齢者)とか子どもと言えば無条件に保護されてしまうような政策でいっぱいです
みなさんが子どもの頃、そんなに保護されていたのでしょうか・・・・
みなさんがもう少し年寄になった時、今みたいに保護されているのでしょうか・・・・

もう少し、「負担の公平化」を叫んでもいいかもしれません

「子供叱るな来た道じゃ 年寄り笑うな行く道じゃ」とは言いますが、割りを食ってばかりの世代があるのはいかがなものかと思います

特に、
豊かなお子様さんのいらっしゃるお年寄り
豊かなご両親やおじいさま・おばあさまのいらっしゃるお子様
は、もう少しご負担されてもいいのではないでしょうか


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若者が本当に考えていること・・・・・(新成人の抱負を見て) [鈍感日本人への警鐘]

昨日(11年1月11日)の朝刊各紙には、新成人の抱負のようなものが載っていました。

読売新聞(11年1月11日)では、
・・・堅実な将来設計を語る男女が目立った。選挙権を得て、政府には雇用状況の改善などを求める切実な声が相次いだ。

「就職できずにアルバイトをしているが、背広を買うお金もなく、今日は兄から借りたものを着てきた」
「収入を安定させるためにも、正社員として就職したい。政府には景気対策や若年層の就職支援をしてほしい」(ファストフード店アルバイト)

「一番の心配事は就職できるかどうか。景気を拡大し、雇用環境を改善してほしい」(私大生)

・・・・不安の裏返しなのか、安定を重視した“堅実派”の新成人も多く見られた。

「公務員などになって、安定した生活を送りたい。」(大学生)
「与えられた仕事の責任を果たし、定年まで同じ会社で働きたい」(高専生)
「地元市役所に勤めるのが夢。市民の生活をよくしたい」(大学生)

「党内対立が続く民主党政権にはがっかり」
「頻繁に首相が代わっていては、長期的な視点による政策も実現しないし、外国からも軽く見られてしまう」

「保育士になるという夢がかなった。仕事に慣れて、落ち着いたら結婚して自分の子供を育てたい」(短大生)

等々

日経新聞(11年1月11日)では、
・・・・・自らの将来が見通しにくい時代。

「景気が戻らなければさらに雇用が悪化するかも」(大学生)
「大人としての責任もある。文句ばかりでなく、自分が動いて変えないと」(大学生)
「実験に使う試薬の費用も削られ、成果が出るまで時間がかかる新技術を開発する気概がそがれる」(私大生)

「朝4時起きなのがつらいが、接客が好きで今の仕事を選んだ。将来は商品開発などにも携わりたい」
「税金が高いと感じるので、働く人を助けるような税制にしてくれる政党に票を入れたい」(牛丼店店長)

「一昨年と比べ、昨年はお歳暮の配達が少なかった」「給料も上がらずに困っている。景気が回復する政策を」
(運送会社勤務)

「自分のことより子供を無事成人まで育て上げないと」「社会保障が充実し、子供が笑顔で暮らせる国になっていてほしい」
「少子化対策のためにも出産・育児の予算を拡充してほしい」
(パチンコ店アルバイト)
等々

新聞社のフィルターがかかっているとはいえ、こんなコメントがこの2紙には載っていました
さてさて、みなさんはいかがお考えですか?


あるブログで、1月11日付けの新聞各紙の「社説」についてコメントがありました
・成人の日の社説がウザい
・絶えず上から目線の煽り
・日本の若者を「内向き」と決めつけている

・多少でも責任感ある大人は新成人を前にして教訓的なことを語ろうとする
・若者の~離れをまるで社会の常識のように強要する大人は残念

等々と
・・・・・・思わず苦笑してしまいました

確かに、
①各紙の「社説」の「できはよくない」ようです
②小生なんかは「上から目線」の典型です


先日のことでした、衣料品店の店員さんと話しました
彼女は22歳、彼氏もいないとのことです

・もっと引っ張ってくれる彼がほしい
・いい男はいない

・新宿や渋谷に近いところに住みたい
・カラオケと買い物でストレスを発散している
高そうな洋服を着ているセレブな女性を見てうらやましいと思うし憧れる

と話していました
「類は友を呼ぶ」と言うことで、自分が行くようなところには、似たような人しかいない・・・・・だからいい男もいない などとぼやいていました


今は、優しすぎる時代かもしれません
ヒトラーが登場したら人気が出ることでしょう


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マスコミ・エコノミストの誤解 (日経新聞コラムの混乱) [鈍感日本人への警鐘]

ところで

1.尖閣諸島沖で、中国の漁船が海上保安庁の巡視船に衝突したのはいつでしたか?(2010年9月)
2.ロシアのメドべージェフ大統領が国後島を訪問したのはいつでしたか?(2010年11月)

3.日本で一番人口の少ない鳥取県の人口は何人ですか?(59万人)
4.東京都世田谷区と目黒区の人口は何人ですか?(世田谷区83万人 目黒区25万人)

5.お盆やお正月やGWに新幹線や高速道路が混み合うのはなぜか?(おそらく地方の実家への帰省目的の人が多いから)

では、それぞれの地域を代表する国会議員の数は何人いらっしゃるのでしょうか?


昨日(2011年1月18日)の日経新聞朝刊のコラム「一目均衡」の「経済成長への最高裁の役割」という三宅編集委員のご意見を読んでいてふとこんなことを考えてしまいました

三宅氏は

①今の選挙制度は、1票の格差があり過ぎる
②この1票の格差のため、人口の少ない地方の意見が政治に反映されすぎる
③若者が投票に行かないため、高齢者の意見が政治に反映されすぎる
④だから年金、医療制度や農業制度改革が進まない

と言うようなことをおっしゃりたいようです



三宅氏の意見を小生なりに要約すると

1.モルガンスタンレーMUFG証券のロバート・フェルドマン経済調査部長は、「どうして日本は長いデフレから抜け出せないのか」という悩みについて

①政治がデフレに反応しないのは「このままでいいと考えている人の声が大きいからだろう」

②この仮説は、都道府県ごとの有権者の年齢構成と選挙制度の関係を調べ、確信に変わった

③国会で「地方の高齢者」の声が過大に優遇されている

④若者が投票所に行かないため、年金生活の高齢者の声はさらに増幅される

⑤衆院の都市部有権者は高知3区などに比べ、「清き0.5票」状態だ

⑥選挙制度が見直されて「1人1票になれば、デフレ対策だけでなく年金、医療制度や農業改革がやりやすくなる」

2.医療介護などの負担を巡る世代間格差と投票価値の著しい差。「この2つの格差が、閉塞する日本の病巣だ」(オリックス宮内義彦会長)とすれば選挙制度改革は、振興衰退国とも呼ばれる日本再生に向けた方策群のセンター・ピンとなる

3.ゆがんだ選挙ルールで当選した議員に過大な期待を寄せるのは、一部の議員に対して自分の首を絞めることを求めるもの

4.最高裁判事時代、格差訴訟で少数意見の違憲判断を書き続けた法律家も「ばかげたことだ」

5.最高裁の過去の司法判断の結果、衆院は3倍未満の格差なら合憲との見方も広がっているが、そんなことは憲法のどこにも書いていないし、小学生にも説明できない

などと書いてあるようです



①どこまでが編集委員の三宅氏のご意見なのかよくわからない
②「選挙制度の問題が政治経済現象を規定する」としても、どんな選挙制度がいいのか不明
③政治家が選挙民の意向だけを反映した政治をやっているのか疑問
④政治家像が不明
という課題を残したままのコラムに思えてしまいます


平等とか公平と言うテーマがピュアな意見だけでいいのでしょうか?

政策決定には
①過去の歴史と将来の展望を合わせ考えて行かなければいけません
②国民の意思を単純に人口(有権者)頭割りするのが、いいことなのかどうかはよくわかりません
③国益は、人の問題、領土の問題、産業構造、自然環境などが複雑に絡まっています

たとえば、選挙制度には、
人口割 と 面積割 とかを組み合わせて考えることも必要です

今の小選挙区制度では、同一選挙区に極めて優秀な人材がいらっしゃる場合には、2番目の方は選出されなくなってしまいます (比例区で救済するというわけのわからない問題も起きてしまいます)

地方分権とか地域主権などと主張なさる方もいらっしゃいます
1票の格差を人口の問題のみで解決しようとすると、地方の問題はおかしなことになってしまいます

視点を変えて
「地方に住むことが幸せ」 という経済政策をとることも必要ではないでしょうか。。。。

たとえば、
①国家予算を地方に優先的に配分する
②消費税のうちの地方消費税部分を地方別にメリハリをつける
等々を考えてもいいかも知れません

そうすれば、
①地方の人口も増える
②若者が地方に移り住む(出て行かない)
・・・・・・若者の就職問題が緩和されるかもしれません
③結果として、地域ごとの高齢者比率もバランスが変わる
・・・・・・都市部の高齢者比率が高くなってしまったらどうしましょう?

等々にも期待が持てるのではないでしょうか


そういえば、インフレで政府が転覆する国はあっても、デフレで政治体制が変わる国はあまりないような気がします
「狂乱物価」と言う言葉も昔ありました。。。。。




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マスコミが日本を危うくする [鈍感日本人への警鐘]

最近は本当にニュースが多い
と言うか、ニュース番組も多い

テレビを見ていても、何がたいへんなのかわかりにくいので、以前ほどにはテレビを見なくなってしまいました
その分、ラジオを聞くことが増えたかもしれません

ラジオでは、時々ポロっと本音を言うキャスターもいます

ただ、あまりにもニュースが多すぎて
①何が本当で
②いったいどうすればいいのか
③どうあるべきか
よくわからなくなってしまいます

たとえば、

1.日本ハムの斎藤佑樹投手が沖縄入りした日(23年1月31日)の那覇空港の混雑の原因はマスコミだった

 ラジオのキャスターが本当のことを明かしていました
 当日の那覇空港はたいへん混雑したらしいのですが、実際は、朝早くからマスコミが殺到し、場所取り合戦が行われ、混雑の原因はマスコミのせいだったとのことです

2.大相撲には「ガチンコ(=真剣勝負)」と言う言葉があるのは、多くの取り組みが真剣勝負じゃないかららしいです

 「ガチンコ」相撲では、若貴兄弟が有名らしいです
今、大相撲は「八百長問題」で大変のようですが、そもそも「ガチンコ意外」の取り組みがたくさんあったようです
 相撲関係者ならだれでも知っている話と言うことです

ガチンコでない=八百長 と短絡化するのは危険かもしれませんが、7勝7敗で千秋楽を迎えた力士の多くが勝ち越す不思議はかねてより語られていたことでした

携帯に証拠が残っていたことだけを悪者にするのもいかがなものか、というかあるべき大相撲の姿はどんなのでしょうか


3.宮崎の知事がいなくなった

相変わらず宮崎ではいろんなことが起きています
鳥インフル、新燃岳の噴火等々相変わらず

口蹄疫のときは、東国原知事が再三(毎日)テレビに映っていました
さも大活躍しているかのように

本来なら、今の知事もテレビに出ていいのではないでしょうか?
ひょっとしたら、今の知事はなにも仕事をしていないのでしょうか?
知事の名前すら知りません

そもそも、日本中の知事がそんなにそんなにテレビに出ているわけでもありません

宮崎の「東国原知事」と言うのは、マスコミが作り出したタレントにすぎなかったのです
彼と、今の知事、あるいは他の県の知事のどこが違うのでしょうか?

今、多くの宮崎県民は気がついていらっしゃるのではないでしょうか
「宮崎は変わっていなかった」と・・・・

その程度の方が、東京知事に立候補すると言うことで、マスコミが取り上げすぎるのはいかがかと思います


4.「郵政改革」はどうなったのでしょうか

「郵政改革」「郵政民営化」で小泉内閣はスタートしました
いったいどうなってしまったのでしょうか?

ペリカン便と統合するのも郵政改革だったのでしょうか?
「民営化」と言う言葉は過去の言葉なのでしょうか?

「郵政不正事件」で巨利を得たそのお金はどこに行ったのでしょうか!


5.村木さんは本当に無罪だったのでしょうか?

確かに可罰的違法性があるほどの事案ではなかったかもしれません
ただ、普通の民間のサラリーマンなら懲戒処分を受けるべきレベルです

公務員にはそういう内部処分はないのでしょうか?
もし、内部処分がなされていたとしたら、どんな処分だったのでしょうか?


6.小沢待望論を時々語るマスコミっていったい何なのか

小沢さんが無罪なのか有罪なのかよくわかりませんが、ああいうタイプの政治家はよくわかりません
①彼の主義主張
②彼が政治家として何をやったのか
と言うことをもう少し伝えてほしいものです


7.静かに物価が上がっています デフレ解消論者の皆さんはいかが思われますか?

たとえばガソリン価格です
年末と比べ5円は高くなりました

デフレ解消=物価上昇 ではないかもしれませんが、資源価格の上昇についてはどう対応するのでしょうか


8.本当に民主党はダメなのでしょうか

前回の政権交代は、自民党政治の閉塞感に反対票を投じた人も多いのではないかと思います
民主党に期待しすぎだったのではないのでしょうか

それと、国民は急に世の中が変わることを望んでいたのでしょうか


9.「マニフェスト」は本当に必要なのか

前々回の選挙や、知事選挙等々でマニフェスト万能のように語っていた人がいました
今でもマニフェスト至上主義のごとく語る人も多いかもしれません

臨機応変でいいのではないでしょうか
できもしないことを「てんこ盛り」にしたものが実現できるはずもありません


10.前回の参議院選挙の争点はどうなったのでしょうか

もう忘れてしまいました



所詮その程度の報道ぶりです
小生がプロデュサーなら「ニュースその後」とか「ニュースアフター」という揚足取りのような番組を作ります
ニュースが起きた数カ月後に定期的にフォローアップ番組を流します


一つ言えるのは、日本は平和でいい国なのかもしれません



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「必要は発明の母」:困った時に必要なA、B、C・・・・・・・  (少し政治を休んでみませんか。。。。) [鈍感日本人への警鐘]

たとえば、経営者が何も決められず、従業員も勝手な言動をして、コンサルタントやアドバイザーも自分に都合のいい話だけをしたら、企業はどうなるのでしょうか?

そんななか、銀行も見向きもせず、お客さんも相手にしないような状況が続いたらどうなるのでしょうか?

中には、誰かに相談に行ったりする方もいらっしゃるでしょう。
しかしながら、「沈みかけた泥船」に対して自らのことのように親身になって
①相談に乗ったり
②知恵を貸してくれたり
③汗をかいてくれる
人はなかなかいないものです。


気の利いた経営者なら
1.自社のストロングポイントとウィークポイントをピックアップする
2.頼りになる人とそうでもない人を区別する
3.必要なことと必要でもないことを洗い出す
などをやってみたりなさることでしょう。

でも、なかなか決めきれないのも実情です。

そんな時には

優先度等に従って、A、B、Cなどと分類・仕分けしてみたりします。

たとえば

A:優先するべきこと

C:どうでもいいこと(不要)

B:どっちかよくわからないこと (いるかももしれないし、いらないかもしれないこと)

に分けてみたらいかがでしょう

そして、優先すべきAに手をつけます

「このA、B、Cができないのだよね」というお方は、何もしないのがいいでしょう
そして、とりあえず必要になったものがAなのです

さてさて、政治です。
しばらく何もしなければいいのではないでしょうか。。。。。

無責任だとか言われても、だれも何も決めてはくれないのですから、しばらく放置したらいかがですか?
投げ出すのではなく、優先順位を決める時間を作ってみましょう。

たとえば、「子ども手当」です。 なかったら困るのは誰なんでしょうか?
野党から糾弾されようがマスコミからどう言われようが少し待ってみしょう。
そのうち解決策も見つかるものです。

ただ、

1.税務署・・・・収入の糧は大切にしないといけません
2.警察 ・・・・無政府状態になるのですから「治安維持」は大切です
3.自衛隊・・・・国防と災害救助は何を置いても必要です
だけは、きちんと給料を払い強化しましょう。

雇用が不安だと言われていますから、そういう方々は、自衛隊と警察で採用して厳しい訓練を受けていただきます。

病院も学校もとりあえずお休みにしましょう。
ありがたさや必要性もよくわかってきます。

民間がやっていることはそのままにしておけば、「民でできることは民で」と言ういつかの名言に答えることができます。

「必要は発明の母」と言います

何が必要で何が必要でないかもよーくわかってくるはずです。


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政治家の生前「追想録」(朱書き)を書いてください [鈍感日本人への警鐘]

小生のような凡夫(というかへ理屈屋)は、たとえ死ぬようなことがあっても、新聞に載るようなことはないと思われます
ただし、次の二つのケースを除いて
①事件事故の被害者になるようなケース
②事件事故の加害者となるようなケース


ところが、世の中の政治家(政治屋)と呼ばれるような方が人生を卒業なさる時には、新聞をはじめとするマスコミは、おそらく美辞麗句のオンパレードではないでしょうか!!!


正直に言うと、下記のような方々については、彼らが存命の今のうちに、いわゆる「追想録」(または墓碑銘)を書きあげていただきたいものです
ただし、御存命ですから「朱書き」で、失礼のないようなご配慮はお願いしたいと思います

    記


1.小沢民主党元代表

信奉者は多いようですが、彼は政治の表舞台でどんなご活躍をなさったのでしょうか


2.小泉元総理

「構造改革」「改革なくして。。。。。」「民でできることは民で。。。。。」と言い続けたお方です
さてさて、今から振り返ってみたら、彼の功績はなんだったのでしょうか


3.竹中教授

彼の職業がよくわからないので「教授」と言うことにしておきましょう
まさしく小泉元総理の番頭さんです

彼の饒舌な屁理屈へ賛辞を送ってみたいものです


4.森元首相

キングメーカーを気どっておられますが、彼の功績はなんだったのでしょうか


5.池田大作

この方はいったいどんなお方なのでしょうか


6.山岡民主党議員

良くわからない小沢氏側近と言われている人です


7.東国原前宮崎県知事

どう評価されるのでしょうか


8.古舘一郎

報道ステーションの進行役です
なんだかすごく偉い方のようです


9.村木元厚生労働省局長

無罪になられましたが、真実と責任の所在はいかに?


10.輿石民主党参議院議員会長

この人がTVに映るたびに、胡散臭さを感じます
先の参議院選挙に民主党が負けたのは、この人の御尊顔のゆえかもしれません


11.原口元総務大臣

「風見鶏」などと言われていますが、実態やいかに・・・・・


12.鳩山前首相

さっぱりわからない人だけに、今のうちに存じ上げておきたいものです




思わず、「うーむ」と唸ってしまいます
あまりにも小物すぎて、書くまでもないなどとおっしゃらないでください

とりあえず、生理的に嫌いなお歴々を選んでみました

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「浜矩子」(はま のりこ) という評論家    [鈍感日本人への警鐘]

「以前から少し気になる人がいた」 と言うことは日常生活でもよくあることです

討論番組に出てくる彼女は、おばばのような風貌で、トークはすこぶる冷静

じっくりお話や講演を聞いてみたいものです
一橋大学ご出身で、国際エコノミスト、現在は同志社大学大学院の教授もなさっているようです


今朝は早くに目が覚めたので、TBSテレビの「時事放談」をみてしまいました
番組のテロップの中で、趣味が「大量飲酒」などと流れています

大酒しながら言いたい放題のお話を聞くのも楽しいかもしれません

もちろん、そのテーブルには

菅首相
鳩山元首相
小沢元代表
原口一博
前原誠司

ついでに
東国原英夫
河村たかし

などの面々を同席させたいものです



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日本経済新聞:社説の「教育論」では日本は曲がる [鈍感日本人への警鐘]

一昨日(11年3月4日)の日本経済新聞:社説をお読みになりましたでしょうか?

「教育を変えるとき・・・・世界で競える個性豊かな「人」づくりを

と言う美しい題名です

またか。。。。。 と言うレベルの論説です

少し社説の中身をのぞいてみましょう・・・・・

①独創的なアイデアを伸ばし、新技術や事業の開発につなげる専門家、起業家が現れにくくなった
②大局的な見地で国や企業が進む道を示す政治指導者や経営者など、知的エリート層も人材豊富とは言えない
③知識の習得を重んじ、均質な人材育成で集団の力を高めるモデルは、もう通用しない

と自虐的です

変革を阻む惰性にこそ問題の本質がある
横並び人材の大量生産を脱し、「個の力」をうまく引き出す方向に路線を変えなければならない

育むべき「個の力」は

1.情報を集めて問題の所在を見つける発見力
・・・・・素早く正しい情報を抽出する技術の習得が重要
2.自分の頭で考え、独自の提案を生む能力
・・・・・発見した問題を独創的に解決し、新しい価値を作り出す創造力
3.道具として、IT(情報技術)の技能や使える英語力
・・・・・自分の意思を他者に伝えるコミュニケーション能力

が必要らしい

そして、豊かな「個の力」を育むためには

①もちろん、国は大きな戦略と目指す方向を定める必要がある
②具体的な教育の中身は地域や現場に委ねて創意工夫を引き出す

と言う二段構えのやり方が有効

そして

①米欧は教育への公的支出を増やしつつ現場の裁量を広げている
・・・・人材の層を厚くするには、権限分散と規制緩和が早道
②日本も官僚や少数の関係者が敷いた路線を一斉に走る発想を脱し、全国各地でいろいろな教え方、学び方を試みる制度に改める時期だろう

とのことである

・・・・・・・・・・・・・

なんだか昔から見たことのあるような論調だと思われませんか!

この論説は、大きく誤っている感じがします
小生なりに反論を挙げてみましょう

1.教育=学校教育ではないこと

①人材育成を「学校教育」にのみ求めているかのごとくである
②体系的な学校教育よりも、家庭や社会や企業の中で「もまれた人材育成」のほうが重要である

2.国際比較よりも先に日本らしさを求めるのが筋

①どうして、すぐ「外国では。。。。」という考え方に飛びつくのでしょうか
②日本人の優秀さは国際的にも評価されてきました
③まるで世間や国際社会が変わったことに日本人がキャッチアップしていないとの論調です
④その前に、「日本人が怠けている!」と言うことを断言したほうがいいのではないでしょうか 日本人の特長は「勤勉」です

日本人の皆さん!!
もっと汗をかきましょう!
悔しさをバネにしましょう
コツコツと地道に努力しようではないですか!

うわべだけの美しさでは人材は育っていきません





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主婦の年金問題等にみる公務員のお仕事 [鈍感日本人への警鐘]

サラリーマンの妻の年金未納問題が国会や政治マスコミを賑わしています

こういう公務員のお仕事に起因する政治問題が起きるたびにサラリーマンとしての公務員のお仕事について考えさせられてしまいます

今朝(11年3月9日)のラジオのニュースによれば
①担当課長は更迭
②上司の局長も処分
③担当大臣は、大臣報酬を返上
等の対応を行うとのことです

そもそもそれなりのサラリーマンのお仕事のキーワードには
組織で仕事をする」と言うのがあります

「組織で仕事をする」と言うのは、一つ一つの決裁事項に決裁権限が決まっています
たとえば、一部の例外があるものの、銀行では、「一人で決裁できることなどは何もない!」
と思います

必ず、権限規定に照らし、「だれの決裁権限なのか」を意識しながら担当が、いわゆる「稟議書(りんぎしょ)」や「伝票(でんぴょう)」をあげてきます
したがって、「独断」が許されない仕組みになっています

もしチョンボや不正があった場合は、その権限に基づいて内部処分がなされていきます
「ハンコ主義」とかと言われますが、だれがハンコを押したかにより責任が問われてきます

したがって、今回の「課長通達」事件と言うのは、それなりに考えて行われたものと考えられます
今回の主婦の年金問題は、きわめて政治色の色彩の強い事案のようですが、こういう「仕事の仕方」に照らせばどういう風に理解したらいいものでしょうか・・・・・・

小沢さんも鳩山さんも菅さんも、民主党に政権交代した時には「政治主導」と言うのを声高におっしゃっていました

ひょっとしたら「政治主導」の勘違いのなせる技かもしれませんが
それにしても公務員のお仕事の仕方は不可解です

厚生労働大臣の「引継書」にも主婦の年金問題は書いてなかった
とありますが、
①「引継書」は事務局で作るものです
②「引継書」は多くの場合マニュアル(または伝統的な部分)があってそれに従ってつくられます

今回の場合はどうだったのでしょうか
①前の長妻大臣からか書かなくていいとの指示でもあったのでしょうか?
②そもそも、あの膨大な「引継書」を隅から隅まで読んで、理解できる大臣はいらっしゃるのでしょうか?
③後任の大臣は、副大臣からの昇格ですが、なおさら知りやすいまたは理解しやすい立場にはおありだったのではないでしょうか

民主党が「政治主導」を言いすぎるために、隘路にはまってしまった
公務員の仕事ぶりが見えてこない
公務員が手もだせないような政治・行政体制になっているのか
などと素朴に疑問がわいてきます


そういえば、郵政不正事件で無罪になった村木元局長(当時は課長)の「公務員としての責任」(自らの印鑑を使用された管理責任、部下が無断で印鑑を使用した監督責任など)はどうなったのでしょうか?
この印鑑の管理がきちんとしてあれば、あの不正事件はもっと別の展開になったと思います

膨大な利益は、どこに消えたのでしょうか?
もはや誰も問題にしなくなってしまいました

①小生が知る限りでは、数多の政治家が公務員のお仕事に口を出してくるのが事実です
②議員の皆さんも、「何かあったら言ってくださいね」と言いまくっています
③選挙民のみなさんも「政治家に頼む」と言うことをよくおっしゃいます


ちなみに、サラリーマンを辞めると、「年金の手続き」は自分の手でやってくださいと説明を受けるものです

「政治主導」などとバカな題目を唱えている民主党政治にも違和感があります
組織としての公務員を上手に使う(機能させる)ことも政治家の大切な仕事です

公務員制度を論じる前に「公務員のお仕事」を見直した方がいいのではないでしょうか!

今回の民主党政権であらためてクローズアップされたのは
「与野党ともに政治家の出来が悪い!」
と言うことです

内閣総辞職などと言わずに、衆議院の解散をやってください
地方首長・議会議員の選挙に当たっては、
きちんとした人を選んでください

ゆめゆめ
①タレント業や副業に力を入れるような方を選らばないでください
②裏街道が得意で主張の良くわからない選挙屋を選ばないでください
③日本の国益に照らした判断のできる方を選んでください
④部下である公務員を使いこなすことができる方を選んでください
⑤あまり重箱の隅の評価に惑わされないでください


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公務員のお仕事:「政府」なのか「行政」なのか。。。。三権分立という言葉がありました [鈍感日本人への警鐘]

今月(2011年3月)の日経新聞「私の履歴書」は、建築家の「安藤忠雄」さんです。

読んでいて、気づかされることがあります。
昨日(3月22日)の記事の中で、阪神・淡路大震災が起きた頃を振り返って、氏は
「・・・・兵庫県知事の強力なリーダーシップのもと、神戸市、芦屋市、西宮市など行政の人々が垣根を越えて連携し、民間と手を取り合って復興に取り組んだことが大きい」
と述べておられます。

①兵庫県知事の強力なリーダーシップ
②行政の人々が垣根を越えて連携
③民間と手を取り合って
と言う切り口のどこに力点や思い入れを見つけるのかは読む人ごとに受け止め方も違うのかもしれませんが、行政サービスを行う人たちのキーワードが隠されているような気がします。

そういえば、学校時代のどこかで「三権分立」と言うのを習いました。
Wikipediaによれば、
「国家の権力を行政権、立法権、司法権と分け、それぞれを独立性を有する機関としての、行政府(内閣、大統領)、立法府(議会)、司法府(裁判所)に担当させ、各機関に他の機関の越権を抑える権限を与え、相互に監視しあうことにより抑制均衡を図り、もって権力の集中・濫用を防止し、国民の権利と政治的自由を保障させようとするシステム。」
と言うことのようです。

わが日本では「行政」と「立法」と「司法」が対等な関係にありチェックアンドバランスを図りながら、「国民の権利と政治的自由の保証」を守ってきたのかも知りません。

しかし、いつの間にか、「行政」と言う言葉は「政府」と言う言葉に変わり、
民主党政権になって以来、政治主導が強調されすぎた結果、国家は一部の政治家だけが運営しているかのごとく評価され始め、
マニフェストや地方分権という言葉を強調するタレント的な知事が登場するに至っては地方自治体までもが、まるでトップ一人で動いているかのように行政組織を考えている方々も多くなってきました。


企業組織を見てみましょう。
「三ちゃん工業」のような小さな企業は別として
①経営トップ
②経営幹部(番頭さん)
③従業員
という三つがあざなえる縄のごとく上手く組み合わさって運営されている組織ほど企業組織がうまく運営され、業績も安定しているようです。

縄の素材や強度が上手く補完し合って運営されていくものです。

いつのころからでしょうか。。。。
ひょっとしたら、ある女性大臣のスカートの裾を誰かが踏んづけた頃から、不協和音が顕在してきたのでしょうか。

「政府」とか「首長」に光が当たり過ぎてしまいました。
「和をもって貴し」とする我が国の政治や組織の運営方法が今こそ試される(必要とされる)時ではないでしょうか。

①東日本大地震からの復興に向けてどう取り組んでいくのか
②統一地方選挙でどういう首長を選んでいくのか
と言うことを考えるにあたって、少しだけ考えてみたいと思います


①ひょっとしたら、「第四の権力」の一役を担うと言われているマスコミの暴力だけが無秩序・無責任に増長しているのかもしれません。
②国や自治体の経営幹部である「事務次官」や「局長」や「部長」という経験豊かな番頭さんの姿も見えてきません

将来を見据えたワークする行政組織をみんなで作って行きませんか!

「和」とは仲良くすると言うことではないはずです。
それぞれの役割や能力や才能を持った人たちが力を合わせて動いて行く
と言うことではないでしょうか








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基本は何か!・・・「節電」「節約」「自粛」批判への反論 (きっと新しい日本の姿が見えてくる) [鈍感日本人への警鐘]

いつだったのか忘れてしまいましたが、「もったいない」という国際的に有名な日本語があるらしいとか聞きました。

ふと、亡き父が「始末をしろ!」と、事あるごとに言っていたことを思い出しました。


今回の東北地方を襲った大震災に際して、お取引先の経営者から
「こんな時(これから)どんなビジネスがいいいのか?」
と電話が何度かかかってきました。

(まぁ、小生の話で、事を起こすような方はいらっしゃいませんが。。。。。。)

小生は、すかさず、
①スーパーやホームセンターやデパートを訪ねてください。
②もし奥様が行かれたのなら、感想を聞いてみてください。
と申し上げることにしています。


こういうお店に行くと、
①なんとなく煽られて買ってしまうものがあります。
②陳列棚が空っぽのところもあります。
③お客様が見向きもしないコーナーもあります。
④何度かいくうちに、品切れだった商品も売り場に戻ってきているようなものもあります。

この国難に遭遇したからこそ「売れるもの」「売れないもの」が見えてくることがあります。
「そんなものこと」を見極めて行くと、これからのビジネスのヒントがあるかもしれません。


さて、日曜日(4月3日)のテレビ朝日系「サンデーフロントライン」と言う番組を、車の中で聞いていた時のことです。
女性の方が、
①「節電」「節約」「自粛」が続いたら、日本経済のためによくない。
②みなさんが、外食をしたり、もう少しお金を使ったほうがいい。
などとおっしゃっていたようです。


歴史的な国難からの復興に際し、国民の皆さんが大いなる無駄遣いでもした方がいい と聞こえてきました。
「もったいない」ことです。


今回の大震災は、日本人の生活の仕方を変えるチャンスです。
やはり、「いらないものは買わない!使わない!」というスタンスは大切にしたいものです。
いわゆる
①不要不急のものにお金を使わない
②いつかは捨てるものにお金を使わない
③残らないものにお金を使わない
と言うのが大原則です。

確かに、レストランとか便利グッズを販売している方々は干上がってしまうかもしれません。
しかし、実はそういうご商売だったのです。
ここはご商売替えかあるいは他のビジネスにリスク分散をしていただきましょう。
そもそも「必要とされないものにお金を払わせる」ご商売だったのですから。。。。。。


本当に景気は良くならないのでしょうか?
実は、今こそチャンスが来るビジネスもあるのです。

少し前までは、「公共事業」と言うと無駄の権化のように言われていました。
それは、公共事業・公共工事の目的が不分明だったからです。

今は、公共事業・工事の目的が明々白々です。
①今回の大震災の復興のための公共事業です。
②今回の大震災でわかったことへの公共事業です。

直接被災していない地域でも、
①海沿いの集落は津波の危険は存在します。沿海部の集落やインフラの点検と再配置が求められます。
②今回は津波被害が大きかったのですが、直下型の地震に見舞われたら、どうなってしまうのでしょうか?
・インフラの総点検と対応が必要になってくると思います。
・一般家庭でも、その時の自衛のための支出が必要です。
③原子力発電所は福島だけではありません。
・発電という仕組みの総点検と今後のエネルギー対応が求められます。

東日本大震災でわかったことにお金を使えばいいのです。

この時期、わざわざ国民が無駄遣いをしないと生き延びていけないようなビジネスは、きっと長続きしません

「節電」とか「節約」とか「自粛」が原因で企業の経営ぶりが悪化するようなビジネスを救済するためにお金を使うのは本当にもったいないことです。

日本の国、日本の国民が将来にわたって快適に暮らしていけるようなことのためにお金を使えばいいのです。

資源のない日本です。
つまらないことに無駄遣いをするのは厳禁です。
「節電」とか「節約」とか「自粛」して浮いたお金を、将来のために使いませんか!

そうすれば、お金は回っていきます。


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宮崎は「どげんかなりましたか?」 [鈍感日本人への警鐘]

前略

春爛漫と申し上げてもいいのでしょうか。。。。。。
宮崎の皆様におかれましては、いかがお過ごしでございますか?
東京は桜の花が満開でございます。
ただ、心なしかこの春だけは戸惑ってしまいます。

さて、本日お便りを差し上げましたのは、東京に住む者として、「宮崎の今」を教えて頂きたいからです。

①口蹄疫
②鳥インフル
③新燃岳
等々の諸問題も、東北を中心とした未曾有の大震災の報道の前には、マスコミも報じなくなってしまいました。
大丈夫ですか。。。。。。。?


数年前でしたでしょうか。。。。。?
お国では、「宮崎をどげんかせんといかん」とおっしゃり知事になられた方がいらっしゃいましたね。

知事に当選後の彼は、
①TVなどのマスコミへの派手な露出
②ブログ、ツイッターでの情報発信
③全国各地への宮崎産品の売り込み
④全国各地でのご講演

と、華々しいご活躍でした。
地域主権、地域主義を標榜され、生まれ故郷の宮崎のために多大なご貢献をなさったのではないでしょうか?


しかしながら、私の知る
①美しい
②温暖
③長い日照
④歴史
⑤神秘
⑥悠久

など自然環境や歴史が育んだ「豊かな宮崎」の姿は今なお伝わってきていません。


彼がマスコミや日本各地で推奨なさった
①鶏肉
②牛肉
③マンゴー
なども、「宮崎だから」と言うことで食したり、買い求めたこともありません。

特に「鶏肉」「牛肉」などは日本各地に産地があり、各土地土地で名産・特産品として愛でられているものでもあります。
知事がご公務として、日本全国で売り歩かれる必要性はあったのでしょうか?
そして、その成果は定着したのでしょうか?


今回お手紙をさし上げましたのは、その彼が、今度は東京都知事選挙に立候補なさっているからです。
有権者の小生としましては、
「あの宮崎の今は、結局どのような状況なのだろうか?」と言うことを知りたいからです。

「東京都知事選挙の選挙公報」を見ますと、

・東京から日本復活
・東京が元気にならなければ日本が元気にならない
・東京が変われば日本が変わる
等々、
なんだか「東京がよくないところだから変えなくてはいけない」的なフレーズがいっぱい書いてあります。


プロフィールを見れば、
・宮崎刷新とブランド力向上に尽力
・「地域づくり総務大臣賞」を受賞
と言うようなことが書いてあります。


どこかの新聞では「危機管理に対応した」的なコメントもありましたが、
小生には
・危機に遭遇した知事
・TVによく映った知事
という印象しかありません。


地方分権とか地域主義を標榜されるのなら、
大都会である首都東京の知事に立候補されるよりも、
どこかの地方を、「人もうらやむ快適な地域」になるようご尽力なさるのが筋かと思います。

東京は元気です。
毎年多くの若者が流入してきます。

東京に住む小生としては、
いま必要なのは「東京の規模縮小」
ではないかと思います。


この調子では、お国ご出身の方は、
「東京という自治体レベルでは何もできないし、日本を変えることもできない」
とおっしゃり、早晩、国政を目指されるのではないかと思います。

東京は、明後日が投票日です。
だからこそ、「宮崎の今」を知りたくなってしまうのです。

非礼を顧みず、突然お手紙を差し上げてしまいました。
東京に住む人たちが思わず移り住みたくなるような国づくりをなさいますよう期待してやみません

                                                        草々

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世田谷の学校給食問題と原発のストレステスト (ノーモアフクシマ) [鈍感日本人への警鐘]

原発再開について、なんだか大騒ぎになっているようです。

少し考えてみましょう。

マスコミの報道ぶりをみると、「原発の問題」となると「政治が悪い」「菅総理が悪い」という結論になって、本質(あるべき姿)が見えてこなくなってしまいます。


こんなたとえ話はどうでしょうか。。。。?

先日、飛行機が墜落しました。
この飛行機は、核燃料で飛ぶ飛行機でした。
地方と都会とを結ぶ交通の要です。
誰もが、この飛行機の課題を忘れていました。
毎日飛んでいることが当たり前でした。


かつては船で行き来していたのですが、
今は、時間短縮メリットや空港整備も進んだことから、この核燃料で飛ぶ飛行機にシフトしつつあるところでした。


墜落の原因は
①機体の老朽化
②想定を超えた飛行中の暴風雨
らしいのです。

飛行機は地方都市近郊に墜落してしまいました。
墜落現場周辺では、流出した核燃料で避難生活が続いています。


そんな中、事故から数カ月が経ちました。
日本にあるこの手の飛行機の再点検をしたところ「安全が確認された」とのことのようです。
さっそく、全国各地で、この飛行機による航路の再開が始まろうとしていました。


九州のある離島の空港での出来事です。
東京行きの同型機が、離陸許可を待っていました。

ところが、この段階になって、急に、政府が「もう一度徹底的な検査をしよう!」と飛行停止命令を出してきたのです。


さて、みなさんがこの飛行機の乗客であったのならどうなさいますか?


もう、搭乗もしているし、東京に行く気分になっているんだから、今さら何だよ。
今行かないと、東京の病院での手術に間に合わないよ!
昨日は「安全だ!」と言ったじゃないかよ!

などと怒り出す人もいるのでしょうか?


小生なら、「やっぱりそうか。。。。もう一度よく調べてからでもいいよなぁ!」と思うはずです。
こんな時、「政府がはっきりしないのが悪い!」などと怒り出しても詮ないことかもしれません。


少し原発の問題に戻しましょう。

2011年7月6日のことです。
少なくとも夕方のTVでは、放映されていました。(新聞には載っていなかったのですが。。。)
[本]
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、東京でも小学生の保護者などから学校給食の安全性についての問い合わせや要望が相次いでいます。こうしたなか世田谷区の保護者らが、給食の安全性確保を求める要望書と署名を区長に提出しました。(NHKNEWSweb)


要望の趣旨は
①放射線の検査体制を確立すること
②区の判断で産地を限定して仕入れること
などを求めるもののようです。

福島からかなり離れた東京のお母さんたちが、わが子の安全について世田谷区長に要望書を提出したのです。

近くに「原発」もないのに、少し神経質かもしれません。
でも、東京に住んでいて、福島の報道ぶりを見るとこんな風に思ってしまうのです。

原子力発電所の近くにお住まいの皆さんが、「お国のため」という理由で、こんなに早く結論をお出しになることが不思議でした。
なぜそんなに急ぐのですか!?とも思いました。


マスコミなどは、
①迷走(ぶれている)
②なぜ今
③菅総理が悪い
ということのようです。

しかしながら、こんな大問題です。
変に突っ走られるよりも、「もう一度よく考えてみようよ」と時の首相が言っている。
と考えるべきではないのでしょうか!?







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